2020年３月期 第３四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
2020年２月３日
上場会社名 株式会社日神グループホールディングス 上場取引所 東
コード番号 8881 ＵＲＬ https://www.nisshin-hd.co.jp/
代表者 （役職名） 代表取締役社長 （氏名）堤 幸芳
問合せ先責任者 （役職名） 取締役専務 （氏名）黒岩 英樹 ＴＥＬ 03-5360-2016
四半期報告書提出予定日 2020年２月７日 配当支払開始予定日 －
四半期決算補足説明資料作成の有無：無
四半期決算説明会開催の有無 ：有 （アナリスト向け）
百万円未満切捨て
１．2020年３月期第３四半期の連結業績（2019年４月１日～2019年12月31日）
（１）連結経営成績（累計） （％表示は、対前年同四半期増減率）
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2020年３月期第３四半期 54,836 15.7 3,193 19.5 2,914 18.5 2,583 51.3
2019年３月期第３四半期 47,414 △17.1 2,671 △36.3 2,459 △39.3 1,707 △37.4
（注）包括利益 2020年３月期第３四半期 2,852百万円 （54.0％） 2019年３月期第３四半期 1,851百万円 （△32.9％）
潜在株式調整後
１株当たり
１株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年３月期第３四半期 55.07 －
2019年３月期第３四半期 36.40 －
（２）連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 １株当たり純資産
百万円 百万円 ％ 円 銭
2020年３月期第３四半期 101,164 57,557 56.8 1,224.48
2019年３月期 103,708 55,380 53.3 1,177.99
（参考）自己資本 2020年３月期第３四半期 57,435百万円 2019年３月期 55,254百万円
２．配当の状況
年間配当金
第１四半期末 第２四半期末 第３四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年３月期 － 0.00 － 16.00 16.00
2020年３月期 － 0.00 －
2020年３月期（予想） 18.00 18.00
（注）1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無：無
2.2020年３月期（予想）期末配当金の内訳 普通配当 16円00銭 記念配当 ２円00銭
３．2020年３月期の連結業績予想（2019年４月１日～2020年３月31日）
（％表示は、対前期増減率）
親会社株主に帰属 １株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円 銭
通期 86,000 8.0 6,000 △3.9 5,800 △2.8 4,800 14.7 102.33
（注）直近に公表されている業績予想からの修正の有無：無
※ 注記事項
（１）当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動）：無
新規 －社 （社名）、除外 －社 （社名）
（２）四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用：無
（３）会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ：無
② ①以外の会計方針の変更 ：無
③ 会計上の見積りの変更 ：無
④ 修正再表示 ：無
（４）発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む） 2020年３月期３Ｑ 46,951,260株 2019年３月期 46,951,260株
② 期末自己株式数 2020年３月期３Ｑ 45,572株 2019年３月期 45,432株
③ 期中平均株式数（四半期累計） 2020年３月期３Ｑ 46,905,731株 2019年３月期３Ｑ 46,905,828株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意
事項等については、添付資料の５ページ「１. 当四半期決算に関する定性的情報（３）連結業績予想などの将来予測情
報に関する説明」をご覧ください。
株式会社日神グループホールディングス（8881）2020年３月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
１．当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… ２
（１）経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… ２
（２）財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… ５
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… ５
２．四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… ６
（１）四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… ６
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… ８
四半期連結損益計算書
第３四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… ８
四半期連結包括利益計算書
第３四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… ９
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 10
（継続企業の前提に関する注記） ………………………………………………………………………………… 10
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記） ………………………………………………………… 10
（四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用） ……………………………………………………… 10
（会計方針の変更） ………………………………………………………………………………………………… 10
（会計上の見積りの変更） ………………………………………………………………………………………… 10
（修正再表示） ……………………………………………………………………………………………………… 10
（セグメント情報等） ……………………………………………………………………………………………… 11
（重要な後発事象） ………………………………………………………………………………………………… 12
- 1 -
株式会社日神グループホールディングス（8881）2020年３月期 第3四半期決算短信
１．当四半期決算に関する定性的情報
（１）経営成績に関する説明
当第３四半期連結累計期間の我が国経済は、10月に消費税率の引き上げがありましたが、企業収益の改善や雇
用環境の安定を背景に引き続き緩やかな回復傾向にあります。しかし、米国と中国の貿易摩擦の長期化や日韓関係
の悪化など、海外経済の影響により、先行きが不透明な状態が続いております。
不動産業界では、マンション分譲市場において建設費の高騰により販売価格が高止まりしており、また、建設
市場においては、公共事業・民間の設備投資ともに堅調な需要に支えられているものの、受注環境に鈍化の兆しが
見られ、建設費・人件費も高騰しております。
このように、当社グループを取り巻く環境は厳しいものとなっております。こうした中、当社グループの当第
３四半期累計期間の経営成績は、売上高が54,836百万円（前年同期比15.7％増）、売上総利益は8,275百万円（前
年同期比7.4％増）、営業利益は3,193百万円（前年同期比19.5％増）、経常利益は2,914百万円（前年同期比
18.5％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,583百万円（前年同期比51.3％増）の増益となりました。
報告セグメントにて区分した場合の売上高及びセグメント損益は以下のとおりです。
なお、第２四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較について
は、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。
① 不動産事業
新築マンション分譲は、ほぼ前年同期と同水準で推移し、売上高は14,618百万円（前年同期比3.2％増）とな
りました。また、販売費及び一般管理費が増加したことから、セグメント利益は306百万円（前年同期比7.8％
減）となりました。
（不動産事業セグメントにおける営業状況）
ア．分譲戸数の推移
2018年３月期 2019年３月期
2019年４月以降
（2017年４月～2018年３月） （2018年４月～2019年３月）
期間
４～６ ７～９ 10～12 １～３ ４～６ ７～９ 10～12 １～３ ４～６ ７～９ 10～12
（月）
戸数
100 157 68 202 61 138 51 321 71 224 56
（戸）
イ．完成在庫の推移
2019年３月期
2019年４月以降
2016年 2017年 2018年 （2018年４月～2019年３月）
３月末 ３月末 ３月末
６月末 ９月末 12月末 ３月末 ６月末 ９月末 12月末
パレス
266 166 66 73 57 35 89 65 70 59
テージ（戸）
デュオス
54 49 23 11 24 68 32 41 130 89
テージ（戸）
その他 8 6 14 8 6 5 4 1 2 0
合計 328 221 103 92 87 108 125 107 202 148
ウ．未完成在庫（事業支出金）
2019年３月期
2019年４月以降
2016年 2017年 2018年 （2018年４月～2019年３月）
３月末 ３月末 ３月末
６月末 ９月末 12月末 ３月末 ６月末 ９月末 12月末
事業支出金
12,446 10,600 14,977 17,930 17,023 18,657 13,981 15,210 10,058 13,201
（百万円）
（注）１ 事業支出金は主に土地代及び建築代金の一部です。
２ 2019年12月末に計上している事業支出金にかかる物件の販売計画は、売上高約39,000百万円です。
３ 2019年３月期12月末より、日神不動産販売株式会社（現会社名 日神不動産株式会社）の事業支出金を含めた
金額を記載しています。
４ 上記の金額には、消費税等は含まれていません。
- 2 -
株式会社日神グループホールディングス（8881）2020年３月期 第3四半期決算短信
エ．契約状況
前第３四半期累計期間 当第３四半期累計期間
（自 2018年４月１日 （自 2019年４月１日
至 2018年12月31日） 至 2019年12月31日）
期中契約高 期末契約残高 期中契約高 期末契約残高
戸数 戸数 戸数 戸数
金額（千円） 金額（千円） 金額（千円） 金額（千円）
（戸） （戸） （戸） （戸）
分譲マンション 361 13,817,774 216 8,571,391 467 15,035,763 158 5,367,763
（注）上記の金額には、消費税等は含まれていません。
オ．営業収入の内訳
前第３四半期累計期間 当第３四半期累計期間
（自 2018年４月１日 （自 2019年４月１日
区分 至 2018年12月31日） 至 2019年12月31日）
金額（千円） 金額（千円）
不動産販売事業 12,035,476 13,608,599
不動産賃貸事業 247,055 260,847
その他附帯事業 410,208 △6,026
合計 12,692,740 13,863,420
（注）上記の金額には、消費税等は含まれていません。
カ．不動産販売事業の状況
前第３四半期累計期間 当第３四半期累計期間
（自 2018年４月１日 （自 2019年４月１日
区分 至 2018年12月31日） 至 2019年12月31日）
金額（千円） 金額（千円）
マンション 9,642,281 11,172,061
不動産証券化事業 2,216,300 2,349,500
その他 176,894 87,038
合計 12,035,476 13,608,599
（注）上記の金額には、消費税等は含まれていません。
- 3 -
株式会社日神グループホールディングス（8881）2020年３月期 第3四半期決算短信
キ．マンション販売の状況
（ａ）地域別販売状況
前第３四半期累計期間 当第３四半期累計期間
（自 2018年４月１日 （自 2019年４月１日
至 2018年12月31日） 至 2019年12月31日）
地域名 戸数（戸） 金額（千円） 構成比（％） 戸数（戸） 金額（千円） 構成比（％）
東京都 143 5,191,141 53.8 250 8,077,473 72.3
神奈川県 103 4,377,361 45.4 89 2,678,063 24.0
埼玉県 4 73,779 0.8 12 416,525 3.7
合計 250 9,642,281 100.0 351 11,172,061 100.0
（注）上記の金額には、消費税等は含まれていません。
（ｂ）ブランド別販売状況
前第３四半期累計期間 当第３四半期累計期間
（自 2018年４月１日 （自 2019年４月１日
至 2018年12月31日） 至 2019年12月31日）
ブランド名 戸数（戸） 金額（千円） 構成比（％） 戸数（戸） 金額（千円） 構成比（％）
パレステージ 167 7,029,671 72.9 59 2,159,164 19.3
デュオステージ 64 2,213,279 23.0 280 8,729,478 78.1
中古 19 399,331 4.1 12 283,419 2.5
合計 250 9,642,281 100.0 351 11,172,061 100.0
（注）上記の金額には、消費税等は含まれていません。
② 建設事業
売上高は34,205百万円（前年同期比15.0％増）となり、セグメント利益は2,204百万円（前年同期比9.8％増）
となりました。
建設事業の受注状況
前第３四半期累計期間 当第３四半期累計期間
（自 2018年４月１日 （自 2019年４月１日
セグメントの名称 至 2018年12月31日） 至 2019年12月31日）
期末受注残高（千円） 期末受注残高（千円）
建設事業
（土木工事） 911,061 613,617
（建築工事） 41,484,883 36,668,137
合計 42,395,944 37,281,754
（注）１ 他に当社グループ向け工事受注残高が前第３四半期6,136,100千円、当第３四半期3,753,600千円あります。
２ 上記の金額には、消費税等は含まれていません。
- 4 -
株式会社日神グループホールディングス（8881）2020年３月期 第3四半期決算短信
③ 不動産管理事業
不動産管理事業は、マンション共用部分の管理、ビル管理、賃貸物件の管理受託、これら管理業務に伴うリフ
ォームや大規模修繕等の工事及び賃貸物件の販売を行っております。
賃貸物件の販売が増加したため、売上高は7,990百万円（前年同期比32.7％増）、セグメント利益は810百万円
（前年同期比43.2％増）となりました。
④ その他
当社が所有していた株式会社平川カントリークラブの株式の全てを譲渡したことに伴い、第１四半期末日をみ
なし譲渡日として同社を連結の範囲から除外し、第２四半期連結会計期間より「ゴルフ場事業セグメント」を廃
止しております。そのため、同セグメントの第１四半期連結会計期間までの数値を「その他」に含めておりま
す。
米国のゴルフ場はゴルフ場資産を全て一括して賃貸しております。なお、フォレスト オークス カントリー
クラブ，INC．は、第２四半期連結会計期間において清算結了しているため、米国ゴルフ場はハンターズ クリ
ーク ゴルフ コース，INC．１社のみとなっております。
日神ファイナンス株式会社は、少額の新規貸付を若干行っておりますが、縮小均衡を目指しております。
売上高は250百万円（前年同期比57.9％減）、セグメント損失は58百万円（前年同期102百万円の損失）となり
ました。
（２）財政状態に関する説明
当第３四半期連結会計期間末の財政状態は次のとおりです。
① 資産
前連結会計年度末より2,544百万円減少し、101,164百万円（前年度末比2.5％減）となりました。
この主な原因は、現金及び預金の減少10,039百万円、受取手形・完成工事未収入金等の増加3,234百万円、販
売用不動産の増加5,698百万円、不動産事業支出金の減少1,512百万円であります。
② 負債
前連結会計年度末より4,721百万円減少し、43,606百万円（前年度末比9.8％減）となりました。
この主な原因は、支払手形・工事未払金等の減少4,346百万円、電子記録債務の増加2,551百万円、短期借入金
の減少1,470百万円であります。
③ 純資産
前連結会計年度末より2,177百万円増加し、57,557百万円（前年度末比3.9％増）となりました。
この主な原因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による増加2,583百万円、剰余金の配当による減
少750百万円及び為替換算調整勘定の取崩しによる増加303百万円によるものであります。
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年５月10日公表の決算短信に記載した数値から変更はありません。
- 5 -
株式会社日神グループホールディングス（8881）2020年３月期 第3四半期決算短信
２．四半期連結財務諸表及び主な注記
（１）四半期連結貸借対照表
（単位：千円）
前連結会計年度 当第３四半期連結会計期間
(2019年３月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 46,381,631 36,341,873
受取手形・完成工事未収入金等 10,753,091 13,987,613
電子記録債権 7,000 349,460
販売用不動産 5,864,881 11,563,460
不動産事業支出金 22,229,648 20,717,534
未成工事支出金 73,405 64,831
商品 11,442 4,478
短期貸付金 170,990 265,180
未収入金 543,464 883,008
その他 835,259 1,184,334
貸倒引当金 △70,015 △77,265
流動資産合計 86,800,798 85,284,511
固定資産
有形固定資産 11,625,562 11,148,678
無形固定資産 110,102 104,827
投資その他の資産 5,171,952 4,626,277
固定資産合計 16,907,616 15,879,783
資産合計 103,708,415 101,164,295
負債の部
流動負債
支払手形・工事未払金等 10,040,342 5,693,956
電子記録債務 1,058,350 3,609,910
短期借入金 13,686,490 12,215,976
1年内償還予定の社債 128,000 78,000
未払法人税等 1,299,426 94,195
引当金
賞与引当金 411,661 194,210
完成工事補償引当金 157,922 204,096
工事損失引当金 － 59,173
その他 3,144,766 3,723,728
流動負債合計 29,926,959 25,873,247
固定負債
社債 1,406,000 532,000
長期借入金 13,680,164 15,040,790
引当金
役員退職慰労引当金 374,180 344,270
債務保証損失引当金 200,555 59,230
退職給付に係る負債 1,542,583 1,450,415
その他 1,197,782 306,526
固定負債合計 18,401,265 17,733,232
負債合計 48,328,225 43,606,479
- 6 -
株式会社日神グループホールディングス（8881）2020年３月期 第3四半期決算短信
（単位：千円）
前連結会計年度 当第３四半期連結会計期間
(2019年３月31日) (2019年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 10,111,411 10,111,411
資本剰余金 427,432 427,432
利益剰余金 44,844,941 46,750,757
自己株式 △25,306 △25,372
株主資本合計 55,358,479 57,264,229
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 219,716 212,883
為替換算調整勘定 △352,455 △48,898
退職給付に係る調整累計額 28,862 7,215
その他の包括利益累計額合計 △103,877 171,200
非支配株主持分 125,587 122,384
純資産合計 55,380,189 57,557,815
負債純資産合計 103,708,415 101,164,295
- 7 -
株式会社日神グループホールディングス（8881）2020年３月期 第3四半期決算短信
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
（四半期連結損益計算書）
（第３四半期連結累計期間）
（単位：千円）
前第３四半期連結累計期間 当第３四半期連結累計期間
(自 2018年４月１日 (自 2019年４月１日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 47,414,442 54,836,401
売上原価 39,708,832 46,560,709
売上総利益 7,705,609 8,275,691
販売費及び一般管理費 5,033,721 5,081,749
営業利益 2,671,887 3,193,942
営業外収益
受取利息 3,920 10,841
受取配当金 10,486 12,372
受取手数料 60,650 20,500
貸倒引当金戻入額 6,889 4,702
債務保証損失引当金戻入額 3,237 －
保険返戻金 26,422 8,125
その他 44,583 71,474
営業外収益合計 156,190 128,016
営業外費用
支払利息 301,887 273,817
支払手数料 34,775 77,751
その他 31,464 55,565
営業外費用合計 368,126 407,133
経常利益 2,459,951 2,914,825
特別利益
固定資産売却益 140,367 2,337
関係会社株式売却益 － 549,825
特別利益合計 140,367 552,162
特別損失
固定資産売却損 6,167 172,284
固定資産除却損 395 －
関係会社清算損 － 196,422
特別損失合計 6,562 368,706
税金等調整前四半期純利益 2,593,756 3,098,281
法人税、住民税及び事業税 832,447 403,932
法人税等調整額 48,471 116,713
法人税等合計 880,918 520,646
四半期純利益 1,712,837 2,577,635
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
5,233 △5,618
に帰属する四半期純損失（△）
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,707,604 2,583,253
- 8 -
株式会社日神グループホールディングス（8881）2020年３月期 第3四半期決算短信
（四半期連結包括利益計算書）
（第３四半期連結累計期間）
（単位：千円）
前第３四半期連結累計期間 当第３四半期連結累計期間
(自 2018年４月１日 (自 2019年４月１日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 1,712,837 2,577,635
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 83,492 △6,816
為替換算調整勘定 46,091 303,557
退職給付に係る調整額 9,491 △21,646
その他の包括利益合計 139,075 275,094
四半期包括利益 1,851,912 2,852,729
（内訳）
親会社株主に係る四半期包括利益 1,846,409 2,858,331
非支配株主に係る四半期包括利益 5,503 △5,601
- 9 -
株式会社日神グループホールディングス（8881）2020年３月期 第3四半期決算短信
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項
（継続企業の前提に関する注記）
該当事項はありません。
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記）
該当事項はありません。
（四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用）
該当事項はありません。
（会計方針の変更）
該当事項はありません。
（会計上の見積りの変更）
該当事項はありません。
（修正再表示）
該当事項はありません。
- 10 -
株式会社日神グループホールディングス（8881）2020年３月期 第3四半期決算短信
（セグメント情報等）
Ⅰ 前第３四半期連結累計期間（自 2018年４月１日 至 2018年12月31日）
１．報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
（単位：千円）
報告セグメント
その他
合計
不動産管理 （注）
不動産事業 建設事業 計
事業
売上高
外部顧客に対する
14,062,043 26,817,062 5,961,121 46,840,228 574,213 47,414,442
売上高
セグメント間の内部売
96,338 2,932,152 60,537 3,089,028 21,824 3,110,853
上高又は振替高
計 14,158,382 29,749,215 6,021,659 49,929,257 596,038 50,525,295
セグメント利益又は損失
331,987 2,008,184 566,471 2,906,643 △102,602 2,804,041
（△）
（注） 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ゴルフ場事業、賃貸ゴルフ場事業及
び信用保証業を含んでおります。
２．報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の
主な内容（差異調整に関する事項）
（単位：千円）
利益 金額
報告セグメント計 2,906,643
「その他」の区分の損失（△） △102,602
セグメント間取引消去 △132,153
四半期連結損益計算書の営業利益 2,671,887
３．報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
- 11 -
株式会社日神グループホールディングス（8881）2020年３月期 第3四半期決算短信
Ⅱ 当第３四半期連結累計期間（自 2019年４月１日 至 2019年12月31日）
１．報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
（単位：千円）
報告セグメント
その他
合計
不動産管理 （注）
不動産事業 建設事業 計
事業
売上高
外部顧客に対する
14,533,502 32,146,790 7,934,955 54,615,249 221,152 54,836,401
売上高
セグメント間の内部売
84,698 2,058,360 55,783 2,198,843 29,565 2,228,408
上高又は振替高
計 14,618,201 34,205,151 7,990,739 56,814,092 250,717 57,064,809
セグメント利益又は損失
306,159 2,204,404 810,985 3,321,549 △58,627 3,262,921
（△）
（注） 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ゴルフ場事業、賃貸ゴルフ場事業及
び信用保証業を含んでおります。
２．報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の
主な内容（差異調整に関する事項）
（単位：千円）
利益 金額
報告セグメント計 3,321,549
「その他」の区分の損失（△） △58,627
セグメント間取引消去 △68,979
四半期連結損益計算書の営業利益 3,193,942
３．報告セグメントの変更等に関する事項
（報告セグメントの廃止）
「ゴルフ場事業」につきましては、第２四半期連結会計期間において、同事業を実質的に単独で営んで
いた株式会社平川カントリークラブの当社保有株式を全て譲渡し、連結の範囲から除外したため、当該セ
グメントを廃止しております。そのため、同セグメントの第１四半期連結会計期間までの数値を「その
他」に含めております。その結果、「その他」の区分はゴルフ場事業、賃貸ゴルフ場事業、信用保証業を
含んでおります。
なお、前第３四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の報告セグメントの区分に基づ
き作成したものを開示しております。
４．報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
（重要な後発事象）
（会社分割による持株会社体制への移行）
当社は、2019年６月26日開催の第45回定時株主総会の承認を経て、2020年１月１日付で当社を分割会社、当社
100％子会社である１社を承継会社とする吸収分割を実施し、持株会社体制へ移行いたしました。
また、同日付で株式会社日神グループホールディングスに商号を変更しております。
１．持株会社体制への移行の目的
当社グループの属する不動産・建設業界においては、人員不足や建設コストの高騰、少子高齢化・人口減少
の進展に伴うマンション新規分譲事業の市場縮小等により、厳しい経営環境が予想されています。
このような状況において、今後、当社が「総合不動産・建設業」として更にグループを発展させていくため
には、各事業の連携をより進めていくと同時に、各事業が独自に成長戦略を描き、事業を強化・拡大していくこ
とが必要です。
- 12 -
株式会社日神グループホールディングス（8881）2020年３月期 第3四半期決算短信
そのためには、グループの組織再編により、経営管理機能と事業執行機能を分離し、それぞれの機能に特化
した体制構築と、権限と責任の明確化により経営のスピードを更に引き上げることで、グループ経営体制を強化
することが必要であり、純粋持株会社体制へ移行する方針を決定いたしました。その具体的な内容は次のとおり
であります。
（１）グループ経営戦略推進機能の強化
持株会社はグループ全体のマネジメントに特化し、中長期的な事業領域の拡大と事業の強化に向けたグルー
プ経営戦略を立案、推進することにより、グループ全体の企業価値を最大化することを目指します。
（２）権限と責任の明確化による意思決定の迅速化
グループ経営管理と業務執行を分離することにより、事業会社は各事業の遂行に専念し、自律的な成長を目
指します。また、業務執行部門である各事業会社においても、権限と責任を明確化し、意思決定の迅速化による
競争力の強化を図ります。
（３）グループ一体となったサービス提供体制の強化
各事業会社の経営資源を持株会社に集め、マンション用地の仕入、企画から建設、販売、物件完成後の管理
に加え、物件売却時の仲介や賃貸募集、リノベーション提案などグループで一貫したサービスを高品質で提供す
る体制を構築します。
（４）人材育成
持株会社がグループ横断的な人事戦略を立案・遂行することにより、新たな領域や事業にチャレンジし続け
る人材や、グループの総合力を向上させるための次世代の経営人材を育成していきます。
２．本件会社分割の要旨
（１）本件会社分割の日程
承継会社の設立 2018年８月２日
吸収分割契約承認取締役会 2019年５月10日
吸収分割契約締結 2019年５月10日
吸収分割契約承認株主総会 2019年６月26日
吸収分割効力発生日 2020年１月１日
（２）吸収分割の方式
吸収分割の方法により、当社の分譲マンションの企画・販売及びこれに関連する事業（以下、「本件対象事
業」といいます。）を承継会社に承継いたします。
（３）株式の割当て
① 割当株式数
本件会社分割に際し、承継会社は普通株式18,400株を発行し、その総数を当社に対して割当て交付いたしま
す。
② 割当株式数の算定根拠
承継会社は当社の完全子会社であり、かつ本件会社分割は物的分割であることから、割当てられる株式数に
拘らず当社の純資産の額に変動はありません。このため当社内で協議・検討し、割当株式数を決定いたしま
した。
③ 第三者機関による算定結果、算定方法及び算定根拠
当社は承継会社の完全親会社であるため、第三者機関へ割当株式数に関する意見を求めておりません。
（４）当社の新株予約権及び新株予約権付社債に関する取扱い
該当事項はありません。
（５）本件会社分割により増減する資本金
本件会社分割による当社の資本金の増減はありません。
（６）承継会社が承継する権利義務
- 13 -
株式会社日神グループホールディングス（8881）2020年３月期 第3四半期決算短信
承継会社は、効力発生日において、本件対象事業に関する資産、債務、雇用契約その他の権利義務を吸収分割
契約書に定める範囲において当社から承継いたします。なお、当社から承継会社に対する債務の承継は、重畳的
債務引受の方法によります。
（７）債務履行の見込
本件会社分割において、当社に残存する資産の額と承継会社に承継する資産の額はともに当社に残存する負債
の額及び承継会社に承継する負債の額をそれぞれ上回っており、収益状況においても負担すべき債務の履行に支
障を及ぼす事態が予想されていないことから、債務履行の見込みは十分に確保されていると判断いたします。
３．本件会社分割後の当事会社の状況
分割会社 承継会社
(1)商号 株式会社日神グループホールディング 日神不動産株式会社
ス （英文表記 NISSHIN FUDOSAN
（英文表記 NISSHIN GROUP HOLDINGS Company，Limited）
Company，Limited） （2020年１月１日をもって上記商号・
（2020年１月１日をもって上記商号・ 名称に変更）
名称に変更）
(2)主な事業内容 持株会社として事業子会社の支配・管 分譲マンションの企画・販売及びこれ
理のほか、企業経営に関する助言・指 に関連する事業
導
(3)本店所在地 東京都新宿区新宿五丁目８番１号 東京都新宿区新宿五丁目８番１号
(4)代表者 代表取締役社長 堤 幸芳 代表取締役社長 坂入 尚
(5)資本金の額 10,111百万円 1,000百万円
(6)事業年度の末日 ３月31日 ３月31日
４．分割する事業部門の概要
（１）分割する事業部門の事業内容
分譲マンションの企画・販売及びこれに関連する事業
（２）分割する事業部門の2019年３月期における経営成績
（単位：百万円）
分割事業部門（a） 当社（分割前）（b） 比率（a/b）
売上高 26,099 26,431 98.7％
５．実施した会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」（企業会計基準第21号 2019年１月16日）および「企業結合会計基準及び事業
分離等会計基準に関する適用指針」（企業会計基準適用指針第10号 2019年１月16日）に基づき、共通支配下の
取引として処理しております。
- 14 -