8789 フィンテック 2020-11-10 17:10:00
特別損失の計上(個別決算)に関するお知らせ [pdf]
2020 年 11 月 10 日
各 位
フィンテック グローバル株式会社
代 表取締 役社長 玉 井 信 光
(コード番号:8789 東証マザーズ)
問合せ先:取締役副社長 上席執行役員 鷲本 晴吾
電話番号:(050)5864-3978
特別損失の計上(個別決算)に関するお知らせ
当社は、2020 年9月期個別決算において、下記のとおり、特別損失を計上いたしましたのでお
知らせいたします。なお、連結の範囲に含まれている㈱ムーミン物語やメッツァ2号投資有限責
任組合等の株式または出資持分に係る評価損については、連結上は消去されるため、連結決算に
おける影響はありません。
1.特別損失の計上について
(1)関係会社株式評価損
個別決算において、新型コロナウイルス感染症拡大によるムーミンバレーパークの臨時休園
などにより財政状態が悪化した当社の子会社㈱ムーミン物語の株式について、実質価額が著し
く低下したため 962 百万円減損処理し、また同様にコロナ禍の影響を受けた子会社及びその他
の子会社の株式について 142 百万円減損処理いたしました。その結果、関係会社株式評価損を
1,104 百万円計上いたしました。
(2)関係会社出資金評価損
当社は、㈱ムーミン物語株式を保有するメッツァ2号投資事業有限責任組合に出資しており
ますが、(1)と同様の理由により、同組合への出資分について減損処理した結果、個別決算に
おいて関係会社出資金評価損 513 百万円を計上いたしました。
3.業績に与える影響及び今後の見通し
上記の特別損失の合計 1,617 百万円のうち、連結の範囲に含まれている㈱ムーミン物語やメッ
ツァ2号投資有限責任組合等の株式または出資分に係る評価損(合計 1,576 百万円)については、
連結上は消去されるため、連結決算における影響はありません。連結決算への影響の詳細は、本
日付「特別利益及び特別損失の計上(連結決算)に関するお知らせ」をご覧ください。
なお、㈱ムーミン物語の株式については、コロナ禍により同社の財政状態が悪化したため、「金
融商品に関する会計基準」に基づいて減損処理しておりますが、同社の事業は、2019 年3月のム
ーミンバレーパーク開業までは先行投資負担が重かったものの、開業以降は運営によるキャッシ
ュ・フローを獲得するフェーズに入っております。また、その子会社のライセンス事業を行う㈱
ライツ・アンド・ブランズは、ムーミンバレーパーク開業や原画展等によってムーミンへの注目
度が高まっていることを背景に、コロナ禍にもかかわらず 2019 年 10 月~2020 年9月の業績は増
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収増益となっており、この傾向は継続していくと考えております。
両社は中長期には安定的な収益基盤を保持していることから、コロナ禍の収束後には、㈱ムー
ミン物語が本来の収益力を取り戻すことで、同社の企業価値も徐々に回復 していくと考えており
ます。
以 上
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