8958 R-グロバル 2021-11-16 15:00:00
自己投資口取得に係る事項の決定に関するお知らせ [pdf]
2021 年 11 月 16 日
各 位
不動産投資信託証券発行者名
グローバル・ワン不動産投資法人
代表者名 執行役員 内田 昭雄
(コード番号:8958)
資産運用会社名
グローバル・アライアンス・リアルティ株式会社
代表者名 代表取締役社長 古城 謙治
問合せ先 投信業務部長 山崎 弦
(TEL:03-3262-1494)
自己投資口取得に係る事項の決定に関するお知らせ
本投資法人は、本日開催の役員会において、投資信託及び投資法人に関する法律(以下「投信法」
といいます。第 80 条の5第2項の規定により読み替えて適用される同法第 80 条の2の規定に基づき、
)
自己投資口取得に係る事項について決定しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
なお、本投資法人が取得した全ての投資口については、今期(2022 年3月期)中に消却することを
予定しています。
記
1.自己投資口の取得を行う理由
本投資法人の投資口価格の水準、手元資金の状況、財務状況及びマーケット環境等を総合的に勘
案した結果、自己投資口の取得及び消却により資本効率の向上と投資主還元を行うことが、中長期
的な投資主価値の向上に資すると判断したものです。
本投資法人は、投資主価値の最大化に向けた様々な施策に継続的に取り組んでいます。厳しい物
件取得環境が継続する中、資産入替を主軸とした外部成長を追求する一方で、好立地の優良オフィ
スビルが持つ高い競争力を背景に 15 期連続の賃料増額改定を見込むなど、着実に内部成長を実現し
てきました。分配金についても、保有物件の売却益により一時的に大幅増配となった 2019 年9月期
を除き、2015 年9月期以降、増配トレンドを維持しています。また、グリーンボンドの発行や GRESB
リアルエステイト評価(2年連続の「5スター」
)の取得をはじめ、ESGへの取組みを積極的に推
進しています。
しかしながら、本投資法人の投資口価格は、新型コロナウイルス感染症の拡大にともない 2020 年
3月に大きく下落し、1口当たりNAV(時価純資産)(注)を下回る状況が継続しています。
こうした状況を踏まえ、本投資法人は投資主価値の向上に資するフリーキャッシュ(手元余剰資
金)の使途について検討を重ねてきましたが、現時点においては、その一部を自己投資口の取得に
充当することが、1口当たり分配金及び1口当たりNAVを向上させ、投資主価値向上に資するも
のと判断しました。
(注)1口当たりNAV(時価純資産)は、投資資産の帳簿価格と鑑定評価額の差額に当たる含み損益を反映
した純資産額を発行済投資口の総口数で除した1口当たり純資産額をいいます。なお、2021 年9月期末
時点の1口当たりNAVは 135,381 円です。
2.取得に係る事項の内容
(1)取得し得る投資口の総数 18,000 口(上限)
発行済投資口の総口数(自己投資口を除く。)に対する割合
1.87%
(2)投資口の取得価額の総額 1,500 百万円(上限)
(3)取得方法 証券会社との自己投資口取得に係る取引一任契約に基づく東京
証券取引所における市場買付
(4)取得期間 2021 年 11 月 17 日から 2022 年2月 28 日まで
上記の取得し得る投資口の総数の上限若しくは投資口の取得価額の総額の上限のいずれかに達し
た時点、又は上記の取得期間が満了した時点で、本投資法人による自己投資口取得は終了する予定
です。なお、投資口の取得価額の総額については、現在の手元資金の状況、今後の資金需要、自己
投資口取得実行後のLTV水準、2022 年3月期中の消却完了までに要する時間等を勘案し、その規
模を決定しました。
また、自己投資口の取得に係る決定は、未公表の重要事実がないことを確認のうえ行っています。
(注)本投資法人の投資口価格水準や投資口の流動性、市場動向等によっては、取得口数又は取得価額の総額
のいずれも上限に到達せず、又は全く取得が行われない場合があります。
3.取得後の手続きについて
本投資法人は、取得した全ての自己投資口について、投信法の定めに基づき、役員会の決議によ
り相当の時期に消却する予定です。
以 上
(ご参考)
2021 年 11 月 16 日時点の自己投資口の保有状況
発行済投資口の総口数 961,884 口
(自己投資口を除く。
)
自己投資口数 0口
本投資法人のホームページアドレス:https://www.go-reit.co.jp/