8771 Eギャランティ 2020-10-30 15:30:00
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年10月30日
上 場 会 社 名 イー・ギャランティ株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 8771 URL http://www.eguarantee.co.jp/
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)江藤 公則
問合せ先責任者 (役職名)取締役経営管理部長 (氏名)邨井 望 (TEL)03-6327-3609
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有(機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 3,451 18.7 1,503 16.3 1,511 15.8 970 △16.8
2020年3月期第2四半期 2,907 6.7 1,292 9.4 1,305 8.4 1,167 56.9
(注) 包括利益 2021年3月期第2四半期 996百万円 (△16.2 %) 2020年3月期第2四半期 1,189百万円 (38.8 %)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第2四半期 22.37 20.77
2020年3月期第2四半期 27.46 26.09
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期第2四半期 20,120 15,738 72.2 319.85
2020年3月期 16,444 12,798 70.3 271.94
(参考) 自己資本 2021年3月期第2四半期 14,530百万円 2020年3月期 11,558百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 ― 0.00 ― 14.00 14.00
2021年3月期 ― 0.00
2021年3月期(予想) ― 14.00 14.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 7,700 29.3 2,980 9.6 3,000 9.1 1,950 △15.3 45.88
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ― 社 (社名) 、除外 ― 社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(注)詳細は、添付資料6ページ「四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 45,429,800株 2020年3月期 42,506,400株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 1,414株 2020年3月期 1,385株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 43,390,567株 2020年3月期2Q 42,505,056株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料2ページ「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
(決算補足説明資料の入手方法)
決算補足説明資料は当社ウェブサイトに掲載いたします。また、当社は2020年11月4日(水)に機関投資家・アナリ
スト向け説明会を開催する予定であります。
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 4
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 6
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 6
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………… 6
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、大変厳しい状況
でありましたが、業績不振に陥った中小企業などへの資金繰り支援策が幅広く実行され、実質無利子・無担保融
資の前提となっている信用保証協会による信用保証の4〜8月における承諾件数は累計で約120万件、承諾額は約22
兆円にのぼり、承諾額はすでにリーマン・ショックが発生した2008年度の合計金額を超える規模まで急拡大しま
した(全国信用保証協会連合会調べ)。
当社グループを取り巻く環境を見ますと、当第2四半期連結累計期間における企業倒産件数は前年同期比5.2%
減少の3,956件(帝国データバンク調べ)となり、各種給付金や実質無利子・無担保の制度融資などが奏功し、期
中の企業倒産の抑制につながったとみられるものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響が長引いた場合、事業
改善の見通しが立たず、倒産する企業が増加することが想定され、引き続き倒産動向に注視する必要がありま
す。
このような環境下、信用リスク保証サービスは引き続き堅調に推移いたしました。緊急事態宣言の影響を受け
て営業活動が制限される中、顧客ニーズの高まりに合わせた新商品を開発し、タイムリーに提供したことで新規
契約が増加しました。また、これまで保証サービスの利用を検討してこなかった顧客からの引合いが増加したほ
か、広告の実施やメディアからの取材依頼に積極的に応じるなど、認知度向上に努めたことにより保証サービス
を活用する顧客の裾野が拡大しました。既存契約については、新型コロナウイルス感染症の影響による今後の倒
産件数の増加に備え、あらかじめ契約内容を見直し、高額のリスクについては引受けを制限してリスク分散及び
ポートフォリオの再構築を図りました。一方、引受けを継続した保証先についても、リスクの見直し結果を保証
料率に反映した結果、保証料率が上昇し、保証料が増大しました。
以上の結果、当第2四半期連結会計期間末における保証残高は4,357億円(前年同期末比6.2%増加)となり、売
上高は3,451,715千円(前年同期比18.7%増加)となりました。また、営業利益1,503,344千円(前年同期比16.3%増
加)、経常利益1,511,964千円(前年同期比15.8%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益970,634千円(前年同
期比16.8%減少)となりました。このうち、親会社株主に帰属する当期純利益については、前第2四半期連結累計
期間は一過性の特殊要因としてESOP信託分配金の税務上損金算入により税効果会計適用後の法人税等の負担
率が大幅に低下したことを受けて大幅に押し上げられておりましたが、当第2四半期連結累計期間においては当
該一過性の特殊要因がないこと等により、前年同期比では減少となっております。
なお、当第2四半期連結累計期間における経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益の2021年3月期連
結業績予想に対する進捗率はそれぞれ50.4%、49.8%となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて22.4%増加し、20,120,352千円となりま
した。
流動資産は、前連結会計年度末に比べて18.4%増加し、16,155,753千円となりました。これは、現金及び預金
が2,815,613千円増加したことなどによります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて41.6%増加し、3,964,598千円となりました。これは、投資有価証券が
1,150,000千円増加したことなどによります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べて20.2%増加し、4,382,064千円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べて20.8%増加し、4,266,782千円となりました。これは、未払法人税等が
482,637千円増加したことなどによります。
固定負債は、前連結会計年度末と同額となりました。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて23.0%増加し、15,738,287千円となりました。これは、資本金及び
資本剰余金がそれぞれ1,298,142千円増加したことなどによります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
現時点におきましては、2020年5月14日に公表いたしました売上高7,700百万円、営業利益2,980百万円、経常
利益3,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,950百万円から変更はございません。今の経済情勢及び業
績の推移により、通期の見通しについて見直しが必要になった場合には速やかに開示いたします。
2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 9,232,731 12,048,344
売掛金 58,440 63,470
有価証券 2,602,474 2,400,494
前払費用 1,152,221 1,485,222
未収入金 358,833 49,509
未収還付法人税等 139,527 ―
その他 100,895 108,711
流動資産合計 13,645,123 16,155,753
固定資産
有形固定資産 1,392,105 1,392,913
無形固定資産 77,068 93,414
投資その他の資産
投資有価証券 855,250 2,005,250
繰延税金資産 151,287 151,287
その他 323,907 321,732
投資その他の資産合計 1,330,445 2,478,270
固定資産合計 2,799,619 3,964,598
資産合計 16,444,743 20,120,352
負債の部
流動負債
買掛金 7,889 12,327
未払法人税等 2,693 485,331
前受金 3,059,366 3,304,583
保証履行引当金 216,981 230,794
賞与引当金 124,148 99,509
預り金 24,541 29,735
その他 95,682 104,500
流動負債合計 3,531,305 4,266,782
固定負債
長期未払金 115,282 115,282
固定負債合計 115,282 115,282
負債合計 3,646,588 4,382,064
純資産の部
株主資本
資本金 1,643,135 2,941,277
資本剰余金 1,053,135 2,351,277
利益剰余金 8,863,119 9,238,683
自己株式 △774 △824
株主資本合計 11,558,616 14,530,415
新株予約権 135,065 139,815
非支配株主持分 1,104,472 1,068,056
純資産合計 12,798,155 15,738,287
負債純資産合計 16,444,743 20,120,352
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 2,907,110 3,451,715
売上原価 609,356 831,304
売上総利益 2,297,754 2,620,410
販売費及び一般管理費 1,005,277 1,117,066
営業利益 1,292,476 1,503,344
営業外収益
受取利息 12,047 9,921
その他 1,546 2,466
営業外収益合計 13,594 12,388
営業外費用
持分法による投資損失 702 3,768
営業外費用合計 702 3,768
経常利益 1,305,367 1,511,964
特別損失
固定資産除却損 32,974 ―
投資有価証券評価損 ― 49,999
特別損失合計 32,974 49,999
税金等調整前四半期純利益 1,272,393 1,461,964
法人税等 82,882 465,537
四半期純利益 1,189,510 996,427
非支配株主に帰属する四半期純利益 22,480 25,793
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,167,030 970,634
4
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益 1,189,510 996,427
四半期包括利益 1,189,510 996,427
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,167,030 970,634
非支配株主に係る四半期包括利益 22,480 25,793
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当第2四半期連結累計期間において、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ1,298,142千円
増加しております。この結果、当第2四半期連結会計期間末において、資本金が2,941,227千円、資本剰余金が
2,351,277千円となっております。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
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