2020年3月期 第2四半期決算説明会
2019年10月29日
目次
1 2020年3月期 第2四半期決算実績 P. ２
2 2020年3月期 通期業績予想 P. 12
3 各事業の取り組み P. 20
4 設備投資、株主還元 P. 34
Appendix P. 37
1
1 2020年3月期 第2四半期決算実績
2 2020年3月期 通期業績予想
3 各事業の取り組み
4 設備投資、株主還元
Appendix
2
決算ハイライト
（単位：億円）
対前年 2020年3月期通期 対前年
2019年3月期 2020年3月期 2019年3月期 対予想
2Q累計実績 2Q累計実績 通期実績 前回(7/30) 今回(10/28) 増減
増減 比率(%) 増減 比率(%)
予想 予想
A B B-A B/A C D E E-C E/C E-D
【連 結】
営業収益 7,369 7,620 +250 103.4 15,293 15,575 15,700 +406 102.7 +125
営業利益 1,133 1,288 +155 113.7 1,969 1,980 2,020 +50 102.6 +40
経常利益 1,058 1,216 +158 114.9 1,833 1,845 1,895 +61 103.4 +50
親会社株主に帰属する
四半期(当期)純利益 564 804 +240 142.5 1,027 1,185 1,200 +172 116.8 +15
【単 体】
営業収益 4,846 5,044 +198 104.1 9,809 10,010 10,050 +240 102.5 +40
運輸収入 4,317 4,529 +212 104.9 8,734 8,950 8,990 +255 102.9 +40
営業費用 3,896 3,944 +47 101.2 8,301 8,495 8,495 +193 102.3 －
人件費 1,081 1,075 ▲6 99.4 2,158 2,175 2,165 +6 100.3 ▲ 10
物件費 1,834 1,848 +13 100.8 4,166 4,255 4,275 +108 102.6 +20
動力費 221 235 +13 106.3 452 475 465 +12 102.7 ▲ 10
修繕費 632 642 +9 101.5 1,640 1,705 1,695 +54 103.3 ▲ 10
業務費 979 970 ▲9 99.0 2,073 2,075 2,115 +41 102.0 +40
減価償却費 643 669 +26 104.1 1,343 1,410 1,400 +56 104.2 ▲ 10
営業利益 949 1,100 +150 115.9 1,507 1,515 1,555 +47 103.2 +40
経常利益 870 1,029 +158 118.2 1,364 1,375 1,425 +60 104.4 +50
四半期(当期)純利益 459 705 +245 153.5 806 950 965 +158 119.7 +15
3
単体損益計算書
（単位：億円）
2019年3月期 2020年3月期 対前年
2Q累計実績 2Q累計実績 増減 比率(%)
A B B-A B/A
営業収益 4,846 5,044 +198 104.1
運輸収入 4,317 4,529 +212 104.9
その他収入 528 514 ▲ 14 97.3
営業費用 3,896 3,944 +47 101.2
人件費 1,081 1,075 ▲6 99.4
物件費 1,834 1,848 +13 100.8
動力費 221 235 +13 106.3
修繕費 632 642 +9 101.5
業務費 979 970 ▲9 99.0
線路使用料等 135 140 +5 103.8
租税公課 202 210 +8 104.2
減価償却費 643 669 +26 104.1
営業利益 949 1,100 +150 115.9
営業外損益 ▲ 78 ▲ 71 +7 90.0
営業外収益 24 27 +2 －
営業外費用 103 98 ▲5 －
経常利益 870 1,029 +158 118.2
特別損益 ▲ 221 ▲ 16 +205 －
特別利益 88 33 ▲ 55 －
特別損失 310 50 ▲ 260 －
四半期純利益 459 705 +245 153.5 4
運輸収入の主な増減要因
（単位：億円）
2020年3月期 2Q累計実績
運輸収入 対前年 主な増減要因
基礎トレンド(100.5%) +12
+81 特 ・インバウンド +10
新幹線 2,353 殊 ・曜日配列 +34
(103.6%) 要 ・災害反動 +18
因 等
基礎トレンド(100.8%) +11
+89 特 ・インバウンド +7
近畿圏 1,611 殊 ・曜日配列 +5
(105.9%) 要 ・災害反動 +34
因 等
在 基礎トレンド(100.8%) +3
来 特 ・インバウンド +1
+41
線 その他 564 殊 ・曜日配列 +4
(108.0%) 要 ・災害反動 +30
因 等
+130
在来線計 2,176
(106.4%)
+212
運輸収入計 4,529
(104.9%)
※荷物収入は金額些少のため省略
5
運輸収入と旅客輸送量の実績
運輸収入 （単位：億円） 輸送人キロ （単位：百万人キロ）
2Q累計実績（4/1～9/30） 2Q実績（7/1～9/30） 2Q累計実績（4/1～9/30） 2Q実績（7/1～9/30）
2019年 2020年 2019年 2020年 2019年 2020年 2019年 2020年
対前年 対前年 対前年 対前年
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期
+212 +116 +1,241 +832
全社計 4,317 4,529 104.9%
2,179 2,296 105.4%
29,742 30,984 104.2%
14,992 15,824 105.6%
+81 +28 +427 +157
新幹線 2,272 2,353 103.6%
1,175 1,203 102.4%
10,548 10,976 104.1%
5,472 5,630 102.9%
+1 +0 +21 +18
定期 56 57 102.2%
28 28 102.4%
447 468 104.7%
222 240 108.2%
+80 +27 +406 +139
定期外 2,215 2,296 103.6%
1,146 1,174 102.4%
10,101 10,507 104.0%
5,250 5,390 102.7%
+130 +88 +814 +674
在来線 2,045 2,176 106.4%
1,004 1,093 108.8%
19,194 20,008 104.2%
9,519 10,194 107.1%
▲0 +3 +285 +345
定期 720 720 99.9%
356 360 100.9%
11,751 12,037 102.4%
5,753 6,099 106.0%
+131 +85 +528 +329
定期外 1,324 1,455 648 733 7,442 7,971 3,765 4,094
109.9% 113.1% 107.1% 108.7%
+89 +55 +562 +448
近畿圏 1,522 1,611 746 802 15,079 15,642 7,468 7,917
105.9% 107.4% 103.7% 106.0%
▲0 +1 +229 +263
定期 594 594 294 296 9,661 9,891 4,748 5,011
100.0% 100.7% 102.4% 105.6%
+89 +53 +332 +184
定期外 927 1,017 109.6%
452 505 111.8%
5,418 5,750 106.1%
2,720 2,905 106.8%
+41 +32 +252 +226
その他 522 564 108.0%
258 290 112.8%
4,114 4,366 106.1%
2,050 2,276 111.0%
▲0 +1 +55 +81
定期 126 126 99.7%
61 63 102.0%
2,089 2,145 102.7%
1,005 1,087 108.1%
+42 +31 +196 +144
定期外 396 438 110.6%
196 227 116.1%
2,024 2,221 109.7%
1,044 1,188 113.8%
6
単体営業費用の主な増減要因
（単位：億円）
2020年3月期 2Q累計実績
科目
対前年 主な増減要因
▲6
人件費 1,075 ・超勤手当の減、単価減 等
(99.4%)
+13
動力費 235 ・災害反動増、燃料費調整額増 等
(106.3%)
+9
修繕費 642 ・除却費増 等
(101.5%)
▲9
業務費 970 ・豪雨バス代行反動減 等
(99.0%)
+5
線路使用料等 140 ・おおさか東線 等
(103.8%)
+8
租税公課 210
(104.2%)
+26
減価償却費 669 ・19.3期新規稼働資産の平年度化 等
(104.1%)
+47
営業費用計 3,944
(101.2%)
7
連結損益計算書
（単位：億円）
2019年3月期 2020年3月期 対前年
2Q累計実績 2Q累計実績 増減 比率(%)
A B B-A B/A
営業収益 7,369 7,620 +250 103.4
営業費用 6,236 6,331 +94 101.5
営業利益 1,133 1,288 +155 113.7
営業外損益 ▲ 74 ▲ 72 +2 96.7
営業外収益 33 29 ▲3 －
営業外費用 108 102 ▲6 －
経常利益 1,058 1,216 +158 114.9
特別損益 ▲ 227 ▲ 24 +203 －
特別利益 92 39 ▲ 52 －
特別損失 319 63 ▲ 256 －
親会社株主に帰属する
四半期純利益 564 804 +240 142.5
四半期包括利益 584 816 +231 139.6
8
セグメント情報
（単位：億円）
2019年3月期 2020年3月期 対前年
2Q累計実績 2Q累計実績 増減 比率(%)
A B B-A B/A
営業収益
*1
7,369 7,620 +250 103.4
運輸業 4,713 4,910 +196 104.2
流通業 1,196 1,165 ▲ 30 97.5
物販・飲食 838 804 ▲ 34 95.9
【宿泊特化型ホテル】（再掲） *2
【62】 【76】 【+13】 【122.1】
百貨店 315 318 +3 101.1
不動産業 692 740 +48 107.1
ｼｮｯﾋﾟﾝｸﾞｾﾝﾀｰ 300 308 +8 102.7
不動産賃貸・販売 381 423 +41 110.9
【不動産販売】（再掲） 【159】 【182】 【+23】 【114.5】
その他 768 803 +35 104.6
ホテル 165 194 +28 117.3
旅行 184 198 +13 107.4
営業利益
*1
1,133 1,288 +155 113.7
運輸業 878 1,031 +153 117.4
流通業 29 31 +1 105.1
物販・飲食 26 26 ▲0 99.5
百貨店 1 1 +0 109.1
不動産業 182 191 +8 104.9
ｼｮｯﾋﾟﾝｸﾞｾﾝﾀｰ 47 45 ▲2 94.9
不動産賃貸・販売 106 106 +0 100.4
その他 29 23 ▲5 79.5
ホテル 0 ▲1 ▲1 －
旅行 ▲6 0 +7 －
*1
各セグメントの内訳は、主な子会社の合計値であり、セグメント計と一致しません。
*２
宿泊特化型ホテル「ヴィアイン」の合計値です。ただし、下関店（非連結）、浅草店（その他業）、広島銀山町店（その他業）は除きます。 9
各セグメントの主な増減要因
（単位：億円）
2020年3月期 2Q累計実績
対前年
主な増減要因
増減 比率(％)
・駅ナカテナントとの契約方式変更に伴う
営業収益 804 ▲ 34 95.9
収益計上方法の変更 等
物販・飲食
流 営業利益 26 ▲0 99.5
通
業 営業収益 318 +3 101.1
百貨店
営業利益 1 +0 109.1
営業収益 308 +8 102.7 ・京都リニューアル開業平年度化 等
ショッピングセンター
不
営業利益 45 ▲2 94.9
動
産
業
営業収益 423 +41 110.9 ・販売戸数増 等
不動産賃貸・販売
営業利益 106 +0 100.4
・ヴィスキオ京都新規開業、
営業収益 194 +28 117.3
奈良ホテル新規連結 等
ホテル
そ 営業利益 ▲1 ▲1 －
の
他 営業収益 198 +13 107.4
旅行 ・GW好調 等
営業利益 0 +7 －
※各セグメントの内訳は、主な子会社の合計値であり、セグメント計と一致しません。
10
連結財政状況およびキャッシュフロー計算書
（単位：億円）
2019年3月期 2020年3月期
増減
期末 2Q期末
A B B-A
資産 32,375 32,135 ▲240
負債 20,577 19,775 ▲802
純資産 11,798 12,359 +561
長期債務残高 10,640 10,334 ▲305
【長期債務平均金利（%）】 【1.81】 【1.80】 【▲ 0.01】
新幹線債務 1,029 1,024 ▲4
【新幹線債務平均金利（%）】 【6.55】 【6.55】 【-】
社債 5,699 5,549 ▲149
【社債平均金利（%）】 【1.51】 【1.49】 【▲ 0.02】
自己資本比率（％） 33.3 35.3 +2.0
1株当たり純資産（円） 5,612.63 5,929.53 +316.90
2019年3月期 2020年3月期
対前年増減
2Q累計実績 2Q累計実績
A B B-A
営業活動によるキャッシュフロー 935 1,078 +142
投資活動によるキャッシュフロー ▲ 810 ▲ 933 ▲123
フリーキャッシュフロー 125 144 +19
財務活動によるキャッシュフロー 212 ▲ 565 ▲ 778
現金及び現金同等物の増減 337 ▲ 427 ▲765
現金及び現金同等物の期末残高 1,352 937 ▲ 414 11
1 2020年3月期 第2四半期決算実績
2 2020年3月期 通期業績予想
3 各事業の取り組み
4 設備投資、株主還元
Appendix
12
単体業績予想
（単位：億円）
2020年3月期通期 対前年
2019年3月期 対予想
通期実績 前回(7/30) 今回(10/28) 増減
増減 比率(%)
予想 予想
A B C C-A C/A C-B
営業収益 9,809 10,010 10,050 +240 102.5 +40
運輸収入 8,734 8,950 8,990 +255 102.9 +40
その他収入 1,074 1,060 1,060 ▲ 14 98.7 －
営業費用 8,301 8,495 8,495 +193 102.3 －
人件費 2,158 2,175 2,165 +6 100.3 ▲ 10
物件費 4,166 4,255 4,275 +108 102.6 +20
動力費 452 475 465 +12 102.7 ▲ 10
修繕費 1,640 1,705 1,695 +54 103.3 ▲ 10
業務費 2,073 2,075 2,115 +41 102.0 +40
線路使用料等 272 285 285 +12 104.6 －
租税公課 360 370 370 +9 102.6 －
減価償却費 1,343 1,410 1,400 +56 104.2 ▲ 10
営業利益 1,507 1,515 1,555 +47 103.2 +40
営業外損益 ▲ 142 ▲ 140 ▲ 130 +12 91.3 +10
営業外収益 75 70 75 ▲0 － +5
営業外費用 217 210 205 ▲ 12 － ▲5
経常利益 1,364 1,375 1,425 +60 104.4 +50
特別損益 ▲ 206 ▲ 15 ▲ 45 +161 － ▲ 30
特別利益 276 － ー ー － －
特別損失 482 － ー ー － －
当期純利益 806 950 965 +158 119.7 +15
13
運輸収入の見通し
（単位：億円）
2020年3月期 通期見通し
対前年 主な増減要因 対前回
基礎トレンド(100.5%) +22
・インバウンド +22
+98 特 ・曜日配列 +39
新幹線 4,669 殊 ・災害反動 +18 +2
(102.2%) 要 ・うるう年 +10
因 ・台風19号 ▲ 24
等
基礎トレンド(100.3%) +9
・インバウンド +20
+112 特 ・曜日配列 +6
近畿圏 3,194 殊 ・災害反動 +34 +26
(103.7%) 要 ・うるう年 +4
因 ・台風19号 ▲4
等
在 基礎トレンド(100.1%) +1
来 ・インバウンド +2
線 特 ・曜日配列 +4
+43
その他 1,125 殊 ・災害反動 +31 +10
(104.0%) 要 ・うるう年 +2
因 ・台風19号 ▲0
等
+156
在来線計 4,320 +37
(103.8%)
+255
運輸収入計 8,990 +40
(102.9%)
※荷物収入は金額些少のため省略 14
単体営業費用の見通し
（単位：億円）
2020年3月期 通期見通し
対前年 主な増減要因 対前回
+6
人件費 2,165 ・シニア社員・契約社員等待遇改善 等 ▲ 10
(100.3%)
+12
動力費 465 ・災害反動増 等 ▲ 10
(102.7%)
+54
修繕費 1,695 ・定期的な検査・修繕の波動増 等 ▲ 10
(103.3%)
+41
業務費 2,115 ・システム関連経費増、調査費増 等 +40
(102.0%)
+12
線路使用料等 285 ・おおさか東線 等 －
(104.6%)
+9
租税公課 370 －
(102.6%)
+56
減価償却費 1,400 ・19.3期新規稼働資産の平年度化 等 ▲ 10
(104.2%)
+193
営業費用計 8,495 －
(102.3%)
15
連結業績予想
（単位：億円）
2020年3月期通期 対前年
2019年3月期 対予想
通期実績 前回(7/30) 今回(10/28) 増減
増減 比率(%)
予想 予想
A B C C-A C/A C-B
営業収益 15,293 15,575 15,700 +406 102.7 +125
営業費用 13,323 13,595 13,680 +356 102.7 +85
営業利益 1,969 1,980 2,020 +50 102.6 +40
営業外損益 ▲ 136 ▲ 135 ▲ 125 +11 91.8 +10
営業外収益 94 89 94 ▲0 － +5
営業外費用 230 224 219 ▲ 11 － ▲5
経常利益 1,833 1,845 1,895 +61 103.4 +50
特別損益 ▲ 261 ▲ 60 ▲ 90 +171 － ▲ 30
特別利益 290 － － － － －
特別損失 552 － － － － －
親会社株主に帰属する
当期純利益 1,027 1,185 1,200 +172 116.8 +15
1株当たり当期純利益（円） 533.31 616.06 626.82 － － －
16
連結業績予想（セグメント別）
（単位：億円）
2020年3月期通期 対前年
2019年3月期 対予想
通期実績 前回(7/30) 今回(10/28) 増減
増減 比率(%)
予想 予想
A B C C-A C/A C-B
*1
営業収益 15,293 15,575 15,700 +406 102.7 +125
運輸業 9,539 9,742 9,782 +242 102.5 +40
流通業 2,455 2,377 2,377 ▲ 78 96.8 －
物販・飲食 1,700 1,560 1,590 ▲ 110 93.5 +30
【宿泊特化型ホテル】（再掲）*2 【131】 【166】 【166】 【+35】 【126.7】 【－】
百貨店 671 725 695 +23 103.6 ▲ 30
不動産業 1,485 1,623 1,643 +157 110.6 +20
ｼｮｯﾋﾟﾝｸﾞｾﾝﾀｰ 615 624 624 +8 101.3 －
不動産賃貸・販売 849 979 999 +149 117.6 +20
【不動産販売】（再掲） 【394】 【505】 【525】 【+131】 【133.2】 【+20】
その他 1,813 1,833 1,898 +84 104.6 +65
ホテル 356 391 411 +54 115.3 +20
旅行 405 412 422 +16 104.1 +10
*1
営業利益 1,969 1,980 2,020 +50 102.6 +40
運輸業 1,362 1,367 1,407 +44 103.2 +40
流通業 61 64 64 +2 104.2 －
物販・飲食 49 50 50 +0 101.2 －
百貨店 10 11 11 +0 107.4 －
不動産業 356 363 363 +6 101.7 －
ｼｮｯﾋﾟﾝｸﾞｾﾝﾀｰ 96 82 82 ▲ 14 85.0 －
不動産賃貸・販売 182 189 189 +6 103.6 －
その他 212 216 216 +3 101.5 －
ホテル 10 11 11 +0 102.4 －
旅行 2 5 5 +2 227.8 －
*1
各セグメントの内訳は、主な子会社の合計値であり、セグメント計と一致しません。
*２
宿泊特化型ホテル「ヴィアイン」の合計値です。ただし、下関店（非連結）、浅草店（その他業）、広島銀山町店（その他業）は除きます。 17
各セグメントの見通し
（単位：億円）
2020年3月期 通期見通し
対前年
主な増減要因 対前回
増減 比率(％)
・駅ナカテナントとの契約方式変更に伴う
営業収益 1,590 ▲ 110 93.5 +30
収益計上方法の変更 等
物販・飲食
流 営業利益 50 +0 101.2 －
通
業 営業収益 695 +23 103.6 ・リニューアル開業平年度化 等 ▲ 30
百貨店
営業利益 11 +0 107.4 －
営業収益 624 +8 101.3 ・京都リニューアル開業平年度化 等 －
ショッピングセンター
不 ・岡山駅ナカリニューアル支障、
営業利益 82 ▲ 14 85.0 －
動 芦屋リニューアル休業 等
産
営業収益 999 +149 117.6 ・販売戸数増 等 +20
業
不動産賃貸・販売
営業利益 189 +6 103.6 －
・ヴィスキオ京都新規開業、
営業収益 411 +54 115.3 +20
奈良ホテル新規連結 等
ホテル
そ 営業利益 11 +0 102.4 －
の
他 営業収益 422 +16 104.1 ・GW好調 等 +10
旅行
営業利益 5 +2 227.8 －
※各セグメントの内訳は、主な子会社の合計値であり、セグメント計と一致しません。
18
諸元表
（単位：人、億円）
2019年3月期 2020年3月期 2019年3月期 2020年3月期
2Q累計実績 2Q累計実績 通期実績 通期予想(10/28)
連結ROA (%) 3.7 4.0 6.2 6.2
連結ROE (%) 5.4 7.3 9.8 10.7
連結EBITDA* 1,920 2,119 3,613 3,742
連結減価償却費 781 824 1,631 1,710
連結設備投資（自己資金） 794 770 2,453 2,610
単体設備投資（自己資金） 604 483 1,909 1,920
安全関連投資 384 300 1,252 1,200
1株当たり配当金（円） 87.5 95.0 175 190
2019年3月期 2020年3月期 2019年3月期 2020年3月期
2Q累計実績 2Q累計実績 通期実績 通期予想(10/28)
連結 単体 連結 単体 連結 単体 連結 単体
期末従業員数（就業人員） 48,219 24,976 48,596 24,526 47,842 24,866 － －
金融収支 ▲ 91 ▲ 81 ▲ 93 ▲ 75 ▲ 188 ▲ 177 ▲ 186 ▲ 170
受取利息・配当金 7 18 3 21 11 22 10 26
支払利息 99 99 97 97 200 200 196 196
* EBITDA = 営業利益 ＋ 減価償却費 ＋ のれん償却額
19
1 2019年3月期 決算実績
2 2020年3月期 通期業績予想
3 各事業の取り組み
4 設備投資、株主還元
Appendix
20
Intentionally Blank
21
グループ共通戦略：インバウンド需要の獲得①
○ 主な取り組み
受入体制の充実
・Travel Service Center SHIN-OSAKA開設（19年8月）
・新幹線無料Wi-Fi（20.3期に整備完了予定）
・外国語での情報提供の充実（多言語表示・放送、Twitter開設 等）
・関西の主要駅券売機でQRコード決済対応（20年春） Travel Service Center
・はるかへのキティラッピング拡大、新型車両導入（20年春） SHIN-OSAKA
新型はるか
○ネット予約への対応
広域観光ルートの開発・整備
・「JR-WEST ONLINE TRAIN RESERVATION」開始（19年3月）
※専用商品、通常のきっぷを海外から当社サイトで予約、購入が可能 ・「瀬戸内誘客キャンペーン」等を契機とした
・当社の専用商品（JR-WEST RAIL PASS）を取り扱う海外の旅行会社 観光素材の開発及び販売体制整備
等の引換証を紙から電子チケットへ
プロモーション強化
・有力OTA、プラットフォームと連携した
メールで届く きっぷ プロモーション（KLOOK・アリババ・
電子チケット トラベロカ・チケッツ等）（→p.23）
パスポート （QRコード） 専用商品等を受取り
グループ一体となった需要の取込み
・宿泊施設の展開拡大、ホテル・商業施設のリニューアル（→p.27～29）
・百貨店・SC・ホテルにおける決済手段拡充（アリペイ・ウィチャットペイ）
受入体制と販売チャネルの充実で旺盛なインバウンド需要を取り込む
22
グループ共通戦略：インバウンド需要の獲得②
○ 中計目標の進捗状況
20.3期 上期実績 20.3期 通期目標 23.3期 目標
連結営業収益 260億円 対前年113% 533億円 対前年115% 650億円
うち運輸収入 174億円 対前年112% 358億円 対前年115%
456億円
訪日専用商品
当社利用者数
94万人 対前年119% 200万人 対前年114% 260万人
○ 訪日外国人数の推移（前年比）
（出典:日本政府観光局、大阪入国管理局） （単位：％）
200
訪日外国人 関空入国外国人 20.3期 上期実績
194
150 116 116
104 109 105 全国 103％
100
106 106
関空in 117％
101 104 98 105
50
当社利用 119%
4月 5月 6月 7月 8月 9月
○ 有力OTA、プラットフォームと連携したプロモーション強化
「アリババグループ(中国)」との提携 予約サイト「KLOOK(香港)」との連携
2019.9から 2019.9から
アリババの発信力、ビッグデータを活用した効果的な情報発 電子チケットの導入を踏まえ、パス・観光素材のセット販売
信により、西日本の認知度向上と誘客拡大を図る による認知度向上と誘客拡大を図る
「旅マエ」：旅行プラットフォームでの情報発信、パスの販売 「JR-WEST RAIL PASS」
「旅ナカ」：アリペイ会員向けキャッシュバックキャンペーン ＋（セット販売）
「旅アト」：越境ECでの西日本地域産品の販売 「USJ入場券」や「西日本エリアの各種観光素材」
訪日外国人・関空入国外国人いずれの伸びも上回る需要を獲得 23
鉄道事業：新幹線
○ 主な取り組み
安全安定輸送 輸送サービスのブラッシュアップ
・東海道・山陽直通列車 ・e5489受取可能エリア拡大（19年4月）
N700A車種統一（20.3期） ・北陸新幹線の新たなIC乗車サービス（20.3期末）
⇒安定性・利便性を高めるダイヤの実現 ・東海道・山陽・九州新幹線荷物大型置場整備
（21.3期）
事業の持続可能性確保
ビジネス・観光需要喚起
・博多総合車両所リニューアル
・出張応援キャンペーン（19年10月）
・山陽新幹線保守基地の新設
・スマートEX2周年キャンペーン（19年10月）
北陸新幹線敦賀延伸 ・地域と連携した観光キャンペーン（瀬戸内・北陸 等）
（23年春） ・せとうち広島DCプレキャンペーン（19年10月）
○ 新幹線収入の推移（通期） ○ ご利用状況（前年比）の推移
4,800
4,669 +2 4,707 115
山陽 北陸 110
4,570 110
4,600 106
4,477 前回計画 108 104
平成30年7月 103
4,346 4,666 105
106
4,400 豪雨反動 100
100
103 96
4,200
95
100 99 98
大阪北部地震 台風21・24号
4,000 90 反動 反動
17.3期 18.3期 19.3期 20.3期 23.3期 4月 5月 6月 7月 8月 9月
（予想） （目標）
新幹線の優位性にさらなる磨きをかけ、お客様のニーズにお応えする 24
鉄道事業：在来線（近畿圏）
○ 主な取り組み
線区価値向上 輸送サービスの品質向上 Topics
・ICOCAポイントサービス・ JRゆめ咲線輸送力増強
・グループ一体での沿線開発（→p.30～31）
PiTaPaポストペイ サービス（18年10月） ご利用状況
・梅小路京都西駅開業（19年3月）
・ 「らくラクはりま」・「Aシート」（19年3月） （1987年度：100とした場合）
・おおさか東線全線開業（19年3月）
・大阪環状線323系投入完了（19年6月） ・2001年度 238
・うめきた（大阪）地下駅（23年春） （01.3月ﾕﾆﾊﾞｰｻﾙｼﾃｨ駅開業）
・新大阪・奈良直通特急運行（19年11月）
・なにわ筋線（31年春） ・2018年度 367
・JRゆめ咲線輸送力増強（20年） 輸送力増強
インバウンド需要の獲得 事業の持続可能性確保 ・1時間あたりの片道運行
可能本数が現行の最大
・はるか新型車両導入 （→P.20） ・吹田総合車両所リニューアル 9本から最大12本に。
○ 在来線（近畿圏）収入の推移（通期） ○ ご利用状況（前年比）の推移
120 （単位：％）
（単位：億円）
114 116 114
4,000 115
3,050 3,090 3,081 3,194 3,136 109
3,000 110 106
平成30年7月
2,000 +26 105
107 豪雨反動
前回計画
100
1,000 3,167
大阪北部地震 台風21・24号
95
近畿圏 反動 反動
0
90
17.3期 18.3期 19.3期 20.3期 23.3期
（予想） （目標） 4月 5月 6月 7月 8月 9月
鉄道・非鉄道の両面から線区価値を一層高めていく
25
鉄道事業：在来線（西日本各エリア）
○ 主な取り組み
観光を中心とした地域の活性化 中核都市を中心としたまちづくり Topics
・せとうちパレットプロジェクト ・尾道新駅舎（19年3月） 地域と連携し、新たな
・観光型MaaS「setowa」（19年10月） ・広島、岡山、富山等における駅及び モビリティ構築に向け始動
・WEST EXPRESS 銀河（20年春） 駅周辺開発
・せとうち広島DC（20年10月） ・広島県尾道市
グリーンスローモビリティの
生産性向上 持続可能な交通サービスの実現
効果的導入実証事業
・車載型IC改札機（境線 19年3月、和歌山線・ ・吉備線LRT化 ・島根県邑南町
桜井線 20年春、七尾線21年春） 「地方版MaaS」構築の
インバウンド需要の獲得 共同検討
・無線式ATC（和歌山線 23年春）
○ 在来線（西日本各エリア）収入の推移（通期） ○ ご利用状況（前年比）の推移
（単位：億円） 130 （単位：％）
1,500 128
1,100 1,110 1,082 1,125
125
1,056
120 115
1,000
115 108
+10 105
110 105 104 平成30年7月
前回計画
500 105 豪雨反動
1,115
100
大阪北部地震 台風21・24号
95 在来線特急
0 反動 反動
90
17.3期 18.3期 19.3期 20.3期 23.3期
（予想） （目標） 4月 5月 6月 7月 8月 9月
中核都市のまちづくりや新たなモビリティへのチャレンジを通じ、地域価値向上に挑む
26
創造事業：流通業
○ 業績の推移（通期） （単位：億円）
3,500 駅ナカテナントの 250
営業収益 収益計上方法の変更
2,810
3,000 200
2,398 2,455 2,377
2,339
2,500 150
2,000 100
営業利益 アントレマルシェ
1,500
72
100 50 新大阪中央口
52 61 64 （19年7月開業）
1,000 0
17.3期 18.3期 19.3期 20.3期 23.3期
（予想） （目標）
○ 主な取り組み
資産効率向上 事業規模の拡大
・京都駅ナカ リニューアル(19年4月) ・SEJ提携店舗の新規出店
物販・飲食業 ・新大阪駅「アントレマルシェ」等リニューアル(19年7月) ⇒19年9月末 累計397店舗
・玉造駅ナカ リニューアル(19年8月) ・宿泊特化型ホテル「ヴィアイン」新規出店
・岡山駅ナカ リニューアル(20年秋) (→p.29)
資産効率向上
百貨店業 ・ジェイアール京都伊勢丹大規模リニューアル
(地下1階:18年12月、2～5階:20年春) さんすて岡山南館2階
お土産エリア イメージ
駅ナカ・百貨店のリニューアルやSEJ提携店舗の展開等により、線区価値向上を推進
27
創造事業：不動産業
（単位：億円）
○ 業績の推移（通期）
営業収益 1,685
1,485
1,643
1,396 +20 700
1,500
前回計画
1,095
1,623
1,000
営業利益 400
500
357 356 363 415 ekie KITCHEN（ekie4期）
322
0 100
17.3期 18.3期 19.3期 20.3期 23.3期
（予想） （目標）
○ 主な取り組み
駅からはじまるまちづくり 事業規模の拡大
不動産賃貸・ ・ビエラ茨木新中条(19年5月)
・エリア外展開（首都圏・中京圏）
販売業 ・摩耶シティ STATION GATE(19年8月)
-横浜市旧南区総合庁舎跡地
（→p.42～43） ・Suita SST(22年春)・健都イノベーションパーク(22年春)※
開発(22年秋)
・須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業(24年3月)※
※優先交渉権者に選定
資産効率向上
・ekie4期(19年10月) ・甲子園口グリーンプレイス(19年11月)
SC業 ・共通ポイントアプリWESPOサービス開始(19年9月)
・芦屋駅モンテメールリニューアル(20年春)
・岡山駅ナカリニューアル(20年秋) 摩耶シティ STATION GATE
不動産業は堅調に推移。持続的成長に向け、新たな取り組みにも着手 28
創造事業：ホテル事業 ※記載内容は非連結のホテルを含む
※今後開業予定のホテル名は仮称
○ 中計目標の進捗状況
20.3期 上期実績 20.3期 通期目標 23.3期 目標
外部売上高 270億円 対前年+42億円 557億円 対前年+69億円 632億円
※連結ベース（流通業「ヴィアイン」＋その他「ホテル業」）
○ 主な出店実績・計画 20.3期 上期 【合計部屋数】 21.3期～ 【23.3期目標】
その他
2,270 京都リニューアル 約2,300
グランヴィア シティホテル
室 大阪リニューアル 室
その他
右:ヴィスキオ
ハイクラス 1,013
左:ヴィアイン 約1,400
ヴィスキオ 宿泊主体型
ホテル 室 室
京都
流通業
京都駅八条口
宿泊特化型 博多口駅前
6,429 約6,700
ヴィアイン ホテル 室 室
心斎橋四ツ橋 日本橋人形町 大阪京橋 広島新幹線口
非連結
コミュニティ型 梅小路 約200
Potel ー
カジュアルホテル (京都) 室
非連結
ファーストキャビン 上質 260 約400
ステーション カプセルホテル 室 室
合計 9,972室 合計 11,000室
複数の業態ラインナップを展開し、宿泊特化型ホテルの積極的な新規出店を継続 29
【トピックス】近畿圏における線区価値向上の取り組み①
JR宝塚線
鉄道事業 健都イノベーションパーク 嵯峨野線
宝塚 （2022春）
創造事業 Suita SST
新大阪大型オフィスビル （2022春）
( )は開業・引渡日等 開発（2022春） 京都
ビエラ岸辺健都 （→p.41）
甲子園口グリーンプレイス （2018.11）
（2019.11）
山陽新幹線 新神戸
駅ビル開発 新大阪 ビエラ茨木新中条
（2023年以降） 「アントレマルシェ」等
JR神戸線 三ノ宮 リニューアル（2019.7） （2019.5）
吹田グリーンプレイスⅡ期
木津
尼崎 （2018.10）
うめきた(大阪)地下駅 学研都市線
（2023春） おおさか東線北区間
大阪
（2019.3） 奈良線複線化 第2期
（→p.41） 放出 （2023春）
ビエラ明舞 なにわ筋線
（2018.11） 摩耶シティ STATION GATE （2031春予定） 京橋
（2019.8） USJ
夢洲 JRゆめ咲線輸送力増強
（IR候補地） （2020年）
ふくまる通り57
夢洲アクセス検討 JR難波
（2019.5）
須磨海浜水族園・ ヴィアイン大阪京橋
海浜公園再整備事業 大阪環状線 （2020.12）
（2024.3）
天王寺
関西空港 323系投入完了
（2019.6） 奈良
久宝寺 大和路線
日根野 京都駅・大阪駅周辺の
玉造駅ナカリニューアル
（2019.8） 開発については、p.41参照
30
【トピックス】近畿圏における線区価値向上の取り組み②
2019年春以降の主な新規施策・開業 2019年春以降の主な新規公表案件
共同事業
ビエラ茨木新中条 甲子園口グリーンプレイス
ふくまる通り57 （2019.5） （2019.11）
（2019.5）
共同事業 ヴィアイン大阪京橋
（2020.12）
新大阪駅「アントレマルシェ」等 優先交渉権者に選定
リニューアル（2019.7） 新大阪大型オフィスビル
摩耶シティ STATION GATE 開発（2022春）
（2019.8） 共同事業
玉造駅ナカリニューアル Suita SST 健都イノベーションパーク
（2019.8） （2022春） （2022春）
らくラクはりま 優先交渉権者に選定
（2019.3） 共同事業
須磨海浜水族園・
海浜公園再整備事業 JRゆめ咲線輸送力増強
新快速「Ａシート」 おおさか東線北区間 （2024.3） （2020年）
（2019.3） （2019.3）
31
【トピックス】せとうちパレットプロジェクト
鉄道事業
創造事業
( )は開業日等
広島駅改良・ekie開業 NIPPONIA HOTEL
竹原製塩町 尾道駅リニューアル 岡山駅ナカリニューアル
（2017.10～2019.10）
（2019.8） （2019.3） （2020春～秋）
広島 岡山
福山
新下関 新山口 三原
広島駅ビル建て替え
下関 （2025春）
竹原
呉 宇野
宮島口
尾道
徳山
児島
陸上養殖
（2016.12～）
琴平
ハローキティ新幹線
（2018.6～） 観光列車etSETOra
（2020秋） 観光型MaaS「setowa」
（2019.10～）
せとうちDMOによる積極的なプロモーション
・「VOGUE」 →5 Places to Travel This Fall（日本で唯一選出）
・「The New York Times」
→52Places to Go in 2019 第7位（日本で唯一選出）
・英「NATIONAL GEOGRAPHIC TRAVELLER 英国版」 鉄道と船舶を組み合わせた
→[The Cool List 2019] （日本で唯一選出） 観光周遊ルートの構築 せとうち広島DCプレ 観光列車ラ・マル・ド・ボァ
This year’s must-see destinations Best19 第1位 他 （2018.3～） （2019.10～12） （2016.4～） 32
【トピックス】JR西日本が考えるMaaS
ICOCA・MaaSを通じたシームレスな移動の実現のみならず、生活サービスや観光コンテンツと連携し、
社会課題の解決や、住みたい、訪れたいまちづくりに貢献する
都市エリア 究極の利便性を追求
・運行情報や混雑状況を踏まえた
ストレスフリーな移動
・移動目的（SC・日帰り観光）との連携
「行きたい」・「見たい」をワンストップで提供
・着地点までのストレスフリーな移動
・駅からの二次交通の利便性向上
・自分に合った観光地のリコメンド
2019/10/5（土
）
2019/10/6（日
）
住み続けられるサービスの提供
・家から目的地までのｽﾄﾚｽﾌﾘｰな移動
・生活関連施設との連携
・都市エリアとのつながり
観光エリア ルーラルエリア
33
1 2019年3月期 決算実績
2 2020年3月期 通期業績予想
3 各事業の取り組み
4 設備投資、株主還元
Appendix
34
設備投資
○ 設備投資額の推移（通期） 前回計画 （単位：億円）
2,780▲170
設備投資総額 （再掲）安全関連投資 減価償却費
,000
2,453 2,610
2,256 2,331
1,924
,000 1,667 1,694
(1,710)
(1,566) (1,627) (1,635) (1,631)
(1,539) (1,495)
,000
1,260 1,252 1,200
1,050
893 902 832
0
14.3期 15.3期 16.3期 17.3期 18.3期 19.3期 20.3期
（予想）
中計期間 設備投資総額 20.3期 主な投資案件
○ 第2四半期累計実績
成長投資
総額 12,700億円 770億円（対前年▲24億円）
・鉄道事業 ・創造事業
成長投資 - 生産性向上 - 百貨店リニューアル（京都）
4,600億円 （駅運営体制 等） - 賃貸物件開発（福島、茨木 等） （再掲）安全関連投資
- 拠点駅開発 - SCリニューアル（岡山、芦屋 等） 300億円（対前年▲83億円）
維持更新投資 - 北陸新幹線敦賀延伸 - ホテル新規開業（ヴィスキオ京都）
8,100億円 - うめきた(大阪)地下駅
安全関連投資
・保安・防災対策
安全関連投資 ・車両取替・改造 - ホーム安全対策
5,300億円 - 山陽新幹線（N700A） - 耐震補強のさらなる推進
- 和歌山地区（227系） - 斜面防災対策
一部期ズレにより今期計画見直しも、中計期間中の設備投資総額は堅持 35
株主還元
株主還元方針
○ 2023年3月期において配当性向35％程度をめざし、安定的に配当を実施
○ 本計画期間累計の総還元性向40％程度を目安とし、機動的に自己株式も取得
20.3期の株主還元
○ ＋15円増配の１株当たり190円を予定（期初予想を据え置き）※10期連続の増配
○ 99億円の自己株式を取得、消却（取得：5/7～7/12、消却：8/15）
190
（参考）1株当たり配当額の推移（円） 175
160
135 140
125
110 115
90
80
70
10.3期 11.3期 12.3期 13.3期 14.3期 15.3期 16.3期 17.3期 18.3期 19.3期 20.3期
（予想）
長期安定的な配当を重視。今期取得した自己株は消却済み （予定）
36
1 2019年3月期 決算実績
2 2020年3月期 通期業績予想
3 各事業の取り組み
4 設備投資、株主還元
Appendix
37
（参考１）長期的な成長戦略
駅を中心としたまちづくり
23年春 金沢～敦賀間延伸
・大規模拠点駅：３大プロジェクト（大阪、三ノ宮、広島）
・関西都市圏ブランドの確立：京都、新大阪 富山
・西日本各エリア中核都市を中心としたまちづくり 金沢
：富山、金沢、岡山、尾道
北陸新幹線
福井
山陽新幹線 米子
敦賀
広島 岡山
京都 時期未定 敦賀～新大阪間延伸
尾道
博多 三ノ宮
新大阪
大阪
関西空港 関西都市圏ブランドの確立
インバウンド需要の獲得 （→P.22）
和歌山
新幹線を基軸とした広域鉄道ネットワークの磨き上げ
広域誘客ゾーンの演出
西日本ならではの観光素材開発、ブランディング、プロモーション
＜成長機会＞
・G20大阪サミット2019 ・ラグビーワールドカップ2019
・ワールドマスターズゲームズ2021関西 ・大阪万博2025
・IR誘致 ・リニア中央新幹線
多くの成長機会を見据え、新幹線を軸とした広域誘客施策と駅中心のまちづくりを推進 38
（参考２）当社エリアの魅力（インバウンド需要の獲得）
○ 訪日客数の推移 （単位：万人）
西日本への訪日客数が増加。特に地方訪問が伸長
00
全国 関空 ◆空港別入国外国人数（出典：法務省） （単位：万人）
3,119
2,869 伸び率
00
（出典：日本政府観光局、大阪入国管理局） 2013年 2018年
（2013年比）
2,404
関空in 232 765 3.3倍
1,974 福岡in 69 241 3.5倍
00
1,341 成田in 426 856 2.0倍
1,036
716 765 ◆訪日外国人延べ宿泊数（出典：観光庁 宿泊旅行統計調査）
（単位：万人泊）
00 609
501 伸び率
232 317 2013年 2018年
（2013年比）
0 西日本(近畿除く) 1,067 3,081 3.2倍
2013 2014 2015 2016 2017 2018 全国 3,350 8,859 2.6倍
○ 西日本エリアの魅力
日本の世界遺産の約5割弱が当社エリア(23件中11件) せとうちエリアは世界が注目
石見銀山遺跡と 明治日本の 姫路城 ・「VOGUE」 →5 Places to Travel This Fall（日本で唯一選出）
古都京都の
その文化景観 産業革命遺産 ・「The New York Times」
文化財
→52 Places to Go in 2019 第7位（日本で唯一選出）
・英「NATIONAL GEOGRAPHIC TRAVELLER 英国版」
写真提供:
→[The Cool List 2019] （日本で唯一選出）
姫路市 This year’s must-see destinations Best19 第1位 他
写真提供:
大田市教育委員会 白川郷・五箇山の
合掌造り集落 関西を中心としたビッグイベントが目白押し
嚴島神社 百舌鳥・古市
原爆ドーム 古都奈良の • G20大阪サミット2019
古墳群
文化財 • ラグビーワールドカップ2019
• ワールドマスターズゲームズ関西2021
法隆寺地域の 紀伊山地の • 大阪万博（2025）
写真提供:嚴島神社
写真提供:広島県 仏教建造物 霊場と参詣道 39
（参考３）自然災害に対する主な「防災・減災」対策
地震対策 耐震補強対策
◯ 阪神大震災以降の対策（せん断破壊先行型高架橋柱、落橋防止対策 等）：概ね完了
高架橋柱 投資額
（せん断破壊先行型） 落橋防止対策 橋脚
約1,000
◯ 東日本大震災以降の対策（東海・東南海・南海地震に備えて対象エリア・構造物を拡大）：約5割完了
億円
高架橋柱 鋼製
（曲げ破壊先行型） 盛土 橋脚 駅舎
◯ 今後進めるさらなる対策（上記対策の進捗、熊本地震・大阪府北部地震を踏まえて対象路線・構造物を拡大）
（43.3期まで） 投資額：約2,400億円
豪雨対策 斜面防災対策（近畿圏）
◯ 琵琶湖線、JR京都線、JR神戸線のおもに普通電車の走行区間、大阪環状線等へ整備完了（18.3期）
⇒対象線区における降雨時の運転規制時間を約45%削減 投資額：約40億円
◯ 琵琶湖線、JR京都線、JR神戸線のおもに新快速列車等の走行区間等に拡大（23.3期まで）
⇒対象線区における降雨時の運転規制時間を約85%削減できる見込み 投資額：約100億円 新大阪駅付近
強風対策 防風柵（北陸線、湖西線）
◯ 対象区間への整備完了（19.3期）
⇒強風規制値の見直しにより、運転規制時間60～70%程度削減 40
（参考４）近畿圏における線区価値向上の取り組み③
京都 大阪
京都伊勢丹リニューアル
右:ヴィスキオ京都（2019.5） LUCUA地下階リニューアル ヴィスキオ大阪
（2018.12～2020春）
左:ヴィアイン京都駅八条口（2019.4） （2017.9～2018.4） （2018.6）
梅小路京都西駅 梅小路ポテル京都
（2019.3） （2020春）
グランヴィア大阪リニューアル
（2016.2～2022.4）
グランヴィア京都リニューアル
（2017.1～2020.3）
京都駅前地下街 大阪駅西エリア開発 うめきた(大阪)地下駅
ポルタ「東エリア」リニューアル 駅ナカ商業施設リニューアル （2023以降） （2023春）
（2019.3） （2019.4）
41
（参考５）主な不動産賃貸物件
20.3期上期 実績 ※1は他社との共同事業、※2は優先交渉権者に選定 西日本エリア エリア外
物件名 福島阪神NK共同ビル ※1 茨木新中条町NKビル 博多駅前NKビル 四ツ橋NKビル 広島二葉の里NKビル 西宮上ヶ原NKビル
所在地 大阪府大阪市 大阪府茨木市 福岡県福岡市 大阪府大阪市 広島県広島市 兵庫県西宮市
用 途 ホテル、商業 商業・賃貸マンション等 ホテル ホテル・商業 ホテル 高齢者施設
延床面積 約11,000㎡ 約11,000㎡ 約4,400㎡ 約7,400㎡ 約2,900㎡ 約2,300㎡
開業日 19.5 19.5 19.6 19.6 19.7 19.8
20.3期下期 以降
物件名 JR金沢駅西第三NKビル開発 (仮称)江東橋NKビル開発 (仮称)京都梅小路NKビル開発 JR広島駅北西NKビル開発 京都東九条室町NKビル開発
所在地 石川県金沢市 東京都墨田区 京都府京都市 広島県広島市 京都府京都市
用 途 オフィス 商業等 ホテル ホテル ホテル
延床面積 約6,100㎡ 約8,900㎡ 約8,300㎡ 約5,700㎡ 約3,000㎡
開業日
19年冬 19年冬 20年春 20年春 20年夏
(予定)
須磨海浜水族園・
富山南西街区 吹田市健都イノベーション Suita SST ※1 新大阪 横浜市旧南区
物件名 海浜公園再整備事業
市有地活用事業 パーク利用事業 ※2 （一部不動産販売を含む） 大型オフィスビル開発 総合庁舎跡地開発
※1※2
所在地 富山県富山市 大阪府摂津市 大阪府吹田市 大阪府大阪市 神奈川県横浜市 兵庫県神戸市
用 途 ホテル・商業 オフィス・研究施設 商業・住宅・高齢者施設等 オフィス 商業等 水族館・ホテル等
約23,000㎡ 約101,900㎡
延床面積 約40,000㎡ 約9,000㎡ 約25,500㎡ 約16,500㎡
(敷地面積) (敷地面積)
開業日 24年3月末
(予定)
22年春 22年春 22年春 22年春 22年秋
(グランドオープン) 42
（参考６）主な不動産販売物件
20.3期上期 実績 ※は他社との共同事業 西日本エリア エリア外
摩耶シティ ジェイグラン ザ・パークハウス
物件名 ジェイグラン元住吉 ディアエスタ ミオ 西岡本 プレディア府中西府 プレディア横浜三ッ沢 ジェイグラン守山
STATION GATE ※ 天王寺堂ヶ芝 広島平和公園 ※
所在地 神奈川県川崎市 兵庫県神戸市 兵庫県神戸市 東京都府中市 神奈川県横浜市 滋賀県守山市 大阪府大阪市 広島県広島市
総戸数 41戸 118戸 31戸 20戸 51戸 73戸 39戸 55戸
引渡開始 19.7 19.8 19.8 19.9 19.9 19.9 19.9 19.9
20.3期下期 以降
ザ・パークハウス ディアメゾン ディアエスタ ミオ
物 件 名 ジェイグランディア日吉 シエリア須磨鷹取 ※ ジェイグランシティ塚本 ディアスタ鷺沼 プレディア武蔵野中町
神戸タワー ※ 段原ミッドグレース 夕陽丘
所在地 神奈川県横浜市 兵庫県神戸市 兵庫県神戸市 広島県広島市 大阪府大阪市 大阪府大阪市 神奈川県川崎市 東京都武蔵野市
総戸数 86戸 323戸 352戸 27戸 312戸 22戸 83戸 31戸
引渡開始
19.11 20.1 20.2 20.2 20.3 20.3 20.3 20.3
(予定)
hitoto 広島 プレディア中広町 プレディア鵠沼橘 ジェイグランディア ソライエグラン流山
物件名 ジェイグラン北千里 ジェイグラン柏原 ブランズタワー豊洲※
The Tower ※ レジデンス ローレルコート ※ 府中向洋 おおたかの森 ※
所在地 広島県広島市 広島県広島市 神奈川県藤沢市 大阪府吹田市 大阪府柏原市 広島県安芸郡 千葉県流山市 東京都江東区
総戸数 665戸 58戸 72戸 105戸 100戸 284戸 794戸 1,152戸
引渡開始
20.8 20.12 20.12 21.2 21.2 21.3 21.9 22.3
(予定)
43
（参考７）ESGの取り組み
Society（社会）
○ 安全 ○ 地域との共生 ○ 人権
○ 人財と働きがい ◆人権基本方針の制定
◆有期雇用社員（シニア社員・契約社員等）の賃金・勤務制度等の改正
○ CS
・ 基本給・精励手当等の引き上げ、手当類の新設
◆海外のお客様へのご案内等の充実
・ 休職・休暇等の制度改正、子育てと仕事の両立を支援する勤務制度の新設
（→p.22）
◆ダイバーシティ＆インクルージョンの推進
◆分かりやすいご案内の推進
⇒ 経済産業省「平成30年度 新・ダイバーシティ経営企業100選」に選出
・ 列車走行位置サービスの拡充
・ 「女性活躍および次世代育成に関する行動計画」の策定
・ 列車運行情報アプリの改善
・ テレワーク・サテライトオフィス導入
・ 公式Twitterアカウント開設
・ 短日数勤務制度のさらなる充実
・ 全乗務員・主要駅へ案内用
- 宿泊を伴う勤務がある乗務員に関する制度の充実（実質週休4日程度）
タブレット配備
・ 企業内保育所開業
◆健康経営の推進
・ 23.3期の人間ドック受診率70%以上 等
Governance（企業統治） Environment（環境）
○ コーポレート・ガバナンス強化 ○ 中計2022における新たな環境目標の設定
◆取締役の任期短縮（2年→1年） ◆エネルギー消費原単位 ▲3%（23.3期対14.3期）
◆役員候補者等の育成、役員の指名等に係る仕組みの検討 ◆省エネ車両比率 88%（23.3期）等
○ リスクマネジメント ○ 地球温暖化防止の取り組み
◆G20等の大規模イベントへの対応 ◆電力貯蔵装置の導入（野洲き電区分所）
組織づくり グループ経営体制のカンパニー制への移行
44
将来の見通しに関する注意事項
本スライドは、JR西日本の事業、産業及び世界の資本市場についてのJR西日本の現在の予定、推定、見込み又は予想に
基づいた将来の展望についても言及しています。
これらの将来の展望に関する表明は、さまざまなリスクや不確かさがつきまとっています。通常、このような将来への展望に関す
る表明は、「かもしれない」、「でしょう」、「予定する」、「予想する」、「見積もる」、「計画する」、又はこれらに類似する将来のこ
とを表す表現で表わされています。これらの表明は、将来への予定について審議し、方策を確認し、運営実績やJR西日本の
財務状況についての予想を含み、又はその他の将来の展望について述べています。
既に知られた若しくはいまだ知られていないリスク、不確かさその他の要因が、かかる将来の展望に対する表明に含まれる事柄
とも大いに異なる現実の結果を引き起こさないとも限りません。JR西日本は、この将来の展望に対する表明に示された予想が
結果的に正しいと約束することはできません。 JR西日本の実際の結果は、これら展望と著しく異なるか、さらに悪いこともありえ
ます。
実際の結果を予想と大いに異なるものとしうる重要なリスク及び要因には、以下の項目が含まれますが、それに限られるわけで
はありません。
財産若しくは人身の損害に関する費用、責任、収入減、若しくは悪い評判
経済の悪化、デフレ及び人口の減少
日本の法律、規則及び政府の方針の不利益となる変更
旅客鉄道会社及び航空会社等の競合企業が採用するサービスの改善、価格の引下げ及びその他の戦略
地震及びその他の自然災害のリスク、及び情報通信システムの不具合による、鉄道その他業務運営の阻害
本スライドに掲げられたすべての将来の展望に関する表明は、2019年10月29日現在においてJR西日本に利用可能な情
報に基づいて、 2019年10月29日現在においてなされたものであり、JR西日本は、将来の出来事や状況を反映して、将来
の展望に関するいかなる表明の記載をも更新し、変更するものではありません。
なお、2005年4月25日に発生させた福知山線列車事故に関する今後の補償費用等については、現時点で金額等を合理
的に見積もることが困難なことから、本スライドの見通しには含まれておりません。
当資料は、弊社ホームページでご覧いただけます。
JR西日本ホームページ「IR情報」 https://www.westjr.co.jp/company/ir/
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