2022年３月期 第１四半期 決算説明会
2021年8月2日
目 次
Ⅰ 2022年３月期第１四半期 決算実績等 …３
Ⅱ ご利用状況と業績予想修正等 …６
Ⅲ 中央新幹線計画の状況 …1２
Ⅰ 2022年３月期第１四半期 決算実績等
損益計算書（連結） ４
（億円）
2020年度 2020年度
2021年度 増減 増減 主な増減要因
１Ｑ累計 A １Ｑ累計 A’
１Ｑ累計 B （B-A） （B-A’） （B-A’）
(基準適用前) (基準適用後)
営業収益 1,287 1,165 1,806 518 640
運輸業 798 799 1,357 558 557 (＋) ＪＲ東海（運輸業）
流通業 252 120 220 △32 100 (＋) ＪＲ東海髙島屋、東海キヨスク
不動産業 155 154 167 12 13 (＋) ＪＲセントラルビル、東京ステーション開発
その他 464 495 436 △28 △58 (－) 日本車両
営業費 2,123 2,002 2,059 △64 56
営業損益 △836 △837 △253 583 584
運輸業 △757 △757 △238 518 518 (＋) ＪＲ東海（運輸業）
流通業 △64 △65 △23 40 42 (＋) ＪＲ東海髙島屋、東海キヨスク
不動産業 27 27 41 14 14 (＋) ＪＲセントラルビル、東京ステーション開発
その他 △33 △31 △28 5 2 (＋) ＪＲ東海ツアーズ、ＪＲ東海ホテルズ
経常損益 △1,014 △1,011 △401 612 609
親会社株主に帰属
する四半期純損益
△726 △723 △284 442 438
※セグメント別の内訳はセグメント間取引の相殺消去を行う前の数値です。内訳の合計値は営業収益・営業損益と一致しません。
※Ａ：収益認識会計基準適用前、Ａ’・Ｂ：収益認識会計基準適用後（A’は参考値）
※ジェイアール東海ホテルズ、ジェイアール東海ツアーズ、ジェイアール東海エージェンシーは、決算短信では「ホテル・サービス業」
に含みますが、当資料では「その他」に含みます。
損益計算書（単体） ５
（億円）
2020年度 2021年度 増減
１Q累計 A １Q累計 B 主な増減要因
(B-A)
営業収益 823 1,379 555 新幹線＋519、在来線+42
（運輸収入） (663) (1,225) (561)
営業費 1,558 1,597 39
人件費 444 437 △7 退職給付費用の減、等
物件費 607 623 16
動力費 90 87 △3
修繕費 170 187 17 設備投資関連の増、等
業務費 345 348 2
租税公課 91 91 △0
減価償却費 415 445 30 車両、等
営業損益 △734 △218 515
経常損益 △918 △382 536
四半期純損益 △659 △263 396
Ⅱ ご利用状況と業績予想修正等
東海道新幹線のご利用状況と運輸収入 ７
■ 東海道新幹線のご利用状況（東京口、2018年度比）
50% 運輸収入（幹・在）36％
38%
40% 36%
40%
27%
30%
28%
20% 26% １Ｑ累計
３３％
10%
0%
1月 2月 3月 4月 5月 6月
2020年度 2021年度
⃝ 4/25～6/20の間、沿線地域で緊急事態宣言が発令されたこともあり、四半期を
通して鉄道のご利用は低調に推移
⃝ 第１四半期の運輸収入は2018年度比で36％と、当初の想定（40％）を下回る
業績予想の修正 ８
■ 運輸収入の想定（2018年度比）
100%
80%
80%
当初の想定
80%
60%
65%
回復の立ち上がり時期を
40% ２か月程度後ろ倒し
40% (回復ペースは変更なし)
20% 実績
36％
0%
１Q ２Q ３Q ４Q
１Q ２Q ３Q ４Q 通期
当初想定 40％ 65％ 80％ 80％ 66％
見直し後 36％ 45％ 74％ 80％ 59％
⃝ 足元において緊急事態宣言が発令されていることなどを踏まえ、当初想定より
２か月程度回復の立ち上がり時期を後ろ倒し
⃝ 回復ペースは変わらず、年末にかけて2018年度比80％まで回復していく想定
2022年３月期 業績予想（単体）の修正 ９
■損益計算書 （億円）
2020年度 2021年度 2021年度 対 前年実績 対 前回予想
実績 A 前回予想 B 今回予想 C (C-A) (C-B)
営業収益 5,417 9,980 8,900 3,482 △1,080
（運輸収入） (4,761) (9,280) (8,200) (3,438) (△1,080)
営業費 7,177 7,860 7,830 652 △30
人件費 1,607 1,730 1,730 122 ―
物件費 3,427 3,810 3,790 362 △20
動力費 377 420 420 42 ―
修繕費 1,429 1,480 1,480 50 ―
業務費 1,620 1,910 1,890 269 △20
租税公課 328 380 370 41 △10
減価償却費 1,813 1,940 1,940 126 ―
営業損益 △1,759 2,120 1,070 2,829 △1,050
経常損益 △2,566 1,390 340 2,906 △1,050
当期純損益 △2,023 870 120 2,143 △750
2022年３月期 業績予想（連結）の修正 １０
■損益計算書 （億円）
2020年度 2020年度
2021年度 2021年度 対 前年実績 対 前回予想
実績 A 実績 A’
前回予想 B 今回予想 C （C-A） （C-B）
(基準適用前) (基準適用後)
営業収益 8,235 7,400 12,340 11,150 2,914 △1,190
運輸業 5,330 5,332 9,900 8,820 3,489 △1,080
流通業 1,747 829 1,260 1,190 △557 △70
不動産業 691 691 750 750 58 ―
その他 2,516 2,517 2,450 2,410 △106 △40
営業費 10,082 9,247 10,190 10,090 7 △100
営業損益 △1,847 △1,847 2,150 1,060 2,907 △1,090
運輸業 △1,833 △1,833 2,050 1,000 2,833 △1,050
流通業 △122 △122 △30 △50 72 △20
不動産業 130 130 150 150 19 ―
その他 13 17 10 △10 △23 △20
経常損益 △2,620 △2,619 1,420 330 2,950 △1,090
親会社株主に帰属
△2,015 △2,014 900 150 2,165 △750
する当期純損益
※セグメント別の内訳はセグメント間取引の相殺消去を行う前の数値です。内訳の合計値は営業収益・営業損益と一致しません。
※Ａ：収益認識会計基準適用前、Ａ’・Ｂ・Ｃ：収益認識会計基準適用後（A’は参考値）
収益拡大とコスト削減の取組み １１
【収益拡大の取組み】
○ 「場所を選ばず仕事をする」スタイルへの対応（試行）の準備
駅 ：無料のビジネスコーナー、有料のボックス型テレワークブース等
車内：PCのご利用等が気兼ねなくできる車両、無料Wi－Fiの増強等
（準備が整い次第お知らせ、順次サービス開始）
○ 「EXサービス」の拡充
「EX-MaaS（仮称）」の開始に先立ち、沿線のホテルなど各種コンテンツを
紹介するポータルサイトを開設（今秋予定）
○ グループ事業の収益力強化
市中における新規出店として、大名古屋ビル
ヂングへ「ジェイアール名古屋タカシマヤ
ウオッチメゾン」を出店（7/27オープン）
【コスト削減の取組み】
ジェイアール名古屋タカシマヤ ウオッチメゾン
○ 年初の計画の達成に向けて取組みを推進し、当第１四半期においては、
単体で約60億円、グループ会社で約30億円の費用削減を実施
○ 厳しい経営環境を踏まえ、期中においても更なるコスト削減に努める
Ⅲ 中央新幹線計画の状況
中央新幹線計画の状況 １３
【南アルプストンネル静岡工区】
○ 実質的に工事が進捗しない状態が続いています。
○ 国土交通省主催の「リニア中央新幹線静岡工区有識者会議」に真摯に
対応することなどにより、大井川流域の方々のご懸念の解消に努めて
います。
《「リニア中央新幹線静岡工区有識者会議」について》
・ 科学的・工学的な議論を行うことを通して問題の解決を図るため、
国土交通省が設置。昨年４月27日の第１回会議から、計11回開催。
・ これまで静岡県とＪＲ東海の間で行われてきた議論等を検証し、
以下の特に大きな２つの論点について議論。
①トンネル湧水の全量の大井川表流水への戻し方
②トンネルによる大井川中下流域の地下水への影響
・ 今後、有識者会議として、上記の論点を中間報告として取りまとめ予定。
【大深度区間のシールドトンネル工事】
○ 施工管理を強化して安全に工事を実施するとともに、沿線の皆様に
安心していただくための取組みを実施します。
○ 工事における安全・安心等の取組みを沿線の皆様にご説明するとともに、
掘削前に工事説明会を別途開催した上で、工事に着手する考えです。
本資料に記載されている将来の計画や見込み数値等は、当社が現在入手可能な情
報に基づく見通しであり、リスクや不確実性を含んでいます。潜在的なリスクや不確
実性の例としては、経済動向や事業環境、消費動向、当社および子会社における他
社との競合状況、法律や規制等の変更等が挙げられます。
（参考）主な子会社の実績、業績予想 （連結修正前）
○実績 （億円）
営業収益 営業損益 経常損益
2020年度 2021年度 2020年度 2021年度 2020年度 2021年度
前期比 前期比 前期比
１Q実績 １Q実績 １Q実績 １Q実績 １Q実績 １Q実績
ＪＲ東海髙島屋(※) 56 106 187.0% △14 △2 13.3% △14 △1 10.4%
ＪＲｾﾝﾄﾗﾙﾋﾞﾙ 64 73 114.1% 2 10 440.4% 1 10 603.6%
ＪＲ東海ﾎﾃﾙｽﾞ 11 27 234.2% △25 △16 66.3% △23 △14 62.1%
日本車両 245 183 74.6% 13 8 65.1% 14 10 70.5%
日本車両 四半期純利益 19 10 50.8%
○業績予想 （億円）
営業収益 営業損益 経常損益
2020 2021 2021 前回 2020 2021 2021 前回 2020 2021 2021 前回
年度 年度 年度 vs. 年度 年度 年度 vs. 年度 年度 年度 vs.
計画 計画 今回
計画 計画 今回
計画 計画 今回
実績 (前回) (今回) 実績 (前回) (今回) 実績 (前回) (今回)
ＪＲ東海髙島屋(※) 383 515 515 変更なし △13 3 3 変更なし △11 5 5 変更なし
ＪＲｾﾝﾄﾗﾙﾋﾞﾙ 299 317 317 変更なし 28 32 32 変更なし 28 31 31 変更なし
ＪＲ東海ﾎﾃﾙｽﾞ 114 171 156 91.3% △73 △46 △59 127.4% △70 △46 △59 127.5%
日本車両 979 910 910 変更なし 87 52 52 変更なし 90 53 53 変更なし
(※)ＪＲ東海髙島屋のみ、収益認識会計基準適用による
収益への影響が大きいため、2020年度実績について
日本車両 当期純利益 83 48 48 変更なし
基準を適用した場合の参考値としている。
（参考）輸送量の推移（月次利用状況）
◆月次利用状況 Monthly passenger volume （％）
新幹線 在来線
Shinkansen Conventional Railway
東京口 大阪口
Tokyo Gate Osaka Gate
特急等 名古屋近郊
期間 合計 のぞみ ひかり こだま 平日 土休日 合計 Express Nagoya Area
Period Total Nozomi Hikari Kodama Weekdays Weekends Total
21/04 349 (38) 374 (38) 386 (32) 268 (42) 318 (39) 458 (36) 333 (35) 299 (33) 173 (75)
21/05 253 (27) 251 (26) 251 (24) 259 (35) 216 (27) 320 (26) 224 (24) 281 (26) 171 (61)
21/06 125 (36) 123 (36) 126 (32) 128 (42) 119 (36) 142 (37) 116 (35) 108 (31) 105 (70)
21/04-06 202 (33) 203 (33) 207 (29) 193 (40) 184 (34) 255 (32) 186 (31) 190 (30) 141 (69)
◆多客期利用状況（東京口） Passenger volume during the peak holiday seasons (Tokyo Gate)
・ゴールデンウィーク “Golden Week” Holidays
新幹線 在来線
Shinkansen Conventional Railway
期間 合計 のぞみ ひかり こだま 特急等 名古屋近郊
Period Total Nozomi Hikari Kodama Express Nagoya Area
4/28~5/5 526 (32) 511 (32) 584 (29) 544 (35) 736 (35) 345 (51)
(※１)カッコ内は、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける前の2018年度との比較。
Note1: Numbers in parentheses are compared to FY2018 (before the decline due to the COVID-19 pandemic).
(※２)新幹線･在来線特急等は特定の駅間における月累計断面輸送量の対前年比。
在来線名古屋近郊は自動改札集計による乗車人員合計の対前年比。※多客期においては定期外の乗車人員に限る。
Note2: The data of the Shinkansen and Express is based on the total passenger volume of each month at certain points.
The data of the Nagoya area is based on the passenger ridership of each month counted by automatic ticket gates.
※The data of the Nagoya area regarding the peak holiday seasons is based on the passenger ridership excluding commuter passes.
（参考）月次営業概況（商業施設・ホテル）
◆商業施設 ◆ホテル
Commercial Facilities Hotels
ジェイアール名古屋タカシマヤ、及び
タカシマヤ ゲートタワーモール 名古屋マリオットアソシアホテル 名古屋ＪＲゲートタワーホテル
JR Nagoya Takashimaya and Nagoya Marriott Associa Hotel Nagoya JR Gate Tower Hotel
Takashimaya Gate Tower Mall (※1)
売上高合計
期間 2022年2月期 前年同月比 期間 稼働率（％） 前年同月比 稼働率（％） 前年同月比
（百万円） （％） 増減 増減
Period Total Sales FY2021: YoY Period Occupancy YoY Occupancy YoY
2021.3～2022.2 Comparison Rate Inc./Dec. Rate Inc./Dec.
(Millions of Yen)
21/03 13,990 147.5
21/04 10,591 383.3 21/04 41.8 23.3 53.0 29.3
21/05 8,479 210.0 21/05 31.8 15.1 40.5 -
21/06 9,867 88.9 21/06 35.8 10.1 51.4 24.2
（※1）名古屋ＪＲゲートタワーホテルは前年4月13日から5月31日まで休業。
Note1:Nagoya JR Gate Tower Hotel was closed from April 13th to May 31st, 2020.
（※2）各月の数値は速報値のため、確定値とは異なる場合がある。
Note2:The number for each month comes from a quick estimation, which might differ from the actual results.