9005 東急 2020-05-22 14:30:00
2020年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月22日
上 場 会 社 名 東急株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 9005 URL https://www.tokyu.co.jp/
代 表 者 (役職名) 取締役社長 (氏名) 高橋 和夫
問合せ先責任者 (役職名) 財務戦略室 主計グループ 課長 (氏名) 小田 克 (TEL) (03)3477-6168
定時株主総会開催予定日 2020年6月26日 配当支払開始予定日 2020年6月29日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月26日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・証券アナリスト向け/電話会議のみ )
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期の連結業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
営業収益 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 1,164,243 0.6 68,760 △16.1 70,925 △13.4 42,386 △26.7
2019年3月期 1,157,440 1.7 81,971 △1.1 81,907 △2.2 57,824 △17.5
(注) 包括利益 2020年3月期 35,132百万円( △34.5%) 2019年3月期 53,616百万円( △31.8%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 営業収益
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2020年3月期 69.88 - 5.6 2.9 5.9
2019年3月期 95.14 - 8.0 3.5 7.1
(参考) 持分法投資損益 2020年3月期 9,001百万円 2019年3月期 7,693百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 2,537,196 809,614 29.8 1,253.29
2019年3月期 2,412,876 796,164 30.9 1,225.85
(参考) 自己資本 2020年3月期 757,003百万円 2019年3月期 745,233百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 155,302 △190,641 59,634 57,524
2019年3月期 138,435 △225,098 82,115 33,302
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年3月期 - 10.00 - 10.00 20.00 12,189 21.0 1.7
2020年3月期 - 12.00 - 11.00 23.00 13,962 32.9 1.9
2021年3月期(予想)
- 11.00 - 12.00 23.00 -
(注)1 配当金総額に含めている従業員持株会信託口及び役員報酬信託口に対する配当金は以下のとおりであります。
2020年3月期 13百万円 2019年3月期:26百万円
2 2020年3月期第2四半期末の配当金12.0円は、記念配当2.0円を含んでおります。
3 2021年3月期の配当性向予想につきましては、現段階で合理的な業績予想の算定を行うことが困難であることから、
未定としております。
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症が業績に与える影響を現段階において合理的に算定す
ることが困難なことから未定としております。業績予想の開示が可能となった時点で、速やかに公表いたします。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
新規 1社 (社名)東急電鉄株式会社 、 除外 -社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 624,869,876株 2019年3月期 624,869,876株
② 期末自己株式数 2020年3月期 20,858,041株 2019年3月期 16,939,824株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 606,591,818株 2019年3月期 607,772,698株
(注)自己株式に含めている従業員持株会信託口及び役員報酬信託口が保有する当社株式数は以下のとおりであります。
2020年3月期:395,600株 2019年3月期:1,129,000株
(参考) 個別業績の概要
2020年3月期の個別業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 217,454 △23.6 37,388 △31.4 37,974 △30.3 25,780 △32.7
2019年3月期 284,531 5.6 54,538 △2.6 54,478 △5.7 38,292 △10.9
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期 42.48 -
2019年3月期 62.98 -
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 1,862,623 554,026 29.7 916.86
2019年3月期 1,877,213 555,310 29.6 913.06
(参考) 自己資本
2020年3月期 554,026百万円 2019年3月期 555,310百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいて
おり、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、次期の連結業績予想につきましては、合理的な業績予想
の算定が困難であるため、未定としております。
なお、上記予想に関する事項は、添付資料4ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
(決算短信補足説明資料の入手方法について)
「2019年度 決算実績 概況資料」は、本日(2020年5月22日)、TDnetで開示するとともに、当社ウェブサイトに掲載しておりま
す。
(決算説明会内容の入手方法について)
当社は、2020年5月25日に機関投資家・証券アナリスト向け決算説明会(電話会議)を開催する予定であります。
当日使用する資料につきましては、同日、TDnetで開示するとともに、当社ウェブサイトに掲載する予定であります。
東急㈱ (9005) 2020年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………… 4
(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………… 7
連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 7
連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………………… 8
(3)連結株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………… 11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………… 13
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………… 13
(表示方法の変更) …………………………………………………………………………………………… 13
(追加情報) …………………………………………………………………………………………………… 13
(セグメント情報) …………………………………………………………………………………………… 13
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………………… 16
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………… 16
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東急㈱ (9005) 2020年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当期における我が国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなか、各種政策の効果もあり緩やかな回復基調で推
移いたしましたが、冬季に発生した新型コロナウイルス感染症が世界経済に与える影響は大きく、社会活動や企
業活動に制限がかかるなど、厳しい状況が継続いたしました。
このような経済情勢の中、当社および連結子会社は、中期3か年経営計画「Make the Sustainable Growth」を
推進してまいりました。既存事業や沿線外拠点を強化するとともに、当社の強みを活かすことのできる新規領域
にも積極的に進出することで、激しい時代の変化の中でも、持続的な成長を続ける企業集団を目指してまいりま
す。
なお、当社は2019年9月に商号を「東急株式会社」に変更、10月には鉄軌道事業を分割し、東急電鉄㈱として
営業を開始いたしました。当社は、引き続き各事業を取り巻く環境の変化へ一層のスピード感を持って対応し、
新たな付加価値の創造による事業拡大を図ることで、成長戦略を推進してまいります。
当連結会計年度の営業収益は、渋谷スクランブルスクエアや南町田グランベリーパークの開業に伴い、当社不
動産賃貸業が堅調に推移したことなどにより、1兆1,642億4千3百万円(前年同期比0.6%増)となりましたが、
新型コロナウィルス感染症拡大に伴う消費需要の減少を受け、交通事業で外出の自粛等による利用者の減少のほ
か、ホテル・リゾート事業ではホテルの稼働率が大きく減少したことなどにより、営業利益は687億6千万円(同
16.1%減)、経常利益は709億2千5百万円(同13.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は、423億8千6
百万円(同26.7%減)となりました。
セグメントの業績は以下のとおりであり、各セグメントの営業収益は、セグメント間の内部営業収益又は振替
高を含んで記載しております。なお、各セグメントの営業利益をセグメント利益としております。
また、当連結会計年度より、各報告セグメントにおける営業費について区分を変更しており、以下の前年同期
比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
詳細につきましては「3.連結財務諸表及び主な注記 (5)連結財務諸表に関する注記事項 (セグメント
情報)」をご参照ください。
(交通事業)
東急電鉄㈱においては、事故の未然防止や早期復旧体制の強化による安全・安定輸送の確保、ダイヤ改正や
オフピーク促進施策の実施、新型車両導入などによる混雑緩和および利便性・快適性の向上に努めておりま
す。
2020年3月、ホームドア・センサー付固定式ホーム柵の整備率100%(※)を達成し、その結果、ホーム転落
件数は大幅に減少いたしました。また、車両内のセキュリティ向上のため、LED蛍光灯一体型防犯カメラ
「IoTube(アイ・オー・チューブ)」等の車内防犯カメラを、2020年7月を目途に東急電鉄㈱所属の全車両に
順次導入してまいります。
※ 世田谷線・こどもの国線を除く
当社および東急電鉄㈱の鉄軌道業における輸送人員は、前連結会計年度に比べて、継続した沿線人口の増加
等により定期は0.5%増加したものの、新型コロナウィルス感染症拡大に伴うお客様の利用減少に伴い定期外で
1.2%減少し、全体では0.2%の減少となりました。
連結子会社の輸送人員は、伊豆急行㈱で3.1%減少いたしました。
バス業では、東急バス㈱の輸送人員が1.5%減少いたしました。
交通事業全体の営業収益は2,136億4千7百万円(同0.0%増)、当社および東急電鉄㈱の鉄軌道業における
経費の増加等により、営業利益は270億1千8百万円(同23.2%減)となりました。
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東急㈱ (9005) 2020年3月期 決算短信
(当社の鉄軌道業の営業成績)
第150期 第151期
種別 単位
2018.4.1~2019.3.31 2019.4.1~2020.3.31
営業日数 日 365 366
営業キロ程 キロ 104.9 104.9
客車走行キロ 千キロ 151,463 152,342
定期外 千人 470,648 464,980
輸送人員 定期 千人 718,668 722,283
計 千人 1,189,316 1,187,263
定期外 百万円 76,827 75,862
旅客運輸収入 定期 百万円 64,558 64,916
計 百万円 141,385 140,778
運輸雑収 百万円 15,021 16,011
収入合計 百万円 156,406 156,789
一日平均収入 百万円 429 428
乗車効率 % 51.2 50.8
輸送人員 平均乗車キロ
(注) 乗車効率の算出方法 乗車効率 = × × 100
客車走行キロ 平均定員
(不動産事業)
不動産事業では、当社の不動産賃貸業における、渋谷スクランブルスクエアや南町田グランベリーパークの
新規開業による増収があり、営業収益は2,101億7千5百万円(同3.3%増)、新規物件の開業費用の増加はあ
るものの、前年開業した渋谷ストリームの通年稼働などもあり、営業利益は290億円(同2.2%増)となりまし
た。
(生活サービス事業)
生活サービス事業では、映像事業の㈱東急レクリエーションにおいて、ヒット作に恵まれた映画興行が好調
に推移したことや、電力小売事業の㈱東急パワーサプライにおいて顧客獲得が進捗したこと等により、営業収
益は7,079億9千5百万円(同0.7%増)となりましたが、百貨店業の㈱東急百貨店等において、消費税増税の
影響や、台風・水害・新型コロナウィルス感染症拡大による営業時間短縮や消費マインドの冷え込みの影響等
により、営業利益は134億1千1百万円(同7.8%減)となりました。
(ホテル・リゾート事業)
ホテル・リゾート事業では、ホテル業の㈱東急ホテルズにおいて、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い利
用が減少したことなどにより、営業収益は961億2千5百万円(同3.8%減)、営業損失は14億9千5百万円
(前年同期は32億1千3百万円の営業利益)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末の総資産は、当社や連結子会社である東急電鉄㈱における有形固定資産の取得等により、2
兆5,371億9千6百万円(前期末比1,243億2千万円増)となりました。
負債は、有利子負債(※)が、1兆1,510億1千万円(同845億8千8百万円増)となったこと等により、1兆
7,275億8千1百万円(同1,108億7千万円増)となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により、8,096億1千4百万円(同134億5千万円増)と
なりました。
※ 有利子負債:借入金、社債、コマーシャル・ペーパーの合計
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東急㈱ (9005) 2020年3月期 決算短信
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益657億6千4百万円に減価償却費854億4千8
百万円、法人税等の支払額258億2千9百万円等を調整し、1,553億2百万円の収入となりました。前連結会計年
度に比べ、売上債権の入金額が増加したこと等により、168億6千7百万円の収入増となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得による支出2,002億3千万円等があり、1,906億4千1
百万円の支出となりました。前連結会計年度に比べ、固定資産の取得による支出が減少したこと等により、344億
5千6百万円の支出減となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金や社債の発行による資金調達等により、596億3千4百万円の収
入となりました。
この結果、当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は575億2千4百万円となり、前連結会計年
度に比べて242億2千2百万円増加いたしました。
(4)今後の見通し
新型コロナウイルス感染症の拡大により、政府から発令された緊急事態宣言や、自治体からの外出自粛要請等
により、当社および連結子会社の提供するサービスについて、消費需要の低下や利用の減少等、大きな影響が生
じております。
足元の状況としましては、鉄軌道業において、東急線の4月の輸送人員は対前年同月比で51.7%減少しており
ます。当社グループの各施設についても、緊急事態宣言発令以降、ショッピングセンターや百貨店、映画館等で
臨時休業や営業時間の短縮、ホテル事業においても4月より直営36店舗のうち、28店舗が臨時休業となっており
ます。
このような状況のため、今後の収入動向等が極めて不透明であることから、2021年3月期の業績予想につきま
しては、現時点では未定とさせていただきます。今後、予想が可能になった段階で速やかに公表いたします。
また、配当につきましては、2020年3月期の年間配当金は1株あたり23円(中間配当金12円(記念配当金2円
を含む)、期末配当金11円)とし、2021年3月期につきましても2020年3月期と同水準である、1株あたり23円
(中間配当金11円、期末配当金12円)とする予定であります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、日本基準を適用しており
ます。
なお、国際財務報告基準(IFRS)の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応してい
く方針であります。
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東急㈱ (9005) 2020年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 34,229 59,389
受取手形及び売掛金 165,465 154,176
商品及び製品 14,068 13,717
分譲土地建物 47,811 49,251
仕掛品 5,152 7,044
原材料及び貯蔵品 7,803 8,265
その他 40,952 55,297
貸倒引当金 △1,239 △1,195
流動資産合計 314,244 345,947
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 788,980 884,032
機械装置及び運搬具(純額) 70,270 78,666
土地 710,176 732,209
建設仮勘定 196,508 147,573
その他(純額) 28,013 33,024
有形固定資産合計 1,793,950 1,875,506
無形固定資産 37,843 40,468
投資その他の資産
投資有価証券 174,150 176,218
退職給付に係る資産 6,349 4,494
繰延税金資産 17,851 23,846
その他 69,153 71,441
貸倒引当金 △667 △727
投資その他の資産合計 266,838 275,273
固定資産合計 2,098,632 2,191,248
資産合計 2,412,876 2,537,196
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東急㈱ (9005) 2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 98,811 103,082
短期借入金 334,796 331,817
コマーシャル・ペーパー - 50,000
1年内償還予定の社債 23,138 35,090
未払法人税等 14,607 14,066
賞与引当金 11,824 11,940
前受金 39,074 46,772
その他 125,507 132,352
流動負債合計 647,760 725,122
固定負債
社債 220,090 210,000
長期借入金 488,397 524,102
繰延税金負債 14,962 14,079
再評価に係る繰延税金負債 9,170 9,168
商品券回収損引当金 2,357 2,374
退職給付に係る負債 43,401 47,768
長期預り保証金 134,953 138,055
その他 40,557 44,360
固定負債合計 953,890 989,909
特別法上の準備金
特定都市鉄道整備準備金 15,060 12,550
負債合計 1,616,711 1,727,581
純資産の部
株主資本
資本金 121,724 121,724
資本剰余金 133,763 134,023
利益剰余金 495,343 524,423
自己株式 △28,506 △37,291
株主資本合計 722,325 742,880
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 16,735 9,983
繰延ヘッジ損益 △179 △41
土地再評価差額金 8,404 8,406
為替換算調整勘定 3,764 3,371
退職給付に係る調整累計額 △5,816 △7,598
その他の包括利益累計額合計 22,907 14,122
非支配株主持分 50,930 52,611
純資産合計 796,164 809,614
負債純資産合計 2,412,876 2,537,196
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東急㈱ (9005) 2020年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業収益 1,157,440 1,164,243
営業費
運輸業等営業費及び売上原価 858,207 866,629
販売費及び一般管理費 217,261 228,853
営業費合計 1,075,469 1,095,483
営業利益 81,971 68,760
営業外収益
受取利息 238 317
受取配当金 1,187 1,369
持分法による投資利益 7,693 9,001
その他 5,222 5,704
営業外収益合計 14,342 16,393
営業外費用
支払利息 9,293 8,870
その他 5,113 5,357
営業外費用合計 14,407 14,228
経常利益 81,907 70,925
特別利益
固定資産売却益 221 1,122
工事負担金等受入額 2,923 6,977
特定都市鉄道整備準備金取崩額 2,510 2,510
投資有価証券売却益 3,556 382
その他 942 963
特別利益合計 10,153 11,955
特別損失
工事負担金等圧縮額 2,557 4,566
固定資産除却損 1,282 1,079
減損損失 3,327 7,326
その他 1,730 4,143
特別損失合計 8,897 17,115
税金等調整前当期純利益 83,162 65,764
法人税、住民税及び事業税 25,316 25,513
法人税等調整額 △1,569 △3,713
法人税等合計 23,747 21,799
当期純利益 59,415 43,964
非支配株主に帰属する当期純利益 1,590 1,578
親会社株主に帰属する当期純利益 57,824 42,386
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東急㈱ (9005) 2020年3月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 59,415 43,964
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 675 △5,500
繰延ヘッジ損益 0 △0
土地再評価差額金 - 2
為替換算調整勘定 △2,416 △498
退職給付に係る調整額 △3,920 △1,502
持分法適用会社に対する持分相当額 △138 △1,333
その他の包括利益合計 △5,798 △8,831
包括利益 53,616 35,132
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 52,639 33,600
非支配株主に係る包括利益 976 1,532
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東急㈱ (9005) 2020年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本 利益 株主資本
資本金 自己株式
剰余金 剰余金 合計
当期首残高 121,724 133,132 449,795 △29,092 675,560
当期変動額
剰余金の配当 △12,192 △12,192
親会社株主に帰属する
57,824 57,824
当期純利益
土地再評価差額金の取崩 △21 △21
自己株式の取得 △589 △589
自己株式の処分 0 1,174 1,175
連結子会社の決算期変更
△62 △62
に伴う変動
支配継続子会社に対する
631 631
持分変動
持分法適用会社増加に伴
-
う増加高
その他 0 0
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - 631 45,547 586 46,765
当期末残高 121,724 133,763 495,343 △28,506 722,325
その他の包括利益累計額
その他の 非支配株主 純資産
その他 繰延 土地 退職給付に
為替換算 包括利益 持分 合計
有価証券 ヘッジ 再評価 係る調整
調整勘定 累計額
評価差額金 損益 差額金 累計額
合計
当期首残高 15,551 △35 8,384 6,083 △1,912 28,070 50,522 754,153
当期変動額
剰余金の配当 △12,192
親会社株主に帰属する
57,824
当期純利益
土地再評価差額金の取崩 △21
自己株式の取得 △589
自己株式の処分 1,175
連結子会社の決算期変更
△62
に伴う変動
支配継続子会社に対する
631
持分変動
持分法適用会社増加に伴
-
う増加高
その他 0
株主資本以外の項目の
1,183 △143 19 △2,318 △3,903 △5,162 408 △4,754
当期変動額(純額)
当期変動額合計 1,183 △143 19 △2,318 △3,903 △5,162 408 42,010
当期末残高 16,735 △179 8,404 3,764 △5,816 22,907 50,930 796,164
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東急㈱ (9005) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本 利益 株主資本
資本金 自己株式
剰余金 剰余金 合計
当期首残高 121,724 133,763 495,343 △28,506 722,325
当期変動額
剰余金の配当 △13,404 △13,404
親会社株主に帰属する当
42,386 42,386
期純利益
土地再評価差額金の取崩 △0 △0
自己株式の取得 △10,022 △10,022
自己株式の処分 0 1,237 1,238
連結子会社の決算期変更
-
に伴う変動
支配継続子会社に対する
259 259
持分変動
持分法適用会社増加に伴
98 98
う増加高
その他 -
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - 259 29,079 △8,784 20,554
当期末残高 121,724 134,023 524,423 △37,291 742,880
その他の包括利益累計額
その他の 非支配株主 純資産
その他 繰延 土地 退職給付に
為替換算 包括利益 持分 合計
有価証券 ヘッジ 再評価 係る調整
調整勘定 累計額
評価差額金 損益 差額金 累計額
合計
当期首残高 16,735 △179 8,404 3,764 △5,816 22,907 50,930 796,164
当期変動額
剰余金の配当 △13,404
親会社株主に帰属する当
42,386
期純利益
土地再評価差額金の取崩 △0
自己株式の取得 △10,022
自己株式の処分 1,238
連結子会社の決算期変更
-
に伴う変動
支配継続子会社に対する
259
持分変動
持分法適用会社増加に伴
98
う増加高
その他 -
株主資本以外の項目の
△6,751 137 2 △392 △1,781 △8,785 1,680 △7,104
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △6,751 137 2 △392 △1,781 △8,785 1,680 13,450
当期末残高 9,983 △41 8,406 3,371 △7,598 14,122 52,611 809,614
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東急㈱ (9005) 2020年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 83,162 65,764
減価償却費 78,613 85,448
のれん償却額 0 27
減損損失 3,327 7,326
退職給付費用 1,923 3,192
特定都市鉄道整備準備金の増減額(△は減少) △2,510 △2,510
工事負担金等受入額 △2,923 △6,977
工事負担金等圧縮額 2,557 4,566
固定資産売却損益(△は益) △152 △1,118
固定資産除却損 8,286 12,748
持分法による投資損益(△は益) △7,693 △9,001
投資有価証券売却損益(△は益) △3,550 △195
売上債権の増減額(△は増加) △8,675 11,155
たな卸資産の増減額(△は増加) 6,062 △2,921
仕入債務の増減額(△は減少) △958 4,223
前受金の増減額(△は減少) △4,714 4,634
預り保証金の増減額(△は減少) 7,032 3,097
未払消費税等の増減額(△は減少) △894 3,257
その他の流動負債の増減額(△は減少) 508 4,356
受取利息及び受取配当金 △1,426 △1,686
支払利息 9,293 8,870
その他 4,289 △8,350
小計 171,558 185,910
利息及び配当金の受取額 3,628 4,290
利息の支払額 △9,272 △9,067
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △27,479 △25,829
営業活動によるキャッシュ・フロー 138,435 155,302
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東急㈱ (9005) 2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
固定資産の取得による支出 △227,667 △200,230
固定資産の売却による収入 2,713 2,747
固定資産の除却による支出 △2,420 △819
投資有価証券の取得による支出 △13,328 △6,346
投資有価証券の売却による収入 3,819 845
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
- 927
る収入
工事負担金等受入による収入 10,446 12,504
その他 1,338 △269
投資活動によるキャッシュ・フロー △225,098 △190,641
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 6,318 27,370
長期借入れによる収入 117,578 70,379
長期借入金の返済による支出 △42,082 △65,069
コマーシャル・ペーパーの発行による収入 118,000 307,000
コマーシャル・ペーパーの償還による支出 △118,000 △257,000
社債の発行による収入 39,717 24,819
社債の償還による支出 △25,000 △23,138
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △3,387 △3,059
自己株式の取得による支出 △44 △10,100
配当金の支払額 △12,192 △13,404
非支配株主からの払込みによる収入 513 1,179
非支配株主への配当金の支払額 △406 △555
その他 1,101 1,214
財務活動によるキャッシュ・フロー 82,115 59,634
現金及び現金同等物に係る換算差額 △345 △73
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △4,891 24,222
現金及び現金同等物の期首残高 38,322 33,302
連結子会社の決算期変更に伴う現金及び現金同等物
△128 -
の増減額(△は減少)
現金及び現金同等物の期末残高 33,302 57,524
- 12 -
東急㈱ (9005) 2020年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(表示方法の変更)
当社は、2019年10月1日付で完全子会社である東急電鉄株式会社(以下、「東急電鉄」といいます。2019年9月
2日付で東急電鉄分割準備株式会社より商号変更しております。)に対して、鉄道事業(軌道事業を含みます。)
を会社分割により移転しました。
このグループ再編に伴い、当連結会計年度において、従来、鉄道事業会計規則(昭和62年2月20日 運輸省令第7
号)により各事業に紐づけていた営業費を、当社が引き続き事業持株会社としてグループ経営を担う営業費と、鉄
軌道事業を営む東急電鉄に係る営業費に整理し、区分しなおしました。これにより、従来「運輸業等営業費及び売
上原価」として表示していた営業費について、発生の態様を再検討し、その一部を当連結会計年度より「販売費及
び一般管理費」として表示する方法に変更しております。
この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「運輸業等営業費及び売上原価」として表示していた
7,810百万円は、「販売費及び一般管理費」として組み替えて表示しております。
(追加情報)
(会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症の影響の考え方)
新型コロナウイルス感染症の影響については、今後の広がり方や収束時期等を正確に予測することは困難な状況
にありますが、外部の情報源に基づく情報等を踏まえ、2021年3月期においては、2020年6月まで政府から発令さ
れた緊急事態宣言や、自治体からの外出自粛要請等により厳しい制約の下で営業収益等の大幅な減少が発生するも
のの、同年7月以降、2021年3月期の一定期間にかけて当該状況が正常化していくとの仮定を置き、固定資産の減
損会計における将来キャッシュ・フローや繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りを行っております。
(セグメント情報)
1.報告セグメントの概要
当社グループ(当社及び連結子会社)の報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務
情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う
対象となっているものであります。
当社グループは、沿線地域を中心に、お客さまの日々の暮らしに密着したさまざまな領域で幅広い事業を展
開しております。
したがって、当社グループは、サービスの種類別セグメントから構成されており、「交通事業」「不動産事
業」「生活サービス事業」「ホテル・リゾート事業」の4つの領域を報告セグメントとしております。各報告
セグメントの主要な事業内容は以下のとおりであります。
交通事業………………………… 鉄軌道業、バス業、空港運営事業
不動産事業……………………… 不動産販売業、不動産賃貸業、不動産管理業
生活サービス事業……………… 百貨店業、チェーンストア業、ショッピングセンター業、
ケーブルテレビ事業、広告業、映像事業
ホテル・リゾート事業………… ホテル業、ゴルフ業
2.報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの金額であります。
セグメント間の内部営業収益又は振替高は市場実勢価格に基づいております。
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東急㈱ (9005) 2020年3月期 決算短信
3.報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結
生活 ホテル・ 調整額 財務諸表
交通 不動産 計
サービス リゾート (注)1 計上額
事業 事業 (注)2
事業 事業
営業収益
外部顧客への営業収益 211,676 160,238 686,417 99,107 1,157,440 - 1,157,440
セグメント間の内部営業収益又
1,925 43,124 16,765 817 62,633 △62,633 -
は振替高
計 213,602 203,363 703,183 99,925 1,220,074 △62,633 1,157,440
セグメント利益 35,161 28,365 14,546 3,213 81,286 684 81,971
セグメント資産 752,647 989,304 412,772 123,079 2,277,803 135,072 2,412,876
その他の項目
減価償却費 38,332 18,924 17,050 4,403 78,711 △97 78,613
のれん償却額 - - 0 - 0 - 0
持分法適用会社への投資額 - - - - - 118,573 118,573
有形固定資産及び無形固定
69,456 119,536 23,935 22,708 235,637 4,307 239,945
資産の増加額
(注)1.調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額684百万円は、セグメント間取引消去額であります。
(2)セグメント資産の調整額135,072百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産
229,777百万円、セグメント間取引消去△94,705百万円であります。
(3)減価償却費の調整額△97百万円は、セグメント間取引消去額であります。
(4)持分法適用会社への投資額の調整額118,573百万円は、各報告セグメントに配分していない全
社資産であります。
(5)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額4,307百万円は、各報告セグメントに配分し
ていない全社資産4,813百万円、セグメント間取引消去△505百万円であります。
2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
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東急㈱ (9005) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結
生活 ホテル・ 調整額 財務諸表
交通 不動産 計
サービス リゾート (注)1 計上額
事業 事業 (注)2
事業 事業
営業収益
外部顧客への営業収益 211,048 165,677 691,953 95,565 1,164,243 - 1,164,243
セグメント間の内部営業収益又
2,599 44,498 16,042 560 63,700 △63,700 -
は振替高
計 213,647 210,175 707,995 96,125 1,227,944 △63,700 1,164,243
セグメント利益又は損失(△) 27,018 29,000 13,411 △1,495 67,934 825 68,760
セグメント資産 776,324 1,063,068 440,779 122,319 2,402,491 134,705 2,537,196
その他の項目
減価償却費 39,166 22,840 18,813 4,773 85,593 △144 85,448
のれん償却額 - 26 0 - 27 - 27
持分法適用会社への投資額 - - - - - 123,972 123,972
有形固定資産及び無形固定
79,431 84,163 25,248 14,413 203,256 2,033 205,290
資産の増加額
(注)1.調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント利益又は損失(△)の調整額825百万円は、セグメント間取引消去額であります。
(2)セグメント資産の調整額134,705百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産
228,646百万円、セグメント間取引消去△93,941百万円であります。
(3)減価償却費の調整額△144百万円は、セグメント間取引消去額であります。
(4)持分法適用会社への投資額の調整額123,972百万円は、各報告セグメントに配分していない全
社資産であります。
(5)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額2,033百万円は、各報告セグメントに配分し
ていない全社資産3,145百万円、セグメント間取引消去△1,111百万円であります。
2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
4.報告セグメントの変更等に関する事項
当社は、2019年10月1日付で完全子会社である東急電鉄株式会社(以下、「東急電鉄」といいます。2019年
9月2日付で東急電鉄分割準備株式会社より商号変更しております。)に対して、鉄道事業(軌道事業を含み
ます。)を会社分割により移転しました。
このグループ再編に伴い、当連結会計年度において、従来、鉄道事業会計規則(昭和62年2月20日 運輸省令
第7号)により各事業に紐づけていた営業費を、当社が引き続き事業持株会社としてグループ経営を担う営業
費と、鉄軌道事業を営む東急電鉄に係る営業費に整理し、区分しなおしました。これにより、各事業における
営業費の金額について変更が生じております。また、当社は事業持株会社として賃貸等の不動産を保有し、開
発機能と資産ポートフォリオマネジメント機能を担い成長戦略を推進すべく、東急電鉄との間で資産の管理区
分を整理いたしました。この変更に伴い、減価償却費、諸税等の資産に付随する費用、セグメント資産、有形
固定資産及び無形固定資産の増加額についても区分を変更しております。
これに伴い、当連結会計年度より、変更後の区分方法に基づきセグメント情報を作成しております。なお、
前連結会計年度のセグメント情報についても、変更後の区分方法に基づき作成したものを記載しております。
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東急㈱ (9005) 2020年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 1,225円85銭 1,253円29銭
1株当たり当期純利益金額 95円14銭 69円88銭
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在していないため記載しておりませ
ん。
2.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
なお、「普通株式の期中平均株式数」は、従業員持株会信託口及び役員報酬信託口が所有する当社株式を控
除しております。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益金額(百万円) 57,824 42,386
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
57,824 42,386
当期純利益金額(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 607,772 606,591
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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