8740 J-フジトミ証券 2019-08-07 15:00:00
2020年3月期第1四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年8月7日
上場会社名 株式会社 フジトミ 上場取引所 東
コード番号 8740 URL https://www.fujitomi.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 細金 英光
問合せ先責任者 (役職名) 取締役業務本部長 (氏名) 新堀 博 TEL 03-4589-5500
四半期報告書提出予定日 2019年8月9日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
営業収益 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 444 0.7 △118 ― △115 ― △116 ―
2019年3月期第1四半期 441 ― △59 ― △50 ― △51 ―
(注)包括利益 2020年3月期第1四半期 △120百万円 (―%) 2019年3月期第1四半期 △48百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第1四半期 △17.64 ―
2019年3月期第1四半期 △7.74 ―
※当社は、2018年3月期第2四半期より四半期連結財務諸表を作成しているため、2019年3月期第1四半期の対前年四半期増減率については記載しており
ません。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第1四半期 7,547 2,115 28.0
2019年3月期 7,170 2,255 31.5
(参考)自己資本 2020年3月期第1四半期 2,115百万円 2019年3月期 2,255百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 0.00 ― 3.00 3.00
2020年3月期 ―
2020年3月期(予想) 0.00 ― 3.00 3.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
当社グループの主たる事業である投資サービス事業の商品先物取引業、金融商品取引業の業績が市場動向等に大きく左右されること、不動産の賃貸
及び不動産の販売についても確度の高い業績予想を行うことが難しいことなどから、2020年3月期の連結業績予想は開示せず、四半期毎に迅速に連結業
績速報を開示させていただくこととしております。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 6,860,000 株 2019年3月期 6,860,000 株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 235,390 株 2019年3月期 235,390 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 6,624,610 株 2019年3月期1Q 6,624,610 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
当社グループの主たる事業である投資サービス事業の商品先物取引業、金融商品取引業の業績が市場動向等に大きく左右されること、不動産の賃貸
及び不動産の販売についても確度の高い業績予想を行うことが難しいことなどから、2020年3月期の連結業績予想は開示せず、四半期毎に迅速に連結業
績速報を開示させていただくこととしております。
㈱フジトミ (8740) 2020年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
3.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 9
継続企業の前提に関する重要事象等 ……………………………………………………………………………… 9
4.補足情報 ………………………………………………………………………………………………………………… 10
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㈱フジトミ (8740) 2020年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間のわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなかで、緩やかな回復基調で推移しま
したが、一方では中国経済の先行き、海外経済の動向、金融資本市場の変動の影響など、依然として不透明な状態
が続いております。
為替市場は、ドル円相場が世界景気の悪化懸念の後退等を受けて概ね111円台で推移していましたが、大型連休
明け後の米中貿易摩擦の再燃や米国の対イラン追加制裁も円高要因となり6月下旬には一時107円割れとなりまし
た。
また、証券市場は、2019年1月に20,000円割れでのスタートとなった日経平均株価が、その後は過度な悲観論が
払拭される等、持ち直しが続き、4月下旬にかけて22,000円台を回復しましたが、大型連休明け後の米中貿易摩擦
が再燃したことで6月4日には一時20,200円台まで下落しました。その後は米国の金融緩和観測が強まり内外株価は
持ち直し、6月末には21,000円台前半まで値を戻しました。
商品先物市場は、金が4月は堅調な株価、5月は円高の影響で値を下げ、4月中旬の高値4,662円から5月末には安
値4,500円を割り込む展開となりました。6月に入ると米国による対イラン追加制裁を受けて国際市場で不透明感が
高まり、金価格は2015年1月ぶりの高値4,932円を付けました。ドバイ原油は、4月に米国政府の対イラン制裁の強
化の発表、ベネズエラへの金融・石油貿易制裁維持等を受けて短期的な供給不安から4月1日の始値44,860円が4月
26日には高値49,340円まで上昇し、5月以降米中対立による世界経済の減速懸念から原油需要の見通しが悪化して6
月6日には安値36,840円まで下落しました。その後は米国とイランとの軍事衝突のリスクにより買優勢の展開とな
り、6月末は41,350円で引けました。
これらの状況下において、東京金融取引所の取引所為替証拠金取引(くりっく365)の取引数量は568万枚(前年
同四半期比25.7%減)、取引所株価指数証拠金取引(くりっく株365)は186万枚(同92.3%増)となりました。ま
た、オプション取引を含む国内商品取引所の総出来高は479万枚(前年同四半期比19.6%減)、主な市場別出来高
は貴金属市場が351万枚(同11.1%減)、石油市場が74万枚(同49.3%減)、農産物・砂糖市場が11万枚(同4.2%
減)となりました。
このような環境のなかで「投資サービス事業」につきましては、投資セミナーの開催による集客の強化、当社専
属のアナリストによる情報提供等のサービスの質的向上、営業社員の増員による新規顧客導入の強化等を実施して
収益力の拡大を図り、また、「生活・環境事業」につきましては、保険事業では、顧客満足度の向上を最優先課題
とした所属員の意識と業務スキルの向上を図り、不動産事業では、短期的な収益獲得案件を中心に投資資金の最大
限の活用を目指しました。
当社グループは投資関連サービス事業と生活環境関連事業の二本柱の体制で多様な質の高いサービスの提供を行
い、顧客拡大を志向して中長期的に安定した収益基盤の確立を目指しております。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、営業収益444百万円(前年同四半期比0.7%増)、営業
総利益348百万円(同9.9%減)、営業損失118百万円(前年同四半期は59百万円の営業損失)、経常損失115百万円
(前年同四半期は50百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失116百万円(前年同四半期は51百万
円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
(注)当第1四半期累計期間の営業収益の内訳は10頁の補足情報に記載しております。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は6,362百万円となり、前連結会計年度末に比べ358百万円増加
いたしました。これは主に委託者先物取引差金の増加313百万円、差入保証金の増加274百万円、現金及び預金の
減少225百万円によるものであります。固定資産は1,185百万円となり、前連結会計年度末に比べ19百万円増加い
たしました。これは主に長期差入保証金の増加21百万円によるものであります。
この結果、総資産は、7,547百万円となり、前連結会計年度末に比べ377百万円増加いたしました。
(負債)
当第1四半期連結会計年度末における流動負債は5,180百万円となり、前連結会計年度末に比べ557百万円増加
いたしました。これは主に預り証拠金(代用含む)の増加141百万円、受入保証金の増加361百万円によるもので
あります。固定負債は220百万円となり、前連結会計年度末に比べ39百万円減少いたしました。これは主にその
他の減少45百万円によるものであります。
この結果、負債合計は、5,432百万円となり、前連結会計年度末に比べ517百万円増加いたしました。
(純資産)
当第1四半期連結会計年度末における純資産合計は2,115百万円となり、前連結会計年度末に比べ140百万円減
少いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純損失116百万円によるものであります。
この結果、自己資本比率は28.0%(前連結会計年度末は31.5%)となりました。
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㈱フジトミ (8740) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期の業績予想につきましては、当社グループの主たる事業である投資サービス事業の商品先物取引
業、金融商品取引業の業績が市場動向等に大きく左右されること、不動産の賃貸及び不動産の販売についても確度
の高い業績予想を行うことが難しいことなどから、連結業績予想を開示せず、四半期毎に迅速に連結業績速報を開
示させていただくととしております。
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㈱フジトミ (8740) 2020年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 750,819 525,118
委託者未収金 125,334 71,718
売掛金 6,902 -
有価証券 26,297 20,228
商品 49 49
原材料及び貯蔵品 306 306
販売用不動産 457,834 429,464
仕掛販売用不動産 - 103,945
保管有価証券 306,508 293,069
差入保証金 3,685,167 3,959,369
委託者先物取引差金 502,162 815,943
預託金 42,000 63,000
その他 104,250 82,015
貸倒引当金 △2,974 △1,403
流動資産合計 6,004,657 6,362,825
固定資産
有形固定資産 402,780 401,321
無形固定資産 76,488 71,336
投資その他の資産
投資有価証券 187,411 190,169
関係会社株式 34,140 36,842
破産更生債権等 41,455 45,042
長期差入保証金 373,385 394,965
その他 93,277 92,203
貸倒引当金 △43,238 △46,715
投資その他の資産合計 686,431 712,507
固定資産合計 1,165,700 1,185,166
資産合計 7,170,358 7,547,991
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 1,769 -
未払金 50,288 77,394
保険契約準備金 6,612 6,612
未払法人税等 11,660 3,473
預り証拠金 1,934,444 2,089,503
預り証拠金代用有価証券 306,508 293,069
受入保証金 2,224,102 2,585,558
賞与引当金 27,863 16,459
その他 60,338 108,800
流動負債合計 4,623,588 5,180,871
固定負債
退職給付に係る負債 208,903 215,031
その他 51,084 5,358
固定負債合計 259,987 220,390
特別法上の準備金
商品取引責任準備金 29,144 29,144
金融商品取引責任準備金 2,259 2,259
特別法上の準備金合計 31,403 31,403
負債合計 4,914,980 5,432,665
純資産の部
株主資本
資本金 1,200,000 1,200,000
資本剰余金 312,896 312,896
利益剰余金 835,873 699,136
自己株式 △39,556 △39,556
株主資本合計 2,309,212 2,172,475
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △53,868 △57,179
その他の包括利益累計額合計 △53,868 △57,179
非支配株主持分 33 29
純資産合計 2,255,377 2,115,325
負債純資産合計 7,170,358 7,547,991
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㈱フジトミ (8740) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
営業収益
受取手数料 380,457 313,315
売買損益 △11,438 △5,038
売上高 28,035 85,185
賃貸料収入 11,407 11,306
保険料等収入 30,638 19,329
その他 1,921 20,176
営業収益合計 441,022 444,274
売上原価 53,975 95,643
営業総利益 387,046 348,631
営業費用
取引所関係費 30,286 21,577
人件費 267,294 283,117
減価償却費 8,619 9,970
貸倒引当金繰入額 - △1,571
その他 140,180 154,462
営業費用合計 446,381 467,557
営業損失(△) △59,334 △118,925
営業外収益
受取利息 1,647 1,540
受取配当金 2,205 1,777
貸倒引当金戻入額 1,528 -
持分法による投資利益 3,074 3,601
その他 1,141 927
営業外収益合計 9,597 7,847
営業外費用
賃貸料原価 219 305
貸倒引当金繰入額 - 3,476
その他 57 487
営業外費用合計 276 4,269
経常損失(△) △50,014 △115,347
特別利益
投資有価証券売却益 187 -
特別利益合計 187 -
税金等調整前四半期純損失(△) △49,827 △115,347
法人税、住民税及び事業税 1,474 1,519
法人税等合計 1,474 1,519
四半期純損失(△) △51,301 △116,867
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △21 △3
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △51,280 △116,863
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期純損失(△) △51,301 △116,867
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 2,370 △3,310
その他の包括利益合計 2,370 △3,310
四半期包括利益 △48,931 △120,178
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △48,909 △120,174
非支配株主に係る四半期包括利益 △21 △3
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
該当事項はありません。
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3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループの主たる事業である商品先物取引は、2004年の商品取引所法(現 商品先物取引法)の改正以降の勧
誘規制の強化や景気低迷等による個人投資家の市場離れ等で市場の規模縮小が急速に進み、国内商品取引所の出来高
は2003年度(2004年3月期)の1億5,583万枚から2018年度(2019年3月期)は2,130万枚(2003年度比86.3%減)とな
りました。
この間、当社グループは、支店の統廃合、希望退職者募集等、人件費を中心に営業費用の削減に努めると共に2007
年以降、新たに保険募集業務、LED照明等の販売、不動産の賃貸及び売買に順次参入し「生活・環境事業」として
収益の拡大を図るとともに、商品先物取引市場への依存度引下げを図りました。さらに2011年以降は、子会社の清算
及び譲渡、本社移転等を実施し、2015年3月期には71百万円、2016年3月期には149百万円と一旦は営業利益となった
ものの2017年3月期は△151百万円、2018年3月期は△288百万円、2019年3月期は△255百万円と3期連続で営業損失を
計上し、当第1四半期連結累計期間においても118百万円の営業損失を計上する結果となり、継続企業の前提に重要な
疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
連結財務諸表提出会社である当社は、当該状況を解消すべく、「投資サービス事業」につきましては、2016年1月
に取扱いを開始した取引所為替証拠金取引(くりっく365)及び取引所株価指数証拠金取引(くりっく株365)を新た
な収益の柱となるよう注力しております。取引所為替証拠金取引(くりっく365)及び取引所株価指数証拠金取引
(くりっく株365)の受取手数料は、2017年3月期は111百万円、2018年3月期は376百万円(前年同期比237.1%増)、
2019年3月期は587百万円(前年同期比55.9%増)となり、当第1四半期連結累計期間は前年同期比6.1%減の132百万
円となりましたが、今後も引き続き、投資セミナー開催による集客の強化、当社専属のアナリストによる情報提供等
のサービスの質的向上、営業社員の増員による新規顧客導入の強化等を実施して収益力の拡大を図り、安定的な収益
基盤の確保に努めてまいります。
「生活・環境事業」の保険事業部につきましては、2019年3月期の損保・生保の手数料が248百万円(前年同期比
43.4%増)、目標達成率が134.2%、当第1四半期連結累計期間の損保・生保の手数料は55百万円(前年同期比63.2%
増)、目標達成率は120.8%となりました。また、生活環境事業部につきましては、2019年3月期の粗利益が54百万
円、目標達成率は113.9%、当第1四半期連結会計期間の粗利益は前年同期比24.0%増の13百万円、目標達成率は
82.6%となりました。
保険事業部は、顧客満足度の向上を最優先課題とした所属員の意識と業務スキルの向上を図り、損保・生保の受取
手数料の目標達成率100%を維持することに努め、生活環境事業部につきましても、短期的な収益獲得案件を中心に
投資資金の最大限の活用を図り、粗利益の目標達成率100%を維持することに努めてまいります。
当社グループは今後も既存事業の強化や体制の随時見直しを進めるとともに、新たな事業の創出への継続的な取組
みにより、安定的な収益基盤の確立を図り、企業価値の向上に努め、上記施策を的確に行うことにより、営業利益の
改善に繋がるよう邁進してまいります。
なお、当社グループの当第1四半期連結累計期間末の財政状態は、自己資本が2,115百万円、現金及び預金残高が
525百万円となっており、また、外部借入にも依存しておりません。以上のことから、当社グループは、資金面に支
障はないと判断しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
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㈱フジトミ (8740) 2020年3月期 第1四半期決算短信
4.補足情報
(1)営業収益の状況
① 投資サービス事業
1)受取手数料 (単位:千円)
前年同四半期(連結) 当第1四半期(連結) 前年通期(連結)
区 分 (自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日) 至 2019年3月31日)
農産物・砂糖市場 4,977 4,193 11,244
貴金属市場(現物) 148,326 100,071 535,205
(現金決済) 40,903 16,954 130,079
商品先物取引 ゴム市場 2,254 578 6,634
石油市場(現物) 5,303 1,691 18,614
(現金決済) 3,214 1,378 9,183
商品先物取引計 204,980 124,867 710,962
取引所為替証拠金取引 71,256 18,500 182,788
金融商品取引 取引所株価指数証拠金取引 69,989 114,092 404,893
金融商品取引計 141,246 132,592 587,682
合 計 346,226 257,460 1,298,644
2)売買損益
区 分 前年同四半期(連結) 当第1四半期(連結) 前年通期(連結)
農産物・砂糖市場 - 527 -
貴金属市場(現物) △13,068 △2,690 △30,034
(現金決済) - - -
商品先物取引 ゴム市場 210 1,676 3,318
石油市場(現物) - - -
(現金決済) 1,419 △4,551 △54,116
商品先物取引計 △11,438 △5,038 △80,832
合 計 △11,438 △5,038 △80,832
3)その他
区 分 前年同四半期(連結) 当第1四半期(連結) 前年通期(連結)
くりっく365振興料等 1,887 17,988 28,700
<投資サービス事業合計>
区 分 前年同四半期(連結) 当第1四半期(連結) 前年通期(連結)
営業収益 336,675 270,409 1,246,513
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㈱フジトミ (8740) 2020年3月期 第1四半期決算短信
② 生活・環境事業
1)受取手数料 (単位:千円)
区 分 前年同四半期(連結) 当第1四半期(連結) 前年通期(連結)
生命保険・損害保険の募集 34,230 55,855 248,159
2)売上高
区 分 前年同四半期(連結) 当第1四半期(連結) 前年通期(連結)
不動産販売 22,187 85,140 274,146
LED照明等 5,848 45 9,455
合 計 28,035 85,185 283,602
3)その他
区 分 前年同四半期(連結) 当第1四半期(連結) 前年通期(連結)
不動産賃貸料収入 11,407 11,306 47,462
保険料等収入 30,638 19,329 83,345
その他 34 2,188 1,269
合 計 42,080 32,824 132,077
<生活・環境事業合計>
区 分 前年同四半期(連結) 当第1四半期(連結) 前年通期(連結)
営業収益 104,346 173,865 663,839
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