8889 J-APAMAN 2019-11-07 15:00:00
2019年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年11月7日
上場会社名 APAMAN株式会社 上場取引所 東
コード番号 8889 URL http://www.apamanshop-hd.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 大村浩次
問合せ先責任者 (役職名) 管理本部副本部長 (氏名) 高田雅弘 (TEL)03-3231-8020
定時株主総会開催予定日 2019年12月20日 配当支払開始予定日 2019年12月5日
有価証券報告書提出予定日 2019年12月23日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2019年9月期の連結業績(2018年10月1日~2019年9月30日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当
売上高 営業利益 経常利益
期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年9月期 45,934 10.2 2,055 26.4 729 △17.2 272 ―
2018年9月期 41,682 3.5 1,626 △36.4 881 △56.3 △1,073 ―
(注) 包括利益 2019年9月期 372百万円( ―%) 2018年9月期 △1,095百万円( ―%)
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2019年9月期 15.31 ― 6.0 2.1 4.5
2018年9月期 △60.30 ― △20.7 2.2 3.9
(参考) 持分法投資損益 2019年9月期 △570百万円 2018年9月期 △127百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年9月期 34,004 4,861 13.5 258.88
2018年9月期 35,545 4,546 12.5 249.65
(参考) 自己資本 2019年9月期 4,607百万円 2018年9月期 4,443百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年9月期 1,425 679 △1,927 7,937
2018年9月期 738 10,575 △6,739 7,766
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) (連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2018年9月期 ― 10.00 ― 14.00 24.00 427 ― 8.2
2019年9月期 ― 0.00 ― 24.00 24.00 427 156.7 9.4
2020年9月期(予想) ― 0.00 ― 20.00 20.00 ―
(注) 2018年9月期 第2四半期末配当金の内訳 特別配当 10円00銭
2019年9月期 期末配当金の内訳 普通配当 14円00銭 記念配当 10円00銭
3.2020年9月期の連結業績予想(2019年10月1日~2020年9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり当期純
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通 期 45,000 △2.0 2,000 △2.7 1,400 91.9 450 65.1 25.28
※ 注記事項
: 無
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ― 社 (社名) ― 、 除外 ― 社 (社名) ―
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年9月期 18,278,060株 2018年9月期 18,278,060株
② 期末自己株式数 2019年9月期 480,087株 2018年9月期 479,422株
③ 期中平均株式数 2019年9月期 17,798,305株 2018年9月期 17,799,221株
(参考) 個別業績の概要
1.2019年9月期の個別業績(2018年10月1日~2019年9月30日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年9月期 2,163 △26.9 583 △32.3 622 ― 861 △65.3
2018年9月期 2,960 △28.3 861 △22.7 △491 ― 2,484 440.0
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2019年9月期 48.38 ―
2018年9月期 139.59 ―
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年9月期 37,690 12,722 33.8 714.85
2018年9月期 37,928 12,111 31.9 680.47
(参考) 自己資本 2019年9月期 12,722百万円 2018年9月期 12,111百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、添付資料P.4「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
APAMAN株式会社(8889) 2019年9月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し …………………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 …………………………………………………… 7
連結損益計算書 ………………………………………………………………………………… 7
連結包括利益計算書 …………………………………………………………………………… 8
(3)連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………… 11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………… 13
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………… 13
(連結貸借対照表関係) ………………………………………………………………………… 13
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………… 13
(1株当たり情報) ……………………………………………………………………………… 16
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………… 16
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APAMAN株式会社(8889) 2019年9月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度(2018年10月1日から2019年9月30日まで)におけるわが国の経済は、雇用環境や所得の改善が
見られ、緩やかな回復基調で推移いたしました。
しかしながら、海外の通商問題等や海外経済の不確実性等、景気の先行き感に対して、不透明な状況が見られま
す。
このような環境の下、当社グループは、テクノロジーを核とした革新的なサービスを提供するグローバル企業を
目指し、事業セグメントを「Sharing economy事業」、「Platform事業」及び「Cloud
technology事業」とし、賃貸仲介店舗数№1を誇る「アパマンショップ」ブランドの最大限の活用や、
斡旋、プロパティマネジメントで培ってまいりました入居者様、オーナー様への新たなサービス創出の強化、拡大
を図ってまいりました。
また、持分法適用関連会社の株式会社システムソフトによるのれんの減損を主とした持分法による投資損失570百
万円の営業外費用の計上、2019年9月に行いました連結子会社1社、持分法適用関連会社1社の株式の譲渡による
投資有価証券売却益2,052百万円の特別利益の計上とともに、2018年12月16日20時30分頃に発生しました、当社連結
子会社である株式会社アパマンショップリーシング北海道の運営するアパマンショップ平岸駅前店における爆発事
故に関連し、特別損失1,150百万円、特別利益310百万円の計上を行っております。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高459億34百万円(前年同期比10.2%増)、営業利益20億55百万円
(前年同期比26.4%増)、経常利益7億29百万円(前年同期比17.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益2億
72百万円(前年同期10億73百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
事業のセグメント別業績は次のとおりであります。
(Sharing economy事業)
Sharing economy事業は、主にfabbitブランドによるスタートアップ企業、ベンチャー企業
とのビジネスマッチングを推進するコワーキング施設の運営とエコシステムの提供、weparkブランドによる
コインパークやシェアパークの運営、ecobikeブランドによるシェアサイクルを全国展開しております。
当連結会計年度においては、会員数増加、コンサルティングやビジネスサービス強化に努め、コワーキング施設
数45ヶ所(直営施設、FC施設、出資先施設を含む/契約ベース)、コインパーキング台数は3,589台(契約ベー
ス)、シェアサイクルは905台分(関連会社含む/契約ベース)となりました。また、営業目的投資有価証券の一部
売却を行いました。
また、2019年9月に持分法適用関連子会社でありました民泊運営会社である株式会社グランドゥースの普通株式
の一部を譲渡し、持分法適用関連会社から除外となっております。
その結果、当連結会計年度のSharing economyの売上高は31億65百万円(前年同期比140.2%増)、
営業利益は3億52百万円(前年同期4億62百万円の営業損失)となりました。
(Platform事業)
Platform事業は、主に、賃貸斡旋、賃貸管理に関連する莫大なデータベースに対して、データマイニン
グやマーケティングを実施しております。
当連結会計年度においては、M&Aなども活用し、データベースの規模の拡大に努めるとともに、研修や定期実
査などの内部管理体制強化、賃貸管理・サブリースの入居率向上に努めてまいりました。管理戸数については、
87,970戸となり、前期末比ではM&Aなどによって一定の増加はあったものの、オーナーチェンジなどによる解約
数が増加を上回り、前期末比2,228戸減となりました。
また、2019年9月に、本事業における付帯商品の一部であり、当社連結子会社として家賃保証業務を行っていた
株式会社全国賃貸保証の普通株式の全部を譲渡しております。
その結果、当連結会計年度のPlatformの売上高は357億46百万円(前年同期比7.1%増)、営業利益は18
億37百万円(前年同期比6.9%減)となりました。
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APAMAN株式会社(8889) 2019年9月期 決算短信
(Cloud technology事業)
Cloud technology事業は、主にFC加盟企業に対して、AI、RPA(Robotic Pro
cess Automation)、IoTの商品やサービスを提供し、クラウド利用やITサービスが増加しまし
た。
その結果、当連結会計年度のCloud technologyの売上高は80億67百万円(前年同期比10.0%
増)、営業利益は12億63百万円(前年同期比10.1%増)となりました。
(その他事業)
その他事業は、主に不動産賃貸業や商業施設の運営管理業務を行っております。
本事業におきましては、当連結会計年度においても保有不動産の売却を行うなど、従前に引き続き、当該業務規
模は縮小しております。
その結果、当連結会計年度のその他事業の売上高は5億11百万円(前年同期比48.0%減)、営業損失は3億98百
万円(前年同期3億円45百万円の営業損失)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は151億97百万円(前連結会計年度末比5億56百万円の増加)となりま
した。これは主に、短期貸付金の増加等によるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は188億7百万円(前連結会計年度末比20億97百万円の減少)となりま
した。これは主に、繰延税金資産の減少等によるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は102億99百万円(前連結会計年度末比2億24百万円の減少)となりま
した。これは主に、未払法人税の減少等によるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は188億44百万円(前連結会計年度末比16億30百万円の減少)となりま
した。これは主に、長期借入金の減少等によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は48億61百万円(前連結会計年度末比3億14百万円の増加)となりまし
た。これは主に、非支配株主持分の増加等によるものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を当連結会計
年度の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較・分析を行ってお
ります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度と比べて1億71百万円増加し、79億
37百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による収入は14億25百万円(前年同期7億38百万円の収入)となりました。この主な要因は、営業投資
有価証券の増減額の5億38百万円の増加等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による収入は6億79百万円(前年同期105億75百万円の収入)となりました。この主な要因は、有形固定
資産の売却による収入の127億35百万円の減少等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による支出は19億27百万円(前年同期67億39百万円の支出)となりました。この主な要因は、長期借入
れによる収入の205億11百万円の減少及び長期借入金の返済による支出の249億51百万円の減少等によるものであり
ます。
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APAMAN株式会社(8889) 2019年9月期 決算短信
キャッシュ・フロー指標のトレンド
2016年9月期 2017年9月期 2018年9月期 2019年9月期
自己資本比率(%) 9.6 13.6 12.5 13.5
時価ベースの自己資本比率(%) 30.2 38.0 46.6 47.3
債務償還年数(年) 8.2 10.0 26.9 12.7
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 10.3 9.6 4.0 10.2
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
債務償還年数:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
※各指標はいずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
※株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
※キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
※有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としており
ます。
(4)今後の見通し
当社は、主要セグメントを「Sharing economy事業」、「Platform事業」及び「Clo
ud technology事業」とし、テクノロジーを核としたサービスの提供を推進しております。
「Sharing economy事業」は、fabbitブランドによる、スタートアップ企業、ベンチャー
企業とのビジネスマッチングを推進するコワーキング施設の運営とエコシステムの提供、weparkブランドに
よるコインパークやシェアパークの運営、及び、ecobikeブランドによるシェアサイクルを拡大いたしま
す。
「Platform事業」は、AIやRPA(Robotic Process Automation)などを
さらに活用し、現業の生産性向上に加え、管理受託部門の強化等により管理戸数増加に努めてまいります。
「Cloud technology事業」は、主にFC加盟企業に対して、AI、RPA(Robotic P
rocess Automation)、IoTの商品やサービスの提供を推進してまいります。
以上により、通期の業績につきましては、連結売上高450億円(前年同期比2.0%減)、営業利益20億円(前年同
期比2.7%減)、経常利益14億円(前年同期比91.9%増)、親会社に帰属する当期純利益4億50百万円(前年同期比
65.1%増)を予定しております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、国内の同業他社との比較可能性を確保するため、会計基準につきましては日本基準を適用して
おります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年9月30日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 7,773 7,959
受取手形及び売掛金 1,567 1,669
営業投資有価証券 1,031 1,105
商品 17 14
原材料及び貯蔵品 89 87
短期貸付金 478 1,224
未収入金 2,307 1,900
その他 1,421 1,529
貸倒引当金 △46 △292
流動資産合計 14,641 15,197
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 2,243 2,373
土地 2,094 1,612
その他(純額) 356 313
有形固定資産合計 4,693 4,299
無形固定資産
のれん 7,215 6,741
その他 1,991 1,925
無形固定資産合計 9,207 8,667
投資その他の資産
投資有価証券 2,036 1,489
長期貸付金 92 79
敷金及び保証金 2,659 2,709
繰延税金資産 1,648 932
その他 905 960
貸倒引当金 △339 △333
投資その他の資産合計 7,003 5,839
固定資産合計 20,904 18,807
資産合計 35,545 34,004
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年9月30日) (2019年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 1,005 909
短期借入金 ― 30
1年内返済予定の長期借入金 1,979 2,023
未払法人税等 841 303
退職給付に係る負債(流動) ― 97
前受家賃 2,656 3,472
賞与引当金 ― 30
賃貸管理契約損失引当金 160 15
株主優待引当金 7 ―
その他 3,871 3,417
流動負債合計 10,523 10,299
固定負債
長期借入金 17,797 16,076
繰延税金負債 ― 18
賃貸管理契約損失引当金 7 3
退職給付に係る負債 175 192
資産除去債務 99 94
長期預り敷金 1,576 1,468
長期預り保証金 174 174
その他 643 817
固定負債合計 20,474 18,844
負債合計 30,998 29,143
純資産の部
株主資本
資本金 7,983 7,983
資本剰余金 784 908
利益剰余金 △2,472 △2,448
自己株式 △1,853 △1,853
株主資本合計 4,443 4,589
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 0 16
為替換算調整勘定 0 1
その他の包括利益累計額合計 0 18
非支配株主持分 103 253
純資産合計 4,546 4,861
負債純資産合計 35,545 34,004
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高 41,682 45,934
売上原価 30,373 34,296
売上総利益 11,309 11,637
販売費及び一般管理費 9,683 9,582
営業利益 1,626 2,055
営業外収益
受取利息 6 23
受取配当金 0 5
為替差益 4 ―
貸倒引当金戻入額 16 ―
雑収入 12 46
営業外収益合計 41 75
営業外費用
支払利息 186 134
支払手数料 225 114
持分法による投資損失 127 570
貸倒引当金繰入額 ― 237
雑損失 245 343
営業外費用合計 785 1,400
経常利益 881 729
特別利益
固定資産売却益 218 135
投資有価証券売却益 64 2,102
受取保険金 ― 310
負ののれん発生益 ― 1
持分変動利益 0 ―
その他 ― 92
特別利益合計 283 2,641
特別損失
固定資産売却損 2 318
固定資産除却損 112 273
店舗閉鎖損失 27 73
持分変動損失 ― 13
リース解約損 0 0
減損損失 203 15
事故関連損失 ― 1,150
その他 10 103
特別損失合計 357 1,948
税金等調整前当期純利益 807 1,422
法人税、住民税及び事業税 1,012 345
法人税等調整額 883 722
法人税等合計 1,896 1,067
当期純利益又は当期純損失(△) △1,088 355
非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に
△15 82
帰属する当期純損失(△)
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に
△1,073 272
帰属する当期純損失(△)
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(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
当期純利益又は当期純損失(△) △1,088 355
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1 18
為替換算調整勘定 △3 1
持分法適用会社に対する持分相当額 △1 △2
その他の包括利益合計 △6 17
包括利益 △1,095 372
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △1,079 290
非支配株主に係る包括利益 △15 82
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年10月1日 至 2018年9月30日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 7,983 787 △1,006 △1,851 5,912
当期変動額
剰余金の配当 △391 △391
親会社株主に帰属す
△1,073 △1,073
る当期純損失(△)
自己株式の取得 △1 △1
自己株式の処分 △0 0 0
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 △2 △2
変動
連結範囲の変動
利益剰余金から資本
0 △0 ―
剰余金への振替
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 ― △2 △1,465 △1 △1,469
当期末残高 7,983 784 △2,472 △1,853 4,443
その他の包括利益累計額
その他有価証券 その他の包括利益累計 非支配株主持分 純資産合計
為替換算調整勘定
評価差額金 額合計
当期首残高 1 3 5 105 6,023
当期変動額
剰余金の配当 △391
親会社株主に帰属す
△1,073
る当期純損失(△)
自己株式の取得 △1
自己株式の処分 0
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 10 8
変動
連結範囲の変動 2 2
利益剰余金から資本
―
剰余金への振替
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △1 △3 △5 △15 △20
額)
当期変動額合計 △1 △3 △5 △1 △1,476
当期末残高 0 0 0 103 4,546
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当連結会計年度(自 2018年10月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 7,983 784 △2,472 △1,853 4,443
当期変動額
剰余金の配当 △249 △249
親会社株主に帰属す
272 272
る当期純利益
自己株式の取得 △0 △0
自己株式の処分 0 0
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 123 △0 123
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 ― 123 23 △0 146
当期末残高 7,983 908 △2,448 △1,853 4,589
その他の包括利益累計額
その他有価証券 その他の包括利益累計 非支配株主持分 純資産合計
為替換算調整勘定
評価差額金 額合計
当期首残高 0 0 0 103 4,546
当期変動額
剰余金の配当 △249
親会社株主に帰属す
272
る当期純利益
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 0
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 78 202
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 16 1 17 71 89
額)
当期変動額合計 16 1 17 150 314
当期末残高 16 1 18 253 4,861
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 807 1,422
減価償却費 679 771
減損損失 203 15
のれん償却額 913 836
負ののれん発生益 ― △1
貸倒引当金の増減額(△は減少) 11 265
賞与引当金の増減額(△は減少) △24 30
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 13 △4
受取利息及び受取配当金 △7 △28
受取保険金 ― △310
支払利息 186 134
為替差損益(△は益) △3 23
持分変動損益(△は益) △0 13
持分法による投資損益(△は益) 127 570
固定資産除却損 112 273
固定資産売却損益(△は益) △216 183
事故関連損失 ― 1,150
店舗閉鎖損失 27 73
投資有価証券売却損益(△は益) △64 △2,102
売上債権の増減額(△は増加) △98 △120
たな卸資産の増減額(△は増加) 3 29
仕入債務の増減額(△は減少) △462 △90
営業投資有価証券の増減額(△は増加) △578 △40
未払金の増減額(△は減少) 661 △233
預り敷金及び保証金の増減額(△は減少) △124 △126
その他 △690 182
小計 1,476 2,920
利息及び配当金の受取額 54 75
利息の支払額 △183 △140
法人税等の支払額 △609 △969
受取保険金の受取額 ― 310
事故関連損失の支払額 ― △770
営業活動によるキャッシュ・フロー 738 1,425
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △34 △0
定期預金の払戻による収入 34 0
有形固定資産の取得による支出 △987 △759
有形固定資産の売却による収入 13,348 612
無形固定資産の取得による支出 △473 △479
投資有価証券の取得による支出 △163 △123
投資有価証券の売却による収入 123 141
関係会社株式の取得による支出 △417 △264
関係会社株式の売却による収入 49 ―
貸付けによる支出 △519 △722
貸付金の回収による収入 102 64
敷金及び保証金の払込による支出 △780 △118
敷金及び保証金の回収による収入 356 115
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却によ
― 1,990
る収入
その他 △63 221
投資活動によるキャッシュ・フロー 10,575 679
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 600 910
短期借入金の返済による支出 △800 △867
長期借入れによる収入 20,511 ―
長期借入金の返済による支出 △27,113 △2,162
自己株式の取得による支出 △1 △0
配当金の支払額 △390 △249
セール・アンド・割賦バックによる収入 645 483
セール・アンド・割賦バックによる支出 △95 △211
その他 △95 170
財務活動によるキャッシュ・フロー △6,739 △1,927
現金及び現金同等物に係る換算差額 △2 △6
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 4,571 171
現金及び現金同等物の期首残高 3,194 7,766
現金及び現金同等物の期末残高 7,766 7,937
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(連結貸借対照表関係)
偶発債務
(アパマンショップ平岸駅前店爆発事故に関する件)
2018年12月16日20時30分頃、当社連結子会社㈱アパマンショップリーシング北海道の運営するアパマンショップ
平岸駅前店において、同社従業員が多数の消臭スプレーを室内で噴霧し、湯沸かし器を作動させたことが原因で爆
発事故が発生しました。
当期において確定している本件事故の賠償額やその他本件事故に関連した費用につきましては、特別損失として
計上致しました。
今後、当該事故による賠償額が新たに発生する可能性があります。
(セグメント情報等)
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源
の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、包括的な事業戦略の立案を行い、グループ会社が個別事業の戦略を立案し、事業活動を展開しておりま
す。
したがって、当社は、グループ会社を基礎としたサービス別のセグメントから構成されており、「Sharin
g economy事業」、「Platform事業」及び「Cloud technology事業」の3つを
報告セグメントとしております。
「Sharing economy事業」は、主にコワーキングスペース、コインパーキング、シェアサイクル
等のシェアリングビジネスを展開しております。「Platform事業」は、主に賃貸管理、サブリース、賃貸
仲介及び付帯商品等のサービスをオーナー様や入居者様等に提供しております。「Cloud technolo
gy事業」は、主にクラウドサービス、RPA(Robotic Process Automation)、W
ebサービス等の開発並びに提供を行っております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成において採用している会計処理の方法と
概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの金額であります。セグメント間の内部利益及び
振替高は、市場実勢価格に基づいております。
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APAMAN株式会社(8889) 2019年9月期 決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2017年10月1日 至 2018年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸
その他 調整額
合計 表計上額
Sharing Cloud (注)1 (注)2
Platform 計 (注)3
economy technology
売上高
外部顧客への売上高 1,302 33,306 6,180 40,789 892 41,682 ― 41,682
セグメント間の
15 62 1,153 1,231 91 1,322 △1,322 ―
内部売上高又は振替高
計 1,317 33,368 7,334 42,021 984 43,005 △1,322 41,682
セグメント利益
△462 1,973 1,147 2,658 △345 2,313 △687 1,626
又は損失(△)
セグメント資産 5,053 16,092 5,365 26,512 2,173 28,685 6,860 35,545
その他の項目
減価償却費 66 143 306 517 112 629 50 679
有形固定資産及び
734 245 411 1,390 154 1,544 171 1,716
無形固定資産の増加額
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産投資業務等を含
んでおります。
2.調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益又は損失(△)の調整額△687百万円は、主に報告セグメントに帰属しない本社
費用であります。
(2)セグメント資産の調整額6,860百万円は、主に各報告セグメントに配分していない全社資産であ
ります。
(3)減価償却費の調整額50百万円は、主に全社資産にかかる償却費であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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APAMAN株式会社(8889) 2019年9月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年10月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸
その他 調整額
合計 表計上額
Sharing Cloud (注)1 (注)2
Platform 計 (注)3
economy technology
売上高
外部顧客への売上高 2,852 35,660 6,933 45,447 487 45,934 ― 45,934
セグメント間の
312 85 1,134 1,531 24 1,556 △1,556 ―
内部売上高又は振替高
計 3,165 35,746 8,067 46,979 511 47,490 △1,556 45,934
セグメント利益
352 1,837 1,263 3,452 △398 3,054 △999 2,055
又は損失(△)
セグメント資産 5,303 15,448 4,737 25,488 2,310 27,798 6,206 34,004
その他の項目
減価償却費 160 154 360 676 38 714 57 771
有形固定資産及び
165 43 ― 208 19 228 185 414
無形固定資産の増加額
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産投資業務等を含
んでおります。
2.調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益又は損失(△)の調整額△999百万円は、主に報告セグメントに帰属しない本社
費用であります。
(2)セグメント資産の調整額6,206百万円は、主に各報告セグメントに配分していない全社資産であ
ります。
(3)減価償却費の調整額57百万円は、主に全社資産にかかる償却費であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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APAMAN株式会社(8889) 2019年9月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
1株当たり純資産額 249.65円 258.88円
1株当たり当期純利益又は
△60.30円 15.31円
1株当たり当期純損失(△)
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化を有している潜在株式が存在しないため、記載
しておりません。
2.1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
1株当たり当期純利益又は
1株当たり当期純損失(△)
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属
△1,073 272
する当期純損失(△)(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益又は
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純損失(△) △1,073 272
(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 17,799 17,798
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当
― ―
期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要
3.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度末 当連結会計年度末
(2018年9月30日) (2019年9月30日)
純資産の部の合計額(百万円) 4,546 4,861
純資産の部の合計額から控除する金額(百万円) 103 253
(うち新株予約権) (―) (―)
(うち非支配株主持分) (103) (253)
普通株式に係る当連結会計年度末の純資産額(百万円) 4,443 4,607
期末の普通株式の数(千株)(自己株式控除後) 17,798 17,797
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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