8927 J-明豊エンター 2019-10-30 17:40:00
財務報告に係る内部統制の開示すべき重要な不備に関するお知らせ [pdf]

                                                      (JASDAQ コード 8927)
                                                           2019 年 10 月 30 日
各    位
                              上場会社名    株式会社明豊エンタープライズ

                              代表者名     代表取締役社長 梅 木                   隆 宏

                                       (JASDAQ コード 8927)
                                       取締役常務執行役員
                              問合わせ先              安 田                 俊 治
                                       管  理 部  長
                                       (電話番号 03−5434−7653)

           財務報告に係る内部統制の開示すべき重要な不備に関するお知らせ


 当社は、金融商品取引法第 24 条の4の4第1項に基づき、本日、関東財務局に提出いたしました 2019 年7月
期の内部統制報告書において、 開示すべき重要な不備があり、  当社の財務報告に係る内部統制は有効ではない旨
を記載しておりますので、下記のとおりお知らせいたします。


                              記

1. 開示すべき重要な不備の内容

      当社は、2019 年7月 10 日に当社の中国プロジェクトに係る貸付金等に関する過年度の貸倒引当金の計
    上に疑義があるという外部からの指摘に対し、調査にあたって客観性・中立性・専門性を確保するため、
    当社とは利害関係を有しない外部の弁護士及び公認会計士から成る特別調査委員会を設置し調査を行い、
    2019 年9月6日付けで特別調査委員会より、   当該中国プロジェクトに係る貸付金債権については 2010 年 7
    月期の第 2 四半期に、 出資持分の売買代金債権については 2010 年 7 月期の第 3 四半期に、それぞれ債務者
    の支払い能力を踏まえた貸倒引当金の計上を行う必要があったとの調査結果の報告を受けました。
      当該調査結果に基づき、当社の決算・財務プロセスの再評価を行なった結果、当該中国プロジェクトに
    関連する貸付金等債権に潜在するリスクを識別、分析及び評価する作業において、各種の要因が財務諸表
    の作成に及ぼす影響について適切に考慮される体制について不備があることを確認し、これらの不備は財
    務報告に重要な影響を及ぼしており、重要な不備に該当すると判断いたしました。

2. 連結会計年度末日までに訂正できなかった理由
     上記の開示すべき重要な不備につきましては、当連結会計年度の末日後に認識したため、当連結会計年
    度の末日においては是正が完了しておりませんでした。

3. 開示すべき重要な不備の是正方針
     当社といたしましては、財務報告に係る内部統制の重要性を認識しており、開示すべき重要な不備を是
    正するために、調査報告書の提言を真摯に受け止め、再発防止策を策定し、財務報告に係る内部統制の不
    備の改善を図ってまいります。

4. 連結財務諸表等に与える影響
     上記の開示すべき重要な不備に起因する必要な修正は、第 51 期(2019 年7月期)有価証券報告書に反
    映しており、当該連結財務諸表に与える影響はありません。

5. 連結財務諸表の監査報告における監査意見
     無限定適正意見であります。
                                                                     以 上