8789 フィンテック 2020-08-12 16:30:00
2020年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月12日
上 場 会 社 名 フィンテック グローバル株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 8789 URL http://www.fgi.co.jp/
代 表 者
(役職名) 代表取締役社長 (氏名) 玉井 信光
取締役副社長
問合せ先責任者 (役職名) (氏名) 鷲本 晴吾 (TEL) 050-5864-3978
上席執行役員
四半期報告書提出予定日 2020年8月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年9月期第3四半期の連結業績(2019年10月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年9月期第3四半期 5,196 △22.3 △893 - △989 - △1,045 -
2019年9月期第3四半期 6,689 192.5 △1,307 - △1,445 - △1,210 -
(注) 包括利益 2020年9月期第3四半期 △1,340百万円( -%) 2019年9月期第3四半期 △1,378百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年9月期第3四半期 △5.20 -
2019年9月期第3四半期 △6.22 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年9月期第3四半期 16,922 7,480 37.8
2019年9月期 19,025 8,873 39.1
(参考) 自己資本 2020年9月期第3四半期 6,390百万円 2019年9月期 7,446百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年9月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2020年9月期 - 0.00 -
2020年9月期(予想) 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
3.2020年9月期の連結業績予想(2019年10月1日~2020年9月30日)
新型コロナウイルス感染症の感染拡大による緊急事態宣言が2020年5月25日に全面解除され、ムーミンバレーパーク
は6月4日より営業を再開したものの、7月から8月にかけて再び新規感染者の増加ペースが加速しており、今後も
予断を許さない状況となっております。また、投資銀行事業における投資回収についても、当期中の回収を目標にコ
ロナ禍以前から取り組んでいる案件がありますが、現時点で期中における回収の可否の見極めができておりません。
このため、2020年9月期の連結業績予想について、現時点で合理的な算出は困難であることから引き続き未定とし、
予想が可能となった時点で速やかに開示いたします。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年9月期3Q 201,114,600株 2019年9月期 201,109,600株
② 期末自己株式数 2020年9月期3Q -株 2019年9月期 -株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年9月期3Q 201,113,629株 2019年9月期3Q 194,751,237株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
フィンテック グローバル株式会社(8789) 2020年9月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………5
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………9
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………9
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………9
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………10
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フィンテック グローバル株式会社(8789) 2020年9月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間は、メッツァにおいて2019年11月から各種施策を実施した結果、第1四半期には来園
者数が前期の第4四半期と比べて19.8%増の31万4千人と増加傾向となったものの、第2四半期以降は新型コロナ
ウイルス感染症の感染拡大の影響により、2020年3月から6月にムーミンバレーパークが80日間、メッツァビレッ
ジが44日間それぞれ臨時休園となった結果、当第3四半期連結累計期間の来園者数は59万6千人に留まり、メッツ
ァ関連の売上高が減少しました。投資銀行事業については、アセットマネジメント等の業務受託による売上高が数
件の不動産関連案件のクローズにより伸長し、航空機アセットマネジメントが堅調に推移したものの、投資回収の
遅れがあったことや、公共コンサルティング事業において前期の第4四半期に子会社を連結除外したことなどによ
り売上高はそれぞれ減少しました。
これらの結果、売上高は5,196百万円(前年同期比22.3%減)となり、売上原価は3,526百万円(前年同期比20.1
%減)、売上総利益は1,670百万円(前年同期比26.6%減)となりました。販売費及び一般管理費は、前第3四半期
連結累計期間のメッツァの開業準備費用、その他一時的費用がなくなり人件費等も減少したことにより前年同期比
28.4%減の2,563百万円となった結果、営業損失は893百万円(前年同期は1,307百万円の損失)、経常損失は989百
万円(前年同期は1,445百万円の損失)となりました。親会社株主に帰属する四半期純損失は、ムーミンバレーパー
クの臨時休園期間中の固定費(人件費、減価償却費等)等292百万円を特別損失として計上したことや非支配株主に
帰属する四半期純損失279百万円により1,045百万円(前年同期は1,210百万円の損失)となりました。
(単位:百万円)
2019年9月期 2020年9月期
増減額
第3四半期連結累計期間 第3四半期連結累計期間
売上高 6,689 5,196 △1,492
投資銀行事業 2,611 1,901 △709
公共コンサルティング事業 593 170 △423
エンタテインメント・サービス事業 3,685 3,298 △387
その他 24 - △24
消去 △226 △173 53
売上総利益 2,275 1,670 △605
投資銀行事業 846 1,045 198
公共コンサルティング事業 316 93 △222
エンタテインメント・サービス事業 1,168 617 △551
その他 24 - △24
消去 △80 △86 △5
営業損失(△)
△1,307 △893 413
(セグメント利益又は損失(△))
投資銀行事業 △378 △8 369
公共コンサルティング事業 72 △25 △98
エンタテインメント・サービス事業 △345 △414 △68
その他 △12 - 12
消去又は全社費用 △644 △445 199
経常損失(△) △1,445 △989 456
税金等調整前四半期純損失(△) △1,295 △1,278 16
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △1,210 △1,045 164
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フィンテック グローバル株式会社(8789) 2020年9月期 第3四半期決算短信
セグメント別の業績は以下のとおりであり、売上高についてはセグメント間の内部売上高又は振替高を含めた売
上高で表示しております。なお、報告セグメントに含まれない事業セグメント「その他」に含まれていた㈱アダコ
テックが、前第3四半期に連結の範囲から除外されたことにより、「その他」の区分は廃止しております。
① 投資銀行事業
投資銀行事業は、複数の不動産関連案件がクローズし、これに関連するアセットマネジメントの成功報酬や信
託受益権仲介、私募取扱い等の業務受託による売上が伸長し、また航空機アセットマネジメントも堅調に推移し
ました。しかしながら、投資回収の遅れがあったことにより、投資銀行事業の売上高は1,901百万円(前年同期比
27.2%減)となりました。セグメント損益については、前第3四半期連結累計期間に企業投資において減損等366
百万円がありましたが、当第3四半期連結累計期間にはこれが18百万円に減少したことにより改善し、8百万円
のセグメント損失(前年同期は378百万円の損失)となりました。
なお当社は、メッツァビレッジについては従来、子会社の㈱ムーミン物語へのマスターリースにより、賃料収
入を計上してきましたが、施設開発・誘致によるバリューアップとその後の投資回収を円滑に行う体制整備のた
め、2020年4月より当社が直接各テナントにメッツァビレッジを賃貸した上で、当社の業務委託により、子会社
フィンテックアセットマネジメント㈱がアセットマネジメントを、㈱ムーミン物語がプロパティマネジメントを
行う体制に変更しております。また当第3四半期連結累計期間のテナント賃料については、臨時休園に伴い一部
減免しております。
② 公共コンサルティング事業
公共コンサルティング事業では、公会計事業として地方公共団体に対する統一的な基準による財務書類作成の
コンサルティング業務に加え、財務分析レポート作成や公営企業会計導入、経営戦略策定等の受託業務の営業活
動を推進しております。また地方創生事業として市場拡大が見込まれるPPP/PFI手法の導入検討等の受託
業務を推進しております。
なお当社は、2019年7月1日付で都市インフラ管理システムに関する事業を行う㈱ジオプラン・ナムテックの
株式の一部を譲渡し、同社を持分法適用関連会社に変更したため、前期の第4四半期より連結の範囲から除外し
ております。
以上の結果、公共コンサルティング事業の売上高は170百万円(前年同期比71.3%減)、セグメント損失は25百
万円(前年同期は72百万円の利益)なりました。
③ エンタテインメント・サービス事業
エンタテインメント・サービス事業では、メッツァにおいて2019年11月から平日の駐車料金無料化、「1デー
パス」発売、イベントの充実、ストーリーガイド配布やストーリーの扉の設置などのサービス・コンテンツ等を
充実して顧客満足度を高める施策を推進し、来園者数は増加基調となりました。この顧客満足度の向上を背景に、
ムーミンバレーパークは2020年3月14日にチケット内容・料金を改定し、収益の向上を目指しました。しかしな
がら、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による緊急事態宣言などにより、ムーミンバレーパークは80日間、
メッツァビレッジは44日間それぞれ臨時休園することとなりました。メッツァビレッジは2020年5月22日、ムー
ミンバレーパークは2020年6月4日に感染拡大防止策を徹底してそれぞれ営業を再開しましたが、その後も移動
制限が続き、来園者数は臨時休園前に比べて減少しました。この結果、当第3四半期連結累計期間のメッツァ関
連の売上高は2,232百万円(前年同期比17.3%減)となりました。
当社子会社の㈱ムーミン物語は、当該感染症の感染拡大による影響の長期化に備え、メッツァの運営資金を確
保すべく、コスト削減策を策定し実行しております。これと並行して、制度融資により資金調達しておりますが、
同社及びムーミンバレーパークの不動産を保有・管理する子会社の飯能地域資源利活用合同会社の借入について
はコスト削減策の遂行を前提に2020年6月返済分を元本据置とすることで金融機関と合意し、今後についても柔
軟な対応を要請して協議を継続しております。金融機関以外についても、当社が㈱ムーミン物語を融資や賃料支
払猶予により支援しており、ムーミンの著作権・商標権を所有・管理するMoomin Characters Oy Ltd.も引き続
き、事業継続に向け全面的に協力していく意向です。地元自治体の飯能市は㈱ムーミン物語によるふるさと納税
返礼品への商品供給の受け入れを継続・拡充していただいております。このように㈱ムーミン物語は、万全の感
染拡大防止策をとりコスト削減を徹底した上で、金融機関をはじめとした各ステークホルダーの支援により、事
業を継続する体制を整え、安定的な財務運営を確保していく方針です。
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フィンテック グローバル株式会社(8789) 2020年9月期 第3四半期決算短信
ライセンス事業では、日本国内におけるムーミンキャラクターの使用許諾に関する独占的な権利を供与された
サブライセンサーとして事業を展開しております。2019年4月より東京、大分、石川、名古屋までの4会場で約
24万人の来場者を動員している原画展「ムーミン展THE ART AND THE STORY」や、ムーミンバレーパークの開業に
よる話題と合わせ注目度が大きく拡大したことによりライセンス収入は着実に拡大しております。しかしながら、
当第3四半期に入ってからは、コロナ禍により2020年4~5月に予定していた原画展(岩手展)をはじめ多くの
イベントが中止に追い込まれ、またライセンシーの主要販路である大型商業施設の休業などの影響を受け、成長
が鈍化しました。これに対応し、運営するムーミン公式サイトで積極的なプロモーションを展開するなど、オン
ライン販売を始め今後需要が伸びると予想される販路や商品分野を強化しております。また、アニメ放映権を保
有する新作テレビアニメシリーズ「ムーミン谷のなかまたち」は、NHK BS4Kで2019年4月から現在まで継続して
放映(再放送含む)されており、DVD/BDやオンライン配信も好評です。これらの結果、2019年10月以降23の新規
契約先を獲得し、ライセンス事業の売上高は1,065百万円(前年同期比13.8%増)となりました。
エンタテインメント・サービス事業の売上高は、前第2四半期の2019年3月16日に開業したムーミンバレーパ
ークの運営収益が期初から貢献したことやライセンス事業が増収となったものの、臨時休園による機会損失があ
った結果、3,298百万円(前年同期比10.5%減)となりました。セグメント損失は、開業準備費用負担がなくなっ
たものの、臨時休園により売上高が減少したことにより414百万円(前年同期は345百万円の損失)となりまし
た。
(2)財政状態に関する説明
① 総資産
当第3四半期連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末より11.1%減少し、16,922百万円となりまし
た。これは主として、現金及び預金が511百万円、新規投資の実行があったものの分配及び不動産信託受益権の販
売が進んだことにより営業投資有価証券が91百万円、不動産開発案件のエグジット(売却)により販売用不動産
が214百万円、消費税の還付により流動資産のその他に含まれる未収消費税等が624百万円、ムーミンバレーパー
クの建物、内外装等の減価償却等により建物及び構築物(純額)が100百万円それぞれ減少したしたことによるも
のであります。
② 負債
当第3四半期連結会計期間末における負債は前連結会計年度末より7.0%減少し、9,441百万円となりました。
これは主として、不動産開発案件のエグジットに伴う借入金返済により短期借入金が252百万円、長期借入金が88
百万円、固定負債のその他に含まれる長期リース債務が167百万円それぞれ減少したことによるものであります。
③ 純資産
当第3四半期連結会計期間末における純資産は前連結会計年度末より15.7%減少し、7,480百万円となりまし
た。これは主として、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上等により利益剰余金が1,045百万円、非支配株主
持分が333百万円それぞれ減少したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社は、2020年9月期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が、当社グループの事
業及び業績に影響を与えることが考えられ、合理的な算出は困難であることから未定としてきました。
メッツァについては、緊急事態宣言が2020年5月25日に全面解除され、ムーミンバレーパークは6月4日より営
業を再開したものの、7月から8月にかけて再び新規感染者の増加ペースが加速しており、今後も予断を許さない
状況となっております。また、投資銀行事業における投資回収についても、当期中の回収を目標にコロナ禍以前か
ら取り組んでいる案件がありますが、現時点で期中における回収の可否の見極めができておりません。
これらのことから、2020年9月期の連結業績予想について、現時点で合理的な算出は困難であることから引き続
き未定とし、予想が可能となった時点で速やかに開示いたします。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年9月30日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,533,187 2,022,051
受取手形及び売掛金 727,499 497,819
営業投資有価証券 1,359,941 1,268,465
営業貸付金 548,625 518,287
販売用不動産 4,211,988 3,997,927
商品 208,577 300,816
その他 948,410 349,185
貸倒引当金 △99,641 △93,091
流動資産合計 10,438,589 8,861,461
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 5,328,377 5,369,894
減価償却累計額 △137,112 △279,277
建物及び構築物(純額) 5,191,265 5,090,616
その他 2,092,587 1,782,806
有形固定資産合計 7,283,853 6,873,423
無形固定資産
のれん 180,388 141,076
その他 544,540 515,539
無形固定資産合計 724,929 656,616
投資その他の資産
投資有価証券 211,068 195,842
その他 366,683 335,066
貸倒引当金 △110 △231
投資その他の資産合計 577,641 530,677
固定資産合計 8,586,424 8,060,716
資産合計 19,025,014 16,922,178
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年9月30日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 213,256 138,422
短期借入金 373,904 121,459
1年内返済予定の長期借入金 752,968 762,968
未払法人税等 98,999 54,502
賞与引当金 157,244 134,885
その他 1,413,720 1,355,773
流動負債合計 3,010,093 2,568,011
固定負債
長期借入金 6,086,260 5,998,254
退職給付に係る負債 94,633 105,000
その他 960,856 770,191
固定負債合計 7,141,750 6,873,446
負債合計 10,151,843 9,441,457
純資産の部
株主資本
資本金 6,461,911 6,462,062
資本剰余金 5,015,924 5,016,132
利益剰余金 △3,997,770 △5,043,494
株主資本合計 7,480,064 6,434,700
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △3,935 △7,576
為替換算調整勘定 △29,558 △37,067
その他の包括利益累計額合計 △33,493 △44,643
新株予約権 65,837 63,104
非支配株主持分 1,360,762 1,027,560
純資産合計 8,873,170 7,480,720
負債純資産合計 19,025,014 16,922,178
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フィンテック グローバル株式会社(8789) 2020年9月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 6,689,057 5,196,677
売上原価 4,413,854 3,526,593
売上総利益 2,275,203 1,670,084
販売費及び一般管理費 3,582,887 2,563,881
営業損失(△) △1,307,684 △893,796
営業外収益
受取利息 3,042 770
助成金収入 500 21,508
受取和解金 5,821 -
その他 1,488 2,171
営業外収益合計 10,852 24,449
営業外費用
支払利息 105,492 102,742
持分法による投資損失 - 15,279
支払手数料 31,334 1,500
その他 12,121 364
営業外費用合計 148,947 119,886
経常損失(△) △1,445,779 △989,233
特別利益
持分変動利益 120,722 -
固定資産売却益 - 1,185
関係会社株式売却益 58,845 -
新株予約権戻入益 2,988 4,486
特別利益合計 182,556 5,672
特別損失
固定資産売却損 891 -
固定資産除却損 28,807 899
出資金評価損 - 2,140
臨時休園による損失 - 292,322
その他 2,377 24
特別損失合計 32,076 295,386
税金等調整前四半期純損失(△) △1,295,300 △1,278,947
法人税、住民税及び事業税 87,795 67,857
法人税等調整額 △31,242 △21,103
法人税等合計 56,552 46,753
四半期純損失(△) △1,351,852 △1,325,701
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △141,430 △279,977
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △1,210,422 △1,045,723
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フィンテック グローバル株式会社(8789) 2020年9月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純損失(△) △1,351,852 △1,325,701
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △15,828 △3,641
為替換算調整勘定 △11,090 △11,254
その他の包括利益合計 △26,919 △14,895
四半期包括利益 △1,378,771 △1,340,596
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △1,234,082 △1,056,873
非支配株主に係る四半期包括利益 △144,689 △283,722
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フィンテック グローバル株式会社(8789) 2020年9月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
前第3四半期連結累計期間(自 2018年10月1日 至 2019年6月30日)
1 配当金支払額
該当事項はありません。
2 株主資本の著しい変動
当第3四半期連結累計期間において、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ910,492千円増加し
ております。この事項とその他の変動を含めた結果、当第3四半期連結会計期間末において、資本金が6,461,911千
円、資本剰余金が4,997,873千円となっております。
当第3四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年6月30日)
1 配当金支払額
該当事項はありません。
2 株主資本の著しい変動
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
新型コロナウイルス感染症拡大による政府の緊急事態宣言が2020年5月21日に全国的に解除され、メッツァは
2020年6月4日よりムーミンバレーパークを含めて全面的に営業を再開しましたが、その後のメッツァの来園者
数は当該感染症拡大の前と比較して低水準で推移しております。当該感染症の収束時期を含めた先行きを予測す
ることは困難ですが、固定資産の減損等については、来園者数の減少が一定期間継続するとの仮定に基づいて、
会計上の見積りを行っております。
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フィンテック グローバル株式会社(8789) 2020年9月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年10月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
エンタテイン その他 調整額 損益計算書
投資銀行 公共コンサル 合計
メント・ 計 (注)1 (注)2 計上額
事業 ティング事業
サービス事業 (注)3
売上高
外部顧客への
2,400,483 584,795 3,679,049 6,664,328 24,729 6,689,057 - 6,689,057
売上高
セグメント間
の内部売上高
211,055 9,000 6,713 226,769 - 226,769 △226,769 -
又は振替高
(注)4
計 2,611,539 593,795 3,685,763 6,891,098 24,729 6,915,827 △226,769 6,689,057
セグメント
利益又は損失 △378,172 72,719 △345,434 △650,886 △12,130 △663,017 △644,666 △1,307,684
(△)
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、連結子会社が行っているソフ
トウェアの開発・販売事業等を含んでおります。
2 セグメント利益又は損失(△)の調整額△644,666千円には、セグメント間取引消去182,773千円及び報告セ
グメントに配分していない全社費用△827,439千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメント
に帰属しない一般管理費であります。
3 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整しております。
4 「投資銀行事業」におけるセグメント間の内部売上高又は振替高には、「投資銀行事業」に属する当社が
「エンタテインメント・サービス事業」に属する連結子会社である㈱ムーミン物語に賃貸するメッツァビレ
ッジの賃料収入186,190千円が含まれております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
「エンタテインメント・サービス事業」において、㈱ライツ・アンド・ブランズの新規連結に伴う、当第3四
半期連結会計期間ののれんは、43,121千円であります。
(重要な負ののれんの発生益)
該当事項はありません。
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Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
エンタテイン 調整額 損益計算書
投資銀行 公共コンサル
メント・サー 計 (注)1 計上額
事業 ティング事業
ビス事業 (注)2
売上高
外部顧客への
1,754,409 161,131 3,281,136 5,196,677 - 5,196,677
売上高
セグメント間の
内部売上高又は 147,563 9,000 17,144 173,708 △173,708 -
振替高(注)3
計 1,901,972 170,131 3,298,281 5,370,385 △173,708 5,196,677
セグメント損失(△) △8,399 △25,936 △414,192 △448,528 △445,268 △893,796
(注) 1 セグメント損失(△)の調整額△445,268千円には、セグメント間取引消去174,312千円及び報告セグメント
に配分していない全社費用△619,581千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属し
ない一般管理費であります。
2 セグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整しております。
3 「投資銀行事業」におけるセグメント間の内部売上高又は振替高には、「投資銀行事業」に属する当社が
「エンタテインメント・サービス事業」に属する連結子会社である㈱ムーミン物語に賃貸するメッツァビレ
ッジの賃料収入117,211千円が含まれております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
前第3四半期連結会計期間より「その他」の区分に含まれていた㈱アダコテックが、連結範囲から除外されたこと
により、「その他」の区分は廃止しております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれんの発生益)
該当事項はありません。
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