8783 J-GFA 2020-11-30 15:00:00
資金使途の変更に関するお知らせ [pdf]
2020 年 11 月 30 日
各 位
会社名 GFA株式会社
代表者名 代表取締役 片田 朋希
(コード番号: 8783)
問合せ先責任者 経営企画部 主任 西野 麻衣
(TEL 03-6432-9140)
資金使途の変更に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、2020年7月1日付「第三者割当による第6回新株予約権の発
行に関するお知らせ」にて公表しました「調達する資金の具体的な使途及び支出予定時期」 について、
下記のとおり変更することといたしましたので、お知らせいたします。
記
1.変更の理由
当社は2020年1月に事業戦略として投資銀行宣言を発表し、M&Aを成長戦略の柱といたしました。
2020年7月1日開催の取締役会において、M&Aにより時間とリスクを限定し事業領域の拡大及び収益基
盤の安定化を図ることを目的に、その事業資金として第6回新株予約権の発行を決議いたしました。
資金使途である成長投資(M&A等)については、2020年10月7日付「株式会社SATASとの資本・業務提
携に関するお知らせ」 のとおり、株式会社SATAS
(東京都港区、代表取締役 小林 秀豪、 「SATAS社」
以下
という)と資本・業務提携契約を締結し、SATAS社発行済株式の19.0%を取得いたしました。
M&A等については複数の案件を検討してまいりましたが、昨今の新型コロナウイルス感染症拡大の影
響は想定外に大きく、収束時期も不透明なことから、当面の事業戦略として既存事業の強化及び立て
直しを優先させることが重要であると判断し、資金使途及び充当時期を変更いたしました。
2.変更の内容
変更箇所には下線を付しております。
(変更前)
金額 百万円
具体的な使途 支出予定時期
(内、充当済み金額)
509
成長投資(M&A等)に要する資金 2020年8月から2021年7月
(31)
(変更後)
金額 百万円
具体的な使途 支出予定時期
(内、充当済み金額)
119
成長投資(M&A等)に要する資金 2020年8月から2021年7月
(31)
不動産物件取得資金 210 2020年11月から2022年7月
CLUB CAMELOTリニューアル工事資金 150 2020年12月から2021年3月
アトリエブックアンドベッド株式会社の
30 2020年12月から2021年3月
運転資金
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①不動産物件取得資金
SATAS社への売却を予定している不動産物件の取得資金として210百万円を充当いたします。
SATAS社は不動産を小口化し一般投資家に販売するWARASHIBE事業を営んでおります。当社はパイ
プライン契約に基づき、不動産を取得、リースアップやリノベーション等のバリューアップを行っ
た上で当該物件をSATAS社へ売却いたします。SATAS社は今後3年間で総額200億円規模の不動産を取
得しWARASHIBEでの運用を予定しており、有力な販売先の確保による当社の不動産投融資事業の拡大
とともに、バリューアップを担う空間プロデュース事業の事業拡大を見込んでおります。
②CLUB CAMELOTリニューアル工事資金
子会社である株式会社CAMELOT (東京都渋谷区、 代表取締役 高木 良) が運営するナイトクラブCLUB
CAMELOTのリニューアル工事資金として150百万円を充当いたします。
CLUB CAMELOTは2005年に東京・渋谷でオープンし、「BEST OF JAPAN CLUBS」で2年連続1位を受
賞するなど日本国内屈指の動員数を誇るナイトクラブです。オープン15周年の節目を迎えリニュー
アルを予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け一時は営業自粛を余儀
なくされました。
しかしながら徐々に来客数は増加し売上高は前年同月比で60%程度まで回復しております。また、
当社グループはeスポーツ事業に注力しており、2020年9月に初のeスポーツ大会をCLUB CAMELOTに
て開催し、アイドルタイムを利用した新たな収益機会を獲得いたしました。
来客数が完全には回復していない現状を、新型コロナウイルス感染症収束後への準備期間と捉え、
リニューアル工事を行う決断をいたしました。地下1階から地下3階までの3フロアを有する大型
店舗である利点を活かし、営業を継続した状態でリニューアル工事を行います。
リニューアル工事後は、 日本でNo.1の安心して楽しめるナイトクラブの地位の確立、 CLUB CAMELOT
のeスポーツスタジアム化・配信スタジオ化を両輪として収益拡大を目指します。
③アトリエブックアンドベッド株式会社への貸付資金
子会社であるアトリエブックアンドベッド株式会社 (東京都港区、代表取締役 淺井 佳、 「BNB
以下
社」という)への運転資金として3百万円を充当いたします。
新型コロナウイルス感染症拡大を受け、BNB社が営むホステル・カフェ事業を取り巻く環境は大き
く変化しており、2020年11月12日の取締役会において不採算店舗2店の閉鎖を決定いたしました。
カフェ中心の業態への変更、一層のコスト削減・効率化を進め収益改善を図ります。
3.今後の見通し
本件変更が2021年3月期の業績に与える影響は軽微であります。なお、2021年3月期の業績に与える
影響について開示すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。
以上
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