2021年３月期 第２四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
2020年10月29日
上場会社名 新京成電鉄株式会社 上場取引所 東
コード番号 9014 ＵＲＬ https://www.shinkeisei.co.jp/
代表者 （役職名） 代表取締役社長 （氏名）眞下 幸人
問合せ先責任者 （役職名） 財務戦略部主計・連結会計担当課長 （氏名）内藤 智喜 ＴＥＬ 047-389-1125
四半期報告書提出予定日 2020年11月６日 配当支払開始予定日2020年12月４日
四半期決算補足説明資料作成の有無： 無
四半期決算説明会開催の有無 ： 無
（百万円未満切捨て）
１．2021年３月期第２四半期の連結業績（2020年４月１日～2020年９月30日）
（１）連結経営成績（累計） （％表示は、対前年同四半期増減率）
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2021年３月期第２四半期 8,418 △22.6 △282 － △216 － △313 －
2020年３月期第２四半期 10,877 △0.6 1,950 △1.2 2,043 1.2 1,423 1.6
（注）包括利益 2021年３月期第２四半期 △478百万円 （－％） 2020年３月期第２四半期 2,003百万円 （△16.2％）
潜在株式調整後
１株当たり
１株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年３月期第２四半期 △28.52 －
2020年３月期第２四半期 129.63 －
（２）連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 ％
2021年３月期第２四半期 100,635 43,389 43.1
2020年３月期 100,929 44,059 43.7
（参考）自己資本 2021年３月期第２四半期 43,389百万円 2020年３月期 44,059百万円
２．配当の状況
年間配当金
第１四半期末 第２四半期末 第３四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年３月期 － 17.50 － 17.50 35.00
2021年３月期 － 12.50
2021年３月期（予
－ 12.50 25.00
想）
（注）直近に公表されている配当予想からの修正の有無： 有
配当予想の修正については、本日（2020年10月29日）公表いたしました「業績予想並びに剰余金の配当（中間配
当）及び期末配当予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。
３．2021年３月期の連結業績予想（2020年４月１日～2021年３月31日）
（％表示は、対前期増減率）
親会社株主に帰属 １株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円 銭
通期 17,686 △17.0 △436 － △254 － △613 － △55.86
（注）直近に公表されている業績予想からの修正の有無： 有
連結業績予想の修正については、本日（2020年10月29日）公表いたしました「業績予想並びに剰余金の配当（中
間配当）及び期末配当予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。
※ 注記事項
（１）当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動）： 無
（２）四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用： 無
（３）会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ： 無
② ①以外の会計方針の変更 ： 無
③ 会計上の見積りの変更 ： 無
④ 修正再表示 ： 無
（４）発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む） 2021年３月期２Ｑ 11,023,228株 2020年３月期 11,023,228株
② 期末自己株式数 2021年３月期２Ｑ 45,299株 2020年３月期 45,225株
③ 期中平均株式数（四半期累計） 2021年３月期２Ｑ 10,977,977株 2020年３月期２Ｑ 10,978,169株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
（将来に関する記述等についてのご注意）
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注
意事項等については、添付資料３ペ－ジ「１．当四半期決算に関する定性的情報 （３）連結業績予想などの将来予
測情報に関する説明」をご覧ください。
（参考）
2021年３月期の個別業績予想（2020年４月１日～2021年３月31日）
（％表示は、対前期増減率）
１株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円 銭
通期 12,926 △15.3 392 △85.3 613 △78.8 424 △79.2 38.63
（注）直近に公表されている業績予想からの修正の有無： 有
新京成電鉄㈱（9014） 2021年３月期 第２四半期決算短信
○添付資料の目次
１．当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
（１）経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
（２）財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
２．四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
（１）四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第２四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第２四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
（継続企業の前提に関する注記） ………………………………………………………………………………… 8
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記） ………………………………………………………… 8
（四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用） ……………………………………………………… 8
（セグメント情報等） ……………………………………………………………………………………………… 9
- 1 -
新京成電鉄㈱（9014） 2021年３月期 第２四半期決算短信
１．当四半期決算に関する定性的情報
（１）経営成績に関する説明
当第２四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大などにより景気が大幅に悪
化し、経済活動の回復に向けた兆しは見られるものの、依然として厳しい状況で推移いたしました。
このような状況のもとで、当社グループでは引き続き安全管理体制の更なる充実を根幹とし、全事業において積
極的な営業活動を展開するとともに、経営基盤の強化および業務の効率化に努めたものの、営業収益は8,418百万
円（前年同期比22.6％減 2,458百万円)、営業損失は282百万円（前年同期は営業利益1,950百万円)、経常損失は
216百万円（前年同期は経常利益2,043百万円）、親会社株主に帰属する四半期純損失は313百万円（前年同期は親
会社株主に帰属する四半期純利益1,423百万円）となりました。
これをセグメントごとに示すと次のとおりであります。
運輸業
運輸業においては、地域社会のインフラとしての役割を果たすため、新型コロナウイルス感染症の拡大防止措
置を可能な限り講じつつ事業の継続に努めました。
鉄道事業では、安全輸送確保の取り組みとして松戸新田駅の土留め壁補強工事並びにみのり台駅の駅舎耐震補
強工事をすすめたほか、諸施設のバリアフリー化として前原駅および常盤平駅のホーム内方線設置工事およびホ
ーム嵩上げ工事をすすめました。
営業面につきましては、千葉ロッテマリーンズのラッピング電車の運行、果物狩りなどのイベントや１日乗車
券の販売を実施し、旅客誘致と増収に努めました。このほか、お子さまが描いた絵で装飾した「新京成ドリーム
トレイン」を運行し、地域社会の活性化と新たなファンの獲得に努めました。
バス事業では、環境や高齢者などに配慮した車両へと９両代替し、貸切用車両も１両代替いたしました。この
ほか、新津田沼のバス折返し施設を飯山満へと移転し、旅客需要に対応したダイヤ改正を実施するなど、利便性
の向上と業務の効率化を図りました。
しかしながら、外出自粛や在宅勤務の増加などにより輸送人員が減少し、営業収益は5,863百万円（前年同期
比29.2％減 2,415百万円)、営業損失は1,179百万円（前年同期は営業利益1,025百万円)となりました。
不動産業
不動産賃貸事業では、新たな収益源確保の取り組みとして、野田市桜の里二丁目および柏市大津ヶ丘一丁目の
土地を取得し賃貸を開始したほか、空室へのテナント誘致を積極的に行い物件稼働率の維持向上に努めました。
以上の結果、営業収益は1,641百万円（前年同期比0.2％増 ３百万円）となり、営業利益は865百万円（前年
同期比1.6％増 13百万円)となりました。
その他
その他（コンビニ事業等）では、各種セール、ギフト等のイベントへの取り組みを強化するなど、更なる利便
性と収益力の向上を図るとともに、地域貢献の一環として、新たに地域産品の販売を開始いたしました。
しかしながら、営業収益は981百万円（前年同期比3.8％減 38百万円)となり、営業利益は16百万円（前年同
期比71.6％減 41百万円)となりました。
（２）財政状態に関する説明
当第２四半期連結会計期間末における総資産は、土地、建設仮勘定の増加等がありましたものの、有価証券、投
資有価証券の減少等により、前連結会計年度末に比べ293百万円（前期比0.3％）減少し、100,635百万円となりま
した。
負債は、未払金の減少等がありましたものの、前受金、借入金の増加等により前連結会計年度末に比べ376百万
円（前期比0.7％）増加し、57,246百万円となりました。
純資産は、利益剰余金及びその他有価証券評価差額金の減少等により前連結会計年度末に比べ670百万円（前期
比1.5％）減少し、43,389百万円となりました。
- 2 -
新京成電鉄㈱（9014） 2021年３月期 第２四半期決算短信
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年３月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、合理的な算出はで
きない状況のため未定とさせていただいておりましたが、現時点において入手可能な情報を基に業績予想を公表す
ることといたしました。詳細につきましては、本日公表いたしました「業績予想並びに剰余金の配当（中間配当）
及び期末配当予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。
- 3 -
新京成電鉄㈱（9014） 2021年３月期 第２四半期決算短信
２．四半期連結財務諸表及び主な注記
（１）四半期連結貸借対照表
（単位：千円）
前連結会計年度 当第２四半期連結会計期間
(2020年３月31日) (2020年９月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 5,354,752 5,767,910
売掛金 1,066,183 1,052,250
リース投資資産 819,071 812,868
有価証券 500,000 －
商品及び製品 42,450 53,373
分譲土地建物 665,485 626,100
原材料及び貯蔵品 482,421 534,636
その他 410,966 217,010
流動資産合計 9,341,330 9,064,149
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物（純額） 22,011,210 21,761,267
機械装置及び運搬具（純額） 5,667,748 5,299,739
土地 11,785,352 12,489,316
建設仮勘定 40,216,624 40,814,388
その他（純額） 1,250,282 1,071,200
有形固定資産合計 80,931,218 81,435,912
無形固定資産 839,899 729,572
投資その他の資産
投資有価証券 9,246,918 8,849,095
繰延税金資産 245,544 239,809
退職給付に係る資産 185,892 185,221
その他 138,981 132,200
投資その他の資産合計 9,817,337 9,406,325
固定資産合計 91,588,455 91,571,810
資産合計 100,929,786 100,635,960
負債の部
流動負債
買掛金 1,046,685 625,646
短期借入金 2,982,500 4,594,600
未払金 4,308,961 1,081,726
未払法人税等 438,321 104,552
前受金 33,160,524 34,974,518
賞与引当金 480,105 482,082
その他 2,647,323 2,863,346
流動負債合計 45,064,422 44,726,473
固定負債
長期借入金 5,594,400 6,447,100
繰延税金負債 748,496 649,711
退職給付に係る負債 3,335,909 3,327,703
その他 2,126,606 2,095,776
固定負債合計 11,805,413 12,520,291
負債合計 56,869,835 57,246,765
- 4 -
新京成電鉄㈱（9014） 2021年３月期 第２四半期決算短信
（単位：千円）
前連結会計年度 当第２四半期連結会計期間
(2020年３月31日) (2020年９月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 5,935,940 5,935,940
資本剰余金 4,774,522 4,774,522
利益剰余金 29,602,863 29,097,602
自己株式 △84,546 △84,711
株主資本合計 40,228,780 39,723,354
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 3,961,650 3,778,851
退職給付に係る調整累計額 △130,480 △113,011
その他の包括利益累計額合計 3,831,170 3,665,840
純資産合計 44,059,951 43,389,194
負債純資産合計 100,929,786 100,635,960
- 5 -
新京成電鉄㈱（9014） 2021年３月期 第２四半期決算短信
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
（四半期連結損益計算書）
（第２四半期連結累計期間）
（単位：千円）
前第２四半期連結累計期間 当第２四半期連結累計期間
(自 2019年４月１日 (自 2020年４月１日
至 2019年９月30日) 至 2020年９月30日)
営業収益 10,877,046 8,418,639
営業費
運輸業等営業費及び売上原価 8,353,174 8,105,039
販売費及び一般管理費 573,626 595,909
営業費合計 8,926,800 8,700,948
営業利益又は営業損失（△） 1,950,245 △282,309
営業外収益
受取利息 105 36
受取配当金 50,683 44,507
持分法による投資利益 83,124 44,595
その他 17,188 34,911
営業外収益合計 151,102 124,051
営業外費用
支払利息 57,040 57,759
その他 840 0
営業外費用合計 57,881 57,759
経常利益又は経常損失（△） 2,043,466 △216,017
特別利益
工事負担金等受入額 － 10,950
特別利益合計 － 10,950
特別損失
持分変動損失 12,400 －
固定資産圧縮損 － 10,879
特別損失合計 12,400 10,879
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
2,031,066 △215,947
純損失（△）
法人税、住民税及び事業税 640,850 105,509
法人税等調整額 △32,915 △8,310
法人税等合計 607,934 97,198
四半期純利益又は四半期純損失（△） 1,423,131 △313,145
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
1,423,131 △313,145
に帰属する四半期純損失（△）
- 6 -
新京成電鉄㈱（9014） 2021年３月期 第２四半期決算短信
（四半期連結包括利益計算書）
（第２四半期連結累計期間）
（単位：千円）
前第２四半期連結累計期間 当第２四半期連結累計期間
(自 2019年４月１日 (自 2020年４月１日
至 2019年９月30日) 至 2020年９月30日)
四半期純利益又は四半期純損失（△） 1,423,131 △313,145
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 535,945 △189,254
退職給付に係る調整額 24,311 17,469
持分法適用会社に対する持分相当額 20,522 6,455
その他の包括利益合計 580,779 △165,330
四半期包括利益 2,003,911 △478,476
（内訳）
親会社株主に係る四半期包括利益 2,003,911 △478,476
非支配株主に係る四半期包括利益 － －
- 7 -
新京成電鉄㈱（9014） 2021年３月期 第２四半期決算短信
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項
（継続企業の前提に関する注記）
該当事項はありません。
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記）
該当事項はありません。
（四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用）
該当事項はありません。
- 8 -
新京成電鉄㈱（9014） 2021年３月期 第２四半期決算短信
（セグメント情報等）
(セグメント情報)
Ⅰ 前第２四半期連結累計期間（自2019年４月１日 至2019年９月30日）
１．報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
（単位：千円）
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
（注）１ （注）２ 計上額
運輸業 不動産業 計
（注）３
営業収益
外部顧客への
8,269,196 1,588,071 9,857,268 1,019,778 10,877,046 － 10,877,046
営業収益
セグメント間
の内部営業収 10,436 49,645 60,081 617 60,699 △60,699 －
益又は振替高
計 8,279,632 1,637,716 9,917,349 1,020,395 10,937,745 △60,699 10,877,046
セグメント利益 1,025,828 852,374 1,878,202 58,608 1,936,810 13,434 1,950,245
（注）１．「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、コンビニ事業等で
あります。
２．セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去であります。
３．セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
２．報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第２四半期連結累計期間（自2020年４月１日 至2020年９月30日）
１．報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
（単位：千円）
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
（注）１ （注）２ 計上額
運輸業 不動産業 計
（注）３
営業収益
外部顧客への
5,853,488 1,583,548 7,437,036 981,603 8,418,639 － 8,418,639
営業収益
セグメント間
の内部営業収 10,401 57,776 68,178 350 68,528 △68,528 －
益又は振替高
計 5,863,890 1,641,324 7,505,215 981,953 8,487,168 △68,528 8,418,639
セグメント利益
△1,179,354 865,980 △313,374 16,638 △296,735 14,426 △282,309
又は損失（△）
（注）１．「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、コンビニ事業等で
あります。
２．セグメント利益又は損失（△）の調整額は、セグメント間取引消去であります。
３．セグメント利益又は損失（△）は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っておりま
す。
２．報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
- 9 -