9007 小田急 2019-11-08 11:00:00
中期経営計画(2018~2020年度)の進捗状況(決算説明会資料) [pdf]

中期経営計画(2018~2020年度)の
      進捗状況

     2019年11月8日
    2019年度第2四半期実績

                            2018年度               2019年度
      単位:百万円                                                              増減                  4月時点予想                             増減
                           第2四半期実績              第2四半期実績

営業収益                                257,307            261,766            〒 4,458                       263,300                     △ 1,533

営業利益                                 29,450             25,657            △ 3,792                        26,200                        △ 542

経常利益                                 28,749             24,907            △ 3,842                        25,000                          △ 92

親会社株主に帰属する
                                     19,123             16,598            △ 2,524                        16,500                          〒 98
四半期純利益

【対 前 年】 運輸業での当社鉄道事業の増収や、その他の事業での前期末に実施した連結子会社化による増収等で
                  営業収益は増収。運輸業等における費用増で営業利益は減益。
【対4月予想】 流通業が想定を下回ったことなどにより営業収益、営業利益は減収減益。

    営業収益(対4月予想)         (単位:百万円)                                 営業利益(対4月予想)                  (単位:百万円)




           △435                                                           +364
                                     +509     △553                                     △802
                                                                                                   △199         +64          +30
                  △2,429   +1,375

263,300                                              261,766     26,200                                                                25,657
                           △1,533                                                                  △542

    4月予想   運輸      流通      不動産       その他      調整額     実績         4月予想      運輸          流通          不動産         その他          調整額          実績


2                                                                              Copyright 2019 Odakyu Electric Railway Co.,Ltd. All Rights Reserved.
    2019年度業績予想

                                2018年度                 2019年度
      単位:百万円                                                                 増減                  4月時点予想                             増減
                                  実績                     予想

営業収益                                   526,675            547,800            〒 21,124                      557,800                    △ 10,000

営業利益                                    52,089             50,000             △ 2,089                        52,500                    △ 2,500

経常利益                                    49,687             47,800             △ 1,887                        49,400                    △ 1,600

親会社株主に帰属する
                                        32,468             32,500                 〒 31                       33,000                       △ 500
当期純利益

【対 前 年】 不動産業での海老名タワーマンションの販売や、その他の事業での前期末に実施した連結子会社化による
                    増収等で営業収益は増収。運輸業等における費用増で営業利益は減益。
【対4月予想】 その他の事業を除く各セグメントで営業収益・営業利益を下方修正。

    営業収益(対4月予想)           (単位:百万円)                                  営業利益(対4月予想)                  (単位:百万円)




           △1,500
                                                                             △1,400
                    △7,000   △1,000                                                      △700         △400           ±0          ±0
                                         ±0
                                                 △500
557,800                                                 547,800     52,500                                                                50,000
                             △10,000                                                                 △2,500

    4月予想    運輸       流通      不動産        その他      調整額    今回予想        4月予想      運輸          流通          不動産         その他          調整額        今回予想


3                                                                                 Copyright 2019 Odakyu Electric Railway Co.,Ltd. All Rights Reserved.
    中期経営計画の概略

未来フィールド           2020年度の達成状態                            主な取り組み

                                     複々線化による鉄道利用の増加
            1. 安全な鉄道システムの継続と
                                     ホームドア整備など強靭かつ柔軟な対応力の強化
    モビリティ      長期的な安定経営に資する仕組みの構築
                                     先進的な技術による高度化・省力化
      ×
    安心・快適
            2. 次世代モビリティを活用した         自動運転バスなど二次交通サービスの高度化
               ネットワークの構築             MaaSの開発


            1. まちの個性や特徴を活かした         集客フック駅
               沿線まちづくりの具現化           • 新宿西口再開発
                                     • 下北沢地区上部開発
                                     • 向ヶ丘遊園跡地利用
                                     • 海老名駅間地区開発
    まちづくり                            くらしの拠点駅
       ×                             • 新たなオフィスモデルの提案
      愛着                             • 郊外型ライフスタイルの提案
                                     • 駅機能の拡充による利便性向上
                                     • 地域資源を活用したまちのリモデル


                                     不動産業の営業利益を、中長期的に運輸業の営業利
            2. 不動産業の量的拡大・組織能力の向上
                                      益と比肩する規模まで引き上げることを目指す


4                                       Copyright 2019 Odakyu Electric Railway Co.,Ltd. All Rights Reserved.
    中期経営計画の概略

未来フィールド         2020年度の達成状態                              主な取り組み

                                     小田急百貨店におけるリニューアルの実施
          1. 未来型商業への変革               セブン&アイ・ホールディングスとの業務提携
    くらし                              >コマース事業の推進
     ×
    楽しさ                              スポーツをコンテンツとした沿線活性化策の推進
          2. 心が動く瞬間を演出するコンテンツの創造     地域のシンボルとなる駅づくり
                                     沿線での学びや楽しさの提供

          1. 地域の魅力を引き出す特徴あるホテルの出店    2020年度までに15店程度の出店・営業収益420億円
    観光
     ×                               訪日外国人旅行者向け施策
    経験    2. 世界に誇る観光ビジネスモデルの構築       人材派遣サービスの展開
                                     沿線観光地の活性化・新たな旅行の提供

          1. 新たな価値を生む人材と             事業アイデア公募制度
  わくわく       アイデアの育成、機会の創出           プロジェクト人材公募制度
    ×                                ダイバーシティ&インクルージョンの推進
イノベーション   2. 社員の力を最大限引き出す環境づくり       人事評価・人材育成
                                     働き方改革

                                     海外事業・M&:
 新たな価値提供に向けた取り組み
                                     小田急沿線I<Tプラットフォーム構築

5                                       Copyright 2019 Odakyu Electric Railway Co.,Ltd. All Rights Reserved.
    未来フィールド『モビリティ × 安心・快適』

                複々線化効果

 2019年度上期実績                                      今後の見通し
        通勤定期・定期外は計画を上回り推移                                    2020年代前半に2017年度比50億円〒αの増収を目指す
                   <全線利用人員>                                             (2020年度は30億円の増加)
              (2019年度上期・対前年増減率)
                                  計画     実績          <複々線完成前との利用人員比較>                              <複々線化効果額(2017年度比)>
                   4.5                                  (2017年度=100)                                    (単位:億円)
          4.1              4.2                                                                                   +50+α
                                           3.7      通勤定期                             103.7
                                   3.0                                               103.2
                                                    定期外                                                               +30
                                                                102.2                102.7
                                                    定期・定期外計                                                 +24
        3.3      6.5     4.2     1.2     3.1                                                       +18

                                                                         101.8
                                                                101.5
    通勤定期 通学定期            定期計     定期外      合計
                                                                                                   2018年度 2019年度 2020年度                  2020年代
                                                  2017年度実績    2018年度実績      2019年度予想                 実績       予想        計画                  前半




        二次交通サービスの高度化

 江の島周辺公道で自動運転バスの実証実験を実施
    •     昨年より高度な技術実証(信号との連携やセンサーによる対向車確認など)
    •     技術面以外の必要なサービスの検証(車掌同乗による乗降補助など)

                引き続き実用化に向けた課題整理・社会受容性の拡大に取り組む                                                      実験車両                          運行ルート


6                                                                                Copyright 2019 Odakyu Electric Railway Co.,Ltd. All Rights Reserved.
    未来フィールド『モビリティ × 安心・快適』

       MaaSの開発

 MaaSアプリ「>Mot」サービスイン


                                                     基本機能           ※   順次機能拡張予定


                                       複合経路検索サービス                 電子チケット発行




    <実証実験(2019年10月30日~)>
                                           施策                   検証内容

                               デジタル箱根フリーパス発行         スマホのみで周遊できる
            観光型MaaS                             ※2
                         ※1    など                    ユーザーの体験価値

                               商業施設利用時の              公共交通利用促進に向けた
            郊外型MaaS
                         ※1    バス無料チケット発行            デジタル接点の有用性

                               駅構内飲食                 MaaS × 生活サービスの
       MaaS × 生活サービス
                               サブスクリプション             需要創出効果
      ※1   国土交通省の新モビリティサービス推進事業の選考モデルに選定
      ※2   当面の間、発売を延期




7                                                      Copyright 2019 Odakyu Electric Railway Co.,Ltd. All Rights Reserved.
    未来フィールド『モビリティ × 安心・快適』

           MaaSの開発

 オープンな共通データ基盤「MaaS Japan」での連携拡大
     国内の交通事業者、自治体等が参画・海外MaaSアプリとも連携
       【                  を活用・連携したアプリ展開※】
                                                  北海道十勝地域で実証実験
                                                  (北海道の実証事業に採択)

                                                    立川駅周辺で実証実験
                                                   (東京都の実証実験に採択)


                                                        【                        の主な機能・サービス※】




    地方の観光MaaSアプリ開発を支援




    ※ 2019年10月31日付ニュースリリース『共通データ基盤「MaaS Japan」と
      海外MaaSアプリが連携』より引用(一部加工)



     次世代モビリティを活用したネットワークの構築を通じ「会いたいときに、会いたい人に、会いに行ける」世界を目指す


8                                                           Copyright 2019 Odakyu Electric Railway Co.,Ltd. All Rights Reserved.
    未来フィールド『まちづくり × 愛着』

       新宿西口再開発

 直近の動き
     「新宿グランドターミナルの再編」に伴う土地区画整理事業の都市                         当社の再開発計画が内閣府の国家戦略特区の
     計画手続着手を発表(東京都)                                             案件としてエントリー
               <新宿グランドターミナルのコンセプト>
       駅、駅前広場、駅ビル等が有機的に一体化した次世代のターミナル
             誰にとっても優しい空間がまちとつながり、                                                                都市再生プロジェクトにおける
          様々な目的を持って訪れる人々の多様な活動にあふれ、                                                              整備後の新宿駅西口のイメージ
                交流・連携・挑戦が生まれる場所



                               <新宿グランドターミナルの再編>                       新宿駅の再編整備に合わせた、
                                                                    重層的な歩行者ネットワークの形成や、
                                  線路上空へのデッキ新設                     立地特性を活かしたビジネス創造発信施設の整備
                                 駅前広場を人中心に再構成
                                                                        出典:第26回東京圏国家戦略特別区域会議東京都提出資料
                               駅の改良や駅ビルの機能更新 など
                                                             今後の予定
                                                            • 2019年中に都市計画決定(東京都)予定
                                                              (都市施設(デッキ・駅前広場)、土地区画
                                                                 整理事業等)
                                           新宿駅西口より          • 国家戦略特区エントリーにより、2020年
                                        西新宿高層ビル街方面を望む
※ 位置や範囲は現在検討中の概ねのものを記載しています。                                   中に都市計画決定(当社)を目指す方針が
出典:「新宿の拠点再整備方針~新宿グランドターミナルの一体的な再編~」(平成30年3月 東京都 新宿区)
   「新宿グランドターミナルへの再編に向けたまちづくりの着手について」(令和元年5月17日 東京都 都市整備局)      示されている

9                                                            Copyright 2019 Odakyu Electric Railway Co.,Ltd. All Rights Reserved.
     未来フィールド『まちづくり × 愛着』

        下北沢エリア

 線路跡地のまちづくり

                             異なる各駅周辺の特性を踏まえ、1.7kmにわたる開発エリアに個性豊かな13の
                             施設群を配置し、地域の方々とともにまちを作る(2020年度までに整備※)※                                             一部を除く




                     複合施設
     賃貸住宅                        保育園          学生寮       商業施設(11月1日開業)                                   宿泊施設

     店舗・事務所




              宿泊施設      店舗兼用住宅                      イベントスペース                商業施設                        商業施設
                                       商業施設
                         ・商業施設
(既開業)


(未開業)




10                                                      Copyright 2019 Odakyu Electric Railway Co.,Ltd. All Rights Reserved.
     未来フィールド『くらし × 楽しさ』

 ㈱セブン&アイ・ホールディングスとの業務提携・駅の利便性向上

 スーパーマーケット事業                          駅構内売店・<VS事業
 •   ヨークベニマルとの共同プロジェクトによる             •   セブン-イレブンへ転換した店舗の売上は4割程度増加※
                                          ※ 2019年8月末時点で転換済みの店舗(36店舗)の平均値
     店舗フォーマットの見直し
 【新規出店】                               •   2019年度に既存店舗のセブン-イレブンへの転換を完了予定
                                                            <転換計画>
                      江ノ島店                            既存      閉鎖       転換       新設

                      (2019年4月新規出店)       転換前                   102店舗


                                          転換後                              45店舗(予定※)               ← 5店舗
 【リニューアル】

                                                   他用途に転用等             うち40店舗転換済※                  うち4店舗
                                                                       ※ 2019年10月7日時点              新設済※




         梅ヶ丘店              狛江店
      売上前年比〒10.9%       売上前年比〒9.4%
                                          テレワーク用    AMAZON HUB                          広告付き自販機
 【オペレーション改善】                               個室ブース    ロッカー など                               など

      新百合ヶ丘店   :   オペレーション改善により           駅で新たな価値を提供し                               駅構内での
                   営業利益前年比〒9.6%
                                           利便性向上を推進                               新たな収益源の確保

11                                                 Copyright 2019 Odakyu Electric Railway Co.,Ltd. All Rights Reserved.
     未来フィールド『観光 × 経験』

 エリア特性や旅行者の嗜好に合わせた新規ホテルの出店

 ホテル新設計画(開業済みを含む)
                                       ※ 物件保有形態    □:リース方式        ■:所有直営方式
                                                                                           <温泉旅館[下北線路街](名称未定)>
                       ホテル名                  所在地     客室数          開業時期      ※
                                                                                                  “都心に突如現れる温泉旅館”
 1       HOTEL LOCUS                         宮古島       100室      2018年1月    ■

     2   HAMACHO HOTEL                       日本橋       170室      2019年2月    □                                        [ターゲット]

     3   MUJI HOTEL GINZA                     銀座           79室   2019年4月    □                                           地域住民・インバウンド

     4   the rescape                         宮古島           41室   2019年5月    □                                        [想定稼働率]

     5   ONSEN RYOKAN 由縁 新宿                   新宿       193室      2019年5月    □                                           8割前後
     6   箱根ゆとわ                                箱根           72室   2019年8月    ■

     7   HOTEL CLAD                          御殿場       182室      2019年12月   ■
                                                                                           2020年度までに15店程度の出店と
     8   ホテルアンテルーム那覇                          那覇       126室      2020年2月    □
                                                                                               営業収益420億円を目指す
     9   ホテルストレータ那覇                           那覇       221室      2020年4月    □

 10 温泉旅館[下北線路街](名称未定)                        世田谷           35室   2020年9月    ■                <ホテル業営業損益(単位:億円)>
                                                                                                          営業収益            営業利益
  HOTEL LOCUS は2019年6月に当社が土地建物を取得し所有直営方式に変更                                                                                                    22
  2021年度以降のホテル展開                                                                    12
     •   福岡・博多         :   宿泊特化型・コンドミニアム型ホテルの開発(2022年春開業予定)                                                  9
                                                                                                 6                       7
  海外でのホテル展開(連結対象外)                                                                                                                351
     •   中国・北京         :   MUJI HOTEL BEIJING(2018年3月開業)
                                                                                     278       276         306         311                     422
     •   韓国・ソウル        :   (仮称)ホテルアンテルームソウルカロスキル(2020年5月開業予定)
                                                                                                                                     2
                                                                                0                                                                        0



     •   スリランカ・ミリッサ          : リゾートホテルの開発
                                                                                    2015年度   2016年度      2017年度      2018年度      2019年度      2020年度


12                                                                                     Copyright 2019 Odakyu Electric Railway Co.,Ltd. All Rights Reserved.
     未来フィールド『観光 × 経験』

       スポーツ共創戦略
        箱根エリア

 箱根エリアでの取り組み
                               ● 交通結節点・交通ネットワーク整備                              ● 夜間観光の促進




                                         新型海賊船「クイーン芦ノ湖」                               箱根湯本 Summer Night Village
                                            2019年4月就航                                   「29番地BAR&GRILL」

※ 箱根エリアの状況
 ●   箱根大涌谷周辺の噴火警戒レベル引き上げ(5月19日)                  ●   台風19号(10月12日)
       「1」(活火山であることに留意)        <箱根エリア収益>              箱根登山鉄道で道床流出・法面崩壊等が発生
         ↓                      (単位:億円)                (箱根湯本~強羅間運休)
       「2」(火口周辺規制)             2018年度   2019年度        ↓
     05月19日   箱根ロープウェイ全線運休                            • 復旧には長期間要する見込み
                                106
                                        99
     09月21日   箱根ロープウェイ一部運転再開                          • 収支への影響や復旧費用等は算定中につき業績予想には
              (姥子~桃源台間)                                   反映していない
     10月07日   噴火警戒レベル引き下げ                                 (参考)箱根登山鉄道㈱鉄道業営業収益(2018年度)
              「2」→「1」                                           上期15億円             下期15億円             通期30億円
     10月26日   箱根ロープウェイ全線運転再開      上期実績                早期復旧に全力を挙げ、公共交通機関としての責務を果たす


13                                                         Copyright 2019 Odakyu Electric Railway Co.,Ltd. All Rights Reserved.
     未来フィールド『わくわく × イノベーション』

     事業アイデア公募制度
      スポーツ共創戦略                            その他の取り組み

 事業アイデア公募制度「climbers」における            外部パートナー・顧客と現業社員の交流推進
     社会課題解決に向けた事業の検討
                                                                      ラグビー豪代表選手との
     <未来フィールドの実現>       <社会課題の解決>                                     新宿駅でのイベント


     小田急が取り組むことで         S=Gsなどの
       お客さまと社会に         中長期的に深刻化する
      新しい価値を提供する    ×    ニーズを捉える                                      こども職業体験イベント




                                         現業社員の自主的な取り組みなどにより
                                         外部パートナー・顧客との接点が増加
                                         (2019年4~9月 約60件)
           社員が自由に事業を提案できる制度
                                      沿線地域との接点を通じた社会課題の探求
                                                                  ↓
          新たに8件の事業化に向けた検討を開始
                                              新たなチャレンジの機会の創造
          (農業の持続可能性・子育ての課題など)

          ※前期からの4件は継続して事業化準備中


14                                    Copyright 2019 Odakyu Electric Railway Co.,Ltd. All Rights Reserved.
     S=Gs推進の取り組み

 神奈川県との「S=Gs推進に係る連携と協力に    サーキュラー・エコノミー推進に関する協定を座間市と締結
     関する協定」(2019年7月締結)
                                                  生産

     1. 住み続けられるまちづくりに         利用                                                   調達
        関すること
                                                  廃棄
     2. ともに生きる社会の実現に
        関すること                      廃棄物事業者などが抱える課題の解決

     3. 循環型社会の形成に            <今後の取り組み>
        関すること                 • 学校施設や駅構内での座間市民に向けた環境に関する
                                啓発活動
     4. 未病を改善する取組に
                              • 資源物・ごみに関する業務でのテクノロジー活用を
        関すること
                                見据えた実証実験
     5. プラスチックごみ問題に
                            事業アイデア公募制度「climbers」
        関すること

     6. その他、S=Gsの普及啓発及び                      獣害問題解決に向けた
        達成に向けた取組に関すること                       ビジネスの事業化推進


                             <今後の取り組み>
                              • 獣害問題に対する啓発活動
                              • 事業化に向けた市場調査やパートナー
                                との連携強化


15                                  Copyright 2019 Odakyu Electric Railway Co.,Ltd. All Rights Reserved.
     【参考】台風19号の被害状況(箱根エリア)

【箱根登山鉄道における被害状況(大平台駅~彫刻の森駅間)】                              宮ノ下~小涌谷駅間



← 箱根湯本     ●:主な被害箇所




                                              法面崩壊                                     軌道流出




     大平台駅~宮ノ下駅間




                     運行状況
                      箱根湯本~強羅間で運休中                                                     橋梁流出
                      → 代行バスを運行・路線バスによる振替輸送を実施
                      復旧に向けた取り組み状況
                      ・ 被害の全容を確認し、地質調査等必要な調査を開始
        岩石流入          ・ 同社施設以外の復旧も要するため、国・県・町等関係機関と調整中
                      ↓
                      ・ 現時点で復旧方法や復旧費用は未定
                      ・ 年内を目途に復旧時期の明確化を目指す


16                                           Copyright 2019 Odakyu Electric Railway Co.,Ltd. All Rights Reserved.
     【参考】長期ビジョン2020・中期経営計画

                                             経営理念

        グループ経営理念
                                             行動指針


                                     基本方針「わたしたちの挑戦」
                         経営理念である『お客さまの「かけがえのない時間(とき)」と「ゆたかな
                        くらし」の実現』に向けて、2020年度までに事業基盤をより強固なものとし、
                          成長の種を蒔き育て、躍動的な企業グループを目指して、挑戦します。
         長期ビジョン
          2020                テーマⅠ                                         テーマⅡ
                         沿線における複々線完成後の                             2020年度までに
      将来を見据えて、グループが       グループ収益を最大化する                            成長の種を蒔き育てる
      2020年度までに取り組むべき
          方向性を示したもの                     未来フィールド
                               “4つの価値提供分野”と“そのために必要な組織”


         中期経営計画                2020年度の達成状態・具体的施策・数値計画

      長期ビジョン2020を受けて              目標とする経営指標(2020年度)
       3年間で実行していく計画
                         >;IT=: 1,092億円 ・ 有利子負債/>;IT=:倍率 7.0倍

17                                      Copyright 2019 Odakyu Electric Railway Co.,Ltd. All Rights Reserved.
     【参考】未来フィールド

         モビリティ × 安心・快適
      ~新しい“モビリティ・ライフ”をまちに~
   90年間積み上げてきた安心・快適という普遍的な価値を
 揺るぎない土台としながら、これからのテクノロジーを活かして、
    「会いたいときに、会いたい人に、会いに行ける」、
    次世代の“モビリティ・ライフ”をまちに生み出します。

           まちづくり × 愛着
        ~まちの“新しい物語”を紡ぎ出す~
まちの個性や特徴を活かした職、住、商、学・遊のシーンを創り出し、
   まちとつながる愛着や誇りをお客さまとともに育みます。
       お客さまや地域社会の課題解決を通じて、
      まちの“新しい物語”を紡ぎ出していきます。

           くらし × 楽しさ
       ~何気ない日々に“心が動く瞬間”を~
変化するトレンドや多様化するお客さまの欲求をスピーディーに捉え、
スポーツや音楽、食事、買い物など、何気ない日々を彩る時間や空間を
      さまざまなパートナーと共創することにより、
    安心感を上回る“心が動く瞬間”を演出していきます。

             観光 × 経験                   わくわく × イノベーション
      ~ここでしか得られない“特別な想い出”を~         ~いつの時代もお客さまに“わくわく”を~
地域の方々とともにその土地ならではの過ごし方や楽しみ方を発掘し、    社員一人ひとりが、主体性と創造性と情熱を解放し、
       日本はもちろん、世界から訪れるゲストに             “わくわく”をアイデアの源泉とします。
  “特別な想い出”として心に残る経験のお手伝いをすることで、       お客さまに新たな価値をお届けするために、
      日本、地域、まちの発展に貢献していきます。        いつの時代も変化を楽しみ、未知への挑戦を続けます。


18                                    Copyright 2019 Odakyu Electric Railway Co.,Ltd. All Rights Reserved.
     【参考】数値計画(連結)

                  2018年度         2019年度         (10月公表値)               2020年度                       (4月公表値)
     単位:百万円
                  (実績)           (予想)             対前年                  (計画)                             対前年
営業収益                526,675           547,800      〒 21,124                   583,200                      〒 35,400

営業利益                 52,089            50,000       △ 2,089                     56,700                       〒 6,700

経常利益                 49,687            47,800       △ 1,887                     52,900                       〒 5,100

当期純利益        ※1      32,468            32,500         〒 31                      35,600                       〒 3,100

設備投資額                82,215           119,600      〒 37,384                     91,700                     △ 27,900

減価償却費                46,727            49,600       〒 2,872                     52,500                       〒 2,900

>;IT=:               98,817            99,600        〒 782                    109,200                        〒 9,600

有利子負債               715,293           749,300      〒 34,006                   764,300                      〒 15,000

有/>倍率        ※2        7.2 倍           7.5 倍       〒 0.3 P                        7.0 倍                      △ 0.5 P

※1   親会社株主に帰属する当期純利益    ※2     有利子負債/>;IT=:倍率                                              :目標とする経営指標

【参考】
RO:     ※3             4.2 %           3.8 %       △ 0.4 P                        4.1 %                      〒 0.3 P

RO>     ※4             9.7 %           9.0 %       △ 0.7 P                        9.1 %                      〒 0.1 P

※3    営業利益/総資産(有価証券評価差額除く)       ※4   親会社株主に帰属する当期純利益/純資産(有価証券評価差額除く)

19                                                      Copyright 2019 Odakyu Electric Railway Co.,Ltd. All Rights Reserved.
     【参考】数値計画(セグメント別)

              2018年度      2019年度      (10月公表値)               2020年度                       (4月公表値)
     単位:百万円
              (実績)        (予想)          対前年                  (計画)                             対前年
     運輸業        179,293     180,200        〒 906                    182,600                        〒 2,400

     流通業        210,681     208,200       △ 2,481                   225,900                      〒 17,700
営
業    不動産業        69,006      83,000      〒 13,993                     91,100                       〒 8,100
収    その他の事業     106,937     116,000       〒 9,062                   123,800                        〒 7,800
益
     調整額       △ 39,242    △ 39,600        △ 357                 △ 40,200                             △ 600

     合計         526,675     547,800      〒 21,124                   583,200                      〒 35,400

     運輸業         29,265      26,400       △ 2,865                     27,700                       〒 1,300

     流通業          2,960       4,300       〒 1,339                       5,900                      〒 1,600
営
業    不動産業        13,759      14,100        〒 340                      16,000                       〒 1,900
利    その他の事業       5,939       5,100        △ 839                        7,000                      〒 1,900
益
     調整額           165         100          △ 65                            100                              〓

     合計          52,089      50,000       △ 2,089                     56,700                       〒 6,700


20                                            Copyright 2019 Odakyu Electric Railway Co.,Ltd. All Rights Reserved.
                     注意事項
     スライドに記載されている計画、見通し、戦略のうち、歴史的事実でないものは、
     将来の見通しであり、これらは開示時点で入手可能な情報から得られた当社の経営
     者の判断に基づいています。
     したがって、実際の業績は経済情勢等の変化によって業績見通しとは異なる可能性
     があります。




21                           Copyright 2019 Odakyu Electric Railway Co.,Ltd. All Rights Reserved.