8732 マネパG 2021-04-27 18:45:00
2021年3月期連結業績速報値に関するお知らせ [pdf]
令和3年4月27日
各 位
会 社 名 株式会社マネーパートナーズグループ
代表者名 代表取締役社長 福 島 秀 治
(コード番号:8732 東証第一部)
問合せ先 財 務 部 長 権 代 徹 也
(TEL. 03-4540-3804)
2021年3月期連結業績速報値に関するお知らせ
2021年3月期決算短信(連結)につきましては、5月12日に開示の予定ですが、速報値を下記のとお
りお知らせいたします。
記
1.2021年3月期の連結業績速報値(2020年4月1日~2021年3月31日)
(単位:百万円)
親会社株主に帰属
営業収益 営業利益 経常利益
する当期純利益
2021年3月期
4,514 △609 △628 △1,050
(速報値)
2020年3月期
5,872 622 595 249
(実績)
増減率(%) △23.1 - - -
当社グループは、金融商品取引業(外国為替証拠金取引業)を営んでおり、当社グループの業績は相
場動向や市場流動性等のマーケット環境並びに国内及び海外の経済環境等からの影響を大きく受け予測
が困難であるため、業績予想の開示は行っておりません。
上記の速報値につきましては、現時点で当社が合理的と判断する一定の前提に基づいており、実際の
業績は速報値と異なる可能性があります。
2.前期実績と当期速報値との差異の理由
営業収益は、外国為替取引高が前年同期比0.9%の微増となりましたが、新型コロナによる世界的な
金利低下の影響を受け、トレーディング損益が1,145百万円(△21.2%)減少、金融収益が58百万円
(△89.9%)減少、海外渡航需要の蒸発によりマネパカードの海外利用を中心に受入手数料が49百万
円(△58.0%)減少したこと等により1,358百万円(△23.1%)の減少となりました。
損益については、金融費用及び売上原価の合計が127百万円(△27.8%)減少、広告宣伝費の見直し
やマネパカードの利用による変動費減少等の減少要因があった一方、新基幹システムの稼働に伴う減
価償却費の増加やコイネージの開業に伴う固定費増加等の増加要因があり、販売費・一般管理費が横
這いとなったことから、営業利益は1,232百万円の減少、経常利益は1,223百万円の減少となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、特別損失に前期は基幹システム更新に伴うシステム移行費用80
百万円を計上、当期はコイネージの暗号資産交換業からの撤退及び解散に係る損失573百万円、投資有
価証券評価損99百万円、固定資産除却損82百万円等を計上、また、繰延税金資産の計上等により法人
税等合計が611百万円減少したこと等から1,300百万円の減少となりました。
3.2021年3月期の連結業績の四半期推移について
当期の営業収益は第3四半期以降トレーディング損益を中心に増加基調となっており、利益水準も
回復基調で推移しております。その要因といたしましては、昨年11月後半からのスワップカバー手法
の変更に加え、一部の通貨においてスプレッドの価格競争に参入し外国為替取引高が増加したことが
功を奏し、収益拡大に寄与しております。
一方で、当期の期末配当金につきましては、誠に遺憾ながら無配とし、中間配当0.5円と合わせ、年
間配当を1株当たり0.5円とさせていただく予定であります。
株主の皆様に深くお詫び申し上げますとともに、引き続き不採算事業および当社グループのコスト
の更なる見直しを推し進めることでより一層の収益性の向上を図り、早期に復配できるよう努めてま
いります。
2022年3月期につきましては、当社グループの主力サービスである外国為替証拠金取引(FX)を
軸とした「店頭デリバティブ取引」へ経営資源を集中させ、既存のお客様に新たな取引機会を提供す
るとともに、新たなお客様の獲得に繋げることで、継続的な顧客基盤の拡大による収益力の強化を図
り、もって当社グループの企業価値の向上を目指してまいります。
・2021年3月期の連結業績四半期推移(速報値)
(単位:百万円)
第4四半期
第1四半期 第2四半期 第3四半期
(速報値)
営業収益 1,030 902 1,123 1,457
営業利益 △235 △346 △101 73
経常利益 △235 △359 △103 69
以 上