8938 J-グロームHD 2020-02-04 17:20:00
当社元子会社における不適切な取引行為判明による社内調査委員会設置に関するお知らせ [pdf]

                                                   2020 年 2 月 4 日
各 位

                           上場会社名   グローム・ホールディングス株式会社
                           代表者     代表取締役社長      金子      修
                                   (JASDAQ・コード       8938)
                           問合せ先    経営企画管理室      室長      宮下   仁
                                   (TEL 03-5545-8101)


            当社元子会社における不適切な取引行為判明による
                     社内調査委員会設置に関するお知らせ


 今般、当社の元連結子会社であるロジコムリアルエステート株式会社(現株式会社LCリアルマ
ネジメント(以下「リアル社」といいます。)において、過去の決算において不適切な取引行為が
                    )
行われていた可能性があることが判明しました。不適切な取引行為等の詳細、影響金額を含め事実
関係解明のために、社内調査委員会を設置することを本日の取締役会で決議しましたのでお知らせ
いたします。
 当社の株主、投資家、市場関係者の皆様並びにお取引先、そのほか全てのステークホルダーの皆
様に多大なご心配とご迷惑をおかけしますこと深くお詫び申し上げます。


                             記


1. 社内調査委員会設置の経緯
  この度、リアル社の過去の一部取引について疑義があると外部からの指摘により内部調査を
  実施しましたところ、2015 年3月期からの3期において業務受託や建設工事の受発注等で取引
  実態の有無を含めた複数の不適切な取引行為等が行われていた可能性があることが判明しま
  した。
  当社はこの事態を真摯に受け止め、透明性の高い調査を実効的に実施するとともに効果的な
  再発防止策の提言を受けるため、当社と利害関係を有しない外部の専門家を主要メンバーとす
  る社内調査委員会を 2020 年 2 月 5 日に設置することといたしました。


2. 社内調査委員会の構成
   委員長     渋谷   卓司         (弁護士   西村あさひ法律事務所)
   委   員   古市   岳久         (会計士   太陽有限責任監査法人)
   委   員   福島   満則         (当社常勤監査役)
   委   員   田中   宏          (当社内部監査室長)
   委   員   野崎   有希子        (当社財務経理部長)
  (調査の目的)
  (1)   本件による事実関係(類似事象の存否を含む。
                            )の調査
  (2)   本件による連結財務諸表への影響額
  (3)   本件が生じた要因の究明と再発防止策への提言


3.業績に対する影響について
   現時点までの当社調査で判明している限りではリアル社は 2016 年 6 月の株式譲渡により当
  社連結からはずれておりますので、現在の当社業績に与える影響はないと考えており、2020 年
  1 月 31 日付公表の第 3 四半期決算短信への影響がないものと考えておりますが、今回設置する
  社内調査委員会による今後の調査を踏まえて速やかにお知らせする予定であります。


4.今後の対応について
   当社は社内調査委員会による調査等が実効的に、かつ透明性及び迅速性を確保して実施され
  るよう、リアル社からの調査協力取付け等も含め、全面的に協力してまいります。また、本件
  による影響金額や社内調査委員会による調査結果については、調査報告書を受領次第、速やか
  にお知らせいたします。


                                               以上




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