2020年３月期 第２四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
2019年10月31日
上場会社名 小田急電鉄株式会社 上場取引所 東
コード番号 9007 ＲＬ https://www.odakyu.jp/
Ｕ
代表者 （役職名） 取締役社長 （氏名）星野 晃司
問合せ先責任者 （役職名） ＩＲ室長 （氏名）石黒 徹 （ＴＥＬ） 03（3349）2526
四半期報告書提出予定日 2019年11月14日 配当支払開始予定日 2019年12月２日
四半期決算補足説明資料作成の有無：有
四半期決算説明会開催の有無 ：有 （機関投資家・アナリスト向け）
（百万円未満切捨て）
１．2020年３月期第２四半期の連結業績（2019年４月１日～2019年９月30日）
（１）連結経営成績（累計） （％表示は、対前年同四半期増減率）
親会社株主に帰属
営業収益 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2020年３月期第２四半期 261,766 1.7 25,657 △12.9 24,907 △13.4 16,598 △13.2
2019年３月期第２四半期 257,307 1.0 29,450 △2.7 28,749 △1.0 19,123 △0.4
（注）包括利益 2020年３月期第２四半期 14,021百万円 （△41.5％） 019年３月期第２四半期 23,970百万円 （10.0％）
2
潜在株式調整後
１株当たり
１株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年３月期第２四半期 46.07 －
2019年３月期第２四半期 53.06 －
（２）連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 ％
2020年３月期第２四半期 1,334,004 399,165 29.4
2019年３月期 1,312,433 389,180 29.1
（参考）自己資本 2020年３月期第２四半期 392,171百万円 2019年３月期 382,383百万円
２．配当の状況
年間配当金
第１四半期末 第２四半期末 第３四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年３月期 － 10.00 － 11.00 21.00
2020年３月期 － 11.00
2020年３月期（予想） － 11.00 22.00
（注）直近に公表されている配当予想からの修正の有無：無
３．2020年３月期の連結業績予想（2019年４月１日～2020年３月31日）
（％表示は、対前期増減率）
親会社株主に帰属 １株当たり
営業収益 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円 銭
通期 547,800 4.0 50,000 △4.0 47,800 △3.8 32,500 0.1 89.81
（注）直近に公表されている業績予想からの修正の有無：有
※ 注記事項
(１)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動
：無
（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動）
(２)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ：無
(３)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ： 無
② ①以外の会計方針の変更 ： 無
③ 会計上の見積りの変更 ： 無
④ 修正再表示 ： 無
(４)発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年３月期２Ｑ 368,497,717株 2019年３月期 368,497,717株
② 期末自己株式数 2020年３月期２Ｑ 8,228,693株 2019年３月期 8,225,319株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年３月期２Ｑ 360,271,296株 2019年３月期２Ｑ 360,417,004株
（注）自己株式に含めている役員報酬信託口が保有する当社株式数は以下のとおりです。
2020年３月期第２四半期:165,800株 2019年３月期：165,800株
※ 四半期決算短信は公認会計士または監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
（将来に関する記述等についてのご注意）
業績予想は、現時点で得られた情報に基づいて算定しています。したがって、実際の業績は業況の変化等により記
載の予想とは異なる場合があります。
業績予想に関する事項は、添付資料３ページ「１．当四半期決算に関する定性的情報（３）連結業績予想等の将来
予測情報に関する説明」をご覧ください。
（四半期決算補足説明資料の入手方法について）
四半期決算補足説明資料はTDnetで同日開示しています。
（決算説明会内容の入手方法について）
当社は、2019年11月８日に機関投資家・アナリスト向け決算説明会を開催する予定です。
この説明会で使用する資料は、同日、TDnetで開示するとともに、当社ウェブサイトに掲載する予定です。
（参考）2020年３月期の個別業績予想（2019年４月１日～2020年３月31日）
（％表示は、対前期増減率）
１株当たり
営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円 銭
通期 175,800 1.1 40,000 △3.4 38,400 △1.4 26,700 2.8 73.39
（注）直近に公表されている業績予想からの修正の有無：有
小田急電鉄㈱ (9007) 2020年３月期 第２四半期決算短信
○添付資料の目次
１．当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
（１）経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
（２）財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
（３）連結業績予想等の将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
２．四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
（１）四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………… 7
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
（継続企業の前提に関する注記） ………………………………………………………………………………… 8
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記） ………………………………………………………… 8
（セグメント情報） ………………………………………………………………………………………………… 8
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小田急電鉄㈱ (9007) 2020年３月期 第２四半期決算短信
１．当四半期決算に関する定性的情報
（１）経営成績に関する説明
当第２四半期連結累計期間（2019年４月１日～2019年９月30日）は、流通業で減収となった一方、それ以外の
事業で増収となったことから、営業収益は261,766百万円（前年同期比1.7％増）となりました。
一方、運輸業等において費用が増加したことから、営業利益は25,657百万円（同12.9％減）となったほか、経
常利益は24,907百万円（同13.4％減）、親会社株主に帰属する四半期純利益は16,598百万円（同13.2％減）とな
りました。
セグメントごとの業績は、次のとおりです。
① 運輸業
運輸業では、当社の鉄道事業において、複々線化効果等により定期・定期外ともに輸送人員が増加したことに
加え、消費税の増税による先買いの影響がありました。
以上の結果、営業収益は91,364百万円（前年同期比1.7％増）、営業利益は、当社の鉄道事業において減価償
却費等の費用が増加したことから、17,564百万円（同4.9％減）となりました。
(当社鉄道事業運輸成績表)
当第２四半期連結累計期間
（2019.４.１～2019.９.30）
種別 単位
対前年同期
増減率（％）
営業日数 日 183 0.0
営業キロ キロ 120.5 0.0
客車走行キロ 千キロ 95,802 △0.7
定期 千人 253,144 4.2
輸送人員 定期外 〃 150,731 3.0
計 〃 403,875 3.7
定期 百万円 25,265 4.2
旅客運輸収入 定期外 〃 36,412 2.1
計 〃 61,678 3.0
運輸雑収 〃 1,891 2.4
運輸収入合計 〃 63,570 3.0
乗車効率 ％ 47.5 ―
(注) 乗車効率の算出方法
乗車効率＝延人キロ（駅間通過人員×駅間キロ程）／（客車走行キロ×平均定員）×100
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小田急電鉄㈱ (9007) 2020年３月期 第２四半期決算短信
② 流通業
流通業では、百貨店業において、㈱小田急百貨店町田店および藤沢店におけるリニューアルに伴う売場面積減
少等により減収となりました。
以上の結果、営業収益は103,270百万円（前年同期比3.2％減）、営業利益は1,797百万円（同23.9％減）とな
りました。
③ 不動産業
不動産業では、不動産分譲業において、販売戸数が増加したことや、不動産賃貸業において、新規に開業した
物件の収入が寄与したことなどにより増収となりました。
以上の結果、営業収益は30,775百万円（前年同期比7.0％増）、営業利益は、当社の不動産賃貸業において新
規物件の取得による費用等が増加したことから、4,500百万円（同29.7％減）となりました。
④ その他の事業
その他の事業では、前期末に㈱ヒューマニックを連結子会社化したことに加え、ホテル業において、新規に開
業した物件の収入が寄与したことなどにより増収となりました。
以上の結果、営業収益は54,109百万円（前年同期比10.1％増）、営業利益は、ホテル業において新規物件の開
業費用等が増加したことから、1,764百万円（同16.5％減）となりました。
（２）財政状態に関する説明
当第２四半期連結会計期間末における総資産は、現金及び預金が増加したことなどから、1,334,004百万円
（前連結会計年度末比21,571百万円増）となりました。
負債の部は、有利子負債が増加したことなどから、934,839百万円（同11,585百万円増）となりました。
純資産の部は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したことなどから、
399,165百万円（同9,985百万円増）となりました。
（３）連結業績予想等の将来予測情報に関する説明
当期の連結業績予想は、第２四半期までの業績等を踏まえ、2019年４月26日に公表した業績予想を変更してい
ます。
営業収益は5,478億円（前期比4.0％増）と、運輸業や流通業等で前回公表時の想定を下回ることを見込み、従
来予想から100億円下方修正しており、営業利益は500億円（同4.0％減）と、25億円下方修正、経常利益は478億
円（同3.8％減）と、16億円下方修正、親会社株主に帰属する当期純利益は325億円（同0.1％増）と、５億円下
方修正しています。
セグメント別の詳細は、別途開示しています「2020年３月期第２四半期決算説明資料」をご参照ください。
※業績予想は、現時点で得られた情報に基づいて算定しています。したがって、実際の業績は業況の変化等によ
り記載の予想とは異なる場合があります。
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２．四半期連結財務諸表及び主な注記
（１）四半期連結貸借対照表
（単位：百万円）
前連結会計年度 当第２四半期連結会計期間
(2019年３月31日) (2019年９月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 21,762 23,954
受取手形及び売掛金 25,788 26,826
商品及び製品 6,502 6,855
分譲土地建物 32,855 37,938
仕掛品 849 1,644
原材料及び貯蔵品 2,246 2,441
その他 39,698 41,644
貸倒引当金 △100 △101
流動資産合計 129,601 141,204
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物（純額） 489,212 490,284
機械装置及び運搬具（純額） 51,312 53,061
土地 462,178 467,451
建設仮勘定 26,517 30,707
その他（純額） 12,465 12,748
有形固定資産合計 1,041,686 1,054,253
無形固定資産
のれん 3,856 2,906
その他 20,298 19,913
無形固定資産合計 24,155 22,819
投資その他の資産
投資有価証券 91,613 89,953
その他 26,358 26,778
貸倒引当金 △981 △1,005
投資その他の資産合計 116,990 115,726
固定資産合計 1,182,831 1,192,799
資産合計 1,312,433 1,334,004
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（単位：百万円）
前連結会計年度 当第２四半期連結会計期間
(2019年３月31日) (2019年９月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 25,865 23,399
短期借入金 201,440 212,024
1年以内償還社債 30,040 20,040
未払法人税等 7,037 8,073
前受金 3,050 3,617
賞与引当金 8,124 8,011
商品券等引換引当金 1,370 1,414
その他の引当金 68 78
資産除去債務 2 －
その他 106,387 99,481
流動負債合計 383,386 376,142
固定負債
社債 150,050 180,030
長期借入金 229,038 222,979
鉄道・運輸機構長期未払金 88,660 84,153
退職給付に係る負債 18,185 18,032
資産除去債務 1,361 1,408
その他 52,570 52,093
固定負債合計 539,866 558,697
負債合計 923,253 934,839
純資産の部
株主資本
資本金 60,359 60,359
資本剰余金 58,472 58,470
利益剰余金 239,148 251,760
自己株式 △10,982 △10,991
株主資本合計 346,997 359,600
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 33,875 31,180
土地再評価差額金 548 548
退職給付に係る調整累計額 961 842
その他の包括利益累計額合計 35,385 32,571
非支配株主持分 6,796 6,994
純資産合計 389,180 399,165
負債純資産合計 1,312,433 1,334,004
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（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
（四半期連結損益計算書）
（第２四半期連結累計期間）
（単位：百万円）
前第２四半期連結累計期間 当第２四半期連結累計期間
(自 2018年４月１日 (自 2019年４月１日
至 2018年９月30日) 至 2019年９月30日)
営業収益 257,307 261,766
営業費
運輸業等営業費及び売上原価 184,070 188,524
販売費及び一般管理費 43,786 47,583
営業費合計 227,857 236,108
営業利益 29,450 25,657
営業外収益
受取利息 3 5
受取配当金 1,010 947
持分法による投資利益 921 901
雑収入 1,055 1,114
営業外収益合計 2,991 2,968
営業外費用
支払利息 3,029 2,701
雑支出 662 1,017
営業外費用合計 3,692 3,718
経常利益 28,749 24,907
特別利益
固定資産売却益 300 650
工事負担金等受入額 395 842
その他 4 7
特別利益合計 701 1,500
特別損失
固定資産売却損 21 41
固定資産圧縮損 381 835
固定資産除却損 1,626 754
その他 155 63
特別損失合計 2,185 1,694
税金等調整前四半期純利益 27,265 24,712
法人税、住民税及び事業税 7,423 7,577
法人税等調整額 338 299
法人税等合計 7,762 7,877
四半期純利益 19,502 16,835
非支配株主に帰属する四半期純利益 378 236
親会社株主に帰属する四半期純利益 19,123 16,598
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小田急電鉄㈱ (9007) 2020年３月期 第２四半期決算短信
（四半期連結包括利益計算書）
（第２四半期連結累計期間）
（単位：百万円）
前第２四半期連結累計期間 当第２四半期連結累計期間
(自 2018年４月１日 (自 2019年４月１日
至 2018年９月30日) 至 2019年９月30日)
四半期純利益 19,502 16,835
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 4,595 △2,678
退職給付に係る調整額 △84 △117
持分法適用会社に対する持分相当額 △42 △17
その他の包括利益合計 4,468 △2,813
四半期包括利益 23,970 14,021
（内訳）
親会社株主に係る四半期包括利益 23,589 13,784
非支配株主に係る四半期包括利益 381 237
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（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項
（継続企業の前提に関する注記）
該当事項はありません。
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記）
該当事項はありません。
（セグメント情報）
Ⅰ 前第２四半期連結累計期間（自 2018年４月１日 至 2018年９月30日）
報告セグメントごとの営業収益及び利益又は損失の金額に関する情報
（単位：百万円）
四半期連結
その他の 調整額 損益計算書
運輸業 流通業 不動産業 事業 合計 （注）２ 計上額
（注）１ （注）３
営業収益
外部顧客への営業収益 88,450 105,019 25,868 37,968 257,307 － 257,307
セグメント間の内部営業収益 1,408 1,641 2,890 11,169 17,110 △17,110 －
または振替高
計 89,859 106,661 28,759 49,138 274,418 △17,110 257,307
セグメント利益 18,478 2,361 6,399 2,114 29,353 96 29,450
(注） １ 「その他の事業」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、以下の事業セグメントを含
んでいます。
ホテル業、レストラン飲食業、旅行業、ゴルフ場業、鉄道メンテナンス業、ビル管理・メンテナンス業、広告
代理業、園芸・造園業、経理代行業、保険代理業および企画設計・運営業
２ セグメント利益の調整額96百万円は、セグメント間取引消去112百万円およびのれん償却額△15百万円です。
３ セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
Ⅱ 当第２四半期連結累計期間（自 2019年４月１日 至 2019年９月30日）
報告セグメントごとの営業収益及び利益又は損失の金額に関する情報
（単位：百万円）
四半期連結
その他の 調整額 損益計算書
運輸業 流通業 不動産業 事業 合計 （注）２ 計上額
（注）１ （注）３
営業収益
外部顧客への営業収益 89,999 101,683 27,765 42,317 261,766 － 261,766
セグメント間の内部営業収益
または振替高 1,364 1,587 3,010 11,791 17,753 △17,753 －
計 91,364 103,270 30,775 54,109 279,520 △17,753 261,766
セグメント利益 17,564 1,797 4,500 1,764 25,626 30 25,657
(注） １ 「その他の事業」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、以下の事業セグメントを含
んでいます。
ホテル業、レストラン飲食業、旅行業、ゴルフ場業、鉄道メンテナンス業、ビル管理・メンテナンス業、広告
代理業、経理代行業、保険代理業、企画設計・運営業および人材派遣業
２ セグメント利益の調整額30百万円は、セグメント間取引消去です。
３ セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
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