8806 ダイビル 2019-07-31 14:00:00
2020年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年7月31日
上場会社名 ダイビル株式会社 上場取引所 東
コード番号 8806 URL http://www.daibiru.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長執行役員 (氏名) 園部 俊行
問合せ先責任者 (役職名) 財務・経理部長 (氏名) 関口 健一 TEL 06-6441-1933
四半期報告書提出予定日 2019年8月9日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 10,490 5.4 3,063 9.3 3,128 4.3 2,119 2.1
2019年3月期第1四半期 9,953 △0.5 2,801 △11.6 3,000 △2.7 2,075 △1.6
(注)包括利益 2020年3月期第1四半期 2,243百万円 (29.0%) 2019年3月期第1四半期 1,739百万円 (△25.4%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第1四半期 18.17 ―
2019年3月期第1四半期 17.79 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第1四半期 363,522 156,732 42.6
2019年3月期 364,754 155,728 42.2
(参考)自己資本 2020年3月期第1四半期 154,894百万円 2019年3月期 153,925百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 9.50 ― 10.50 20.00
2020年3月期 ―
2020年3月期(予想) 10.50 ― 10.50 21.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 42,000 3.4 11,000 6.5 10,500 5.5 7,200 3.0 61.74
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 116,851,049 株 2019年3月期 116,851,049 株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 224,413 株 2019年3月期 224,413 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 116,626,636 株 2019年3月期1Q 116,626,972 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の
業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項については、添付資料2
ページ「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
ダイビル㈱(8806)2020年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
(1)経営成績に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
(2)財政状態に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
(1)四半期連結貸借対照表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書・・・・・・・・・・・・・ 5
四半期連結損益計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
四半期連結包括利益計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
(継続企業の前提に関する注記)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
・・・・・・・・・・・・・・ 7
(セグメント情報等)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
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ダイビル㈱(8806)2020年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益は高い水準で底堅く推移し、雇用・所得情勢も
改善、景気は緩やかな回復基調となりましたが、一方、人手不足感は高い水準にあり、通商問題の動向が世界
経済に与える影響や中国経済の先行き、金融資本市場の変動が懸念されるなど、景気の先行きは不透明な状況
となっております。
オフィスビル業界におきましては、東京・大阪各ビジネス地区では低水準の空室率が続き、また、賃料水準
もなだらかな上昇傾向が継続するなど、堅調な状況が続きました。
こうした状況の下で、当社グループは積極的な営業活動を展開する一方、競合ビルとの差別化を目指し、ビ
ル管理品質向上活動を推進するなど「ダイビルならでは」のテナントサービスを提供し、高水準の入居状況を
維持すると共に賃料水準の引き上げも行い、営業収益の拡大に努めました。
当第1四半期連結累計期間の業績は、営業収益は 10,490 百万円と前年同四半期に比べ 536 百万円(5.4%)
の増収、営業利益は 3,063 百万円と 261 百万円(9.3%)の増益となりました。
営業外損益では、持分法による投資利益の計上はありませんでしたが、金融収支の改善、為替差損の減少に
より、経常利益は 3,128 百万円と 128 百万円(4.3%)の増益となりました。
特別損益につきましては、当第1四半期連結累計期間は特別損失として建替関連損失及び固定資産除却損を
85 百万円計上しました。なお、前年同四半期は特別損益の計上はありませんでした。
この結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は 2,119 百万円と 44 百万円(2.1%)の増益となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
①土地建物賃貸事業
連結売上高の 75.6%を占める当セグメントでは、既存ビルの稼働状況の向上、及び新規取得ビル「日本橋三
丁目ビル」による収益寄与等により、営業収益は 7,930 百万円と 368 百万円(4.9%)の増収となりました。ま
た、修繕費の増加及び新規取得ビルにかかる不動産取得税等の一時費用の発生等により営業費用は増加しまし
たが、営業利益は 3,267 百万円と 230 百万円(7.6%)の増益となりました。
②ビル管理事業
連結売上高の 21.9%を占める当セグメントでは、新規受託物件の受注等により、営業収益は 2,296 百万円と
16 百万円(0.7%)の増収となり、営業利益は 172 百万円と 19 百万円(12.6%)の増益となりました。
③その他
連結売上高の 2.5%を占める当セグメントでは、工事請負高が増加したこと等により、営業収益は 263 百万
円と 151 百万円(135.0%)の増収となり、営業利益は 50 百万円と 0 百万円(0.9%)の増益となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて 1,232 百万円減少し、363,522
百万円となりました。流動資産は、前連結会計年度末に比べて 5,718 百万円減少し、12,239 百万円になりまし
た。これは主として、現金及び預金が減少したこと等によるものであります。固定資産は、前連結会計年度末
に比べ 4,486 百万円増加し、351,282 百万円になりました。これは主として、新規取得ビルの土地の増加等に
よるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて 2,235 百万円減少し、206,790 百
万円となりました。流動負債は、前連結会計年度末に比べ 13,315 百万円増加し、34,398 百万円になりました。
これは主として、1 年内償還予定の社債の増加と未払法人税等の減少等により、差引で増加したことによるも
のであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べて 15,551 百万円減少し、172,391 百万円になりました。
これは主として、社債及び長期借入金が減少したこと等によるものであります。なお、有利子負債の合計額は、
前連結会計年度末に比べて 1,212 百万円減少し、152,200 百万円となりました。
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて 1,003 百万円増加し、156,732
百万円となりました。これは主として、利益剰余金及びその他有価証券評価差額金が増加したこと等によるも
のであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019 年4月 26 日公表の数値を修正しておりません。
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ダイビル㈱(8806)2020年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 15,765 10,121
営業未収入金 1,079 1,014
たな卸資産 52 48
その他 1,072 1,064
貸倒引当金 △11 △10
流動資産合計 17,958 12,239
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 103,558 103,152
土地 159,559 165,144
信託土地 31,231 31,231
建設仮勘定 12,118 11,418
その他(純額) 340 311
有形固定資産合計 306,809 311,258
無形固定資産
のれん 1,698 1,660
その他 11,823 11,647
無形固定資産合計 13,522 13,308
投資その他の資産
投資有価証券 24,124 24,312
繰延税金資産 267 284
その他 2,088 2,134
貸倒引当金 △15 △15
投資その他の資産合計 26,464 26,715
固定資産合計 346,796 351,282
資産合計 364,754 363,522
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ダイビル㈱(8806)2020年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
負債の部
流動負債
1年内返済予定の長期借入金 3,680 3,360
1年内償還予定の社債 10,000 25,000
未払法人税等 2,021 884
役員賞与引当金 63 -
その他 5,317 5,154
流動負債合計 21,083 34,398
固定負債
社債 80,000 65,000
長期借入金 59,732 58,840
受入敷金保証金 24,802 25,064
繰延税金負債 8,103 8,257
再評価に係る繰延税金負債 13,439 13,439
役員退職慰労引当金 66 64
退職給付に係る負債 799 810
環境対策引当金 620 620
その他 379 293
固定負債合計 187,942 172,391
負債合計 209,025 206,790
純資産の部
株主資本
資本金 12,227 12,227
資本剰余金 13,852 13,852
利益剰余金 106,759 107,650
自己株式 △148 △148
株主資本合計 132,692 133,583
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 12,962 13,088
繰延ヘッジ損益 △7 △10
土地再評価差額金 6,779 6,779
為替換算調整勘定 1,498 1,453
その他の包括利益累計額合計 21,233 21,311
非支配株主持分 1,803 1,837
純資産合計 155,728 156,732
負債純資産合計 364,754 363,522
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ダイビル㈱(8806)2020年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
営業収益 9,953 10,490
営業原価 6,196 6,467
営業総利益 3,757 4,022
販売費及び一般管理費 955 958
営業利益 2,801 3,063
営業外収益
受取利息 10 17
受取配当金 348 373
持分法による投資利益 230 -
その他 9 4
営業外収益合計 597 395
営業外費用
支払利息 294 313
為替差損 99 12
その他 5 3
営業外費用合計 399 330
経常利益 3,000 3,128
特別損失
建替関連損失 - 82
固定資産除却損 - 2
特別損失合計 - 85
税金等調整前四半期純利益 3,000 3,043
法人税、住民税及び事業税 810 818
法人税等調整額 90 71
法人税等合計 901 889
四半期純利益 2,098 2,153
非支配株主に帰属する四半期純利益 23 34
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,075 2,119
5
ダイビル㈱(8806)2020年3月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期純利益 2,098 2,153
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 623 126
繰延ヘッジ損益 2 △2
為替換算調整勘定 △873 △34
持分法適用会社に対する持分相当額 △111 -
その他の包括利益合計 △359 89
四半期包括利益 1,739 2,243
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,715 2,209
非支配株主に係る四半期包括利益 23 34
6
ダイビル㈱(8806)2020年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2018 年4月1日 至 2018 年6月 30 日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結損益
その他 調整額
土地建物 ビル 合計 計算書計上額
計 (注1) (注2)
賃貸事業 管理事業 (注3)
売 上 高
外部顧客への売上高 7,561 2,280 9,841 112 9,953 - 9,953
セグメント間の内部
売上高又は振替高 26 568 595 - 595 △595 -
計 7,588 2,849 10,437 112 10,549 △595 9,953
セグメント利益 3,037 153 3,190 49 3,240 △438 2,801
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、工事請負、工事管理、不動産仲
介等を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額△438 百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用△440 百万円等であ
ります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない当社の本社人事総務部門等管理部門に係る費用であ
ります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2019 年4月1日 至 2019 年6月 30 日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結損益
その他 調整額
土地建物 ビル 合計 計算書計上額
計 (注1) (注2)
賃貸事業 管理事業 (注3)
売 上 高
外部顧客への売上高 7,930 2,296 10,226 263 10,490 - 10,490
セグメント間の内部
売上高又は振替高 29 582 611 - 611 △611 -
計 7,959 2,878 10,838 263 11,101 △611 10,490
セグメント利益 3,267 172 3,440 50 3,490 △426 3,063
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、工事請負、工事管理、不動産仲
介等を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額△426 百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用△428 百万円等であ
ります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない当社の本社人事総務部門等管理部門に係る費用であ
ります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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