8795 T&DHD 2020-05-15 15:00:00
2020年3月期 決算補足資料(大同生命保険株式会社分) [pdf]
2020 年5月 15 日
各 位
会 社 名 株式会社T&Dホールディングス
代表者名 代表取締役社長 上原 弘久
(コード番号 8795 東証第一部)
2020年3月期 決算補足資料(大同生命保険株式会社分)
2020年5月15日
各 位
大同生命保険株式会社
代表取締役社長 工藤 稔
2020年3月期決算のお知らせ
T&D保険グループの、大同生命保険株式会社(社長 工藤 稔)の 2020 年 3 月期
(2019 年 4 月 1 日~2020 年 3 月 31 日)決算をお知らせいたします。
<目次>
1.主要業績 ……………… 1頁
2.保障機能別保有契約高 ……………… 3頁
3.契約者配当 ……………… 5頁
4.一般勘定資産の運用状況 ……………… 9頁
5.貸借対照表 ……………… 24頁
6.損益計算書 ……………… 39頁
7.経常利益等の明細(基礎利益) ……………… 42頁
8.株主資本等変動計算書 ……………… 45頁
9.債務者区分による債権の状況 ……………… 48頁
10.リスク管理債権の状況 ……………… 48頁
11.ソルベンシー・マージン比率 ……………… 50頁
12.実質純資産 ……………… 50頁
13.特別勘定の状況 ……………… 51頁
14.保険会社及びその子会社等の状況 ……………… 56頁
※80 頁以降に「2020 年 3 月期決算補足資料」を添付しております。
※本資料において、百分率は、表示未満を四捨五入しております。この端数処理により、各百分率の合計が 100%になら
ないことがあります。
以 上
【お問合せ先】 広報課 TEL.03-3272-6206
1.主要業績
(1)保有契約高及び新契約高
①保有契約高 (単位:千件、億円、%)
前事業年度末 当事業年度末
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
区 分
件 数 金 額 件 数 金 額
前年度末比 前年度末比 前年度末比 前年度末比
個人保険 1,885 102.1 369,220 101.4 1,928 102.3 362,379 98.1
うち個人定期保険 1,192 100.0 353,055 101.7 1,175 98.6 346,888 98.3
個人年金保険 162 98.2 12,090 96.5 159 97.6 11,675 96.6
小計 2,047 101.8 381,311 101.2 2,087 101.9 374,055 98.1
団体保険 ― ― 63,942 96.9 ― ― 64,070 100.2
団体年金保険 ― ― 6,897 96.9 ― ― 6,676 96.8
(注)1.個人年金保険は、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものです。
2.団体年金保険は、責任準備金の金額です。
3.定期保険と並んで主力商品である「Jタイプ(無配当重大疾病保障保険)」、「Tタイプ(無配当就業障がい保障保険)」および
「介護リリーフα(無配当終身介護保障保険)」等は、普通死亡の保障がないため、上表の保有契約高には計上していません。
(参考)
「Jタイプ」は重大疾病保険金額、「Tタイプ」は就業障がい保険金額、「介護リリーフα」等は介護保険金額を計上した金額
(単位:千件、億円、%)
前事業年度末 当事業年度末
区 分 (2019年3月31日) (2020年3月31日)
件 数 金 額 件 数 金 額
前年度末比 前年度末比 前年度末比 前年度末比
個人保険・個人年金保険の小計 2,047 101.8 471,460 110.1 2,087 101.9 469,472 99.6
②新契約高 (単位:千件、億円、%)
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
区 分 件 数 金 額
前年度比 前年度比 新契約 転換による純増加
個人保険 205 110.8 41,592 139.9 41,637 △ 45
うち個人定期保険 119 125.5 41,286 140.2 41,336 △ 50
個人年金保険 2 60.4 111 47.8 111 ―
小計 207 109.8 41,704 139.2 41,749 △ 45
団体保険 ― ― 179 340.1 179
団体年金保険 ― ― ― ― ―
(単位:千件、億円、%)
当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
区 分 件 数 金 額
前年度比 前年度比 新契約 転換による純増加
個人保険 200 97.6 24,907 59.9 24,935 △ 28
うち個人定期保険 89 75.1 24,600 59.6 24,634 △ 34
個人年金保険 2 93.8 111 99.9 111 △ 0
小計 202 97.6 25,018 60.0 25,046 △ 28
団体保険 ― ― 22 12.3 22
団体年金保険 ― ― ― ― ―
(注)1.新契約の件数は、新契約に転換後契約を加えた数値です。
2.個人年金保険の新契約・転換による純増加の金額は、年金支払開始時における年金原資です。
3.団体年金保険の新契約の金額は、第1回収入保険料です。
4.「Jタイプ」、「Tタイプ」および「介護リリーフα」等は、普通死亡の保障がないため、上表の新契約高には計上していません。
(参考)
「Jタイプ」は重大疾病保険金額、「Tタイプ」は就業障がい保険金額、「介護リリーフα」等は介護保険金額を計上した金額
(単位:千件、億円、%)
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
区 分 件 数 金 額
前年度比 前年度比 新契約 転換による純増加
個人保険・個人年金保険の小計 207 109.8 84,748 162.0 84,793 △ 45
(単位:千件、億円、%)
当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
区 分 件 数 金 額
前年度比 前年度比 新契約 転換による純増加
個人保険・個人年金保険の小計 202 97.6 37,244 43.9 37,272 △ 28
(2)年換算保険料
①保有契約 (単位:百万円、%)
前事業年度末 当事業年度末
区 分
(2019年3月31日) 前年度末比 (2020年3月31日) 前年度末比
個人保険 755,596 106.8 741,156 98.1
個人年金保険 64,755 100.7 65,419 101.0
合計 820,351 106.3 806,576 98.3
うち医療保障・
137,677 132.8 141,490 102.8
生前給付保障等
-1- 大同生命保険株式会社
②新契約 (単位:百万円、%)
前事業年度 当事業年度
区 分 自 2018年4月1日 自 2019年4月1日
前年度比 前年度比
至 2019年3月31日 至 2020年3月31日
個人保険 108,174 139.7 46,217 42.7
個人年金保険 495 52.0 504 101.9
合計 108,670 138.6 46,722 43.0
うち医療保障・
42,353 170.3 14,587 34.4
生前給付保障等
(注)1.年換算保険料とは、1回あたりの保険料について保険料の払込回数に応じた係数を乗じ、1年あたりの保険料に換算した金額
(一時払契約等は、保険料を保険期間等(個人年金保険は年金開始時までの期間)で除した金額)です。
2.「医療保障・生前給付保障等」については、医療保障給付(入院給付、手術給付等)、生前給付保障給付(特定疾病給付、
介護給付等)、保険料払込免除給付(障がいを事由とするものは除く。特定疾病罹患、介護等を事由とするものを含む)等
に該当する部分の年換算保険料を計上しています。
3.②新契約には転換純増加を含んでいます。
(3)解約失効高 (単位:千件、億円、%)
前事業年度 当事業年度
自 2018年4月1日 自 2019年4月1日
区 分 至 2019年3月31日 至 2020年3月31日
件数 金額 件数 金額
前年度比 前年度比 前年度比 前年度比
個人保険 138 112.6 29,207 124.7 133 95.9 23,806 81.5
個人年金保険 3 96.9 257 96.2 2 92.1 229 89.3
合計 141 112.2 29,464 124.3 136 95.8 24,036 81.6
団体保険 ― ― 87 999.9 ― ― 8 9.7
(注)「Jタイプ」、「Tタイプ」および「介護リリーフα」等は、普通死亡の保障がないため、上表の解約失効高には計上していません。
(参考)
「Jタイプ」は重大疾病保険金額、「Tタイプ」は就業障がい保険金額、「介護リリーフα」等は介護保険金額を計上した金額
(単位:千件、億円、%)
前事業年度 当事業年度
自 2018年4月1日 自 2019年4月1日
区 分 至 2019年3月31日 至 2020年3月31日
件数 金額 件数 金額
前年度比 前年度比 前年度比 前年度比
個人保険・個人年金保険の小計 141 112.2 32,957 127.6 136 95.8 29,768 90.3
(4)解約失効率(対年度始) (単位:%)
前事業年度 当事業年度
区 分 自 2018年4月1日 自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 至 2020年3月31日
個人保険 8.85 7.21
個人年金保険 2.83 2.66
合計 8.69 7.10
団体保険 2.48 0.86
(注)1.解約失効率は、契約高の減額又は増額及び契約復活高により、解約失効高を修正して算出した率を表します。
2.「Jタイプ」は重大疾病保険金額、「Tタイプ」は就業障がい保険金額、「介護リリーフα」等は介護保険金額を計上
した金額で見た場合、次のとおりです。
合計(Jタイプ・Tタイプ・
介護リリーフα等を含む) 8.55 7.09
(参考)解約失効高を単純に年始保有契約高で割った解約失効率 (単位:%)
前事業年度 当事業年度
区 分 自 2018年4月1日 自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 至 2020年3月31日
個人保険・個人年金保険 7.82 6.30
合計(Jタイプ・Tタイプ・
介護リリーフα等を含む) 7.70 6.31
(5)主要収支項目 (単位:百万円、%)
前事業年度 当事業年度
区 分 自 2018年4月1日 自 2019年4月1日
前年度比 前年度比
至 2019年3月31日 至 2020年3月31日
保険料等収入 828,003 104.7 818,070 98.8
資産運用収益 191,065 111.2 165,137 86.4
保険金等支払金 510,573 102.9 522,146 102.3
資産運用費用 61,342 132.7 61,569 100.4
経常利益 89,270 99.9 86,157 96.5
特別利益 497 889.5 551 110.7
特別損失 12,454 106.0 4,254 34.2
契約者配当準備金繰入額 14,005 95.5 11,687 83.4
当期純利益 45,528 102.1 50,450 110.8
(6)総資産 (単位:百万円、%)
前事業年度末 当事業年度末
区 分
(2019年3月31日) 前年度末比 (2020年3月31日) 前年度末比
総資産 6,843,179 104.1 7,037,507 102.8
(増加資産) 269,254 97.6 194,328 72.2
-2- 大同生命保険株式会社
2.保障機能別保有契約高
(単位:千件、億円)
前事業年度末(2019年3月31日)
項 目 個 人 保 険 個人年金保険 団 体 保 険 合 計
件 数 金 額 件 数 金 額 件 数 金 額 件 数 金 額
普通死亡 1,884 369,189 ― 74 10,743 63,939 12,628 433,203
死
亡
災害死亡 221 37,311 0 51 392 6,112 614 43,476
保
障
その他の
0 10 ― ― 5 107 5 118
条件付死亡
生存保障 0 30 162 12,016 2 3 165 12,050
災害入院 575 41 2 0 364 8 943 49
入
院
疾病入院 587 43 2 0 ― ― 590 43
保
障
その他の
145 9 1 0 4 0 151 9
条件付入院
障がい保障 105 ― 0 ― 428 ― 534 ―
手術保障 573 ― 2 ― ― ― 575 ―
(単位:千件、億円)
当事業年度末(2020年3月31日)
項 目 個 人 保 険 個人年金保険 団 体 保 険 合 計
件 数 金 額 件 数 金 額 件 数 金 額 件 数 金 額
普通死亡 1,928 362,350 ― 70 10,521 64,067 12,449 426,488
死
亡
災害死亡 248 41,497 0 49 367 5,920 616 47,466
保
障
その他の
0 9 ― ― 5 104 5 113
条件付死亡
生存保障 0 29 159 11,605 2 3 161 11,637
災害入院 578 42 2 0 358 7 939 50
入
院
疾病入院 589 44 2 0 ― ― 591 44
保
障
その他の
136 8 1 0 4 0 142 9
条件付入院
障がい保障 107 ― 0 ― 415 ― 524 ―
手術保障 577 ― 2 ― ― ― 579 ―
-3- 大同生命保険株式会社
(単位:千件、億円)
前事業年度末(2019年3月31日)
項 目 団体年金保険 財形・財形年金保険 合 計
件 数 金 額 件 数 金 額 件 数 金 額
生存保障 4,050 6,897 2 37 4,052 6,935
(単位:千件、億円)
当事業年度末(2020年3月31日)
項 目 団体年金保険 財形・財形年金保険 合 計
件 数 金 額 件 数 金 額 件 数 金 額
生存保障 4,084 6,676 2 37 4,087 6,714
(単位:千件、百万円)
前事業年度末 当事業年度末
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
項 目
医療保障保険 医療保障保険
件 数 金 額 件 数 金 額
入院保障 60 18 58 17
(単位:千件、百万円)
前事業年度末 当事業年度末
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
項 目
就業不能保障保険 就業不能保障保険
件 数 金 額 件 数 金 額
就業不能保障 11 210 11 210
(注)1.団体保険、団体年金保険、財形保険、財形年金保険、医療保障保険及び就業不能保障保険
の件数は被保険者数を表します。
2.「生存保障」欄の金額は、個人年金保険、団体保険(年金特約)及び財形年金保険(財形
年金積立保険を除く)については年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資
と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものを、団体年金保険、財形保険及び財形
年金積立保険については責任準備金を表します。
3.「入院保障」欄の金額は、入院給付金日額を表します。
4.医療保障保険の「入院保障」欄には、疾病入院に関わる数値を記載しています。
5.就業不能保障保険の「就業不能保障」欄の金額は、就業不能保険金月額を表します。
-4- 大同生命保険株式会社
3.契約者配当
(1)契約者配当準備金への繰入
個人保険・個人年金保険・団体保険の保険契約に対する契約者配当率は据え置きました。
また、団体年金保険の保険契約に対しては、ディスクローズしている方式に従い、運用関係
配当を実施します。その結果、2019年度の契約者配当準備金繰入額は11,687百万円となりま
した。
契約者配当準備金繰入額11,687百万円は、当社定款に定める契約者配当の対象となる金額
31,502百万円の100分の37に当たります(注)。
(注) 当社定款では、契約者配当準備金への繰入額を「契約者配当の対象となる金額」の一定以上(現在は、
100分の20以上)とする旨、規定しています。なお、「契約者配当の対象となる金額」は、毎決算期
において、有配当保険の区分の損益に基づいて計算いたします。
また、有配当保険の区分の損益には、損益計算書上の損益のうち当該区分に属するもののほか、有配
当保険の区分が保険以外の区分との間で授受する金額(有配当保険に係る保険事故の発生その他の理
由により当該決算期後に発生し得る危険であって通常の予測を超えるものに対する準備のために、会
社が合理的と判断する基準に従って計算した金額等)に係る損益が含まれています。
(2)2020年度に支払う契約者配当例示
2020年度にお支払いする契約者配当は、次のとおりといたします。
① 個人保険・個人年金保険
・前年度配当率を据え置きます。
② 団体保険
・前年度配当率を据え置きます。
③ 団体年金保険
・利差配当を0とします。
-5- 大同生命保険株式会社
○ 2020年度にお支払いする当社定期保険、定期付終身保険および養老保険の契約者配当に
ついて例示しますと、以下のとおりです。
(1)定期保険の例
①70歳満期
40歳加入、男性、年払、死亡保険金 1億円
契約年度 経 過 年 数 継続中の契約・満期契約
[契約者配当]
2005年度 15年 ( 981,000 円) 110,000 円
2000年度 20年 ( 921,200 円) 133,000 円
1995年度 25年 ( 885,900 円) 76,000 円
(注)( )内は、保険料を示します。
②10年満期
45歳更新、男性、月払、定期保険集団( 500人以上)扱、死亡保険金 1億円
更新年度 経 過 年 数 継続中の契約・満期契約
[契約者配当]
2017年度 3年 ( 637,200 円) 61,992 円
2015年度 5年 ( 637,200 円) 63,192 円
2013年度 7年 ( 637,200 円) 63,192 円
2010年度 〔満期〕10年 ( 636,000 円) 71,280 円
(注)1.( )内は、月払保険料の年額を示します。
2.契約者配当は、年額を示します。
(2)定期付終身保険の例
30歳加入、60歳払込満了、男性、年払
死亡保険金 5,000万円[保険料払込中] 500万円[保険料払込満了後]
契 約 年 度 経過年数 継 続 中 の 契 約 死 亡 契 約
[契約者配当] [保険金+契約者配当]
2008年度 12年 ( 331,030 円) 10,250 円 50,022,300 円
2007年度 13年 ( 331,030 円) 22,300 円 50,022,850 円
2006年度 14年 ( 344,370 円) 27,200 円 50,028,200 円
2005年度 15年 ( 344,370 円) 28,200 円 50,030,200 円
(注)1.「死亡契約」欄は、契約応当日以後死亡の場合の受取金額を示します。
2.( )内は保険料を示します。
-6- 大同生命保険株式会社
(3)養老保険の例
30歳加入、30年満期、男性、年払、満期保険金 100万円
契 約 年 度 経過年数 継 続 中 の 契 約 満 期 ・ 死 亡 契 約
[契約者配当] [保険金+契約者配当]
2015年度 5年 ( 34,351 円) 890 円 〔 死 亡 〕1,001,070 円
2010年度 10年 ( 32,200 円) 260 円 〔 死 亡 〕1,000,450 円
2005年度 15年 ( 32,246 円) 570 円 〔 死 亡 〕1,000,600 円
2000年度 20年 ( 30,176 円) 0 円 〔 死 亡 〕1,000,000 円
1995年度 25年 ( 23,946 円) 0 円 〔 死 亡 〕1,000,000 円
1990年度 30年 ― ― 〔 満 期 〕1,000,000 円
(注)1.「満期・死亡契約」欄は、満期又は契約応当日以後死亡の場合の
受取金額を示します。
2.( )内は保険料を示します。
前記契約者配当は、次のa,b,c,d,eの合計額です。
a.危険保険金に被保険者の年齢、性別、予定死亡表の区別及び経過年数に応じた死差配当
率を乗じた額 〔据 置〕
b.保険金に次の費差配当率を乗じた額 〔据 置〕
(1)定期保険については、保険金額に応じて、死亡保険金 100万円につき
①歳満期定期保険
1995年度契約 ………………………… 450円 ないし 860円
2000年度契約 ………………………… 200円 ないし 610円
2005年度契約 ………………………… 200円 ないし 610円
②年満期定期保険(定期保険集団(500人以上)扱)
2010年度契約 ………………………… 200円 ないし 610円
2013年度契約 ………………………… 200円 ないし 610円
2015年度契約 ………………………… 200円 ないし 610円
2017年度契約 ………………………… 200円 ないし 610円
(2)終身保険、養老保険、定期特約等については、保険金 100万円につき
1990年度契約 ………………………… 500円
1995年度契約 ………………………… 300円
2000年度契約 ………………………… 200円 (定期特約は 50円)
2005年度契約 ………………………… 200円 (定期特約は 50円)
2009~2010年度契約 …………………… 200円 (定期特約は 50円)
2011~2015年度契約 …………………… 0円
(ただし、配当回数1~9回目は0とする。)
上記の他、配当回数・保険金額に応じて次の金額を加算する。
-7- 大同生命保険株式会社
①配当回数10・11回の場合
保険金額が3,000万円以上の契約に対して、保険金額のうち2,000万円を超える部分
について保険金額100万円につき100円
②配当回数12回以上の場合
(ⅰ)保険金額が1,000万円未満の契約に対して、主契約の保険金額100万円につき50円
(ⅱ)保険金額が1,000万円以上2,000万円未満の契約に対して、主契約の保険金額100
万円につき100円
(ⅲ)保険金額が2,000万円以上3,000万円未満の契約に対して、保険金額100万円につき
100円
(ⅳ)保険金額が3,000万円以上の契約に対して、保険金額100万円につき50円とし、保険
金額のうち2,000万円を超える部分について保険金額100万円につき400円を加算
c.特約が付加されている場合には、その特約の種類に応じた額 〔据 置〕
d.責任準備金に次の利差配当率を乗じた額 〔据 置〕
予定利率が2%以下の契約 …………… 1.55% - 予定利率
予定利率が2%超4%以下の契約 …… 1.35% - 予定利率
予定利率が4%超の契約 ……………… 1.15% - 予定利率
ただし、a,b,c,dを合算し、合計額がマイナスの場合はその合計額を0とします。
e.定期保険・定期特約については、10年以上経過して満期、死亡等により消滅する契約
に対し、保険料〔年額〕に消滅時特別配当率( 1.65%~83.30%)を乗じた額。
〔据 置〕
その他の契約については、0とします。 〔据 置〕
以上の他、10年以上経過して、満期、死亡等により消滅する入院関係特約等に対し、保険
事故の有無に係わらず、経過年数に応じ、保険料〔年額〕に次の配当率を乗じた額を加算し
ます。 〔据 置〕
消滅時配当率…………………………………… 8%(経過10年)ないし24%(経過30年以上)
-8- 大同生命保険株式会社
4.一般勘定資産の運用状況
(1)資産の運用状況
① 運用環境
<各種金融指標>
前事業年度末 当事業年度末
10 年国債利回り ▲0.08% 0.02%
国内債券 20 年国債利回り 0.34% 0.33%
30 年国債利回り 0.51% 0.43%
国内株式 日経平均株価 21,205 円 18,917 円
外国債券 米国 10 年国債利回り 2.41% 0.67%
外国株式 S&P500 指数 2,834.40 2,584.59
円/ドル 110.99 円 108.83 円
為 替
円/ユーロ 124.56 円 119.55 円
② 運用方針
お客さまからお預かりした保険料を効率的に運用するため、「保証利率や保険期間などの商品特性
に対応した資産運用」および「資産の健全性維持」を運用の基本方針としています。
これらの基本方針に則り、収益・リスク・資本を一体的に管理する枠組みのもと、戦略的な資金配
分により運用収益の向上をめざすとともに、社会性・公共性に十分配慮した資産運用を行っています。
③ 運用実績の概況
当事業年度末の一般勘定資産は、1,968 億円増加し 7 兆 227 億円(前事業年度末 6 兆 8,259 億円)
となりました(以下、括弧内は前事業年度の数値)。
当事業年度は、国内の低金利環境が継続するなか、新型コロナウイルス感染拡大の影響により国内
外の株価や海外金利が低下しましたが、安定的な収益確保の観点から国債を中心とする公社債への投
資を引き続き行うとともに、先進国の国債や外国社債を中心に外国証券への投資を増加させました。
当事業年度末の主な資産構成は、公社債 45.9%(46.3%)、株式 3.7%(4.2%)、外国証券 30.6%
(29.6%)、その他の証券 2.5%(2.7%)、貸付金 8.5%(7.9%)となりました。
当事業年度の資産運用関係収支は、1,038 億円(1,296 億円)となりました。主な内訳は、利息及び配
当金等収入 1,435 億円(1,454 億円)、有価証券売却益 190 億円(415 億円)、金融派生商品費用 270
億円(288 億円)、為替差損 69 億円(7 億円)、有価証券売却損 56 億円(121 億円)、有価証券評価損
56 億円(29 億円)、その他運用費用 129 億円(138 億円)となりました。
-9- 大同生命保険株式会社
(2)資産の構成 (単位:百万円、%)
前事業年度末 当事業年度末
区 分 (2019年3月31日) (2020年3月31日)
金額 構成比 金額 構成比
現預金・コールローン 285,684 4.2 252,219 3.6
買現先勘定 ― ― ― ―
債券貸借取引支払保証金 ― ― ― ―
買入金銭債権 65,598 1.0 55,181 0.8
商品有価証券 ― ― ― ―
金銭の信託 8,689 0.1 10,710 0.2
有価証券 5,650,320 82.8 5,802,106 82.6
公社債 3,160,750 46.3 3,223,591 45.9
株式 284,079 4.2 258,525 3.7
外国証券 2,019,239 29.6 2,145,729 30.6
公社債 890,826 13.1 992,054 14.1
株式等 1,128,412 16.5 1,153,675 16.4
その他の証券 186,251 2.7 174,259 2.5
貸付金 540,638 7.9 598,616 8.5
保険約款貸付 72,982 1.1 84,473 1.2
一般貸付 467,655 6.9 514,142 7.3
不動産 143,737 2.1 156,715 2.2
繰延税金資産 35,385 0.5 50,340 0.7
その他 96,056 1.4 97,078 1.4
貸倒引当金 △ 185 △ 0.0 △ 204 △ 0.0
合計 6,825,924 100.0 7,022,764 100.0
うち外貨建資産 2,058,813 30.2 2,248,460 32.0
(注)不動産については土地・建物・建設仮勘定を合計した金額を計上しています。
(3)資産の増減 (単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
区 分 自 2018年4月1日 自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 至 2020年3月31日
現預金・コールローン 75,045 △ 33,464
買現先勘定 ― ―
債券貸借取引支払保証金 ― ―
買入金銭債権 4,142 △ 10,416
商品有価証券 ― ―
金銭の信託 7,502 2,021
有価証券 119,268 151,785
公社債 66,561 62,841
株式 △ 55,172 △ 25,553
外国証券 93,071 126,489
公社債 △ 129,191 101,227
株式等 222,262 25,262
その他の証券 14,808 △ 11,992
貸付金 45,472 57,978
保険約款貸付 811 11,490
一般貸付 44,660 46,487
不動産 4,038 12,978
繰延税金資産 10,562 14,954
その他 4,689 1,022
貸倒引当金 33 △ 18
合計 270,755 196,840
うち外貨建資産 172,364 189,646
(注)不動産については土地・建物・建設仮勘定を合計した金額を計上しています。
- 10 - 大同生命保険株式会社
(4)資産運用関係収益 (単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
区 分 自 2018年4月1日 自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 至 2020年3月31日
利息及び配当金等収入 145,486 143,525
預貯金利息 1,002 798
有価証券利息・配当金 127,600 124,775
貸付金利息 7,045 7,991
不動産賃貸料 8,612 8,832
その他利息配当金 1,225 1,126
商品有価証券運用益 ― ―
金銭の信託運用益 190 ―
売買目的有価証券運用益 25 ―
有価証券売却益 41,517 19,062
国債等債券売却益 1,598 ―
株式等売却益 26,007 5,248
外国証券売却益 13,911 13,813
その他 ― ―
有価証券償還益 1,168 ―
金融派生商品収益 ― ―
為替差益 ― ―
貸倒引当金戻入額 33 ―
その他運用収益 2,528 2,549
合計 190,952 165,137
(5)資産運用関係費用 (単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
区 分 自 2018年4月1日 自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 至 2020年3月31日
支払利息 16 12
商品有価証券運用損 ― ―
金銭の信託運用損 ― ―
売買目的有価証券運用損 ― 257
有価証券売却損 12,150 5,691
国債等債券売却損 1 ―
株式等売却損 95 4,174
外国証券売却損 12,053 1,517
その他 ― ―
有価証券評価損 2,960 5,651
国債等債券評価損 ― ―
株式等評価損 1,288 3,404
外国証券評価損 1,472 2,142
その他 200 105
有価証券償還損 ― ―
金融派生商品費用 28,888 27,061
為替差損 786 6,990
貸倒引当金繰入額 ― 18
貸付金償却 ― ―
賃貸用不動産等減価償却費 2,653 2,618
その他運用費用 13,887 12,966
合計 61,342 61,268
(6)資産運用関係収支 (単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
区 分 自 2018年4月1日 自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 至 2020年3月31日
合計 129,609 103,869
(参考)金融派生商品収益・費用の内訳 (単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
区 分 自 2018年4月1日 自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 至 2020年3月31日
金利関連 ― ―
通貨関連 △ 28,790 △ 23,465
株式関連 △ 60 △ 3,596
債券関連 △ 37 ―
その他 ― ―
合計 △ 28,888 △ 27,061
- 11 - 大同生命保険株式会社
(7)資産運用に係わる諸効率
ア.資産別運用利回り (単位:%)
前事業年度 当事業年度
区 分 自 2018年4月1日 自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 至 2020年3月31日
現預金・コールローン 0.01 0.01
買現先勘定 ― ―
債券貸借取引支払保証金 ― ―
買入金銭債権 1.89 1.69
商品有価証券 ― ―
金銭の信託 7.71 ―
有価証券 2.18 1.65
公社債 1.48 1.36
株式 14.55 1.80
外国証券 1.76 2.08
その他の証券 8.84 1.72
貸付金 1.36 1.28
うち 一般貸付 1.01 0.97
不動産 2.45 2.38
一般勘定計 2.01 1.54
うち 株式以外 1.72 1.53
うち 海外投融資 1.69 1.98
(注)1.利回り計算式の分母は帳簿価額ベースの日々平均残高、分子は経常損益中、
資産運用収益-資産運用費用として算出した利回りです。
2.海外投融資とは、外貨建資産と円建資産の合計です。
3.デリバティブ取引については、対応する資産に含めて記載しています。
イ.日々平均残高 (単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
区 分 自 2018年4月1日 自 2019年4月1日
至 2019年3月31日 至 2020年3月31日
現預金・コールローン 180,624 226,731
買現先勘定 ― ―
債券貸借取引支払保証金 ― ―
買入金銭債権 56,284 58,139
商品有価証券 ― ―
金銭の信託 2,471 5,674
有価証券 5,414,116 5,586,857
公社債 3,115,868 3,172,439
株式 145,959 145,689
外国証券 1,974,054 2,073,409
その他の証券 178,233 195,319
貸付金 510,663 564,389
うち 一般貸付 438,478 490,708
不動産 140,921 144,242
一般勘定計 6,461,502 6,745,973
うち 株式以外 6,315,543 6,600,284
うち 海外投融資 2,089,996 2,236,675
(注)1.日々平均残高は帳簿価額ベースの日々平均残高です。
2.海外投融資とは、外貨建資産と円建資産の合計です。
3.デリバティブ取引については、対応する資産に含めて記載しています。
- 12 - 大同生命保険株式会社
(8)売買目的有価証券の評価損益 (単位:百万円)
前事業年度末 当事業年度末
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
区 分 当期の損益に 当期の損益に
貸借対照表 貸借対照表
含まれた 含まれた
計上額 計上額
評価損益 評価損益
売買目的有価証券 2,144 △ 25 1,482 △ 240
公社債 ― ― ― ―
株式 ― ― ― ―
外国公社債 ― ― ― ―
外国株式等 2,144 △ 25 1,482 △ 240
その他の証券 ― ― ― ―
その他 ― ― ― ―
- 13 - 大同生命保険株式会社
(9)有価証券の時価情報(売買目的有価証券以外)
a.有価証券のうち時価のあるもの (単位:百万円)
前事業年度末(2019年3月31日)
区 分
帳簿価額 時価 差損益
差益 差損
満期保有目的の債券 627,699 690,539 62,840 62,840 ―
公社債 627,699 690,539 62,840 62,840 ―
責任準備金対応債券 1,646,665 1,924,186 277,521 281,010 3,489
子会社・関連会社株式 ― ― ― ― ―
その他有価証券 3,115,024 3,319,553 204,529 231,249 26,720
公社債 854,946 886,385 31,438 32,259 821
株式 133,896 274,728 140,831 143,101 2,269
外国証券 1,856,549 1,882,650 26,101 44,578 18,476
公社債 888,747 890,826 2,079 17,571 15,492
株式等 967,801 991,823 24,022 27,006 2,984
その他の証券 176,706 178,305 1,599 6,697 5,098
買入金銭債権 59,924 64,483 4,558 4,613 55
譲渡性預金 33,000 33,000 ― ― ―
その他 ― ― ― ― ―
合計 5,389,388 5,934,279 544,890 575,100 30,210
公社債 3,129,311 3,501,111 371,800 376,110 4,310
株式 133,896 274,728 140,831 143,101 2,269
外国証券 1,856,549 1,882,650 26,101 44,578 18,476
公社債 888,747 890,826 2,079 17,571 15,492
株式等 967,801 991,823 24,022 27,006 2,984
その他の証券 176,706 178,305 1,599 6,697 5,098
買入金銭債権 59,924 64,483 4,558 4,613 55
譲渡性預金 33,000 33,000 ― ― ―
その他 ― ― ― ― ―
(注)本表には、金融商品取引法上の有価証券として取り扱うことが適当と認められるもの等を含んでいます。
(単位:百万円)
当事業年度末(2020年3月31日)
区 分
帳簿価額 時価 差損益
差益 差損
満期保有目的の債券 446,498 498,137 51,638 51,671 33
公社債 446,498 498,137 51,638 51,671 33
責任準備金対応債券 1,969,806 2,237,278 267,471 274,904 7,432
子会社・関連会社株式 ― ― ― ― ―
その他有価証券 3,173,781 3,320,602 146,821 215,011 68,189
公社債 784,823 807,285 22,462 23,886 1,423
株式 140,176 248,792 108,616 117,114 8,498
外国証券 1,955,505 1,984,338 28,832 67,071 38,239
公社債 941,387 992,054 50,666 54,623 3,957
株式等 1,014,118 992,284 △ 21,833 12,448 34,282
その他の証券 180,125 163,061 △ 17,064 2,963 20,027
買入金銭債権 47,649 51,624 3,974 3,974 ―
譲渡性預金 65,500 65,500 ― ― ―
その他 ― ― ― ― ―
合計 5,590,087 6,056,018 465,931 541,587 75,655
公社債 3,201,128 3,542,701 341,572 350,462 8,889
株式 140,176 248,792 108,616 117,114 8,498
外国証券 1,955,505 1,984,338 28,832 67,071 38,239
公社債 941,387 992,054 50,666 54,623 3,957
株式等 1,014,118 992,284 △ 21,833 12,448 34,282
その他の証券 180,125 163,061 △ 17,064 2,963 20,027
買入金銭債権 47,649 51,624 3,974 3,974 ―
譲渡性預金 65,500 65,500 ― ― ―
その他 ― ― ― ― ―
(注)本表には、金融商品取引法上の有価証券として取り扱うことが適当と認められるもの等を含んでいます。
- 14 - 大同生命保険株式会社
〇満期保有目的の債券 (単位:百万円)
前事業年度末(2019年3月31日) 当事業年度末(2020年3月31日)
区 分 貸借対照表 貸借対照表
時価 差額 時価 差額
計上額 計上額
時価が貸借対照表計上額
627,699 690,539 62,840 445,698 497,370 51,671
を超えるもの
公社債 627,699 690,539 62,840 445,698 497,370 51,671
外国証券 ― ― ― ― ― ―
その他 ― ― ― ― ― ―
時価が貸借対照表計上額
― ― ― 800 766 △ 33
を超えないもの
公社債 ― ― ― 800 766 △ 33
外国証券 ― ― ― ― ― ―
その他 ― ― ― ― ― ―
〇責任準備金対応債券 (単位:百万円)
前事業年度末(2019年3月31日) 当事業年度末(2020年3月31日)
区 分 貸借対照表 貸借対照表
時価 差額 時価 差額
計上額 計上額
時価が貸借対照表計上額
1,544,968 1,825,979 281,010 1,652,915 1,927,820 274,904
を超えるもの
公社債 1,544,968 1,825,979 281,010 1,652,915 1,927,820 274,904
外国証券 ― ― ― ― ― ―
その他 ― ― ― ― ― ―
時価が貸借対照表計上額
101,696 98,207 △ 3,489 316,890 309,458 △ 7,432
を超えないもの
公社債 101,696 98,207 △ 3,489 316,890 309,458 △ 7,432
外国証券 ― ― ― ― ― ―
その他 ― ― ― ― ― ―
〇その他有価証券 (単位:百万円)
前事業年度末(2019年3月31日) 当事業年度末(2020年3月31日)
区 分 貸借対照表 貸借対照表
帳簿価額 差額 帳簿価額 差額
計上額 計上額
貸借対照表計上額が
2,249,363 2,480,612 231,249 1,924,909 2,139,920 215,011
帳簿価額を超えるもの
公社債 794,017 826,277 32,259 669,236 693,122 23,886
株式 114,180 257,281 143,101 84,194 201,309 117,114
外国証券 1,256,369 1,300,947 44,578 1,121,282 1,188,354 67,071
その他の証券 51,943 58,641 6,697 22,546 25,509 2,963
買入金銭債権 32,852 37,465 4,613 27,649 31,624 3,974
譲渡性預金 ― ― ― ― ― ―
その他 ― ― ― ― ― ―
貸借対照表計上額が
865,661 838,940 △ 26,720 1,248,872 1,180,682 △ 68,189
帳簿価額を超えないもの
公社債 60,929 60,108 △ 821 115,587 114,163 △ 1,423
株式 19,716 17,447 △ 2,269 55,982 47,483 △ 8,498
外国証券 600,179 581,702 △ 18,476 834,223 795,984 △ 38,239
その他の証券 124,762 119,664 △ 5,098 157,579 137,551 △ 20,027
買入金銭債権 27,072 27,017 △ 55 19,999 19,999 ―
譲渡性預金 33,000 33,000 ― 65,500 65,500 ―
その他 ― ― ― ― ― ―
- 15 - 大同生命保険株式会社
b.時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券(帳簿価額)
(単位:百万円)
前事業年度末
区 分
(2019年3月31日)
満期保有目的の債券 ―
非上場外国債券 ―
その他 ―
責任準備金対応債券 ―
子会社・関連会社株式 2,905
その他有価証券 117,882
非上場国内株式(店頭売買株式を除く) 7,728
非上場外国株式(店頭売買株式を除く) 1,125
非上場外国債券 ―
その他 109,029
合計 120,788
(単位:百万円)
当事業年度末
区 分
(2020年3月31日)
満期保有目的の債券 ―
非上場外国債券 ―
その他 ―
責任準備金対応債券 ―
子会社・関連会社株式 3,323
その他有価証券 144,901
非上場国内株式(店頭売買株式を除く) 8,110
非上場外国株式(店頭売買株式を除く) 5,517
非上場外国債券 ―
その他 131,273
合計 148,225
- 16 - 大同生命保険株式会社
c.前項bについて為替等を評価し、前項aと合算した有価証券の時価情報は以下のとおりです。
(単位:百万円)
前事業年度末(2019年3月31日)
区 分
帳簿価額 時価 差損益
差益 差損
満期保有目的の債券 627,699 690,539 62,840 62,840 ―
公社債 627,699 690,539 62,840 62,840 ―
責任準備金対応債券 1,646,665 1,924,186 277,521 281,010 3,489
子会社・関連会社株式 2,905 2,901 △ 3 ― 3
その他有価証券 3,232,907 3,468,392 235,485 265,157 29,672
公社債 854,946 886,385 31,438 32,259 821
株式 141,624 282,456 140,831 143,101 2,269
外国証券 1,960,212 2,017,094 56,882 78,280 21,397
公社債 888,747 890,826 2,079 17,571 15,492
株式等 1,071,464 1,126,268 54,803 60,708 5,905
その他の証券 183,198 184,972 1,774 6,903 5,128
買入金銭債権 59,924 64,483 4,558 4,613 55
譲渡性預金 33,000 33,000 ― ― ―
その他 ― ― ― ― ―
合計 5,510,177 6,086,020 575,842 609,008 33,165
公社債 3,129,311 3,501,111 371,800 376,110 4,310
株式 143,247 284,079 140,831 143,101 2,269
外国証券 1,960,212 2,017,094 56,882 78,280 21,397
公社債 888,747 890,826 2,079 17,571 15,492
株式等 1,071,464 1,126,268 54,803 60,708 5,905
その他の証券 184,481 186,251 1,770 6,903 5,132
買入金銭債権 59,924 64,483 4,558 4,613 55
譲渡性預金 33,000 33,000 ― ― ―
その他 ― ― ― ― ―
(注)本表には、金融商品取引法上の有価証券として取り扱うことが適当と認められるもの等を含んでいます。
(単位:百万円)
当事業年度末(2020年3月31日)
区 分
帳簿価額 時価 差損益
差益 差損
満期保有目的の債券 446,498 498,137 51,638 51,671 33
公社債 446,498 498,137 51,638 51,671 33
責任準備金対応債券 1,969,806 2,237,278 267,471 274,904 7,432
子会社・関連会社株式 3,323 3,323 △ 0 ― 0
その他有価証券 3,318,683 3,498,119 179,436 250,825 71,388
公社債 784,823 807,285 22,462 23,886 1,423
株式 148,287 256,903 108,616 117,114 8,498
外国証券 2,083,023 2,144,247 61,223 102,645 41,421
公社債 941,387 992,054 50,666 54,623 3,957
株式等 1,141,635 1,152,193 10,557 48,022 37,464
その他の証券 189,399 172,559 △ 16,840 3,203 20,044
買入金銭債権 47,649 51,624 3,974 3,974 ―
譲渡性預金 65,500 65,500 ― ― ―
その他 ― ― ― ― ―
合計 5,738,312 6,236,858 498,546 577,401 78,854
公社債 3,201,128 3,542,701 341,572 350,462 8,889
株式 149,909 258,525 108,616 117,114 8,498
外国証券 2,083,023 2,144,247 61,223 102,645 41,421
公社債 941,387 992,054 50,666 54,623 3,957
株式等 1,141,635 1,152,193 10,557 48,022 37,464
その他の証券 191,100 174,259 △ 16,841 3,203 20,044
買入金銭債権 47,649 51,624 3,974 3,974 ―
譲渡性預金 65,500 65,500 ― ― ―
その他 ― ― ― ― ―
(注)本表には、金融商品取引法上の有価証券として取り扱うことが適当と認められるもの等を含んでいます。
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(10)金銭の信託の時価情報 (単位:百万円)
前事業年度末(2019年3月31日)
区 分 貸借対照表
時価 差損益
計上額 差益 差損
金銭の信託 8,689 8,689 ― ― ―
(注)金銭の信託内で保有する有価証券のほか、現預金等を含めた金銭の信託全体の時価情報を記載しています。
(単位:百万円)
当事業年度末(2020年3月31日)
区 分 貸借対照表
時価 差損益
計上額 差益 差損
金銭の信託 10,710 10,710 ― ― ―
(注)金銭の信託内で保有する有価証券のほか、現預金等を含めた金銭の信託全体の時価情報を記載しています。
・運用目的の金銭の信託
当社は前事業年度末・当事業年度末とも有していません。
・満期保有目的、責任準備金対応、その他の金銭の信託
(単位:百万円)
前事業年度末(2019年3月31日)
区 分
帳簿価額 時価 差損益
差益 差損
満期保有目的の金銭の信託 ― ― ― ― ―
責任準備金対応の金銭の信託 ― ― ― ― ―
その他の金銭の信託 8,689 8,689 ― ― ―
(注)金銭の信託内で保有する有価証券のほか、現預金等を含めた金銭の信託全体の時価情報を記載しています。
(単位:百万円)
当事業年度末(2020年3月31日)
区 分
帳簿価額 時価 差損益
差益 差損
満期保有目的の金銭の信託 ― ― ― ― ―
責任準備金対応の金銭の信託 ― ― ― ― ―
その他の金銭の信託 10,710 10,710 ― ― ―
(注)金銭の信託内で保有する有価証券のほか、現預金等を含めた金銭の信託全体の時価情報を記載しています。
(11)土地等の時価情報 (単位:百万円)
前事業年度末(2019年3月31日)
区 分 貸借対照表
時価 差損益
計上額 差益 差損
土地 85,943 145,746 59,802 73,593 13,791
借地権 672 199 △ 473 21 494
合計 86,616 145,945 59,329 73,614 14,285
(注) 時価は、原則として鑑定評価額、重要性の低い物件等については公示価格を基準として評価した金額を記載して
います。
(単位:百万円)
当事業年度末(2020年3月31日)
区 分 貸借対照表
時価 差損益
計上額 差益 差損
土地 94,763 171,792 77,029 89,797 12,768
借地権 672 222 △ 449 23 473
合計 95,435 172,015 76,579 89,821 13,242
(注) 時価は、原則として鑑定評価額、重要性の低い物件等については公示価格を基準として評価した金額を記載して
います。
- 18 - 大同生命保険株式会社
(12) デリバティブ取引の時価情報(ヘッジ会計適用分・非適用分の合算値)
a.定性的情報
①取引の内容
当社では、「③利用目的」に沿って、以下のデリバティブ取引を利用しています。
Ⅰ)金利関連:金利スワップ取引
・ 円建債券・貸付について、金利スワップ取引を利用しています。
Ⅱ)通貨関連:為替予約取引・オプション取引
・ 外貨建資産について、為替予約取引・オプション取引を利用しています。
Ⅲ)株式関連:株価指数先物取引・オプション取引
・ 国内株式・外国株式について、株価指数先物取引・オプション取引を利用しています。
Ⅳ)債券関連:債券先物取引
・ 円建債券・外貨建債券について、債券先物取引を利用しています。
Ⅴ)その他:クレジット・デフォルト・スワップ取引
・ 信用リスクの分散を目的として、クレジット・デフォルト・スワップ取引を利用しています。
②取組方針
効率的な資産運用を図る観点から現物資産を補完する目的で活用し、収益獲得のための投機的な
取引は行わないこととしています。
③利用目的
「②取組方針」に基づき、利用目的は以下の4つに限定しています。
Ⅰ) 現物資産の価格変動リスクに対するヘッジ取引
Ⅱ) 現物資産をポートフォリオに組入れるまでの時間的な問題や、流動性の問題を解消するための、
現物資産を補完・代替することを目的としたヘッジ取引
Ⅲ) 現物資産のデュレーションや金利種類(固定・変動)の調整を目的としたヘッジ取引
Ⅳ) 現物資産の信用リスクに対するヘッジや信用リスクの分散を目的としたヘッジ取引
また、当社では、以下の取引についてヘッジ会計を適用しています。
・ 外貨建有価証券をヘッジ対象とし、為替予約取引をヘッジ手段とする取引(時価ヘッジ処理)
・ 外貨建定期預金をヘッジ対象とし、為替予約取引をヘッジ手段とする取引(振当処理)
ヘッジ会計の適用については、適用要件、対象取引、手続き、有効性評価の方法等を社内規程
に定め、適正に行っています。
④リスクの内容
当社が利用するデリバティブ取引は、原則として現物資産の価格変動リスクや信用リスクのヘッジ
を目的としているため、デリバティブ取引に係るリスクは減殺され、限定的なものとなっています。
また、取引形態は、取引所を通じた取引、もしくは取引時点において信用度の高い取引先を選別し
た店頭取引であり、取引相手先の信用リスクは限定的です。
⑤リスク管理体制
当社ではデリバティブ取引の取組方針・利用目的等を資産運用に関する社内規程に定め、厳格な
運営を徹底しています。また、規程に定めのない新たな種類のデリバティブ取引を行う場合は、
経営執行会議での審議、取締役会の決議を必要とすることとしています。
リスク管理体制としては、資産運用部門を投資執行部門と事務管理部門に完全に分離し、相互牽
制の働く組織としています。また、リスク管理部門である総合リスク管理部が、デリバティブ取引を
含めた資産全体の各種リスクを把握・分析し、そのリスク量やポジション等について定期的に資産
運用のリスク管理を統括する「リスク統括委員会」等へ報告しています。
- 19 - 大同生命保険株式会社
⑥定量的情報に関する補足
Ⅰ)デリバティブ取引の信用リスクに関して
金利スワップ取引や為替予約の想定元本や契約額は名目的なものであり、決済も差額で行っている
ため、金額そのものが信用リスク量を示すものではありません。デリバティブ取引の信用リスク量
とは、取引相手先がデフォルトした際に市場で同じポジションを作るために必要な負担額(=再構築
コスト)に、その負担額が将来増加する可能性(=潜在的エクスポージャー)を加えたものとなります。
※デリバティブ取引に係る信用リスクの状況 (単位:百万円)
前事業年度末 当事業年度末
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
区 分
信用リスク 信用リスク
契約額等 契約額等
相当額 相当額
金利関連 ― ― ― ―
通貨関連 1,322,777 208 1,650,406 264
株式関連 10,381 6 36,135 31
債券関連 ― ― ― ―
その他 ― ― ― ―
合計 1,333,159 214 1,686,541 296
(注)信用リスク相当額はカレントエクスポージャー方式により算出しています。
Ⅱ)デリバティブ取引の差損益に関して
ヘッジ会計適用分のうち時価ヘッジ適用分およびヘッジ会計非適用分のデリバディブ取引については
時価評価を実施し、係る評価損益を金融派生商品収益(もしくは費用)として当期の損益に計上
しています。
b.定量的情報
①差損益の内訳(ヘッジ会計適用分・非適用分の内訳) (単位:百万円)
前事業年度末
区 分 (2019年3月31日)
金利関連 通貨関連 株式関連 債券関連 その他 合計
ヘッジ会計適用分 ― △ 2,623 ― ― ― △ 2,623
ヘッジ会計非適用分 ― △ 182 △ 33 ― ― △ 216
合計 ― △ 2,806 △ 33 ― ― △ 2,839
(単位:百万円)
当事業年度末
区 分 (2020年3月31日)
金利関連 通貨関連 株式関連 債券関連 その他 合計
ヘッジ会計適用分 ― △ 5,402 ― ― ― △ 5,402
ヘッジ会計非適用分 ― 1,759 △ 2,027 ― ― △ 268
合計 ― △ 3,643 △ 2,027 ― ― △ 5,671
(注)1.ヘッジ会計適用分のうち時価ヘッジ適用分の差損益(通貨関連:当事業年度末△5,402百万円、
前事業年度末△2,623百万円)およびヘッジ会計非適用分の差損益は、損益計算書に計上しています。
2.外貨建金銭債権債務等に為替予約等が付されていることにより、決済時における円貨額が確定
している外貨建金銭債権債務等で、貸借対照表において当該円貨額で表示されているものに
ついては、開示の対象より除いています。
- 20 - 大同生命保険株式会社
②ヘッジ会計が適用されていないもの
〇金利関連
当社は前事業年度末・当事業年度末とも有していません。
〇通貨関連 (単位:百万円)
前事業年度末 当事業年度末
区 (2019年3月31日) (2020年3月31日)
種 類 契約額等 時 価 差損益 契約額等 時 価 差損益
分
うち1年超 うち1年超
為替予約
売建 58,897 ― △ 173 △ 173 88,502 ― 1,787 1,787
(オーストラリアドル) 14,970 ― △ 99 △ 99 37,246 ― 1,607 1,607
(米 ド ル) 38,420 ― △ 46 △ 46 31,128 ― △ 124 △ 124
(英ポンド) 1,675 ― △ 32 △ 32 10,474 ― 244 244
(ユ ー ロ) 3,830 ― 5 5 8,978 ― 64 64
(その他) ― ― ― ― 674 ― △ 4 △ 4
買建 398 ― 0 0 5,981 ― △ 28 △ 28
(オーストラリアドル) 20 ― 0 0 5,067 ― △ 33 △ 33
店
(米 ド ル) 367 ― 0 0 914 ― 4 4
頭 (英ポンド) ― ― ― ― ― ― ― ―
(ユ ー ロ) 10 ― 0 0 ― ― ― ―
(その他) ― ― ― ― ― ― ― ―
通貨オプション
買建
プット 9,657 ― ― ―
(20) 10 △ 10 (-) ― ―
(ユ ー ロ) 9,657 ― ― ―
(20) 10 △ 10 (-) ― ―
合 計 △ 182 1,759
(注)1.括弧内には、貸借対照表に計上したオプション料を記載しています。
2.当事業年度末(前事業年度末)の為替相場は先物相場を使用しています。
3.外貨建金銭債権債務等に為替予約等が付されていることにより、決済時における円貨額が確定している外貨建金銭債権
債務等で、貸借対照表において当該円貨額で表示されているものについては、開示の対象より除いています。
4.「差損益」欄には、為替予約については時価を記載し、オプション取引についてはオプション料と時価との差額を記載
しています。
○株式関連 (単位:百万円)
前事業年度末 当事業年度末
区 (2019年3月31日) (2020年3月31日)
種 類
契約額等 時 価 差損益 契約額等 時 価 差損益
分
うち1年超 うち1年超
株価指数先物
売建 ― ― ― ― 29,721 ― △ 2,070 △ 2,070
買建 ― ― ― ― ― ― ― ―
取
引 株価指数オプション
所
買建
プット 10,381 ― 36,135 ―
(34) △ 33 0
(948) 992 43
合 計 △ 33 △ 2,027
(注)1.括弧内には、貸借対照表に計上したオプション料を記載しています。
2.「差損益」欄には、先物取引については時価を記載し、オプション取引についてはオプション料と時価との差額を記載
しています。
○債券関連
当社は前事業年度末・当事業年度末とも有していません。
○その他
当社は前事業年度末・当事業年度末とも有していません。
- 21 - 大同生命保険株式会社
③ヘッジ会計が適用されているもの
〇金利関連
当社は前事業年度末・当事業年度末とも有していません。
〇通貨関連 (単位:百万円)
前事業年度末 当事業年度末
区 (2019年3月31日) (2020年3月31日)
種 類 契約額等 時 価 差損益 契約額等 時 価 差損益
分
うち1年超 うち1年超
為替予約
売建 1,669,470 ― △ 2,802 △ 2,802 1,881,919 ― △ 5,667 △ 5,667
(米 ド ル) 1,234,737 ― △ 8,934 △ 8,934 1,261,207 ― △ 10,921 △ 10,921
(ユ ー ロ) 415,601 ― 6,114 6,114 589,541 ― 3,254 3,254
(英ポンド) 13,007 ― 1 1 21,054 ― 1,236 1,236
店 (オーストラリアドル) 812 ― 27 27 4,627 ― 493 493
(その他) 5,312 ― △ 10 △ 10 5,488 ― 268 268
頭 買建 227,620 ― 178 178 182,067 ― 264 264
(米 ド ル) 227,620 ― 178 178 157,755 ― 188 188
(ユ ー ロ) ― ― ― ― 24,311 ― 76 76
(英ポンド) ― ― ― ― ― ― ― ―
(オーストラリアドル) ― ― ― ― ― ― ― ―
(その他) ― ― ― ― ― ― ― ―
合 計 △ 2,623 △ 5,402
(注)1.当事業年度末(前事業年度末)の為替相場は先物相場を使用しています。
2.外貨建金銭債権債務等に為替予約等が付されていることにより、決済時における円貨額が確定している外貨建金銭債権
債務等で、貸借対照表において当該円貨額で表示されているものについては、開示の対象より除いています。
3.為替予約の時価は、差損益を記載しています。
○株式関連
当社は前事業年度末・当事業年度末とも有していません。
○債券関連
当社は前事業年度末・当事業年度末とも有していません。
○その他
当社は前事業年度末・当事業年度末とも有していません。
- 22 - 大同生命保険株式会社
④合計
〇金利関連
当社は前事業年度末・当事業年度末とも有していません。
〇通貨関連 (単位:百万円)
前事業年度末 当事業年度末
区 (2019年3月31日) (2020年3月31日)
種 類 契約額等 時 価 差損益 契約額等 時 価 差損益
分
うち1年超 うち1年超
為替予約
売建 1,728,368 ― △ 2,976 △ 2,976 1,970,421 ― △ 3,879 △ 3,879
(米 ド ル) 1,273,158 ― △ 8,981 △ 8,981 1,292,335 ― △ 11,045 △ 11,045
(ユ ー ロ) 419,431 ― 6,119 6,119 598,519 ― 3,319 3,319
(オーストラリアドル) 15,782 ― △ 72 △ 72 41,873 ― 2,101 2,101
(英ポンド) 14,682 ― △ 31 △ 31 31,528 ― 1,481 1,481
(その他) 5,312 ― △ 10 △ 10 6,163 ― 264 264
買建 228,019 ― 179 179 188,049 ― 235 235
(米 ド ル) 227,988 ― 179 179 158,670 ― 192 192
店 (ユ ー ロ) 10 ― 0 0 24,311 ― 76 76
頭 (オーストラリアドル) 20 ― 0 0 5,067 ― △ 33 △ 33
(英ポンド) ― ― ― ― ― ― ― ―
(その他) ― ― ― ― ― ― ― ―
通貨オプション
買建
プット 9,657 ― ― ―
(20) 10 △ 10 (-) ― ―
(ユ ー ロ) 9,657 ― ― ―
(20) 10 △ 10 (-) ― ―
合 計 △ 2,806 △ 3,643
(注)1.括弧内には、貸借対照表に計上したオプション料を記載しています。
2.当事業年度末(前事業年度末)の為替相場は先物相場を使用しています。
3.外貨建金銭債権債務等に為替予約等が付されていることにより、決済時における円貨額が確定している外貨建金銭債権
債務等で、貸借対照表において当該円貨額で表示されているものについては、開示の対象より除いています。
4.「差損益」欄には、為替予約については時価を記載し、オプション取引についてはオプション料と時価との差額を記載
しています。
○株式関連 (単位:百万円)
前事業年度末 当事業年度末
区 (2019年3月31日) (2020年3月31日)
種 類
契約額等 時 価 差損益 契約額等 時 価 差損益
分
うち1年超 うち1年超
株価指数先物
売建 ― ― ― ― 29,721 ― △ 2,070 △ 2,070
買建 ― ― ― ― ― ― ― ―
取
引 株価指数オプション
所
買建
プット 10,381 ― 36,135 ―
(34) △ 33 0
(948) 992 43
合 計 △ 33 △ 2,027
(注)1.括弧内には、貸借対照表に計上したオプション料を記載しています。
2.「差損益」欄には、先物取引については時価を記載し、オプション取引についてはオプション料と時価との差額を記載
しています。
○債券関連
当社は前事業年度末・当事業年度末とも有していません。
○その他
当社は前事業年度末・当事業年度末とも有していません。
- 23 - 大同生命保険株式会社
5.貸借対照表
(単位:百万円)
前事業年度末 当事業年度末
科 目
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
(資産の部)
現金及び預貯金 286,704 253,175
預貯金 286,704 253,175
買入金銭債権 65,598 55,181
金銭の信託 8,689 10,710
有価証券 5,666,555 5,815,893
国債 1,762,691 1,844,507
地方債 196,646 161,901
社債 1,201,412 1,217,182
株式 284,079 258,525
外国証券 2,019,239 2,145,729
その他の証券 202,486 188,046
貸付金 540,638 598,616
保険約款貸付 72,982 84,473
一般貸付 467,655 514,142
有形固定資産 145,163 158,970
土地 85,943 94,763
建物 51,911 61,412
リース資産 293 1,041
建設仮勘定 5,881 540
その他の有形固定資産 1,133 1,212
無形固定資産 12,526 15,127
ソフトウェア 11,659 14,318
リース資産 167 106
その他の無形固定資産 699 701
代理店貸 512 467
再保険貸 385 513
その他資産 81,205 78,715
未収金 43,353 34,181
前払費用 2,251 1,931
未収収益 22,329 24,356
預託金 2,189 2,032
先物取引差入証拠金 1,454 1,440
先物取引差金勘定 - 2,342
金融派生商品 7,697 11,177
仮払金 1,323 668
その他の資産 605 584
繰延税金資産 35,385 50,340
貸倒引当金 △ 185 △ 204
資産の部合計 6,843,179 7,037,507
- 24 - 大同生命保険株式会社
(単位:百万円)
前事業年度末 当事業年度末
科 目
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
(負債の部)
保険契約準備金 5,986,450 6,195,363
支払備金 38,386 34,883
責任準備金 5,894,440 6,109,199
契約者配当準備金 53,623 51,280
再保険借 762 938
その他負債 58,483 59,017
未払法人税等 1,386 1,532
未払金 19,005 18,634
未払費用 11,061 9,567
前受収益 537 555
預り金 729 480
預り保証金 7,412 8,034
金融派生商品 10,482 15,900
金融商品等受入担保金 3,977 216
リース債務 500 1,247
資産除去債務 1,971 2,013
仮受金 1,418 836
役員賞与引当金 73 64
退職給付引当金 22,175 21,998
特別法上の準備金 112,800 116,267
価格変動準備金 112,800 116,267
負債の部合計 6,180,746 6,393,649
(純資産の部)
資本金 110,000 110,000
資本剰余金 35,054 35,054
資本準備金 35,054 35,054
利益剰余金 344,213 368,060
利益準備金 41,233 46,554
その他利益剰余金 302,980 321,506
不動産圧縮積立金 1,363 1,363
百二十周年記念事業積立金 - 100
別途積立金 150,000 162,000
繰越利益剰余金 151,617 158,043
株主資本合計 489,267 513,114
その他有価証券評価差額金 173,165 130,743
評価・換算差額等合計 173,165 130,743
純資産の部合計 662,433 643,858
負債及び純資産の部合計 6,843,179 7,037,507
- 25 - 大同生命保険株式会社
貸借対照表の注記
1.有価証券(現金及び預貯金・買入金銭債権勘定のうち有価証券に準じるもの及び金銭の信託において信
託財産として運用している有価証券を含む)の評価基準及び評価方法は次のとおりであります。
(1)売買目的有価証券
・時価法(売却原価は移動平均法により算定しております)
(2)満期保有目的の債券
・移動平均法による償却原価法(定額法)
(3)責任準備金対応債券(
「保険業における「責任準備金対応債券」に関する当面の会計上及び監査上の取
扱い」
(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 21 号)に基づく債券をいう)
・移動平均法による償却原価法(定額法)
(4)子会社株式及び関連会社株式(保険業法第2条第 12 項に規定する子会社及び保険業法施行令第 13 条
の5の2第3項に規定する子法人等のうち子会社を除いたもの及び関連法人等が発行する株式をいう)
・移動平均法による原価法
(5)その他有価証券
・時価のあるものは、3月末日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は移動平均法により算定してお
ります)
・時価を把握することが極めて困難と認められ、取得差額が金利調整差額と認められる公社債(外国債
券を含む)については、移動平均法による償却原価法(定額法)
・それ以外の有価証券については、移動平均法による原価法
なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。
2.責任準備金対応債券のリスク管理方針の概要は次のとおりであります。
将来の債務履行を確実に行えるよう、保険商品の特性やリスク許容度を十分に考慮した資産運用方針
をたて、管理しております。
このような運用方針のもと、保険商品の特性に応じて以下のとおり小区分を設定し、各小区分におけ
るデュレーションのコントロールを図る目的で保有する債券については、責任準備金対応債券に区分し
ております。
(1)一般資産区分における個人保険・個人年金保険
(2)無配当保険資産区分における個人保険・個人年金保険(今後5年超 30 年以内に発生する見込みのキ
ャッシュ・フローを対象)
(3)団体年金保険資産区分における団体年金保険
3.デリバティブ取引の評価は時価法により処理しております。
4.有形固定資産の減価償却は、次の方法により行っております。
(1)有形固定資産(リース資産を除く)
①1998 年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備及び構築物を除く) 並びに 2016 年4月1日以降
に取得した建物附属設備及び構築物
・定額法
- 26 - 大同生命保険株式会社
②上記以外の有形固定資産
・定率法
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物、建物附属設備及び構築物 2~50 年
器具備品 2~20 年
(2)リース資産
①所有権移転ファイナンス・リース取引
自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法
②所有権移転外ファイナンス・リース取引
リース期間を耐用年数とする定額法
5.外貨建金銭債権債務及び外貨建有価証券は、3月末日の直物為替相場により円貨に換算しておりま
す。
6.貸倒引当金は、債権の貸倒れによる損失に備えるため、資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則
り、次のとおり計上しております。
破産、民事再生等、法的形式的な経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に
対する債権及び実質的に経営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)に対する債権につ
いては、下記直接減額後の債権額から担保の回収可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、
その残額を計上しております。
また、現状、経営破綻の状況にはないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者
(以下「破綻懸念先」という)に対する債権については、債権額から担保の回収可能見込額及び保証に
よる回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を
計上しております。
上記以外の債権(正常先債権及び要注意先債権)については、過去の一定期間における貸倒実績等か
ら算出した貸倒実績率を債権額に乗じた額等を計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立し
た資産監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から担保の評価額及び
保証等による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額し
ており、その金額は 155 百万円であります。
7.役員賞与引当金は、役員の賞与の支払いに備えるため、支給見込額のうち当事業年度末において発生
していると認められる額を計上しております。
8.退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資
産の見込額に基づき、計上しております。
退職給付債務並びに退職給付費用の処理方法は以下のとおりです。
退職給付見込額の期間帰属方法 給付算定式基準
数理計算上の差異の処理年数 発生年度に全額を費用処理
- 27 - 大同生命保険株式会社
過去勤務費用の処理年数 発生年度に全額を費用処理
9.価格変動準備金は、保険業法第 115 条の規定に基づき算出した額を計上しております。
10.ヘッジ会計の方法は次のとおりであります。
(1)ヘッジ会計の方法
ヘッジ会計の方法は、時価ヘッジ処理を採用しております。なお、外貨建定期預金をヘッジ対象と
した為替予約取引については、振当処理の要件を満たしている場合は振当処理を採用しております。
(2)ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段として為替予約取引を行い、ヘッジ対象は、保有目的がその他有価証券である外貨建の
有価証券及び外貨建定期預金としております。
(3)ヘッジ方針
資産運用に関する社内規程等に基づき、ヘッジ対象に係る為替変動リスクを一定の範囲内でヘッジ
しております。
(4)ヘッジの有効性評価の方法
ヘッジの有効性の判定は、主にヘッジ対象とヘッジ手段の時価変動を比較する比率分析によってお
ります。ただし、ヘッジ対象とヘッジ手段に関する重要な条件が同一であり、ヘッジに高い有効性が
ある場合には、ヘッジの有効性の判定を省略しております。
11.消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。ただし、資産に係る控除対象外
消費税等のうち、税法に定める繰延消費税等については、前払費用に計上し5年間で均等償却し、繰延
消費税等以外のものについては、発生事業年度に費用処理しております。
12.責任準備金は、保険業法第 116 条の規定に基づく準備金であり、保険料積立金については次の方式
により計算しております。
・標準責任準備金の対象契約については、金融庁長官が定める方式(平成8年大蔵省告示第 48 号)
・標準責任準備金の対象とならない契約については、平準純保険料式
なお、保険業法施行規則第 69 条第5項の規定に基づき、一部の個人年金保険の年金支払いを開始し
た契約を対象に責任準備金を追加して積み立てております。
13.無形固定資産の減価償却は、次の方法により行っております。
(1)無形固定資産(リース資産を除く)
自社利用のソフトウェアの減価償却は、利用可能期間(5年)に基づく定額法により行っております。
(2)リース資産
①所有権移転ファイナンス・リース取引
自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法
②所有権移転外ファイナンス・リース取引
リース期間を耐用年数とする定額法
- 28 - 大同生命保険株式会社
14.㈱T&Dホールディングスを連結納税親会社として、連結納税制度を適用しております。
15.連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用
当社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)において創設されたグループ通
算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた項目につい
ては、
「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対
応報告第 39 号 2020 年3月 31 日)第3項の取扱いにより、
「税効果会計に係る会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第 28 号 2018 年2月 16 日)第 44 項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰
延税金負債の額について、改正前の税法の規定に基づいております。
16.当事業年度末までに公表されているものの、適用されていない会計基準等は以下のとおりでありま
す。
(収益認識に関する会計基準等)
・「収益認識に関する会計基準」
(企業会計基準第 29 号 2020 年3月 31 日)
・「収益認識に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第 30 号 2020 年3月 31 日)
(1)概要
収益認識に関する包括的な会計基準であります。収益は、次の5つのステップを適用し認識されま
す。
ステップ1:顧客との契約を識別する。
ステップ2:契約における履行義務を識別する。
ステップ3:取引価格を算定する。
ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。
ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。
(2)適用予定日
2021 年4月1日以後開始する事業年度の期首より適用予定であります。
(3)当該会計基準等の適用による影響
影響額は、当計算書類の作成時において評価中であります。
(時価の算定に関する会計基準等)
・「時価の算定に関する会計基準」
(企業会計基準第 30 号 2019 年7月4日)
・「時価の算定に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第 31 号 2019 年7月4日)
・「金融商品に関する会計基準」
(企業会計基準第 10 号 2019 年7月4日)
・「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」
(企業会計基準適用指針第 19 号 2020 年3月 31 日)
(1)概要
国際的な会計基準の定めとの比較可能性を向上させるため、
「時価の算定に関する会計基準」及び
「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(以下、「時価算定会計基準等」という。)が開発され、時
価の算定方法に関するガイダンス等が定められました。時価算定会計基準等は次の項目の時価に適用
されます。
・「金融商品に関する会計基準」における金融商品
また、
「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」が改訂され、金融商品の時価のレベルごとの
- 29 - 大同生命保険株式会社
内訳等の注記事項が定められました。
(2)適用予定日
2021 年4月1日以後開始する事業年度の期首より適用予定であります。
(3)当該会計基準等の適用による影響
影響額は、当計算書類の作成時において評価中であります。
(会計方針の開示、会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準)
・「会計方針の開示、会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準」
(企業会計基準第 24 号 2020 年
3月 31 日)
(1)概要
関連する会計基準等の定めが明らかでない場合に、採用した会計処理の原則及び手続きの概要を示
すことを目的とするものです。
(2)適用予定日
2021 年3月 31 日以後終了する事業年度より適用予定であります。
(会計上の見積りの開示に関する会計基準)
・「会計上の見積りの開示に関する会計基準」
(企業会計基準第 31 号 2020 年3月 31 日)
(1)概要
当年度の財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌年度の財務諸表に重要な
影響を及ぼすリスクがある項目における会計上の見積りの内容について、財務諸表利用者の理解に資
する情報を開示することを目的とするものです。
(2)適用予定日
2021 年3月 31 日以後終了する事業年度より適用予定であります。
17.金融商品の状況に関する事項及び金融商品の時価等に関する事項は次のとおりであります。
(1)金融商品に対する取組方針
当社は、生命保険業免許に基づき、生命保険の引受けを行い、保険料として収受した金銭等の運用と
して、主に有価証券投資、貸付等を行っております。
運用に際しては、お客さまからお預かりした保険料を効率的に運用するため、
「保証利率や保険期
間などの商品特性に対応した資産運用」及び「資産の健全性維持」を取組方針としております。
これらの取組方針に則した資産運用を行うために、保険契約の特性に対応した資産配分をすること
により運用収益を確保しております。
また、
「ERM委員会」を設置し、資本・収益・リスクの経済価値ベースでの一体管理(ERM)の
推進・充実を図るとともに、ERMの状況について定期的に把握・確認しております。
なお、効率的な資産運用を図る観点からデリバティブ取引を活用しております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
当社が保有する金融資産は、主に有価証券及び貸付金であります。
また、保有する有価証券のリスクをヘッジする目的等で、デリバティブ取引を行っております。
有価証券は、主に公社債、株式、投資信託(主に株式、債券、外国株式、外国債券を投資対象とす
るもの)及び外国証券等であり、安定的な収益確保、市場見通しに基づく運用、長期保有による運用
- 30 - 大同生命保険株式会社
を目的に保有しております。これらは、発行体の信用リスク、金利の変動リスク、為替の変動リス
ク、市場価格の変動リスク及び流動性リスクに晒されております。
貸付金は、主に国内の企業向け貸付、個人向け貸付及び保険約款に基づく貸付であります。このう
ち、企業向け貸付及び個人向け貸付は、安定的な収益確保を目的に実施しておりますが、貸付先の契
約不履行によってもたらされる信用リスクに晒されております。保険約款貸付は、解約返戻金の範囲
内で行っており、信用リスクは僅少であります。
デリバティブ取引は、債券先物取引、株式指数先物取引、為替予約取引、通貨オプション取引、株価
指数オプション取引等を行っており、現物資産の補完的取引として以下の4つの目的に限定して活用
しているため、リスクは限定的なものになっております。
①現物資産の価格変動リスクに対するヘッジ取引
②現物資産をポートフォリオに組入れるまでの時間的な問題や、流動性の問題を解消するための現
物資産を補完・代替することを目的としたヘッジ取引
③現物資産のデュレーションや金利種類(固定・変動)の調整を目的としたヘッジ取引
④現物資産の信用リスクに対するヘッジや信用リスクの分散を目