2020年３月期 第２四半期 決算説明会
Ⅰ. 2020年３月期 第２四半期 決算概要
執行役員
財務部長
山田 龍彦
2019年10月29日
損益計算書（単体） ２
（億円）
2019年３月期 2020年３月期 増減
２Q累計 A ２Q累計 B 主な増減要因
(B-A)
営業収益 7,270 7,512 ＋242
（運輸収入） (6,932) (7,169) (＋236) 新幹線＋214、在来線＋21
営業費 3,535 3,612 ＋76
人件費 904 880 △23 退職給付費用の減
物件費 1,491 1,565 ＋73
動力費 210 225 ＋15 電気料金の増
修繕費 403 430 ＋26 技術開発費の増、車両修繕費の増
業務費 877 910 ＋32 広告宣伝費の増、委託費の増
租税公課 208 212 ＋4
減価償却費 930 953 ＋22 車両・地上設備等
営業利益 3,734 3,900 ＋165
経常利益 3,339 3,513 ＋173
四半期純利益 2,346 2,466 ＋119
損益計算書（連結） ３
（億円）
2019年３月期 2020年３月期 増減
２Q累計 A ２Q累計 B （B-A）
営業収益 9,181 9,556 ＋374
営業費 5,271 5,487 ＋216
営業利益 3,909 4,068 ＋158
営業外損益 △391 △376 ＋14
経常利益 3,518 3,692 ＋173
親会社株主に帰属
2,447 2,575 ＋128
する四半期純利益
セグメント情報（連結） ４
（億円）
2019年３月期 2020年３月期 増減
主な増減要因
２Q累計 A ２Q累計 B （B-A）
営業収益 9,181 9,556 ＋374
運輸業 7,251 7,484 ＋233 (＋) ＪＲ東海（運輸業）
流通業 1,275 1,320 ＋44 (＋) ＪＲ東海髙島屋、東海キヨスク
不動産業 389 402 ＋13 (＋) ＪＲ東海不動産
その他 956 1,119 ＋163 (＋) 日本車両
営業費 5,271 5,487 ＋216
営業利益 3,909 4,068 ＋158
運輸業 3,716 3,871 ＋154 (＋) ＪＲ東海（運輸業）
流通業 43 46 ＋3 (＋) ＪＲ東海髙島屋、東海キヨスク
不動産業 106 113 ＋6 (＋) ＪＲ東海不動産
(＋) 日本車両
その他 41 35 △5 (－) ＪＲ東海ツアーズ
※セグメント別の内訳はセグメント間取引の相殺消去を行う前の数値です。内訳の合計値は営業収益・営業利益と一致しません。
2020年３月期 第２四半期 決算説明会
Ⅱ. 輸送状況
Ⅲ. 2020年３月期 業績予想
Ⅳ. 主な施策展開
取締役 執行役員
総合企画本部長
丹羽 俊介
2019年10月29日
輸送状況 ６
ビジネス、観光ともにご利用が順調に推移
2019年度 上期（実績） 前年比
（％）
103 ％ （ 平日102％、土休日105％ ）
※断面輸送量（東海道新幹線、東京口）
110
(-) 台風 (-) 台風
105 104 104 ↓ ↓
103 103
102
100
100
↑ ↑ ↑
(+) ＧＷ10連休 (+) 前年：地震反動 (+) 前年：豪雨反動 (＋) 前年：台風反動
95
１Ｑ：１０３％ ２Ｑ：１０２％
90
4月 5月 6月 7月 8月 9月
上期の実績等を反映し、通期予想を上方修正 ※運輸収入（新幹線・在来線計）
2019年度（見通し）前年比 101.7％ （ 上期実績 103.4％、下期予想 前年並み ）
業績予想修正の考え方（単体） ７
◆運輸収入
通期予想について、＋140億円の上方修正を実施
・上期の運輸収入が前回予想を上回ったことや、台風19号による影響を考慮。
（業績予想） （億円）
通期予想 対前年
前回予想 14,070 +103
今回予想 14,210 +243
増減 +140 +140
◆費用
通期予想を据え置く
（参考）台風19号の影響
・台風の影響を最も強く受けた10月12日は７本のみ運転して、ほぼ全面運休
・運輸収入への影響・・・30億円程度
2020年３月期 通期業績予想（単体）の修正 ８
（億円）
2019年３月期 2020年３月期 2020年３月期 対 前年実績 対 前回予想
実績 A 前回予想 B 今回予想 C (C-A) (C-B)
営業収益 14,648 14,760 14,900 ＋251 ＋140
（運輸収入） (13,966) (14,070) (14,210) (＋243) (＋140)
営業費 7,971 8,310 8,310 ＋338 ―
人件費 1,797 1,780 1,780 △17 ―
物件費 3,817 4,160 4,160 ＋342 ―
動力費 431 460 460 ＋28 ―
修繕費 1,405 1,680 1,680 ＋274 ―
業務費 1,980 2,020 2,020 ＋39 ―
租税公課 422 420 420 △2 ―
減価償却費 1,934 1,950 1,950 ＋15 ―
営業利益 6,677 6,450 6,590 △87 ＋140
経常利益 5,901 5,680 5,820 △81 ＋140
当期純利益 4,140 3,990 4,080 △60 ＋90
2020年３月期 通期業績予想（連結）の修正 ９
（億円）
2019年３月期 2020年３月期 2020年３月期 対 前年実績 対 前回予想
実績 A 前回予想 B 今回予想 C （C-A） （C-B）
営業収益 18,781 18,910 19,020 ＋238 ＋110
運輸業 14,613 14,710 14,850 ＋236 ＋140
流通業 2,649 2,700 2,690 ＋40 △10
不動産業 821 820 810 △11 △10
その他 2,610 2,630 2,690 ＋79 ＋60
営業費 11,683 12,150 12,120 ＋436 △30
営業利益 7,097 6,760 6,900 △197 ＋140
運輸業 6,648 6,400 6,540 △108 ＋140
流通業 96 80 80 △16 ―
不動産業 202 200 200 △2 ―
その他 161 90 90 △71 ―
営業外損益 △771 △770 △760 ＋11 ＋10
経常利益 6,326 5,990 6,140 △186 ＋150
親会社株主に帰属する
当期純利益 4,387 4,160 4,260 △127 ＋100
※セグメント別の内訳はセグメント間取引の相殺消去を行う前の数値です。内訳の合計値は営業収益・営業利益と一致しません。
ネット予約・チケットレス乗車サービスの拡大 １０
中央新幹線開業に向けて、より便利で効率的な販売体制を目指す
700
ＥＸ予約会員数（万人） スマートＥＸ登録者数（万人） 利用件数（千件／日）
600
309
500 ネット予約比率： ※指定席に占める割合 226
約４割
400
289 315
72
300 266 339 365 378
198 217 236
200 142 161 179 217
116
86
100
22 31 48
9 13
0
2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019.9
所定発車時刻後の列車の予約サービス開始（試行版）
（＊1）所定発車時刻後の列車の予約は、大幅な遅延が発生した場合のみ可能
ＥＸアプリで当日の列車を （＊2）当日の列車を既に予約済の場合は、予約を先に払戻（手数料無し）
予約済のお客様 した後、新規に予約することで列車の変更が可能
ＥＸアプリの Ｗｅｂで遅延情報を確認し、所定発車 ＥＸアプリで
時刻後の列車の予約を検討 列車予約（*） 乗車
プッシュ通知を受領
ＨＰの運行情報
通知をタップしＨＰへ
中央新幹線計画 工事の進捗状況 契約実績等 １１
本体工事契約状況
計画路線
契約済区間 山梨県 東京都
山梨リニア実験線
駅 長野県
駅（契約済）
非常口（契約済）
変電所（契約済）
岐阜県
神奈川県
山梨リニア実験線
大深度区間
愛知県 静岡県
大深度区間
※この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の100万分の1日本を複製したものです。（承認番号 平25情複、第310号）
※本体工事契約区間等は概ねの位置を示したものです。
最近の主な締結契約 設備投資額の推移
3,100
○シールドトンネル 2014～2019年度累計：
・2019.1 第一首都圏Ｔ（梶ヶ谷工区） 約8,000億円 2,282
・2019.4 第一首都圏Ｔ（小野路工区）
・2019.7 第一中京圏Ｔ（名城工区） 1,342
○電力設備 1,029 2Ｑ実績
744億円
・2018.9 名城変電所
321
○駅 50
・2019.4 名古屋駅（東山線工区）
2014 2015 2016 2017 2018 2019 （年度）
・2019.6 神奈川県駅（仮称）
計画
中央新幹線計画 南アルプストンネルの状況 １２
・環境アセスメントを丁寧に実施し、最終的な環境影響評価書を国交大臣に提出
・国土交通大臣意見を踏まえ、大井川水資源について、専門家による委員会を設置
・大井川水資源の保全について、利水者・県に対して繰り返し説明を実施
大規模改修工事の今後の計画 １３
◆工事内容
・橋やトンネル等の土木構造物の経年劣化に備え、予防保全の考えに基づき、劣化を抑止する
対策を実施し延命化を図る
・今回の計画により、鋼橋とトンネルに対する上記対策が完了する見込み
◆工事期間
・2019～2022年度
◆工事費
・計1,360億円
※このうち、2019年度は30億円を計画している
※2019年度の大規模改修工事の合計額は、既発表の340億円に今回発表の30億円を加え、
370億円となる
Ⅰ期計画 Ⅱ期計画 Ⅲ期計画
年度 2013～2015 2016 2017 2018 2019 2019～2022
実績 実績 実績 実績 計画 今回計画
1,360
投資実績・計画 753 340 363 361 340 ※うち、2019年度実施分
30億円
未定
うち、P/L計上分 506 233 246 249 233 ※2019年度実施分
19億円
本資料に記載されている将来の計画や見込み数値等は、当社が現在入手可能な情
報に基づく見通しであり、リスクや不確実性を含んでいます。潜在的なリスクや不確
実性の例としては、経済動向や事業環境、消費動向、当社および子会社における他
社との競合状況、法律や規制等の変更等が挙げられます。
（参考）主な子会社の実績、業績予想 （連結修正前）
○実績（2019年10月28日現在） （億円）
営業収益 営業利益 経常利益
2018 2019 2018 2019 2018 2019
２Ｑ ２Ｑ 前期比 ２Ｑ ２Ｑ 前期比 ２Ｑ ２Ｑ 前期比
実績 実績 実績 実績 実績 実績
高島屋 682 692 101.5% 20 22 111.2% 21 23 110.8%
ＪＲｾﾝﾄﾗﾙﾋﾞﾙ 159 161 101.8% 30 26 88.5% 29 25 88.2%
ＪＲ東海ﾎﾃﾙｽﾞ 125 128 102.1% 4 4 94.4% 5 5 97.7%
日本車輌製造 339 448 131.9% 30 33 110.3% 33 34 103.9%
日本車輌製造 当期純利益 32 50 155.7%
○業績予想（2019年10月28日現在） （億円）
営業収益 営業利益 経常利益
2018 2019 2019 今回 2018 2019 2019 今回 2018 2019 2019 今回
実績 予想 予想 vs 実績 予想 予想 vs 実績 予想 予想 vs
(前回) (今回) 前回 (前回) (今回) 前回 (前回) (今回) 前回
高島屋 1,435 1,416 1,420 100.3% 49 33 33 100.1% 51 35 35 100.1%
ＪＲｾﾝﾄﾗﾙﾋﾞﾙ 325 327 327 100.2% 55 38 38 98.9% 53 35 35 99.2%
ＪＲ東海ﾎﾃﾙｽﾞ 265 267 267 100.2% 12 10 10 100.1 14 11 11 101.1%
日本車輌製造 892 850 890 104.7% 79 24 36 150.0% 82 27 39 144.4%
日本車輌製造 当期純利益 89 25 55 220.0%
（参考）輸送量の推移（月次利用状況）
◆月次利用状況 Monthly passenger volume （％）
新幹線 在来線
Shinkansen Conventional Railway
期間 のぞみ ひかり こだま 合計 （参考） 特急等 名古屋近郊
Period Nozomi Hikari Kodama Total 大阪口 Express Nagoya Area
19/04 104 104 103 104 105 107 102
19/05 104 103 103 104 104 105 99
19/06 103 103 101 103 104 102 99
FY 1Q 104 103 102 103 104 105 100
19/07 103 103 102 103 103 136 105
19/08 100 100 99 100 101 109 98
19/09 102 104 105 102 102 109 106
FY 2Q 102 102 102 102 102 116 103
FY 1H 103 103 102 103 103 110 101
（参考）輸送量の推移（多客期利用状況）
◆多客期利用状況 Passenger volume during the peak holiday seasons
・ゴールデンウィーク “Golden Week” Holidays
新幹線 在来線
Shinkansen Conventional Railway
期間 のぞみ ひかり こだま 合計 特急等 名古屋近郊
Period Nozomi Hikari Kodama Total Express Nagoya Area(※)
4/26~5/6 120 118 111 118 124 107
・お盆期間 Summer Holidays
新幹線 在来線
Shinkansen Conventional Railway
期間 のぞみ ひかり こだま 合計 特急等 名古屋近郊
Period Nozomi Hikari Kodama Total Express Nagoya Area(※)
8/9~8/18 101 101 96 100 101 97
(注)新幹線･在来線特急等は特定の駅間(のぞみ､ひかり:小田原～静岡､こだま:新横浜～小田原)における月累計断面輸送量の対前年比
在来線名古屋近郊は自動改札集計による乗車人員合計の対前年比。※多客期においては定期外の乗車人員に限る。
Note: The data of the Shinkansen and Express is based on the total passenger volume of each month at certain points
(Nozomi & Hikari → Odawara～Shizuoka, Kodama → Shin-Yokohama～Odawara)
The data of the Nagoya area is based on the passenger ridership of each month counted by automatic ticket gates.
※The data of the Nagoya area regarding the peak holiday seasons is based on the passenger ridership excluding commuter passes.
（参考）月次営業概況（商業施設・ホテル）
◆商業施設 ◆ホテル
Commercial Facilities Hotels
ジェイアール名古屋タカシマヤ
及び
名古屋ＪＲゲートタワーホテル
タカシマヤ ゲートタワーモール 名古屋マリオットアソシアホテル
Nagoya JR Gate Tower Hotel
JR Nagoya Takashimaya Nagoya Marriott Associa Hotel
and
Takashimaya Gate Tower Mall
売上高合計
2020年2月期 前年同月比 前年同月比 前年同月比
稼働率（％） 稼働率（％）
期間 （百万円） （％） 期間 増減 増減
Occupancy Occupancy
Period Total Sales FY2019: YoY Period YoY YoY
Rate Rate
2019.3～2020.2 Comparison Inc./Dec. Inc./Dec.
(Millions of Yen)
19/03 15,276 104.3
19/04 13,046 103.3 19/04 85.4 -5.0 96.4 2.0
19/05 12,360 100.3 19/05 79.2 -5.4 89.3 -1.2
19/06 13,646 106.2 19/06 75.7 -8.0 91.5 -1.3
19/07 13,369 98.1 19/07 77.2 -5.3 95.6 -0.2
19/08 11,933 105.9 19/08 75.7 -6.7 97.1 0.7
19/09 15,935 129.5 19/09 79.2 -1.5 93.8 0.2
（注）各月の数値は速報値のため、確定値とは異なる場合がある。
Note:The number for each month comes from a quick estimation, which might differ from the actual results.