8957 Ｒ－東急ＲＥ 2020-09-14 15:00:00
増築工事着工に関するお知らせ（東急虎ノ門ビル） [pdf]
2020 年 9 月 14 日
各 位
不動産投資信託証券発行者名
東 京 都 渋 谷 区 道 玄 坂 一 丁 目 12 番 1 号
東急リアル・エステート投資法人
代 表 者 名
執 行 役 員 柏 﨑 和 義
( コード番号 8 9 5 7 )
資産運用会社名
東急ﾘｱﾙ･ｴｽﾃｰﾄ･ｲﾝﾍﾞｽﾄﾒﾝﾄ･ﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄ株式会社
代 表 者 名
代表取締役執行役員社長 柏 﨑 和 義
問 合 せ 先
執行役員財務・ＩＲ部長 山 川 潔
TEL.03-5428-5828
増築工事着工に関するお知らせ（東急虎ノ門ビル）
本投資法人の資産運用会社である東急リアル・エステート・インベストメント・マネジメント株式会
社は、本日、本投資法人の運用資産である「東急虎ノ門ビル」
（以下、
「本物件」といいます。 について、
）
本物件の追加取得土地における増築工事及び既存建物の改修工事（以下、「本増築」といいます。）の着
工を決定しましたので、お知らせいたします。
記
１．本増築の概要
物件の名称 東急虎ノ門ビル
東京都港区虎ノ門一丁目 216 番 2、217 番 1、217 番 2、217 番 3、
217 番 4、220 番 1、220 番 2、220 番 3、220 番 4、220 番 5、220 番
（土地）
6、220 番 7、220 番 8、220 番 9、220 番 10、220 番 11、220 番 12、
所 （登記簿上の
220 番 13、220 番 14、220 番 15
在 表示）
東京都港区虎ノ門一丁目 216 番地 2、217 番地 1、217 番地 2、217 番
地
（建物） 地 3、217 番地 4、220 番地 2、220 番地 5、220 番地 6、220 番地 7、
220 番地 9、220 番地 11、220 番地 13、220 番地 14、220 番地 15
（住居表示） 東京都港区虎ノ門一丁目 21 番 19 号ほか
東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅徒歩約 1 分、東京メトロ銀座線「虎ノ
交通 門」駅徒歩約 3 分、東京メトロ千代田線・日比谷線「霞ヶ関」駅徒歩約 7 分、東
京メトロ丸ノ内線「霞ヶ関」駅徒歩約 9 分
用途 オフィス（予定）
増築面積 2,053.08 m2（予定）
構造 鉄骨造陸屋根 10 階建（予定）
3,800 百万円（概算）
（内訳）
総事業費 土地 1,850 百万円（取得済）
工事費 1,950 百万円（注）
（注）設計監理費、調査費用、公租公課等の諸経費を含みます。
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2021 年 2 月初旬 増築工事着工（予定）
スケジュール 2022 年 6 月下旬 増築建物竣工（予定）
2022 年 7 月初旬 増築建物稼働開始（予定）
設計会社 株式会社東急設計コンサルタント
施工会社 東急建設株式会社
（注）本日現在、本増築後の本物件の鑑定評価額に関する鑑定評価書及び耐震性に関する地震リスク
評価報告書は取得していません。かかる鑑定評価書及び耐震性に関する地震リスク評価報告書
は、竣工段階で取得することを予定しています。
２．本増築の経緯
本投資法人は 2015 年 1 月、増築建物の建築を目的に本物件の隣接地を取得（注）し、入居テナ
ント等、関係者間で本増築に向けた協議を進めておりましたが、今般、入居テナントとの定期借家
契約期間満了等、工事着工の諸条件が整ったため、本増築の着工を決定いたしました。本増築の期
間は 2021 年 2 月から 2022 年 6 月を予定しており、本増築により新規テナントへの訴求力や既存テ
ナントの増床ニーズへの対応力が強化されること等により、本物件のさらなるキャッシュ・フロー
の増加が見込まれます。
なお、本増築は、本投資法人のポートフォリオ全体のキャッシュ・フローに過大な影響を与える
ものではないことを確認し、増築上の各種リスクの低減を図った上で、着工を決定しました。
本投資法人は、今後も投資方針を堅持しつつ、資本市場及び不動産投資市場の動向を注視しなが
ら投資運用を継続すると共に、資産価値の向上及び投資口 1 口当たり利益の成長に結びつくポート
フォリオの構築を進めてまいります。
（注）本追加取得土地の詳細については、2014 年 12 月 17 日付「国内不動産（東急虎ノ門ビル隣
接土地）の取得及び東急虎ノ門ビルの増築に関するお知らせ」をご参照ください。
３．本増築の効果
増築前 増築後 増築による増加分
延床面積（注 1） 12,557.47 m2 14,610.55 m2 2,053.08 m2
総賃貸可能面積（注 1） 9,016.59 m2 11,029.27 m2 2,012.68 m2
基準階面積（注 1） 984.55 m2 1,187.18 m2 202.63 m2
NOI（注 2） 795 百万円 968 百万円 172 百万円
NOI 利回り（注 3） 4.72% 5.15% 0.43 pts
なお、本増築工事期間中、本物件の主要テナント退去に伴う稼働率の低下により、賃料収入が減少
する見込みですが、当該減少分に対しては、本日発表した物件入替に係る増益要素等により充当する
方針です。詳細につきましては、本日公表の「国内不動産信託受益権の取得（OKI ビジネスセンター
5 号館）及び国内不動産の譲渡（OKI システムセンター（底地） に関するお知らせ」
） をご参照下さい。
（注 1）延床面積、総賃貸可能面積及び基準階面積は、増築検討案（ボリュームプラン）に記載の数値
であり今後変更となる可能性があります。また、登記簿上の数値とは異なります。
（注 2）NOI は、増築前については 2020 年 7 月期（第 34 期）の収支から特殊要素を排除した実績値を
年換算した数値を、増築後については増築前の NOI に増築による NOI の年間想定増加分とし
て本投資法人の資産運用会社の現時点における想定額を加算した数値を記載しています。
（注 3）NOI 利回りは、増築前については東急虎ノ門ビルの取得価額で、増築後については東急虎ノ門
ビルの取得価額に「1．本増築の概要」に記載の工事費を加えた数値で、 （注 2）記載のそれぞ
れの NOI を除して算出しています。
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４．利害関係人等との取引
①増築工事の発注
本増築の工事発注先は東急建設株式会社であり、本資産運用会社の自主ルールである「利害関係者
取引規程」が適用される利害関係者（注）に該当するため、同規程に基づく手続きを実施の上、請負
契約を締結します。なお、本増築の工事費用につきましては、その水準が本増築の工事内容に対して、
妥当な水準である旨の意見書を、株式会社インデックスコンサルティングから取得しています。
②増築設計・増築工事監理業務の委託
本物件の増築設計・増築工事監理業務の委託先は株式会社東急設計コンサルタントであり、本資産
運用会社の自主ルールである「利害関係者取引規程」が適用される利害関係者（注）に該当するため、
同規程に基づく手続きを実施の上、設計業務委託契約を締結しており、また、工事監理委託契約を締
結します。なお、増築設計・増築工事監理業務の費用につきましては、その水準が本増築の工事内容
に対して、妥当な水準である旨の意見書を、株式会社インデックスコンサルティングから取得してい
ます。
③コンストラクション・マネジメント業務の委託
本物件のコンストラクション・マネジメント業務の委託先は東急株式会社であり、本資産運用会社
の自主ルールである「利害関係者取引規程」が適用される利害関係者（注）に該当するため、同規程
に基づく手続きを実施の上、プロパティ・マネジメント契約を締結しています。なお、コンストラク
ション・マネジメント業務の報酬につきましては、その水準が本増築の工事内容に対して、妥当な水
準である旨の意見書を、株式会社インデックスコンサルティングから取得しています。
以上の利害関係人等との取引につき、「利害関係者取引規程」に基づき複階層チェックを実施し、
上記の結果を踏まえて、本投資法人役員会において承認しています。
（注）「利害関係者」とは、投資信託及び投資法人に関する法律施行令第 123 条に規定される「利
害関係人等」を含み、以下の①から③までのいずれかに掲げる者をいいます。
①東急(株)等（以下のいずれかに該当する者をいいます。）
・東急株式会社（以下、「東急(株)」といいます。）
・東急(株)の連結子会社
・東急(株)又は東急(株)の連結子会社の意向を受けて設立されたそれらによる匿名組合
出資その他の出資の比率が過半である特定目的会社又は特別目的事業体
②東急(株)の連結決算上の関連会社
③東急不動産グループ各社（以下のいずれかに該当する者をいいます。）
・東急不動産ホールディングス株式会社（以下、｢東急不動産ホールディングス｣といい
ます。）
・東急不動産ホールディングスの連結子会社
・東急不動産ホールディングス又は東急不動産ホールディングスの連結子会社の意向を
受けて設立されたそれらによる匿名組合出資その他の出資の比率が過半である特定目
的会社及び特別目的会社
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５．支払時期及び金額
（単位未満切捨て）
支払済（注） 67 百万円
2021 年 7 月期（第 36 期）支払予定額 22 百万円
2022 年 1 月期（第 37 期）支払予定額 486 百万円
2022 年 7 月期（第 38 期）支払予定額 1,197 百万円
2023 年 1 月期（第 39 期）支払予定額 175 百万円
合計 1,950 百万円
（注）設計監理費のうち、過去の増築計画検討時に支払済の金額。
６．資金調達の概要
工事費は、自己資金及び借入金を充当する予定です。
７．今後の見通し
本増築の着工は 2021 年 2 月を予定しておりますが、既存建物との接続工事は 2021 年 8 月に開始
する予定であり、接続工事開始までの間は入居テナントの退去等は見込まれていないため、2021
年 1 月期（第 35 期）及び 2021 年 7 月期（第 36 期）の運用状況及び分配金予想への影響はありま
せん。
以 上
【添付資料】
・参考資料 1 東急虎ノ門ビル増築後の外観イメージ図
・参考資料 2 東急虎ノ門ビル 案内図
【ご参考】
・2014 年 12 月 17 日付「国内不動産（東急虎ノ門ビル隣接土地）の取得及び東急虎ノ門ビルの増築に
関するお知らせ」
・2015 年 8 月 7 日付「東急虎ノ門ビルの増築工事着工の延期に関するお知らせ」
※ 本資料の配布先：兜倶楽部、国土交通記者会、国土交通省建設専門紙記者会
※ 本投資法人のホームページアドレス：https://www.tokyu-reit.co.jp/
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参考資料 1
東急虎ノ門ビル増築後の外観イメージ図
（注）本図は、設計図書をもとに作成したイメージであり、実際と異なる場合があります。
参考資料 2
東急虎ノ門ビル 案内図
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