8795 T&DHD 2021-11-12 15:00:00
2022年3月期第2四半期(中間)決算のお知らせ [pdf]
T&D保険グループ
2022年3月期第2四半期(中間)決算のお知らせ
2021年11月12日
グループストラクチャー
家庭マーケット 中小企業マーケット 乗合代理店マーケット
(金融機関・来店型ショップ)
T&D保険グループのT&Dホールディングス傘下には、太陽生命、大同生命、T&Dフィナンシャル生命の中核生保
3社のほか、資産運用関連事業を担うT&Dアセットマネジメントやペット保険を取扱うペット&ファミリー損害保険、
グループの事業ポートフォリオ多様化を主に担うT&Dユナイテッドキャピタル等のグループ会社があります。
<本資料における計数の定義>
連結 : T&Dホールディングス(連結)
3社合算 : 生命保険会社3社(太陽生命、大同生命、T&Dフィナンシャル生命)の単純合算
1
目次
2022年3月期第2四半期(中間)決算のポイント P. 3
1.T&D保険グループ決算の概況 P. 5
2.国内生命保険事業 P. 8
3.事業ポートフォリオの多様化 P. 14
4.2022年3月期 通期業績予想・株主還元 P. 16
2
2022年3月期第2四半期(中間)決算のポイント
1.T&D保険グループ決算の概況
・ グループ修正利益※は、国内生命保険事業が堅調に推移したことにより、計画を上回って進捗し、前年同期から増加。
・ 親会社株主に帰属する中間純利益は、T&Dユナイテッドキャピタルを通じて関連会社化したフォーティテュード社の第1
四半期会計期間(1~3月)に係る、資産と負債の会計上の処理の相違による一時的な評価性損失等の発生に伴い、前年
同期から減少したものの、国内生命保険事業では前年同期から増加。
・ Group MCEVは、新契約価値の積み上げや外国証券の時価上昇等により前期末から増加。
※ グループ修正利益は、当期純利益に対し、市場の変動により会計上生じる一時的な評価性損益等を調整した経営実態を表す指標。
2.国内生命保険事業
・ 保障ニーズの高まりに対応した対面・非対面を融合した営業の定着等により、契約業績は堅調。当グループの主要経営
指標である新契約価値※および新契約年換算保険料とも、前年同期から増加。
・ 3社合算の基礎利益は、利息及び配当金等収入の増加等により、前年同期から増加。
※ 新契約価値は、当期中に販売した新契約(転換契約を含む)の価値を表したもの。
3.事業ポートフォリオの多様化
・ フォーティテュード社において、米国金利上昇に伴う会計上の一時的な評価性損失等が発生したものの、修正利益は計
画を上回って進捗。
4.通期業績予想・株主還元
・ 主に運用収支が好調であったこと等により、通期連結業績予想を上方修正。
・ 1株当たり年間配当金予想の修正はありません。なお、1株当たりの中間配当金は、前年の中間配当から6.0円増配の
28.0円。
・ 業績が好調に推移していることを踏まえ、400億円を上限に自己株式の取得を実施予定。
3
2022年3月期第2四半期(中間)決算のポイント
■ 1.T&D保険グループ決算の概況 ※1 ■ 3.事業ポートフォリオの多様化(生保3社以外)
2021/3期 2Q累計 2022/3期 2Q累計 前年同期比 2021/3期 2Q累計 2022/3期 2Q累計
※2
修正利益
経常収益 11,664 億円 11,078 億円 △ 5.0 %
(TDAM・P&F・TDUC(連結)合算) 61 億円 66 億円
経常利益 1,500 億円 661 億円 △ 55.9 % T D A M : T&Dアセットマネジメント
P & F : ペット&ファミリー損害保険
親会社株主に帰属する T D U C : T&Dユナイテッドキャピタル
中間純利益 1,152 億円 309 億円 △ 73.1 %
※2
グループ修正利益 336 億円 557 億円 +65.5 %
■ 4.2022年3月期 通期業績予想・株主還元
2021年5月14日公表の2022年3月期業績予想を次のとおり修正。
2021/3末 2021/9末 前期末差
2022/3期 予想
2021/3期 実績
Group MCEV 33,776 億円 34,925 億円 +1,149 億円 前回発表予想 今回発表予想
親会社株主に帰属する
当期純利益 1,623 億円 160 億円 360 億円
■ 2.国内生命保険事業(3社合算)
グループ修正利益 ※2
779 億円 730 億円 930 億円
2021/3期 2Q累計 2022/3期 2Q累計 前年同期差
2021年5月14日公表内容から変更ありません。
新契約価値 610 億円 803 億円 +192 億円
2021/3期 実績 2022/3期 予想
2021/3期 2Q累計 2022/3期 2Q累計 前年同期比
1株当たり年間配当金 46.0 円 56.0 円
新契約年換算保険料 484 億円 613 億円 +26.7 %
(うち中間配当) 22.0 円 28.0 円
2021/3末 2021/9末 前期末比
保有契約年換算保険料 15,354 億円 15,388 億円 +0.2 %
2021/3期 2Q累計 2022/3期 2Q累計 前年同期比 ※1 2021年10月1日に公表しているフォーティテュード社の組織再編に伴う会計処理の遡及
適用反映前の数値。
271 489
※2
修正利益 億円 億円 +80.1 %
2021/3期 2Q累計 2022/3期 2Q累計 前年同期比 ※2 修正利益
当期純利益に対し、市場の変動により会計上生じる一時的な評価性損益等を調整した
基礎利益 771 億円 930 億円 +20.6 % 経営実態を表す指標。
4
1.T&D保険グループ決算の概況(連結損益)
(単位:億円)
2021/3期 2022/3期
前年同期比
2Q累計 2Q累計
経常収益 11,664 11,078 △ 586 △ 5.0%
うち保険料等収入 8,421 8,933 +512 +6.1% ①
うち資産運用収益 1,973 1,726 △ 247 △ 12.5% ② <主な増減要因>
うち利息及び配当金等収入 1,372 1,613 +240 +17.5% ③ ①⑤ 新契約の増加等による
うち持分法による投資利益 929 - △ 929 - ④ ② 金銭の信託運用益の減少等による
経常費用 10,163 10,416 +252 +2.5% ③ 主に外国証券利息配当金の増加による
④⑦ フォーティテュード社の会計上の
うち保険金等支払金 6,516 6,537 +20 +0.3%
一時的な評価性損益等による
うち責任準備金等繰入額 1,787 1,929 +142 +7.9% ⑤ ⑥ 金融派生商品費用の減少(為替ヘッジ
うち資産運用費用 505 296 △ 209 △ 41.5% ⑥ コストの低下等)による
うち持分法による投資損失 - 185 +185 - ⑦
経常利益 1,500 661 △ 838 △ 55.9%
特別損益 △ 86 △ 42 +43 -
契約者配当準備金繰入額 126 121 △5 △ 4.1%
税金等調整前中間純利益 1,287 497 △ 789 △ 61.3%
法人税等合計 135 187 +51 +38.5%
親会社株主に帰属する
中間純利益 1,152 309 △ 842 △ 73.1%
当期純利益に対し、市場の変動により会計上生じる
一時的な評価性損益等を調整した経営実態を表す
グループ修正利益 336 557 +220 +65.5% 指標。
5
1.T&D保険グループ決算の概況(グループ修正利益)
グループ修正利益の増減内訳と親会社株主に帰属する中間純利益との差異
(億円)
+215 ▲1 +2 557 +1 ▲248
336 +3 309
2021年3月期2Q 太陽生命 大同生命 T&Dフィナンシャル T&Dユナイテッド 2022年3月期2Q 市場価格調整 フォーティテュード 2022年3月期2Q
グループ修正利益 生命 キャピタル グループ (MVA)に関連 社に係る 中間純利益
する 評価性損益等2Q
修正利益
2020年9月期 太陽生命 大同生命 T&Dフィナンシャル T&Dユナイテッド 2021年9月期 T&Dフィナンシャル Fortitude社に係る
評価性の損益 2021年9月期
コアビジネス(国内生保事業) その他の事業
グループ修正利益 生命 キャピタル グループ修正利益 生命に係る 評価性損益等 中間純利益
MVA関係損益
グループ修正利益は、生保事業が堅調に推移したことにより前年同期から増加。
親会社株主に帰属する中間純利益は、フォーティテュード社の会計上の一時的な評価性損失等の発生に伴い前年同期から減少。
6
1.T&D保険グループ決算の概況(MCEV [概算値])
Group MCEV
(億円)
34,925 (単位:億円)
33,776
2021/9末 前期末差
T&D保険グループ全体 (Group MCEV) 34,925 +1,149
25,881
生命保険事業のMCEV 33,752 +1,232
うち太陽生命 11,515 +368
うち大同生命 21,129 +540
うちT&Dフィナンシャル生命 1,128 +46
生命保険以外の事業に係る純資産 1,172 △ 83
2020/3末 2021/3末 2021/9末
* 生命保険会社の企業価値を評価する指標の一つ「EV(エンベディッド・バリュー)」は、「貸借対照表の純資産に、価格変動準備金・危険準備金等の内部留保、
時価評価されていない資産の含み損益等を加えた純資産価値」と「現時点で保有している契約から将来見込まれる利益の現在価値」を合計したものです。
* 生命保険以外の事業に係る純資産の前期末差(△83億円)には、フォーティテュード社に係る会計上の一時的な評価性損失等(△248億円)を含んでいます。
7
2.国内生命保険事業(新契約・保有契約の状況)
新契約の状況
(単位:億円)
太陽生命 大同生命 T&Dフィナンシャル生命 3社合算
2022/3期 2022/3期 2022/3期 2022/3期
前年同期差 前年同期差 前年同期差 前年同期差
2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計
新契約価値 263 +48 520 +127 18 +17 803 +192
* 新契約価値は、当期中に販売した新契約(転換契約を含む)の価値を表したものです。
(単位:億円)
太陽生命 大同生命 T&Dフィナンシャル生命 3社合算
2022/3期 2022/3期 2022/3期 2022/3期
前年同期比 前年同期比 前年同期比 前年同期比
2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計
+26 +76 +26 +129
新契約年換算保険料 172 311 129 613
(+17.9%) (+32.7%) (+25.4%) (+26.7%)
+16 +16 +2 +35
うち第三分野 94 80 3 178
(+21.6%) (+26.7%) (+135.6%) (+25.1%)
* 新契約には、転換による純増加を含んでいます。
保有契約の状況
(単位:億円)
太陽生命 大同生命 T&Dフィナンシャル生命 3社合算
2021/9末 前期末比 2021/9末 前期末比 2021/9末 前期末比 2021/9末 前期末比
△ 68 +17 +84 +34
保有契約年換算保険料 5,828 7,996 1,562 15,388
(△ 1.2%) (+0.2%) (+5.7%) (+0.2%)
+34 +19 +2 +56
うち第三分野 1,243 1,454 32 2,730
(+2.8%) (+1.3%) (+8.9%) (+2.1%)
8
2.国内生命保険事業(損益関係)
(単位:億円)
太陽生命 大同生命 T&Dフィナンシャル生命 3社合算
2022/3期 2Q累計 前年同期比 2022/3期 2Q累計 前年同期比 2022/3期 2Q累計 前年同期比 2022/3期 2Q累計 前年同期比
経常収益 4,061 +138 +3.5% 5,065 +133 +2.7% 1,807 +13 +0.8% 10,934 +285 +2.7%
うち保険料等収入 3,228 +154 +5.0% 3,931 +7 +0.2% 1,732 +344 +24.8% 8,892 +506 +6.0%
うち資産運用収益 778 △ 19 △ 2.4% 929 +67 +7.8% 47 △ 323 △ 87.2% 1,755 △ 275 △ 13.6%
うち利息及び配当金等収入 745 +26 +3.6% 844 +218 +35.0% 33 △2 △ 6.1% 1,623 +242 +17.6%
経常費用 3,858 +147 +4.0% 4,416 △ 114 △ 2.5% 1,808 △ 25 △ 1.4% 10,083 +6 +0.1%
うち保険金等支払金 2,853 △ 71 △ 2.4% 2,552 +34 +1.4% 1,107 +53 +5.1% 6,514 +16 +0.3%
うち責任準備金等繰入額 338 +246 +270.6% 1,034 △7 △ 0.7% 560 △ 110 △ 16.4% 1,933 +128 +7.1%
うち資産運用費用 151 △ 52 △ 25.5% 144 △ 202 △ 58.5% 18 +18 - 314 △ 236 △ 42.9%
経常利益 203 △8 △ 4.0% 648 +248 +62.0% △ 1 +39 - 851 +278 +48.7%
特別損益 △ 17 +15 - △ 20 +29 - △4 △0 - △ 42 +43 -
契約者配当準備金繰入額 63 +2 +4.1% 57 △ 7 △ 11.7% 0 △ 0 △ 95.8% 121 △5 △ 4.1%
税引前中間純利益 123 +4 +3.4% 570 +285 +100.0% △5 +38 - 687 +327 +91.1%
法人税等合計 35 +0 +2.7% 162 +69 +74.2% △1 +11 - 196 +81 +70.7%
中間純利益 87 +3 +3.7% 407 +215 +112.6% △ 4 +27 - 490 +246 +100.7%
修正利益 87 +3 +3.7% 407 +215 +112.6% △ 6 △1 - 489 +217 +80.1%
基礎利益 287 △4 △ 1.6% 673 +183 +37.3% △ 31 △ 19 - 930 +158 +20.6%
順ざや 191 +51 +36.5% 300 +215 +254.1% △ 16 △3 - 475 +263 +124.2%
* T&Dフィナンシャル生命の修正利益は、中間純利益から市場価格調整(MVA)に関連する評価性の損益を調整して算出しています。
9
2.国内生命保険事業(健全性指標等)
ソルベンシー・マージン比率
太陽生命 大同生命 T&Dフィナンシャル生命 T&Dホールディングス連結(参考)
2021/9末 前期末差 2021/9末 前期末差 2021/9末 前期末差 2021/9末 前期末差
ソルベンシー・マージン比率 846.3% 6.5pt低下 1,238.3% 55.2pt低下 857.2% 30.4pt上昇 1,094.1% 0.7pt低下
実質純資産 (単位:億円)
太陽生命 大同生命 T&Dフィナンシャル生命 T&Dホールディングス連結(参考)
2021/9末 前期末差 2021/9末 前期末差 2021/9末 前期末差 2021/9末 前期末差
実質純資産 11,595 +53 17,548 +689 2,078 +149 32,622 +1,101
有価証券等の差損益(一般勘定) (単位:億円)
太陽生命 大同生命 T&Dフィナンシャル生命 3社合算
2021/9末 前期末差 2021/9末 前期末差 2021/9末 前期末差 2021/9末 前期末差
有価証券の差損益 6,251 +159 6,411 +399 1,243 +168 13,905 +727
うち公社債 2,893 +28 2,520 +2 550 △8 5,964 +21
うち株式 1,239 △ 75 1,894 +87 - - 3,133 +12
うち外国証券 1,770 +198 1,499 +206 8 △1 3,278 +402
土地等の差損益 623 △2 781 △2 - - 1,404 △4
* 有価証券の差損益は、有価証券のうち市場価格のない株式等および組合等は除いています。
* 土地等の差損益は、原則として鑑定評価額(重要性の低い物件等については公示価格等)をもとに算出しています。
10
【参考】太陽生命の主要ポイントと状況
「感染症プラス入院一時金保険」の販売が引き続き好調。保障性保有契約年換算保険料は前年度末から増加。
保障性新契約年換算保険料 保障性保有契約年換算保険料
92 (億円) 1,566 (億円)
1,554
77 77 1,532
2020/3期2Q累計 2021/3期2Q累計 2022/3期2Q累計 2020/3末 2021/3末 2021/9末
保障性新契約年換算保険料は、ウィズコロナ時代に対応した営業活動の推進、および「感染症プラス入院一時金保険」や「ガ
ン・重大疾病予防保険」の販売が、第1四半期に引き続き好調であったことにより、前年同期から19.3%の増加。「感染症プラス
入院一時金保険」については、昨年9月発売からの累計販売件数が17万件と好調に推移。
保障性保有契約年換算保険料は、入院一時金保険等の第三分野商品の販売が堅調に推移したことから、前年度末から0.8%
の増加。
・ がんや重大疾病への早期予防や早期発見をサポートする「疾病予防サービス」として、2021年3月に「アミノインデックス®リスクス
クリーニング」、2021年9月には「子宮頸がんHPV検査パピックス」の案内開始。このほか、「認知症予防サービス」や「太陽生命
の健康増進アプリ」を提供するなど、お客さまの疾病予防・健康増進に役立つ取組みを幅広く展開。
・ 2021年9月には、産婦人科医と共同で開発した「出産保険」を妊婦専用商品として発売し、少子化解消への取組みを推進。所定
の妊娠うつ・産後うつ等を保障する同商品は、インターネット完結型保険「スマ保険」にて提供。
※ 保障性年換算保険料(太陽生命独自の指標)とは、年換算保険料のうち主に貯蓄系商品を除いた保障部分の合計。
同指標の伸展は「EVの伸展」に大きく寄与するため、太陽生命が契約業績の中で重視する指標。 11
【参考】大同生命の主要ポイントと状況
第1四半期から引き続き、新契約高は堅調に推移し、前年同期に比べ増加。保有契約高は前年度末から純増。
新契約高 ※ 保有契約高 ※
(億円) (億円)
21,121 467,697
469,472 466,560
18,416
16,551
就業不能・ 就業不能・
6,785 6,635 介護保障商品 介護保障商品
5,073 108,995 110,561 112,155
2020/3期2Q累計 2021/3期2Q累計 2022/3期2Q累計 2020/3末 2021/3末 2021/9末
コロナ禍で高まっているお客さまの保障ニーズに対して、対面・非対面を組み合せたコンサルティング営業を実践したことで、
主力である定期保険、特にオーダーメイド型商品(αシリーズ)の販売が堅調。
また、「がんステージ限定型Jタイプ」(2020年12月発売)の推進等により、就業不能・介護保障商品も前年同期から増加。
新契約高が堅調に推移したことにより、保有契約高は前年度末から純増。
・ Web会議システムを活用して医師の診査を行う「リモート診査」(2021年4月)、非対面で「告知+尿検査」を行う「かんたんセルフ」 (2021年
6月)など、新契約時の非対面手続きを拡大・推進。
・ 「法人契約では業界初」となる、お客さまご自身のスマートフォンやパソコンでお手続いただける「つながる手続」の利用対象を拡大(2021年
10月)し、すべての保険加入手続でのリモート化を実現。今後も引き続き対面・非対面を組み合せた営業活動が実践できるインフラを強化
していく。
※ 当ページ記載の「新契約高」「保有契約高」には、「Jタイプ」の重大疾病保険金額、「Tタイプ」の就業障がい保険金額、「介護リリーフα」等の介護保険金額を含みます。 12
【参考】T&Dフィナンシャル生命の主要ポイントと状況
新契約年換算保険料は順調に推移。保有契約年換算保険料は前年度末から増加。
新契約年換算保険料 保有契約年換算保険料
(億円) (億円)
129 1,562
1,478
115 1,316
103
2020/3期2Q累計 2021/3期2Q累計 2022/3期2Q累計 2020/3末 2021/3末 2021/9末
新契約年換算保険料は129億円、前年同期から25.4%増加。コロナ禍においても、Webを活用したオンライン研修の実施や
研修・動画ツールの提供等によって、募集代理店での当社商品の認知度が向上したことにより、一時払終身保険「生涯プレ
ミアムワールド5」を中心に販売が順調に推移。
保有契約年換算保険料は1,562億円、前年度末から5.7%の増加。
・ 2021年6月より、「投資信託」と「生命保険」の融合により、人生100年時代の自助努力による資産形成をサポートする円建の一時払
変額終身保険「ハイブリッド アセット ライフ」を販売開始 。
・ 2021年2月より、就業不能保険「働くあなたにやさしい保険2」を販売開始。三大疾病やケガによる継続的な収入減少に備える「年
金コース」と三大疾病による治療費などの一時的な支出増加に備える「一時金コース」の2つのコースから選択できる商品に進化。
販売は順調に推移。
・ 引き続き、「マーケット環境やお客さまニーズを踏まえた商品の充実」、「お客さま・代理店向けサービスの積極的な導入」、「ITの利
活用」を通じて企業価値の持続的な向上に取り組む。
13
3.事業ポートフォリオの多様化(T&Dユナイテッドキャピタル)
T&Dユナイテッドキャピタル(連結)の状況
(単位:億円)
2021/3期 2022/3期
前年同期差
2Q累計 2Q累計
経常収益 929 0 △ 929
うち持分法による投資利益 928 - △ 928
経常費用 8 197 +189
うち持分法による投資損失 - 186 +186
経常利益 921 △ 197 △ 1,118
中間純利益 (△は純損失) 905 △ 183 △ 1,088
修正利益 62 64 +2
中間純利益は、米国再保険持株会社フォーティテュード社の米国金利上昇に伴う一時的な評価性損失等を
持分法投資損失186億円として計上したことにより、△183億円と前年同期から減少。
一時的な評価性損益等を除いた修正利益では、同社における運用収支が好調であったこと等により、64億
円と前年同期から増加。
2022年3月期第3四半期では、持分法投資利益として、10億円程度を計上見込み。グループ修正利益への
影響額は+60億円程度の計上見込み。
14
3.事業ポートフォリオの多様化(アセットマネジメント事業・損害保険事業)
T&Dアセットマネジメントの状況
(参考)投資信託 運用資産残高
(単位:百万円)
(億円)
2022/3期 2Q累計 前年同期差
公募投信
営業収益(実質ベース)※ 1,445 △ 102 1,280 1,133
経常利益 103 +36
私募投信
中間純利益 74 +35 9,811 10,167
私募投信は残高が前期末から増加したものの、公募投信が減少した
ことから営業収益は前年同期から減少。中間純利益は、人件費等の
2021/3末 2021/9末
費用が減少したこともあり、前年同期から増加。
※販売会社や運用委託先への支払いを控除した実質的な営業収入
ペット&ファミリー損害保険の状況
(単位:百万円)
(参考) 保有契約件数
2022/3期 2Q累計 前年同期差
(万件)
経常収益 4,155 +630
(万件)
経常利益 201 +342
17.1 17.9
中間純利益 147 +254
(億円)
新契約が堅調に推移したことにより、保有契約件数が前期末から増
加し、収入保険料が増加。中間純利益は前年同期から増加。
2021/3末 2021/9末
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4.2022年3月期 通期業績予想・株主還元
2022年3月期 通期業績予想(T&Dホールディングス連結)
2021年5月14日公表の2022年3月期通期業績予想を次のとおり修正。
(単位:億円)
2022年3月期予想
2021年3月期実績
前回発表予想 今回発表予想 増減額
経常収益 24,139 21,300 21,550 + 250
経常利益 2,281 740 990 + 250
親会社株主に帰属する当期純利益 1,623 160 360 + 200
グループ修正利益 779 730 930 + 200
主な修正理由
運用収支の好調および海外再保険関連会社に係る持分法投資損益が当初想定を大きく上回っていることによります。
1株当たり年間配当金
2021年5月14日公表内容から変更ありません。なお、1株当たりの中間配当金は、前年の中間配当から6.0円増配の28.0円。
2021年3月期実績 2022年3月期予想
1株当たり年間配当金 46.0円(うち中間配当22.0円) 56.0円(うち中間配当28.0円)
自己株式の取得
株主還元として、400億円を上限に自己株式の取得を実施予定。
※ 通期業績予想の修正、自己株式の取得については、本日公表のニュースリリースをご参照ください。
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【お問合せ先】
株式会社T&Dホールディングス 広報課 井本・山本 TEL 03-3272-6115
太 陽 生 命 保 険 株 式 会 社 広報課 貴志 TEL 03-3272-6406
大 同 生 命 保 険 株 式 会 社 広報課 筑摩 TEL 03-3272-6206
T&Dフィナンシャル生命保険株式会社 広報課 高橋 TEL 03-6745-6808