8894 REVOLUTION 2019-06-03 16:00:00
当社株式の時価総額に係る猶予期間の解除に関するお知らせ [pdf]
2019 年6月3日
各 位
会社名 株 式 会 社 原 弘 産
代表者名 代表取締役社長 岡 本 貴 文
(コード番号 8894 東証第2部)
問い合せ先 取 締 役 津 野 浩 志
電話番号 083-229-8894
当社株式の時価総額に係る猶予期間の解除に関するお知らせ
当社の株式につきまして、2019 年5月の月間平均時価総額及び月末時価総額が 10 億円以上となり、
東京証券取引所の上場廃止基準に該当しないことになりましたので、下記のとおりお知らせいたしま
す。
記
1.当社株式の時価総額について
当社株式は、2018 年 11 月の月間平均時価総額及び月末時価総額が 10 億円未満となり、東京証券取
引所の有価証券上場規程第 601 条第1項第4号 a 本文に定められた上場廃止基準に係る猶予期間に入
りましたが、2019 年5月の月間平均時価総額及び月末時価総額が 10 億円以上となったことから、上場
廃止基準に該当せず、猶予期間入りの指定が解除されることとなりました。
(ご参考)
(1)当社株式の 2019 年5月の月間平均時価総額 1,486,721,579 円
(2)当社株式の 2019 年5月 31 日現在の時価総額 1,896,923,980 円
(2019 年5月 31 日終値 13 円×2019 年5月 31 日 上場株式数 189,692,398 株)
2.今後の見通しについて
当社は、第 34 期(2019 年 10 月期)の業績見通しにつきまして、当初は、売上高 819 百万円、営
業利益 40 百万円、経常利益 15 百万円、当期純利益 15 百万円を見込んでおりました。その後、2019
年1月 25 日付けで業績の見通しを修正し、次のとおりとなっております。
単位:百万円
第 34 期第2四半期 第 34 期通期
決算期
(予想) (予想)
売上高 437 819
営業利益 29 40
経常利益 14 20
当期純利益 △56 △50
上記の業績予想は、債権者様との間で弁済合意の締結による特別損失の計上、弁済を資金使途と
して新たに借り入れた借入金の金利が期首見込み額より低いことから支払利息が減少したことを要
因として修正しました。
2019 年3月 14 日付「2019 年 10 月期第1四半期決算短信」においては、売上高は1億7千5百万
円(前年同四半期比 24.4%減)
、営業損失は3百万円(前年同四半期は営業損失3百万円)
、経常損
失は9百万円(前年同四半期は経常損失8百万円)
、四半期純損失は7千9百万円(前年同四半期は
四半期純損失8百万円)となりましたが、第2四半期会計期間は、不動産賃貸管理事業セグメント
の手数料収入を集中的に計上できる繁忙時期であり、営業利益を計上できる見込みである旨を公表
しております。
また、財務面においては、2019 年5月 13 日付「新株予約権の行使に関するお知らせ」のとおり、
発行していた新株予約権が行使され、 百万円を調達し、
232 全額を借入金の弁済に充当いたしました。
また、同日別途公表しました「第三者割当による種類株式の発行(現物出資(デット・エクイティ・
スワップ)
)に関するお知らせ」のとおり、借入金の一部を株式化するため、臨時株主総会に上程す
ることを決定いたしました。2019 年7月2日に開催予定の臨時株主総会及び当社普通株式を有する
株主を構成員とする種類株主総会にて決議された場合、前述の弁済と合わせて、有利子負債は合計
で 905 百万円圧縮され、借入れ4案件の残高合計は 649 百万円まで減少する見込みです。
当社の再建に向けては、現親会社である EVO FUND が属するグループである EVOLUTION FINANCIAL
GROUP より、創業者兼グローバル CIO であるマイケル・ラーチ氏の指揮の下、当社の期限の利益を喪
失した有利子負債に係る当初債権者との交渉や当社の財務状況から他の投資家からは期待できない
低金利での貸付をはじめとした様々な支援を提供いただいております。また、上記とは別に 2019 年
5月 13 日に開示いたしました「定款の一部変更に関するお知らせ」(2.事業目的に係る定款一部
変更の件)及び「役員選任に関するお知らせ」に記載の通り、EVO FUND が属するグループが得意と
する分野を新規事業として検討しており、新規事業の検討にあたっては当該事業分野における知識
や経験を有した人材が必要になることに鑑み、同グループから社外取締役2名の派遣を受ける予定
です。
前述のとおり、財務面の改善と同時に新規事業の検討を進めることで、今後も引き続き東京証券
取引所における上場を維持するよう最大限の努力し、再建はもとより企業価値の更なる向上を目指
してまいります。株主の皆様をはじめ関係者の皆様には多大なご迷惑とご心配をおかけいたしまし
たが、今後とも引き続きご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
以上