8783 J-GFA 2020-05-22 17:00:00
2020年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月22日
上 場 会 社 名 GFA株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 8783 URL http://www.gfa.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役 (氏名) 片田 朋希
問合せ先責任者 (役職名) 経営企画部 主任 (氏名) 西野 麻衣 (TEL) 03-6432-9140
定時株主総会開催予定日 2020年6月19日 配当支払開始予定日 -
有価証券報告書提出予定日 2020年6月30日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期の連結業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 2,392 120.8 △298 - △375 - △488 -
2019年3月期 1,083 △32.0 △172 - △280 - △277 -
(注) 包括利益 2020年3月期 △489百万円( -%) 2019年3月期 △274百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2020年3月期 △47.20 - △32.6 △12.1 △12.4
2019年3月期 △29.54 - △18.6 △10.1 △15.9
(参考) 持分法投資損益 2020年3月期 1百万円 2019年3月期 △46百万円
潜在株式調整後の1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるた
め、記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 3,448 1,479 42.7 124.48
2019年3月期 2,760 1,523 55.0 160.02
(参考) 自己資本 2020年3月期 1,474百万円 2019年3月期 1,518百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 △93 △222 △60 249
2019年3月期 141 △146 210 625
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年3期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2020年3期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2021年3月期
- 0.00 - 0.00 0.00 -
(予想)
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり当期純
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通 期 2,360 △1.3 △638 - △671 - △671 - △56.70
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
特定子会社の異動はありませんが、当連結会計年度において、アトリエブックアンドベッド株式会社の全株式及び株
式会社CAMELOTの株式の80%を取得し、当連結会計年度末日をみなし取得日として、両社を連結範囲に含めておりま
す。
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 12,149,300株 2019年3月期 9,787,300株
② 期末自己株式数 2020年3月期 300,449株 2019年3月期 300,449株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 10,339,812株 2019年3月期 9,385,138株
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
GFA株式会社(8783) 令和2年3月期 決算短信(連結)
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………4
(5)継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………7
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………13
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………13
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………13
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………16
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………16
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GFA株式会社(8783) 令和2年3月期 決算短信(連結)
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度における我が国経済の業況判断につきましては、日銀短観(2020年4月1日発表)によりますと、企業
の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業・製造業でマイナス8と前回調査(2019年12月13日発表)から8ポイント
低下となり、7年ぶりのマイナス数値となりました。新型コロナウイルスの感染拡大を受け企業の景況感が悪化してお
ります。
世界経済につきましても、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大による経済活動の停滞が見られ、先行不透明な
状態が続いております。
国内不動産業界につきましては、国土交通省(2020年3月18日発表)によりますと2020年1月1日時点での公示地価
の全国全用途平均は1.4%プラスと5年連続の上昇となりました。都市圏ではオフィス需要が堅調で、地方圏では訪日客
の増加により地価が上昇しておりますが、新型コロナウイルスの感染拡大で訪日客は急減しており、その影響が懸念さ
れます。
この結果、当連結会計年度の業績は売上高2,392,126千円(前年同期比120.8%増)となり、経常損失375,742千円(前
年同期は280,716千円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純損失488,116千円(前年同期は277,276千円の親会社株
主に帰属する当期純損失)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
①金融サービス事業
金融サービス事業につきましては、主としてファイナンシャル・アドバイザリー事業、投融資事業及び不動産投資
事業の営業活動を行ってまいりました。ファイナンシャル・アドバイザリー事業につきましては、取引先の資金調達
支援や財務戦略の助言などに努めました。投融資事業につきましては、様々な事業者の事業資金需要に応える事業融
資を実行しました。不動産投資事業につきましては、インバウンド向けのホステルの売却により収益を確保しまし
た。また、1棟マンションを運用し賃料収入を得ました。
この結果、売上高は2,112,392千円、セグメント損失は247,391千円となりました。
②サイバーセキュリティ事業
サイバーセキュリティ事業につきましては、主として、海外製のサイバーセキュリティ商品を国内の民間企業向け
に販売を行ってまいりました。
この結果、売上高は279,733千円、セグメント損失は51,429千円となりました。
なお、当社は2020年2月28日付でナイトクラブを運営する株式会社CAMELOTの株式の80%を取得し子会社化しており、
また2020年2月28日付で宿泊施設を運営するアトリエブックアンドベッド株式会社の株式の100%を取得し子会社化し
ております。これら子会社は店舗空間のプロデュースを行い飲食及び宿泊施設の運営を行う「空間プロデュース事
業」として報告セグメントに新たに追加しております。なお、これら子会社はみなし取得日を当連結会計年度末日と
し当連結会計年度は貸借対照表のみを連結しているため、当連結会計年度の経営成績にはその業績は含まれておりま
せん。
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は2,673,977千円となり、前連結会計年度末に比べ78,726千円増加しました。こ
れは主に、仕掛販売用不動産が644,824千円、営業投資有価証券が366,757千円増加した一方で、不動産物件の売却に
より販売用不動産が813,244千円減少したことなどによるものであります。固定資産は759,225千円となり、前連結会
計年度末に比べ627,440千円増加しました。これはアトリエブックアンドベッド株式会社、株式会社CAMELOTを子会社
化したことを主たる原因として、建物(純額)が261,097千円、のれんが228,620千円増加したことなどによるもので
あります。繰延資産は15,585千円となり、前連結会計年度末に比べ17,691千円減少しました。
この結果、総資産は3,448,789千円となり、前連結会計年度末に比べ、688,476千円増加しました。
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(負債)
当連結会計年度末における流動負債は1,564,382千円となり、前連結会計年度末に比べ1,365,388千円増加しまし
た。これは長期借入金の振替を主たる原因として1年内返済予定の長期借入金が616,469千円、不動産売却に係る前受
金の受領を主たる原因として前受金が649,876千円増加したことなどによるものであります。固定負債は405,211千円
となり、前連結会計年度末に比べ632,997千円減少しました。これは主に、長期借入金が627,125千円減少したことな
どによるものであります。
この結果、負債合計は1,969,593千円となり、前連結会計年度末に比べ、732,390千円増加しました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は1,479,195千円となり、前連結会計年度末と比べ43,914千円減少しました。
これは主に、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ222,400千円増加した一方で、親会社株主に帰
属する当期純損失488,116千円を計上したことなどによるものであります。
この結果、自己資本比率は42.7%(前連結会計年度末は55.0%)となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は249,811千円となり、前連結会計年度末
比375,512千円の減少となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は93,334千円となりました。これは主に販売用不動産の減少168,420千円及び前受金の
増加654,302千円による増加があった一方で、営業貸付金の増加371,601千円、営業投資有価証券の増加368,805千円及
び税金等調整前当期純損失481,504千円の計上による減少があったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は222,162千円となりました。これは主に連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
る支出207,103千円による減少があったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は60,015千円となりました。これは主に株式の発行による収入436,774千円及び長期借
入れによる収入497,364千円による増加があった一方で、長期借入金の返済による支出1,008,853千円による減少があ
ったことなどによるものであります。
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2019年3月期 2020年3月期
自己資本比率 (%) 55.0 42.7
時価ベースの自己資本比率
113.1 29.94
(%)
キャッシュ・フロー対有利子
821.8 1,243.5
負債比率 (%)
インタレスト・カバレッジ・
5.3 5.3
レシオ (倍)
(注) 1.各指標の算式は以下のとおりであります。
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数により算出しております。
3.キャッシュ・フローは営業活動によるキャッシュ・フローを利用しております。
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(4)今後の見通し
今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルスの感染拡大により、国際通貨基金(2020年4月14日発表)が
2020年の世界経済の成長率見通しをマイナス3.0%に引き下げました。日本経済につきましても、同様に大幅な景気の
減速が予想され、特に2020年2月28日に子会社化した2社が営む宿泊業及び外食業については厳しい状況が続くもの
と予想されます。
以上により、2021年3月期の通期連結業績予想につきましては、売上高2,360,509千円(前期比1.3%減)、営業損失
638,980千円、経常損失671,257千円、親会社株主に帰属する当期純損失671,933千円を見込んでおります。
なお、この業績予想は、現時点で当社が入手可能な情報に基づいて作成したものであり、今後、新型コロナウイル
ス感染症拡大の影響及び市場環境の変化等により業績予想の修正を行う必要が生じた場合には速やかに公表いたしま
す。
(5)継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループは、前連結会計年度において、277,276千円の親会社株主に帰属する当期純損失を計上し、当連結会計
年度では488,116千円の親会社株主に帰属する当期純損失を計上しております。また、営業活動によるキャッシュ・フ
ローにおきましても、当連結会計年度において93,334千円のマイナスとなっております。こうした状況から、継続企
業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当社グループでは、中長期的には収益不動産の取得や投融資による安定した収益源を確保することにより、収益の
改善・拡大を企図しております。また当連結会計年度に子会社化した株式会社CAMELOT及びアトリエブックアンドベッ
ド株式会社は、今後、中長期的には当社グループの収益拡大・利益獲得に貢献するものと考えております。当社グル
ープはこれらの既存事業を適切に推進することにより継続的に利益を獲得できる体制を構築します。
しかしながら、短期的には新型コロナウイルスの感染拡大の影響等により厳しい経営環境が続くものと思われると
ころ、財務状態の健全化を図る必要があると認識しております。このために現在、株式・新株予約権の発行による資
金調達の可能性を検討しております。また運転資金を確保するために金融機関等からの借入による資金調達を既に実
施しており、今後も継続して実施する予定であります。
これらの対応策を推進していくことにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断してお
ります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社の業務は現在日本国内に限定されており、海外での活動がないことから、当面は日本基準を採用することとして
おりますが、今後の外国人株主比率の推移及び国内他社のIFRS(国際財務報告基準)採用動向を踏まえつつ、IFR
S適用の検討をすすめていく方針であります。
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GFA株式会社(8783) 令和2年3月期 決算短信(連結)
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 625,323 249,811
売掛金 36,916 50,469
営業貸付金 217,965 424,245
営業投資有価証券 98,945 465,703
販売用不動産 1,526,446 713,201
仕掛販売用不動産 - 644,824
前渡金 157,425 58,428
その他 30,017 91,755
貸倒引当金 △97,789 △24,461
流動資産合計 2,595,251 2,673,977
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 2,857 263,954
リース資産(純額) - 3,101
その他(純額) 1,925 59,539
有形固定資産合計 4,782 326,594
無形固定資産
のれん 102,996 331,617
その他 1,655 1,738
無形固定資産合計 104,652 333,355
投資その他の資産
長期営業債権 - 165,321
繰延税金資産 4,584 -
敷金及び保証金 7,348 94,660
その他 19,358 4,614
貸倒引当金 △8,942 △165,321
投資その他の資産合計 22,349 99,275
固定資産合計 131,784 759,225
繰延資産
株式交付費 31,879 14,863
その他 1,397 721
繰延資産合計 33,276 15,585
資産合計 2,760,313 3,448,789
負債の部
流動負債
買掛金 24,138 38,339
短期借入金 100,000 110,000
1年内返済予定の長期借入金 30,426 646,896
未払法人税等 253 10,421
未払金 18,279 71,825
前受金 9,439 659,316
その他 16,454 27,582
流動負債合計 198,993 1,564,382
固定負債
長期借入金 1,030,892 403,767
繰延税金負債 1,316 608
その他 6,000 836
固定負債合計 1,038,209 405,211
負債合計 1,237,202 1,969,593
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GFA株式会社(8783) 令和2年3月期 決算短信(連結)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 960,998 1,183,398
資本剰余金 995,798 1,218,198
利益剰余金 △416,346 △902,889
自己株式 △24,876 △24,876
株主資本合計 1,515,573 1,473,832
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 2,489 1,150
その他の包括利益累計額合計 2,489 1,150
新株予約権 3,675 2,560
非支配株主持分 1,372 1,652
純資産合計 1,523,110 1,479,195
負債純資産合計 2,760,313 3,448,789
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GFA株式会社(8783) 令和2年3月期 決算短信(連結)
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 1,083,019 2,392,126
売上原価 884,270 2,208,053
売上総利益 198,748 184,072
販売費及び一般管理費 371,173 482,893
営業損失(△) △172,424 △298,821
営業外収益
受取利息及び配当金 15 19
還付消費税等 1,424 -
持分法による投資利益 - 1,314
業務受託料 - 2,724
その他 1,140 1,328
営業外収益合計 2,579 5,387
営業外費用
支払利息 26,308 17,468
子会社株式取得関連費用 14,797 43,821
社債発行費等償却 4,804 2,268
株式交付費償却 17,647 18,571
持分法による投資損失 46,237 -
その他 1,076 179
営業外費用合計 110,872 82,308
経常損失(△) △280,716 △375,742
特別利益
関係会社株式売却益 46,459 -
新株予約権戻入益 - 1,114
持分変動利益 - 3
特別利益合計 46,459 1,117
特別損失
事業譲渡損 - 5,850
減損損失 39,235 85,938
固定資産除却損 - 657
事務所移転費用 - 7,546
投資有価証券売却損 - 919
投資有価証券評価損 - 5,967
特別損失合計 39,235 106,879
税金等調整前当期純損失(△) △273,492 △481,504
法人税、住民税及び事業税 1,559 1,747
法人税等調整額 2,322 4,584
法人税等合計 3,881 6,332
当期純損失(△) △277,374 △487,836
非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に
△97 279
帰属する当期純損失(△)
親会社株主に帰属する当期純損失(△) △277,276 △488,116
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GFA株式会社(8783) 令和2年3月期 決算短信(連結)
連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 △277,374 △487,836
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 2,783 △1,339
その他の包括利益合計 2,783 △1,339
包括利益 △274,591 △489,176
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △274,493 △489,456
非支配株主に係る包括利益 △97 279
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GFA株式会社(8783) 令和2年3月期 決算短信(連結)
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 790,147 824,947 △139,070 △24,876 1,451,147
当期変動額
新株の発行 170,850 170,850 341,701
親会社株主に帰属す
△277,276 △277,276
る当期純損失(△)
持分法の適用範囲の
-
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 170,850 170,850 △277,276 - 64,425
当期末残高 960,998 995,798 △416,346 △24,876 1,515,573
その他の包括利益累計額
その他有価証券 その他の包括利益 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
評価差額金 累計額合計
当期首残高 △293 △293 16,654 - 1,467,508
当期変動額
新株の発行 341,701
親会社株主に帰属す
△277,276
る当期純損失(△)
持分法の適用範囲の
-
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 2,783 2,783 △12,979 1,372 △8,823
額)
当期変動額合計 2,783 2,783 △12,979 1,372 55,601
当期末残高 2,489 2,489 3,675 1,372 1,523,110
― 9 ―
GFA株式会社(8783) 令和2年3月期 決算短信(連結)
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 960,998 995,798 △416,346 △24,876 1,515,573
当期変動額
新株の発行 222,400 222,400 444,801
親会社株主に帰属す
△488,116 △488,116
る当期純損失(△)
持分法の適用範囲の
1,574 1,574
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 222,400 222,400 △486,542 - △41,740
当期末残高 1,183,398 1,218,198 △902,889 △24,876 1,473,832
その他の包括利益累計額
その他有価証券 その他の包括利益 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
評価差額金 累計額合計
当期首残高 2,489 2,489 3,675 1,372 1,523,110
当期変動額
新株の発行 444,801
親会社株主に帰属す
△488,116
る当期純損失(△)
持分法の適用範囲の
1,574
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △1,339 △1,339 △1,114 279 △2,173
額)
当期変動額合計 △1,339 △1,339 △1,114 279 △43,914
当期末残高 1,150 1,150 2,560 1,652 1,479,195
― 10 ―
GFA株式会社(8783) 令和2年3月期 決算短信(連結)
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純損失(△) △273,492 △481,504
減価償却費 19,754 2,191
減損損失 39,235 85,938
投資有価証券評価損益(△は益) - 5,967
事業譲渡損益(△は益) - 5,850
社債発行費等償却 4,804 2,268
株式交付費償却 17,647 18,571
のれん償却額 11,444 22,888
貸倒引当金の増減額(△は減少) 106,731 80,669
関係会社株式売却損益(△は益) △46,459 -
受取利息及び受取配当金 △15 △19
支払利息 26,308 17,468
売上債権の増減額(△は増加) 11,005 15,290
営業債権の増減額(△は増加) △4,176 1,415
仕入債務の増減額(△は減少) 13,190 △9,704
販売用不動産の増減額(△は増加) 273,986 168,420
前渡金の増減額(△は増加) △39,228 100,187
未払金の増減額(△は減少) △12,773 9,263
未払消費税等の増減額(△は減少) 5,487 △10,547
未収消費税等の増減額(△は増加) 52,157 △24,890
前受金の増減額(△は減少) △5,054 654,302
営業貸付金の増減額(△は増加) △36,781 △371,601
営業投資有価証券の増減額(△は増加) 11,581 △368,805
預り保証金の増減額(△は減少) △2,007 △6,000
持分法による投資損益(△は益) 46,237 △1,314
その他 △23,392 6,748
小計 196,192 △76,947
利息及び配当金の受取額 15 19
利息の支払額 △26,308 △17,468
法人税等の還付額 - 1,060
法人税等の支払額 △28,586 -
営業活動によるキャッシュ・フロー 141,312 △93,334
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △3,693 △2,239
無形固定資産の取得による支出 △1,650 -
関係会社株式の取得による支出 △10,000 -
関係会社株式の売却による収入 400 -
投資有価証券の取得による支出 △10 -
投資有価証券の売却による収入 - 1,500
差入保証金の差入による支出 △4,706 △4,042
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
△126,412 △207,103
る支出
事業譲渡による支出 - △10,276
投資活動によるキャッシュ・フロー △146,072 △222,162
― 11 ―
GFA株式会社(8783) 令和2年3月期 決算短信(連結)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 218,000 110,000
短期借入金の返済による支出 △196,360 △100,000
長期借入れによる収入 - 497,364
長期借入金の返済による支出 △122,244 △1,008,853
新株予約権の発行による収入 - 6,471
新株予約権の発行による支出 - △1,772
新株予約権の消却による支出 △4,277 -
株式の発行による収入 315,154 436,774
財務活動によるキャッシュ・フロー 210,272 △60,015
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 205,512 △375,512
現金及び現金同等物の期首残高 419,811 625,323
現金及び現金同等物の期末残高 625,323 249,811
― 12 ―
GFA株式会社(8783) 令和2年3月期 決算短信(連結)
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
(セグメント情報)
1.報告セグメントの概要
(1) 報告セグメントの決定方法
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取
締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであり
ます。
当社グループは、本社に製品・サービス別の事業本部を置き、各事業本部は取り扱う製品・サービスについて
国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
従って、当社グループは事業本部を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「金融サ
ービス事業」、「サイバーセキュリティ事業」及び「空間プロデュース事業」の3つを報告セグメントとしてお
ります。
(2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
「金融サービス事業」は、主にファイナンシャル・アドバイザリー事業、投融資事業及び不動産投資事業の営
業活動を行っております。
「サイバーセキュリティ事業」は、主にサイバーセキュリティ商品の販売活動をしております。
「空間プロデュース事業」は店舗空間のプロデュースを行い、飲食及び宿泊施設の運営を行っております。
(3) 報告セグメントの変更等に関する事項
当社は従来より金融サービス事業及びサイバーセキュリティ事業を主要な事業としておりましたが、当連結会
計年度において空間プロデュース事業を行う株式会社CAMELOT、アトリエブックアンドベッド株式会社の2社を連
結の範囲に含めております。当該事実に鑑み、報告セグメントとして「空間プロデュース事業」を新たに追加し
ております。なお、当該2社は当連結会計年度末日をみなし取得日として会計処理を行っているため、「空間プ
ロデュース事業」についてはセグメント資産のみを記載しております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
サイバーセキュリティ 合計
金融サービス事業 計
事業
売上高
外部顧客への売上高 981,016 102,003 1,083,019 1,083,019
セグメント間の内部
― ― ― ―
売上高又は振替高
計 981,016 102,003 1,083,019 1,083,019
セグメント損失 △121,195 △51,228 △172,424 △172,424
セグメント資産 2,591,846 168,466 2,760,313 2,760,313
その他の項目
減価償却費 19,594 160 19,754 19,754
のれんの償却額 ― 11,444 11,444 11,444
減損損失 39,235 ― 39,235 39,235
有形固定資産及び
29,803 ― 29,803 29,803
無形固定資産の増加額
― 13 ―
GFA株式会社(8783) 令和2年3月期 決算短信(連結)
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
サイバーセキュリ 空間プロデュース 合計
金融サービス事業 計
ティ事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 2,112,392 279,733 ― 2,392,126 2,392,126
セグメント間の内部
― ― ― ― ―
売上高又は振替高
計 2,112,392 279,733 ― 2,392,126 2,392,126
セグメント損失 △247,391 △51,429 ― △298,821 △298,821
セグメント資産 2,577,061 35,568 836,159 3,448,789 3,448,789
その他の項目
減価償却費 1,580 610 ― 2,191 2,191
のれんの償却額 ― 22,888 ― 22,888 22,888
減損損失 5,104 80,834 ― 85,938 85,938
有形固定資産及び
1,149 1,090 ― 2,239 2,239
無形固定資産の増加額
【関連情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
単一サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しておりま
す。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省
略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の氏名又は名称 売上高 関連するセグメント名
C社 205,973 金融サービス事業
D社 160,748 金融サービス事業
(注)C社及びD社との契約上守秘義務を負っているため、社名の開示は控えております。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
製品及びサービスごとの情報は、報告セグメント区分と同一であるため記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
― 14 ―
GFA株式会社(8783) 令和2年3月期 決算短信(連結)
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省
略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の氏名又は名称 売上高 関連するセグメント名
F社 1,927,089 金融サービス事業
(注)F社との契約上守秘義務を負っているため、社名の開示は控えております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
【セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する事項】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
サイバーセキュリティ事 その他 全社・消去 合計
金融サービス事業 計
業
当期末残高 ― 102,996 102,996 ― ― 102,996
(注)のれんの償却額については、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
金融サービス事 サイバーセキュ 空間プロデュー その他 全社・消去 合計
計
業 リティ事業 ス事業
当期末残高 ― ― 331,617 331,617 ― ― 331,617
(注)のれんの償却額については、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
【セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
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GFA株式会社(8783) 令和2年3月期 決算短信(連結)
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり純資産額 160円02銭 124円48銭
1株当たり当期純損失 29円54銭 47円20銭
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失
金額であるため、記載しておりません。
2.1株当たり当期純損失の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純損失(千円) 277,276 488,116
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純損失(千円) 277,276 488,116
普通株式の期中平均株式数(株) 9,385,138 10,339,812
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
- -
当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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