8972 R-ケネディオフィス 2020-12-14 15:30:00
2020年10月期 決算短信(REIT) [pdf]

                         2020年10月期               決算短信(REIT)
                                                                                                   2020年12月14日
不動産投資信託証券発行者名       ケネディクス・オフィス投資法人                              上場取引所 東
コード番号               8972                                         U R L https://www.kdo-reit.com/
代表者                 (役職名) 執行役員                                     (氏名) 竹田 治朗

資産運用会社名             ケネディクス不動産投資顧問株式会社
代表者                 (役職名) 代表取締役社長                                    (氏名) 田島        正彦
問合せ先責任者             (役職名) オフィス・リート本部 企画部長                            (氏名) 桃井        洋聡
                    TEL 03-5157-6010

有価証券報告書提出予定日        2021年1月28日   分配金支払開始予定日    2021年1月20日
決算補足説明資料作成の有無       有
決算説明会開催の有無          無 (新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止。決算説明動画を配信予定。)
                                                  

1.2020年10月期の運用、資産の状況(2020年5月1日~2020年10月31日)                                      (百万円未満切捨て)
(1)運用状況                                                                        (%表示は対前期増減率)
               営業収益          営業利益                                  経常利益            当期純利益
                 百万円             %            百万円          %       百万円         %                百万円          %
 2020年10月期      16,714          9.4           8,334      16.7       7,311    18.4               7,310      18.4
 2020年 4月期      15,272          1.6           7,140       4.6       6,177     5.7               6,175       5.7
                                                                                     
                1口当たり                    自己資本                      総資産                      営業収益
                当期純利益                   当期純利益率                    経常利益率                    経常利益率
                                 円                         %                   %                             %
 2020年10月期                   17,059                       3.2                1.6                          43.7
 2020年 4月期                   14,412                       2.7                1.4                          40.4
                                                                                     
(2)分配状況
                1口当たり
                       分配金総額
                 分配金           1口当たり                             利益超過                               純資産
                      (利益超過分配                                                配当性向
             (利益超過分配金         利益超過分配金                           分配金総額                               配当率
                      金は含まない)
               は含まない)
                         円            百万円                   円        百万円                   %                 %
 2020年10月期        15,384              6,592                -            -                90.2               2.9
 2020年 4月期        14,412              6,175                -            -               100.0               2.7
 (注)2020年10月期の1口当たり分配金は、未処分利益から圧縮積立金繰入額(718百万円)を控除した金額を発行済投資口の総口数で除して
     計算しています。また、1口当たり分配金と1口当たり当期純利益の主な差異は、当該計算によるものです。


(3)財政状態
                 総資産                          純資産                自己資本比率                  1口当たり純資産
                             百万円                        百万円                    %                             円
 2020年10月期               459,719                      230,665                50.2                       538,295
 2020年 4月期               447,707                      229,589                51.3                       535,786
                                                                                     
(4)キャッシュ・フローの状況
           営業活動による                     投資活動による                   財務活動による            現金及び現金同等物
          キャッシュ・フロー                   キャッシュ・フロー                 キャッシュ・フロー              期末残高
                             百万円                        百万円                 百万円                          百万円
 2020年10月期                   15,259                   △16,687               3,517                        26,433
 2020年 4月期                    9,237                    △9,651               1,145                        24,344
 
2.2021年4月期(2020年11月1日~2021年4月30日)及び2021年10月期(2021年5月1日~2021年10月31日)の運用状況
  の予想
                                                         (%表示は対前期増減率)
                                                                1口当たり分配金
                                                                          1口当たり
               営業収益        営業利益        経常利益          当期純利益      (利益超過分配金
                                                                         利益超過分配金
                                                                  は含まない)
              百万円     %   百万円     %   百万円       %    百万円    %            円             円
 2021年 4月期   16,333 △2.3 8,106 △2.7 7,129 △2.5 7,128 △2.5            15,180            -
 2021年10月期   15,394 △5.8 6,959 △14.2 6,000 △15.8 5,999 △15.8         14,000            -
    (参考)1口当たり予想当期純利益(2021年4月期)        16,634円       予想期末発行済投資口の総口数(2021年4月期)      428,510口
                                                    予想期中平均投資口数       (2021年4月期)   428,510口
        1口当たり予想当期純利益(2021年10月期)       14,000円       予想期末発行済投資口の総口数(2021年10月期) 428,510口
                                                    予想期中平均投資口数       (2021年10月期) 428,510口
    (注)2021年4月期の1口当たり分配金は、当期純利益から圧縮積立金繰入額(622百万円)を控除した金額を発行済投資口の総口数で除して
       計算しています。


※ その他
(1)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
 ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更    無
 ② ①以外の会計方針の変更           無
 ③ 会計上の見積りの変更            無
 ④ 修正再表示                 無

(2)発行済投資口の総口数
 ① 期末発行済投資口の総口数(自己投資口を含む) 2020年10月期  428,510口 2020年4月期 428,510口
 ② 期末自己投資口数                2020年10月期       0口 2020年4月期       0口
(注)1口当たり当期純利益の算定の基礎となる投資口数については、30ページ「1口当たり情報に関する注記」をご覧下
   さい。


※    決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です。

※  特記事項
  本資料に記載されている運用状況の見通し等の将来に関する記述は、本投資法人が現在入手している情報及び合理的
であると判断する一定の前提に基づいており、実際の運用状況等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
  また、本予想数値は、10ページ「2021年4月期(第32期)及び2021年10月期(第33期)の運用状況の予想の前提条件」
記載の前提条件の下に算出した現時点のものであり、状況の変化により実際の営業収益、営業利益、経常利益、当期純
利益、1口当たり分配金及び1口当たり利益超過分配金は、変動する可能性があります。本予想は分配金の額を保証する
ものではありません。
 
                       ケネディクス・オフィス投資法人(8972) 2020年10月期 決算短信


○目次

  1.運用状況    ………………………………………………………………………………………………     2
      (1) 運用状況 ……………………………………………………………………………………………   2
      (2) 投資リスク …………………………………………………………………………………………   9
      (3) 運用状況の見通し ………………………………………………………………………………… 10
  2.財務諸表    ……………………………………………………………………………………………… 12
      (1) 貸借対照表 ………………………………………………………………………………………… 12
      (2) 損益計算書 ………………………………………………………………………………………… 14
      (3) 投資主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………… 15
      (4) 金銭の分配に係る計算書 ………………………………………………………………………… 17
      (5) キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………… 18
      (6) 継続企業の前提に関する注記 …………………………………………………………………… 19
      (7) 重要な会計方針に係る事項に関する注記 ……………………………………………………… 19
      (8) 財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………… 22
      (9) 発行済投資口の総口数の増減 …………………………………………………………………… 31
  3.参考情報    ……………………………………………………………………………………………… 32
      (1) 運用資産等の価格に関する情報 ………………………………………………………………… 32
      (2) 運用資産の資本的支出 …………………………………………………………………………… 44
      (3) 主要なテナントの概要 …………………………………………………………………………… 46
  【参考情報】個別物件の収益状況 ……………………………………………………………………… 47
  【参考情報】借入金の状況 ……………………………………………………………………………… 55




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                                   ケネディクス・オフィス投資法人(8972) 2020年10月期 決算短信


1.   運用状況
 (1)運用状況
     ①   当期の概況
      A. 投資法人の主な推移
          ケネディクス・オフィス投資法人(以下「本投資法人」といいます。)は、投資信託及び投資法人に関する
         法律(昭和26年法律第198号。その後の改正を含みます。)(以下「投信法」といいます。)に基づき、2005年
         5月6日に設立され、2005年7月21日に発行済投資口の総口数75,400口で株式会社東京証券取引所(以下「東京証
         券取引所」といいます。)不動産投資信託証券市場に上場しました(銘柄コード8972)。その後、本投資法人
         は、8度の公募増資等を実施しており、当期末(2020年10月31日)現在の発行済投資口の総口数は428,510口と
         なっています。
          本投資法人は、ケネディクス不動産投資顧問株式会社(以下「本資産運用会社」といいます。)に資産運用
         業務を委託し、収益の安定的な獲得と投資資産の持続的な成長を図ることにより、投資主利益の極大化を目指
         し、「トレンド」を捉え、「タイミング」を逃さない柔軟かつ機動的な投資を行い、ポートフォリオを構築す
         ることを基本方針としています。
 
      B. 投資環境と運用実績
         (a) 投資環境
          当期(2020年10月期)における我が国の経済は、2020年第1~2四半期に新型コロナウイルスの感染拡大及び
         それに伴う政府による緊急事態宣言を受け、経済活動が急速に停滞したものの、国内外の経済活動再開や前期
         の大幅な落ち込みからの反動もあり、2020年7~9月期の実質GDP成長率(2次速報値)は、前期比年率22.9%増
         加と大幅なプラス成長となりました。
          新型コロナウイルス感染症は一進一退の状況が続いているものの、Gotoキャンペーン事業によるサービス消
         費は高い伸びとなっています。企業設備投資動向については、デジタル化・省力化関連の投資については増加
         している一方、不急の新規投資などを先送りする動きも見られること等から全体ではマイナスとなっていま
         す。また、足元では米中貿易摩擦や新型コロナウイルス感染症拡大に伴う経済停滞の長期化等により、海外経
         済の不透明感が引き続き内在していることから、海外動向には留意が必要と思われます。
          オフィスビル賃貸市場については、都心5区を中心に稼働率、賃料水準共に高い水準を維持していましたが、
         コロナ禍におけるテレワークの拡大や企業の先行き懸念による固定費の見直し等から減床・縮小等がみられる
         ようになりました。三鬼商事株式会社が公表した2020年10月末時点の東京都心5区の平均空室率は3.93%で、前
         年比で2.30ポイント上昇、前期末(2020年4月30日)時点との比較では2.37ポイント上昇しました。また、東京
         都心5区の平均賃料(新築を含みます。)については、2014年1月以降上昇し続けてきましたが、2020年7月を境
         に低下に転じ、2020年10月末時点では22,434円(一坪当たり)となりました。その他全国の主要都市において
         も、平均空室率の上昇が確認されるものの、賃料水準は概ね横ばいで推移しています。
          オ フ ィ ス ビ ル の 売 買 市 場 に つ い て は、 新 型 コ ロ ナ ウ イ ル ス 感 染 症 拡 大 に よ り、 上 場 不 動 産 投 資 法 人
         (J-REIT)や不動産会社等国内投資家や海外投資家による物件売買件数は減少しているものの、優良な中規模
         オフィスビルの売却情報は引き続き少なく、限られた売却案件に投資家が集中していること、金利動向も低位
         安定が継続していることから、期待利回りは低水準で推移しており大きな変化は見られません。
           
         (b) 運用実績
          本投資法人は、前期末(2020年4月30日)時点で、合計99物件(取得価格の総額432,835百万円)の運用資産
         と匿名組合出資持分(当初出資金額1,107百万円)を保有していました。当期(2020年10月期)においては、オ
         フィスビル1物件(新橋M-SQUARE Bright:取得価格16,300百万円)を取得し、2物件(KDX日本橋本町ビル:取
         得価格4,000百万円、KDX日本橋江戸通ビル:取得価格1,350百万円)を譲渡しました(譲渡価格の総額6,550百
         万円)。
          その結果、当期末(2020年10月31日)現在のポートフォリオ(匿名組合出資持分を除きます。以下同じで
         す。)は、合計98物件(取得価格の総額443,785百万円)となり、取得価格に基づく用途毎の割合は、オフィス
         ビル99.4%、その他0.6%となっています。
          また、当期末(2020年10月31日)現在のポートフォリオの稼働率は98.1%と、引き続き高稼働率を維持して
         います。




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                   ケネディクス・オフィス投資法人(8972) 2020年10月期 決算短信


 保有資産の運営管理状況
  本投資法人は、当期末(2020年10月31日)現在保有する全ての物件(アーク森ビル、新宿6丁目ビル(底地)
 を除きます。)について、プロパティマネジメント業務をケネディクス・プロパティ・マネジメント株式会社
 に委託しています。これによって、物件運営管理における方針や仕様、手続、窓口等を一元化し、迅速かつ良
 質なサービスの提供を図ってきました。
  リーシング面においては、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けながらも、仲介業者との親密なリレ
 ーションによる積極的な新規テナントの誘致や、既存テナントとの良好な関係を活かした増床ニーズの取り込
 みを行いました。また、オフィスビルの競争力維持・向上を図るべく、専有部照明器具のLED化、外壁の改修、
 空調設備・エレベーターの更新等も計画的に実施しています。
  こうした取り組みを積み重ねてきましたが、新型コロナウイルスの影響による経済活動の停滞等を背景とし
 た、オフィスビル移転検討の一時的凍結等の動きがみられた結果、本投資法人の保有するオフィスビルの稼働
 率は、当期末(2020年10月31日)現在において、東京経済圏のオフィスビルで98.0%となり、オフィスビル全
 体では98.1%になりました。

 テナント数及びテナント業種の分散による安定的な運用
  本投資法人の保有するオフィスビルのエンドテナントの数は、当期末(2020年10月31日)現在、1,115件(注
 1)(注2)であり、テナント分散が進んでいます。また、ポートフォリオ全体に係る賃貸面積の合計に占める
 オフィスビル上位10エンドテナントの賃貸面積割合は10.6%です。更に、本投資法人が保有するオフィスビル
 には、様々な業種のテナントが入居しています。このため、本投資法人の収益は特定のエンドテナントの退去
 や、特定の業種における業績の低迷による影響を受けにくく、安定した収益を継続して得ることができると考
えています。
(注1) 1テナントが複数の物件を賃借している場合には、1テナントとして数えてテナント数を記載していま
      す。
 (注2) ポートフォリオ全体のエンドテナントの数は、当期末(2020年10月31日)現在、1,116件です。
 
C. 資金調達の概要
 (a) 投資法人債の状況
  本投資法人は、サステナビリティへの取組みを一層強化すると共に、ESG投資に積極的な投資家層への投資機
 会の提供により、国内グリーンボンド市場の発展に寄与することが可能と考え、2020年10月20日に第12回無担
 保投資法人債(グリーンボンド)(総額1,000百万円、期間10.0年)を発行し、KDX武蔵小杉ビルの取得資金へ
 の充当を目的として調達した借入金(その後の借換えによる借入金を含みます。)の返済資金1,000百万円に充
 当しました。この結果、当期末(2020年10月31日)現在で投資法人債残高は11,000百万円となっています。


 (b) 借入れの状況
  本投資法人は、有利子負債の返済期限を分散することにより、リファイナンスリスクを軽減することを目指
 しています。当期(2020年10月期)においては期中に返済期日が到来した借入金11,100百万円の返済資金とし
 て同額の借入れを行うと共に、物件の取得に際し、新たに9,700百万円の借入れを行っています。また、(a)投
 資法人債の状況に記載のグリーンボンドによる調達資金1,000百万円により、1,000百万円の期限前弁済を行っ
 ています。
  その結果、当期末(2020年10月31日)現在で借入金残高は190,750百万円(短期借入金(注1)12,500百万円、
 長期借入金(注1)178,250百万円)、投資法人債残高は11,000百万円、有利子負債残高は201,750百万円となっ
 ています。
  なお、当期末(2020年10月31日)現在の変動金利による長期借入金のうち、121,400百万円については、金利
 上昇リスクをヘッジするため金利スワップの活用により実質的に金利を固定化しています。有利子負債全体で
 は、長期負債比率(注2)は93.8%、長期固定化負債比率(注3)は93.0%となっています。
  これらの結果、当期末(2020年10月31日)の有利子負債の平均残存年数(注4)は4.5年となり、当期末の平
 均金利(注4)は0.94%に、有利子負債比率(注5)は43.9%となっています。
 (注1) 短期借入金とは借入日から返済期日までが1年以下の借入れをいいます。ただし、借入日から1年後の応
      当日が営業日以外の日に該当した場合で返済期日を当該翌営業日としたことにより、1年超となった借入
      れは、短期借入金に含みます。長期借入金とは借入日から返済期日までが1年超の借入れをいいます。以
      下同じです。




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                         ケネディクス・オフィス投資法人(8972) 2020年10月期 決算短信

    (注2) 長期負債比率=(長期借入金残高+投資法人債残高)÷(借入金残高+投資法人債残高)×100
         長期負債比率は、小数第2位を四捨五入して記載しています。
    (注3) 長期固定化負債比率=(長期固定金利借入金残高+投資法人債残高)÷(借入金残高+投資法人債残
         高)×100
         なお、長期固定金利借入金残高には、金利スワップの活用により金利を固定化している長期借入金を含
         みます。長期固定化負債比率は、小数第2位を四捨五入して記載しています。
    (注4) 平均残存年数及び平均金利は各期末時点の残存年数及びアップフロントフィー(年率)を含めた利率を
         各有利子負債残高に応じて加重平均して算出しています。平均残存年数は小数第2位を、平均金利は小数
         第3位を、それぞれ四捨五入して記載しています。
    (注5) 有利子負債比率=期末有利子負債残高÷期末総資産×100
         有利子負債比率は、小数第2位を四捨五入して記載しています。

      また、前期末及び当期末現在の金融機関別の借入金残高等は、以下のとおりです。
                                                                    (単位:百万円)
                                 前期末                  当期末            当期末比率
                借入先
                            (2020年4月30日)         (2020年10月31日)      (%)(注6)
     株式会社三井住友銀行                         46,200            48,200             25.3
     株式会社三菱UFJ銀行                        34,800            37,800             19.8
     株式会社日本政策投資銀行                       29,550            29,550             15.5
     三井住友信託銀行株式会社                       19,900            19,900             10.4
     株式会社みずほ銀行                          15,900            18,900              9.9
     株式会社りそな銀行                          11,250            11,250              5.9
     株式会社あおぞら銀行                         10,550            10,550              5.5
     みずほ信託銀行株式会社                         4,600             5,300              2.8
     株式会社福岡銀行                            2,500             2,500              1.3
     株式会社西日本シティ銀行                        1,700             1,700              0.9
     株式会社広島銀行                            1,000             1,000              0.5
     株式会社七十七銀行                           1,000             1,000              0.5
     住友生命保険相互会社                          1,000             1,000              0.5
     株式会社東日本銀行                             800               800              0.4
     農林中央金庫                                800               800              0.4
     株式会社三重銀行                              500               500              0.3
                合計                  182,050              190,750            100.0
      (注6) 当期末比率は、小数第2位を四捨五入して記載しています。

    (c) 格付の状況
     当期末(2020年10月31日)現在における本投資法人の格付の状況は、以下のとおりです。
                信用格付業者                       格付対象                     格付
                                                                       AA-
                                 長期発行体格付
                                                                   (見通し:安定的)
     株式会社日本格付研究所(JCR)
                                 債券格付
                                                                      AA-
                                 発行登録債予備格付
 




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                            ケネディクス・オフィス投資法人(8972) 2020年10月期 決算短信


 (d) 発行登録の状況
  本投資法人は、投資法人債(短期投資法人債を除きます。)に係る発行登録書を2018年11月30日に提出して
 います。その概要は、以下のとおりです。
  発行予定額        100,000百万円
  発行予定期間  2018年12月8日から2020年12月7日まで
          特定資産(投信法第2条第1項における意味を有します。)の取得資金、借入金の返済資金、
  手取金の使途  投資法人債(短期投資法人債を含みます。)の償還資金、敷金・保証金の返還資金、修繕
          等の支払資金、運転資金等
  上記発行登録書に基づき第10回投資法人債2,000百万円を2019年2月15日に、第12回投資法人債1,000百万円を
 2020年10月20日に発行しています。
  なお、2020年12月8日から2022年12月7日までを発行予定期間とする投資法人債(短期投資法人債を除きま
 す。)に係る発行登録書を2020年11月30日に提出しています。


D. 業績及び分配の概要
  上記の運用の結果、当期(2020年10月期)の業績は、営業収益16,714百万円、営業利益8,334百万円、経常利
 益7,311百万円、当期純利益7,310百万円となりました。
  また、当期の分配金については、本投資法人の規約に定める分配の方針に基づき、投資法人の税制の特例
 (租税特別措置法(昭和32年法律第26号。その後の改正を含みます。)(以下「租税特別措置法」といいま
 す。)第67条の15)が適用されるように分配することとしています。これに加え、当期は「平成21年及び平成
 22年に土地等の先行取得をした場合の課税の特例」(租税特別措置法第66条の2)を適用し、当期未処分利益の
 一部を圧縮積立金として内部留保することとしました。かかる方針により、当期未処分利益から租税特別措置
 法第67条の15及び第66条の2の両規定が適用される範囲内である718百万円を圧縮積立金繰入額として控除した
 金額の全額を分配することにより、投資口1口当たりの分配金は15,384円となりました。




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                          ケネディクス・オフィス投資法人(8972) 2020年10月期 決算短信

    ②   次期の見通し
     A.   投資環境
          日本経済は、世界的な新型コロナウイルス感染症の蔓延により、一時停滞しましたが、国内外の経済活動再
        開に伴い、個人消費、輸出、政府消費等の内需の伸びが大きく寄与し、回復傾向が確認されました。感染拡大
        防止と社会経済活動再開の両立により、今後も回復傾向が続いていくものと思われますが、国内外の感染状況
        の動向には引き続き注意が必要です。また、財政出動、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」政策を含め
        た金利動向、地政学リスクへの懸念等、様々な事象にも留意が必要と考えられます。
         オフィスビル賃貸市場については、三鬼商事株式会社が公表した2020年10月末時点の東京都心5区の平均空室
        率は3.93%と前年比で2.30ポイント上昇し、今後も空室率の上昇及び平均賃料の下落が懸念されるものの、社
        会経済活動の回復が期待され、2021年の新規供給も限定的であることから、急激な変動は見られないものと思
        われます。
         オフィスビル売買市場についても、新型コロナウイルス感染症の影響による収益性の変化を見極めたいとす
        る声がある一方、日本銀行の金融緩和政策の継続による良好な資金調達環境を背景に、上場不動産投資法人
        (J-REIT)、私募リート、国内不動産会社や海外投資家をはじめとする多くの投資家の取得意欲に大きな変化
        はなく、これまで同様厳しい取得環境が継続していくものと思われます。しかしながら、コロナ禍におけるオ
        フィス賃貸市場や景気動向、金融動向の変化等が今後の売買市場動向に影響を与える恐れがあり、その動向に
        は留意が必要です。
          一方で、2020年9月末における銀行の不動産業向け融資残高は過去最高水準かつ増加傾向を維持しており、今
        後の金利動向と共にその融資姿勢の変化には注視をする必要があると思われます。J-REIT市場においては、安
        定的に推移している金利水準等を評価する海外投資家からの資金流入の動きがある一方で、新型コロナウイル
        ス感染症再拡大等を警戒する不透明な市場環境から、一進一退の値動きが続くものと思われます。
 
     B.   今後の運用方針及び対処すべき課題
          本投資法人は、「トレンド」を捉え、「タイミング」を逃さない柔軟かつ機動的な投資を行い、ポートフォ
        リオを構築することを基本方針としています。かかる方針を踏まえ、物件の投資戦略、既存物件の運用戦略及
        び財務戦略を以下のとおり策定し、柔軟かつ機動的に実施していきます。


        (a) 新規物件の投資戦略及び売却方針
           本投資法人は、「中規模オフィスビルを中心とした強固なポートフォリオを構築すること」を目標として、
          「中規模オフィスビルのNo.1 J-REIT」となるべく、更なる資産規模の拡大を目指しています。本投資法人
          は、東京経済圏の中規模オフィスビルへの投資を中心としつつ、都市型商業施設については、オフィスビル
          の代替投資として希少性及び繁華性の高い地域に位置する、一定のオフィス床を持つものに限定して投資を
          行います。また、一定の地方分散も図る投資戦略を継続することが、優良なポートフォリオの構築を実現し、
          本投資法人の優位性及び他の事業者との差別化を図る上での基盤になると考えています。
           資産の取得にあたっては、マルチパイプラインを構築し、本資産運用会社独自のネットワークと本資産運
          用会社の親会社であるケネディクス株式会社を中心とするケネディクス・グループ(注)のサポートライン
          の活用によって、継続的な物件取得機会と柔軟性のある取得手法を確保し、ポートフォリオの着実かつ安定
          的な成長を目指します。また、将来本投資法人による取得機会が得られることを前提に、ケネディクス・グ
          ループ等と共同で匿名組合等に対する出資等を行うことも検討します。更に、ケネディクス・グループと連
          携しながら、ウェアハウジングを目的とした匿名組合出資等を行う等、資金調達の時期や投資基準との整合
          性を考慮しつつ機動的な物件確保を図るため、取得手法の多様化(直接取得、エクイティ出資及びケネディ
          クス・グループとの協働取得、物件の入れ替えを前提とした相互売買等)に努めます。
           資産の売却については、新規の物件取得やファンド型投資を前提とした資産入替えの余地に応じて、個別
          に検討します。また、現状及び将来的なマーケット動向を踏まえた収益及び収益性、築年数、エリア、規模
          等やESGへの取り組み要素を勘案し、ポートフォリオにおける当該資産の存在意義を踏まえて個別に判断しま
          す。
          (注)「ケネディクス・グループ」とは、ケネディクス株式会社並びにその子会社及び関連会社等を併せた
             企業グループをいいます。以下同じです。




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                       ケネディクス・オフィス投資法人(8972) 2020年10月期 決算短信


    (b) 既存物件の運用戦略
      本投資法人は、運用資産の運営において、景気や不動産市場の動向を踏まえた迅速かつ柔軟なリーシング
     を行うと共に、「顧客であるテナントが満足してこそ収入に結びつく」との考えのもとで顧客満足度の高い
     オフィス環境を提供することにより、キャッシュ・フローの維持・増加に努めます。また、新型コロナウイ
     ルス感染症の問題長期化に伴う日本経済やオフィスビルの賃貸市場に及ぼす影響について注視しながら、運
     用戦略を策定していきます。
      かかる観点から、本資産運用会社は、本投資法人が保有する物件の運用において、「選ばれる中規模オフ
     ィスビル」となることを目指し、以下のような活動を行います。
      ・物件競争力の維持・向上策の実施
      ・市場環境に応じたリーシングマネジメント
      ・ポートフォリオの規模を活かした管理内容及び費用の見直し
      ・関連法規等への適切な対応
      ・積極的な環境対応


     物件競争力の維持・向上策の実施
      本投資法人は、現場に密着した管理運営の実現と、管理水準の更なる向上を図ります。その具体的な例と
     して、事業継続計画(BCP)及び企業の社会的責任(CSR)の観点から、非常用品収納ボックス及びAEDの設
     置、公衆無線LANサービスの提供等が挙げられます。
      更に、各物件のテナントを重要な「顧客」として位置付け、物件運営に顧客満足度(CS)の視点を導入し
     ています。CS評価に関する国際的な調査機関である株式会社ジェイ・ディー・パワー ジャパンと協働し、オ
     フィスビルの入居テナントを対象とする満足度調査(建物や設備等のハード面及び管理運営等のソフト面に
     ついて、多数の評価項目及び自由回答欄からなるアンケートを各テナントの総務担当者と従業員に対して依
     頼)をこれまでに8回実施しています。2019年8月に実施した第8回の総合満足度の調査結果は、以下のとおり
     です。「満足」、「やや満足」と回答した割合は、2017年8月に実施した第7回調査時とほぼ同等の高い水準
     を維持した結果となっています。
     <総合満足度>(注1)(注2)
                              どちらとも
                満足     やや満足            やや不満   不満     不明
                               いえない
      第8回調査     29%     47%      18%    5%    1%     0%

      第7回調査     28%     48%      17%    5%    1%     0%
    (注1)調査対象者は入居テナントの総務担当者と従業員です。
    (注2)比率は、小数第1位を四捨五入して記載しています。

      このような調査を継続的に行い、テナントニーズを取り入れていくことにより、顧客満足度の向上と共に
     物件の競争力及び資産価値の維持・向上を図り、収益性の更なる向上を目指します。


     市場環境に応じたリーシングマネジメント
      本投資法人の主な投資対象である中規模オフィスビルにおいては、テナントの入替えが比較的多いことが
     特徴として挙げられます。そのため、リーシング面では、景気や不動産市場の動向を踏まえて、稼働率を維
     持しつつ中長期的な収益の最大化を図ることを基本方針とし、迅速かつ柔軟なリーシング活動を行います。
      新規テナントの誘致については、今後のマーケットの状況と変化のタイミングを見極めつつ仲介業者との
     緊密な情報交換、内覧会の開催、企業への直接営業、保証会社の活用等、柔軟かつ機動的なリーシング活動
     により、空室期間の短縮と稼働率の向上に努めます。


     ポートフォリオの規模を活かした管理内容及び費用の見直し
      本投資法人は、物件の運営管理水準を一定レベルで保ちつつ、建物管理費用の削減や建物管理会社の見直
     し、工事発注時の入札、一括発注による設備・機器調達等において、ポートフォリオの規模を活かした運営
     コストの削減を図ります。
 




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                         ケネディクス・オフィス投資法人(8972) 2020年10月期 決算短信


      関連法規等への適切な対応
       本投資法人は、建築基準法(昭和25年法律第201号。その後の改正を含みます。)等の関連法規のみなら
      ず、今後の改正についても速やかに情報収集を行い、法規制に配慮しつつ必要な対応を適宜行っていきま
      す。
       
      積極的な環境対応
       本投資法人は環境方針を制定し、GRESBリアルエステイト評価への参加やDBJ Green Building認証、CASBEE
      不動産評価認証等の各種認証・評価制度を積極的に活用することで、環境に配慮した運用を行っています。
       また、本投資法人は、エネルギーの使用の合理化等に関する法律に基づく特定事業者として指定されてい
      ます。投資利益と社会的利益の両立を目指し、中規模オフィスビルにおける省エネルギーと環境配慮につい
      て研究し、省エネルギーに関する中長期的な計画及び削減目標を策定した上で、ハード、ソフト両面での積
      極的な対策を講じていきます。
 
     (c) 財務戦略(デットによる資金調達)
          本投資法人は、引き続き既存借入金の借入条件等の改善に努めると共に、以下の施策等を講じることで安
      定的な財務運営を目指します。
       ・有利子負債の返済期限を分散することによるリファイナンスリスクの軽減
       ・一定水準以上の長期固定化負債比率の維持
       ・有利子負債比率(注)の保守的なコントロール(有利子負債比率は原則として45%未満の水準を目途と
          します。ただし、資金調達環境等を鑑みた上で、優良な物件取得等を目的とする有利子負債の調達によ
          り40%台後半水準での運営を行うこともありえます。)
       更に、大手銀行を中心とする既存の金融機関との良好な関係に基づく安定的な資金調達により堅固な財務
      運営を目指します。また、取引各行のシェアバランスに留意すると共に、既存取引行との条件対比をもとに
      新規取引行の導入についても適宜検討していきます。
      (注) 有利子負債比率=期末有利子負債残高÷期末総資産×100
 
     (d) 情報開示
       本投資法人は、積極的なIR活動により、幅広い投資家及び関係者に対して情報提供を行うこと、可能な限
      り迅速かつ正確な情報開示に努めること、並びに、情報開示に関する体制を随時整備することを情報開示の
      基本方針としています。具体的には、東京証券取引所の適時開示(TDnet登録及びプレスリリース)に加え
      て、本投資法人のホームページ(https://www.kdo-reit.com/)を通じた積極的な情報開示を行います。
 
     (e) 利益相反対策
       本資産運用会社は、本投資法人の資産の運用に際し、利害関係者又は本資産運用会社との間の取引に関し、
      オフィス・リート本部利害関係取引規程を定め、当該規程に基づく運用を行っています。
       また、本資産運用会社は、本投資法人以外にも、複数の投資法人の運用を受託しており、それらの投資法
      人間で投資物件の取得の機会の競合が発生する可能性があります。本資産運用会社においては、入手した不
      動産等売却情報に関し、取得の検討を優先して行う本部を定めるため、物件の種別・規模等を基準とする優
      先検討権のルールを設け、本資産運用会社内での検討順位をあらかじめ決定し、本資産運用会社内にコンプ
      ライアンス・オフィサーを含む「パイプライン会議」を設置して、かかるルールに則った運営を行うことに
      より、恣意的な不動産等売却情報の配分を防止し、もって本資産運用会社が運用を受託する各投資法人間に
      おける利益相反を防止する等、適切な利益相反対策の実施に努めています。


     (f) 決算後に生じた重要な事実
       該当事項はありません。




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                        ケネディクス・オフィス投資法人(8972) 2020年10月期 決算短信

(参考情報)
 a.資産の譲渡
  本投資法人は、2020年11月2日付で、以下の不動産信託受益権を譲渡しました。
                                                譲渡価格       鑑定評価額
           特定資産
  譲渡日                物件名称      所在地       譲渡先    (百万円)      (百万円)
            の種類
                                                 (注1)       (注2)

   2020年   不動産信託               東京都      三井不動産
                   KDX新日本橋ビル                       3,200      3,140
  11月2日     受益権                中央区       株式会社
  (注1)譲渡費用、固定資産税・都市計画税の精算額及び消費税等を除きます。
  (注2)2020年4月30日時点の価額を記載しています。


(2)投資リスク
  最近の有価証券報告書(2020年7月30日提出)における「投資リスク」から重要な変更がないため開示を省略しま
 す。




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                         ケネディクス・オフィス投資法人(8972) 2020年10月期 決算短信

(3)運用状況の見通し
   2021年4月期(2020年11月1日~2021年4月30日)及び2021年10月期(2021年5月1日~2021年10月31日)の運用状況
 については、以下のとおり見込んでいます。

    2021年4月期(第32期:2020年11月1日~2021年4月30日)
      営業収益                              16,333百万円
      営業利益                               8,106百万円
      経常利益                               7,129百万円
      当期純利益                              7,128百万円
      1口当たり分配金                          15,180円
                   うち利益超過分配金                ‐円
   
    2021年10月期(第33期:2021年5月1日~2021年10月31日)
      営業収益                              15,394百万円
      営業利益                               6,959百万円
      経常利益                               6,000百万円
      当期純利益                              5,999百万円
      1口当たり分配金                          14,000円
                   うち利益超過分配金                ‐円
    
     また、運用状況の予想の前提条件については、下記「2021年4月期(第32期)及び2021年10月期(第33期)の運用
   状況の予想の前提条件」をご参照下さい。
  
     (注) 上記予想数値は一定の前提条件の下に算出した現時点のものであり、実際の当期純利益、分配金は状況の変
         化により変動する可能性があります。また、本予想は分配金の額を保証するものではありません。
 
     2021年4月期(第32期)及び2021年10月期(第33期)の運用状況の予想の前提条件
     項目                                   前提条件
             ・第32期:2020年11月1日~2021年4月30日(181日)
    計算期間
             ・第33期:2021年5月1日~2021年10月31日(184日)
           ・当期末(2020年10月31日)現在で本投資法人が保有していた98物件から、2020年11月2日に譲渡し
            たKDX新日本橋ビルを除いた97物件を前提としています。
           ・上記以外に第33期末までに、運用資産の異動がないことを前提としています。
    運用資産
           ・上記以外に匿名組合出資持分を1銘柄保有しています。第33期末までに、当該匿名組合出資持分の
            償還がないことを前提としています。
           ・実際には運用資産の異動により変動する可能性があります。
           ・賃貸事業収益は、運用資産の項目に記載した運用資産の異動による稼働日数の差異の他、2020年12
            月14日現在で有効な賃貸借契約をもとに、過去の実績に基づく季節的要因等の変動要素や昨今の不
            動産市況を考慮した上で算出しています。
           ・受取配当金については、上記「運用資産」に記載の匿名組合出資持分に係る分配金として、第32期
            に57百万円、第33期に73百万円を想定しています。
    営業収益   ・テナントによる賃料の滞納又は不払いがないことを前提としています。
           ・2020年11月2日に譲渡したKDX新日本橋ビルの不動産等売却益として、第32期に1,128百万円を計上
            することを見込んでいます。
           ・上記のほか、賃貸事業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響による減少を一定程度考慮した上
            で算出しています。




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                        ケネディクス・オフィス投資法人(8972) 2020年10月期 決算短信

  項目                                   前提条件
          ・減価償却費以外の賃貸事業費用は、過去の実績値を基準として季節的要因を含む費用の変動要素を
           反映して算出しています。
          ・管理委託費(建物管理費等)については、第32期1,452百万円、第33期1,450百万円を想定していま
           す。
          ・公租公課(固定資産税・都市計画税等)については、第32期1,304百万円、第33期1,388百万円を想
           定しています。なお、2020年1月1日以降に取得した物件については、売買に当たり固定資産税及び
           都市計画税等を前所有者と精算し、当該精算金相当額が取得原価に算入される等の理由により、第
           32期においては一部(6百万円)のみ費用計上されます。また、当該固定資産税及び都市計画税等
 営業費用      は第33期以降に全て費用計上され、1期当たりの金額は58百万円となる想定です。
          ・減価償却費については、第32期2,559百万円、第33期2,596百万円を想定しています。
          ・修繕費については、第32期407百万円、第33期443百万円を想定しています。なお、修繕費に関して
           は、物件ごとに、本資産運用会社の修繕計画をもとに、必要と想定される額を計上しています。た
           だし、予想し難い要因により修繕費が発生する可能性があることから、予想金額と大きく異なる結
           果となる可能性があります。
          ・一般に不動産等の売買にあたり固定資産税及び都市計画税等については前所有者と期間按分による
           計算を行い取得時に精算しますが、本投資法人においては当該精算金相当分を取得原価に算入しま
           す。
          ・支払利息等(融資関連費用等を含みます。)は、第32期939百万円、第33期950百万円を想定してい
 営業外費用
           ます。
 特別損益     ・特別損益については見込んでいません。
          ・2020年12月14日現在において、187,750百万円の借入金残高及び11,000百万円の投資法人債発行残
           高があります。
          ・2020年12月14日現在の借入金のうち、第32期において返済期限が到来する借入金は13,600百万円、
 借入金及び
           第33期において返済期限が到来する借入金は12,800百万円ありますが、全額借換えを行うことを前
 投資法人債
           提としています。
          ・2020年12月14日現在の投資法人債のうち、第32期及び第33期において償還期限の到来する投資法人
           債はないことを前提としています。
          ・発行済投資口の総口数については、2020年10月31日現在の発行済投資口の総口数428,510口を前提
発行済投資口の    としています。
  総口数
          ・第33期末まで変動がないことを前提としています。
          ・分配金(1口当たり分配金)は、本投資法人の規約に定める金銭の分配の方針を前提として算出して
           います。
 1口当たり    ・第32期については、当期純利益から圧縮積立金繰入額622百万円を控除した金額を分配することを
  分配金      前提として計算しています。
          ・1口当たり分配金は、運用資産の異動、テナントの異動等に伴う賃貸収入の変動又は予期せぬ修繕
           の発生等を含む種々の要因により変動する可能性があります。
 1口当たり
        ・利益超過の分配(1口当たり利益超過分配金)については、現時点では行う予定はありません。
利益超過分配金
          ・法令、税制、会計基準、上場規則、投信協会規則等において、上記の予想数値に影響を与える改正
  その他      が施行されないことを前提としています。
          ・一般的な経済動向及び不動産市況等に不測の重大な変化が生じないことを前提としています。




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2.   財務諸表
 (1) 貸借対照表
                                                                    (単位:千円)
                                      前期                         当期
                                 (2020年4月30日)              (2020年10月31日)
 資産の部
  流動資産
    現金及び預金                                   14,699,777              16,128,897
    信託現金及び信託預金                               11,470,987              12,042,095
    営業未収入金                                      277,457                 336,234
    前払費用                                         74,600                 109,949
    その他                                          12,394                  13,766
    流動資産合計                                   26,535,218              28,630,942
  固定資産
    有形固定資産
      建物                                     17,951,815              17,975,653
       減価償却累計額                              △6,221,158              △6,526,749
       建物(純額)                                11,730,656              11,448,903
      構築物                                        43,564                  43,564
       減価償却累計額                                 △16,589                 △17,805
        構築物(純額)                                  26,974                  25,759
       機械及び装置                                   432,209                 435,359
        減価償却累計額                               △272,362                △284,721
        機械及び装置(純額)                              159,847                 150,638
       工具、器具及び備品                                 96,841                  99,918
        減価償却累計額                                △64,691                 △68,421
        工具、器具及び備品(純額)                            32,150                  31,496
       土地                                    27,520,902              27,520,902
       信託建物                            ※2   126,874,865        ※2   128,754,352
         減価償却累計額                            △33,269,306             △35,161,391
         信託建物(純額)                             93,605,558              93,592,960
       信託構築物                                     362,902                 379,369
         減価償却累計額                               △179,886                △191,656
         信託構築物(純額)                               183,016                 187,712
       信託機械及び装置                                1,741,678               1,876,485
         減価償却累計額                               △796,661                △850,091
         信託機械及び装置(純額)                            945,017               1,026,394
       信託工具、器具及び備品                               528,530                 561,026
         減価償却累計額                               △346,706                △365,732
         信託工具、器具及び備品(純額)                         181,824                 195,294
       信託土地                                  283,648,781             293,726,525
       信託建設仮勘定                                        -                    6,150
       有形固定資産合計                              418,034,728             427,912,737
      無形固定資産
       借地権                                       285,257                 285,257
       信託借地権                                     349,201                 348,426
       その他                                         1,168                     540
       無形固定資産合計                                  635,627                 634,225




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                   ケネディクス・オフィス投資法人(8972) 2020年10月期 決算短信


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                                   前期                        当期
                              (2020年4月30日)             (2020年10月31日)
   投資その他の資産
     投資有価証券                                1,127,724              1,137,526
     敷金及び保証金                                  10,000                 10,000
     信託敷金及び保証金                               122,889                122,889
     長期前払費用                                1,150,151              1,183,120
     その他                                      20,501                 21,676
     投資その他の資産合計                            2,431,266              2,475,213
   固定資産合計                                421,101,622            431,022,176
 繰延資産
   投資法人債発行費                                   51,840                 57,394
   投資口交付費                                     18,342                  9,171
   繰延資産合計                                     70,182                 66,565
 資産合計                                    447,707,022            459,719,684
負債の部
 流動負債
   営業未払金                                     829,804              1,496,596
   短期借入金                                   9,500,000             12,500,000
   1年内返済予定の長期借入金                          22,300,000             23,000,000
   未払金                                       486,379                679,554
   未払費用                                       71,983                 79,227
   未払法人税等                                        825                    756
   未払消費税等                                    378,113                304,821
   前受金                                     2,821,477              2,678,412
   預り金                                         7,225                  3,799
   流動負債合計                                 36,395,810             40,743,168
 固定負債
   投資法人債                                  10,000,000             11,000,000
   長期借入金                                 150,250,000            155,250,000
   預り敷金及び保証金                               2,005,687              2,007,851
   信託預り敷金及び保証金                            19,113,024             19,640,709
   その他                                       352,748                412,880
   固定負債合計                                181,721,460            188,311,441
 負債合計                                    218,117,270            229,054,609
純資産の部
 投資主資本
   出資総額                                  220,970,508            220,970,508
   剰余金
     任意積立金
      圧縮積立金                                2,775,335              2,775,335
      任意積立金合計                              2,775,335              2,775,335
     当期未処分利益又は当期未処理損失(△)                   6,175,926              7,310,459
     剰余金合計                                 8,951,261             10,085,794
   投資主資本合計                               229,921,769            231,056,303
 評価・換算差額等
   繰延ヘッジ損益                                 △332,017               △391,228
   評価・換算差額等合計                              △332,017               △391,228
 純資産合計                              ※1   229,589,752       ※1   230,665,074
負債純資産合計                                  447,707,022            459,719,684




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(2) 損益計算書
                                                               (単位:千円)
                                    前期                       当期
                           自     2019年11月 1日          自   2020年 5月 1日
                           至     2020年 4月30日          至   2020年10月31日
営業収益
 賃貸事業収入                            ※1    13,429,120         ※1    13,757,065
 その他賃貸事業収入                          ※1    1,785,979          ※1    1,826,092
 不動産等売却益                                         -           ※2    1,057,790
 受取配当金                                       57,600                   73,522
 営業収益合計                                  15,272,699               16,714,470
営業費用
 賃貸事業費用                             ※1    7,008,903          ※1   7,086,783
 資産運用報酬                                     929,882               1,110,211
 役員報酬                                         8,400                   8,400
 資産保管手数料                                     23,193                  23,431
 一般事務委託手数料                                   57,595                  58,207
 会計監査人報酬                                     12,800                  12,800
 その他営業費用                                     91,860                  80,234
 営業費用合計                                   8,132,635               8,380,067
営業利益                                      7,140,064               8,334,402
営業外収益
 受取利息                                            68                      69
 未払分配金除斥益                                       353                     309
 還付加算金                                          109                       3
 営業外収益合計                                        531                     382
営業外費用
 支払利息                                       792,200                 805,749
 投資法人債利息                                     29,038                  30,712
 融資関連費用                                     125,667                 128,471
 投資法人債発行費償却                                   4,963                   5,551
 投資口交付費償却                                     9,171                   9,171
 その他                                          2,352                  43,783
 営業外費用合計                                    963,393               1,023,438
経常利益                                      6,177,202               7,311,346
税引前当期純利益                                  6,177,202               7,311,346
法人税、住民税及び事業税                                  1,332                   1,115
法人税等調整額                                         △4                       11
法人税等合計                                        1,328                   1,126
当期純利益                                     6,175,873               7,310,219
前期繰越利益                                           52                     240
当期未処分利益又は当期未処理損失(△)                       6,175,926               7,310,459




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(3) 投資主資本等変動計算書
前期(自    2019年11月1日   至    2020年4月30日)
                                                                                              (単位:千円)
                                                          投資主資本

                                                              剰余金

                     出資総額                  任意積立金                   当期未処分利益                    投資主資本合計
                                                                   又は当期未処理       剰余金合計
                                    圧縮積立金         任意積立金合計           損失 (△)
当期首残高                 220,970,508     2,775,335        2,775,335     5,844,500    8,619,835    229,590,343

当期変動額

剰余金の配当                                                              △5,844,447   △5,844,447    △5,844,447

当期純利益                                                                6,175,873    6,175,873      6,175,873
投資主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当期変動額合計                        -             -                -        331,425      331,425        331,425

当期末残高            ※    220,970,508     2,775,335        2,775,335     6,175,926    8,951,261    229,921,769



                         評価・換算差額等


                                    評価・換算          純資産合計
                繰延ヘッジ損益
                                    差額等合計


当期首残高                    △314,241     △314,241     229,276,102

当期変動額

剰余金の配当                                             △5,844,447

当期純利益                                                  6,175,873
投資主資本以外の項目
                         △17,776      △17,776           △17,776
の当期変動額(純額)
当期変動額合計                  △17,776      △17,776            313,649

当期末残高                    △332,017     △332,017     229,589,752




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 当期(自    2020年5月1日   至   2020年10月31日)
                                                                                               (単位:千円)
                                                          投資主資本

                                                              剰余金

                     出資総額                  任意積立金                   当期未処分利益                     投資主資本合計
                                                                   又は当期未処理       剰余金合計
                                    圧縮積立金         任意積立金合計           損失 (△)
当期首残高                 220,970,508     2,775,335        2,775,335     6,175,926     8,951,261    229,921,769

当期変動額

 剰余金の配当                                                             △6,175,686   △6,175,686     △6,175,686

 当期純利益                                                               7,310,219     7,310,219      7,310,219
 投資主資本以外の項目
 の当期変動額(純額)
当期変動額合計                        -             -                -      1,134,533     1,134,533      1,134,533

当期末残高            ※    220,970,508     2,775,335        2,775,335     7,310,459    10,085,794    231,056,303



                         評価・換算差額等


                                    評価・換算          純資産合計
                 繰延ヘッジ損益
                                    差額等合計


当期首残高                    △332,017     △332,017     229,589,752

当期変動額

 剰余金の配当                                            △6,175,686

 当期純利益                                                 7,310,219
 投資主資本以外の項目
                         △59,211      △59,211           △59,211
 の当期変動額(純額)
当期変動額合計                  △59,211      △59,211          1,075,322

当期末残高                    △391,228     △391,228     230,665,074




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(4) 金銭の分配に係る計算書
                                                                              (単位:円)
                期   別                 前期                                当期
                               自   2019年11月 1日                   自   2020年 5月 1日
項   目                          至   2020年 4月30日                   至   2020年10月31日
Ⅰ 当期未処分利益                                  6,175,926,413                  7,310,459,769
Ⅱ 分配金の額                                    6,175,686,120                  6,592,197,840
    (投資口1口当たり分配金の額)                              (14,412)                      (15,384)
Ⅲ 任意積立金(繰入)
    圧縮積立金繰入額                                            -                   718,261,929
Ⅳ 次期繰越利益                                         240,293                             -
分配金の額の算出方法                本投資法人の規約第35条第1号に定                  本投資法人の規約第35条第1号に定
                        める方針に基づき、分配金の額は利益                   める方針に基づき、分配金の額は利益
                        の金額を限度とし、かつ租税特別措置                   の金額を限度とし、かつ租税特別措置
                        法第67条の15に規定する本投資法人の                 法第67条の15に規定する本投資法人の
                        配当可能利益の額の100分の90に相当                 配当可能利益の額の100分の90に相当
                        する金額を超えるものとしています。                   する金額を超えるものとしています。
                        かかる方針により、当期未処分利益を                   かかる方針により、当期未処分利益か
                        超えない額で発行済投資口の総口数                    ら租税特別措置法第66条の2で定める
                        428,510 口 の 整 数 倍 の 最 大 値 と な る     圧縮積立金繰入額を控除し、その残額
                        6,175,686,120円を分配することとい             である6,592,197,840円を利益分配金
                        たしました。                              として分配することといたしました。
                         なお、規約第35条第2号に定める利                   なお、規約第35条第2号に定める利
                        益を超えた金銭の分配は行いません。                   益を超えた金銭の分配は行いません。




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(5) キャッシュ・フロー計算書
                                                                   (単位:千円)
                                       前期                        当期
                              自     2019年11月 1日           自   2020年 5月 1日
                              至     2020年 4月30日           至   2020年10月31日
営業活動によるキャッシュ・フロー
 税引前当期純利益                                    6,177,202                7,311,346
 減価償却費                                       2,470,882                2,523,749
 長期前払費用償却額                                     117,317                  118,931
 受取利息                                             △68                      △69
 支払利息                                          821,239                  836,461
 投資口交付費償却                                        9,171                    9,171
 投資法人債発行費償却                                      4,963                    5,551
 営業未収入金の増減額(△は増加)                               83,749                 △58,776
 未収消費税等の増減額(△は増加)                               61,789                        -
 前払費用の増減額(△は増加)                                 35,176                 △35,348
 営業未払金の増減額(△は減少)                             △194,273                   287,784
 未払金の増減額(△は減少)                                  10,954                  189,242
 未払消費税等の増減額(△は減少)                              245,758                 △73,292
 前受金の増減額(△は減少)                                 256,430                △143,064
 預り金の増減額(△は減少)                                 △9,087                   △3,426
 信託有形固定資産の売却による減少額                                   -                5,287,017
 長期前払費用の増減額(△は増加)                             △35,245                 △151,900
 その他                                             1,953                 △14,249
 小計                                         10,057,914               16,089,127
 利息の受取額                                             68                       69
 利息の支払額                                      △819,195                 △829,217
 法人税等の支払額                                        △812                     △835
 営業活動によるキャッシュ・フロー                            9,237,974               15,259,143
投資活動によるキャッシュ・フロー
 有形固定資産の取得による支出                             △143,355                   △28,038
 信託有形固定資産の取得による支出                          △9,814,320               △17,408,155
 預り敷金及び保証金の返還による支出                           △28,690                  △111,848
 預り敷金及び保証金の受入による収入                             29,040                    99,089
 信託預り敷金及び保証金の返還による支出                        △317,128                  △623,681
 信託預り敷金及び保証金の受入による収入                          675,899                 1,296,269
 使途制限付信託預金の預入による支出                           △74,775                          -
 使途制限付信託預金の払出による収入                             21,551                    89,059
 投資活動によるキャッシュ・フロー                          △9,651,778               △16,687,305
財務活動によるキャッシュ・フロー
 短期借入れによる収入                                   9,500,000                4,000,000
 短期借入金の返済による支出                              △2,200,000               △1,000,000
 長期借入れによる収入                                   8,200,000               16,800,000
 長期借入金の返済による支出                             △10,500,000              △11,100,000
 投資法人債の発行による収入                                1,990,031                  992,122
 分配金の支払額                                    △5,844,312               △6,174,673
 財務活動によるキャッシュ・フロー                             1,145,719                3,517,449
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)                             731,914                2,089,287
現金及び現金同等物の期首残高                               23,612,771               24,344,686
現金及び現金同等物の期末残高                         ※     24,344,686         ※     26,433,973




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(6) 継続企業の前提に関する注記
  該当事項はありません。


(7) 重要な会計方針に係る事項に関する注記
1.資産の評価基準及び評価方法     有価証券
                     その他有価証券
                      時価のないもの
                       移動平均法による原価法を採用しています。
                       匿名組合出資については匿名組合の損益の純額に対する持分相当額
                       を取り込む方法を採用しています。
2.固定資産の減価償却の方法      ① 有形固定資産(信託財産を含む)
                      定額法を採用しています。
                      なお、主たる有形固定資産の耐用年数は以下のとおりです。
                       建物          2~49年
                       構築物         2~45年
                       機械及び装置      3~17年
                       工具、器具及び備品   3~20年
                    ②   無形固定資産(信託財産を含む)
                        定額法を採用しています。
                         借地権 定期借地権については、契約期間(48年9カ月)に基づく定
                             額法を採用しています。
                    ③ 長期前払費用
                      定額法を採用しています。
3.繰延資産の処理方法         ① 投資口交付費
                      3年間で定額法により償却しています。
                    ② 投資法人債発行費
                      償還期間にわたり定額法により償却しています。
4.収益及び費用の計上基準       固定資産税等の処理方法
                     保有する不動産にかかる固定資産税、都市計画税等については、賦課決
                    定された税額のうち当該決算期間に対応する額を賃貸事業費用として費用
                    処理する方法を採用しています。
                     なお、不動産又は不動産を信託財産とする信託受益権の取得に伴い、本
                    投資法人が負担した初年度の固定資産税等相当額については、費用に計上
                    せず当該不動産等の取得原価に算入しています。不動産等の取得原価に算
                    入した固定資産税等相当額は前期35,360千円、当期38,663千円です。




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                          ケネディクス・オフィス投資法人(8972) 2020年10月期 決算短信

5.ヘッジ会計の方法             (1)ヘッジ会計の方法
                           金利スワップ取引については、繰延ヘッジ処理によっています。た
                         だし、特例処理の要件を満たす金利スワップについては特例処理を採
                         用しています。
                       (2)ヘッジ手段とヘッジ対象
                           ヘッジ手段
                            金利スワップ取引
                           ヘッジ対象
                            借入金金利
                       (3)ヘッジ方針
                           本投資法人はリスク管理方針に基づき投資法人規約に規定するリス
                         クをヘッジする目的でデリバティブ取引を行っています。
                       (4)ヘッジの有効性評価の方法
                           ヘッジ開始時から有効性判定時点までの期間において、ヘッジ対象
                         とヘッジ手段のキャッシュ・フローの変動の累計を比較し、両者の変
                         動額等を基礎にして判断しています。
                           ただし、特例処理の要件を満たす金利スワップについては、有効性
                         の評価は省略しています。
6.キャッシュ・フロー計算書にお  手許現金及び信託現金、随時引出し可能な預金及び信託預金並びに容易
  ける資金の範囲        に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない
                 取得日から3ヵ月以内に償還期限の到来する短期投資からなります。
7.その他財務諸表作成のための基 (1)不動産等を信託財産とする信託受益権に関する会計処理方法
  本となる重要な事項          保有する不動産等を信託財産とする信託受益権については、信託財
                   産内の全ての資産及び負債勘定並びに信託財産に生じた全ての収益及
                   び費用勘定について、貸借対照表及び損益計算書の該当勘定科目に計
                   上しています。なお、該当勘定科目に計上した信託財産のうち重要性
                   がある下記の科目については、貸借対照表において区分掲記すること
                   としています。
                    ① 信託現金及び信託預金
                    ② 信託建物、信託構築物、信託機械及び装置、信託工具、器具及
                       び備品、信託土地、信託建設仮勘定
                    ③ 信託借地権
                    ④ 信託敷金及び保証金
                    ⑤ 信託預り敷金及び保証金

                       (2)消費税等の処理方法
                           消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。な
                         お、資産の取得に係る控除対象外消費税は、各資産の取得原価に算入
                         しています。


(未適用の会計基準等)

・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日 企業会計基準委員会)
・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2020年3月31日 企業会計基準委員会)

(1)概要
   国際会計基準審議会(IASB)及び米国財務会計基準審議会(FASB)は、共同して収益認識に関する包括的な会計基
  準の開発を行い、2014年5月に「顧客との契約から生じる収益」(IASBにおいてはIFRS第15号、FASBにおいては
  Topic606)を公表しておりIFRS第15号は2018年1月1日以降開始する事業年度から、Topic606は2017年12月15日より後
  に開始する事業年度から適用される状況を踏まえ、企業会計基準委員会において、収益認識に関する包括的な会計基
  準が開発され、適用指針と合わせて公表されたものです。企業会計基準委員会の収益認識に関する会計基準の開発に
  あたっての基本的な方針として、IFRS第15号と整合性を図る便益の1つである財務諸表間の比較可能性の観点から、
  IFRS第15号の基本的な原則を取り入れることを出発点とし、会計基準を定めることとされ、また、これまでわが国で
  行われてきた実務等に配慮すべき項目がある場合には、比較可能性を損なわせない範囲で代替的な取扱いを追加する
  こととされています。




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(2)適用予定日
   2021年10月期の期首から適用します。

(3)当該会計基準等の適用による影響
   「収益認識に関する会計基準」等の適用による財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中です。



・「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日 企業会計基準委員会)
・「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2019年7月4日 企業会計基準委員会)
・「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 2020年3月31日 企業会計基準委員
会)

(1)概要
   国際会計基準審議会(IASB)及び米国財務会計基準審議会(FASB)は、公正価値測定について詳細なガイダンス
  (IASBにおいてはIFRS第13号「公正価値測定」、FASBにおいてはTopic820「公正価値測定」)を定めており、これら
  の国際的な会計基準の定めとの比較可能性を向上させるため、企業会計基準委員会において、主に金融商品の時価に
  関するガイダンス及び開示に関して検討を重ね、時価の算定に関する会計基準及び時価の算定に関する会計基準の適
  用指針が公表されたものです。

(2)適用予定日
   2021年10月期の期首から適用します。

(3)当該会計基準等の適用による影響
   「時価の算定に関する会計基準」等の適用による財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中です。



・「会計上の見積りの開示に関する会計基準」(企業会計基準第31号         2020年3月31日   企業会計基準委員会)

(1)概要
   国際会計基準審議会(IASB)が2003年に公表した国際会計基準(IAS)第1号「財務諸表の表示」(以下「IAS 第1
  号」)第125項において開示が求められている「見積りの不確実性の発生要因」について、財務諸表利用者にとって
  有用性が高い情報として日本基準においても注記情報として開示を求めることを検討するよう要望が寄せられ、企業
  会計基準委員会において、会計上の見積りの開示に関する会計基準(以下「本会計基準」)が開発され、公表された
  ものです。
   企業会計基準委員会の本会計基準の開発にあたっての基本的な方針として、個々の注記を拡充するのではなく、原
  則(開示目的)を示したうえで、具体的な開示内容は企業が開示目的に照らして判断することとされ、開発にあたっ
  ては、IAS第1号第125項の定めを参考とすることとしたものです。

(2)適用予定日
   2021年4月期の期末から適用します。



・「会計方針の開示、会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準」(企業会計基準第24号              2020年3月31日   企業会
計基準委員会)

(1)概要
   「関連する会計基準等の定めが明らかでない場合に採用した会計処理の原則及び手続」に係る注記情報の充実につ
  いて検討することが提言されたことを受け、企業会計基準委員会において、所要の改正を行い、会計方針の開示、会
  計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準として公表されたものです。
   なお、「関連する会計基準等の定めが明らかでない場合に採用した会計処理の原則及び手続」に係る注記情報の充
  実を図るに際しては、関連する会計基準等の定めが明らかな場合におけるこれまでの実務に影響を及ぼさないため
  に、企業会計原則注解(注1-2)の定めを引き継ぐこととされております。

(2)適用予定日
   2021年4月期の期末から適用します。




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 (8) 財務諸表に関する注記事項
(貸借対照表に関する注記)
※1.   投資信託及び投資法人に関する法律第67条第4項に定める最低純資産額                        (単位:千円)
                                前期                         当期
                           (2020年4月30日)              (2020年10月31日)
                                            50,000                     50,000

※2.   国庫補助金等により取得した有形固定資産の圧縮記帳額                                (単位:千円)
                                前期                         当期
                           (2020年4月30日)              (2020年10月31日)
信託建物                                        26,230                     26,230

 3.   コミットメントライン契約
      本投資法人は、取引銀行等とコミットメントライン契約を締結しています。                       (単位:千円)
                                前期                         当期
                           (2020年4月30日)              (2020年10月31日)
コミットメントライン契約の総額                         6,000,000                 6,000,000
借入実行残高                                           -                         -
差引額                                     6,000,000                 6,000,000


(損益計算書に関する注記)
※1. 不動産賃貸事業損益の内訳                                               (単位:千円)
                                 前期                         当期
                          自   2019年11月 1日            自   2020年 5月 1日
                          至   2020年 4月30日            至   2020年10月31日


A. 不動産賃貸事業収益
    賃貸事業収入
      賃料収入                             11,698,824                12,051,161
      共益費収入                             1,730,295                 1,705,904
       計                               13,429,120                13,757,065
    その他賃貸事業収入
      駐車場収入                               510,017                   507,703
      水道光熱費収入                             981,703                 1,085,419
      その他収入                               294,258                   232,969
       計                                1,785,979                 1,826,092
    不動産賃貸事業収益合計                        15,215,099                15,583,157


B. 不動産賃貸事業費用
    賃貸事業費用
      管理委託費                             1,440,554                 1,436,668
      水道光熱費                             1,020,457                 1,039,948
      公租公課                              1,283,557                 1,316,730
      修繕費                                 474,879                   441,103
      保険料                                   18,656                     19,286
      信託報酬                                  33,416                     40,734
      その他賃貸事業費用                           267,111                   269,173
      減価償却費                             2,470,270                 2,523,136
    不動産賃貸事業費用合計                         7,008,903                 7,086,783


C. 不動産賃貸事業損益(A-B)                       8,206,196                 8,496,374



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                                ケネディクス・オフィス投資法人(8972) 2020年10月期 決算短信



※2.不動産等売却損益の内訳
前期(自   2019年11月1日   至   2020年4月30日)
該当事項はありません。


当期(自   2020年5月1日    至   2020年10月31日)

                                                    (単位:千円)
①KDX日本橋本町ビル
    不動産等売却収入                                          5,000,000
    不動産等売却原価                                          3,905,680
    その他売却費用                                             154,834
    不動産等売却益                                             939,484


②KDX日本橋江戸通ビル
    不動産等売却収入                                          1,550,000
    不動産等売却原価                                          1,381,337
    その他売却費用                                              50,356
    不動産等売却益                                             118,305



(投資主資本等変動計算書に関する注記)
※ 発行可能投資口総口数及び発行済投資口の総口数
                                              前期                         当期
                                       自   2019年11月 1日            自   2020年 5月 1日
                                       至   2020年 4月30日            至   2020年10月31日
発行可能投資口総口数                                          2,000,000口               2,000,000口
発行済投資口の総口数                                           428,510口                  428,510口
 
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)
※ 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
                                                                            (単位:千円)
                                              前期                         当期
                                       自   2019年11月 1日            自   2020年 5月 1日
                                       至   2020年 4月30日            至   2020年10月31日
現金及び預金                                               14,699,777               16,128,897
信託現金及び信託預金                                           11,470,987               12,042,095
使途制限付信託預金 (注)                                       △1,826,078               △1,737,018
現金及び現金同等物                       24,344,686                                    26,433,973
 (注) テナントから預かっている敷金保証金の返還のために留保されている信託預金です。


(リース取引に関する注記)
オペレーティング・リース取引
(貸主側)                                                                      (単位:千円)
                                            前期                          当期
                                       (2020年4月30日)               (2020年10月31日)
未経過リース料
1年内                                                   2,673,596                3,168,087
1年超                                                   8,393,119                8,183,583
合計                                                   11,066,716               11,351,671




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(金融商品に関する注記)
1.   金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
      本投資法人は、主に不動産等の取得、債務の返済等に際し、銀行借入れ、投資法人債の発行、投資口の発行等に
     より必要な資金を調達しています。デリバティブ取引は、金利変動リスクのヘッジ及び支払金利の軽減を主眼とし、
     投機的な取引は行わない方針です。
      余資の運用は、安全性、換金性等を考慮し金利環境及び資金繰りを十分に考慮した上で慎重に行っています。


(2)金融商品の内容及びそのリスク
      投資有価証券は、匿名組合に対する出資であり、発行体の信用リスク及び不動産等の価値の変動リスクに晒され
     ています。
      借入金及び投資法人債は、主に物件の取得に必要な資金の調達を目的としたものであり、償還日は最長で決算日
     後約10年です。このうち、一部は変動金利であり、金利の変動リスクに晒されていますが、デリバティブ取引を利
     用してヘッジしています。
      デリバティブ取引は、金利スワップです。変動金利による資金調達の支払利息を固定化することにより、金利変
     動リスクをヘッジする取引を行っています。なお、ヘッジ会計の方法、ヘッジの手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、
     ヘッジの有効性評価の方法については、「重要な会計方針に係る事項に関する注記     5.ヘッジ会計の方法」をご参
     照下さい。


(3)金融商品に係るリスク管理体制
     ①市場リスク(金利等の変動リスク)の管理
      本投資法人は、借入金に係る支払金利の変動リスクを抑制するために、金利スワップ取引を利用しています。投
     資有価証券については、定期的に不動産等の価値及び発行体の財務状況等を把握します。


     ②資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払を実行できなくなるリスク)の管理
      借入金等の債務は流動性リスクに晒されていますが、返済期限の分散及び資金調達手段の多様化を図ることでリ
     スクを低減し、定期的に手許資金残高を把握すること等を通じて流動性リスクを管理しています。


(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
      金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれ
     ています。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件を採用することにより、当
     該価額が変動することがあります。また、「2. 金融商品の時価等に関する事項」におけるデリバティブ取引に関す
     る契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。




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                      ケネディクス・オフィス投資法人(8972) 2020年10月期 決算短信


2.   金融商品の時価等に関する事項
     貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、以下のとおりです。なお、時価を把握することが極めて困
  難と認められるものは、次表には含まれていません((注2)参照)。

前期(2020年4月30日)                                         (単位:千円)
                       貸借対照表計上額          時価            差額
(1)現金及び預金                   14,699,777    14,699,777             -
(2)信託現金及び信託預金               11,470,987    11,470,987             -
           資産計              26,170,764    26,170,764             -
(1)短期借入金                     9,500,000     9,500,000             -
(2)1年内償還予定の投資法人債                     -             -             -
(3)1年内返済予定の長期借入金            22,300,000    22,345,163        45,163
(4)投資法人債                    10,000,000    10,033,200        33,200
(5)長期借入金                   150,250,000   152,628,904    2,378,904
           負債計             192,050,000   194,507,267    2,457,267
デリバティブ取引                     △332,017      △332,017              -
  
当期(2020年10月31日)                                        (単位:千円)
                       貸借対照表計上額          時価            差額
(1)現金及び預金                   16,128,897    16,128,897             -
(2)信託現金及び信託預金               12,042,095    12,042,095             -
           資産計              28,170,992    28,170,992             -
(1)短期借入金                    12,500,000    12,500,000             -
(2)1年内償還予定の投資法人債                     -             -             -
(3)1年内返済予定の長期借入金            23,000,000    23,057,531        57,531
(4)投資法人債                    11,000,000    11,011,000        11,000
(5)長期借入金                   155,250,000   156,906,399    1,656,399
           負債計             201,750,000   203,474,930    1,724,930
デリバティブ取引                     △391,228      △391,228              -
※デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については
  △で示しています。
   
(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
  資産
     (1)現金及び預金(2)信託現金及び信託預金
         これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額に
        よっています。
  負債
     (1)短期借入金
         これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額に
        よっています。
 
     (2)1年内償還予定の投資法人債及び (4) 投資法人債
         これらの時価は市場価格によっています。なお、市場価格のないものは、取引先金融機関から提示された
        価格等によっています。
 
     (3)1年内返済予定の長期借入金及び (5) 長期借入金
         長期借入金の時価は、元利金の合計額を、新規に同様の借入れを行った場合に想定される利率で割引いた
        現在価値により算定しています。変動金利による長期借入金のうち、金利スワップの特例処理の対象とされ
        ている長期借入金については、当該金利スワップと一体として処理された元利金の合計額を、同様の借入れ
        を行った場合に適用される合理的に見積もられる利率で割引いて算定する方法によっています。
 




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 デリバティブ取引
 後記「デリバティブ取引に関する注記」をご参照下さい。
 
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計上額                                         (単位:千円)
                             前期                                              当期
         区分
                        (2020年4月30日)                                   (2020年10月31日)
投資有価証券※                                             1,127,724                          1,137,526
    ※匿名組合出資に関しては市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、時価開示の対象と
     はしていません。
 
(注3) 金銭債権の決算日後の償還予定額
 前期(2020年4月30日)                                                                      (単位:千円)
                                 1年超          2年超           3年超          4年超
                  1年以内                                                                 5年超
                                2年以内         3年以内          4年以内         5年以内
現金及び預金            14,699,777             -            -            -             -             -
信託現金及び信託預金        11,470,987             -            -            -             -             -
        合計        26,170,764             -            -            -             -             -
  
当期(2020年10月31日)                                                                      (単位:千円)
                                 1年超          2年超           3年超          4年超
                  1年以内                                                                 5年超
                                2年以内         3年以内          4年以内         5年以内
現金及び預金            16,128,897             -            -            -             -             -
信託現金及び信託預金        12,042,095             -            -            -             -             -
        合計        28,170,992             -            -            -             -             -

(注4) 投資法人債、借入金の決算日後の償還、返済予定額
 前期(2020年4月30日)                                                                      (単位:千円)
                       1年超    2年超                           3年超          4年超
                1年以内                                                                   5年超
                      2年以内   3年以内                          4年以内         5年以内
短期借入金              9,500,000             -            -            -             -             -
投資法人債                      -             -    1,000,000    2,000,000     4,000,000     3,000,000
長期借入金             22,300,000    21,700,000   11,950,000   12,200,000    16,050,000    88,350,000
        合計        31,800,000    21,700,000   12,950,000   14,200,000    20,050,000    91,350,000
  
当期(2020年10月31日)                                                                      (単位:千円)
                                 1年超          2年超           3年超          4年超
                  1年以内                                                                 5年超
                                2年以内         3年以内          4年以内         5年以内
短期借入金             12,500,000             -            -            -             -             -
投資法人債                      -    1,000,000             -    4,000,000     2,000,000     4,000,000
長期借入金             23,000,000    18,050,000   11,300,000   11,700,000    21,350,000    92,850,000
        合計        35,500,000    19,050,000   11,300,000   15,700,000    23,350,000    96,850,000
                                                                        

 




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                         ケネディクス・オフィス投資法人(8972) 2020年10月期 決算短信


(デリバティブ取引に関する注記)
(1)ヘッジ会計が適用されていないもの
   前期(2020年4月30日)及び当期(2020年10月31日)において、該当事項はありません。
 
(2)ヘッジ会計が適用されているもの
前期(2020年4月30日)                                                               (単位:千円)
    ヘッジ会計     デリバティブ                            契約額等                         当該時価の
                         主なヘッジ対象                                   時価
     の方法      取引の種類等                                  うち1年超                   算定方法
                                                                          取引先金融機関
            金利スワップ取引                                                      から提示された
原則的処理方法                  長期借入金           43,650,000   42,650,000 △332,017
             支払固定・受取変動                                                    価格等によって
                                                                          います。
金利スワップ      金利スワップ取引
                         長期借入金           74,050,000   55,950,000    ※          -
の特例処理        支払固定・受取変動
                  合計                    117,700,000   98,600,000 △332,017      -

 ※金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、そ
  の時価は当該長期借入金の時価に含めて記載しています。

当期(2020年10月31日)                                                              (単位:千円)
    ヘッジ会計     デリバティブ                            契約額等                         当該時価の
                         主なヘッジ対象                                   時価
     の方法      取引の種類等                                  うち1年超                   算定方法
                                                                          取引先金融機関
            金利スワップ取引                                                      から提示された
原則的処理方法                  長期借入金           55,950,000   55,950,000 △391,228
             支払固定・受取変動                                                    価格等によって
                                                                          います。
金利スワップ      金利スワップ取引
                         長期借入金           65,450,000   44,150,000    ※          -
の特例処理        支払固定・受取変動
                  合計                    121,400,000   100,100,000 △391,228     -

 ※金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、そ
  の時価は当該長期借入金の時価に含めて記載しています。
 




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(セグメント情報等に関する注記)
1.   セグメント情報
     本投資法人は、不動産賃貸事業の単一事業であり、開示対象となる報告セグメントがありませんので、記載を省略
  しています。
 
2.   関連情報
  前期(自   2019年11月1日   至   2020年4月30日)
  (1)製品及びサービスごとの情報
       単一の製品・サービス区分の外部顧客への売上高が損益計算書の営業収益の90%を超えるため、記載を省略し
      ています。
 
  (2)地域ごとの情報
     ①売上高
       本邦の外部顧客への売上高が損益計算書の営業収益の90%を超えるため、記載を省略しています。
 
     ②有形固定資産
       本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略
      しています。
 
  (3)主要な顧客ごとの情報
       単一の外部顧客への売上高が全て損益計算書の営業収益の10%未満であるため、記載を省略しています。
 
  当期(自   2020年5月1日    至   2020年10月31日)
  (1)製品及びサービスごとの情報
       単一の製品・サービス区分の外部顧客への売上高が損益計算書の営業収益の90%を超えるため、記載を省略し
      ています。
 
  (2)地域ごとの情報
     ①売上高
       本邦の外部顧客への売上高が損益計算書の営業収益の90%を超えるため、記載を省略しています。
 
     ②有形固定資産
       本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略
      しています。
 
  (3)主要な顧客ごとの情報
       単一の外部顧客への売上高が全て損益計算書の営業収益の10%未満であるため、記載を省略しています。




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(税効果会計に関する注記)
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別内訳
                                                                      (単位:千円)
                                       前期                          当期
                                  (2020年4月30日)               (2020年10月31日)
繰延税金資産
 未払事業税等                                             36                      24
 信託借地権償却額                                        4,587                   4,831
 繰延ヘッジ損益                                      110,974                  129,892
  繰延税金資産小計                                    115,598                  134,748
 評価性引当額                                      △115,562                 △134,723
  繰延税金資産合計                                          36                      24


2. 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主要な項目別内訳
                                                                       (単位:%)
                                       前期                          当期
                                  (2020年4月30日)               (2020年10月31日)
法定実効税率                                           31.46                   31.46
(調整)
支払分配金の損金算入額                                   △31.45                   △28.37
圧縮積立金繰入額                                             -                  △3.09
その他                                               0.01                    0.01
税効果会計適用後の法人税等の負担率                                 0.02                    0.02


(関連当事者との取引に関する注記)
1.親会社及び法人主要投資主等
 前期(自   2019年11月1日   至   2020年4月30日)及び当期(自   2020年5月1日   至   2020年10月31日)において、該
当事項はありません。
 
2.関連会社等
 前期(自   2019年11月1日   至   2020年4月30日)及び当期(自   2020年5月1日   至   2020年10月31日)において、該
当事項はありません。
 
3.兄弟会社等
 前期(自   2019年11月1日   至   2020年4月30日)及び当期(自   2020年5月1日   至   2020年10月31日)において、該
当事項はありません。
 
4.役員及び個人主要投資主等
 前期(自   2019年11月1日   至   2020年4月30日)及び当期(自   2020年5月1日   至   2020年10月31日)において、該
当事項はありません。




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(賃貸等不動産に関する注記)
 本投資法人では、主として東京経済圏において、賃貸収益を得ることを目的として賃貸等不動産を所有しています。
これら、賃貸等不動産に関する貸借対照表計上額、期中増減額及び時価は、以下のとおりです。