8963 R-INV 2020-02-21 15:00:00
ポートフォリオの運用実績(2020年1月)に関するお知らせ [pdf]
2020 年2月 21 日
各位
不動産投資信託証券発行者名
東京都港区六本木六丁目 10 番1号 六本木ヒルズ森タワー
インヴィンシブル投資法人
代表者名 執 行 役 員 福田 直樹
(コード番号:8963)
資産運用会社名
コンソナント・インベストメント・マネジメント株式会社
代表者名 代表取締役社長 福田 直樹
問合せ先 企 画 部 長 粉生 潤
(TEL 03-5411-2731)
ポートフォリオの運用実績(2020 年1月)に関するお知らせ
インヴィンシブル投資法人(以下「本投資法人」といいます。)の当月(2020 年1月)のポートフォ
リオの運用実績につき、下記のとおりお知らせします。
記
1. ポートフォリオ運用実績
ポートフォリオ(注1)合計の当月のNOI(注2)は、前年同月比-3.1%となりました。
各セグメント別の状況は以下のとおりです。
2. ホテル
(1) 国内ホテル
国内ホテルポートフォリオ(75 物件ベース) (注3)の当月の運用実績は、客室稼働率は前年同月比
-0.3 ポイント、ADRは同-4.3%、RevPAR は同-4.7%となりました。また、当月のNOIは前年同月比
-6.4%となりました。当月のNOIが減少した要因としては、前月までに引き続き、日韓関係の悪化の
長期化による韓国からの旅行客の減少による影響が考えられます。なお、本投資法人の国内ホテル客室
売上に対する韓国からの宿泊客の割合 (注4) 2019 年1月-6月の実績値で 3.3%と限定的でしたが、
は、
当月においては 1.6%と低水準で推移しました。上記以外では、2019 年 1 月に導入されていた北海道ふ
っこう割が、当月には終了していたことによる反動の影響が想定されます。
なお、中国からの宿泊客による売り上げは、対前年同月比微増で、当月においては新型コロナウイルス
の影響は顕在化していませんが、今後の影響については注視しています。
国内ホテルポートフォリオの地域別の実績については、下表のとおりです。
国内ホテル 75 物件 (注3)
地域 客室稼働率(注5) ADR(円)
(注6) RevPAR(円)
(注7)
東京 23 区 86.1% 7,589 6,533
首都圏(東京 23 区除く) 83.8% 10,344 8,668
中部 78.9% 7,383 5,824
関西 78.4% 6,584 5,163
九州 84.1% 8,047 6,764
北海道 78.2% 8,264 6,462
その他 72.0% 12,077 8,698
合計 81.7% 8,443 6,895
1
(2) 海外ホテル
海外ホテルについては、 「ウェスティン・グランドケイマン・セブンマイルビーチ・リゾート&スパ」
及び「サンシャイン・スイーツ・リゾート」のケイマン2物件の当月の客室稼働率は前年同月比 0.4 ポ
イント減少したものの、ADRは同+5.8%、RevPAR は同+5.4%と大幅な成長を記録しました。当月のN
OIは同+1.4%となりました。
3. 住居
住居ポートフォリオ(注8)の運用実績については、稼働率は当月末 96.1%と前年同月末比+0.3 ポイ
ントとなりました。 継続的に実施している賃料上昇に向けた取組みにより、 当月末の平均賃料坪単価は、
前年同月末比+0.5%となりました。また、当月のNOI(注9)は前年同月比+2.8%となりました。
2020 年6月期における新規契約賃料は従前賃料比で 1.1%、更新契約賃料は従前賃料比で 1.3%、そ
れぞれ上昇し、新規契約・更新契約合計の賃料は、従前賃料比で 1.2%上昇しました。また、更新契約
における賃料上昇契約の割合は、2020 年6月期においては 44.3%となった一方、同期間で更新期日を迎
えた既存テナントの更新割合は 88.4%と引き続き高水準で推移しています。
4. 運用実績
(1)国内ホテル 75 物件(注3)
当月 前年同月 増減
増減率
(A) (B) (A-B)
客室稼働率(注5) 81.7% 82.0% -0.3pt -0.4%
ADR(円)
(注6) 8,443 8,825 -382 -4.3%
RevPAR(円)
(注7) 6,895 7,233 -338 -4.7%
売上高(百万円) 10)
(注 4,714 4,837 -122 -2.5%
(2)ケイマン2物件
当月 前年同月 増減
増減率
(A) (B) (A-B)
客室稼働率(注5) 88.1% 88.5% -0.4pt -0.4%
ADR(米ドル)
(注6) 473 447 +26 +5.8%
RevPAR
(米ドル)
(注7) 417 396 +21 +5.4%
売上高(米ドル) 9,869,794 9,488,628 +381,166 +4.0%
(3)住居 60 物件(注8)
当月末 前年同月末 増減
増減率
(A) (B) (A-B)
稼働率 96.1% 95.8% +0.3pt +0.3%
平均賃料坪単価(円) 9,075 9,031 +44 +0.5%
2
5. ポートフォリオNOI
2019 年平準化NOI NOI(百万円)
(注 11) (注1)(注2)
(百万円) 比率 当月 前年同月 増減率
東京 23 区 5,980 19.4% 340 378 -9.9%
首都圏(東京 23 区除く) 4,094 13.3% 315 320 -1.7%
首都圏(小計) 10,075 32.6% 656 698 -6.1%
中部 2,798 9.1% 103 94 9.4%
関西 1,775 5.7% 75 99 -23.9%
九州 2,339 7.6% 106 137 -22.6%
北海道 3,479 11.3% 141 163 -13.6%
その他 2,700 8.7% 13 -23 157.3%
国内ホテル(小計) 23,168 75.0% 1,096 1,170 -6.4%
住居 3,281 10.6% 278 270 2.8%
商業施設 368 1.2% 29 30 -1.4%
国内資産(小計) 26,818 86.8% 1,404 1,471 -4.6%
海外ホテル 4,070 13.2% 487 480 1.4%
合計 30,889 100.0% 1,891 1,952 -3.1%
(注1) 本投資法人が 2020 年1月末時点で保有する物件のデータに基づいています。但し、国内ホテルに固定賃料9物件は含みま
せん。固定賃料9物件は、
「D29 スーパーホテル新橋・烏森口」「D33 コンフォートホテル富山駅前」「D36 スーパーホテ
、 、
ル東京・JR立川北口」「D37 スーパーホテルJR上野入谷口」「D39 コンフォートホテル黒崎」「D40 コンフォートホテ
、 、 、
ル前橋」「D41 コンフォートホテル燕三条」「D42 コンフォートホテル北見」及び「D48 高松 東急 REI ホテル」となりま
、 、
す。なお、NOIには、
「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」を裏付資産とするキングダム特定目的
会社(以下「本TMK」といいます。)の優先出資証券からの想定配当額を含めています。但し、本TMKの事業
年度は、毎年4月1日から9月 30 日まで及び 10 月1日から翌年3月 31 日までであり、本投資法人は各事業年度
終了後3か月以内に優先出資証券に係る配当金を受領することなっており本TMKから月次で配当を受領するわ
けではないため、各月に係る想定配当額は、裏付資産である「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」
の各月の3か月前にあたる月の業績をベースに、当該3か月前の月の本TMK自体の運営管理、借入利息の各種費
用の想定額(当該3か月前の月が属する事業年度における本TMKの予算を月次換算した金額)を差し引いて算出
した想定配当額に、本投資法人の優先出資証券保有割合に相当する 49.0%を乗じて算出した参考値です。なお、海
外資産に係る収入は 1 米ドル=110 円(2020 年 12 月 31 日までの期間、想定ネットキャッシュフローの 85%程度の額を
対象に為替オプション取引で固定化している為替レート)で円換算しています。また、NOIは速報値であり、決算確
定時に変動する可能性があります。以下同じです。
(注2) 本投資法人による取得前のNOIについては、当該物件の売主等から受領した情報に基づいています。以下同じで
す。
(注3) 本投資法人が 2020 年1月末時点で保有する国内ホテル 84 物件(本投資法人が保有する特定目的会社の優先出資証券の裏
付資産である「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」を含みます。
)から固定賃料9物件を除いた 75 物件の
データに基づき記載しています。なお、
「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」については、NOIについて
は前記のとおり、優先出資証券に係る配当受領が各事業年度終了後3か月遅れることから、各月の3か月前にあたる月の
想定数値に基づいていますが、その他の各指標との関係では、ホテル業績の季節性等を適切に反映するため、
「シェラトン・
グランデ・トーキョーベイ・ホテル」の当月のデータに基づき記載しています。以下同じです。
(注4) 本投資法人が 2020 年1月末時点で保有する国内ホテル 84 物件のうち、株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメ
ント又はその子会社が運営する 73 物件のデータに基づいています。
(注5) 「客室稼働率」は、次の計算式により算出しています。
客室稼働率=対象期間中に稼働した延べ客室数÷対象期間中の総客室数(客室数×日数)
(注6) 「ADR」とは、平均客室単価(Average Daily Rate)をいい、一定期間の客室収入合計(サービス料を除きます。)を同
期間の販売客室数合計で除した値をいいます。
(注7) 「RevPAR」とは1日当たり総客室数当たり客室収入(Revenues Per Available Room)をいい、一定期間の客室収入合計を
3
同期間の総客室数(客室数×日数)合計で除して算出され、客室稼働率をADRで乗じた値と同値となります。
(注8) 本投資法人が 2020 年1月末時点で保有する住居 60 物件のデータに基づき記載しています。
(注9) 住居のNOIは一時的な保険金収入及びそれに対応する費用を除いています。
(注 10) 「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」の売上高については、本投資法人の優先出資証券保有割合
(49.0%)に拠らず当該ホテルの売上高を用いています。
(注 11) 2020 年1月末時点において本投資法人が保有する全ての物件(148 物件)について、2019 年6月期の期初から保有してい
たと仮定した 2019 年通年のNOI想定値に基づき算出しています。シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルに
係る特定目的会社優先出資証券にかかる配当収入については、2019 年6月期及び 2019 年 12 月期に通期寄与した場合の想
定値をNOIに含めています。なお、本投資法人による取得前の実績値は、それぞれの売主から提供を受けた実績値を基
に算出しています。また、海外資産に係る収入は 1 米ドル=110 円(2020 年 12 月 31 日までの期間、想定ネットキャッシ
ュフローの 85%程度の額を対象に為替オプション取引で固定化している為替レート)で円換算しています。
(注 12) 客室稼働率、稼働率及び増減率は小数点以下第2位を四捨五入、ADR、RevPAR 及び平均賃料坪単価は単位未満を四捨五
入、売上高は単位未満を切り捨てて記載しています。
(注 13) 各ホテルの個別の運用実績につきましては、以下をご参照ください。
https://www.invincible-inv.co.jp/portfolio/hotel.html
以上
* 本投資法人のホームページアドレス:https://www.invincible-inv.co.jp/
4