8750 第一生命HD 2019-11-14 16:30:00
2020年3月期 第2四半期決算補足資料(ネオファースト生命保険株式会社分) [pdf]
2019 年 11 月 14 日
各 位
会 社 名 第一生命ホールディングス株式会社
代表者名 代表取締役社長 稲垣 精二
(コード番号:8750 東証第一部)
2020 年3月期 第2四半期決算補足資料(ネオファースト生命保険株式会社分)
2019年11月14日
ネオファースト生命保険株式会社
2019年度第2四半期(上半期)報告
ネオファースト生命保険株式会社(代表取締役社長:徳岡裕士)の2019年度第2四半期(上半期)
の業績は添付のとおりです。
※資料中、「第2四半期(上半期)」は「4月1日~9月30日」を表しております。
<目 次>
1.主要業績 …… 1頁
2.一般勘定資産の運用状況 …… 3頁
3.資産運用の実績(一般勘定) …… 4頁
4.中間貸借対照表 …… 7頁
5.中間損益計算書 …… 8頁
6.中間株主資本等変動計算書 …… 9頁
7.経常利益等の明細(基礎利益) ……12頁
8.債務者区分による債権の状況 ……13頁
9.リスク管理債権の状況 ……13頁
10.ソルベンシー・マージン比率 ……14頁
11.特別勘定の状況 ……14頁
12.保険会社及びその子会社等の状況 ……14頁
以 上
1.主要業績
(1)年換算保険料
・保有契約 (単位:百万円、%)
2019年度
区 分 2018年度末
第2四半期(上半期)末 前年度末比
個 人 保 険 135,082 136,684 101.2
個 人 年 金 保 険 4 5 122.5
合 計 135,086 136,689 101.2
うち医療保障・
10,145 13,763 135.7
生前給付保障等
・新契約 (単位:百万円、%)
2018年度 2019年度
区 分
第2四半期(上半期) 第2四半期(上半期) 前年同期比
個 人 保 険 58,493 4,374 7.5
個 人 年 金 保 険 ― ― ―
合 計 58,493 4,374 7.5
うち医療保障・
2,555 4,058 158.8
生前給付保障等
(注)1.年換算保険料とは、1回あたりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、
1年あたりの保険料に換算した金額です。
2.「医療保障・生前給付保障等」については、医療保障給付(入院給付、手術給付等) 、生前
給付保障給付(特定疾病給付等)、保険料払込免除給付(障害を事由とするものは除く。特
定疾病罹患等を事由とするものを含む)等に該当する部分の年換算保険料を計上していま
す。
1 ネオファースト生命保険株式会社
(2)保有契約高及び新契約高
・保有契約高 (単位:千件、億円、%)
2019年度
2018年度末
第2四半期(上半期)末
区 分
件 数 金 額 件 数 金 額
前年度末比 前年度末比
個 人 保 険 223 9,029 278 124.8 10,497 116.3
個人年金保険 0 0 0 100.0 0 98.3
団 体 保 険 ― ― ― ― ― ―
団体年金保険 ― ― ― ― ― ―
(注)個人年金保険の金額は、年金開始後契約の責任準備金です。
・新契約高 (単位:千件、億円、%)
2018年度 2019年度
第2四半期(上半期) 第2四半期(上半期)
区 分 件 数 金 額 件 数 金 額
転換による 前年 前年 転換による
新契約 新契約
純増加 同期比 同期比 純増加
個 人 保 険 53 710 710 ― 62 117.3 1,379 194.1 1,379 ―
個人年金保険 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
団 体 保 険 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
団体年金保険 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
2 ネオファースト生命保険株式会社
2.一般勘定資産の運用状況
(1)運用環境
2019年度第2四半期(上半期)の日本経済は、雇用・所得環境の改善などを背景とした個人消費に
よって下支えされましたが、海外経済の減速などを受けて輸出が弱く、景気の拡大幅は小幅なもの
にとどまりました。米国においても、個人消費が堅調さを維持しましたが、米中貿易戦争による不
透明感の高まりによって設備投資や外需が低迷し、景気は減速基調となりました。また欧州でも、
ドイツで外需の低迷を背景にマイナス成長となるなど、全体的に減速感を強め、先行きの景気後退
も意識されました。
こうした経済情勢の中で、運用環境は以下のようなものとなりました。
<国内金利>
10年国債利回りは、日本銀行が長短金利操作付き量的・質的金融緩和を継続したほか、欧米中央
銀行が利下げを中心とした金融緩和策を実施したことなどから、低水準での推移を継続しました。
加えて、米中貿易戦争の悪化が懸念された局面では、一時△0.30%近辺に低下しました。
10年国債利回り 年度始 △0.095% → 上半期末 △0.225%
<国内株式>
日経平均株価は、世界経済の減速に伴う企業業績の下押し懸念や米中貿易戦争の悪化懸念などか
ら急落する場面も見られましたが、欧米を中心とした中央銀行による金融緩和策により下支えされ
ました。
日経平均株価 年度始 21,205円 → 上半期末 21,755円
TOPIX 年度始 1,591ポイント → 上半期末 1,587ポイント
<為替>
円/ドルについては、米中貿易戦争の悪化懸念に伴うリスク回避の動きや、米国利下げに伴う内
外金利差の縮小等により、円高・ドル安基調での推移となりました。
円/ユーロについては、イタリアなどの政治情勢への懸念に加え、景気減速の強まりを背景とし
た欧州中央銀行(ECB)による利下げなどを背景に、円高・ユーロ安基調での推移となりました。
円/ドルレート 年度始 110.99円 → 上半期末 107.92円
円/ユーロレート 年度始 124.56円 → 上半期末 118.02円
(2)運用方針
安定的な運用収益の確保を目指す観点から、主に公社債などの確定利付資産で運用を行います。
(3)運用実績の概況
2019年度上半期末における一般勘定資産は、 196,533 百万円となりました。運用資産残高は、
預貯金 117,944 百万円、公社債 23,209 百万円、株式 671 百万円となりました。なお、資産運用収
益は、利息及び配当金等収入 62 百万円となりました。また、資産運用費用は、支払利息 0 百万円
となりました。
3 ネオファースト生命保険株式会社
3.資産運用の実績(一般勘定)
(1)資産の構成
(単位:百万円、%)
2019年度
2018年度末
区 分 第2四半期(上半期)末
金 額 占 率 金 額 占 率
現 預 金 ・ コ - ル ロ - ン 86,188 54.7 117,944 60.0
買 現 先 勘 定 ― ― ― ―
債券貸借取引支払保証金 ― ― ― ―
買 入 金 銭 債 権 ― ― ― ―
商 品 有 価 証 券 ― ― ― ―
金 銭 の 信 託 ― ― ― ―
有 価 証 券 15,244 9.7 23,881 12.2
公 社 債 8,429 5.4 15,687 8.0
株 式 103 0.1 671 0.3
外 国 証 券 6,710 4.3 7,521 3.8
公 社 債 6,710 4.3 7,521 3.8
株 式 等 ― ― ― ―
そ の 他 の 証 券 ― ― ― ―
貸 付 金 61 0.0 155 0.1
不 動 産 105 0.1 100 0.1
繰 延 税 金 資 産 ― ― ― ―
そ の 他 55,829 35.5 54,452 27.7
貸 倒 引 当 金 △0 △0.0 △0 △0.0
合 計 157,428 100.0 196,533 100.0
う ち 外 貨 建 資 産 ― ― ― ―
(注)不動産については建物の金額を計上しております。
(2)資産の増減 (単位:百万円)
2018年度 2019年度
区 分
第2四半期(上半期) 第2四半期(上半期)
現 預 金 ・ コ - ル ロ - ン 28,570 31,756
買 現 先 勘 定 ― ―
債券貸借取引支払保証金 ― ―
買 入 金 銭 債 権 ― ―
商 品 有 価 証 券 ― ―
金 銭 の 信 託 ― ―
有 価 証 券 6,946 8,636
公 社 債 2,299 7,257
株 式 34 568
外 国 証 券 4,613 810
公 社 債 4,613 810
株 式 等 ― ―
そ の 他 の 証 券 ― ―
貸 付 金 0 93
不 動 産 99 △4
繰 延 税 金 資 産 ― ―
そ の 他 24,678 △1,377
貸 倒 引 当 金 0 0
合 計 60,296 39,105
う ち 外 貨 建 資 産 ― ―
(注)不動産については建物の金額を計上しております。
4 ネオファースト生命保険株式会社
(3)資産運用収益 (単位:百万円)
2018年度 2019年度
区 分
第2四半期(上半期) 第2四半期(上半期)
利息及び配当金等収入 17 62
預 貯 金 利 息 ― ―
有価証券利息・配当金 17 60
貸 付 金 利 息 0 1
不 動 産 賃 貸 料 ― ―
その他利息配当金 ― ―
商品有価証券運用益 ― ―
金 銭 の 信 託 運 用 益 ― ―
売買目的有価証券運用益 ― ―
有 価 証 券 売 却 益 ― ―
国債等債券売却益 ― ―
株 式 等 売 却 益 ― ―
外 国 証 券 売 却 益 ― ―
そ の 他 ― ―
有 価 証 券 償 還 益 ― ―
金 融 派 生 商 品 収 益 ― ―
為 替 差 益 ― ―
貸 倒 引 当 金 戻 入 額 0 0
そ の 他 運 用 収 益 ― ―
合 計 17 62
(4)資産運用費用 (単位:百万円)
2018年度 2019年度
区 分
第2四半期(上半期) 第2四半期(上半期)
支 払 利 息 0 0
商品有価証券運用損 ― ―
金 銭 の 信 託 運 用 損 ― ―
売買目的有価証券運用損 ― ―
有 価 証 券 売 却 損 ― ―
国債等債券売却損 ― ―
株 式 等 売 却 損 ― ―
外 国 証 券 売 却 損 ― ―
そ の 他 ― ―
有 価 証 券 評 価 損 ― ―
国債等債券評価損 ― ―
株 式 等 評 価 損 ― ―
外 国 証 券 評 価 損 ― ―
そ の 他 ― ―
有 価 証 券 償 還 損 ― ―
金 融 派 生 商 品 費 用 ― ―
為 替 差 損 ― ―
貸 倒 引 当 金 繰 入 額 ― ―
貸 付 金 償 却 ― ―
賃貸用不動産等減価償却費 ― ―
そ の 他 運 用 費 用 ― ―
合 計 0 0
5 ネオファースト生命保険株式会社
(5)売買目的有価証券の評価損益
該当ありません。
(6)有価証券の時価情報(売買目的有価証券以外の有価証券のうち時価のあるもの) (単位:百万円)
2018年度末 2019年度第2四半期(上半期)末
区 分 差損益 差損益
帳簿価額 時 価 帳簿価額 時 価
差益 差損 差益 差損
満期保有目的の債券 15,044 15,173 129 150 20 23,110 23,391 280 299 19
責任準備金対応債券 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
子会社・関連会社株式 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
そ の 他 有 価 証 券 130 199 69 73 3 688 770 82 83 1
公 社 債 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
株 式 30 103 73 73 ― 588 671 83 83 ―
外 国 証 券 100 96 △3 ― 3 100 98 △1 ― 1
公 社 債 100 96 △3 ― 3 100 98 △1 ― 1
株 式 等 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
そ の 他 の 証 券 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
買 入 金 銭 債 権 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
譲 渡 性 預 金 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
そ の 他 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
合 計 15,174 15,373 199 223 23 23,798 24,161 362 383 20
公 社 債 8,429 8,557 127 128 0 15,687 15,918 230 245 14
株 式 30 103 73 73 ― 588 671 83 83 ―
外 国 証 券 6,714 6,713 △1 21 22 7,523 7,571 48 54 5
公 社 債 6,714 6,713 △1 21 22 7,523 7,571 48 54 5
株 式 等 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
そ の 他 の 証 券 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
買 入 金 銭 債 権 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
譲 渡 性 預 金 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
そ の 他 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
・時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券は保有しておりません。
(7)金銭の信託の時価情報
該当ありません。
6 ネオファースト生命保険株式会社
4.中間貸借対照表
(単位:百万円)
2018年度末 2019年度
期 別
要約貸借対照表 中間会計期間末
(2019年3月31日現在) (2019年9月30日現在)
科 目
金 額 金 額
( 資 産 の 部 )
現 金 及 び 預 貯 金 86,188 117,944
有 価 証 券 15,244 23,881
( う ち 社 債 ) ( 8,429) ( 15,687)
( う ち 株 式 ) ( 103) ( 671)
( う ち 外 国 証 券 ) ( 6,710) ( 7,521)
貸 付 金 61 155
保 険 約 款 貸 付 61 155
有 形 固 定 資 産 294 267
無 形 固 定 資 産 343 930
再 保 険 貸 49,475 44,187
そ の 他 資 産 5,820 9,168
貸 倒 引 当 金 △0 △0
資 産 の 部 合 計 157,428 196,533
( 負 債 の 部 )
保 険 契 約 準 備 金 130,801 179,515
支 払 備 金 404 577
責 任 準 備 金 130,397 178,937
再 保 険 借 171 201
そ の 他 負 債 6,797 3,933
未 払 法 人 税 等 8 4
そ の 他 の 負 債 6,789 3,928
価 格 変 動 準 備 金 4 4
繰 延 税 金 負 債 19 23
負 債 の 部 合 計 137,794 183,677
( 純 資 産 の 部 )
資 本 金 32,599 32,599
資 本 剰 余 金 24,599 24,599
資 本 準 備 金 24,599 24,599
利 益 剰 余 金 △37,614 △44,401
そ の 他 利 益 剰 余 金 △37,614 △44,401
繰 越 利 益 剰 余 金 △37,614 △44,401
株 主 資 本 合 計 19,584 12,796
その他有価証券評価差額金 50 59
評 価 ・ 換 算 差 額 等 合 計 50 59
純 資 産 の 部 合 計 19,634 12,856
負 債 及 び 純 資 産 の 部 合 計 157,428 196,533
7 ネオファースト生命保険株式会社
5.中間損益計算書
(単位:百万円)
2018年度 2019年度
期 別 中間会計期間 中間会計期間
2018年4月1日から 2019年4月1日から
科 目 2018年9月30日まで 2019年9月30日まで
金 額 金 額
経 常 収 益 84,183 67,275
保 険 料 等 収 入 84,166 67,208
( う ち 保 険 料 ) ( 58,494) ( 63,585)
資 産 運 用 収 益 17 62
( う ち 利 息 及 び 配 当 金 等 収 入 ) ( 17) ( 62)
そ の 他 経 常 収 益 0 4
経 常 費 用 87,867 74,058
保 険 金 等 支 払 金 2,633 12,445
( う ち 保 険 金 ) ( 353) ( 512)
( う ち 年 金 ) ( ―) ( 50)
( う ち 給 付 金 ) ( 524) ( 1,150)
( う ち 解 約 返 戻 金 ) ( 7) ( 1,104)
( う ち そ の 他 返 戻 金 ) ( 78) ( 466)
責 任 準 備 金 等 繰 入 額 53,409 48,713
支 払 備 金 繰 入 額 67 173
責 任 準 備 金 繰 入 額 53,341 48,540
資 産 運 用 費 用 0 0
( う ち 支 払 利 息 ) ( 0) ( 0)
事 業 費 31,533 12,595
そ の 他 経 常 費 用 291 303
経 常 利 益 ( △ は 経 常 損 失 ) △3,683 △6,782
特 別 損 失 6 0
税 引 前 中 間 純 利 益
△3,689 △6,783
( △ は 税 引 前 中 間 純 損 失 )
法 人 税 及 び 住 民 税 4 4
法 人 税 等 合 計 4 4
中間純利益(△は中間純損失) △3,693 △6,787
8 ネオファースト生命保険株式会社
6.中間株主資本等変動計算書
2018年度中間会計期間
(2018年4月1日から2018年9月30日まで) (単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金 株主資本
資本金 その他利益剰余金
資本準備金 合 計
繰越利益剰余金
当期首残高 27,599 19,599 △29,093 18,106
当中間期変動額
新株の発行 4,999 4,999 9,999
中間純損失 3,693 3,693
株主資本以外の項目の
当中間期変動額(純額)
当中間期変動額合計 4,999 4,999 △3,693 6,305
当中間期末残高 32,599 24,599 △32,786 24,411
評価・換算差額等
純資産
その他有価証券 評価・換算差額等
合 計
評価差額金 合計
当期首残高 0 0 18,106
当中間期変動額
新株の発行 9,999
中間純損失 3,693
株主資本以外の項目の
当中間期変動額(純額)
22 22 22
当中間期変動額合計 22 22 6,327
当中間期末残高 22 22 24,434
2019年度中間会計期間
(2019年4月1日から2019年9月30日まで) (単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金 株主資本
資本金 その他利益剰余金
資本準備金 合 計
繰越利益剰余金
当期首残高 32,599 24,599 △37,614 19,584
当中間期変動額
中間純損失 6,787 6,787
株主資本以外の項目の
当中間期変動額(純額)
当中間期変動額合計 - - △6,787 △6,787
当中間期末残高 32,599 24,599 △44,401 12,796
評価・換算差額等
純資産
その他有価証券 評価・換算差額等
合 計
評価差額金 合計
当期首残高 50 50 19,634
当中間期変動額
中間純損失 6,787
株主資本以外の項目の
当中間期変動額(純額)
8 8 8
当中間期変動額合計 8 8 △6,778
当中間期末残高 59 59 12,856
9 ネオファースト生命保険株式会社
注記事項
(中間貸借対照表関係)
2019年度中間会計期間末
1 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、その他有価証
券のうち時価のあるものについては9月末日の市場価格等に基づく時価法(売却原価の算定は移動平均法)、
時価を把握することが極めて困難と認められるものについて、取得差額が金利調整差額と認められる公社債に
ついては移動平均法による償却原価法(定額法)、それ以外の有価証券については移動平均法による原価法に
よっております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。
2 固定資産の減価償却の方法は、次のとおりであります。
① 有形固定資産(リース資産を除く。)
定率法(ただし、建物については定額法)によっております。
② リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとした定額法によっております。
③ 無形固定資産(リース資産を除く。)
定額法によっております。なお、ソフトウェアの減価償却の方法は、利用可能期間に基づく定額法によっ
ております。
3 貸倒引当金は、債権の貸倒れによる損失に備えるため、当社の定める「資産査定規程」「同基準書」「償却
、 、
及び引当金計上規程」および「同基準書」に基づき、次のとおり計上しております。
個別債権ごとに査定し、回収可能性に重大な懸念があると判断した債権または重大な価値の毀損が生じている
と判断した債権については必要と認められる額を引当てております。
4 価格変動準備金は、保険業法第 115 条の規定に基づき算出した額を計上しております。
5 消費税および地方消費税の会計処理は、税込方式によっております。
6 責任準備金は、保険業法第 116 条の規定に基づく準備金であり、保険料積立金については次の方式により計
算しております。
① 標準責任準備金の対象契約については、金融庁長官が定める方式(平成8年大蔵省告示第 48 号)
② 標準責任準備金の対象とならない契約については、平準純保険料式
7 主な金融資産にかかる中間貸借対照表計上額、時価およびこれらの差額については、次のとおりであります。
(単位:百万円)
中間貸借対照表
時価 差額
計上額
(1)現金及び預貯金 117,944 117,944 -
(2)有価証券 23,881 24,161 280
満期保有目的の債券 23,110 23,391 280
その他有価証券 770 770 -
(3)貸付金 155 155 -
保険約款貸付 155 155 -
(1)現金及び預貯金
時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(2)有価証券
9月末日の市場価格等によっております。
(3)貸付金
保険約款貸付は、当該貸付を解約返戻金の範囲内に限るなどの特性により返済期限を設けておらず、返
済見込み期間及び金利条件等から、時価は帳簿価額と近似しているものと想定されるため、帳簿価額を
時価としております。
10 ネオファースト生命保険株式会社
2019年度中間会計期間末
8 貸付金のうち破綻先債権、延滞債権、3カ月以上延滞債権および貸付条件緩和債権は、該当ありません。
9 保険業法第 259 条の規定に基づく生命保険契約者保護機構に対する当中間期末における当社の今後の負担
見積額は 165 百万円であります。なお、当該負担金は拠出した年度の事業費として処理しております。
10 金額は、記載単位未満を切り捨てて表示しております。
注記事項
(中間損益計算書関係)
2019年度中間会計期間
1 利息及び配当金等収入は有価証券利息・配当金 60 百万円、貸付金利息1百万円であります。
2 1株当たり中間純損失の金額は 1,996 円 35 銭であります。
3 金額は、記載単位未満を切り捨てて表示しております。
注記事項
(中間株主資本等変動計算書関係)
2019年度中間会計期間
1 発行済株式の種類及び総数に関する事項
(単位:千株)
当 期 首 当 中 間 期 当 中 間 期 当中間期末
株 式 数 増加株式数 減少株式数 株 式 数
発行済株式
普通株式 3,399 - - 3,399
2 新株予約権および自己新株予約権に関する事項
該当ありません。
3 配当金支払額
該当ありません。
4 金額は、記載単位未満を切り捨てて表示しております。
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7.経常利益等の明細(基礎利益)
(単位:百万円)
2018年度 2019年度
第2四半期(上半期) 第2四半期(上半期)
基礎利益 A △3,558 △6,561
キャピタル収益 ― ―
金銭の信託運用益 ― ―
売買目的有価証券運用益 ― ―
有価証券売却益 ― ―
金融派生商品収益 ― ―
為替差益 ― ―
その他キャピタル収益 ― ―
キャピタル費用 ― ―
金銭の信託運用損 ― ―
売買目的有価証券運用損 ― ―
有価証券売却損 ― ―
有価証券評価損 ― ―
金融派生商品費用 ― ―
為替差損 ― ―
その他キャピタル費用 ― ―
キャピタル損益 B ― ―
キャピタル損益含み基礎利益 A+B △3,558 △6,561
臨時収益 0 0
再保険収入 ― ―
危険準備金戻入額 ― ―
個別貸倒引当金戻入額 0 0
その他臨時収益 ― ―
臨時費用 124 221
再保険料 ― ―
危険準備金繰入額 124 221
個別貸倒引当金繰入額 ― ―
特定海外債権引当勘定繰入額 ― ―
貸付金償却 ― ―
その他臨時費用 ― ―
臨時損益 C △124 △221
経常利益 A+B+C △3,683 △6,782
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8.債務者区分による債権の状況
(単位:百万円、%)
2019年度
区 分 2018年度末
第2四半期(上半期)末
破産更生債権及びこれらに準ずる債権 ― ―
危険債権 ― ―
要管理債権 ― ―
小計 ― ―
(対合計比) ( ―%) ( ―%)
正常債権 61 155
合計 ― ―
(注)1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始又は再生手続開始
の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権
です。
2.危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化
し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権です。
3.要管理債権とは、3カ月以上延滞貸付金及び条件緩和貸付金です。なお、3カ月以上延滞貸
付金とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3カ月以上遅延している貸付金(注
1及び2に掲げる債権を除く。、条件緩和貸付金とは、債務者の経営再建又は支援を図ること
)
を目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有
利となる取決めを行った貸付金(注1及び2に掲げる債権並びに3カ月以上延滞貸付金を除
く。)です。
4.正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、注1から
3までに掲げる債権以外のものに区分される債権です。
9. リスク管理債権の状況
該当ありません。
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10.ソルベンシー・マージン比率
(単位:百万円)
2019年度
項 目 2018年度末 第2四半期
(上半期)末
ソルベンシ-・マ-ジン総額 (A) 29,541 28,096
資本金等 19,584 12,796
価格変動準備金 4 4
危険準備金 988 1,210
一般貸倒引当金 ― ―
(その他有価証券評価差額金(税効果控除前)
・繰延ヘッジ損益
62 74
(税効果控除前))×90%(マイナスの場合100%)
土地の含み損益×85%(マイナスの場合100%) ― ―
全期チルメル式責任準備金相当額超過額 8,901 24,478
負債性資本調達手段等 ― ―
全期チルメル式責任準備金相当額超過額及び負債性資本調達手
― △ 10,467
段等のうち、マ-ジンに算入されない額
控除項目 ― ―
その他 ― ―
リスクの合計額
1,884 2,409
( R1 + R8 ) 2 + ( R2 + R3 + R7 ) 2 + R4 (B)
保険リスク相当額 R1 431 472
第三分野保険の保険リスク相当額 R8 553 731
予定利率リスク相当額 R2 1 3
最低保証リスク相当額 R7 ― ―
資産運用リスク相当額 R3 1,516 1,972
経営管理リスク相当額 R4 75 95
ソルベンシ-・マ-ジン比率
(A) 3,134.3% 2,331.9%
×1 0 0
(1/2)×(B)
(注)上記は、保険業法施行規則第86条、第87条及び平成8年大蔵省告示第50号の規定に基づ
いて算出しています。
11.特別勘定の状況
該当ありません。
12.保険会社及びその子会社等の状況
該当ありません。
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