9012 J-秩父鉄道 2020-05-28 16:00:00
2020年3月期 通期連結業績予想値と実績値の差異、特別利益及び特別損失並びに法人税等調整額(損)の計上に関するお知らせ [pdf]

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各     位
                                   会 社 名      秩   父     鉄    道     株     式   会     社
                                   代表者名       代 表 取 締 役 社 長                  大    谷    隆   男
                                                            (JASDAQ・コード 9012)
                                   問合せ先       取締役執行役員総務部長                    武    部    一   弘
                                                            (TEL    048 - 523 - 3311)


                  2020年3月期 通期連結業績予想値と実績値の差異、
          特別利益及び特別損失並びに法人税等調整額(損)の計上に関するお知らせ

     2019 年 11 月 14 日に公表いたしました 2020 年3月期(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)通期連
    結業績予想値と本日公表の実績値との差異、特別利益及び特別損失並びに法人税等調整額(損)の計上
    につきまして下記のとおりお知らせいたします。
                                   記
    1.2020 年3月期      通期連結業績予想数値と実績値の差異

     (2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)
                                                             親会社株主
                                                                             1 株当たり
                          営業収益     営業利益       経常利益           に帰属する
                                                                             当期純利益
                                                             当期純利益
                             百万円        百万円        百万円                 百万円             円銭
          前回発表予想(A)        5,600       250        240              180            121.12
          実績値(B)           5,449       217        203            △222            △150.06

          増減額(B-A)         △151     △33           △37            △402

          増減率(%)           △2.7    △12.9      △15.4                 -
          (ご参考)前期実績
                           5,216       73          66              103             69.73
          (2019 年 3 月期)
       (差異が生じた理由)
            当連結会計年度において、一部の固定資産が収益性の低下等により減損の兆候が認められたこと
          から減損損失として特別損失を計上いたしました。
            また、翌年度の業績動向を踏まえ繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、当期において繰延
          税金資産の取崩しが発生し、また、受取補償金に係る税金相当額を繰延税金負債に計上したことな
          どにより、同額を法人税等調整額として計上いたしました。
            その結果、営業利益は 217 百万円、経常利益は 203 百万円となりましたが、親会社株主に帰属す
          る当期純利益は前回予想 180 百万円の利益から 402 百万円減少し、 百万円の損失となりました。
                                              222


    2.特別利益及び特別損失の計上の内容
          特別利益については、安全対策工事などに係る国および地方自治体等からの補助金等を 131 百万円
      補助金受入額に計上いたしました。また、地方自治体による踏切道拡幅工事の負担金 58 百万円を工
      事負担金等受入額に計上したほか、三ヶ尻線の一部廃止に伴う受取補償金を 781 百万円計上いたしま
      した。
       特別損失については、補助金および工事負担金等により取得した資産の取得原価から、当該補助金
      および工事負担金等相当額を直接減額した金額 186 百万円を固定資産圧縮損として計上し、三ヶ尻線
 一部廃止に伴う撤去工事見積り額 658 百万円を資産撤去引当金繰入額に計上いたしました。また、バ
 ス事業や賃貸施設(遊休資産)等の一部の固定資産について減損の兆候が認められることから、当該
 固定資産に係る回収可能性を検討した結果、減損損失 270 百万円を計上いたしました。


3.法人税等調整額(損)の計上の内容
  新型コロナウイルス感染症の流行等による翌年度の業績動向を踏まえ繰延税金資産の回収可能性
 を慎重に検討した結果、当期において繰延税金資産の取崩しが発生し、また、受取補償金に係る税金
 相当額が繰延税金負債に計上したことなどにより、同額を法人税等調整額として計上いたしました。
  その結果、法人税等調整額(損)は 261 百万円となりました。
                                              以   上