8750 第一生命HD 2021-05-14 15:00:00
2021年3月期 決算補足資料(第一フロンティア生命保険株式会社分) [pdf]
2021 年5月 14 日
各 位
会 社 名 第一生命ホールディングス株式会社
代表者名 代表取締役社長 稲垣 精二
(コード番号:8750 東証第一部)
問合せ先 経営企画ユニット IRグループ
(TEL 050- 3780- 6930 )
2021 年3月期 決算補足資料(第一フロンティア生命保険株式会社分)
2021年5月14日
第一フロンティア生命保険株式会社
『2020年度決算』について
第一フロンティア生命保険株式会社(社長 武富 正夫)の2020年度(2020
年4月1日~2021年3月31日)の決算をお知らせいたします。
<目次>
1.主要業績 …… 1 頁
2.2020年度末保障機能別保有契約高 …… 3 頁
3.2020年度の一般勘定資産の運用状況 …… 4 頁
4.貸借対照表 …… 10 頁
5.損益計算書 …… 14 頁
6.経常利益等の明細(基礎利益) …… 16 頁
7.株主資本等変動計算書 …… 18 頁
8.債務者区分による債権の状況 …… 19 頁
9.リスク管理債権の状況 …… 19 頁
10.ソルベンシー・マージン比率 …… 20 頁
11.2020年度特別勘定の状況 …… 21 頁
12.保険会社およびその子会社等の状況 …… 22 頁
以上
1.主要業績
(1)年換算保険料
保有契約
(単位:百万円、%)
区分 2019年度末 2020年度末
前年度末比 前年度末比
個 人 保 険 357,533 113.1 418,614 117.1
個 人 年 金 保 険 450,325 88.0 442,393 98.2
合 計 807,859 97.6 861,007 106.6
うち医療保障・
- - 1,581 -
生前給付保障等
新契約
(単位:百万円、%)
区分 2019年度 2020年度
前年度比 前年度比
個 人 保 険 73,253 74.1 52,912 72.2
個 人 年 金 保 険 46,563 43.3 24,643 52.9
合 計 119,817 58.1 77,556 64.7
うち医療保障・
- - 1,557 -
生前給付保障等
(注) 1.年換算保険料とは、1回あたりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、
1年あたりの保険料に換算した金額です(一時払契約等は、保険料を保険期間で除した金額)。
2.「医療保障・生前給付保障等」には、医療保障給付(入院給付、手術給付等)、生前給付保障給付
(特定疾病給付、介護給付等)、保険料払込免除給付(障害を事由とするものは除く。特定疾病罹患、
介護等を事由とするものを含む)等に該当する部分の年換算保険料を計上しています。
- 1 - 第一フロンティア生命保険株式会社
(2)保有契約高および新契約高
保有契約高
(単位:千件、百万円、%)
2019年度末 2020年度末
区分 件数 金額 件数 金額
前年度末比 前年度末比 前年度末比 前年度末比
個 人 保 険 692 120.2 4,377,536 113.0 734 106.0 5,154,172 117.7
個 人 年 金 保 険 915 96.3 4,215,064 84.4 829 90.6 4,166,339 98.8
団 体 保 険 - - - - - - - -
団 体 年 金 保 険 - - - - - - - -
(注)個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものです。
新契約高
(単位:千件、百万円、%)
2019年度 2020年度
件数 金額 件数 金額
区分
転換に 転換に
前年度比 前年度比 新契約 よる 前年度比 前年度比 新契約 よる
純増加 純増加
個 人 保 険 121 71.8 822,343 71.4 822,343 - 69 57.2 519,033 63.1 519,033 -
個 人 年 金 保 険 98 60.7 389,670 52.1 389,670 - 57 58.6 218,216 56.0 218,216 -
団 体 保 険 - - - - - - - - - - - -
団 体 年 金 保 険 - - - - - - - - - - - -
(注)新契約の個人年金保険の金額は年金支払開始時における年金原資です。
- 2 - 第一フロンティア生命保険株式会社
2.2020年度末保障機能別保有契約高
(単位:千件、百万円)
個人保険 個人年金保険 団体保険 合計
項目
件数 金額 件数 金額 件数 金額 件数 金額
死 普 通 死 亡 734 5,154,172 - - - - 734 5,154,172
亡
保 災 害 死 亡 - - - - - - - -
障 その他の条件付死亡 - - - - - - - -
生 存 保 障 - - 829 4,166,339 - - 829 4,166,339
入 災 害 入 院 - - - - - - - -
院
保 疾 病 入 院 - - - - - - - -
障 その他の条件付入院 - - - - - - - -
障 害 保 障 - - - - - - - -
手 術 保 障 - - - - - - - -
団体年金保険 財形保険・財形年金保険 合計
項目
件数 金額 件数 金額 件数 金額
生 存 保 障 - - - - - -
医療保障保険 合計
項目 項目
件数 金額 件数 金額
入 院 保 障 - - 就 業 不 能 保 険 - -
(注)生存保障欄の金額は、個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と
年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものです。
- 3 - 第一フロンティア生命保険株式会社
3.2020年度の一般勘定資産の運用状況
(1)2020年度の資産の運用状況
①運用環境
2020年度の日本経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、内需を中心に大きく悪化しま
した。景気は4-6月期に大きく落ち込んだ後、夏場以降は政策効果などで急速に回復しましたが、年
明けは2回目の緊急事態宣言もあり再度悪化となりました。海外経済は、中国が新型コロナウイルス
を比較的早期に抑え込み成長したほか、米国も大規模財政支援策などを背景に年前半の急激な落込み
から急速に持ち直しています。
こうした経済情勢の中で、運用環境は以下のようなものとなりました。
<国内金利>
10年国債利回りは、日本銀行が新型コロナウイルス感染拡大に伴う景気悪化に対して企業資金繰り支
援などを実施する一方で政策金利を据え置いたため、引続き0%近傍でコントロールされました。た
だし、年度末に向けては日本銀行が金融緩和持続に向け政策見直しを行ったほか、米国金利が大幅に
上昇したことで小幅に上昇しました。
10年国債利回り 年度始 0.010% → 年度末 0.090%
<米国金利・為替>
年度前半は世界的な新型コロナウイルス感染拡大による景気減速懸念から10年米国債利回りは低位
で推移、ドル円は下落基調で推移しました。年度後半は米国でバイデン政権が誕生し大型財政政策が
打ち出されたことや、新型コロナウイルスのワクチン接種の広がりにより景気回復期待が高まり10年
米国債利回りは上昇、ドル円も上昇基調で推移しました。
10年米国債利回り 年度始 0.670% → 年度末 1.740%
円/ドルレート 年度始 108.83 → 年度末 110.71
<豪州金利・為替>
年度前半は新型コロナウイルス対策としての金融緩和の影響を受け10年豪国債利回りは低位で推移
した一方で、資源輸出先の中国がいち早い経済回復を遂げ豪ドル円は上昇しました。年度後半は米国
の金利上昇に連れられる形で10年豪国債利回りは上昇、ワクチン接種後のグローバルな景気回復への
期待により豪ドル円は上昇して推移しました。
10年豪国債利回り 年度始 0.762% → 年度末 1.786%
円/豪ドルレート 年度始 66.09 → 年度末 84.36
②当社の運用方針
生命保険契約の持つ負債特性を考慮し、長期にわたる年金や保険金・給付金を安定的に支払うこと
を主眼として、ALM(Asset Liability Management:資産・負債総合管理)に基づく運用を行いま
す。円建および外貨建の定額商品に関しては、円建公社債および外貨建公社債を中心とした運用を行
います。
また、変額個人年金保険に係る最低保証リスクの軽減を目的とした取引を行います。
③運用実績の概況
<資産の状況>
安定的な運用収益が期待できる円建公社債および外貨建公社債を中心とした運用を行いました。ま
た、変額個人年金保険に係る最低保証リスクの軽減を目的としてデリバティブ取引を行いました。
<収支の状況>
資産運用収益は、為替差益 478,295百万円、利息及び配当金等収入 180,169百万円、金融派生商品
収益 122,761百万円等により 899,693百万円となりました。また、資産運用費用は、有価証券売却損
1,220百万円およびその他運用費用 617百万円、有価証券償還損 138百万円等により 1,984百万円と
なりました。
- 4 - 第一フロンティア生命保険株式会社
(2)資産の構成
(単位:百万円、%)
2019年度末 2020年度末
区分
金額 占率 金額 占率
現預金・コールローン 264,889 3.4 785,833 9.1
買 現 先 勘 定 - - - -
債券貸借取引支払保証金 - - - -
買 入 金 銭 債 権 - - - -
商 品 有 価 証 券 - - - -
金 銭 の 信 託 1,004,788 12.8 1,123,204 13.0
有 価 証 券 6,331,705 80.7 6,481,546 74.8
公 社 債 1,499,055 19.1 1,645,775 19.0
株 式 - - - -
外 国 証 券 4,648,420 59.3 4,650,664 53.7
公 社 債 4,648,420 59.3 4,650,664 53.7
株 式 等 - - - -
そ の 他 の 証 券 184,229 2.3 185,106 2.1
貸 付 金 - - - -
不 動 産 88 0.0 95 0.0
繰 延 税 金 資 産 - - - -
そ の 他 240,315 3.1 270,224 3.1
貸 倒 引 当 金 △ 11 △ 0.0 △ 14 △ 0.0
合 計 7,841,776 100.0 8,660,888 100.0
う ち 外 貨 建 資 産 5,141,062 65.6 5,213,036 60.2
(注)不動産については建物の金額を計上しております。
(3)資産の増減
(単位:百万円)
区分 2019年度 2020年度
現預金・コールローン 65,365 520,943
買 現 先 勘 定 - -
債券貸借取引支払保証金 - -
買 入 金 銭 債 権 - -
商 品 有 価 証 券 - -
金 銭 の 信 託 470,061 118,415
有 価 証 券 249,211 149,840
公 社 債 142,884 146,719
株 式 - -
外 国 証 券 110,417 2,243
公 社 債 118,217 2,243
株 式 等 △ 7,799 -
そ の 他 の 証 券 △ 4,090 877
貸 付 金 - -
不 動 産 △8 6
繰 延 税 金 資 産 - -
そ の 他 89,555 29,908
貸 倒 引 当 金 △6 △3
合 計 874,179 819,111
う ち 外 貨 建 資 産 194,879 71,974
- 5 - 第一フロンティア生命保険株式会社
(4)資産運用関係収益
(単位:百万円)
区分 2019年度 2020年度
利息及び配当金等収入 176,815 180,169
預 貯 金 利 息 896 34
有価証券利息・配当金 175,641 179,756
貸 付 金 利 息 - -
不 動 産 賃 貸 料 - -
その他利息配当金 277 378
商 品 有 価 証 券 運 用 益 - -
金 銭 の 信 託 運 用 益 - 23,330
売買目的有価証券運用益 - -
有 価 証 券 売 却 益 70,758 94,835
国債等債券売却益 1,571 2,248
株 式 等 売 却 益 - -
外 国 証 券 売 却 益 69,187 92,587
そ の 他 - -
有 価 証 券 償 還 益 97 292
金 融 派 生 商 品 収 益 - 122,761
為 替 差 益 - 478,295
貸 倒 引 当 金 戻 入 額 - -
そ の 他 運 用 収 益 1 8
合 計 247,673 899,693
(5)資産運用関係費用
(単位:百万円)
区分 2019年度 2020年度
支 払 利 息 5 4
商 品 有 価 証 券 運 用 損 - -
金 銭 の 信 託 運 用 損 19,149 -
売買目的有価証券運用損 4,694 -
有 価 証 券 売 却 損 642 1,220
国債等債券売却損 23 229
株 式 等 売 却 損 - -
外 国 証 券 売 却 損 619 990
そ の 他 - -
有 価 証 券 評 価 損 - -
国債等債券評価損 - -
株 式 等 評 価 損 - -
外 国 証 券 評 価 損 - -
そ の 他 - -
有 価 証 券 償 還 損 2,266 138
金 融 派 生 商 品 費 用 33,515 -
為 替 差 損 396,926 -
貸 倒 引 当 金 繰 入 額 6 3
貸 付 金 償 却 - -
賃貸用不動産等減価償却費 - -
そ の 他 運 用 費 用 703 617
合 計 457,910 1,984
- 6 - 第一フロンティア生命保険株式会社
(6)資産運用に係わる諸効率
①資産別運用利回り
(単位:%)
区分 2019年度 2020年度
現預金・コールローン △ 4.42 3.37
買 現 先 勘 定 - -
債券貸借取引支払保証金 - -
買 入 金 銭 債 権 - -
商 品 有 価 証 券 - -
金 銭 の 信 託 △ 2.46 2.30
有 価 証 券 △ 2.66 13.47
う ち 公 社 債 0.67 2.81
う ち 株 式 - -
う ち 外 国 証 券 △ 3.71 17.69
貸 付 金 - -
不 動 産 - -
一 般 勘 定 計 △ 2.76 12.04
う ち 海 外 投 融 資 △ 4.24 18.23
(注)1.利回り計算式の分母は帳簿価額ベースの日々平均残高、分子は経常損益中、資産運用収益-資産運用費用とし
て算出した利回りです。
2.海外投融資とは、外貨建資産と円建資産の合計です。
②売買目的有価証券の評価損益
(単位:百万円)
2019年度末 2020年度末
区分 貸借対照表 当期の損益に 貸借対照表 当期の損益に
計上額 含まれた評価損益 計上額 含まれた評価損益
売 買 目 的 有 価 証 券 1,004,788 18,743 1,123,204 23,330
(注)本表には、金銭の信託等の売買目的有価証券を含んでいます。
- 7 - 第一フロンティア生命保険株式会社
③有価証券の時価情報(売買目的有価証券以外の有価証券のうち時価のあるもの)
(単位:百万円)
2019年度末 2020年度末
区分 差損益 差損益
帳簿価額 時価 帳簿価額 時価
差益 差損 差益 差損
満期保有目的の債券 - - - - - - - - - -
責任準備金対応債券 3,178,684 3,377,727 199,043 216,790 17,746 3,402,501 3,609,308 206,807 227,336 20,529
子会社・関連会社株式 - - - - - - - - - -
そ の 他 有 価 証 券 2,871,084 3,153,020 281,936 285,777 3,841 2,876,582 3,079,044 202,462 211,777 9,315
公 社 債 423,865 438,716 14,850 16,416 1,565 460,427 476,511 16,084 16,402 318
株 式 - - - - - - - - - -
外 国 証 券 2,275,694 2,530,075 254,381 256,657 2,276 2,245,655 2,417,427 171,771 180,768 8,997
公 社 債 2,275,694 2,530,075 254,381 256,657 2,276 2,245,655 2,417,427 171,771 180,768 8,997
株 式 等 - - - - - - - - - -
そ の 他 の 証 券 171,525 184,229 12,703 12,703 - 170,500 185,106 14,606 14,606 -
買 入 金 銭 債 権 - - - - - - - - - -
譲 渡 性 預 金 - - - - - - - - - -
そ の 他 - - - - - - - - - -
合 計 6,049,768 6,530,748 480,980 502,567 21,587 6,279,083 6,688,353 409,269 439,113 29,844
公 社 債 1,484,204 1,569,195 84,990 88,762 3,772 1,629,691 1,716,011 86,320 89,056 2,736
株 式 - - - - - - - - - -
外 国 証 券 4,394,038 4,777,324 383,285 401,100 17,815 4,478,892 4,787,235 308,342 335,451 27,108
公 社 債 4,394,038 4,777,324 383,285 401,100 17,815 4,478,892 4,787,235 308,342 335,451 27,108
株 式 等 - - - - - - - - - -
そ の 他 の 証 券 171,525 184,229 12,703 12,703 - 170,500 185,106 14,606 14,606 -
買 入 金 銭 債 権 - - - - - - - - - -
譲 渡 性 預 金 - - - - - - - - - -
そ の 他 - - - - - - - - - -
(注)本表には、金融商品取引法上の有価証券として取り扱うことが適当と認められるもの等を含んでいます。
・時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券の帳簿価額
該当事項はありません。
- 8 - 第一フロンティア生命保険株式会社
④金銭の信託の時価情報
(単位:百万円)
2019年度末 2020年度末
区分 貸借対照表 差損益 貸借対照表 差損益
時価 時価
計上額 差益 差損 計上額 差益 差損
金 銭 の 信 託 1,004,788 1,004,788 △ 18,271 580 18,852 1,123,204 1,123,204 23,330 25,773 2,443
(注) 1.本表記載の時価相当額の算定は、金銭の信託の受託者が合理的に算出した価格によっています。
2.差損益には当期の損益に含まれた評価損益を記載しています。
・運用目的の金銭の信託
(単位:百万円)
2019年度末 2020年度末
区分 当期の損益に 当期の損益に
貸借対照表計上額 貸借対照表計上額
含まれた評価損益 含まれた評価損益
運用目的の金銭の信託 1,004,788 △ 18,271 1,123,204 23,330
・満期保有目的、責任準備金対応、その他の金銭の信託
該当事項はありません。
- 9 - 第一フロンティア生命保険株式会社
4.貸借対照表
(単位:百万円)
科目 2019年度末 2020年度末 科目 2019年度末 2020年度末
( 資 産 の 部 ) ( 負 債 の 部 )
現 金 及 び 預 貯 金 272,704 790,120 保 険 契 約 準 備 金 7,779,920 8,213,333
現 金 0 - 支 払 備 金 20,037 23,899
預 貯 金 272,704 790,120 責 任 準 備 金 7,759,882 8,189,434
金 銭 の 信 託 1,004,788 1,123,204 再 保 険 借 589,384 719,586
有 価 証 券 7,427,849 7,514,371 そ の 他 負 債 220,591 396,180
国 債 513,178 516,321 債 券 貸 借取 引受 入担 保金 106,792 233,915
地 方 債 36,725 46,254 未 払 法 人 税 等 14 8,390
社 債 949,151 1,083,199 未 払 金 15,370 6,451
外 国 証 券 4,660,588 4,662,647 未 払 費 用 8,436 6,709
そ の 他 の 証 券 1,268,205 1,205,948 預 り 金 73 666
有 形 固 定 資 産 343 591 預 り 保 証 金 8,095 83,631
建 物 88 95 金 融 派 生 商 品 75,746 15,185
リ ー ス 資 産 75 37 金融商品等受入担保金 754 38,191
その他の有形固定資産 178 458 リ ー ス 債 務 78 38
無 形 固 定 資 産 9,266 12,171 仮 受 金 5,230 3,000
ソ フ ト ウ ェ ア 9,265 12,171 価 格 変 動 準 備 金 25,337 30,994
その他の無形固定資産 0 0 繰 延 税 金 負 債 78,942 56,689
再 保 険 貸 58,251 94,021 負 債 の 部 合 計 8,694,175 9,416,783
そ の 他 資 産 173,970 164,478 ( 純 資 産 の 部 )
未 収 金 53,568 40,407 資 本 金 117,500 117,500
前 払 費 用 649 916 資 本 剰 余 金 67,500 67,500
未 収 収 益 41,980 42,752 資 本 準 備 金 67,500 67,500
預 託 金 46,629 1,170 利 益 剰 余 金 △ 135,006 △ 48,613
先物取引差入証拠金 4,054 1,418 そ の 他 利 益 剰 余 金 △ 135,006 △ 48,613
先 物 取 引 差 金 勘 定 690 361 繰 越 利 益 剰 余 金 △ 135,006 △ 48,613
金 融 派 生 商 品 20,562 73,839 株 主 資 本 合 計 49,993 136,386
金融商品等差入担保金 4,827 2,727 その他有価証券評価差額金 202,994 145,772
仮 払 金 627 524 評 価 ・ 換 算 差 額 等 合 計 202,994 145,772
そ の 他 の 資 産 380 362 純 資 産 の 部 合 計 252,987 282,158
貸 倒 引 当 金 △ 11 △ 14
資 産 の 部 合 計 8,947,162 9,698,942 負債及び純資産の部合計 8,947,162 9,698,942
- 10 - 第一フロンティア生命保険株式会社
(貸借対照表の注記)
1 有価証券(金銭の信託において信託財産として運用している有価証券を含む)の評価は、次のとおりで
あります。
①売買目的有価証券については時価法(売却原価の算定は移動平均法)によっております。
②責任準備金対応債券(「保険業における「責任準備金対応債券」に関する当面の会計上及び監
査上の取扱い」(日本公認会計士協会 業種別監査委員会報告第21号)に基づく責任準備金対
応債券をいう。)については移動平均法による償却原価法(定額法)によっております。
③その他有価証券のうち時価のあるものについては決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原
価の算定は移動平均法)、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては取得
原価をもって貸借対照表価額としております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。
2 責任準備金対応債券に係るリスク管理方針の概要は、次のとおりであります。
保険商品の特性に応じて小区分を設定し、リスク管理を適切に行うために、各小区分を踏まえた全体的
な資産運用方針と資金配分計画を策定しております。また、責任準備金対応債券と責任準備金のデュレー
ションが一定幅の中で一致していることを、定期的に検証しております。なお、小区分は次のとおり設定
しております。
①個人保険・個人年金保険(円貨建)
②個人保険・個人年金保険(米ドル建)
③個人保険・個人年金保険(ニュージーランドドル建)
ただし、一部保険種類・保険契約を除く。
3 デリバティブ取引(金銭の信託内において実施しているデリバティブ取引を含む)の評価は時価法に
よっております。
4 有形固定資産の減価償却の方法は、次のとおりであります。
①有形固定資産(リース資産を除く。)
定率法によっております。ただし、建物(2016年3月31日以前に取得した建物付属設備を除く。)
については定額法によっております。なお、有形固定資産のうち取得価額が 10万円以上 20万円
未満のものについては、3年間で均等償却を行っております。
②リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとした定額法によっております。
5 無形固定資産の減価償却の方法は定額法によっております。なお、自社利用のソフトウェアの減価償却
の方法は、利用可能期間に基づく定額法によっております。
6 外貨建資産および負債は、決算日の為替相場により円換算しております。なお、外貨建その他有価証券
のうち債券に係る換算差額については、外国通貨による時価の変動に係る換算差額を評価差額として処理
し、それ以外の差額を為替差損益として処理しております。
7 貸倒引当金は、資産の自己査定基準および償却・引当基準に則り、貸倒実績等から算出した貸倒実績率
等を債権額に乗じた金額を計上しております。また、すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、関
連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しており、その査定結
果に基づいて上記の引当を行っております。
8 価格変動準備金は、保険業法第115条の規定に基づき算出した金額を計上しております。
9 消費税および地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。ただし、資産に係る控除対象外消
費税等のうち、税法に定める繰延消費税等については、前払費用に計上し5年間で均等償却し、繰延消費
税等以外のものについては、発生事業年度に費用処理しております。
10 責任準備金は、期末時点において、保険契約上の責任が開始している契約について、保険契約に基づく
将来の債務の履行に備えるため、保険業法第116条第1項に基づき算出方法書(保険業法第4条第2項第4
号)に記載された方法に従って計算し、積み立てております。
責任準備金のうち保険料積立金については、次の方式により計算しております。
①標準責任準備金の対象契約については、金融庁長官が定める方式(平成8年大蔵省告示第48号)
②標準責任準備金の対象とならない契約については、平準純保険料式
なお、責任準備金のうち危険準備金については、保険業法施行規則第69条第1項第3号に基づき、保険
契約に基づく将来の債務を確実に履行するため、将来発生が見込まれる危険に備えて積み立てておりま
す。
- 11 - 第一フロンティア生命保険株式会社
11 保険業法第118条第1項に規定する特別勘定以外の勘定である一般勘定の資産運用は、生命保険契約の持
つ負債特性を考慮し、長期にわたる年金や保険金・給付金を安定的に支払うことを主眼として、ALM
(Asset Liability Management:資産・負債総合管理)に基づく確定利付資産(公社債等)を中心とした運
用を行っております。また、変額個人年金保険に係る最低保証リスクの軽減や債券に係る為替リスクの
ヘッジ等を目的として、デリバティブ取引(為替予約取引、通貨先物取引、株価指数先物取引、債券先物
取引等)を利用しております。なお、主な金融商品として、有価証券およびデリバティブ取引は市場リス
クおよび信用リスクに晒されております。
市場リスクの管理にあたっては、資産運用に関する方針および市場リスク管理に関する社規等に従い、
負債に対応した中長期的な運用を行うものとし、ポジション状況および運用方針との整合性を確認し、V
aR(バリュー・アット・リスク)により予想損失額を測定するなどの管理を行っております。
信用リスクの管理にあたっては、資産運用に関する方針および信用リスク管理に関する社規等に従い、
信用リスクが特定の企業・グループに集中することを防止するための与信枠を設定し、個別取引ごとに事
前の審査および事後のフォローを実施するとともに、VaRにより予想損失額を測定するなど信用リスク
の把握・分析を行っております。
変額個人年金保険に係る最低保証リスクの軽減を目的とするデリバティブ取引に関しては、最低保証リ
スクに対する取組みの方針および社規等に従い、ヘッジの有効性を検証し、デリバティブ取引から生じる
日々の損益を管理するとともに、最低保証リスクの軽減状況、VaRによる予想損失額の測定等を定期的
に行っております。
全社的なリスクの状況については、リスク管理所管を通じ、定期的に取締役会等に報告しております。
金融商品に係る貸借対照表計上額、時価およびこれらの差額については、次のとおりであります。
(単位:百万円)
貸借対照表
時価 差額
計上額
(1) 現金及び預貯金 790,120 790,120 -
(2) 金銭の信託 1,123,204 1,123,204 -
(3) 有価証券 7,514,371 7,721,178 206,807
① 売買目的有価証券 1,032,824 1,032,824 -
② 責任準備金対応債券 3,402,501 3,609,308 206,807
③ その他有価証券 3,079,044 3,079,044 -
資 産 計 9,427,695 9,634,502 206,807
デリバティブ取引
① ヘッジ会計が適用されていないもの 58,653 58,653 -
デリバティブ取引計 58,653 58,653 -
(注)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の
債務となる項目については「△」を付して表示しております。
金融商品の時価の算定方法は、次のとおりであります。
①現金及び預貯金
預貯金はすべて満期のないものであり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価
額によっております。
②金銭の信託
有価証券は「③有価証券」に記載のとおりであります。また、デリバティブ取引は「④デリバ
ティブ取引」に記載のとおりであります。
③有価証券
債券は取引所等の価格によっており、投資信託は基準価格によっております。
④デリバティブ取引
為替予約取引の時価については、決算日の先物相場を使用しており、通貨スワップ取引、金利
スワップ取引およびクレジット・デフォルト・スワップ取引の時価については、割引現在価値
法により算定した価額によっております。トータル・リターン・スワップの時価については、
決算日の参照指数により算定した価額によっております。先物取引等の市場取引の時価につい
ては、取引所における最終価格によっております。
12 有形固定資産の減価償却累計額は、489百万円であります。
- 12 - 第一フロンティア生命保険株式会社
13 消費貸借契約により貸し付けている有価証券の貸借対照表価額は、397,958百万円であります。
14 保険業法第118条に規定する特別勘定の資産の金額は 1,038,213百万円であります。なお、負債の金額も
同額であります。
15 関係会社に対する金銭債権の総額は 41百万円であります。
16 繰延税金資産の総額は、63,642百万円、繰延税金負債の総額は、56,885百万円であります。繰延税金資
産のうち評価性引当額として控除した額は、63,446百万円であります。
繰延税金資産の発生の主な原因別内訳は、保険契約準備金 31,339百万円、繰越欠損金 23,316百万円で
あります。
繰延税金資産から評価性引当額として控除された額のうち、税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額は
23,316百万円、将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当金額は 40,130百万円であります。
繰延税金負債の発生の主な原因別内訳は、その他有価証券の評価差額 56,689百万円であります。
繰延税金資産から評価性引当額として控除された額の主な変動の理由は、当期純利益の計上により繰越
欠損金が減少したことによるものであります。
税務上の繰越欠損金およびその繰延税金資産の繰越期限別の金額は次のとおりであります。
(単位:百万円)
1年超
1年以内 5年超 合計
5年以内
税務上の繰越欠損金(※) - - 23,316 23,316
評価性引当額 - - △ 23,316 △ 23,316
繰延税金資産 - - - -
(※)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
17 当事業年度における法定実効税率は 28.00%であり、法人税等の負担率は 20.83%であります。その差
異の主な内訳は、評価性引当額 △7.18%であります。
18 担保に供されている資産の金額は、有価証券 251,347百万円であります。また、担保付き債務の金額は
233,915百万円であります。
19 売却又は担保という方法で自由に処分できる権利を有している資産は、再保険取引およびデリバティブ
取引の担保として受け入れている有価証券であり、当事業年度末に当該処分を行わずに所有しているもの
の時価は 115,377百万円であり、再担保に差し入れているものはありません。
20 保険業法施行規則第73条第3項において準用する同規則第71条第1項に規定する再保険に付した部分に
相当する支払備金(以下「出再支払備金」という。)の金額は 169百万円であり、同規則第71条第1項に
規定する再保険に付した部分に相当する責任準備金(以下「出再責任準備金」という。)の金額は
832,971百万円であります。
21 保険業法第259条の規定に基づく生命保険契約者保護機構に対する当事業年度末における当社の今後の負
担見積額は 14,662百万円であります。なお、当該負担金は拠出した事業年度の事業費として処理しており
ます。
22 1株当たりの純資産額は 152,518,327円49銭であります。
23 平成8年大蔵省告示第50号第1条第5項に規定する再保険契約に係る未償却出再手数料の当事業年度末
残高は 57,577百万円であります。
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5.損益計算書
(単位:百万円)
科目 2019年度 2020年度
経 常 収 益 2,065,016 2,217,113
保 険 料 等 収 入 1,355,434 1,167,555
保 険 料 1,166,253 726,691
再 保 険 収 入 189,180 440,863
資 産 運 用 収 益 247,673 1,049,517
利 息 及 び 配 当 金 等 収 入 176,815 180,169
預 貯 金 利 息 896 34
有 価 証 券 利 息 ・ 配 当 金 175,641 179,756
そ の 他 利 息 配 当 金 277 378
金 銭 の 信 託 運 用 益 - 23,330
有 価 証 券 売 却 益 70,758 94,835
有 価 証 券 償 還 益 97 292
金 融 派 生 商 品 収 益 - 122,761
為 替 差 益 - 478,295
そ の 他 運 用 収 益 1 8
特 別 勘 定 資 産 運 用 益 - 149,823
そ の 他 経 常 収 益 461,908 41
責 任 準 備 金 戻 入 額 461,890 -
そ の 他 の 経 常 収 益 17 41
経 常 費 用 2,159,510 2,102,320
保 険 金 等 支 払 金 1,600,355 1,614,276
保 険 金 87,429 111,876
年 金 549,018 236,840
給 付 金 93,920 113,421
解 約 返 戻 金 231,279 644,278
そ の 他 返 戻 金 5,901 4,137
再 保 険 料 632,806 503,721
責 任 準 備 金 等 繰 入 額 338 433,413
支 払 備 金 繰 入 額 338 3,862
責 任 準 備 金 繰 入 額 - 429,551
資 産 運 用 費 用 486,908 1,984
支 払 利 息 5 4
金 銭 の 信 託 運 用 損 19,149 -
売 買 目 的 有 価 証 券 運 用 損 4,694 -
有 価 証 券 売 却 損 642 1,220
有 価 証 券 償 還 損 2,266 138
金 融 派 生 商 品 費 用 33,515 -
為 替 差 損 396,926 -
貸 倒 引 当 金 繰 入 額 6 3
そ の 他 運 用 費 用 703 617
特 別 勘 定 資 産 運 用 損 28,998 -
事 業 費 61,382 43,903
そ の 他 経 常 費 用 10,524 8,741
税 金 8,209 5,679
減 価 償 却 費 2,314 3,060
そ の 他 の 経 常 費 用 0 1
経 常 利 益 又 は 経 常 損 失 ( △ ) △ 94,493 114,793
特 別 利 益 - 0
固 定 資 産 等 処 分 益 - 0
特 別 損 失 5,563 5,668
固 定 資 産 等 処 分 損 28 11
価 格 変 動 準 備 金 繰 入 額 5,535 5,657
税引前当期純利益又は税引前当期純損失( △ ) △ 100,057 109,125
法 人 税 及 び 住 民 税 14 22,732
法 人 税 等 合 計 14 22,732
当 期 純 利 益 又 は 当 期 純 損 失 ( △ ) △ 100,072 86,392
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(損益計算書の注記)
1 保険料等収入および保険金等支払金の計上基準は、次のとおりであります。
①保険料等収入(再保険収入を除く)
保険料等収入(再保険収入を除く)は、収納があり、保険契約上の責任が開始しているものに
ついて、当該収納した金額により計上しております。
なお、収納した保険料等収入(再保険収入を除く)のうち、期末時点において未経過となって
いる期間に対応する部分については、保険業法施行規則第69条第1項第2号に基づき、責任準
備金に繰り入れております。
②再保険収入
再保険収入は、再保険協約書に基づき元受保険契約に係る保険金等として支払った金額のうち
再保険に付した額を、当該保険金等の支払時に計上しております。
なお、修正共同保険式再保険のうち一部の現金授受を行わない取引では、再保険協約書に基づき
元受保険契約に係る新契約費相当額の一部として受け取る額を再保険収入に計上するとともに、
同額を未償却出再手数料として再保険貸に計上し、再保険契約期間にわたって償却しております。
③保険金等支払金(再保険料を除く)
保険金等支払金(再保険料を除く)は、保険約款に基づく支払事由が発生し、当該約款に基づい
て算定された金額を支払った契約について、当該金額により計上しております。
なお、保険業法第117条に基づき、期末時点において支払義務が発生しているが支払いが行われ
ていない、又は支払事由の報告を受けていないが支払事由が既に発生したと認められる保険金等
について、支払備金に繰り入れております。
④再保険料
再保険料は、再保険協約書に基づき合意された再保険料を元受保険契約に係る保険料の収納時また
は当該協約書の締結時に計上しております。
なお、再保険に付した部分に相当する一部の責任準備金及び支払備金につきましては、保険業法
施行規則第71条第1項および同規則第73条第3項に基づき不積立てとしております。
「会計方針の開示、会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準」(企業会計基準第24号 2020年
3月31日)を当事業年度の年度末に係る財務諸表から適用し、「関連する会計基準等の定めが明らか
でない場合に採用した会計処理の原則及び手続」を開示しております。
2 関係会社との取引による費用の総額は 424百万円であります。
3 有価証券売却益の主な内訳は、国債等債券 2,248百万円、外国証券 92,587百万円であります。
4 有価証券売却損の主な内訳は、国債等債券 229百万円、外国証券 990百万円であります。
5 支払備金繰入額の計算上、差し引かれた出再支払備金繰入額の金額は 10百万円、責任準備金繰入額の計
算上、差し引かれた出再責任準備金繰入額の金額は 174,150百万円であります。
6 金銭の信託運用益には、評価益が 23,330百万円含まれております。
7 金融派生商品収益には、評価益が 113,838百万円含まれております。
8 1株当たり当期純利益の金額は 46,698,821円22銭であります。
9 再保険収入には、平成8年大蔵省告示第50号第1条第5項に規定する再保険契約に係る未償却出再手数
料の増加額 7,557百万円を含んでおります。
10 再保険料には、平成8年大蔵省告示第50号第1条第5項に規定する再保険契約に係る未償却出再手数料
の減少額 15,430百万円を含んでおります。
- 15 - 第一フロンティア生命保険株式会社
6.経常利益等の明細(基礎利益)
(単位:百万円)
2019年度 2020年度
基礎利益 A 40,565 58,501
キャピタル収益 561,806 783,915
金銭の信託運用益 - 23,330
売買目的有価証券運用益 - -
有価証券売却益 70,758 94,835
金融派生商品収益 - 122,761
為替差益 - 478,295
その他キャピタル収益 491,047 64,692
キャピタル費用 737,026 660,595
金銭の信託運用損 19,149 -
売買目的有価証券運用損 4,694 -
有価証券売却損 642 1,220
有価証券評価損 - -
金融派生商品費用 33,515 -
為替差損 396,926 -
その他キャピタル費用 282,098 659,374
キャピタル損益 B △ 175,220 123,320
キャピタル損益含み基礎利益 A+B △ 134,654 181,822
臨時収益 475,664 190,348
再保険収入 - -
危険準備金戻入額 68,233 -
個別貸倒引当金戻入額 - -
その他臨時収益 407,430 190,348
臨時費用 435,502 257,377
再保険料 - -
危険準備金繰入額 - 48,080
個別貸倒引当金繰入額 1 4
特定海外債権引当勘定繰入額 - -
貸付金償却 - -
その他臨時費用 435,501 209,292
臨時損益 C 40,161 △ 67,028
経常利益(損失) A+B+C △ 94,493 114,793
(注)1. 変額個人年金保険にかかる最低保証リスクの軽減を目的としてデリバティブ取引(金銭の信託、
外国証券(投資信託)による運用を含む)を行っております。金銭の信託運用損益、売買目的有
価証券運用損益には、当該取引によるものが含まれております。
- 16 - 第一フロンティア生命保険株式会社
(参考)
その他項目の内訳 (単位:百万円)
区分 2019年度 2020年度
基礎利益 △ 180,878 613,624
マーケット・ヴァリュー・アジャストメン
トに係る解約返戻金額変動の影響額 270,701 △ 63,516
外貨建て保険契約に係る市場為替レート変
動の影響額 △ 491,047 645,353
外貨建保険商品対応のための通貨スワップ
及び金利スワップ取引に係る受取・支払利 11,094 14,021
息の額
再保険取引に係る金銭の信託等にて留保す
る資産より生じる影響額 302 △ 1,175
保険業法施行規則第71条第1項に規定する
再保険を付したことによる再保険収入の額 △ 6,967 -
保険業法施行規則第71条第1項に規定する
再保険を付した部分に相当する責任準備金 △ 400,462 △ 190,348
の額
保険業法施行規則第71条第1項に規定する
再保険を付したことによる再保険料の額 435,501 209,292
その他キャピタル収益 491,047 64,692
マーケット・ヴァリュー・アジャストメン
トに係る解約返戻金額変動の影響額 - 63,516
外貨建て保険契約に係る市場為替レート変
動の影響額 491,047 -
再保険取引に係る金銭の信託等にて留保す
る資産より生じる影響額 - 1,175
その他キャピタル費用 282,098 659,374
マーケット・ヴァリュー・アジャストメン
トに係る解約返戻金額変動の影響額 270,701 -
外貨建て保険契約に係る市場為替レート変
動の影響額 - 645,353
外貨建保険商品対応のための通貨スワップ
及び金利スワップ取引に係る受取・支払利 11,094 14,021
息の額
再保険取引に係る金銭の信託等にて留保す
る資産より生じる影響額 302 -
その他臨時収益 407,430 190,348
保険業法施行規則第71条第1項に規定する
再保険を付したことによる再保険収入の額 6,967 -
保険業法施行規則第71条第1項に規定する
再保険を付した部分に相当する責任準備金 400,462 190,348
の額
その他臨時費用 435,501 209,292
保険業法施行規則第71条第1項に規定する
再保険を付したことによる再保険料の額 435,501 209,292
- 17 - 第一フロンティア生命保険株式会社
7.株主資本等変動計算書
2019年度
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他利益剰余金 株主資本合計
資本準備金
繰越利益剰余金
当期首残高 117,500 67,500 △ 34,934 150,065
当期変動額
当期純損失(△) △ 100,072 △ 100,072
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - △ 100,072 △ 100,072
当期末残高 117,500 67,500 △ 135,006 49,993
評価・換算差額等
その他有価証券 評価・換算差額等 純資産合計
評価差額金 合計
当期首残高 44,645 44,645 194,711
当期変動額
当期純損失(△) △ 100,072
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 158,348 158,348 158,348
当期変動額合計 158,348 158,348 58,276
当期末残高 202,994 202,994 252,987
2020年度
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他利益剰余金 株主資本合計
資本準備金
繰越利益剰余金
当期首残高 117,500 67,500 △ 135,006 49,993
当期変動額
当期純利益 86,392 86,392
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - 86,392 86,392
当期末残高 117,500 67,500 △ 48,613 136,386
評価・換算差額等
その他有価証券 評価・換算差額等 純資産合計
評価差額金 合計
当期首残高 202,994 202,994 252,987
当期変動額
当期純利益 86,392
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △ 57,221 △ 57,221 △ 57,221
当期変動額合計 △ 57,221 △ 57,221 29,171
当期末残高 145,772 145,772 282,158
(株主資本等変動計算書の注記)
1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
(単位:株)
当事業年度 当事業年度 当事業年度 当事業年度末
期首株式数 増加株式数 減少株式数 株式数
発行済株式
普通株式 1,850 - - 1,850
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8.債務者区分による債権の状況
(単位:百万円、%)
区分 2019年度末 2020年度末
破産更生債権及びこれらに準ずる債権 - -
危険債権 - -
要管理債権 - -
小計 - -
(対合計比) ( - ) ( - )
正常債権 233,617 397,999
合計 233,617 397,999
(注) 1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始又は再生手続開始
の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権
です。
2.危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化
し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権です。
3.要管理債権とは、3カ月以上延滞貸付金及び条件緩和貸付金です。なお、3カ月以上延滞貸
付金とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3カ月以上遅延している貸付金
(注1及び2に掲げる債権を除く。)、条件緩和貸付金とは、債務者の経営再建又は支援を
図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の
債務者に有利となる取決めを行った貸付金(注1及び2に掲げる債権並びに3カ月以上延滞
貸付金を除く。)です。
4.正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、注1から3ま
でに掲げる債権以外のものに区分される債権です。
9.リスク管理債権の状況
該当事項はありません。
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10.ソルベンシー・マージン比率
(単位:百万円)
項目 2019年度末 2020年度末
ソルベンシー・マージン総額 (A) 476,465 570,750
資本金等 49,993 136,386
価格変動準備金 25,337 30,994
危険準備金 63,246 111,326
一般貸倒引当金 9 7
(その他有価証券評価差額金(税効果控除前)・繰延
ヘッジ損益(税効果控除前))×90%(マイナスの場合 253,742 182,216
100%)
土地の含み損益×85% (マイナスの場合100%) - -
全期チルメル式責任準備金相当額超過額 84,136 109,819
負債性資本調達手段等 - -
全期チルメル式責任準備金相当額超過額及び負債性資
本調達手段等のうち、マージンに算入されない額 - -
控除項目 - -
その他 - -
リスクの合計額 (B) 197,263 200,614
保険リスク相当額 R1 65 135
第三分野保険の保険リスク相当額 R8 - -
予定利率リスク相当額 R2 54,578 51,027
最低保証リスク相当額 R7 3,136 2,794
資産運用リスク相当額 R3 133,800 140,946
経営管理リスク相当額 R4 5,747 5,847
ソルベンシー・マージン比率
(A) 483.0% 569.0%
×100
(1/2)×(B)
(注)1.上記は、保険業法施行規則第86条、第87条および平成8年大蔵省告示第50号の規定に基づいて算出して
います。
2.最低保証リスク相当額は、標準的方式を用いて算出しています。
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11.2020年度特別勘定の状況
(1)特別勘定資産残高の状況
(単位:百万円)
2019年度末 2020年度末
区分
金額 金額
個 人 変 額 保 険 35,329 39,537
個 人 変 額 年 金 保 険 1,070,172 998,676
団 体 年 金 保 険 - -
特 別 勘 定 計 1,105,501 1,038,213
(2)個人変額保険(特別勘定)の状況
①保有契約高
(単位:千件、百万円)
2019年度末 2020年度末
区分
件数 金額 件数 金額
変 額 保 険 ( 有 期 型 ) - - - -
変 額 保 険 ( 終 身 型 ) 51 390,654 44 385,040
合 計 51 390,654 44 385,040
(注)個人変額保険の保有契約高には、一般勘定で運用されるものを含んでいます。
②年度末個人変額保険特別勘定資産の内訳
(単位:百万円、%)
2019年度末 2020年度末
区分
金額 構成比 金額 構成比
現 預 金 ・ コ ー ル ロ ー ン 155 0.4 310 0.8
有 価 証 券 35,168 99.5 39,213 99.2
公 社 債 - - - -
株 式 - - - -
外 国 証 券 - - - -
公 社 債 - - - -
株 式 等 - - - -
そ の 他 の 証 券 35,168 99.5 39,213 99.2
貸 付 金 - - - -
そ の 他 5 0.0 13 0.0
貸 倒 引 当 金 - - - -
合 計 35,329 100.0 39,537 100.0
③個人変額保険特別勘定の運用収支状況
(単位:百万円)
2019年度 2020年度
区分
金額 金額
利 息 配 当 金 等 収 入 1,802 7,362
有 価 証 券 売 却 益 - -
有 価 証 券 償 還 益 - -
有 価 証 券 評 価 益 △ 10,012 15,386
為 替 差 益 - -
金 融 派 生 商 品 収 益 - -
そ の 他 の 収 益 - -
有 価 証 券 売 却 損 - -
有 価 証 券 償 還 損 - -
有 価 証 券 評 価 損 - -
為 替 差 損 - -
金 融 派 生 商 品 費 用 - -
そ の 他 の 費 用 44 59
収 支 差 額 △ 8,254 22,690
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(3)個人変額年金保険(特別勘定)の状況
①保有契約高
(単位:千件、百万円)
2019年度末 2020年度末
区分
件数 金額 件数 金額
個 人 変 額 年 金 保 険 519 2,624,970 471 2,639,398
(注)1.個人変額年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開
始後契約の責任準備金を合計したものです。
2.個人変額年金保険の保有契約高には、一般勘定で運用されるものを含んでいます。
②年度末個人変額年金保険特別勘定資産の内訳
(単位:百万円、%)
2019年度末 2020年度末
区分
金額 構成比 金額 構成比
現 預 金 ・ コ ー ル ロ ー ン 7,659 0.7 3,976 0.4
有 価 証 券 1,060,975 99.1 993,611 99.5
公 社 債 - - - -
株 式 - - - -
外 国 証 券 12,167 1.1 11,982 1.2
公 社 債 - - - -
株 式 等 12,167 1.1 11,982 1.2
そ の 他 の 証 券 1,048,807 98.0 981,628 98.3
貸 付 金 - - - -
そ の 他 1,536 0.1 1,087 0.1
貸 倒 引 当 金 - - - -
合 計 1,070,172 100.0 998,676 100.0
③個人変額年金保険特別勘定の運用収支状況
(単位:百万円)
2019年度 2020年度
区分
金額 金額
利 息 配 当 金 等 収 入 245,479 56,208
有 価 証 券 売 却 益 - -
有 価 証 券 償 還 益 - -
有 価 証 券 評 価 益 △ 265,461 71,914
為 替 差 益 - -
金 融 派 生 商 品 収 益 - -
そ の 他 の 収 益 - -
有 価 証 券 売 却 損 - -
有 価 証 券 償 還 損 - -
有 価 証 券 評 価 損 - -
為 替 差 損 - -
金 融 派 生 商 品 費 用 - -
そ の 他 の 費 用 762 989
収 支 差 額 △ 20,744 127,133
12.保険会社およびその子会社等の状況
該当事項はありません。
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