8960 R-ユナイテド 2020-07-17 15:00:00
2020年5月期 決算短信(REIT) [pdf]

                                2020年5月期           決算短信(REIT)
                                                                                                  2020年7月17日
不動産投資信託証券発行者名 ユナイテッド・アーバン投資法人                    上場取引所 : 東証
コ    ー    ド    番    号 8960                       URL:https://www.united-reit.co.jp/
代         表         者 執行役員       吉田 郁夫
資 産 運 用 会 社 名 ジャパン・リート・アドバイザーズ株式会社
代         表         者 代表取締役社長          臥雲 敬昌
問 合 せ 先 責 任 者 チーフ・フィナンシャル・オフィサー        佐々木 威英    TEL 03-5402-3680
有 価 証 券 報 告 書 提 出 予 定 日 : 2020年8月26日     分配金支払開始予定日 : 2020年8月14日
決算補足説明資料作成の有無 : 有                    決算説明会開催の有無 : 有(アナリスト及び機関投資家向け)

                                                                                          (百万円未満切捨て)
1. 2020年5月期の運用、資産の状況(2019年12月1日~2020年5月31日)
(1)運用状況                                                                       (%表示は対前期増減率)
                営業収益                     営業利益                    経常利益                     当期純利益
                百万円            %      百万円              %     百万円              %            百万円             %
2020年 5月期    23,565       △4.5      10,622        △8.2      9,633         △8.6         9,633        △8.6
2019年11月期    24,671       △9.5      11,565       △14.8     10,544        △15.1        10,543        △15.1
               1口当たり                   自己資本                   総資産                          営業収益
               当期純利益                  当期純利益率                 経常利益率                        経常利益率
                       円                       %                     %                             %
2020年 5月期         3,089                    2.6                    1.4                        40.9
2019年11月期         3,388                    2.9                    1.6                        42.7
(2)分配状況
            1口当たり分配金          分配金総額          1口当たり          利益超過
            (利益超過分配金          (利益超過分配金                                      配当性向            純資産配当率
             は含まない)            は含まない)
                                       利益超過分配金             分配金総額
                  円                百万円      円                    百万円                  %                %
2020年 5月期      3,470            10,820             -             -            112.3                2.9
2019年11月期      3,435            10,711             -             -            101.3                2.9
(注1)配当性向については小数点第1位未満を切捨てにより表示しています。
(注2)1口当たり分配金と1口当たり当期純利益の差異要因は、2019年11月期は、一時差異等調整積立金取崩額(77百万円)及び圧縮
    積立金取崩額(93百万円)を加算したこと、並びに新投資口の発行により1口当たり当期純利益の計算が期中平均投資口数に
    基づいていることによるものです。また、2020年5月期は、一時差異等調整積立金取崩額(77百万円)及び圧縮積立金取崩額
    (1,109百万円)を加算したことによるものです。

(3)財政状態
                 総資産                      純資産               自己資本比率                    1口当たり純資産
                       百万円                       百万円                    %                           円
2020年 5月期        694,089                 366,863                  52.9                     117,647
2019年11月期        678,208                 367,970                  54.3                     118,002
(4)キャッシュ・フローの状況
             営業活動による                投資活動による                 財務活動による                   現金及び現金同等物
            キャッシュ・フロー              キャッシュ・フロー               キャッシュ・フロー                     期末残高
                       百万円                       百万円                    百万円                        百万円
2020年 5月期         12,668                 △21,576                  8,045                      49,612
2019年11月期         14,229                 △19,812                △12,561                      50,475
2. 2020年11月期(2020年 6月1日~2020年11月30日)及び
   2021年 5月期(2020年12月1日~2021年 5月31日)の運用状況の予想                                  (%表示は対前期増減率)
                                                                                       1口当たり
                                                                                                1口当たり
                                                                                        分配金
              営業収益                 営業利益            経常利益             当期純利益             (利益超過分配金は
                                                                                                 利益超過
                                                                                                 分配金
                                                                                        含まない)
              百万円         %     百万円        %       百万円      %       百万円           %           円     円
2020年11月期    21,918 △7.0        8,109 △23.7        7,095 △26.4      7,095 △26.4           2,300            -
2021年 5月期    23,910  9.1       10,580  30.5        9,590  35.2      9,589  35.2           3,100            -
(参考)1口当たりの予想当期純利益(通期)2020年11月期2,275円、2021年5月期3,075円
(注)2020年11月期及び2021年5月期の分配金の支払原資は、両期ともに当期純利益に一時差異等調整積立金取崩額(各期77百万円)
    をそれぞれ加算した後の金額であることから、各期の当期純利益の金額とは異なります。


※ その他
(1)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
  ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 無
  ② ①以外の会計方針の変更        無
  ③ 会計上の見積りの変更         無
  ④ 修正再表示              無

(2)発行済投資口の総口数
  ①期末発行済投資口の総口数(自己投資口を含む)          2020年 5月期   3,118,337口
                                   2019年11月期   3,118,337口
    ②期末自己投資口数                      2020年 5月期           0口
                                   2019年11月期           0口
    (注) 1口当たり当期純利益の算定の基礎となる投資口数については、22ページ「1口当たり情報に関する注記」を
        ご覧ください。

(3)金額及び比率の端数処理
  本書では、特に記載のない限り、単位未満の端数について、金額は切捨て、比率は小数点以下第2
 位を四捨五入により記載しています。


※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です。

※   特記事項
    ・本資料に記載されている運用状況の予想等の将来に関する記述は、一定の前提条件の下
     に算出した現時点のものであり、今後の不動産等の取得又は売却、不動産市場等の推移、
     本投資法人を取り巻くその他の状況の変化等により、実際の営業収益、営業利益、経常
     利益、当期純利益、1口当たり分配金及び1口当たり利益超過分配金は変動する可能性が
     あります。また、本予想は分配金の額を保証するものではありません。前提条件の詳細
     については、後記6ページ記載の「2020年11月期(第34期:2020年6月1日~2020年11月
     30日)及び2021年5月期(第35期:2020年12月1日~2021年5月31日)の運用状況予想の
     前提条件」をご参照ください。
                              ユナイテッド・アーバン投資法人(8960) 2020 年 5 月期決算短信


目次

1.運用状況 ······························································· 2
(1)運用状況 ···························································· 2
(2)投資リスク ·························································· 8

2.財務諸表 ······························································· 9
(1)貸借対照表 ·························································· 9
(2)損益計算書 ·························································· 11
(3)投資主資本等変動計算書 ·············································· 12
(4)金銭の分配に係る計算書 ·············································· 14
(5)キャッシュ・フロー計算書 ············································ 15
(6)継続企業の前提に関する注記 ·········································· 16
(7)重要な会計方針に係る事項に関する注記 ································ 16
(8)財務諸表に関する注記事項 ············································ 17
(9)発行済投資口の総口数の増減 ·········································· 24

3.参考情報 ······························································· 25
(1)運用資産等の価格に関する情報 ········································ 25
(2)資本的支出の状況 ···················································· 33




                                     1
                              ユナイテッド・アーバン投資法人(8960) 2020 年 5 月期決算短信


1.運用状況
(1)運用状況
 ① 当期の概況
  a.投資環境と運用実績
  (ⅰ)投資環境
      当期の日本経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響を受けて大幅に
    減速し、2020年1~3月期の実質GDP成長率は年率マイナス2.2%(改定値)となりました。
    2020年4月の緊急事態宣言(注)発出後は個人消費、企業の設備投資が一段と停滞し、経済活動
    はさらに縮小しました。低金利政策の継続を背景に良好な資金調達環境が続く一方、金融市
    場は大きく変動し、不確実性が高まる結果となりました。
      足元では、緊急事態宣言の解除を機に緩やかながらも経済活動の再開が確認できるように
    なりました。世界各国・地域においても同様の動きが見られます。ただし、国内における外
    出自粛や施設の使用制限の要請、さらに世界的な海外渡航制限・自粛は続いており、経済の
    完全回復には今しばらく時間を要すると考えられます。
      不動産売買市場では、世界的な低金利環境を背景に国内外投資家の投資意欲は依然旺盛で、
    厳しい取得環境が継続しています。一方、移動制限・自粛を伴うコロナ禍において物件確認
    ができないこと等を理由に取引が延期・中止される事例が出始めており、不動産売買市場は
    様子見の機運が高まっています。また、利回りは総じて引き続き低位にあるものの、一部の
    エリア、アセットタイプではこれまでの低下傾向から横ばい・反転の動きが出始めています。
      不動産賃貸市場では、一部のアセットタイプを除き概ね堅調に推移しました。コロナ禍に
    おいても住宅及び物流施設の需要は底堅く、いずれの地域においても稼働率及び賃料水準は
    ともに安定的に推移しています。
      一方、ホテル及び商業施設については新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響が見受
    けられます。2020年5月の訪日外国人数は前年同月比マイナス99.9%となり、2019年10月以降
    8か月連続で前年同月を下回りました。特に新型コロナウイルス感染症が本格的に流行し始め
    た2020年2月末以降、訪日外国人に加えて国内の旅行需要も大幅に減少し、ホテルの営業状況
    は全般的に落ち込んでいます。商業施設においては、生活必需品を取り扱う店舗で安定的な
    営業状況が概ね維持されている一方、飲食やサービス、フィットネス等の店舗では、営業自
    粛や外出自粛要請に伴う来店客の急速な減少を余儀なくされました。目下、緊急事態宣言は
    解除されたものの一定の制約下での営業再開となっており、ホテル及び商業施設においては
    厳しい営業状況が続いています。
      オフィスビルの空室率は全国的に依然低位で推移しており、賃料水準は緩やかながらも上
    昇傾向を維持しています。しかし、コロナ禍に起因する景気後退や在宅勤務の拡大によるオ
    フィスニーズの変化等には注視する必要があると考えられます。
      (注)新型インフルエンザ等対策特別措置法(平成24年法律第31号、その後の改正を含みます。)第32条第1項に基づき、
         2020年4月7日に7都府県を対象に発出。その後、同年4月16日に全都道府県に対象区域は拡大しましたが、同年5月
         25日に緊急事態宣言は解除されました。


  (ⅱ)新規物件の取得及び物件売却
      本投資法人は、当期において、下表記載の9物件を取得しました。
    物件                             種類                取得価格
              物件名称                         所在地                   取得日
    番号                            (注1)             (百万円)(注2)
    C20 ザ・スクエアホテル金沢               ホテル    石川県金沢市        4,802   2019年12月3日
    E14   千葉みなと物流センター(敷地)          -     千葉県千葉市        6,600   2020年2月28日
          ロジスティクス東扇島
    E5                             倉庫    神奈川県川崎市       5,292   2020年3月19日
          (追加取得)(注3)
    D31   パークアクシス赤塚(注4)           共同住宅   東京都板橋区        1,980   2020年3月30日
    C21   ネストホテル京都四条烏丸            ホテル    京都府京都市        2,010
    D32   UURコート白鷺                共同住宅   東京都中野区        1,442
                                                               2020年3月31日
    D33   コートブランシェAP              共同住宅   東京都品川区        1,270
    E15   枚方長尾物流センター               倉庫    大阪府枚方市        2,550
    E16   神戸遠矢浜物流センター              倉庫    兵庫県神戸市        1,300   2020年4月17日
                          合   計                       27,246




                                    2
                      ユナイテッド・アーバン投資法人(8960) 2020 年 5 月期決算短信


    その一方で、本投資法人は下表記載の物件を売却しました。
  物件                      種類                           譲渡価格
            物件名称                        所在地                           譲渡日
  番号                      (注1)                       (百万円)(注2)
  B34 パシフィックマークス江坂       事務所           大阪府吹田市           10,022      2020年3月31日
  (注1)登記簿上に表示される用途の種類のうち主要なものを記載しています。以下、同じです。
  (注2)取得価格及び譲渡価格は、取得又は譲渡に係る売買契約等にそれぞれ記載された売買価格に基づき記載していま
      す。なお、取得価格については、単位未満を四捨五入しています。また、金額には、取得又は譲渡に要した諸費
      用及び消費税等を含みません。以下、同じです。
  (注3)取得対象はロジスティクス東扇島に係る信託受益権の準共有持分49%です。なお、本投資法人は当該取得前から
      保有していた準共有持分51%と併せて、本物件の準共有持分100%を保有しています。
  (注4)取得対象はパークアクシス赤塚の共有持分45%です。


(ⅲ)ポートフォリオの概要
    前記(ⅱ)記載の物件取得及び売却の結果、当期末時点において、本投資法人が保有する
  物件は、商業施設34件、オフィスビル32件、商業施設とオフィスビルの複合施設1件、ホテル
  20件、オフィスビルとホテルの複合施設2件、住居24件及びその他16件の合計129件(取得価
  格の総額661,492百万円)であり、また、総賃貸可能面積は1,522,162.03㎡(460,454.01坪)、
  テナント総数は2,691となりました。
    本投資法人は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により経済活動が停滞する中、稼働
  率の維持に努め、当期中における各月末時点のポートフォリオ全体の稼働率は、97.1%から
  99.2%の間で推移し、当期末時点では97.1%となっています。

b.資金調達の概要
  本投資法人は、当期において、特定資産の取得及び有利子負債の返済のため、一定の資金調
 達を行いました。
  前期末時点及び当期末時点における有利子負債の状況は以下のとおりです。
                                                     (単位:百万円)
                        前期末時点           当期末時点            増減
      短期借入金                   -               -              -
      長期借入金              243,777         262,533        +18,756
      (うち、1年内返済予定分)        (35,377)       (49,933)      (+14,556)
    借入金合計                 243,777        262,533        +18,756
    投資法人債                  27,000         27,000             -
    (うち、1年内償還予定分)                (-)          (-)            (-)
      有利子負債合計             270,777        289,533        +18,756

  また、2020年6月30日時点における本投資法人の格付の状況は以下のとおりです。
        信用格付業者                                  格付内容
  株式会社日本格付研究所            長期発行体格付 :AA               見通し:安定的
  ムーディーズ・ジャパン株式会社        長期発行体格付 :A3               見通し:安定的

c.当期の業績及び分配の概要
   当期の業績は、営業収益23,565百万円(前期比4.5%減)、不動産賃貸事業利益12,705百万円
 (前期比7.9%減)、営業利益10,622百万円(前期比8.2%減)、経常利益9,633百万円(前期比
 8.6%減)、当期純利益9,633百万円(前期比8.6%減)となりました。
   当期におきましては、投資法人の計算に関する規則及び一般社団法人投資信託協会の定める
 不動産投資信託及び不動産投資法人に関する規則に則った一時差異等調整積立金取崩額77百万
 円、並びに租税特別措置法(昭和32年法律第26号、その後の改正を含みます。以下、同じで
 す。)第65条の7に基づく圧縮積立金取崩額の一部1,109百万円を当期未処分利益9,633百万円に
 加算した金額を分配することとしました。この結果、投資口1口当たりの分配金は3,470円、分
 配金の総額は10,820百万円となりました。
   なお、当期においても租税特別措置法第67条の15の適用要件は充足されていることから、法
 人税課税は発生しません。




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                              ユナイテッド・アーバン投資法人(8960) 2020 年 5 月期決算短信


② 次期の見通し
 a.運用全般に関する見通し
   2020年5月末に緊急事態宣言は段階的に解除されたものの、日本経済は新型コロナウイルス感
  染症の影響を受けて厳しい状況が当面は続くと予想されます。本投資法人のポートフォリオの
  構成は特定のアセットタイプに偏ることなく分散が図られていますが、経済活動が全面的に抑
  制されている現状はマイナスの影響を免れることが困難です。運用に当たっては、景気の先行
  き不透明な状況において世界経済や金融市場の動向に十分留意する必要があると考えています。
   このような環境認識の下、新型コロナウイルス感染症の国内外の経済への影響度合い、本投
  資法人のテナントの営業状況等を見極めながら、稼働率の維持・向上、賃料アップや収益寄与
  を目的とする各種条件改定等を通じて、内部成長の強化に引き続き注力します。また、今後の
  不動産売買市場の動向を注視しながら、多種・多様な不動産への投資機会を積極的に捉え、
  様々な取得手法を駆使した厳選投資を継続していきます。
   財務運営においては、金融費用の抑制、有利子負債の返済期限の長期化・分散化、流動性の
  確保等、強固で安定的な財務体質の構築に努めていきます。
   また、本投資法人の持続的成長、すなわち投資主価値の最大化、ステークホルダーとの信頼
  関係、環境・社会との共生を追求していく観点から、既述の財務的視点のみならず、ESG(環
  境・社会・ガバナンス)、SDGs(持続可能な開発目標)といった非財務分野の課題への対応に
  も注力していきます。

b.運用状況の見通し
(ⅰ)決算後に生じた重要な事実及びその他重要な事象
  当期決算期末(2020年5月31日)以降に生じた重要な事項は該当ありません。
  なお、参考情報は、以下のとおりです。

  A.返済資金の借入れ
    本投資法人は、2020年6月22日に返済期限が到来した借入金(総額8,050百万円)の返済を
  目的として、2020年6月22日付で以下のとおり総額8,050百万円の資金の借入れを行いました。
                               借入金額
        名称            借入先                     利率       借入実行日        返済期限      摘要
                               (百万円)
                  三井住友信託                                            2027年
   タームローン2C                       2,000     0.48270%
                  銀行株式会社                                            6月21日
                   株式会社                                              2025年
   タームローン3C                       1,000     0.36378%
                   みずほ銀行                                            6月20日
                   株式会社                                             2024年
   タームローン4C                       1,650     0.30000%
                  三井住友銀行                                            6月20日
                  みずほ信託銀行                               2020年       2027年     無担保
   タームローン5C                          500    0.53275%
                   株式会社                                 6月22日       6月21日     無保証
                  株式会社日本                                            2027年
   タームローン6C                          900    0.50000%
                  政策投資銀行                                            6月21日
                                                                    2024年
   タームローン7C                       1,000     0.33623%
                      株式会社                                          6月20日
                     あおぞら銀行                                         2025年
   タームローン8C                       1,000     0.39751%
                                                                    6月20日
             合   計                8,050


  B.資産の取得及び取得資金の調達
    1)本投資法人は、下表記載の物件を2020年6月30日付で取得しました。
  物件
                 物件名称           種類          所在地        取得価格(百万円)             取得日
  番号
        レッドウッド成田ディストリ
  E17                           倉庫         千葉県山武郡               2,345   2020年6月30日
        ビューションセンター(注)
  (注)取得対象はレッドウッド成田ディストリビューションセンターに係る信託受益権の準共有持分50%です。




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                            ユナイテッド・アーバン投資法人(8960) 2020 年 5 月期決算短信


    2)本投資法人は、上記1)の取得資金として、以下のとおり資金の借入れを行いました。
                             借入金額
      名称            借入先                     利率       借入実行日     返済期限    摘要
                             (百万円)

   タームローン9C        農林中央金庫         1,500   0.39596%
                                                     2020年     2027年   無担保
                株式会社                                 6月30日     6月21日   無保証
   タームローン10C                      1,000   0.36000%
               三菱UFJ銀行
           合   計                  2,500


  C.コミットメントラインの設定
    本投資法人は、2020年6月26日付で以下のとおりコミットメントラインの設定を行いました。
    コミットメントラインの概要
     参加金融機関  : 三井住友信託銀行株式会社、株式会社みずほ銀行、
               株式会社三菱UFJ銀行
     借入極度額   : 24,000百万円
     契約締結日   : 2020年6月26日
     契約期間    : 2020年6月26日~2021年6月25日
     摘要      : 無担保・無保証

(ⅱ)運用状況の見通し
   2020年11月期(第34期:2020年6月1日~2020年11月30日)及び2021年5月期(第35期:2020
  年12月1日~2021年5月31日)の運用状況については、以下のとおり見込んでいます。
   2020年11月期及び2021年5月期の運用状況の見通しの前提条件については、後記「2020年11
  月期(第34期:2020年6月1日~2020年11月30日)及び2021年5月期(第35期:2020年12月1日
  ~2021年5月31日)の運用状況予想の前提条件」をご参照ください。

    2020年11月期
      営業収益            21,918百万円         1口当たり分配金(注1)         2,300円
      営業利益             8,109百万円         1口当たり利益超過分配金            -円
      経常利益             7,095百万円
      当期純利益(注1)        7,095百万円

    2021年5月期
      営業収益            23,910百万円         1口当たり分配金(注1)         3,100円
      営業利益            10,580百万円         1口当たり利益超過分配金            -円
      経常利益             9,590百万円
      当期純利益(注1)        9,589百万円
    (注1)2020年11月期予想及び2021年5月期予想の分配金の支払原資は、両期ともに当期純利益に一時差異等調
        整積立金取崩額(各期77百万円)をそれぞれ加算した後の金額であることから、各期の当期純利益の金
        額とは異なります。なお、1口当たり分配金は、本書の日付現在における発行済投資口の総口数
        3,118,337口を前提としており、以後2021年5月期末まで変動がないことを前提としています。
    (注2)上記予想は一定の前提条件の下に算出した現時点のものであり、今後の不動産等の取得又は売却、不動
        産市場等の推移、本投資法人を取り巻くその他の状況の変化等により、実際の営業収益、営業利益、経
        常利益、当期純利益、1口当たり分配金及び1口当たり利益超過分配金は変動する可能性があります。ま
        た、本予想は分配金の額を保証するものではありません。




                                    5
                                ユナイテッド・アーバン投資法人(8960) 2020 年 5 月期決算短信


2020年11月期(第34期:2020年 6月1日~2020年11月30日)及び
2021年 5月期(第35期:2020年12月1日~2021年 5月31日)の運用状況予想の前提条件
 項 目                                     前 提 条 件
      ・2020年11月期 (第34期:2020年 6月1日~2020年11月30日)(183日)
計算期間
      ・2021年 5月期 (第35期:2020年12月1日~2021年 5月31日)(182日)
      ・本書の日付現在で本投資法人が保有している130物件を前提としています。
 運用資産 ・2021年5月期末までに運用資産の異動(新規物件の取得、既保有物件の売却等)がないことを前提と
       していますが、実際には運用資産の異動により変動する可能性があります。
発行済投資 ・本書の日付現在発行済みの3,118,337口を前提としています。
口の総口数 ・2021年5月期末までに投資口の追加発行がないことを前提としています。
      ・主たる営業収益である賃貸事業収益については、本書の日付現在有効な賃貸借契約を基に、近隣競
       合物件の存在、市場動向及び各テナントとの賃貸借条件交渉状況等を勘案した上で、今後の賃料及
       び想定稼働率について一定の入退去影響等を考慮して算出しています。
       なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響として、本書の日付現在におけるテナントとの
       一時的な賃料減額や支払猶予に関する協議の状況、変動賃料の減少及び空室率の上昇等の営業収益
       への影響を考慮し、2020年11月期に2,881百万円、2021年5月期に745百万円を減収リスクとして見込
       んでいます。
 営業収益
      ・上記前提に基づく、賃貸事業収入の主要項目毎の予想見込み額は以下のとおりです。
                   主要項目                   2020年11月期       2021年5月期
         賃料収入(共益費含む)                       19,120百万円      21,319百万円
         駐車場収入                               752百万円         774百万円
         附加使用料(テナント負担水光熱収入)                1,635百万円       1,412百万円
       ・なお、賃貸事業収入については、テナントによる賃料の滞納又は不払い等がないことを前提として
        います。
       ・主たる営業費用である賃貸事業費用(ただし、減価償却費を除きます。)については、過去の実績
        値をベースに、費用の変動要素を考慮して算出しています。
       ・賃貸事業費用の主要項目毎の予想見込み額は以下のとおりです。
                   主要項目                   2020年11月期       2021年5月期
         公租公課(固定資産税等)(注1)                   2,061百万円       2,070百万円
         外注委託費                             1,724百万円       1,729百万円
         水道光熱費                             1,578百万円       1,411百万円
         修繕費(注2)                           1,436百万円       1,220百万円
         減価償却費(注3)                         4,107百万円       4,132百万円
        (注1)物件取得時における取得年度に係る固定資産税及び都市計画税については、一般的に前所有者と期間按分によ
            る計算を行い、取得時に精算しますが、当該精算金相当額は取得原価に算入されるため費用計上されません。
            したがって、下表記載の2020年取得9物件の固定資産税及び都市計画税については、2021年11月期から費用計上
            されることとなり、総額44百万円を見込んでいます。
                     取得日                           物件名称
                   2020年2月28日     千葉みなと物流センター(敷地)
                   2020年3月19日     ロジスティクス東扇島(*1)(追加取得)
営業費用
                   2020年3月30日     パークアクシス赤塚(*2)
                                  ネストホテル京都四条烏丸
                                  UURコート白鷺
                   2020年3月31日
                                  コートブランシェAP
                                  枚方長尾物流センター
                   2020年4月17日     神戸遠矢浜物流センター
                   2020年6月30日     レッドウッド成田ディストリビューションセンター(*3)
                (*1)本投資法人は、本物件に係る信託受益権の準共有持分49%を取得しました。
                (*2)本投資法人は、本物件の共有持分45%を取得しました。
                (*3)本投資法人は、本物件に係る信託受益権の準共有持分50%を取得しました。
        (注2)運用資産の修繕費については、予想し難い要因に基づく建物の毀損等により緊急に発生する可能性があるこ
            と、一般的に年度による金額の差異が大きくなること及び定期的に発生する金額ではないこと等から、各計算
            期間の修繕費が予想金額と大きく異なる結果となる可能性があることにご留意ください。
        (注3)減価償却費については、付随費用、現時点で確定していないものも含め、将来発生が見込まれる資本的支出を
            含めて定額法により算出しています。
       ・資産運用報酬等のその他の営業費用については、過去の実績値をベースに、費用の変動要素を考慮
        して算出しています。




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                             ユナイテッド・アーバン投資法人(8960) 2020 年 5 月期決算短信


 項 目                                    前 提 条 件
        ・営業外費用の主要項目毎の予想見込み額は以下のとおりです。
                    主要項目                 2020年11月期       2021年5月期
営業外費用
           有利子負債に係る支払利息等(注)                  997百万円         972百万円
         (注)融資関連手数料、投資法人債利息等を含みます。
        ・本投資法人の本書の日付現在における有利子負債残高は292,033百万円、内訳は借入金265,033百万
         円、投資法人債27,000百万円です。
        ・2020年11月期に返済期限が到来する有利子負債及び対応方針については、以下のとおりです。
              返済期日             有利子負債の概要                    対応方針(予定)
                           借入金:2,000 百万円
                           借入金: 500 百万円
                           借入金:4,500 百万円
                                                      金融機関からの新たな借入及び自己資
           2020年9月23日      借入金:3,283 百万円
                                                      金により、全額を返済予定。
                           借入金:1,000 百万円
                           借入金:2,400 百万円
                           借入金:2,500 百万円
        ・上記の有利子負債のリファイナンス等により、2020年11月期末における有利子負債残高は292,030百
         万円であることを前提としています。
        ・2021年5月期に返済期限が到来する有利子負債及び対応方針については、以下のとおりです。
有利子負債
              返済期日             有利子負債の概要                    対応方針(予定)
                           借入金:1,000百万円
                                                      金融機関からの新たな借入により全額
           2020年12月21日     借入金:1,000 百万円
                                                      を返済予定。
                           借入金:1,300 百万円
                           借入金:1,000 百万円
                           借入金:1,000 百万円
                           借入金:5,800 百万円
                           借入金:1,400 百万円
                                                      金融機関からの新たな借入により全額
           2021年3月22日      借入金:1,400 百万円
                                                      を返済予定。
                           借入金:2,200 百万円
                           借入金:5,700 百万円
                           借入金:1,900 百万円
                           借入金:2,000 百万円
        ・上記の有利子負債のリファイナンス等により、2021年5月期末における有利子負債残高は292,030百
         万円であることを前提としています。
      ・分配金(1口当たり分配金)は、本投資法人の規約に定める金銭の分配の方針を前提としています。
      ・1口当たり分配金の算出に用いる期末発行済投資口の総口数は、上記「発行済投資口の総口数」欄に
       記載の前提条件に基づいています。
      ・2020年11月期の分配金については、当期未処分利益7,095百万円に一時差異等調整積立金取崩額77百
1口当たり
       万円を加算した金額である7,172百万円を利益分配金として分配することを前提としています。
 分配金
      ・2021年5月期の分配金については、当期未処分利益9,589百万円に一時差異等調整積立金取崩額77百
       万円を加算した金額である9,667百万円を利益分配金として分配することを前提としています。
      ・運用資産の異動、テナントの異動等に伴う賃貸収入の変動又は予期せぬ修繕の発生等を含む種々の
       要因により、1口当たり分配金は変動する可能性があります。
1口当たり
 利益超過 ・利益超過の分配(1口当たり利益超過分配金)については、現時点では行う予定はありません。
 分配金
        ・法令、税制、会計基準、上場規則、投信協会規則等において、上記の予想数値に影響を与える改正
 その他     が行われないことを前提としています。
        ・一般的な経済動向及び不動産市況等に不測の重大な変化が生じないことを前提としています。




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(2)投資リスク
   新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大に伴い、有価証券報告書(2020年2月26日提出)
  における「投資リスク」のうち、「① 一般的なリスク (ニ)本投資口の価格変動に関するリ
  スク」については、本日現在、以下のとおりに変更し、また、「⑥ その他 (リ)感染症の拡
  大等に関するリスク」を追加します。
   なお、変更又は追加となった箇所は  罫で示しています。

 ① 一般的なリスク
  (ニ)本投資口の価格変動に関するリスク
     新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な拡大(パンデミック)により、業務の
    停止や経済活動への悪影響が生じています。2020年4月7日には新型インフルエンザ等対策特
    別措置法(平成24年法律第31号。その後の改正を含みます。)第32条第1項に基づき、7都府
    県を対象に新型インフルエンザ等緊急事態宣言が発出され、2020年4月16日には対象区域が全
    都道府県に拡大されました。その後、2020年5月25日に緊急事態宣言は解除となりましたが、
    当該緊急事態宣言及びこれに伴う措置や要請等により、テナントの活動には抑制傾向が生じ
    ており、これは本投資法人の今後の運営業績に悪影響を及ぼすおそれがあります。また、日
    本経済全体のみならず、世界の状況に鑑みても、株式市場全体が悪影響を受けており、本投
    資口も例外ではありません。今後の感染症の拡大や、その影響が長期化する場合には、さら
    に市場全体への悪影響が増すおそれがあります。これらにより、本投資口の市場価格は下落
    するおそれがあります。
     以上のほか、本投資口の市場価格は、取引所における需給関係や、不動産関連資産への投
    資の動向、他の資産への投資との比較、エクイティ市場の状況、金利情勢、経済情勢等、市
    場を取り巻く様々な要因の影響を受けます。また、地震等の天災その他の事象を契機として、
    不動産への投資とそれ以外の資産への投資との比較により、不動産投資信託全般の需給が崩
    れないとの保証はありません。
     本投資口が取引所において一時的に大量に売却される場合、本投資口の市場価格が大幅に
    下落する可能性があります。また、今後大口保有者が現われ、当該大口保有者の保有する本
    投資口が取引所において売却されるような場合には、本投資口の市場価格の大幅な下落をも
    たらす可能性があります。
     本投資法人は、不動産及び信託受益権を主な投資対象としていますが、不動産の価格及び
    信託受益権の価格は、不動産市況、社会情勢等の影響を特に受け易いといえます。さらに、
    不動産の流動性は一般に低いので、望ましい時期及び価格で不動産を売却することができな
    い可能性があり、そのために実際の売却時までに価格が下落する可能性等もあります。これ
    らの要因により本投資法人の保有する資産の価値が下落すれば、本投資口の市場価格の下落
    をもたらす可能性があります。
     また、東京証券取引所の不動産投資信託証券市場の将来的な規模及び同市場における流動
    性の不確実性、法制や税制の変更等が本投資口の価格形成に影響を及ぼす可能性があります。

 ⑥ その他
  (リ)感染症の拡大等に関するリスク
     感染症の発生・拡大により、投資対象不動産の収益が悪化し、本投資法人が損失を被るお
    それがあります。特に、感染症等が投資対象不動産又はその所在周辺地域において発生した
    場合、当該投資対象不動産の運営を停止せざるを得ない可能性があります。また、商業施設
    やホテル、テナント業種によっては、当該感染症等の拡大や流行の長期化、緊急事態宣言に
    伴う措置や要請等による営業停止や売上げの大幅な減少に伴い、テナントによる賃料減額請
    求や賃料支払いの繰延の請求が行われたり、賃料支払いが滞ったりする可能性があるほか、
    テナント退去に伴う空室リスクが顕在化する可能性があります。
     また、感染症等の流行が長期化した場合や、役職員に感染者が発生した結果、本資産運用
    会社、一般事務受託者、資産保管会社、投資主名簿管理人及びその他業務委託先(以下、総
    称して「関係法人」といいます。)の役職員が出社することができなくなるような場合には、
    テレワーキングシステムを活用することにより対処することを想定していますが、これに適
    さない業務も存在すること、また、従前どおりの業務効率を維持できる保証もないことから、
    関係法人の業務が滞り、結果として、本投資法人の運営に悪影響が出る可能性があります。



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2.財務諸表
(1)貸借対照表
                                                        (単位:千円)
                                 前期                     当期
                             2019年11月30日            2020年5月31日
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                              22,373,357             23,488,765
   信託現金及び信託預金                          28,101,697             26,123,294
   営業未収入金                                 642,836                609,846
   前払費用                                   217,160                783,571
   その他                                     44,084                124,672
   貸倒引当金                                  △1,815                △13,142
   流動資産合計                              51,377,321             51,117,007
 固定資産
   有形固定資産
     建物                           ※1 22,944,121          ※1 23,577,273
      減価償却累計額                       △6,969,362             △7,305,869
      建物(純額)                         15,974,758             16,271,403
     構築物                             ※1 193,029             ※1 197,741

      減価償却累計額                         △141,475               △143,374
      構築物(純額)                            51,554                 54,366
     機械及び装置                             346,029                354,394
      減価償却累計額                         △209,650               △220,852
      機械及び装置(純額)                        136,379                133,541
     工具、器具及び備品                           73,034                 74,296
      減価償却累計額                          △41,745                △45,511
      工具、器具及び備品(純額)                      31,289                 28,785
     土地                           ※1 47,507,168          ※1 55,935,346

     建設仮勘定                                  628                  4,690
     信託建物                        ※3 240,521,780         ※3 243,097,809

      減価償却累計額                      △58,080,794            △59,843,904
      信託建物(純額)                      182,440,985            183,253,904
     信託構築物                            2,279,080              2,272,744
      減価償却累計額                         △953,763               △976,884
      信託構築物(純額)                       1,325,317              1,295,860
     信託機械及び装置                         2,661,872              2,712,994
      減価償却累計額                       △1,435,476             △1,520,460
      信託機械及び装置(純額)                    1,226,396              1,192,534
     信託工具、器具及び備品                      1,372,859              1,442,472
      減価償却累計額                         △580,219               △611,661
      信託工具、器具及び備品(純額)                   792,639                830,811
     信託土地                           366,209,701            372,667,782
     信託建設仮勘定                             68,726                115,101
     有形固定資産合計                       615,765,544            631,784,129
   無形固定資産
     ソフトウエア                                12,965                 9,424
     借地権                                1,149,355             1,149,355
     信託借地権                              8,171,352             8,171,352
     信託その他無形固定資産                          152,307               144,450
     無形固定資産合計                           9,485,980             9,474,581




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                           ユナイテッド・アーバン投資法人(8960) 2020年5月期決算短信


                                                            (単位:千円)
                                     前期                     当期
                                 2019年11月30日            2020年5月31日
   投資その他の資産
     差入敷金及び保証金                                 10,000                 10,000
     信託差入敷金及び保証金                               81,458                 79,768
     長期前払費用                                 1,488,436              1,624,341
     投資その他の資産合計                             1,579,894              1,714,109
   固定資産合計                                 626,831,419            642,972,820
 資産合計                                     678,208,740            694,089,828
負債の部
 流動負債
   営業未払金                                   2,989,192               1,638,632
   1年内返済予定の長期借入金                          35,377,000              49,933,000
   未払費用                                      271,786                 279,179
   未払分配金                                      15,856                  15,328
   未払法人税等                                        586                     586
   未払消費税等                                     37,623                 431,034
   前受金                                       384,342                 363,879
   信託前受金                                   3,265,084               3,029,421
   預り金                                         3,048                   1,018
   信託預り金                                      32,441                 580,115
   デリバティブ債務                                   21,073                   6,989
   その他                                         8,605                   7,422
   流動負債合計                                 42,406,641              56,286,607
 固定負債
   投資法人債                                 27,000,000            27,000,000
   長期借入金                                208,400,000           212,600,000
   預り敷金及び保証金                           ※1 3,107,939          ※1 3,427,156

   信託預り敷金及び保証金                           29,274,090            27,820,173
   デリバティブ債務                                  49,798                92,585
   固定負債合計                               267,831,828           270,939,914
 負債合計                                   310,238,470           327,226,522
純資産の部
 投資主資本
   出資総額                                   319,973,305            319,973,305
   剰余金
     出資剰余金                                23,548,287              23,548,287
     任意積立金
      一時差異等調整積立金                       ※4   7,373,149        ※4    7,295,624
      配当準備積立金                               3,204,781              3,207,320
      圧縮積立金                                 3,398,115              3,305,115
      任意積立金合計                              13,976,047             13,808,060
     当期未処分利益又は当期未処理損失(△)                   10,543,501              9,633,226
     剰余金合計                                 48,067,835             46,989,575
   投資主資本合計                                368,041,141            366,962,880
 評価・換算差額等
   繰延ヘッジ損益                                   △70,871                △99,574
   評価・換算差額等合計                                △70,871                △99,574
 純資産合計                               ※5   367,970,269       ※5   366,863,306
負債純資産合計                                   678,208,740            694,089,828




                            10
                              ユナイテッド・アーバン投資法人(8960) 2020年5月期決算短信

    (2)損益計算書
                                                                (単位:千円)

                                       前期                       当期
                               自    2019年 6月 1日          自   2019年12月 1日
                               至    2019年11月30日          至   2020年 5月31日
    営業収益                                                                     
     賃貸事業収入                            ※1 22,720,890            ※1 21,432,117
     その他賃貸事業収入                          ※1 1,950,491             ※1 1,959,542

     不動産等売却益                                        -              ※2 173,393

     営業収益合計                                 24,671,381               23,565,053
    営業費用                                                                       
     賃貸事業費用                            ※1   10,870,357          ※1   10,686,033
     資産運用報酬                                  1,917,079                1,954,603
     資産保管手数料                                    18,143                   18,089
     一般事務委託手数料                                  65,665                   65,319
     役員報酬                                       10,200                   10,200
     貸倒引当金繰入額                                       -                    11,327
     その他営業費用                                   224,691                  197,226
     営業費用合計                                 13,106,137               12,942,800
    営業利益                                    11,565,243               10,622,252
    営業外収益                                                                      
     受取利息                                          120                      118
     未払分配金除斥益                                    1,128                    1,290
     保険金収入                                      21,242                   25,692
     補助金収入                                          -                       519
     受取損害賠償金                                     1,643                   14,475
     その他                                         1,951                      952
     営業外収益合計                                    26,087                   43,047
    営業外費用                                                                      
     支払利息                                      954,982                  950,167
     投資法人債利息                                    52,388                   52,841
     投資口交付費                                     26,808                       -
     不動産等除却損                                     5,531                   22,031
     その他                                         7,514                    6,428
     営業外費用合計                                 1,047,224                1,031,468
    経常利益                                    10,544,106                9,633,831
    税引前当期純利益                                10,544,106                9,633,831
    法人税、住民税及び事業税                                   605                      605
    法人税等合計                                         605                      605
    当期純利益                                   10,543,501                9,633,226
    前期繰越利益                                          -                        -
    当期未処分利益又は当期未処理損失(△)                     10,543,501                9,633,226
 




                               11
                                                               ユナイテッド・アーバン投資法人(8960) 2020年5月期決算短信

    (3)投資主資本等変動計算書
                前期(自       2019年6月1日         至    2019年11月30日)
                                                                                                                (単位:千円)

                                                                          投資主資本

                                                                                   剰余金

                               出資総額
                                                                                          任意積立金
                                              出資剰余金
                                                                一時差異等
                                                                調整積立金
                                                                                 配当準備積立金         圧縮積立金          任意積立金合計

    当期首残高                      309,205,625        23,548,287         7,386,911     3,132,645      2,228,115       12,747,672

    当期変動額                                                                                                                  
    新投資口の発行                     10,767,680                                                                                -
    一時差異等調整積立金
                                                                       63,132                                         63,132
    の積立
    一時差異等調整積立金
                                                                     △76,894                                        △76,894
    の取崩
    配当準備積立金の積立                                                                          72,136                        72,136

    圧縮積立金の積立                                                                                      1,170,000        1,170,000

    剰余金の分配                                                                                                                -

    当期純利益                                                                                                                 -
    投資主資本以外の項目
                                                                                                                          -
    の当期変動額(純額)
    当期変動額合計                     10,767,680                -          △13,761            72,136    1,170,000        1,228,374

    当期末残高                  ※   319,973,305        23,548,287         7,373,149     3,204,781      3,398,115       13,976,047

 
                                                                                                                            
                                              投資主資本                                  評価・換算差額等

                                        剰余金
                                                                                                                純資産合計
                                                                                                 評価・換算
                       当期未処分利益                                 投資主資本合計           繰延ヘッジ損益
                                                                                                 差額等合計
                       又は当期未処理                剰余金合計
                        損失(△)
    当期首残高                       12,413,047        48,709,008     357,914,633       △125,202       △125,202       357,789,430

    当期変動額                                                                                                                  
    新投資口の発行                                               -       10,767,680                               -      10,767,680
    一時差異等調整積立金
                                  △63,132                 -                -                               -              -
    の積立
    一時差異等調整積立金
                                    76,894                -                -                               -              -
    の取崩
    配当準備積立金の積立                    △72,136                 -                -                               -              -

    圧縮積立金の積立                   △1,170,000                 -                -                               -              -

    剰余金の分配                  △11,184,673          △11,184,673    △11,184,673                                -     △11,184,673

    当期純利益                       10,543,501        10,543,501      10,543,501                               -      10,543,501
    投資主資本以外の項目
                                        -                 -                -            54,331         54,331         54,331
    の当期変動額(純額)
    当期変動額合計                    △1,869,546          △641,172       10,126,507            54,331         54,331     10,180,839

    当期末残高                       10,543,501        48,067,835     368,041,141        △70,871        △70,871       367,970,269

 




                                                                12
                                                              ユナイテッド・アーバン投資法人(8960) 2020年5月期決算短信

                当期(自       2019年12月1日        至    2020年5月31日)
                                                                                                            (単位:千円)

                                                                         投資主資本

                                                                                  剰余金

                               出資総額
                                                                                        任意積立金
                                              出資剰余金
                                                               一時差異等
                                                               調整積立金
                                                                                配当準備積立金        圧縮積立金        任意積立金合計

    当期首残高                      319,973,305       23,548,287         7,373,149     3,204,781     3,398,115     13,976,047

    当期変動額                                                                                                              
    一時差異等調整積立金
                                                                    △77,525                                     △77,525
    の取崩
    配当準備積立金の積立                                                                         2,539                       2,539

    圧縮積立金の取崩                                                                                     △93,000        △93,000

    剰余金の分配                                                                                                            -

    当期純利益                                                                                                             -
    投資主資本以外の項目
                                                                                                                      -
    の当期変動額(純額)

    当期変動額合計                             -                -          △77,525            2,539     △93,000       △167,986

    当期末残高                  ※   319,973,305       23,548,287         7,295,624     3,207,320     3,305,115     13,808,060

 
                                                                                                                        
                                              投資主資本                                 評価・換算差額等

                                        剰余金
                                                                                                            純資産合計
                                                                                               評価・換算
                       当期未処分利益                                投資主資本合計           繰延ヘッジ損益
                                                                                               差額等合計
                       又は当期未処理                剰余金合計
                        損失(△)
    当期首残高                       10,543,501       48,067,835     368,041,141        △70,871       △70,871     367,970,269

    当期変動額                                                                                                              
    一時差異等調整積立金
                                    77,525               -                -                            -              -
    の取崩
    配当準備積立金の積立                     △2,539                -                -                            -              -

    圧縮積立金の取崩                        93,000               -                -                            -              -

    剰余金の分配                  △10,711,487       △10,711,487      △10,711,487                             -     △10,711,487

    当期純利益                        9,633,226        9,633,226         9,633,226                          -       9,633,226
    投資主資本以外の項目
                                        -                -                -        △28,702       △28,702        △28,702
    の当期変動額(純額)
    当期変動額合計                      △910,274        △1,078,260     △1,078,260         △28,702       △28,702     △1,106,963

    当期末残高                        9,633,226       46,989,575     366,962,880        △99,574       △99,574     366,863,306

 




                                                               13
                             ユナイテッド・アーバン投資法人(8960) 2020年5月期決算短信

(4)金銭の分配に係る計算書
                              前 期                         当 期
                        自   2019年 6月 1日             自   2019年12月 1日
                        至   2019年11月30日             至   2020年 5月31日
Ⅰ.当期未処分利益                   10,543,501,249円              9,633,226,938円
Ⅱ.任意積立金取崩額
  一時差異等調整積立金取崩額             ※   77,525,695円             ※   77,525,695円
  圧縮積立金取崩額                      93,000,000円             3,305,115,821円
Ⅲ.分配金の額                     10,711,487,595円             10,820,629,390円
(投資口1口当たりの分配金の額)                     (3,435円)                  (3,470円)
Ⅳ.任意積立金
 配当準備積立金繰入額                      2,539,349円             2,195,239,064円
Ⅴ.次期繰越利益                                -円                         -円


分配金の額の算出方法          本投資法人の規約第35条(1)に定            本投資法人の規約第35条(1)に定
                   める分配方針に基づき、分配金の              める分配方針に基づき、分配金の
                   額は利益の金額を限度とし、か               額は利益の金額を限度とし、か
                   つ、租税特別措置法第67条の15に            つ、租税特別措置法第67条の15に
                   規定されている「配当可能利益の              規定されている「配当可能利益の
                   額」の90%に相当する金額を超え             額」の90%に相当する金額を超え
                   るものとしています。                   るものとしています。
                    かかる方針により、当期未処分               かかる方針により、当期未処分
                   利益10,543,501,249円に一時差異       利益9,633,226,938円に一時差異等
                   等調整積立金取崩額77,525,695円         調整積立金取崩額77,525,695円及
                   及び圧縮積立金取崩額93,000,000         び圧縮積立金取崩額1,109,876,757
                   円を加算したうえで、投資口1口              円を加算した10,820,629,390円を
                   当たりの分配金が1円未満となる              利益分配金として分配することと
                   端数部分2,539,349円を配当準備積         し、上記取崩後の圧縮積立金の残
                   立金として留保した後の残額であ              額である2,195,239,064円を配当準
                   る10,711,487,595円を利益分配金       備積立金に振り替えることとしま
                   として分配することとしました。              した。
                    なお、本投資法人規約第35条(2)            なお、本投資法人規約第35条(2)
                   に定める利益を超えた金銭の分配              に定める利益を超えた金銭の分配
                   は行いません。                      は行いません。




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(5)キャッシュ・フロー計算書
                                                       (単位:千円)

                                前期                     当期
                        自    2019年 6月 1日        自   2019年12月 1日
                        至    2019年11月30日        至   2020年 5月31日
営業活動によるキャッシュ・フロー
 税引前当期純利益                          10,544,106              9,633,831
 減価償却費                              4,132,956              4,174,616
 不動産等売却益                                   -               △173,393
 貸倒引当金の増減額(△は減少)                           -                  11,327
 受取利息及び有価証券利息                           △120                   △118
 支払利息及び投資法人債利息                      1,007,370              1,003,009
 投資口交付費                                26,808                     -
 不動産等除却損                                5,531                 22,031
 営業未収入金の増減額(△は増加)                       △161                  32,989
 前払費用の増減額(△は増加)                       558,492              △573,275
 長期前払費用の増減額(△は増加)                      17,844                 24,683
 営業未払金の増減額(△は減少)                    △804,741               △521,747
 未払費用の増減額(△は減少)                      △28,717                   3,751
 未払消費税等の増減額(△は減少)                   △234,189                 395,135
 前受金の増減額(△は減少)                          5,138               △20,463
 信託前受金の増減額(△は減少)                     △20,496               △235,318
 預り金の増減額(△は減少)                        △1,216                 △2,029
 信託預り金の増減額(△は減少)                        8,485                547,673
 預り敷金及び保証金償却額                        △29,300                △23,963
 信託預り敷金及び保証金償却額                     △133,679               △398,039
 その他                                    8,988               △77,342
 小計                                15,063,099             13,823,357
 利息の受取額                                   120                    118
 利息の支払額                             △842,376             △1,154,366
 法人税等の支払額又は還付額(△は支払)                    8,508                  △604
 営業活動によるキャッシュ・フロー                  14,229,351             12,668,504
投資活動によるキャッシュ・フロー
 信託有形固定資産の売却による収入                          -               9,263,320
 有形固定資産の取得による支出                     △113,691             △9,050,214
 信託有形固定資産の取得による支出                 △20,202,231            △21,681,411
 信託差入敷金及び保証金の差入による支出                  △1,500                      -
 信託差入敷金及び保証金の返還による収入                       -                   1,690
 預り敷金及び保証金の受入による収入                     86,500                347,469
 預り敷金及び保証金の返還による支出                   △48,992                 △4,288
 信託預り敷金及び保証金の受入による収入                  773,891                847,925
 信託預り敷金及び保証金の返還による支出                △306,092             △1,301,108
 投資活動によるキャッシュ・フロー                 △19,812,115            △21,576,617
財務活動によるキャッシュ・フロー
 長期借入れによる収入                         6,000,000             29,900,000
 長期借入金の返済による支出                    △18,107,000            △11,144,000
 投資口の発行による収入                       10,728,959                     -
 分配金の支払額                          △11,183,663            △10,710,881
 財務活動によるキャッシュ・フロー                 △12,561,703              8,045,118
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)               △18,144,467              △862,995
現金及び現金同等物の期首残高                     68,619,522             50,475,055
現金及び現金同等物の期末残高                     50,475,055             49,612,059




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(6)継続企業の前提に関する注記
   該当事項はありません

(7)重要な会計方針に係る事項に関する注記
 1.固定資産の減   (1)有形固定資産(信託財産を含む)
   価償却の方法       定額法を採用しています。
                なお、有形固定資産の耐用年数は以下のとおりです。
                  建物        2年~70年
                  構築物       2年~53年
                  機械及び装置    2年~31年
                  工具、器具及び備品 3年~20年
            (2)無形固定資産(信託財産を含む)
                定額法を採用しています。
                なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づ
              いています。
            (3)長期前払費用
                定額法を採用しています。
 2.引当金の計上   貸倒引当金
   基準          債権の貸倒損失に備えるため、貸倒懸念債権等特定の債権について、個別に回収可能性
             を検討し、回収不能見込額を計上しています。
 3.収益及び費用   固定資産税等の処理方法
   の計上基準       保有する不動産にかかる固定資産税、都市計画税及び償却資産税等については、賦課決
             定された税額のうち当期に対応する額を賃貸事業費用として費用処理する方法を採用して
             います。
               なお、不動産又は不動産を信託財産とする信託受益権の取得に伴い、本投資法人が負担
             すべき初年度の固定資産税等相当額については、費用に計上せず当該不動産等の取得原価
             に算入しています。当期において不動産等の取得原価に算入した固定資産税等相当額は
             63,325千円です。
 4.ヘッジ会計の   (1)ヘッジ会計の方法
   方法           繰延ヘッジ処理によっています。
            (2)ヘッジ手段とヘッジ対象
                ①ヘッジ手段
                  金利キャップ取引
                  金利スワップ取引
                ②ヘッジ対象
                  借入金金利
            (3)ヘッジ方針
                本投資法人は財務方針に基づき、規約に規定するリスクをヘッジする目的でデリバティ
              ブ取引を行っています。
            (4)ヘッジの有効性評価の方法
                ヘッジ対象の相場変動の累計又はキャッシュ・フロー変動の累計とヘッジ手段の相場変
              動の累計又はキャッシュ・フロー変動の累計を比較し、両者の変動額の比率を検証するこ
              とにより、ヘッジの有効性を評価しています。
                ただし、金利スワップの特例処理の要件を満たしているものについては、有効性の評価
              を省略しています。
 5.キャッシュ・    キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金及び信託現
   フロー計算書   金、随時引き出し可能な預金及び信託預金並びに容易に換金可能であり、かつ、価値の変動に
   における資金   ついて僅少なリスクしか負わない取得日から3か月以内に償還期限の到来する短期投資からな
   の範囲      っています。
 6.その他財務諸   (1)不動産等を信託財産とする信託受益権に関する会計処理方法
   表作成のため       保有する不動産等を信託財産とする信託受益権については、信託財産内の全ての資産及
   の基本となる     び負債勘定並びに信託財産に生じた全ての収益及び費用勘定について、貸借対照表及び損
   重要な事項      益計算書の該当勘定科目に計上しています。
                なお、該当勘定科目に計上した信託財産のうち重要性がある下記の科目については、貸
              借対照表において区分掲記しています。
               ①信託現金及び信託預金
               ②信託建物、信託構築物、信託機械及び装置、信託工具、器具及び備品、信託土地、
                 信託建設仮勘定
               ③信託借地権、信託その他無形固定資産
               ④信託差入敷金及び保証金
               ⑤信託前受金


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                ⑥信託預り金
                ⑦信託預り敷金及び保証金
             (2)消費税等の処理方法
                消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。ただし、固定資産等に
               係る控除対象外消費税は個々の資産の取得原価に算入しています。


(8)財務諸表に関する注記事項
 〔貸借対照表に関する注記〕
 ※1.担保に供している資産及び担保を付している債務
    担保に供している資産は以下のとおりです。
                                                                           (単位:千円)
                                            前期                         当期
                                       2019年11月30日                 2020年5月31日
   建物                                      1,439,154                  1,397,875
   構築物                                         7,021                      6,819
   土地                                      2,089,982                  2,089,982
    合計                                     3,536,158                  3,494,677

    担保を付している債務は以下のとおりです。
                                                                           (単位:千円)
                                           前期                          当期
                                       2019年11月30日                 2020年5月31日
   預り敷金及び保証金                                408,171                     408,171
    合計                                      408,171                     408,171

 2.コミットメントライン契約
    本投資法人は、取引銀行とコミットメントライン契約を締結しています。
                                                                           (単位:千円)
                                            前期                         当期
                                       2019年11月30日                 2020年5月31日
   コミットメントライン契約の総額                        36,000,000                 36,000,000
   借入残高                                           -                          -
    差引                                   36,000,000                  36,000,000

 ※3.国庫補助金により取得した有形固定資産の圧縮記帳額
                                                                          (単位:千円)
                                           前期                          当期
                                       2019年11月30日                 2020年5月31日
   信託建物                                      39,608                     39,608

 ※4.一時差異等調整積立金の積立て及び取崩しの処理に関する事項
   前期(2019年11月30日)
                                                                             (単位:千円)
                                                                             積立て、取崩し
              当初発生額        当期首残高       当期積立額          当期取崩額      当期末残高
                                                                             の発生事由
   負ののれん
               7,546,388   7,244,532           -        75,463   7,169,068   分配金に充当
   発生益(注1)
                  66,949      66,279           -          669       65,610
                                                                             分配金に充当
                  76,099      76,099           -          760       75,338
   減価償却費等                                                                    2019 年 5 月 期 の
   による利益超                                                                    金銭の分配に係
   過税会不一致                                                                    る計算書におい
   の一部(注2)        63,132         -          63,132         -        63,132   て、減価償却費
                                                                             等による利益超
                                                                             過税会不一致の
                                                                             一部を積立て
  (注1)過年度に計上した負ののれん発生益に細分された金額の残額であり、2017年5月期以降、当初発生額の50年均等額に
     あたる1%相当以上の金額を毎期取り崩す予定です。
  (注2)減価償却費等による利益超過税会不一致の一部であり、積立てを行った期の翌期以降、当初発生額の50年均等額にあ
     たる1%相当以上の金額を毎期取り崩す予定です。


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                              ユナイテッド・アーバン投資法人(8960) 2020 年 5 月期決算短信



 当期(2020年5月31日)
                                                                                    (単位:千円)
                                                                                    積立て、取崩し
            当初発生額          当期首残高         当期積立額           当期取崩額        当期末残高
                                                                                    の発生事由
  負ののれん
             7,546,388     7,169,068               -         75,463     7,093,604   分配金に充当
  発生益(注1)
  減価償却費等          66,949      65,610               -            669        64,940
  による利益超
                  76,099      75,338               -            760        74,577   分配金に充当
  過税会不一致
  の一部(注2)         63,132      63,132               -            631        62,501
 (注1)過年度に計上した負ののれん発生益に細分された金額の残額であり、2017年5月期以降、当初発生額の50年均等額に
    あたる1%相当以上の金額を毎期取り崩す予定です。
 (注2)減価償却費等による利益超過税会不一致の一部であり、積立てを行った期の翌期以降、当初発生額の50年均等額にあ
    たる1%相当以上の金額を毎期取り崩す予定です。

※5.投資信託及び投資法人に関する法律第67条第4項に定める最低純資産額
                                                                                 (単位:千円)
                                              前期                              当期
                                          2019年11月30日                     2020年5月31日
                                                50,000                         50,000

〔損益計算書に関する注記〕
※1.不動産事業損益の内訳
                                                                                (単位:千円)
                                             前期                              当期
                                        自 2019年 6月 1日                   自 2019年12月 1日
                                        至 2019年11月30日                   至 2020年 5月31日
  A.不動産賃貸事業収益
   賃貸事業収入
    賃料収入                           20,160,511                         18,916,300
    共益費収入                           1,631,700                          1,603,304
    駐車場収入                             766,005                            752,737
    その他賃貸収入(注1)                       162,672          22,720,890        159,773    21,432,117
   その他賃貸事業収入
    附加使用料(注2)                          1,668,414                      1,254,388
    賃貸事業一時収入                             187,855                        620,379
    その他雑収入                                94,221        1,950,491        84,774      1,959,542
   不動産賃貸事業収益合計                                         24,671,381                   23,391,659
  B.不動産賃貸事業費用
   賃貸事業費用
    公租公課                               2,006,189                      2,102,067
    外注委託費                              1,770,947                      1,778,867
    水道光熱費                              1,617,597                      1,242,218
    損害保険料                                 24,157                         24,458
    修繕費(注3)                              905,611                        978,174
    減価償却費                              4,132,956                      4,174,616
    その他賃貸事業費用                            412,897                        385,630
   不動産賃貸事業費用合計                                         10,870,357                   10,686,033
  C.不動産賃貸事業損益(A-B)                                     13,801,023                   12,705,625
 (注1)賃料収入、共益費収入及び駐車場収入以外の定額の収益を記載しています。
 (注2)使用料に応じてテナントから受け取る水道光熱費等を記載しています。
 (注3)修繕費及び修繕積立金を記載しています。




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                           ユナイテッド・アーバン投資法人(8960) 2020 年 5 月期決算短信


※2.不動産等売却益の内訳
 前期(自 2019年6月1日 至 2019年11月30日)
   該当事項はありません。

 当期(自 2019年12月1日 至 2020年5月31日)
  パシフィックマークス江坂                           (単位:千円)
   不動産等売却収入                   10,022,000
   不動産等売却原価                    9,547,198
   その他売却費用                       301,407
   不動産等売却益                                  173,393


〔投資主資本等変動計算書に関する注記〕
※.発行可能投資口総口数及び発行済投資口の総口数
                                      前期                   当期
                                 自 2019年 6月 1日        自 2019年12月 1日
                                 至 2019年11月30日        至 2020年 5月31日
  発行可能投資口総口数                       10,000,000口          10,000,000口
  発行済投資口の総口数                        3,118,337口           3,118,337口


〔金銭の分配に係る計算書に関する注記〕
※.一時差異等調整積立金
前期(2019年11月30日)
  本投資法人の、一時差異等調整積立金に係る内容は以下のとおりです。
   積立て、取崩しの発生事由等           積立額、取崩額                      取崩の具体的な方法
2016年11月期の金銭の分配に係る計 (当初積立額:7,546,388,071円)        積立てを行った期の翌期である2017
算書において、過年度に計上した負     当期取崩額:75,463,881円            年5月期以降、当初積立額の50年均
ののれん発生益に細分された金額の                                  等額にあたる1%相当以上の金額
残額である配当積立金を一時差異等                                  (75,463,881円以上)を当該積立金
調整積立金へ積立てており、制度上                                  が残存する限り、毎期取崩し、分配
必要とされる額を取崩しました。                                   金に充当します。
金銭の分配に係る計算書において、 ・2018年5月期                        積立てを行った期の翌期以降、それ
減価償却費等による利益超過税会不 (当初積立額:66,949,209円)              ぞれの当初積立額の50年均等額にあ
一致の一部を一時差異等調整積立金     当期取崩額:669,493円               たる1%相当以上の金額を当該積立
へ積立てており、制度上必要とされ ・2018年11月期                       金が残存する限り、毎期取崩し、分
る額を取崩しました。          (当初積立額:76,099,699円)           配金に充当します。
                     当期取崩額:760,997円
                    ・2019年5月期
                    (当初積立額:63,132,400円)
                     当期取崩額:631,324円

当期(2020年5月31日)
  本投資法人の、一時差異等調整積立金に係る内容は以下のとおりです。
   積立て、取崩しの発生事由等           積立額、取崩額                      取崩の具体的な方法
2016年11月期の金銭の分配に係る計 (当初積立額:7,546,388,071円)        積立てを行った期の翌期である2017
算書において、過年度に計上した負     当期取崩額:75,463,881円            年5月期以降、当初積立額の50年均
ののれん発生益に細分された金額の                                  等額にあたる1%相当以上の金額
残額である配当積立金を一時差異等                                  (75,463,881円以上)を当該積立金
調整積立金へ積立てており、制度上                                  が残存する限り、毎期取崩し、分配
必要とされる額を取崩しました。                                   金に充当します。
金銭の分配に係る計算書において、 ・2018年5月期                        積立てを行った期の翌期以降、それ
減価償却費等による利益超過税会不 (当初積立額:66,949,209円)              ぞれの当初積立額の50年均等額にあ
一致の一部を一時差異等調整積立金     当期取崩額:669,493円               たる1%相当以上の金額を当該積立
へ積立てており、制度上必要とされ ・2018年11月期                       金が残存する限り、毎期取崩し、分
る額を取崩しました。          (当初積立額:76,099,699円)           配金に充当します。
                     当期取崩額:760,997円
                    ・2019年5月期
                    (当初積立額:63,132,400円)
                     当期取崩額:631,324円




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                      ユナイテッド・アーバン投資法人(8960) 2020 年 5 月期決算短信


〔税効果会計に関する注記〕
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別内訳
                                                   (単位:千円)
                               前期               当期
                           2019年11月30日      2020年5月31日
 繰延税金資産
   税務上の収益認識差額                    29,315         269,935
   税務上の費用認識差額                    21,517          57,507
   合併時受入評価差額                 18,763,147      17,019,887
   貸倒引当金繰入超過額                       571           4,134
   その他                              307             297
    小計                      18,814,859       17,351,761
   評価性引当額                  △18,814,859      △17,351,761
    合計                              -                -
 繰延税金資産の純額                          -                -

2.法定実効税率と税効果会計適用後の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な
  項目別の内訳
                             前期            当期
                        2019年11月30日    2020年5月31日
  法定実効税率                     31.51%         31.46%
  (調整)
  支払分配金の損金算入額               △31.91%       △27.07%
  評価性引当額の増減                   0.12%       △15.19%
  圧縮積立金取崩額                    0.28%         10.79%
  その他                         0.01%          0.01%
  税効果会計適用後の法人税等の負担率             0.01%            0.01%




                           20
                        ユナイテッド・アーバン投資法人(8960) 2020 年 5 月期決算短信


〔賃貸等不動産に関する注記〕
 本投資法人は、首都圏並びに政令指定都市をはじめとする日本全国の主要都市及びそれぞれの周辺部において、
賃貸用の投資不動産(用途は商業施設、オフィスビル、ホテル、住居及びその他であり、土地を含みます。)を保
有しています。これら賃貸等不動産に係る貸借対照表計上額、期中増減額及び期末時価は以下のとおりです。
                                               (単位:千円)
                            前期             当期
  用 途                  自 2019年 6月 1日  自 2019年12月 1日
                       至 2019年11月30日  至 2020年 5月31日
       貸借対照表計上額
         期首残高             185,228,356    184,661,408
  商業施設   期中増減額              △566,947       △739,313
         期末残高             184,661,408    183,922,094
       期末時価               215,529,000    214,777,000
       貸借対照表計上額
         期首残高             196,455,876    195,843,358
  オフィス
         期中増減額              △612,518    △10,293,692
   ビル
         期末残高             195,843,358    185,549,665
       期末時価               257,614,000    247,836,000
       貸借対照表計上額
         期首残高             137,324,520    155,292,038
  ホテル    期中増減額             17,967,518      6,451,896
         期末残高             155,292,038    161,743,935
       期末時価               182,751,000    189,951,000
       貸借対照表計上額
         期首残高              40,477,817     40,121,833
  住 居    期中増減額              △355,983       4,565,490
         期末残高              40,121,833     44,687,324
       期末時価                53,542,000     58,863,000
       貸借対照表計上額
         期首残高              49,377,367     49,167,612
  その他    期中増減額              △209,754      16,034,204
         期末残高              49,167,612     65,201,817
       期末時価                64,758,000     81,420,000
       貸借対照表計上額
         期首残高             608,863,937    625,086,252
  合 計    期中増減額             16,222,314     16,018,585
         期末残高             625,086,252    641,104,837
       期末時価               774,194,000    792,847,000
 (注1)貸借対照表計上額は、取得原価(取得に伴う付帯費用を含みます。)から減価償却累計額を控除した金額です。
 (注2)期中増減額のうち、前期の主な増加額は新規2物件の取得(合計17,976百万円)及び資本的支出(2,373百万円)等
     によるものであり、主な減少額は減価償却費(4,125百万円)等によるものです。当期の主な増加額は新規8物件の
     取得(合計22,985百万円)、既保有物件の追加取得1物件(5,356百万円)及び資本的支出(1,361百万円)等によ
     るものであり、主な減少額は1物件の譲渡(9,545百万円)及び減価償却費(4,166百万円)等によるものです。
 (注3)期末時価は、本投資法人の規約に定める資産評価の方法及び基準並びに一般社団法人投資信託協会の定める規則に
     基づき、不動産鑑定士による鑑定評価額又は調査価額を記載しています。


 なお、賃貸等不動産に関する損益については、「損益計算書に関する注記」をご参照ください。




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                           ユナイテッド・アーバン投資法人(8960) 2020 年 5 月期決算短信


〔1口当たり情報に関する注記〕
                                      前期                    当期
                                 自 2019年 6月 1日         自 2019年12月 1日
                                 至 2019年11月30日         至 2020年 5月31日
  1口当たり純資産額                           118,002円              117,647円
  1口当たり当期純利益                            3,388円                3,089円
  (注1)1口当たり当期純利益は、当期純利益を日数加重平均口数で除することにより算出しています。なお、潜在投資口
      調整後1口当たり当期純利益については、潜在投資口がないため記載していません。
  (注2)1口当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりです。
                                    前期             当期
                              自 2019年 6月 1日   自 2019年12月 1日
                              至 2019年11月30日   至 2020年 5月31日
       当期純利益           (千円)        10,543,501       9,633,226
       普通投資主に帰属しない金額   (千円)                -               -
       普通投資口に係る当期純利益   (千円)        10,543,501       9,633,226
       期中平均投資口数         (口)         3,111,123       3,118,337


〔重要な後発事象に関する注記〕
  該当事項はありません。

〔追加情報〕
(新型コロナウイルス感染症拡大に伴う影響について)
  2020 年 2 月後半からの新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大に伴い、2020 年 4 月 7 日には日本政府よ
 り緊急事態宣言が発出され、同年 5 月 25 日には全面解除となりました。この間、国内における外出自粛や施設の
 利用制限の要請、さらには世界的な海外渡航制限・自粛等の影響により、本投資法人の一部のテナントにおいて
 は、営業状況及びキャッシュ・フローに大きな影響を及ぼしています。
  結果、テナントからの賃料減額・支払猶予要請及びテナント売上高や収益に連動する変動賃料の減少等により、
 本投資法人の営業収益の減少リスク等が生じています。
  斯かる状況下、本投資法人は中長期的視点に立った安定した資産運用の観点から、当期において、休業要請に
 より営業を停止した一部の商業施設テナントについて賃料減免を行うとともに、賃料減額要請を受け、協議継続
 中の一部のテナントについて、財務諸表作成時点において入手可能な情報に基づき、個別に賃料減額処理を行っ
 ています。また、翌期以降について、当該感染症拡大の影響は 2020 年末から 2021 年の年明けにかけて徐々に収
 束に向かい事業環境が回復すると仮定して、固定資産の減損会計の適用における会計上の見積りを行っています。
  なお、新型コロナウイルス感染症拡大の収束時期やその影響の程度を正確に予測することは困難であり、上述
 の前提から回復が遅れた場合には、翌期以降の本投資法人の財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性がありま
 す。

〔その他の注記〕
(未適用の会計基準等)
・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第 29 号 2020 年 3 月 31 日 企業会計基準委員会)
・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第 30 号 2020 年 3 月 31 日 企業会計基準委
  員会)
・「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第 19 号 2020 年 3 月 31 日 企業会計基
  準委員会)

 (1)概要
    国際会計基準審議会(IASB)及び米国財務会計基準審議会(FASB)は、共同して収益認識に関する包括的
   な会計基準の開発を行い、2014 年 5 月に「顧客との契約から生じる収益」(IASB においては国際財務報告基
   準(IFRS)第 15 号、FASB においては Topic606)を公表しており、IFRS 第 15 号は 2018 年 1 月 1 日以降開始
   する事業年度から、Topic606 は 2017 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度から適用される状況を踏まえ、
   企業会計基準委員会において、収益認識に関する包括的な会計基準が開発され、適用指針と合わせて公表さ
   れたものです。
    企業会計基準委員会の収益認識に関する会計基準の開発にあたっての基本的な方針として、IFRS 第 15 号と
   整合性を図る便益の 1 つである財務諸表間の比較可能性の観点から、IFRS 第 15 号の基本的な原則を取り入れ
   ることを出発点とし、会計基準を定めることとされ、また、これまで我が国で行われてきた実務等に配慮す
   べき項目がある場合には、比較可能性を損なわせない範囲で代替的な取扱いを追加することとされています。
 (2)適用予定日
    2021 年 11 月期の期首から適用します。
 (3)当該会計基準等の適用による影響
    「収益認識に関する会計基準」等の適用による財務諸表に与える影響額は、現時点においては評価中です。




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                        ユナイテッド・アーバン投資法人(8960) 2020 年 5 月期決算短信


・「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第 30 号 2019 年 7 月 4 日 企業会計基準委員会)
・「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第 10 号 2019 年 7 月 4 日 企業会計基準委員会)
・「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第 31 号 2019 年 7 月 4 日 企業会計基準委
  員会)
・「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第 19 号 2020 年 3 月 31 日 企業会計基
  準委員会)

 (1)概要
     IASB 及び FASB は、公正価値測定について詳細なガイダンス(IFRS においては IFRS 第 13 号「公正価値測
   定」、FASB においては Topic820「公正価値測定」)を定めており、これらの国際的な会計基準の定めとの比
   較可能性を向上させるため、企業会計基準委員会において、主に金融商品の時価に関するガイダンス及び開
   示に関して検討を重ね、時価の算定に関する会計基準及び時価の算定に関する会計基準の適用指針が公表さ
   れたものです。
     企業会計基準委員会の時価の算定に関する会計基準の開発にあたっての基本的な方針として、統一的な算
   定方法を用いることにより、国内外の企業間における財務諸表の比較可能性を向上させる観点から、IFRS 第
   13 号の定めを基本的にすべて取り入れることとされ、また、これまで我が国で行われてきた実務等に配慮し、
   財務諸表間の比較可能性を大きく損なわせない範囲で、個別項目に対するその他の取扱いを定めることとさ
   れております。
 (2)適用予定日
     2021 年 11 月期の期首から適用します。
 (3)当該会計基準等の適用による影響
   「時価の算定に関する会計基準」等の適用による財務諸表に与える影響額は、現時点においては評価中です。

・「会計上の見積りの開示に関する会計基準」(企業会計基準第 31 号 2020 年 3 月 31 日 企業会計基準委員会)

 (1)概要
    IASB が 2003 年に公表した国際会計基準(IAS)第1号「財務諸表の表示」(以下「IAS 第 1 号」)第 125
   項において開示が求められている「見積りの不確実性の発生要因」について、財務諸表利用者にとって有用
   性が高い情報として日本基準においても注記情報として開示を求めることを検討するよう要望が寄せられ、
   企業会計基準委員会において、会計上の見積りの開示に関する会計基準(以下「本会計基準」)が開発され、
   公表されたものです。
    企業会計基準委員会の本会計基準の開発にあたっての基本的な方針として、個々の注記を拡充するのでは
   なく、原則(開示目的)を示したうえで、具体的な開示内容は企業が開示目的に照らして判断することとさ
   れ、開発にあたっては、IAS 第1号第 125 項の定めを参考とすることとしたものです。
 (2)適用予定日
    2021 年 5 月期の期末から適用します。

・「会計方針の開示、会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準」(企業会計基準第 24 号 2020 年 3 月 31 日
  企業会計基準委員会)

 (1)概要
    「関連する会計基準等の定めが明らかでない場合に採用した会計処理の原則及び手続」に係る注記情報の
   充実について検討することが提言されたことを受け、企業会計基準委員会において、所要の改正を行い、会
   計方針の開示、会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準として公表されたものです。
    なお、「関連する会計基準等の定めが明らかでない場合に採用した会計処理の原則及び手続」に係る注記
   情報の充実を図るに際しては、関連する会計基準等の定めが明らかな場合におけるこれまでの実務に影響を
   及ぼさないために、企業会計原則注解(注 1-2)の定めを引き継ぐこととされております。
 (2)適用予定日
    2021 年 5 月期の期末から適用します。

〔開示の省略〕
 キャッシュ・フロー計算書、リース取引、金融商品、有価証券、デリバティブ取引、退職給付、持分法損益等、
関連当事者との取引、セグメント情報等及び資産除去債務に関する注記事項については、決算短信における開示の
必要性が大きくないと考えられるため開示を省略します。




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                            ユナイテッド・アーバン投資法人(8960) 2020 年 5 月期決算短信


(9)発行済投資口の総口数の増減
   当期において増資等は行っておらず、発行済投資口の総口数及び出資総額の異動はありません。
  なお、最近5年間における発行済投資口の総口数及び出資総額の増減は、以下のとおりです。
                           発行済投資口の総口数(口)            出資総額(百万円)
     年月日          摘    要                                               備考
                            増減           残高         増減       残高
  2015年 9月16日   公募増資          95,000    2,739,311   12,680   256,549   (注1)

  2015年10月15日   第三者割当増資       12,065    2,751,376    1,610   258,160   (注2)

  2016年 6月14日   公募増資         190,000    2,941,376   32,273   290,433   (注3)

  2016年 7月12日   第三者割当増資       11,646    2,953,022    1,978   292,411   (注4)

  2016年12月14日   公募増資          90,000    3,043,022   14,808   307,220   (注5)

  2017年 1月12日   第三者割当増資       12,065    3,055,087    1,985   309,205   (注6)

  2019年 6月19日   公募増資          55,000    3,110,087    9,363   318,568   (注7)

  2019年 7月11日   第三者割当増資       8,250     3,118,337    1,404   319,973   (注8)
  (注1)1口当たり137,690円(引受価額133,475円)にて、新規物件の取得資金及び物件取得に伴い減少した手元資金への充当
      を目的として公募により新投資口を発行しました。
  (注2)1口当たり133,475円にて、新規物件の取得資金及び物件取得に伴い減少した手元資金への充当を目的として第三者割
      当により新投資口を発行しました。
  (注3)1口当たり175,224円(引受価額169,860円)にて、物件取得資金の一部及び有利子負債の返済資金の一部に充当するこ
      とを目的として公募により新投資口を発行しました。
  (注4)1口当たり169,860円にて、有利子負債の返済資金の一部又は物件取得資金の一部に充当することを目的として第三者
      割当により新投資口を発行しました。
  (注5)1口当たり169,736円(引受価額164,540円)にて、物件取得に伴い減少した手元資金への充当及び有利子負債の返済資
      金の一部に充当することを目的として公募により新投資口を発行しました。
  (注6)1口当たり164,540円にて、物件取得資金の一部又は有利子負債の返済資金の一部に充当することを目的として第三者
      割当により新投資口を発行しました。
  (注7)1口当たり175,616円(引受価額170,240円)にて、新規物件の取得資金に充当することを目的として公募により新投資
      口を発行しました。
  (注8)1口当たり170,240円にて、物件取得に伴い減少した手元資金への充当を目的として第三者割当により新投資口を発行
      しました。




                                   24
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3.参考情報
(1)運用資産等の価格に関する情報
 ① 本投資法人の資産の構成
                                               第32期                   第33期
資産の                                        2019年11月30日             2020年5月31日
      用   途          地   域
種類                                      保有総額        対総資産        保有総額        対総資産
                                       (千円)(注1)     比率(%)      (千円)(注1)     比率(%)
                     東京都心6区(注3)                  -        -              -       -
              首都圏
                     東京23区(注4)                   -        -              -       -
      商業施設    (注2)
                     首都圏地域(注5)            7,239,732      1.1      7,232,796     1.0