8746 J-第一商品 2021-04-14 15:00:00
(開示事項の経過)改善計画・状況報告書(原因の総括と再発防止策の進捗状況)及び損害賠償請求に関するお知らせ [pdf]
2021 年4月 14 日
各 位
会社名 第 一 商 品 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 岡田 義孝
(JASDAQ コード:8746)
問合せ先 執行役員 管理本部長 渡邊 誠一
電話番号 03−3462−8011(代表)
(開示事項の経過)
改善計画・状況報告書(原因の総括と再発防止策の進捗状況)
及び損害賠償請求に関するお知らせ
当社は、2021 年4月 14 日開催の取締役会において、2020 年 12 月 15 日発表「改善計
画・状況報告書(原因の総括と再発防止策の進捗状況)について」の「2.ステークホルダ
ーへの配慮と健全な組織風土の醸成 (1)責任の明確化」に関し、過年度の不適切会計(以
下、
「本件事案」といいます。)に関与した役員等の責任の有無について、旧経営陣に対す
る責任追及の機能を持つコンプライアンス委員会での議事録の内容を基に審議を行い、
以下のとおり決定いたしましたのでお知らせいたします。
記
1.本件事案に関する役員責任について
コンプライアンス委員会は、2020 年4月 30 日付け当社開示文書「第三者委員会の調査
報告書の受領に関するお知らせ」において開示した、第三者委員会(委員長:西中克己弁
護士、委員:大塚和紀弁護士及び林令史公認会計士)作成に係る同日付け調査報告書にお
ける事実認定及び原因分析が正確であることを前提として、本件事案に関する当該元取
締役の職務執行について、善管注意義務違反に該当する行為があったか否かについて、調
査及び検討を行ってまいりました。
その結果、当社は、コンプライアンス委員会から元取締役の本件事案への関与度合い、
責任追及訴訟を提起した場合の証明可能性等の諸事情を考慮の上、以下の元取締役につ
いては、善管注意義務違反の任務懈怠責任が認められ、また、損害賠償請求を行うべき旨
の提言を受けました。
氏名 当社役員であった時期の役職
A氏 1974.2∼2018.3取締役
(1974.2∼2003.6、2005.1∼2005.6代表取締役)
B氏 2011.6∼2020.4取締役
(2012.7∼2015.9代表取締役)
C氏 2010.6∼2020.4取締役
(2015.10∼2020.4代表取締役)
D氏 1999.6∼2019.6取締役
(2005.6∼2012.6、2015.10∼2016.9代表取締役)
E氏 2017.6∼2020.4取締役
かかるコンプライアンス委員会の提言をもって、当社は 2021 年4月 14 日開催の取締
役会において、本件事案に関与した、上記元取締役らに対しては、当社役員としても善管
注意義務違反に基づく損害賠償請求を行うことを決定いたしました。
2.今後の当社の対応について
今後の進展に伴い、必要な場合には速やかに開示いたします。
以上