9008 京王 2021-07-28 15:00:00
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

                2022年3月期               第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                                 2021年7月28日
上 場 会 社 名 京王電鉄株式会社                                                     上場取引所                              東
コ ー ド 番 号 9008                                               URL https://www.keio.co.jp/
               代表取締役社長
代  表  者 (役職名)                                          (氏名)        紅村   康
               社長執行役員
               経営統括本部経理部
問合せ先責任者 (役職名)                                          (氏名)        上野   崇宏              (TEL) 042-337-3135
               経理担当課長
四半期報告書提出予定日    2021年8月16日                              配当支払開始予定日                        ―
四半期決算補足説明資料作成の有無     :有
四半期決算説明会開催の有無        :無
 
                                                                                             (百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)
(1)連結経営成績(累計)                        (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                                             親会社株主に帰属する
                       営業収益                            営業利益                 経常利益
                                                                                               四半期純利益
                       百万円                 %           百万円         %        百万円          %           百万円       %
  2022年3月期第1四半期     67,963  15.0  △1,285    -        237 -    △1,498                                          -
  2021年3月期第1四半期     59,111 △44.8 △12,538    -    △12,849 -   △10,725                                          -
(注) 包括利益 2022年3月期第1四半期 △2,814百万円(      -%) 2021年3月期第1四半期 △10,681百万円(                                         -%)
 
                                 潜在株式調整後
                    1株当たり
                                   1株当たり
                   四半期純利益
                                  四半期純利益
                                       円   銭                   円   銭
    2022年3月期第1四半期                  △12.27                          ―
    2021年3月期第1四半期                  △87.84                          ―
 

 
(2)連結財政状態
                       総資産                             純資産              自己資本比率
                                       百万円                     百万円                       %
 2022年3月期第1四半期         894,619                               337,569           37.7
 2021年3月期              912,624                               344,395           37.7
(参考) 自己資本 2022年3月期第1四半期 337,549百万円                            2021年3月期 344,346百万円
 

 
 

2.配当の状況
                                                       年間配当金

                    第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末                                期末              合計
                           円   銭               円   銭          円    銭        円   銭            円   銭
  2021年3月期           ―    20.00    ―    20.00 40.00
  2022年3月期           ―
  2022年3月期(予想)               ―     ―       ―     ―
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
 
    2022年3月期の配当につきましては、新型コロナウイルス感染症および財務状況を踏まえ検討することとし、
    引き続き未定といたします。


3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)

                                                                                 (%表示は、対前期増減率)
                                                                            親会社株主に帰属   1株当たり
                     営業収益                  営業利益                経常利益
                                                                             する当期純利益   当期純利益
                     百万円           %       百万円          %     百万円       %       百万円          %             円 銭
       通期     343,500 8.9 15,700                        ― 14,400        ―       7,100        ―             58.15
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無                             : 無
 
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動                   :無
         (連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
 
     
 

(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用                   :有
 
    (注)詳細は、【添付資料】10ページ「(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項」をご覧ください。
 
   
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
  ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更                       :有
     ②    ①以外の会計方針の変更                        :無
     ③    会計上の見積りの変更                         :無
     ④    修正再表示                              :無
 

 

(4)発行済株式数(普通株式)
  ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)           2022年3月期1Q   128,550,830株   2021年3月期     128,550,830株

     ②    期末自己株式数               2022年3月期1Q    6,451,358株    2021年3月期      6,451,097株

     ③    期中平均株式数(四半期累計)        2022年3月期1Q   122,099,545株   2021年3月期1Q   122,101,392株
 

     (注)自己株式に含めている役員報酬信託口が保有する当社株式数は以下のとおりであります。
       2022年3月期第1四半期:57,900株 2021年3月期:57,900株

    ※    四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
    ※    業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
          本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的である
         と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。
          業績予想に関する事項は、【添付資料】5ページ「(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧く
         ださい。
                        京王電鉄株式会社(9008) 2022年3月期 第1四半期決算短信


○添付資料の目次
 


    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2

    (1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2

    (2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………5

    (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………5


    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………6

    (1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………6

    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………8

    (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………10

      (継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………10

      (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………10

      (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………10

      (会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………10

      (セグメント情報等) …………………………………………………………………………………11
 




                        ― 1 ―
                                       京王電鉄株式会社(9008) 2022年3月期 第1四半期決算短信


1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
 ①当第1四半期連結累計期間の業績全般
                                                                                      (単位:百万円)
                     前第1四半期             当第1四半期                            前年同期比         (参考)
                                                            増減額
                     連結累計期間             連結累計期間                             (%)        前連結会計年度
  連結営業収益                    59,111           67,963          8,851          15.0           315,439
  連結営業利益又は
                           △12,538           △1,285         11,252            ―            △20,866
  連結営業損失(△)
  連結経常利益又は
                           △12,849               237        13,086            ―            △17,980
  連結経常損失(△)
  親会社株主に帰属する
  四半期(当期)純利益又は
                           △10,725           △1,498          9,226            ―            △27,519
  親会社株主に帰属する
  四半期純損失(△)
  連結EBITDA                 △3,916              6,553        10,469            ―             14,269
  連結減価償却費                    8,495             7,737         △757          △8.9             34,663
 (注)連結EBITDAは、連結営業利益又は連結営業損失                     +      減価償却費     +       のれん償却額により算出して
    おります。

  当第1四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年6月30日)におけるわが国経済は、一部で持ち直しの動き
 が見られるものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響が長期化しており、足元では7月に4回目の緊急事態宣言
 が発出されるなど、ワクチン接種が進捗する一方で、依然として不透明な状況が続いております。
  当社グループの事業活動においても、1回目の緊急事態宣言が発出された前年同期と比べて改善が見られました
 が、引き続き宿泊需要の激減や移動需要の停滞に加え、4月には3回目の緊急事態宣言発出に伴う営業時間短縮や
 一部店舗における休業等の実施により大きな影響を受けました。
  このような状況のなかで当社グループは、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底しながら、新たなニーズに対
 応した商品・サービスを提供するなど、利益水準の回復にむけ、一丸となって取り組みました。
  以上の結果、連結営業収益は、その他業と「収益認識に関する会計基準」等の適用の影響が大きかった流通業を
 除き各セグメントで増収となり、679億6千3百万円(前年同期比15.0%増)、連結営業損失は、その他業を除く各
 セグメントで改善したものの12億8千5百万円となりました。連結経常利益は、助成金等の収入により2億3千7
 百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失は、法人税等の計上により14億9千8百万円となりました。
  なお、連結EBITDAは、65億5千3百万円となりました。
  また、連結減価償却費は、77億3千7百万円(前年同期比8.9%減)となりました。
  なお「収益認識に関する会計基準」等の適用により、連結営業収益は86億9千9百万円減少しております。この
 うち流通業では82億2千8百万円減少しております。詳細は本日公表の「2021年度第1四半期決算補足説明資料」
 をご覧ください。



 ②当第1四半期連結累計期間の各セグメント別の概況
                                                                                     (単位:百万円)
                           営 業 収 益                         営 業 利 益 又 は 営 業 損 失(△)
               前第1四半期      当第1四半期                          前第1四半期         当第1四半期
                                             増 減 率                                         増 減 率
               連結累計期間      連結累計期間                          連結累計期間         連結累計期間
                                                       %                                         %
  運輸業             17,578         23,709          34.9        △7,618                △473         ―

  流通業             24,317         23,234         △4.5         △1,435                  205        ―

  不動産業             8,981         10,894          21.3          2,312               2,901      25.5

  レジャー・サービス業       3,434             5,945       73.1        △6,227           △4,279            ―

  その他業            11,375         10,414         △8.5              393                355      △9.6

   計              65,688         74,197          13.0        △12,574          △1,289            ―

  連結修正           △6,576         △6,234             ―                 36                3     △90.2

  連結              59,111         67,963          15.0        △12,538          △1,285            ―



                                       ― 2 ―
                           京王電鉄株式会社(9008) 2022年3月期 第1四半期決算短信




( 運 輸 業 )
   鉄道事業では、新型コロナウイルス感染拡大前に比べて鉄道輸送人員は減少しているものの、1回目の緊急
  事態宣言が発出された前年同期と比べて改善し、旅客運輸収入が34.4%増(うち定期5.4%増、定期外71.2%
  増)となりました。また、バス事業およびタクシー業においても、増収となりました。これらの結果、営業収
  益は237億9百万円(前年同期比34.9%増)、営業損失は前年同期と比べて改善したものの4億7千3百万円と
  なりました。

( 流 通 業 )
   百貨店業では、営業時間短縮や一部店舗における休業等の影響を受けながらも前年同期と比べ改善しました
  が、「収益認識に関する会計基準」等の適用などにより、減収となりました。また、ストア業では、前年に引
  き続き食料品等の売上が好調に推移したものの、「収益認識に関する会計基準」等の適用などにより、減収と
  なりました。これらの結果、営業収益は232億3千4百万円(前年同期比4.5%減)、営業利益は前年同期と比
  べて改善し2億5百万円となりました。
   なお、当第1四半期連結累計期間の営業収益について「収益認識に関する会計基準」等を適用する前に換算
  した場合、流通業全体の営業収益は前年同期比29.4%増となります。

( 不 動 産 業 )
   不動産賃貸業では、既存物件の稼働率向上などにより増収となりました。不動産販売業では、リノベーショ
  ン物件の売上増などにより増収となりました。これらの結果、営業収益は108億9千4百万円(前年同期比21.3
  %増)、営業利益は29億1百万円(前年同期比25.5%増)となりました。

( レジャー・サービス業 )
   ホテル業では、前年度に引き続き宿泊需要の激減により大きな影響を受けましたが、新たなニーズに対応し
  たプランの販売に努めた結果、前年同期と比べて改善しました。これらの結果、営業収益は59億4千5百万円
  (前年同期比73.1%増)、営業損失は前年同期と比べて改善したものの42億7千9百万円となりました。

( そ の 他 業 )
   建築・土木業では、完成工事高の減少などにより減収となりました。ビル総合管理業および車両整備業では、
  受注減などにより減収となりました。これらの結果、営業収益は104億1千4百万円(前年同期比8.5%減)、
  営業利益は3億5千5百万円(前年同期比9.6%減)となりました。

[鉄道事業輸送人員と旅客運輸収入]
                          前第1四半期      当第1四半期
                                                  前年同期比(%)
                          連結累計期間      連結累計期間
              定期    千人       63,578      74,425       17.1
  輸送人員        定期外    〃       29,668      50,116       68.9
              計      〃       93,246     124,541       33.6
              定期    百万円       6,105       6,434        5.4
  旅客運輸収入      定期外    〃        4,810       8,238       71.2
              計      〃       10,916      14,672       34.4




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 [業種別営業収益]
                                                            (単位:百万円)
                        前第1四半期       当第1四半期        前年同期比      (参考)
                業種別
                        連結累計期間       連結累計期間         (%)     前連結会計年度
        鉄道事業             11,660           15,527     33.2      58,184
        バス事業              5,233            6,881     31.5      24,073
      タクシー業               1,597            2,145     34.3       8,543
    運
    輸 その他                   452              529     16.9       2,272
    業
      消去                 △1,365           △1,374       ―      △4,621
        営業収益             17,578           23,709     34.9      88,451
        営業利益又は営業損失(△)    △7,618            △473        ―      △16,413
 
        百貨店業              7,198            5,809    △19.3      54,819
        ストア業             12,327           11,884    △3.6       50,281
      書籍販売業               1,422            1,379    △3.0        6,045
    流 ショッピングセンター事業        2,788            3,335     19.6      13,340
    通
    業 その他                 1,890            2,243     18.7       9,684
      消去                 △1,308           △1,418       ―      △5,686
        営業収益             24,317           23,234    △4.5      128,485
        営業利益又は営業損失(△)    △1,435              205       ―         △62
 
        不動産賃貸業            9,056            9,122      0.7      36,773
      不動産販売業              2,255            3,638     61.3      20,210
    不
    動 その他                   390              548     40.7       2,263
    産 消去                 △2,720           △2,415       ―      △11,240
    業
      営業収益                8,981           10,894     21.3      48,007
        営業利益又は営業損失(△)     2,312            2,901     25.5      10,401
 
    レ   ホテル業              3,788            5,307     40.1      21,525
    ジ
        旅行業                 285              654    129.2       2,295
    ャ
    |   広告代理業             1,417            1,136    △19.8       8,545
    ・
        その他                 700            1,240     77.2       4,135
    サ
    |   消去               △2,756           △2,393       ―      △11,171
    ビ
        営業収益              3,434            5,945     73.1      25,331
    ス
    業   営業利益又は営業損失(△)    △6,227           △4,279       ―      △19,285
 
        ビル総合管理業           5,495            5,172    △5.9       25,598
        車両整備業             1,436            1,353    △5.7        8,953
    そ 建築・土木業              2,742            2,197    △19.9      25,627
    の
      その他                 2,088            2,164      3.7       8,335
    他
    業 消去                  △386             △473        ―      △3,106
        営業収益             11,375           10,414    △8.5       65,409
        営業利益又は営業損失(△)       393              355    △9.6        5,286




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                           京王電鉄株式会社(9008) 2022年3月期 第1四半期決算短信




(2)財政状態に関する説明
                                                 (単位:百万円)
                                    当第1四半期
                   前連結会計年度                        増減額
                                    連結会計期間
  総資産                  912,624         894,619     △18,005
  負債                   568,229         557,050     △11,179
  純資産                  344,395         337,569      △6,825
  負債及び純資産              912,624         894,619     △18,005
  有利子負債                399,610         397,234      △2,375
 (注)有利子負債は、借入金 + コマーシャル・ペーパー + 社債により算出しております。

  当第1四半期連結会計期間の総資産は、運転資本等の減少などにより180億5百万円減少し、8,946億1千9百万
 円となりました。
  負債は、工事代金の支払いなどにより111億7千9百万円減少し、5,570億5千万円となりました。
  純資産は、剰余金の配当や親会社株主に帰属する四半期純損失の計上などにより68億2千5百万円減少し、3,375
 億6千9百万円となりました。
  なお、当第1四半期連結会計期間の有利子負債は3,972億3千4百万円となりました。



(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
 前回公表時(2021年4月30日)の予想を据え置くことといたします。実際の業績は今後様々な要因により予想と異
なる可能性があります。
 配当予想につきましては、新型コロナウイルス感染症および財務状況を踏まえ検討することとし、引き続き未定と
いたします。




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                    京王電鉄株式会社(9008) 2022年3月期 第1四半期決算短信


2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
                                                 (単位:百万円)
                        前連結会計年度            当第1四半期連結会計期間
                       (2021年3月31日)          (2021年6月30日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                         76,772              75,043
   受取手形及び売掛金                      38,009                   -
   受取手形、売掛金及び契約資産                      -              24,712
   商品及び製品                         11,965              10,843
   仕掛品                            21,387              23,028
   原材料及び貯蔵品                        2,289               2,245
   その他                             8,612               8,917
   貸倒引当金                            △13                 △14
   流動資産合計                        159,022             144,776
 固定資産
   有形固定資産
     建物及び構築物(純額)                 332,049             328,660
     土地                          235,322             236,064
     建設仮勘定                        46,673              50,551
     その他(純額)                      42,671              40,785
     有形固定資産合計                    656,717             656,061
   無形固定資産                         14,736              14,802
   投資その他の資産
     投資有価証券                       50,251              47,802
     その他                          32,028              31,308
     貸倒引当金                         △132                △131
     投資その他の資産合計                   82,147              78,978
   固定資産合計                        753,601             749,842
 資産合計                            912,624             894,619




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                   京王電鉄株式会社(9008) 2022年3月期 第1四半期決算短信


                                                (単位:百万円)
                       前連結会計年度            当第1四半期連結会計期間
                      (2021年3月31日)          (2021年6月30日)
負債の部
 流動負債
   支払手形及び買掛金                     16,043              12,866
   短期借入金                         66,193              66,379
   1年内償還予定の社債                    20,000              20,000
   コマーシャル・ペーパー                   30,004              30,001
   未払法人税等                         2,493               2,106
   引当金                            3,956               2,830
   その他                           83,098              79,591
   流動負債合計                       221,791             213,776
 固定負債
   社債                           150,000             150,000
   長期借入金                        133,412             130,853
   退職給付に係る負債                     22,930              22,775
   その他                           40,095              39,645
   固定負債合計                       346,438             343,273
 負債合計                           568,229             557,050
純資産の部
 株主資本
   資本金                           59,023              59,023
   資本剰余金                         42,187              42,187
   利益剰余金                        252,952             247,446
   自己株式                        △19,740             △19,742
   株主資本合計                       334,422             328,915
 その他の包括利益累計額
   その他有価証券評価差額金                   7,681               6,614
   為替換算調整勘定                           4                   4
   退職給付に係る調整累計額                   2,237               2,014
   その他の包括利益累計額合計                  9,923               8,634
 非支配株主持分                             48                  19
 純資産合計                          344,395             337,569
負債純資産合計                         912,624             894,619




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                      京王電鉄株式会社(9008) 2022年3月期 第1四半期決算短信


(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
  四半期連結損益計算書
   第1四半期連結累計期間
                                                      (単位:百万円)
                      前第1四半期連結累計期間           当第1四半期連結累計期間
                        (自 2020年4月1日           (自 2021年4月1日
                        至 2020年6月30日)          至 2021年6月30日)
営業収益                               59,111                  67,963
営業費
 運輸業等営業費及び売上原価                     60,089                   57,769
 販売費及び一般管理費                        11,560                   11,479
 営業費合計                             71,650                   69,248
営業損失(△)                           △12,538                  △1,285
営業外収益
 受取利息                                    5                       5
 受取配当金                                 661                     549
 助成金等収入                                 50                   1,683
 雑収入                                   183                     172
 営業外収益合計                               900                   2,411
営業外費用
 支払利息                                 757                      762
 持分法による投資損失                           141                       48
 雑支出                                  313                       77
 営業外費用合計                            1,211                      888
経常利益又は経常損失(△)                     △12,849                      237
特別利益
 投資有価証券売却益                              -                      230
 固定資産売却益                                85                     102
 工事負担金等受入額                              59                      44
 その他                                 1,748                      22
 特別利益合計                              1,893                     399
特別損失
 固定資産除却損                               172                      63
 固定資産圧縮損                                59                      43
 その他                                   458                      12
 特別損失合計                                691                     119
税金等調整前四半期純利益又は
                                  △11,646                      517
税金等調整前四半期純損失(△)
法人税等                                △837                    2,042
四半期純損失(△)                         △10,808                  △1,525
非支配株主に帰属する四半期純損失(△)                  △83                     △26
親会社株主に帰属する四半期純損失(△)               △10,725                  △1,498




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                    京王電鉄株式会社(9008) 2022年3月期 第1四半期決算短信


  四半期連結包括利益計算書
   第1四半期連結累計期間
                                                   (単位:百万円)
                    前第1四半期連結累計期間          当第1四半期連結累計期間
                      (自 2020年4月1日          (自 2021年4月1日
                      至 2020年6月30日)         至 2021年6月30日)
四半期純損失(△)                       △10,808                △1,525
その他の包括利益
 その他有価証券評価差額金                       645                △1,066
 退職給付に係る調整額                       △517                  △222
 持分法適用会社に対する持分相当額                   △0                    △0
 その他の包括利益合計                         126                △1,289
四半期包括利益                         △10,681                △2,814
(内訳)
 親会社株主に係る四半期包括利益                △10,598                △2,787
 非支配株主に係る四半期包括利益                   △83                   △26




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                             京王電鉄株式会社(9008) 2022年3月期 第1四半期決算短信


(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
  (継続企業の前提に関する注記)
  該当事項はありません。


  (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
  該当事項はありません。


  (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
  1.税金費用の計算
   税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
  適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。


  (会計方針の変更)
  「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号       2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)
 等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該
 財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
  収益認識会計基準等の適用による主な変更点は、以下のとおりです。
  1.代理人取引に係る収益認識
   顧客への財又はサービスの提供における当社の役割が代理人に該当する取引については、顧客から受け取る対
  価の総額を収益として認識しておりましたが、顧客から受け取る額から売上原価を控除した純額で収益を認識す
  る方法に変更しております。
  2.鉄道事業における定期券に係る収益認識
   鉄道事業における定期券については、定期券の販売時点より月割した額を一定の期間にわたり収益として認識
  しておりましたが、定期券の利用開始時点より日割した額を一定の期間にわたり収益として認識する方法に変更
  しております。
  3.高齢者住宅事業における入居前受金に係る収益認識
   高齢者住宅事業において顧客の入居時に受領する入居前受金については、その一部を入居時に収入計上してお
  りましたが、受領した全額を顧客の想定入居期間にわたり収益として認識する方法に変更しております。
  収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
 り、当第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当第1四半
 期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、収
 益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、当第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱いに従っ
 てほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。また、収益認識会計
 基準第86項また書き(1)に定める方法を適用し、当第1四半期連結会計期間の期首より前までに行われた契約変更
 について、すべての契約変更を反映した後の契約条件に基づき、会計処理を行い、その累積的影響額を当第1四半
 期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減しております。
  この結果、当第1四半期連結累計期間の営業収益は8,699百万円減少しております。営業利益、経常利益及び税金
 等調整前四半期純利益への影響は軽微であります。また、新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響を反映
 させたことにより、利益剰余金の当期首残高は1,496百万円減少しております。
  収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示していた
 「受取手形及び売掛金」は、当第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示する
 こととしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新
 たな表示方法により組替えを行っておりません。さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第
 12号   2020年3月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第1四半期連結累計期間に係る顧客との契
 約から生じる収益を分解した情報を記載しておりません。




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                                      京王電鉄株式会社(9008) 2022年3月期 第1四半期決算短信


    (セグメント情報等)
     前第1四半期連結累計期間(自     2020年4月1日         至   2020年6月30日)
     1.報告セグメントごとの営業収益及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                           (単位:百万円)
                                                                              四半期連結
                                          レジャー・                         調整額   損益計算書
               運輸業      流通業      不動産業           その他業           合計
                                          サービス業                         (注)1   計上額
                                                                               (注)2
      営業収益     17,578   24,317    8,981       3,434   11,375   65,688   △6,576   59,111
     セグメント利益
              △7,618 △1,435 2,312 △6,227 393 △12,574 36 △12,538
     又は損失(△)
    (注)1.セグメント利益又は損失の調整額はセグメント間取引消去額です。
       2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
 
     当第1四半期連結累計期間(自     2021年4月1日         至   2021年6月30日)
     1.報告セグメントごとの営業収益及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                           (単位:百万円)
                                                                              四半期連結
                                          レジャー・                         調整額   損益計算書
               運輸業      流通業      不動産業           その他業           合計
                                          サービス業                         (注)1   計上額
                                                                               (注)2
      営業収益     23,709   23,234   10,894       5,945   10,414   74,197   △6,234   67,963
     セグメント利益
               △473  205 2,901 △4,279 355 △1,289 3                               △1,285
     又は損失(△)
    (注)1.セグメント利益又は損失の調整額はセグメント間取引消去額です。
       2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。


     2.報告セグメントの変更等に関する事項
      会計方針の変更に記載のとおり、当第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、収益認
     識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の算定方法を同様に変更しておりま
     す。
      当該変更により、従来の方法に比べて、当第1四半期連結累計期間の運輸業の営業収益は83百万円減少、流通
     業の営業収益は8,228百万円減少、不動産業の営業収益は22百万円減少、レジャー・サービス業の営業収益は520
     百万円減少、その他業の営業収益は25百万円増加しております。セグメント利益への影響は軽微であります。




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