9003 相鉄HD 2021-04-28 14:00:00
特別損失(減損損失)の計上及び2021年3月期通期連結業績予想と実績値との差異に関するお知らせ [pdf]

                                                          2021年4月28日
各   位
                                 会 社 名 相鉄ホールディングス株式会社
                                 代 表 者 名 代表取締役社長      滝澤 秀之
                                          (コード番号9003 東証第一部)
                                 問 合 せ 先 経営戦略室部長      廣瀨 佳恵
                                            (TEL. 045-319-2043)


                   特別損失(減損損失)の計上及び
         2021年3月期通期連結業績予想と実績値との差異に関するお知らせ

 当社は、2021年3月期において、特別損失(減損損失)を計上するとともに、2021年2月1日に公表
した通期連結業績予想と本日公表の実績値に差異が発生いたしましたので、お知らせいたします。

                             記

1.特別損失(減損損失)の計上について
 新型コロナウイルス感染症の世界的感染拡大に伴う訪日外国人旅行者の著しい減少、国内における
不要不急の外出の自粛等により、当社グループの事業も大きな影響を受けております。
 特にホテル業では、政府の観光支援策「GoToトラベル事業」等により、客室稼働率が改善するなど、
業績は回復基調にありましたが、新型コロナウイルス感染症の「第3波」到来に伴う「GoToトラベル事業」
の一時停止及び緊急事態宣言の再発出・延長によって、回復ペースが鈍化し、今後の需要動向に関
する見通しも不透明な状況となっております。
 こうした状況を踏まえ、連結子会社が保有する一部の固定資産(国内ホテル業、海外ホテル業ほか)
について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、将来の回収可能性を検討した結果、当第4
四半期連結累計期間において、6,604百万円の特別損失(減損損失)を計上いたしました。

2.通期連結業績予想と実績値との差異について
(1)2021年3月期 通期連結業績予想と実績値との差異(2020年4月1日~2021年3月31日)
                                                    親会社株主に
                                                                  1株当たり
                  営業収益       営業利益         経常利益       帰属する
                                                                  当期純利益
                                                    当期純利益
                    百万円          百万円        百万円         百万円          円 銭
    前回発表予想(A)      225,300    △4,400       △6,400      △7,000      △71.44
        実績値(B)     221,136    △3,148       △4,572     △13,057     △133.27
    増減額(B-A)       △4,163     +1,251       +1,827      △6,057      △61.83
        増減率(%)     △1.8%            -          -            -          -
    (ご参考)前期実績
                   265,100       26,423    23,903       14,631      149.33
    (2020年3月期)
(2)差異の理由
  2021年3月期の通期連結業績は、2021年1月の緊急事態宣言の再発出に伴う影響により、営業収
益は前回発表予想値から減少いたしましたが、営業利益及び経常利益については、当社グループ全
体で取り組んでいるコスト削減効果等により損失が改善しております。また、上記「1.」に記載のとおり、
特別損失(減損損失)を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益については、前回発
表予想値から減少いたしました。

                                            以 上