8804 東建物 2019-03-08 15:00:00
公募ハイブリッド社債(劣後特約付社債)の発行条件決定に関するお知らせ [pdf]
2019 年 3 月 8 日
各 位
会 社 名 東 京 建 物 株 式 会 社
代表者名 代表取締役 社長執行役員 野村 均
コ ー ド 8804 東 証 第 1 部
問合せ先 広報CSR部長 後藤 芳朗
( TEL (03)3274-1984 )
公募ハイブリッド社債(劣後特約付社債)の発行条件決定に関するお知らせ
当社は、2019 年 2 月 5 日にお知らせいたしました公募形式によるハイブリッド社債(劣後特約
付社債)(以下、第 1 回債と第 2 回債を合わせて「本社債」といいます。)について、本日、下記
のとおり発行条件を決定いたしましたので、お知らせいたします。
なお、第 2 回債(以下、「本グリーンボンド」といいます。)については、グリーンファイナン
ス・フレームワークに基づいてグリーンボンドとして発行されるものであり、公募ハイブリッド
社債では国内初の事例となります。また、国内のグリーンボンドとしては過去最大の発行額とな
ります。
記
1.本社債の概要
第 1 回利払繰延条項・期限前償還条 第 2 回利払繰延条項・期限前償還条
項付無担保社債(劣後特約付) 項付無担保社債(劣後特約付)(グ
リーンボンド)
(1)発行価額の総額 300 億円 500 億円
(2)当初利率 年 1.66%(注 1) 年 2.15%(注 2)
(3)払込期日 2019 年 3 月 15 日
(4)償還期限 2056 年 3 月 15 日 2059 年 3 月 15 日
(5)期限前償還(注 3) 2026 年 3 月 15 日以降の各利払日に 2029 年 3 月 15 日以降の各利払日に
当社の裁量で期限前償還可能 当社の裁量で期限前償還可能
(6)利払日 毎年 3 月 15 日及び 9 月 15 日(銀行休業日の場合は支払は前銀行営業日)
(7)利息の任意停止 当社は、各利払日において、その裁量により、本社債の利息の全部又は一
部の支払を繰り延べることができる
(8)優先順位 本社債の弁済順序は当社の一般の債務に劣後し、普通株式に優先する
(9)募集の方法 日本国内における公募形式(主に機関投資家向け)
(10)取得格付 BBB(株式会社日本格付研究所)
(11)資本性 株式会社日本格付研究所:資本性「中・50%」
(12)引受証券会社 みずほ証券株式会社(事務主幹事) 大和証券株式会社(事務主幹事)
、 、
大和証券株式会社(共同主幹事)、 みずほ証券株式会社(共同主幹事)
、
SMBC日興証券株式会社(共同主 SMBC日興証券株式会社(共同主
幹事) 幹事)
(注 1) 2019 年 3 月 15 日の翌日から 2026 年 3 月 15 日までは固定利率、2026 年 3 月 15 日の翌日以降は変動
利率(2026 年 3 月 16 日に金利のステップアップが発生) 。
(注 2) 2019 年 3 月 15 日の翌日から 2029 年 3 月 15 日までは固定利率、2029 年 3 月 15 日の翌日以降は変動
利率(2029 年 3 月 16 日に金利のステップアップが発生) 。
(注 3) 当社は本社債を期限前償還する場合は、 株式会社日本格付研究所から本社債と同等以上の資本性が認定
される商品により、本社債を借り換えることを想定している。
ただし、以下をいずれも満たす場合には、同等以上の資本性が認定される商品による借り換えを見送る
可能性がある。
① 当社連結デット・エクイティ・レシオが 3.00 倍以下であること
② 当社連結自己資本の金額が、2018 年 12 月末対比、第 1 回債については 150 億円、第 2 回債につ
いては 250 億円以上増加していること
2.本グリーンボンドに関する事項
1)資金使途
本グリーンボンドにより調達された資金は、全額をグリーンファイナンス・フレームワーク
における適格クライテリアを満たすグリーンビルディング(*1)である「Hareza 池袋(
(仮
称)豊島プロジェクト)
」の取得・建設資金及び当該プロジェクトに係る資金のリファイナン
ス、並びに「中野セントラルパーク サウス」の取得・建設資金のリファイナンスに充当する
予定です。
詳細は、2019 年 2 月 5 日公表の下記プレスリリースを併せてご参照ください。
2019 年 2 月 5 日公表「公募ハイブリッド社債(劣後特約付社債)の発行に関するお知らせ」
https://pdf.irpocket.com/C8804/sCL4/BREa/Ki6s.pdf
2)グリーンボンドとしての適格性
グリーンボンドとしての適格性については、第三者評価として、株式会社日本格付研究所
(JCR)から、
「JCR グリーンボンド評価」
(*2)の最上位評価である「Green1」の本評価を
取得しております。
3)グリーンボンド・ストラクチャリング・エージェント(*3)
大和証券株式会社
(*1)グリーンビルディング
下記①~③の第三者認証機関の上位 2 つの認証/再認証のいずれかを取得済もしくは今後取得予定の物件
① DBJ Green Building 認証における 5 つ星または 4 つ星
② CASBEE 建築(新築)における S ランクまたは A ランク
③ BELS 認証における 5 つ星または 4 つ星
(*2)
「JCR グリーンボンド評価」
国際資本市場協会(ICMA)が作成したグリーンボンド原則及び環境省が策定したグリーンボンドガイド
ライン 2017 年版を受けたグリーンボンドに対する JCR による第三者評価をいいます。当該評価において
はグリーンボンドの調達資金の使途がグリーンプロジェクトに該当するかの評価である「グリーン性評
価」及び発行体の管理・運営体制及び透明性について評価する「管理・運営・透明性評価」が行われ、こ
れらの評価の総合評価として「JCR グリーンボンド評価」が決定されます。本グリーンボンドの「JCR
グリーンボンド評価」は、以下の JCR のホームページに掲載されています。
https://www.jcr.co.jp/greenfinance/
(*3)グリーンボンド・ストラクチャリング・エージェント
グリーンファイナンス・フレームワークの策定及びセカンドパーティ・オピニオン取得の助言等を通じ
て、グリーンボンドの発行を支援する者
3.本グリーンボンドへの投資表明投資家
本日時点において、本グリーンボンドへ投資を表明して頂いている投資家を掲載しておりま
す。
<投資表明投資家一覧>(50 音順)
・ アルプス中央信用金庫 ・ 館山信用金庫
・ 飯塚信用金庫 ・ 株式会社千葉興業銀行
・ 株式会社大垣共立銀行 ・ 朝銀西信用組合
・ 神奈川県信用農業協同組合連合会 ・ 土佐信用組合
・ 観音寺信用金庫 ・ 長崎三菱信用組合
・ 京都共済協同組合 ・ 名古屋青果物信用組合
・ 共立信用組合 ・ 株式会社日本政策投資銀行
・ 株式会社高知銀行 ・ 飯能信用金庫
・ 札幌中央信用組合 ・ 福智町
・ 三条信用金庫 ・ 福津市
・ 株式会社滋賀銀行 ・ 芙蓉総合リース株式会社
・ 一般財団法人住宅改良開発公社 ・ 三島信用金庫
・ 大和証券投資信託委託株式会社 ・ 三菱UFJ信託銀行株式会社
以 上
この文書は、当社の公募ハイブリッド社債(劣後特約付社債)の発行に関して一般に公表するための記者発表
文であり、一切の投資勧誘又はそれに類似する行為のために作成されたものではありません。また、この文書
は、米国1933年証券法(以下、米国証券法)上の米国における証券の募集行為ではありません。本社債は米国
証券法に基づき登録されておらず、また登録される予定もありません。米国証券法に基づいて登録を行うか又
は登録の免除を受ける場合を除き、米国における本社債の募集又は販売を行うことはできません。本件は、日
本における当社の社債の発行であり、本社債については、米国における証券の募集又は販売は行われません。