8795 T&DHD 2021-08-10 15:00:00
2022年3月期第1四半期決算のお知らせ [pdf]
T&D保険グループ
2022年3月期第1四半期決算のお知らせ
2021年8月10日
グループストラクチャー
家庭マーケット 中小企業マーケット 乗合代理店マーケット
(金融機関・来店型ショップ)
T&D保険グループのT&Dホールディングス傘下には、太陽生命、大同生命、T&Dフィナンシャル生命の中核生保
3社のほか、資産運用関連事業を担うT&Dアセットマネジメントやペット保険を取扱うペット&ファミリー損害保険、
グループの事業ポートフォリオ多様化を主に担うT&Dユナイテッドキャピタル等のグループ会社があります。
<本資料における計数の定義>
連結 : T&Dホールディングス(連結)
3社合算 : 生命保険会社3社(太陽生命、大同生命、T&Dフィナンシャル生命)の単純合算
1
目次
2022年3月期第1四半期決算のポイント P. 3
1.T&D保険グループ決算の概況 P. 5
2.国内生命保険事業 P. 8
3.事業ポートフォリオの多様化 P. 14
4.2022年3月期 通期業績予想・株主還元 P. 16
2
2022年3月期第1四半期決算のポイント
1.T&D保険グループ決算の概況
・ 経営実態を表すグループ修正利益※は、国内生命保険事業が堅調に推移したことにより、計画を上回って進捗しており、
前年同期から増加。
・ 親会社株主に帰属する四半期純利益(純損失)は、T&Dユナイテッドキャピタルを通じて関連会社化したフォーティ
テュード社の第1四半期会計期間(1~3月)に係る、資産と負債の会計上の処理の相違による一時的な評価性損失の発
生に伴い、前年同期から減少したものの、国内生命保険事業では前年同期から増加。
・ Group MCEVは、新契約の積み上げがあったものの、フォーティテュード社の会計上の一時的な評価性損失の発生によ
り、前期末からほぼ横ばい。
・ なお、第2四半期においては、フォーティテュード社の第2四半期会計期間(4~6月)に係る持分法による投資利益として、
380億円程度を計上する見込み。
※ グループ修正利益は、当期純利益に対し、市場の変動により会計上生じる一時的な評価性損益等を調整した経営実態を表す指標。
2.国内生命保険事業
・ 保障ニーズの高まりに対応した対面・非対面を融合した営業の定着等により、契約業績は堅調。当グループの主要経営
指標である新契約価値※および新契約年換算保険料とも、前年同期から増加。
・ 3社合算の基礎利益は、利息及び配当金等収入の増加等により、前年同期から増加。
※ 新契約価値は、当期中に販売した新契約(転換契約を含む)の価値を表したもの。
3.事業ポートフォリオの多様化
・ フォーティテュード社において、米国金利上昇に伴い会計上の一時的な評価性損失が発生したものの、修正利益は計画
を上回って進捗。
4.通期業績予想・株主還元
・ 通期業績予想および1株当たり年間配当金予想の修正はありません。
3
2022年3月期第1四半期決算のポイント
■ 1.T&D保険グループ決算の概況 ■ 3.事業ポートフォリオの多様化(生保3社以外)
2021/3期 1Q 2022/3期 1Q 前年同期比 2021/3期 1Q 2022/3期 1Q
※
修正利益
経常収益 5,869 億円 5,700 億円 △ 2.9 %
(TDAM・P&F・TDUC(連結)合算) 45 億円 23 億円
経常利益(△は損失) 839 億円 △ 180 億円 - T D A M : T&Dアセットマネジメント
P & F : ペット&ファミリー損害保険
親会社株主に帰属する T D U C : T&Dユナイテッドキャピタル
四半期純利益 (△は純損失) 684 億円 △ 325 億円 -
グループ修正利益 ※
146 億円 241 億円 +64.7 %
■ 4.2022年3月期 通期業績予想・株主還元
2021/3期 実績 2022/3期 予想
2021/3末 2021/6末 前期末差
親会社株主に帰属する
Group MCEV 33,776 億円 33,766 億円 △ 10 億円 当期純利益 1,623 億円 160 億円
グループ修正利益 ※
779 億円 730 億円
■ 2.国内生命保険事業(3社合算)
2021/3期 1Q 2022/3期 1Q 前年同期差 2021/3期 実績 2022/3期 予想
新契約価値 227 億円 394 億円 +167 億円 1株当たり年間配当金 46.0 円 56.0 円
2021/3期 1Q 2022/3期 1Q 前年同期比 (うち中間配当) 22.0 円 28.0 円
新契約年換算保険料 185 億円 308 億円 +65.9 %
2021/3末 2021/6末 前期末比
保有契約年換算保険料 15,354 億円 15,362 億円 +0.1 %
2021/3期 1Q 2022/3期 1Q 前年同期比
修正利益 ※ 101 億円 220 億円 +117.5 %
2021/3期 1Q 2022/3期 1Q 前年同期比 ※ 修正利益
当期純利益に対し、市場の変動により会計上生じる一時的な評価性損益等を調整した
基礎利益 339 億円 394 億円 +16.3 % 経営実態を表す指標。
4
1.T&D保険グループ決算の概況(連結損益)
(単位:億円)
2021/3期 2022/3期
1Q 1Q
前年同期比 グループ修正利益は、生保事業が堅調に推移
したことにより前年同期から増加。
経常収益 5,869 5,700 △ 168 △ 2.9%
親会社株主に帰属する四半期純利益(純損失)
うち保険料等収入 3,914 4,630 +716 +18.3% ①
は、フォーティテュード社の会計上の一時的な
うち資産運用収益 1,161 824 △ 337 △ 29.0% 評価性損益の発生に伴い前年同期から減少。
うち利息及び配当金等収入 650 747 +97 +14.9% ②
うち持分法による投資利益 615 - △ 615 - ③
<主な増減要因>
経常費用 5,029 5,881 +851 +16.9%
①④ 新契約の増加等による
うち保険金等支払金 3,597 3,610 +13 +0.4%
② 主にオルタナ資産分配金の増加による
うち責任準備金等繰入額 422 820 +397 +94.0% ④
③⑥ フォーティテュード社の会計上の
うち資産運用費用 346 134 △ 212 △ 61.2% ⑤ 一時的な評価性損益等による
うち持分法による投資損失 - 571 +571 - ⑥ ⑤ 金融派生商品費用の減少(為替ヘッジ
コストの低下等)による
経常利益(△は損失) 839 △ 180 △ 1,019 -
特別損益 △ 59 △ 20 +38 -
契約者配当準備金繰入額 58 55 △3 △ 6.1%
税金等調整前四半期純利益
(△は純損失) 720 △ 257 △ 977 -
法人税等合計 35 68 +32 +90.2%
親会社株主に帰属する
四半期純利益(△は純損失) 684 △ 325 △ 1,010 -
当期純利益に対し、市場の変動により会計上生じる
一時的な評価性損益等を調整した経営実態を表す
グループ修正利益 146 241 +94 +64.7% 指標。
5
1.T&D保険グループ決算の概況(グループ修正利益)
グループ修正利益の増減内訳と親会社株主に帰属する四半期純利益との差異
(億円)
(参考)2Q見込み
+115 +3 ▲23 241 +6
146 ▲0
+380
コアビジネス(国内生保事業) その他の事業
▲572 ▲ 325
フォーティテュード
2021年3月期1Q 太陽生命 大同生命 T&Dフィナンシャル T&Dユナイテッド 2022年3月期1Q 市場価格調整 フォーティテュード 2022年3月期1Q
社に係る 社に係る
グループ修正利益 生命 キャピタル グループ (MVA)に関連 四半期純利益
評価性損益等1Q 持分法による
修正利益 する (▲は純損失) 投資利益2Q
評価性の損益
2021年3月期より、グループの経営実態を表す指標の一つとして、当期純利益に対し、市場の変動により会計上生じる一時的な評価性
損益等を調整した「グループ修正利益」を導入。
フォーティテュード社において、米国金利上昇に伴い会計上の一時的な評価性損失が発生し、親会社株主に帰属する四半期純利益が
減少。
なお、フォーティテュード社の第2四半期会計期間(4~6月)に係る持分法による投資利益として、380億円程度をT&Dホールディングス
第2四半期連結決算に計上する見込み。
6
1.T&D保険グループ決算の概況(MCEV [概算値])
Group MCEV
(億円)
(単位:億円)
33,776 33,766
2021/6末 前期末差
T&D保険グループ全体 (Group MCEV) 33,766 △ 10
25,881
生命保険事業のMCEV 32,985 +465
うち太陽生命 11,244 +98
うち大同生命 20,642 +54
うちT&Dフィナンシャル生命 1,107 +25
生命保険以外の事業に係る純資産 780 △ 475
2020/3末 2021/3末 2021/6末
* 生命保険会社の企業価値を評価する指標の一つ「EV(エンベディッド・バリュー)」は、「貸借対照表の純資産に、価格変動準備金・危険準備金等の内部留保、
時価評価されていない資産の含み損益等を加えた純資産価値」と「現時点で保有している契約から将来見込まれる利益の現在価値」を合計したものです。
* 生命保険以外の事業に係る純資産の前期末差(△475億円)には、フォーティテュード社に係る会計上の一時的な評価性損益等(△572億円)を含んでいます。
7
2.国内生命保険事業(新契約・保有契約の状況)
新契約の状況
(単位:億円)
太陽生命 大同生命 T&Dフィナンシャル生命 3社合算
2022/3期 2022/3期 2022/3期 2022/3期
前年同期差 前年同期差 前年同期差 前年同期差
1Q 1Q 1Q 1Q
新契約価値 134 +60 250 +93 9 +13 394 +167
* 新契約価値は、当期中に販売した新契約(転換契約を含む)の価値を表したものです。
(単位:億円)
太陽生命 大同生命 T&Dフィナンシャル生命 3社合算
2022/3期 2022/3期 2022/3期 2022/3期
前年同期比 前年同期比 前年同期比 前年同期比
1Q 1Q 1Q 1Q
+36 +52 +33 +122
新契約年換算保険料 88 147 72 308
(+69.2%) (+55.5%) (+87.1%) (+65.9%)
+20 +13 +1 +34
うち第三分野 49 38 1 89
(+69.4%) (+55.3%) (+215.9%) (+64.6%)
* 新契約には、転換による純増加を含んでいます。
保有契約の状況
(単位:億円)
太陽生命 大同生命 T&Dフィナンシャル生命 3社合算
2021/6末 前期末比 2021/6末 前期末比 2021/6末 前期末比 2021/6末 前期末比
△ 43 +4 +47 +8
保有契約年換算保険料 5,853 7,983 1,525 15,362
(△ 0.7%) (+0.1%) (+3.2%) (+0.1%)
+16 +7 +1 +25
うち第三分野 1,225 1,443 31 2,699
(+1.4%) (+0.5%) (+4.6%) (+0.9%)
8
2.国内生命保険事業(損益関係)
(単位:億円)
太陽生命 大同生命 T&Dフィナンシャル生命 3社合算
2022/3期 1Q 前年同期比 2022/3期 1Q 前年同期比 2022/3期 1Q 前年同期比 2022/3期 1Q 前年同期比
経常収益 2,169 △ 81 △ 3.6% 2,442 △4 △ 0.2% 1,014 +177 +21.2% 5,627 +91 +1.7%
うち保険料等収入 1,750 +269 +18.2% 1,892 △2 △ 0.2% 967 +446 +85.9% 4,610 +713 +18.3%
うち資産運用収益 378 △ 31 △ 7.7% 427 △ 47 △ 10.0% 30 △ 269 △ 89.7% 837 △ 348 △ 29.4%
うち利息及び配当金等収入 356 +16 +4.8% 381 +84 +28.3% 16 △1 △ 7.7% 754 +99 +15.1%
経常費用 2,064 △ 73 △ 3.4% 2,168 △ 128 △ 5.6% 998 +123 +14.1% 5,231 △ 78 △ 1.5%
うち保険金等支払金 1,681 △ 113 △ 6.3% 1,318 +7 +0.6% 599 +117 +24.3% 3,599 +11 +0.3%
うち責任準備金等繰入額 58 +58 - 436 +21 +5.3% 326 △ 16 △ 4.9% 820 +63 +8.3%
うち資産運用費用 65 △ 38 △ 36.9% 70 △ 190 △ 73.1% 5 +5 - 141 △ 223 △ 61.3%
経常利益 104 △7 △ 6.8% 274 +123 +81.5% 16 +54 - 395 +169 +75.1%
特別損益 △9 +7 - △8 +31 - △2 △0 - △ 20 +38 -
契約者配当準備金繰入額 29 △0 △ 1.1% 25 △ 3 △ 11.3% - - - 55 △3 △ 6.1%
税引前四半期純利益 65 △0 △ 0.3% 240 +157 +192.4% 13 +53 - 319 +211 +196.4%
法人税等合計 18 +0 +0.9% 70 +42 +149.9% 4 +15 - 92 +57 +162.2%
四半期純利益 46 △0 △ 0.8% 169 +115 +214.6% 9 +38 - 226 +154 +213.1%
修正利益 46 △0 △ 0.8% 169 +115 +214.6% 3 +3 - 220 +118 +117.5%
基礎利益 128 △1 △ 1.1% 277 +63 +29.6% △ 12 △6 - 394 +55 +16.3%
* T&Dフィナンシャル生命の修正利益は、当期純利益から市場価格調整(MVA)に関連する評価性の損益を調整して算出しています。
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2.国内生命保険事業(健全性指標等)
ソルベンシー・マージン比率
太陽生命 大同生命 T&Dフィナンシャル生命 T&Dホールディングス連結(参考)
2021/6末 前期末差 2021/6末 前期末差 2021/6末 前期末差 2021/6末 前期末差
ソルベンシー・マージン比率 871.0% 18.2pt上昇 1,309.7% 16.2pt上昇 883.7% 56.9pt上昇 1,116.2% 21.4pt上昇
実質純資産 (単位:億円)
太陽生命 大同生命 T&Dフィナンシャル生命 T&Dホールディングス連結(参考)
2021/6末 前期末差 2021/6末 前期末差 2021/6末 前期末差 2021/6末 前期末差
実質純資産 11,548 +6 16,929 +70 2,169 +240 31,658 +137
有価証券等の差損益(一般勘定) (単位:億円)
太陽生命 大同生命 T&Dフィナンシャル生命 3社合算
2021/6末 前期末差 2021/6末 前期末差 2021/6末 前期末差 2021/6末 前期末差
有価証券の差損益 6,237 +145 6,159 +148 1,299 +223 13,696 +518
うち公社債 2,929 +64 2,526 +8 559 +1 6,016 +73
うち株式 1,111 △ 202 1,711 △ 95 - - 2,822 △ 298
うち外国証券 1,853 +280 1,522 +230 9 △1 3,385 +509
土地等の差損益 625 - 780 △2 - - 1,406 △2
* 有価証券の差損益は、有価証券のうち市場価格のない株式等および組合等は除いています。
* 土地等の差損益は、原則として鑑定評価額(重要性の低い物件等については公示価格等)をもとに算出しています。
10
【参考】太陽生命の主要ポイントと状況
保障性新契約年換算保険料は前年同期から大幅に増加。コロナ禍以前の前々年同期と比べても増加。
保障性新契約年換算保険料 保障性保有契約年換算保険料
(億円)
47 (億円)
40
1,554 1,558
1,532
29
2020/3期1Q 2021/3期1Q 2022/3期1Q 2020/3末 2021/3末 2021/6末
保障性新契約年換算保険料は、ウィズコロナ時代に対応した営業活動の推進、および「感染症プラス入院一時金保険」や「ガ
ン・重大疾病予防保険」の販売が好調であったことにより、前年同期から60.7%の増加。また、前年4月、5月の緊急事態宣言に
よる訪問活動の自粛を行ったことから大幅な増加となったが、コロナ禍以前の、前々年同期と比べても17.5%増加と好調に推移。
入院一時金保険等の第三分野商品の販売が堅調に推移したことから、保障性保有契約年換算保険料は前期末から0.3%の増
加。
・ 2020年9月に新型コロナウイルス感染症等の感染症による入院を保障する「感染症プラス入院一時金保険」を発売。2020年11月
には選択緩和型商品でも取扱いを開始し、2021年6月末時点では累計販売件数が13.5万件と好調。
・ 2021年6月にがん、急性心筋梗塞、脳卒中、糖尿病をはじめとする19もの疾病による所定の状態を保障する「ガン・重大疾病予防
保険」を発売。販売件数は発売から僅か1ヶ月足らずで1万件を突破。
※ 保障性年換算保険料(太陽生命独自の指標)とは、年換算保険料のうち主に貯蓄系商品を除いた保障部分の合計。
同指標の伸展は「EVの伸展」に大きく寄与するため、太陽生命が契約業績の中で重視する指標。
11
【参考】 大同生命の主要ポイントと状況
新契約高は堅調に推移し、前年同期および前々年同期より増加。保有契約高は前年度末から純増。
新契約高 ※ 保有契約高 ※
(億円) (億円)
10,194 469,472 466,560 467,026
8,023
6,591
就業不能・ 就業不能・
3,158 介護保障商品 介護保障商品
3,145
1,958 108,995 110,561 111,260
2020/3期1Q 2021/3期1Q 2022/3期1Q 2020/3末 2021/3末 2021/6末
対面・非対面を組合せた営業活動の推進を通じて、コロナ禍で高まっているお客さまの保障ニーズに的確にお応えしたことに
より、オーダーメイド型商品(αシリーズ)の販売が堅調。また、「がんステージ限定型Jタイプ」(2020年12月発売)の推進等により、就
業不能・介護保障商品も前年同期から増加。
その結果、新契約高は、1回目の緊急事態宣言で営業活動を自粛した前年同期から増加。
お客さまへの保障内容の丁寧なご説明などにより、解約失効高が前年同期から減少。新契約高が解約失効高を上回ったこと
により、保有契約高は前年度末から純増。
• Zoomを活用して医師の診査を行う「リモート診査」(2021年4月導入)、非対面で「告知+尿検査」を行う「かんたんセルフ」 (2021年6月
導入)など、新契約時の非対面手続きを拡大・推進。
• お客さまにオーダーメイド型商品(αシリーズ)をわかりやすくご案内するためのツール「最適プランセレクトガイド」を提供(2021年4月)。
※ 当ページ記載の「新契約高」「保有契約高」には、「Jタイプ」の重大疾病保険金額、「Tタイプ」の就業障がい保険金額、「介護リリーフα」等の介護保険金額を含みます。 12
【参考】T&Dフィナンシャル生命の主要ポイントと状況
一時払終身保険「生涯プレミアムワールド5」の販売が好調。保有契約年換算保険料は前期末から増加。
新契約年換算保険料 保有契約年換算保険料
(億円) (億円)
72 1,478 1,525
1,316
38
22
2020/3期1Q 2021/3期1Q 2022/3期1Q 2020/3末 2021/3末 2021/6末
新契約年換算保険料は72億円、前年同期の1.9倍。コロナ禍においても、Webを活用したオンライン研修の実施や研修ツー
ルの提供等により、募集代理店での当社商品の認知度が向上したことや、海外金利の上昇により外国為替連動型商品の魅
力が向上したこと等により、一時払終身保険「生涯プレミアムワールド5」を中心に販売が好調に推移。
保有契約年換算保険料は1,525億円、前期末から3.2%の増加。
・ 2021年6月より、「投資信託」と「生命保険」の融合により、人生100年時代の自助努力による資産形成をサポートする円建の一時払
変額終身保険「ハイブリッド アセット ライフ」を販売開始 。
・ 2021年2月に販売開始した「働くあなたにやさしい保険2」は、三大疾病やケガによる継続的な収入減少に備える「年金コース」と
三大疾病による治療費などの一時的な支出増加に備える「一時金コース」の2つのコースから選択できる商品に進化。販売は順調
に推移。
・ 引き続き、「マーケット環境やお客さまニーズを踏まえた商品の充実」、「お客さま・代理店向けサービスの積極的な導入」、「ITの利
活用」を通じて企業価値の持続的な向上に取り組む。
13
3.事業ポートフォリオの多様化(T&Dユナイテッドキャピタル)
T&Dユナイテッドキャピタル(連結)の状況
(単位:億円)
2021/3期 1Q 2022/3期 1Q 前年同期差
経常収益 616 0 △ 616
うち持分法による投資利益 615 - △ 615
経常費用 4 576 +572
うち持分法による投資損失 - 571 +571
経常利益 612 △ 576 △ 1,188
四半期純利益 (△は純損失) 613 △ 550 △ 1,163
修正利益 46 22 △ 23
米国金利上昇に伴う関連会社の会計上の一時的な評価性損失の発生
2020年6月に、T&Dユナイテッドキャピタルを通じて米国再保険持株会社フォーティテュード社の持分25%
を取得。前年同期は、持分法による投資利益615億円(うち一時的な評価性利益567億円)を計上。今期は
持分法による投資損失571億円(うち一時的な評価性損失599億円)を計上。
市場の変動により会計上生じる一時的な評価性損益等を一部調整した修正利益は22億円。
なお、フォーティテュード社の第2四半期会計期間(4~6月)に係る持分法による投資利益として、380億円
程度をT&Dホールディングス第2四半期連結決算に計上する見込み。
14
3.事業ポートフォリオの多様化(アセットマネジメント事業・損害保険事業)
T&Dアセットマネジメントの状況
(参考)投資信託 運用資産残高
(単位:百万円)
2022/3期 1Q 前年同期差 (億円)
公募投信
営業収益(実質ベース) 721 △ 50 1,280 1,237
経常利益 65 +35
私募投信
四半期純利益 50 +29 9,811 10,204
私募投信は残高が前期末から増加したものの、報酬料率の高い公募
投信が減少したことから営業収益は前年同期から減少。四半期純利
益は、人件費等の費用が減少したこともあり、前年同期から増加。 2021/3末 2021/6末
ペット&ファミリー損害保険の状況
(単位:百万円)
(参考) 保有契約件数
2022/3期 1Q 前年同期差
(万件)
経常収益 2,058 +314
(万件)
経常利益 26 +186
17.1 17.4
四半期純利益 18 +138
(億円)
新契約が堅調に推移し、保有契約件数は前期末から増加。その結果、
収入保険料が増加し、四半期純利益は前年同期から増加。 2021/3末 2021/6末
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4.2022年3月期 通期業績予想・株主還元
2022年3月期 通期業績予想(T&Dホールディングス連結)
2021年5月14日公表内容から変更ありません。
(単位:億円)
2021年3月期実績 2022年3月期予想
経常収益 24,139 21,300
経常利益 2,281 740
親会社株主に帰属する当期純利益 1,623 160
グループ修正利益 779 730
1株当たり年間配当金
2021年3月期実績 2022年3月期予想
1株当たり年間配当金 46.0円(うち中間配当22.0円) 56.0円(うち中間配当28.0円)
※ 実際の業績は、今後様々な要因によって、上記業績予想と大きく異なることがあります。
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【お問合せ先】
株式会社T&Dホールディングス 広報課 井本・山本 TEL 03-3272-6115
太 陽 生 命 保 険 株 式 会 社 広報課 貴志 TEL 03-3272-6406
大 同 生 命 保 険 株 式 会 社 広報課 筑摩 TEL 03-3272-6206
T&Dフィナンシャル生命保険株式会社 広報課 高橋 TEL 03-6745-6808