8985 R-JHR 2021-09-15 15:30:00
2021年12月期(第22期)の運用状況及び分配金の予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2021 年9月 15 日
各 位
不動産投資信託証券発行者名
東京都渋谷区恵比寿四丁目1番 18 号
恵比寿ネオナート
ジャパン・ホテル・リート投資法人
代表者名 執行役員 増田 要
(コード番号:8985)
資産運用会社名
ジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズ株式会社
代表者名 代表取締役社長 古川 尚志
問合せ先 取締役 企画本部長 花村 誠
TEL:03-6422-0530
2021 年 12 月期(第 22 期)の運用状況及び分配金の予想の修正に関するお知らせ
ジャパン・ホテル・リート投資法人(以下「本投資法人」といいます。)は、2021 年8月 25 日付「2021 年
12 月期 中間決算短信(REIT)
」及び同日付プレスリリース「2021 年 12 月期(第 22 期)中間期の運用状
況の予想と実績値との差異並びに 2021 年 12 月期(第 22 期)の運用状況及び分配金の予想に関するお知らせ」
において(未定)と公表した 2021 年 12 月期通期(2021 年1月1日~2021 年 12 月 31 日)の運用状況及び分
配金の予想につき、下記のとおり修正することといたしましたので、お知らせいたします。
記
1. 2021年12月期(2021年1月1日~2021年12月31日)の運用状況及び分配金の予想の修正
1口当たり
1口当たり
分配金
営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益 利益超過
(利益超過分配金
分配金
は含まない)
当初予想(注1) 百万円 百万円 百万円 百万円 円 円
(A) 13,920 2,715 879 877 270 -
前回発表予想 百万円 百万円 百万円 百万円 円 円
(未定) (未定) (未定) (未定) (未定) (未定)
今回修正予想 百万円 百万円 百万円 百万円 円 円
(B) 12,808 1,917 208 207 120 -
増減額 百万円 百万円 百万円 百万円 円 円
(C)=(B)-(A) △1,112 △797 △670 △670 △150 -
増減率 % % % % % %
(D)= (C)/(A) △8.0 △29.4 △76.3 △76.4 △55.6 -
(参考) 1口当たり予想当期純利益(通期)46 円(予想期中平均投資口数 4,466,061 口により算出しています。
)
(注1) 当初予想として 2021 年2月 25 日付「2020 年 12 月期決算短信(REIT)
」において公表した数値を参考と
して記載しています。以下同じです。
(注2) 1口当たり分配金は、本日時点の発行済投資口数 4,467,006 口により算出しています。
(注3) 当期純利益に一時差異等調整積立金取崩額(329 百万円)を上乗せした金額を分配金総額とする予定です。
(注4) 上記運用状況及び分配金の予想の前提条件については、後記「<参考情報1> 2021 年 12 月期(第 22 期)
通期の運用状況の見通しの前提条件」をご参照ください。
<ご注意>この文書は、本投資法人の 2021 年 12 月期(第 22 期)の運用状況及び分配金の予想の修正に関して一般に公表するた
めのものであり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。投資を行う際には、必ず投資家ご自身の判
断と責任で投資なさるようにお願いいたします。
1
(注5) 百万円未満の数値は切り捨て、百分比率は小数点以下第二位を四捨五入して表示しています。以下同じです。
2. 運用状況の予想の修正理由
政府による緊急事態宣言が延長されるなど新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響が続く中、未定
としていた2021年12月期通期の運用状況及び分配金の予想について修正することといたしましたので、お
知らせいたします。
ワクチン接種の広がり等により、今後のホテル宿泊需要の回復が期待されるものの、2021年12月期通期
の運用状況については、2021年7月に発出された緊急事態宣言の対象地域の拡大、期限延長等の影響等を
受け、主に変動賃料、運営委託収入及び歩合賃料が減少し、不動産運用収益が当初予想から4,277百万円
減少する見込みです。
一方、本日付プレスリリース「資産の譲渡に関するお知らせ(イビス東京新宿)」にて公表のとおり、
2021年12月15日を譲渡予定日としたイビス東京新宿の譲渡(以下、「本譲渡」といいます。
)に係る売買契
約を締結し、本譲渡に伴い不動産等売却益3,165百万円の計上を見込んでおります。結果として営業収益
は当初予想から1,112百万円減少となる見込みです。
また、物件に係る各種費用の削減並びに修繕工事等の実施時期の見直し等により営業費用が314百万円
減少し、主に損害保険金収入等により営業外収益が76百万円増加、また、財務コストは50百万円減少する
見込みであり、結果として、当期純利益は当初予想から670百万円減少する見込みです。
変動賃料等導入のホテルの運営業績の詳細につきましては、後記「<参考情報2>ホテル運営指標、売
上及びGOP(売上高営業利益)」をご参照ください。
<ご注意>この文書は、本投資法人の 2021 年 12 月期(第 22 期)の運用状況及び分配金の予想の修正に関して一般に公表するた
めのものであり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。投資を行う際には、必ず投資家ご自身の判
断と責任で投資なさるようにお願いいたします。
2
3. 運用状況及び分配金の予想のハイライト
(1)2021年2月25日付「2020年12月期決算短信(REIT)
」において公表した2021年12月期通期の運用
状況及び分配金の予想(当初予想)と今回予想の比較及び主な差異要因は以下のとおりです。
(単位:百万円)
2021年 2021年
12月期 12月期
当初予想 物件
(第22期) (第22期)
比較 売却 差異要因(注2)
当初予想 今回予想 (注1)
(A) (B) (B)-(A) 増減率
物 物件数(件) 42 41 △1 - - -
件 取得価格 370,031 363,542 △ 6,489 - △ 7,243 753 オリエンタルホテル ユニバーサル・シティの一部敷地の取得
営業収益 13,920 12,808 △ 1,112 △8.0% 3,161 △ 4,273
不動産運用収益 13,920 9,643 △ 4,277 △30.7% △3 △ 4,273
うち固定賃料 6,345 6,411 66 1.0% △3 69
ホテル以外のテナント固定賃料の増加
構成割合 45.6% 66.5%
うちその他収入 932 907 △ 25 △2.7% - △ 25
構成割合 6.7% 9.4%
①HMJグループホテル(注3)変動賃料減少△3,954百万円
うち変動賃料 6,642 2,324 △ 4,317 △65.0% - △ 4,317 ②アコーグループホテル(注4)変動賃料等減少△645百万円
損 ③イシングループホテル(注5)変動賃料増加227百万円
構成割合 47.7% 24.1% ④その他の変動賃料の増加54百万円
益
不動産等売却益等 - 3,165 3,165 - 3,165 -
NOI (注6) 9,455 5,433 △ 4,022 △42.5% 0 △ 4,022
NOI利回り 2.6% 1.5% △1.1%
償却後NOI (注6) 4,628 648 △ 3,979 △86.0% 0 △ 3,979
償却後NOI利回り 1.3% 0.2% △1.1%
営業利益 2,715 1,917 △ 797 △29.4%
経常利益 879 208 △ 670 △76.3%
純利益 877 207 △ 670 △76.4%
一時差異等調整積立金
330 329 0 △0.3%
分 (負ののれん)取崩額
一時差異等調整積立金の取崩額(注7)
配 分配金総額 1,204 536 △ 668 △55.5%
2021年:50年償却262百万円、固定資産除却損10百万円、商標権の償却費56百万円
金 投資口数(口) 4,462,347 4,467,006 4,659 -
1口当たり分配金(円) 270 120 △ 150 △55.6%
(注1)2021 年 12 月 15 日付で売却を予定しているイビス東京新宿の売却による影響額を記載しています。
(注2)差異要因には 2021 年 12 月 15 日付で売却を予定しているイビス東京新宿の売却による影響額を除いた当初予想との比較を記載し
ています。
(注3)HMJグループホテルとは、株式会社ホテルマネージメントジャパン(以下「HMJ」といいます。 )を賃借人とする神戸メリケ
ンパークオリエンタルホテル、オリエンタルホテル東京ベイ、なんばオリエンタルホテル、ホテル日航アリビラ及びオリエンタ
ルホテル広島に、HMJの子会社を賃借人とするオキナワ マリオット リゾート & スパ、アクティブインターシティ広島の主
要施設であるシェラトングランドホテル広島、オリエンタルホテル福岡 博多ステーション、ホリデイ・イン大阪難波、ヒルト
ン成田、インターナショナルガーデンホテル成田、ホテル日航奈良、ホテルオリエンタルエクスプレス大阪心斎橋及びヒルトン
東京お台場を加えた 14 ホテルをいいます。なお、ホテル オリエンタル エクスプレス 福岡天神(旧ホテルアセント福岡)及び
及びオリエンタルホテル ユニバーサル・シティ(旧ホテル京阪ユニバーサル・シティ)の賃借人は、それぞれ 2021 年6月 18 日
付及び 2021 年7月1日付でHMJの子会社に変更されましたが、HMJグループホテルには含めていません。以下同じです。
(注4)アコーグループホテルとは、イビス東京新宿、イビス スタイルズ 京都ステーション、イビス スタイルズ 札幌、メルキュールホ
テル札幌、メルキュールホテル沖縄那覇及びメルキュールホテル横須賀の6ホテルをいいます。以下同じです。
(注5)イシングループホテルとは、ザ・ビー 水道橋、ザ・ビー 池袋、ザ・ビー 八王子及びザ・ビー 博多の4ホテルをいいます。以下
同じです。
(注6)NOI (Net Operating Income) =不動産運用収益-不動産運用費用+減価償却費+固定資産除却損+資産除去債務費用、
NOI利回り=NOI/取得価格
償却後NOI=不動産運用収益-不動産運用費用、償却後NOI利回り=償却後NOI/取得価格。以下同じです。
(注7)一時差異等調整積立金の取崩額の詳細については、後記「<参考情報1>2021 年 12 月期(第 22 期)通期の運用状況の見通しの
前提条件」をご参照ください。以下同じです。
<ご注意>この文書は、本投資法人の 2021 年 12 月期(第 22 期)の運用状況及び分配金の予想の修正に関して一般に公表するた
めのものであり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。投資を行う際には、必ず投資家ご自身の判
断と責任で投資なさるようにお願いいたします。
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(2)2020 年 12 月期通期の運用状況及び分配金の実績と今回予想との比較及び主な差異要因は以下のとお
りです。
(単位:百万円)
2020年 2021年
12月期 12月期 前期 今期
(第21期) (第22期) 前期比 物件 物件
差異要因
売却 売却
実績 今回予想 (注1) (注2)
(A) (B) (B)-(A) 増減率
物 物件数(件) 42 41 △1 - - - -
件 取得価格 370,031 363,542 △ 6,489 - - △ 7,243 753 オリエンタルホテル ユニバーサル・シティの一部敷地の取得
営業収益 13,838 12,808 △ 1,030 △7.4% △ 3,390 3,161 △ 801
不動産運用収益 10,495 9,643 △ 851 △8.1% △ 232 △3 △ 616
①HMJグループホテルの固定賃料の減少△794百万円
うち固定賃料 7,640 6,411 △ 1,228 △16.1% △ 149 △3 △ 1,076 ②イシングループホテルの固定賃料の減少△7百万円
③チサンホテル蒲田の固定賃料の減少△93百万円(注3)
④リブランドに伴う固定賃料の減少△172百万円(注4)
構成割合 72.8% 66.5% ⑤ホテル以外のテナント固定賃料の減少△8百万円
うちその他収入 892 907 15 1.7% △ 16 - 32
構成割合 8.5% 9.4%
①HMJグループホテル変動賃料増加365百万円
損 うち変動賃料 1,963 2,324 361 18.4% △ 66 - 427 ②アコーグループホテル変動賃料等増加14百万円
③イシングループホテル変動賃料増加45百万円
益
構成割合 18.7% 24.1% ④チサンホテル蒲田の変動賃料の増加14百万円(注3)
⑤その他の変動賃料の減少△12百万円
不動産等売却益等 3,343 3,165 △ 178 △5.3% △ 3,158 3,165 △ 184 一部敷地の交換に伴う不動産等交換差益(注5)
NOI 6,547 5,433 △ 1,114 △17.0% △ 200 0 △ 914
NOI利回り 1.8% 1.5% △0.3%
償却後NOI 1,778 648 △ 1,129 △63.5% △ 187 0 △ 942
償却後NOI利回り 0.5% 0.2% △0.3%
営業利益 3,176 1,917 △ 1,258 △39.6%
経常利益 1,398 208 △ 1,189 △85.1%
純利益 1,527 207 △ 1,319 △86.4%
一時差異等調整積立金
305 329 23 7.8%
分 (負ののれん)取崩額 一時差異等調整積立金の取崩額
配 分配金総額 1,829 536 △ 1,293 △70.7% 2020年:50年償却262百万円、固定資産除却損5百万円、商標権の償却費37百万円
金 投資口数(口) 4,462,347 4,467,006 4,659 - 2021年:50年償却262百万円、固定資産除却損10百万円、商標権の償却費56百万円
1口当たり分配金(円) 410 120 △ 290 △70.7%
(注1)2020 年7月1日付で売却した相鉄フレッサイン新橋烏森口の売却による影響額を記載しています。
(注2)2021 年 12 月 15 日付で売却を予定しているイビス東京新宿の売却による影響額を記載しています。
(注3)チサンホテル蒲田は、2021 年1月1日付でソラーレホテルズアンドリゾーツ株式会社を賃借人とし、ホテルビスタ蒲田東京から
リブランド致しました。新たに締結された定期建物賃貸借契約により 2021 年1月1日より変動賃料のみの賃料体系となるため固
定賃料の計上はありません。
(注4)ホテル オリエンタル エクスプレス福岡天神(旧ホテルアセント福岡)及びオリエンタルホテル ユニバーサル・シティ(旧ホテ
ル京阪ユニバーサル・シティ)は、それぞれ 2021 年6月 18 日付及び 2021 年7月1日付でHMJの子会社を賃借人としてリブラ
ンドしました。リブランド後の 2021 年 12 月期(第 22 期)の賃料については、後記「<参考情報1>2021 年 12 月期(第 22 期)
通期の運用状況の見通しの前提条件」をご参照ください。
(注5)2020 年 10 月 29 日付で行ったホテル オリエンタル エクスプレス福岡天神(旧ホテルアセント福岡)の一部敷地の交換に伴う不
動産等交換差益です。
【注記】上記は、本日現在における運用状況に基づく予想であり、実際の1口当たり分配金は変動する可能性
があります。本予想はこれを保証するものではありません。
以 上
*本投資法人のホームページアドレス:https://www.jhrth.co.jp/
<ご注意>この文書は、本投資法人の 2021 年 12 月期(第 22 期)の運用状況及び分配金の予想の修正に関して一般に公表するた
めのものであり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。投資を行う際には、必ず投資家ご自身の判
断と責任で投資なさるようにお願いいたします。
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<参考情報1>2021 年 12 月期(第 22 期)通期の運用状況の見通しの前提条件
項目 前提条件
計算期間 ・2021年12月期(第22期)通 期:2021年1月1日~2021年12月31日(365日)
・本日現在で本投資法人が保有する42物件(以下、
「既存物件」といいます。
)から、2021年12月15日にイビス
東京新宿を譲渡し、41物件になることを前提としています。
運用資産
・2021年12月期(第22期)末までに上記以外の運用資産の異動(新規物件の取得、物件の売却等)がないこと
を前提としています。なお、実際には運用資産の異動により変動する可能性があります。
・本譲渡により不動産等売却益として3,165百万円を計上することを見込んでいます。
・営業収益につきましては、有効な賃貸借契約等の条件を基に、ホテルとしての競争力及び市場環境等を勘案
して算出しています。なお、ホテル以外に商業施設又はオフィス等との賃貸借契約がある場合には、当該賃
貸借契約を基に算出した営業収益を含みます。新型コロナウイルス感染症の影響により大きく変動する可
能性があります。
・主なホテルの賃料等につきましては、下記の前提で算出しています。
(1)HMJグループホテル
2020年8月25日付でHMJグループホテルの定期建物賃貸借契約の覚書を締結しました。2021年1月1日
から2021年12月31日まで賃料は、変動賃料のみとなり、ホテル毎にホテルAGOP(注1)に変動賃料率を
乗じて算出します。但し、AGOPが0未満の場合、変動賃料は0となります。
(単位:百万円)
ホテル 変動 変動
AGOP 賃料率 賃料
神戸メリケンパーク 中間期 △85 ‐
86.0%
オリエンタルホテル 通 期 △12 ‐
中間期 △115 ‐
オリエンタルホテル 東京ベイ 79.0%
営業収益 通 期 △264 ‐
中間期 154 140
なんばオリエンタルホテル 91.0%
通 期 263 240
中間期 67 49
ホテル日航アリビラ 74.0%
通 期 135 100
中間期 25 22
オリエンタルホテル広島 89.0%
通 期 306 273
オキナワ マリオット 中間期 △118 ‐
89.0%
リゾート & スパ 通 期 △270 ‐
シェラトングランドホテル 中間期 71 66
93.0%
広島(注2) 通 期 108 101
オリエンタルホテル福岡 中間期 83 81
97.0%
博多ステーション 通 期 120 117
中間期 △14 ‐
ホリデイ・イン大阪難波 98.0%
通 期 26 25
中間期 △2 ‐
ヒルトン成田 95.0%
通 期 △18 ‐
<ご注意>この文書は、本投資法人の 2021 年 12 月期(第 22 期)の運用状況及び分配金の予想の修正に関して一般に公表するた
めのものであり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。投資を行う際には、必ず投資家ご自身の判
断と責任で投資なさるようにお願いいたします。
5
項目 前提条件
ホテル 変動 変動
AGOP 賃料率 賃料
インターナショナル 中間期 80 76
95.0%
ガーデンホテル成田 通 期 205 194
中間期 △101 ‐
ホテル日航奈良 95.0%
通 期 △192 ‐
ホテルオリエンタルエクスプレス 中間期 △12 ‐
87.0%
大阪心斎橋 通 期 △21 ‐
中間期 △238 ‐
ヒルトン東京お台場 97.0%
通 期 375 364
中間期 △205 437
合計 -
通 期 763 1,416
(注1)AGOP(Adjusted GOP=調整後GOP)とは、GOP又はGOLから一定の支払手数料等を控
除した残額をいいます。GOP(売上高営業利益)及びGOL(売上高営業損失)とは、ホテルの
売上高から、人件費・一般管理費等ホテル営業に関して発生した費用を控除した残額をいいます。
以下同じです。
(注2)アクティブインターシティ広島の主要施設であるシェラトングランドホテル広島の賃料について
記載しています。なお、アクティブインターシティ広島のオフィス及び商業テナントの固定賃料
及び変動賃料は以下のとおりです。
(単位:百万円)
営業収益 変動賃料 固定賃料 賃料合計
中間期 2 245 248
通 期 5 490 495
(2)ホテル オリエンタル エクスプレス 福岡天神(旧、ホテルアセント福岡)及びオリエンタルホテル ユ
ニバーサル・シティ(旧、ホテル京阪ユニバーサル・シティ)
ホテル オリエンタルエクスプレス 福岡天神及びオリエンタルホテル ユニバーサル・シティは、それぞ
れ2021年6月18日及び2021年7月1日にHMJの子会社を賃借人としてリブランドしました。2021年2月12
日付で締結したリブランド後の定期建物賃貸借契約に定める固定及び変動賃料の前提条件につきましては
下記のとおりです。なお、変動賃料の起算日は2022年1月1日となり、2021年12月期は変動賃料の発生を見
込んでいません。
<ホテル オリエンタルエクスプレス 福岡天神>
賃貸借期間:2021年6月18日から2031年12月31日まで
賃料合計 = 固定賃料+変動賃料
固定賃料 = 150百万円(年間)
なお、2021年6月18日から2022年6月30日までは固定賃料が免除されており、2021年12月期の固
定賃料は賃貸借期間全体の固定賃料総額1,425百万円を賃貸借期間で按分した平均固定賃料月額11
百万円の6.4か月分72百万円の計上を見込んでいます。
変動賃料 = [ホテルAGOP- AGOP基準額165百万円] × 変動賃料率(97.0%)
<ご注意>この文書は、本投資法人の 2021 年 12 月期(第 22 期)の運用状況及び分配金の予想の修正に関して一般に公表するた
めのものであり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。投資を行う際には、必ず投資家ご自身の判
断と責任で投資なさるようにお願いいたします。
6
項目 前提条件
<オリエンタルホテル ユニバーサル・シティ>
賃貸借期間:2021年7月1日から2031年12月31日まで
賃料合計 = 固定賃料+変動賃料
固定賃料 = 350百万円(年間)
なお、2021年7月1日から2022年6月30日までは固定賃料が免除されており、2021年12月期の固
定賃料は賃貸借期間全体の固定賃料総額3,325百万円を賃貸借期間で按分した平均固定賃料月額26
百万円の6か月分158百万円の計上を見込んでいます。
変動賃料 = [ホテルAGOP- AGOP基準額370百万円] × 変動賃料率(95.0%)
(注3)ホテル オリエンタルエクスプレス 福岡天神及びオリエンタルホテル ユニバーサル・シティにつ
いては、リブランド以前の賃借人からの変動賃料は発生していません。なお、リブランド以前の
固定賃料については、リブランド以前の賃貸借契約等の条件を基に計上しています。
(3)その他の変動賃料等導入ホテルの運営委託収入及び変動賃料
(単位:百万円)
中間期 通 期
イビス東京新宿(注4)
(注5) 3 ‐(注4)
イビス スタイルズ 京都ステーション(注4) ‐(注4) ‐(注4)
イビス スタイルズ 札幌(注4) ‐(注4) ‐(注4)
メルキュールホテル札幌(注4) ‐(注4) ‐(注4)
メルキュールホテル沖縄那覇(注4) ‐(注4) ‐(注4)
メルキュールホテル横須賀 109 152
営業収益 ザ・ビー 水道橋(注6) ‐ ‐
ザ・ビー 池袋(注6) 117 287
ザ・ビー 八王子(注6) ‐ ‐
ザ・ビー 博多(注6) ‐ ‐
コンフォートホテル東京東日本橋 ‐ ‐
スマイルホテル日本橋三越前 ‐ ‐
チサンホテル蒲田(注7) ‐ 14
チサンイン蒲田 0 2
ヒルトン東京ベイ 非開示(注8) 非開示(注8)
ヒルトン名古屋 非開示(注8) 非開示(注8)
合計 401 902
(注4)運営委託方式を導入しています。運営委託方式とは、所有するホテル不動産に関して、そのホテ
ル運営を運営受託者に委託して、その事業結果を不動産運用収入として本投資法人に取り込むも
のです。各ホテルのGOPの金額は運営委託収入として営業収益に計上され、GOLの金額は運
営委託費用として営業費用項目に計上されます。
運営委託費用として計上される各ホテルのGOLは以下のとおりです。
(単位:百万円)
中間期 通 期
イビス東京新宿(注5) ‐ △5
イビス スタイルズ 京都ステーション △30 △52
イビス スタイルズ 札幌 △27 △36
メルキュールホテル札幌 △57 △94
メルキュールホテル沖縄那覇 △10 △42
<ご注意>この文書は、本投資法人の 2021 年 12 月期(第 22 期)の運用状況及び分配金の予想の修正に関して一般に公表するた
めのものであり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。投資を行う際には、必ず投資家ご自身の判
断と責任で投資なさるようにお願いいたします。
7
項目 前提条件
(注5)イビス東京新宿は2021年12月15日に売却を予定しています。上記には売却日以前に発生する見込
みの運営委託費用を記載しています。
(注6)イシングループホテルの変動賃料は、2020年10月30日付で締結した定期建物賃貸借契約変更契約
により2021年1月1日から2021年12月31日までの賃料は固定賃料と変動賃料の合計となり、変動
賃料はGOPが一定の水準に達した場合に発生します。
(注7)チサンホテル蒲田は、2021年1月1日付でソラーレホテルズアンドリゾーツ株式会社を賃借人と
し、ホテルビスタ蒲田東京からリブランド致しました。
(注8)賃貸借契約を締結したテナントより賃料収入等を開示することにつき同意を得られていないこと
から非開示としています。
営業収益 ・変動賃料及び運営委託収入の内訳は下記のとおりです。
(単位:百万円)
中間期 通 期
HMJグループホテル 437 1,416
オフィス及び商業テナント(注9) 2 5
その他の変動賃料等導入ホテル(16ホテル) 401 902
合計(30ホテル) 841 2,324
(注9) アクティブインターシティ広島のオフィス及び商業テナントの変動賃料について記載しています。
(注10)変動賃料の詳細につきましては、2021年8月25日付「2021年12月期決算中間短信(REIT)
」の
37ページ「3.参考情報 ②投資資産 (ハ)その他投資資産の主要なもの C.ホテル事業の概要
(ⅰ)変動賃料、運営委託方式及び売上歩合賃料導入ホテルの賃料体系」をご参照ください。
・主たる営業費用である不動産賃貸費用のうち、減価償却費以外の費用につきましては、過去の実績値をベ
ースとし、費用の変動要素を反映して算出しています。
・固定資産税及び都市計画税等の公租公課につきましては1,947百万円が費用計上されることを前提として
います。
・なお、一般的に、取得した資産の固定資産税及び都市計画税等につきましては、前所有者と期間按分によ
る計算を行い取得時に精算しますが、本投資法人においては当該精算金相当分を取得価格に算入していま
す。
・資本的支出につきましては、2021年12月期(第22期)の資本的支出額は3,522百万円(資本的支出Ⅰ2,259
百万円、資本的支出Ⅱ1,263百万円)を見込んでいます。2021年12月期において資本的支出Ⅲの予定はあり
ません。
営業費用
(注)本投資法人は、資本的支出をⅠ 建物の資産価値を維持する上で必要な建物設備・施設の更新工事に
係る資本的支出、Ⅱ 建物の躯体や設備に関わらないが、運営上必要な什器・備品・設備に係る資本
的支出、及びⅢ ホテルの競争力向上を目的とした客室改装等の戦略的資本的支出の3種類に区分し
ています。
・減価償却費につきましては、上記の資本的支出予定額を含めて定額法により算出しており4,772百万円を
見込んでいます。
・建物の修繕費は、各営業期間において必要と想定される額を費用として計上しています。なお、予想し難
い要因に基づく建物の毀損等により修繕費が緊急に発生する可能性があること、一般的に経過年度による
金額の差異が大きくなること及び定期的に発生する金額ではないこと等から、各営業期間の修繕費が予想
金額と大きく異なる可能性があります。
<ご注意>この文書は、本投資法人の 2021 年 12 月期(第 22 期)の運用状況及び分配金の予想の修正に関して一般に公表するた
めのものであり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。投資を行う際には、必ず投資家ご自身の判
断と責任で投資なさるようにお願いいたします。
8
項目 前提条件
・支払利息及び融資手数料の償却額、アレンジメントフィー等の借入関連コスト及びその他営業外費用とし
営業外費用 て1,786百万円を見込んでいます。
・新投資口の発行及び売出しに係る費用は、定額法により3年間で償却しています。
・本日時点の有利子負債(借入金及び投資法人債の合計)残高は168,754百万円、本譲渡に伴い2021年12月
15日に4,000百万円の期限前弁済を予定しており、2021年12月末時点の有利子負債残高は164,754百万円を
見込んでいます。
有利子負債 ・本日以降、2021年12月期(第22期)中に返済期限が到来する借入金は16,782百万円ありますが、そのうち
15,847百万円は借換えを行うことを前提としています。
・2021年12月期(第22期)中に償還期限が到来する投資法人債は1,500百万円ありますが、同額の投資法人
債を発行することを前提としています。
・2021年12月期(第22期)の1口当たり分配金は、下記の前提で算出しています。
当期純利益 207百万円
一時差異等調整積立金(負ののれん)取崩し
負ののれん50年償却額(注1) 262百万円
固定資産除却損(注2) 10百万円
商標権の償却額(注3) 56百万円
分配可能額 536百万円
発行済投資口の総口数 4,467,006口
1口当たり分配金 120円
1口当たり (注1)毎期262百万円 「負ののれん50年償却額」
( といいます。 を一時差異等調整積立金の残高を上限に、
)
分配金 分配金とするために取り崩す予定です。
(注2)固定資産除却損として計上される金額は、一時差異等調整積立金(負ののれん)を充当すること
により、1口当たり分配金に影響を与えない予定です。
(注3)商標権については、定額法により10年で償却します。今期計上される予定の償却額については、
一時差異等調整積立金(負ののれん)を充当することにより、1口当たり分配金に影響を与えな
い予定です。
・1口当たり分配金は、運用資産の異動、ホテル賃借人等の異動やホテル賃借人等を取り巻く事業環境の変
化等に伴う賃料収入の変動又は予期せぬ修繕の発生、発行される投資口等を含む種々の要因により変動す
る可能性があります。
・2021年12月期(第22期)分配金に一時差異等調整積立金(負ののれん)を充当した後の一時差異等調整積
立金(負ののれん)残高は9,982百万円を見込んでいます。
1口当たり
利益超過 ・利益超過の分配(1口当たり利益超過分配金)は行わないことを前提としています。
分配金
・法令、税制、会計基準、上場規則、一般社団法人投資信託協会規則等において、上記の予想数値に影響を
与える改正が行われないことを前提としています。
その他 ・一般的な経済動向、不動産市況、ホテルを取り巻く事業環境等に不測の重大な変化が生じないことを前提
としています。
・前提条件に記載している数値は百万円未満切捨てで表示しています。
<ご注意>この文書は、本投資法人の 2021 年 12 月期(第 22 期)の運用状況及び分配金の予想の修正に関して一般に公表するた
めのものであり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。投資を行う際には、必ず投資家ご自身の判
断と責任で投資なさるようにお願いいたします。
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<参考情報2> ホテル運営指標、売上及びGOP(売上高営業利益)
各数値については、ホテル賃借人等から提供を受けた数値に基づいて記載していますが、これらの数値につきまして
は監査等の手続きを経ているものではなく、個々の数値・内容の正確性・完全性について保証できるものではありませ
んのでご留意ください。
ADR及びRevPARは円未満を四捨五入、売上及びGOPは百万円未満を四捨五入して表示しています。また、
客室稼働率及び百分比率は小数点以下第二位を四捨五入して表示しています。
<1> HMJグループホテル
2020年12月期 2021年12月期
上期:実績
当初
実績 前期比 当初予想 下期:予想 前期比
予想比
通期:予想
上期 33.1% △52.2pt 36.4% 27.7% △5.4pt △8.7pt
客室
下期 38.4% △49.5pt 68.3% 40.0% 1.6pt △28.3pt
稼働率
通期 35.8% △50.8pt 52.5% 33.9% △1.9pt △18.5pt
上期 15,222 △13.4% 14,906 13,048 △14.3% △12.5%
ADR
下期 16,814 △14.4% 19,590 15,325 △8.9% △21.8%
(注1)
通期 16,081 △13.7% 17,979 14,402 △10.4% △19.9%
Rev 上期 5,045 △66.4% 5,428 3,618 △28.3% △33.3%
PAR 下期 6,460 △62.6% 13,379 6,137 △5.0% △54.1%
(注2) 通期 5,757 △64.3% 9,436 4,888 △15.1% △48.2%
上期 9,167 △61.9% 9,443 8,313 △9.3% △12.0%
売上
下期 11,978 △55.9% 20,624 10,868 △9.3% △47.3%
(百万円)
通期 21,146 △58.7% 30,067 19,182 △9.3% △36.2%
上期 △370 △105.1% 113 △136 -% -%
GOP
下期 1,696 △82.8% 6,280 1,070 △36.9% △83.0%
(百万円)
通期 1,326 △92.3% 6,393 934 △29.5% △85.4%
(注1)ADR:平均客室販売単価(Average Daily Rate)をいい、一定期間の宿泊部門売上高合計(サービス料を含みます。 )を同
期間の販売客室数合計で除した値をいいます。以下同じです。
(注2)RevPAR:販売可能客室数当たり宿泊部門売上(Revenue Per Available Room)をいい、一定期間の宿泊部門売上高合
計(サービス料を含みます。)を同期間の販売可能客室数合計で除したものをいいます。以下同じです。
<ご注意>この文書は、本投資法人の 2021 年 12 月期(第 22 期)の運用状況及び分配金の予想の修正に関して一般に公表するた
めのものであり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。投資を行う際には、必ず投資家ご自身の判
断と責任で投資なさるようにお願いいたします。
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<2> 変動賃料等導入 24 ホテル(注3)
2020年12月期 2021年12月期
上期:実績
当初
実績 前期比 当初予想 下期:予想 前期比
予想比
通期:予想
上期 34.0% △51.1pt 39.4% 30.6% △3.3pt △8.8pt
客室
下期 40.8% △46.1pt 68.8% 40.7% △0.0pt △28.1pt
稼働率
通期 37.4% △48.6pt 54.2% 35.7% △1.7pt △18.5pt
上期 13,362 △14.8% 12,368 10,846 △18.8% △12.3%
ADR 下期 13,354 △22.6% 16,398 12,733 △4.7% △22.3%
通期 13,357 △19.0% 14,947 11,931 △10.7% △20.2%
上期 4,536 △66.0% 4,868 3,320 △26.8% △31.8%
Rev
下期 5,445 △63.7% 11,289 5,188 △4.7% △54.0%
PAR
通期 4,993 △64.8% 8,105 4,261 △14.7% △47.4%
上期 10,718 △62.1% 11,010 9,478 △11.6% △13.9%
売上
下期 13,378 △57.5% 23,455 12,173 △9.0% △48.1%
(百万円)
通期 24,096 △59.6% 34,466 21,651 △10.1% △37.2%
上期 △213 △102.4% 277 △65 -% -%
GOP
下期 1,867 △84.2% 7,046 1,111 △40.5% △84.2%
(百万円)
通期 1,654 △92.1% 7,323 1,046 △36.7% △85.7%
(注3)変動賃料等導入 24 ホテルとはHMJグループホテルにアコーグループホテル(イビス東京新宿、イビス スタイルズ 京都
ステーション、イビス スタイルズ 札幌、メルキュールホテル札幌、メルキュールホテル沖縄那覇、メルキュールホテル横
須賀)及び、イシングループホテル(ザ・ビー 水道橋、ザ・ビー 池袋、ザ・ビー 八王子、ザ・ビー 博多)を加えた 24 ホ
テルをいいます。
<ご注意>この文書は、本投資法人の 2021 年 12 月期(第 22 期)の運用状況及び分配金の予想の修正に関して一般に公表するた
めのものであり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。投資を行う際には、必ず投資家ご自身の判
断と責任で投資なさるようにお願いいたします。
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