2021年3月期 決算短信〔日本基準〕（連結）
2021年5月20日
上場会社名 ＭＳ＆ＡＤインシュアランスグループホールディングス株式会社 上場取引所 東名
コード番号 8725 URL https://www.ms-ad-hd.com
代表者 （役職名） 取締役社長 グループＣＥＯ （氏名） 原 典之
問合せ先責任者 （役職名） 経理部連結決算チーム長 （氏名） 験馬 賢 TEL 03-5117-0305
定時株主総会開催予定日 2021年6月28日 配当支払開始予定日 2021年6月29日
有価証券報告書提出予定日 2021年6月28日
決算補足説明資料作成の有無 ： 有
決算説明会開催の有無 ： 有 （アナリスト・機関投資家向け）
（百万円未満切捨て）
1. 2021年3月期の連結業績（2020年4月1日∼2021年3月31日）
(1) 連結経営成績 （％表示は対前期増減率）
経常収益 経常利益 親会社株主に帰属する当期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2021年3月期 4,892,244 △5.3 306,524 94.4 144,398 1.0
2020年3月期 5,168,361 △6.0 157,701 △45.8 143,030 △25.8
（注）包括利益 2021年3月期 753,938百万円 （―％） 2020年3月期 △157,288百万円 （―％）
潜在株式調整後1株当た 自己資本当期純利 経常収益経常利益
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率
り当期純利益 益率 率
円銭 円銭 ％ ％ ％
2021年3月期 255.79 255.65 5.2 1.3 6.3
2020年3月期 248.36 248.22 5.5 0.7 3.1
（参考） 持分法投資損益 2021年3月期 △6,601百万円 2020年3月期 △30,878百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 ％ 円銭
2021年3月期 24,142,562 3,126,657 12.8 5,525.42
2020年3月期 23,196,455 2,494,038 10.6 4,308.37
（参考） 自己資本 2021年3月期 3,084,349百万円 2020年3月期 2,451,670百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フ 投資活動によるキャッシュ・フ 財務活動によるキャッシュ・フ
現金及び現金同等物期末残高
ロー ロー ロー
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年3月期 △323,912 43,925 79,278 1,994,434
2020年3月期 667,896 △330,363 65,321 2,198,680
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 （合計） （連結） 率（連結）
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 ％ ％
2020年3月期 ― 75.00 ― 75.00 150.00 85,770 60.4 3.3
2021年3月期 ― 75.00 ― 80.00 155.00 86,995 60.6 3.2
2022年3月期(予想) ― 80.00 ― 80.00 160.00 38.8
3. 2022年 3月期の連結業績予想（2021年 4月 1日∼2022年 3月31日）
（％表示は、対前期増減率）
経常利益 親会社株主に帰属する当期純利益 1株当たり当期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 円銭
通期 330,000 7.7 230,000 59.3 412.03
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動） ： 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ： 無
② ①以外の会計方針の変更 ： 無
③ 会計上の見積りの変更 ： 無
④ 修正再表示 ： 無
(3) 発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む） 2021年3月期 593,473,207 株 2020年3月期 593,291,754 株
② 期末自己株式数 2021年3月期 35,263,101 株 2020年3月期 24,244,439 株
③ 期中平均株式数 2021年3月期 564,504,353 株 2020年3月期 575,887,317 株
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
業績予想については、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び一定の前提に基づいて作成したものであり、当社としてその実現を約束する趣
旨のものではありません。実際の業績は、今後の様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。業績予想の前提条件その他の関連する
事項については、【添付資料】3ページ「今後の見通し」をご覧ください。なお、通期の連結業績予想における経常収益及び第２四半期（累計）の連結業績予
想については、自然災害や市場環境等による変動が大きく、合理的な予想数値の算出が困難であるため開示しておりません。
MS＆ADインシュアランスグループホールディングス株式会社（8725） 2021年3月期 決算短信
【添付資料】
添 付 資 料 の 目 次
頁
１．経営成績等の概況
（１）当期の経営成績・財政状態の概況 · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · 2
（２）今後の見通し · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · 3
２．会計基準の選択に関する基本的な考え方 · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · 4
３．連結財務諸表及び主な注記
（１）連結貸借対照表 · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · ·5· ·
（２）連結損益計算書及び連結包括利益計算書 · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · 7
（３）連結株主資本等変動計算書 · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · ·10· ·
·
（４）連結キャッシュ・フロー計算書 · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · 12
（５）連結財務諸表に関する注記事項
（継続企業の前提に関する注記） · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · 14
（セグメント情報） · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · ·14
·
（１株当たり情報） · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · ·20·
·
（重要な後発事象） · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · ·20·
·
[2021年3月期 決算説明資料] · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · (別添)
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MS＆ADインシュアランスグループホールディングス株式会社（8725） 2021年3月期 決算短信
１．経営成績等の概況
（１）当期の経営成績・財政状態の概況
（当期の経営成績の概況）
当期のわが国を含む世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行の影響により厳しい状況で推移しまし
たが、期半ば以降、経済活動の再開が段階的に進められる中、持ち直しの動きもみられました。
当社グループにおいても、新型コロナウイルス感染症の流行により、海外における保険金支払の増加や、国内に
おける生命保険料の減収などの影響を受けましたが、お客さまの非接触志向の高まりを踏まえたビジネススタイル
の構築に取り組むとともに、リモートワークの活用、ペーパーレスの推進、オフィススペースの有効活用など生産
性をより高める取組みを進めました。
ビジョン
当期は、グループ中期経営計画「Vision 2021」（2018年度～2021年度）に基づき、グループの資源を最大限に
活かし、持続的成長と企業価値向上を実現すべく、３つの重点戦略「グループ総合力の発揮」、「デジタライゼー
ションの推進」、「ポートフォリオ変革」に取り組みました。
共同開発商品の販売推進等の営業部門での共同取組み、商品・サービ
ス・事務・システム等の共通化・共同化、印刷・物流の効率化など、品
グループ総合力の発揮
質向上と生産性向上に向けた取組みを推進し、競争力の強化を図りまし
た。
お客さまが体験される価値の向上などに資する３つの取組み（デジタ
ルトランスフォーメーション、デジタルイノベーション、デジタルグロ
デジタライゼーションの推進
ーバリゼーション）や、デジタル人財の育成など基盤となる取組みをグ
ループ横断で進めました。
政策株式の削減や、再保険を活用した自然災害リスク管理に引き続き
取り組み、リスクポートフォリオの変革を推進するとともに、海外事業
ポートフォリオ変革
への新規事業投資など収益源の分散・多角化による事業ポートフォリオ
の変革に取り組みました。
このような中、当連結会計年度の業績は次のとおりとなりました。
経常収益は、保険引受収益が３兆4,253億円、資産運用収益が１兆4,507億円、その他経常収益が160億円となっ
た結果、４兆8,922億円となりました。一方、経常費用は、保険引受費用が３兆8,004億円、資産運用費用が696億
円、営業費及び一般管理費が6,885億円、その他経常費用が270億円となった結果、４兆5,857億円となりました。
以上の結果、経常利益は、前連結会計年度に比べ1,488億円増加し、3,065億円となりました。経常利益に特別損
益、法人税及び住民税等などを加減した親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ13億円増加
し、1,443億円となりました。
セグメントごとの業績は以下のとおりであります。
① 国内損害保険事業（三井住友海上火災保険株式会社）
経常収益は、保険引受収益が１兆6,646億円、資産運用収益が1,326億円、その他経常収益が47億円となった結
果、１兆8,021億円となりました。一方、経常費用は、保険引受費用が１兆4,209億円、資産運用費用が64億円、
営業費及び一般管理費が2,322億円、その他経常費用が108億円となった結果、１兆6,705億円となりました。
以上の結果、経常利益は前事業年度に比べ424億円増加し、1,316億円となりました。経常利益に特別損益、法
人税及び住民税などを加減した当期純利益は、前事業年度に比べ18億円減少し、922億円となりました。
② 国内損害保険事業（あいおいニッセイ同和損害保険株式会社）
経常収益は、保険引受収益が１兆3,221億円、資産運用収益が621億円、その他経常収益が56億円となった結
果、１兆3,898億円となりました。一方、経常費用は、保険引受費用が１兆1,498億円、資産運用費用が79億円、
営業費及び一般管理費が1,970億円、その他経常費用が25億円となった結果、１兆3,574億円となりました。
以上の結果、経常利益は前事業年度に比べ261億円減少し、324億円となりました。経常利益に特別損益、法人
税及び住民税などを加減した当期純利益は、前事業年度に比べ231億円減少し、216億円となりました。
③ 国内損害保険事業（三井ダイレクト損害保険株式会社）
経常収益は、保険引受収益が364億円となったことなどにより、365億円となり、経常費用は、保険引受費用が
240億円、営業費及び一般管理費が110億円となったことなどにより、351億円となりました。
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MS＆ADインシュアランスグループホールディングス株式会社（8725） 2021年3月期 決算短信
これらにより、経常利益は前事業年度に比べ12億円増加し、14億円となり、当期純利益についても前事業年度
に比べ８億円増加し、９億円となりました。この結果、出資持分考慮後の当期純利益（セグメント利益）は、前
事業年度に比べ７億円増加し、８億円となりました。
④ 国内生命保険事業（三井住友海上あいおい生命保険株式会社）
経常収益は、保険料等収入が5,131億円、資産運用収益が510億円、その他経常収益が42億円となった結果、
5,684億円となりました。一方、経常費用は、保険金等支払金が2,181億円、責任準備金等繰入額が2,280億円、
資産運用費用が７億円、事業費が772億円、その他経常費用が186億円となった結果、5,427億円となりました。
以上の結果、経常利益は前事業年度に比べ69億円増加し、256億円となりました。経常利益に特別損益、法人
税及び住民税などを加減した当期純利益は、前事業年度に比べ44億円増加し、119億円となりました。
⑤ 国内生命保険事業（三井住友海上プライマリー生命保険株式会社）
経常収益は、保険料等収入が8,921億円、資産運用収益が１兆1,428億円、その他経常収益が40億円となった結
果、２兆391億円となりました。一方、経常費用は、保険金等支払金が１兆8,056億円、責任準備金等繰入額が
186億円、資産運用費用が７億円、事業費が442億円、その他経常費用が97億円となった結果、１兆8,790億円と
なりました。
以上の結果、経常利益は前事業年度に比べ1,286億円増加し、1,600億円となりました。経常利益に特別損益、
法人税及び住民税などを加減した当期純利益は、前事業年度に比べ228億円増加し、431億円となりました。
⑥ 海外事業（海外保険子会社）
海外保険子会社セグメントについては、正味収入保険料は前連結会計年度に比べ883億円減少し、6,235億円と
なりました。
経常利益は、前連結会計年度に比べ379億円減少し、128億円となり、出資持分考慮後の当期純利益（セグメン
ト利益）は前連結会計年度に比べ393億円減少し、31億円の損失となりました。
（当期の財政状態の概況）
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ9,461億円増加し、24兆1,425億円となりました。また、
純資産につきましては、その他有価証券評価差額金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ6,326億円増加
し、３兆1,266億円となりました。
（当期のキャッシュ・フローの概況）
当連結会計年度のキャッシュ・フローにつきましては、営業活動によるキャッシュ・フローは、三井住友海上プ
ライマリー生命保険株式会社における外貨建保険契約の払戻しが増加したことなどにより前連結会計年度に比べ
9,918億円減少し、△3,239億円となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、金銭の信託の減少による収
入や有価証券の売却・償還による収入が増加したことなどにより前連結会計年度に比べ3,742億円増加し、439億円
となりました。また、財務活動によるキャッシュ・フローは、社債の償還による支出が増加した一方で、売現先取
引による収入が増加したことなどにより前連結会計年度に比べ139億円増加し、792億円となりました。これらの結
果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より2,042億円減少し、1兆9,944億円となりま
した。
資金の流動性につきましては、保険金等の支払による資金流出や市場の混乱等により資金繰りが悪化する場合に
備え、当社グループは、流動性資産を十分に保有するとともに、資金の流出入の動向を踏まえて資産・負債両面か
ら流動性についての評価を行い、適切な資金繰りを行っております。
（２）今後の見通し
以下の条件を前提に、次期連結業績は、経常利益3,300億円、親会社株主に帰属する当期純利益2,300億円と予想し
ております。
・正味収入保険料については、過去からの業績推移などを勘案した、当社独自の予測に基づいております。
・新規の自然災害（国内）に係る発生保険金（正味支払保険金と支払備金繰入額の合計）については、三井住友
海上火災保険株式会社で400億円、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社で300億円を見込んでおります。
・市場金利、為替レート、株式相場ともに2021年３月末から大きくは変動しない前提としております。
当社の連結業績予想は上記を含め一定の前提条件に基づいて作成しておりますが、実際の業績は様々な要因によっ
て見通しと大きく異なることがあり得ます。
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２．会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は、資本市場における財務情報の国際的な比較可能性の向上等を目的として、国際財務報告基準（ＩＦＲＳ）
の適用を検討しており、情報収集及び導入プロセスの検討を進めております。適用時期については、保険契約に関す
る会計基準（ＩＦＲＳ第17号）の適用に伴う影響等を踏まえて決定する予定であります。
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３．連結財務諸表及び主な注記
（１）連結貸借対照表
(単位：百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年３月31日) (2021年３月31日)
資産の部
現金及び預貯金 1,846,225 2,057,789
買現先勘定 407,722 1,999
買入金銭債権 160,091 175,740
金銭の信託 1,666,494 1,717,804
有価証券 15,494,580 16,793,584
貸付金 892,335 960,174
有形固定資産 488,331 494,818
土地 231,122 228,230
建物 185,178 195,825
リース資産 24,722 27,531
建設仮勘定 12,463 6,598
その他の有形固定資産 34,843 36,631
無形固定資産 442,695 431,929
ソフトウエア 108,892 127,921
のれん 138,584 122,617
リース資産 346 217
その他の無形固定資産 194,873 181,172
その他資産 1,535,400 1,436,401
退職給付に係る資産 24,113 26,768
繰延税金資産 219,385 30,549
支払承諾見返 31,500 28,500
貸倒引当金 △12,421 △13,498
資産の部合計 23,196,455 24,142,562
負債の部
保険契約準備金 17,809,540 18,107,028
支払備金 2,149,921 2,256,900
責任準備金等 15,659,619 15,850,128
社債 809,093 809,093
その他負債 1,672,264 1,602,349
退職給付に係る負債 179,686 160,828
役員退職慰労引当金 325 241
賞与引当金 28,392 28,256
関係会社株式売却損失引当金 16,957 －
特別法上の準備金 137,400 244,975
価格変動準備金 137,400 244,975
繰延税金負債 17,254 34,630
支払承諾 31,500 28,500
負債の部合計 20,702,416 21,015,905
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(単位：百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年３月31日) (2021年３月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 100,000 100,276
資本剰余金 553,163 553,428
利益剰余金 1,019,468 1,078,850
自己株式 △84,432 △119,267
株主資本合計 1,588,199 1,613,287
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 982,042 1,630,325
繰延ヘッジ損益 30,916 14,997
為替換算調整勘定 △140,106 △178,080
退職給付に係る調整累計額 △9,381 3,819
その他の包括利益累計額合計 863,470 1,471,062
新株予約権 1,206 1,019
非支配株主持分 41,161 41,288
純資産の部合計 2,494,038 3,126,657
負債及び純資産の部合計 23,196,455 24,142,562
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（２）連結損益計算書及び連結包括利益計算書
（連結損益計算書）
(単位：百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年４月１日 (自 2020年４月１日
至 2020年３月31日) 至 2021年３月31日)
経常収益 5,168,361 4,892,244
保険引受収益 4,640,584 3,425,364
正味収入保険料 3,573,732 3,500,996
収入積立保険料 75,553 72,635
積立保険料等運用益 39,177 36,384
生命保険料 943,721 △202,321
その他保険引受収益 8,400 17,669
資産運用収益 511,529 1,450,793
利息及び配当金収入 304,514 293,587
金銭の信託運用益 64,627 212,824
売買目的有価証券運用益 55,652 35,605
有価証券売却益 118,845 233,371
有価証券償還益 4,387 2,567
特別勘定資産運用益 － 311,765
その他運用収益 2,679 397,456
積立保険料等運用益振替 △39,177 △36,384
その他経常収益 16,247 16,085
その他の経常収益 16,247 16,085
経常費用 5,010,660 4,585,719
保険引受費用 3,749,818 3,800,437
正味支払保険金 2,027,212 1,902,248
損害調査費 177,354 188,784
諸手数料及び集金費 727,409 735,307
満期返戻金 220,697 221,162
契約者配当金 103 73
生命保険金等 376,620 405,474
支払備金繰入額 19,962 133,130
責任準備金等繰入額 196,179 208,901
その他保険引受費用 4,278 5,353
資産運用費用 512,978 69,695
金銭の信託運用損 47,310 9
有価証券売却損 18,021 8,096
有価証券評価損 39,685 7,100
有価証券償還損 310 738
金融派生商品費用 18,547 46,838
特別勘定資産運用損 57,457 －
その他運用費用 331,646 6,911
営業費及び一般管理費 694,618 688,576
その他経常費用 53,244 27,010
支払利息 13,363 14,599
貸倒引当金繰入額 4,456 1,474
貸倒損失 163 137
持分法による投資損失 30,878 6,601
その他の経常費用 4,383 4,197
経常利益 157,701 306,524
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(単位：百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年４月１日 (自 2020年４月１日
至 2020年３月31日) 至 2021年３月31日)
特別利益 51,426 15,920
固定資産処分益 4,809 7,717
特別法上の準備金戻入額 35,848 －
価格変動準備金戻入額 35,848 －
段階取得に係る差益 6,587 －
持分変動利益 2,804 89
関係会社株式売却損失引当金戻入額 － 8,113
その他特別利益 1,377 －
特別損失 196,622 120,717
固定資産処分損 2,973 6,071
減損損失 173,611 1,949
特別法上の準備金繰入額 － 107,575
価格変動準備金繰入額 － 107,575
不動産等圧縮損 － 3
持分変動損失 － 1,685
関係会社株式売却損失引当金繰入額 16,957 －
その他特別損失 3,080 3,432
税金等調整前当期純利益 12,505 201,727
法人税及び住民税等 34,420 93,223
法人税等調整額 △167,482 △39,167
法人税等合計 △133,061 54,056
当期純利益 145,567 147,670
非支配株主に帰属する当期純利益 2,536 3,272
親会社株主に帰属する当期純利益 143,030 144,398
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（連結包括利益計算書）
（単位：百万円）
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年４月１日 (自 2020年４月１日
至 2020年３月31日) 至 2021年３月31日)
当期純利益 145,567 147,670
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △298,942 641,845
繰延ヘッジ損益 6,101 △16,184
為替換算調整勘定 3,001 △47,613
退職給付に係る調整額 △13,737 13,220
持分法適用会社に対する持分相当額 721 14,998
その他の包括利益合計 △302,855 606,267
包括利益 △157,288 753,938
（内訳）
親会社株主に係る包括利益 △161,004 751,990
非支配株主に係る包括利益 3,716 1,947
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（３）連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度（自 2019年４月１日 至 2020年３月31日）
(単位：百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 100,000 553,168 962,385 △32,539 1,583,013
会計方針の変更に
よる累積的影響額
△942 △942
会計方針の変更を反
100,000 553,168 961,442 △32,539 1,582,070
映した当期首残高
当期変動額
新株の発行 －
剰余金の配当 △83,951 △83,951
親会社株主に帰属
する当期純利益
143,030 143,030
自己株式の取得 △52,019 △52,019
自己株式の処分 △5 127 121
その他 △1,052 △1,052
株主資本以外の項
目の当期変動額
（純額）
当期変動額合計 － △5 58,026 △51,892 6,128
当期末残高 100,000 553,163 1,019,468 △84,432 1,588,199
その他の包括利益累計額
その他有価 退職給付に その他の包 非支配株主
繰延ヘッジ 為替換算調 新株予約権 純資産合計
証券評価差 係る調整累 括利益累計 持分
損益 整勘定
額金 計額 額合計
当期首残高 1,273,881 25,168 △135,992 4,448 1,167,505 785 26,743 2,778,047
会計方針の変更に
よる累積的影響額
－ △942
会計方針の変更を反
1,273,881 25,168 △135,992 4,448 1,167,505 785 26,743 2,777,104
映した当期首残高
当期変動額
新株の発行 －
剰余金の配当 △83,951
親会社株主に帰属
する当期純利益
143,030
自己株式の取得 △52,019
自己株式の処分 121
その他 △1,052
株主資本以外の項
目の当期変動額 △291,838 5,747 △4,113 △13,829 △304,034 421 14,418 △289,194
（純額）
当期変動額合計 △291,838 5,747 △4,113 △13,829 △304,034 421 14,418 △283,065
当期末残高 982,042 30,916 △140,106 △9,381 863,470 1,206 41,161 2,494,038
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当連結会計年度（自 2020年４月１日 至 2021年３月31日）
(単位：百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 100,000 553,163 1,019,468 △84,432 1,588,199
会計方針の変更に
よる累積的影響額
－
会計方針の変更を反
100,000 553,163 1,019,468 △84,432 1,588,199
映した当期首残高
当期変動額
新株の発行 276 276 552
剰余金の配当 △85,017 △85,017
親会社株主に帰属
する当期純利益
144,398 144,398
自己株式の取得 △35,036 △35,036
自己株式の処分 △11 201 189
その他 －
株主資本以外の項
目の当期変動額
（純額）
当期変動額合計 276 264 59,381 △34,835 25,087
当期末残高 100,276 553,428 1,078,850 △119,267 1,613,287
その他の包括利益累計額
その他有価 退職給付に その他の包 非支配株主
繰延ヘッジ 為替換算調 新株予約権 純資産合計
証券評価差 係る調整累 括利益累計 持分
損益 整勘定
額金 計額 額合計
当期首残高 982,042 30,916 △140,106 △9,381 863,470 1,206 41,161 2,494,038
会計方針の変更に
よる累積的影響額
－ －
会計方針の変更を反
982,042 30,916 △140,106 △9,381 863,470 1,206 41,161 2,494,038
映した当期首残高
当期変動額
新株の発行 552
剰余金の配当 △85,017
親会社株主に帰属
する当期純利益
144,398
自己株式の取得 △35,036
自己株式の処分 189
その他 －
株主資本以外の項
目の当期変動額 648,283 △15,918 △37,974 13,201 607,591 △187 126 607,530
（純額）
当期変動額合計 648,283 △15,918 △37,974 13,201 607,591 △187 126 632,618
当期末残高 1,630,325 14,997 △178,080 3,819 1,471,062 1,019 41,288 3,126,657
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（４）連結キャッシュ・フロー計算書
(単位：百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年４月１日 (自 2020年４月１日
至 2020年３月31日) 至 2021年３月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 12,505 201,727
減価償却費 65,613 72,348
減損損失 173,611 1,949
のれん償却額 12,737 11,712
支払備金の増減額（△は減少） △67,233 123,275
責任準備金等の増減額（△は減少） 186,053 201,047
貸倒引当金の増減額（△は減少） 3,145 1,202
役員退職慰労引当金の増減額（△は減少） △88 △84
賞与引当金の増減額（△は減少） 461 115
関係会社株式売却損失引当金の増減額(△は減少) 13,143 △13,143
機能別再編関連費用引当金の増減額（△は減少） △6,498 －
退職給付に係る負債の増減額（△は減少） △10,352 △3,475
価格変動準備金の増減額（△は減少） △35,848 107,575
利息及び配当金収入 △304,514 △293,587
金銭の信託関係損益（△は益） △17,299 △212,815
有価証券関係損益（△は益） △120,868 △255,609
金融派生商品損益（△は益） 18,547 46,838
特別勘定資産運用損益（△は益） 57,457 △311,765
支払利息 13,363 14,599
為替差損益（△は益） 319,557 △393,298
有形固定資産関係損益（△は益） △2,319 △3,949
持分法による投資損益（△は益） 30,878 6,601
段階取得に係る差損益（△は益） △6,587 －
持分変動損益（△は益） △2,804 1,595
その他資産（除く投資活動関連、財務活動関連）
△30,875 52,791
の増減額（△は増加）
その他負債（除く投資活動関連、財務活動関連）
76,050 △6,415
の増減額（△は減少）
その他 △22,530 △22,378
小計 355,302 △673,140
利息及び配当金の受取額 401,686 394,404
利息の支払額 △13,259 △14,566
法人税等の支払額又は還付額（△は支払） △75,833 △30,609
営業活動によるキャッシュ・フロー 667,896 △323,912
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(単位：百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年４月１日 (自 2020年４月１日
至 2020年３月31日) 至 2021年３月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
預貯金の純増減額（△は増加） 20,391 △4,198
買入金銭債権の取得による支出 △18,809 △19,828
買入金銭債権の売却・償還による収入 15,982 2,127
金銭の信託の増加による支出 △232,980 △380,662
金銭の信託の減少による収入 116,399 553,405
有価証券の取得による支出 △4,537,656 △4,423,413
有価証券の売却・償還による収入 4,434,208 4,759,491
貸付けによる支出 △226,329 △213,370
貸付金の回収による収入 200,104 197,834
売現先勘定の純増減額（△は減少） △55,816 △412,965
債券貸借取引受入担保金の純増減額（△は減少） 62,989 76,465
その他 11,452 △8,842
資産運用活動計 △210,064 126,042
営業活動及び資産運用活動計 457,831 △197,869
有形固定資産の取得による支出 △32,021 △33,696
有形固定資産の売却による収入 7,439 10,954
無形固定資産の取得による支出 △78,519 △57,407
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
△9,715 －
支出
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による
△6,327 －
支出
その他 △1,152 △1,967
投資活動によるキャッシュ・フロー △330,363 43,925
財務活動によるキャッシュ・フロー
借入れによる収入 149,381 －
借入金の返済による支出 △167,648 －
社債の発行による収入 149,427 99,321
社債の償還による支出 － △100,000
売現先勘定の純増減額（△は減少） － 110,343
債券貸借取引受入担保金の純増減額（△は減少） 79,080 103,510
自己株式の取得による支出 △52,019 △35,036
配当金の支払額 △83,861 △84,928
非支配株主への配当金の支払額 △1,233 △1,829
その他 △7,805 △12,102
財務活動によるキャッシュ・フロー 65,321 79,278
現金及び現金同等物に係る換算差額 △2,701 △3,537
現金及び現金同等物の増減額（△は減少） 400,153 △204,245
現金及び現金同等物の期首残高 1,798,526 2,198,680
現金及び現金同等物の期末残高 2,198,680 1,994,434
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（５）連結財務諸表に関する注記事項
（継続企業の前提に関する注記）
該当事項はありません。
（セグメント情報）
１ 報告セグメントの概要
報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち、分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源
の配分の決定及び業績を評価するために定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、国内損害保険事業、国内生命保険事業、海外事業、金融サービス事業、リスク関連サービス事業
を事業領域としており、このうち国内損害保険事業は、三井住友海上火災保険株式会社（以下、「三井住友海上」と
いう。）、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社（以下、「あいおいニッセイ同和損保」という。）及び三井ダイ
レクト損害保険株式会社（以下、「三井ダイレクト損保」という。）の３社が、国内生命保険事業については、三井
住友海上あいおい生命保険株式会社（以下、「三井住友海上あいおい生命」という。）及び三井住友海上プライマリ
ー生命保険株式会社（以下、「三井住友海上プライマリー生命」という。）の２社が、それぞれ主に担当しておりま
す。また、海外事業は、当社及び国内損害保険子会社が営むほか、諸外国において海外現地法人が保険事業を展開し
ております。
したがって、セグメント情報上は、事業領域区分を基礎として、国内生損保事業についてはさらに保険会社別に事
業セグメントを識別する方法により、国内保険会社５社と海外事業（海外保険子会社）の６つを報告セグメントとし
ております。
各損害保険会社は、火災保険、海上保険、傷害保険、自動車保険、自動車損害賠償責任保険、その他の損害保険商
品を販売しております。また、各生命保険会社は個人保険、個人年金保険、団体保険、その他の生命保険商品を販売
しております。
２ 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、有価証券報告書（2020年６月25日提出）の「連結財務諸表作
成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、各社の当期純利
益を基礎とした数値（出資持分考慮後の当期純利益）であります。
セグメント間の内部売上高は、第三者間取引価格に基づいております。
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３ 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度（自 2019年４月１日 至 2020年３月31日）
（単位：百万円）
国内損害保険事業 国内生命保険事業
(三井住友海上) (あいおいニッ (三井ダイレクト (三井住友海上 (三井住友海上プ
セイ同和損保) 損保) あいおい生命) ライマリー生命)
売上高（注1）
外部顧客への売上高 1,516,001 1,248,416 36,432 376,903 557,764
セグメント間の内部
31,928 28,354 △57 － △11,571
売上高又は振替高
計 1,547,930 1,276,770 36,374 376,903 546,193
セグメント利益又は
94,079 44,784 142 7,500 20,310
損失（△）
セグメント資産 6,686,089 3,420,733 59,768 4,510,472 6,814,907
その他の項目
減価償却費 22,027 13,562 1,690 8,419 3,366
のれんの償却額 － － － － －
利息及び配当金収入 101,912 59,396 50 48,920 87,232
支払利息 9,353 617 － － 15
有価証券評価損 20,878 11,023 － － 2,256
持分法投資利益又は
－ － － － －
損失（△）
特別利益 61,429 168 － 0 －
（価格変動準備金
(56,996) (－) (－) (－) (－)
戻入額）
特別損失 189,539 18,420 31 939 3,500
（減損損失） (499) (261) (－) (－) (－)
（価格変動準備金
(－) (16,714) (7) (926) (3,500)
繰入額）
（関係会社株式
(186,325) (－) (－) (－) (－)
評価損）
（関係会社株式
売却損失引当 (－) (－) (－) (－) (－)
金繰入額）
税金費用 △133,076 △4,420 △12 1,580 7,650
持分法適用会社への
101,615 1,532 － － －
投資額
有形固定資産及び
59,068 34,361 2,417 9,616 5,170
無形固定資産の増加額
15
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（単位：百万円）
海外事業
連結財務諸表
その他 合計 調整額
(海外保険子会社) 計上額 (注6)
(注2) (注3、4、5)
売上高（注1）
外部顧客への売上高 780,875 11,808 4,528,202 △10,749 4,517,453
セグメント間の内部
△59,909 11,355 100 △100 －
売上高又は振替高
計 720,966 23,164 4,528,302 △10,849 4,517,453
セグメント利益又は
36,151 5,599 208,569 △65,539 143,030
損失（△）
セグメント資産 3,402,719 81,127 24,975,817 △1,779,361 23,196,455
その他の項目
減価償却費 12,308 144 61,519 4,093 65,613
のれんの償却額 － － － 12,737 12,737
利息及び配当金収入 23,538 1,331 322,381 △17,866 304,514
支払利息 1,667 － 11,654 1,708 13,363
有価証券評価損 1,668 0 35,826 3,858 39,685
持分法投資利益又は
12,249 365 12,614 △43,493 △30,878
損失（△）
特別利益 77 － 61,675 △10,248 51,426
（価格変動準備金
(－) (－) (56,996) (△21,148) (35,848)
戻入額）
特別損失 4,270 － 216,701 △20,078 196,622
（減損損失） (171) (－) (931) (172,679) (173,611)
（価格変動準備金
(－) (－) (21,148) (△21,148) (－)
繰入額）
（関係会社株式
(－) (－) (186,325) (△186,325) (－)
評価損）
（関係会社株式
売却損失引当 (－) (－) (－) (16,957) (16,957)
金繰入額）
税金費用 7,835 203 △120,240 △12,821 △133,061
持分法適用会社への
194,114 － 297,261 △5,912 291,349
投資額
有形固定資産及び
6,917 84 117,636 △3,946 113,690
無形固定資産の増加額
(注)１売上高は、損害保険事業にあっては正味収入保険料、生命保険事業にあっては生命保険料、その他の事業に
あっては経常収益、連結財務諸表計上額にあっては正味収入保険料及び生命保険料の合計の金額を記載してお
ります。
２ 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメント及びその他の収益を稼得する事業活動で
あり、報告セグメント以外の国内保険会社が営む国内損害保険事業、国内保険会社以外のグループ会社が営む
金融サービス事業及びリスク関連サービス事業並びに当社によるグループ会社以外の会社への事業投資であり
ます。
３ 外部顧客への売上高の調整額は、その他の事業に係る経常収益のうち正味収入保険料及び生命保険料以外の
金額であります。
４ セグメント利益又は損失の調整額には、セグメント間取引消去△12,941百万円、各報告セグメントに配分し
ていない全社費用△13,838百万円、関係会社株式売却損失引当金繰入額△16,957百万円、三井住友海上で計上
した海外保険子会社の株式評価損に係る調整額186,325百万円、減損損失△172,679百万円、減損損失に係る税
効果15,063百万円のほか、国内保険子会社に対するパーチェス法適用に係る損益の調整額やのれんの償却額等
△50,511百万円を含んでおります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない当社の管理部門に係る費用
であります。
16
MS＆ADインシュアランスグループホールディングス株式会社（8725） 2021年3月期 決算短信
５ セグメント資産の調整額には、セグメント間取引消去△1,545,115百万円、海外保険子会社の資産に含まれ
る保険契約準備金を負債のうちの保険契約準備金と相殺して表示したことによる振替額△468,106百万円及び
各報告セグメントに配分していない全社資産53,263百万円のほか、国内保険子会社に対するパーチェス法適用
に係る資産の調整額や各報告セグメントに配分していないのれんの未償却残高の調整額等180,597百万円を含
んでおります。全社資産は、報告セグメントに帰属しない当社に係る資産であります。
６ セグメント利益又は損失は、連結財務諸表の親会社株主に帰属する当期純利益と調整を行っております。
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MS＆ADインシュアランスグループホールディングス株式会社（8725） 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度（自 2020年４月１日 至 2021年３月31日）
（単位：百万円）
国内損害保険事業 国内生命保険事業
(三井住友海上) (あいおいニッ (三井ダイレクト (三井住友海上 (三井住友海上プ
セイ同和損保) 損保) あいおい生命) ライマリー生命)
売上高（注1）
外部顧客への売上高 1,525,182 1,249,195 36,541 393,439 △599,802
セグメント間の内部
34,385 32,231 △64 － △10,875
売上高又は振替高
計 1,559,567 1,281,426 36,477 393,439 △610,677
セグメント利益又は
92,215 21,610 878 11,911 43,117
損失（△）
セグメント資産 7,098,116 3,745,278 61,850 4,534,486 7,024,753
その他の項目
減価償却費 28,790 17,013 1,793 9,109 3,690
のれんの償却額 － － － － －
利息及び配当金収入 98,834 54,910 51 48,701 81,570
支払利息 9,900 787 － － 11
持分法投資利益又は
－ － － － －
損失（△）
特別利益 6,572 651 － 0 －
（固定資産処分益） (6,572) (651) (－) (0) (－)
（関係会社株式
売却損失引当 (－) (－) (－) (－) (－)
金戻入額）
特別損失 5,931 8,295 62 1,438 100,500
（減損損失） (230) (2,362) (－) (－) (－)
（価格変動準備金
(4,131) (1,808) (7) (1,128) (100,500)
繰入額）
税金費用 40,029 3,222 328 4,124 16,479
持分法適用会社への
111,148 1,532 － － －
投資額
有形固定資産及び
41,085 33,817 855 7,527 4,458
無形固定資産の増加額
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（単位：百万円）
海外事業
連結財務諸表
その他 合計 調整額
(海外保険子会社) 計上額 (注6)
(注2) (注3、4、5)
売上高（注1）
外部顧客への売上高 694,118 24,414 3,323,089 △24,414 3,298,674
セグメント間の内部
△66,552 10,875 － － －
売上高又は振替高
計 627,566 35,289 3,323,089 △24,414 3,298,674
セグメント利益又は
△3,195 5,445 171,984 △27,585 144,398
損失（△）
セグメント資産 3,357,674 221,909 26,044,070 △1,901,508 24,142,562
その他の項目
減価償却費 11,370 100 71,868 480 72,348
のれんの償却額 － － － 11,712 11,712
利息及び配当金収入 23,868 4,758 312,695 △19,107 293,587
支払利息 2,198 － 12,897 1,701 14,599
持分法投資利益又は
1,218 △3,797 △2,579 △4,022 △6,601
損失（△）
特別利益 292 － 7,516 8,403 15,920
（固定資産処分益） (292) (－) (7,516) (200) (7,717)
（関係会社株式
売却損失引当 (－) (－) (－) (8,113) (8,113)
金戻入額）
特別損失 4,308 － 120,535 182 120,717
（減損損失） (－) (－) (2,593) (△643) (1,949)
（価格変動準備金
(－) (－) (107,575) (－) (107,575)
繰入額）
税金費用 8,700 1,382 74,267 △20,211 54,056
持分法適用会社への
114,719 － 227,399 139 227,539
投資額
有形固定資産及び
5,438 28 93,212 60 93,273
無形固定資産の増加額
(注)１売上高は、損害保険事業にあっては正味収入保険料、生命保険事業にあっては生命保険料、その他の事業に
あっては経常収益、連結財務諸表計上額にあっては正味収入保険料及び生命保険料の合計の金額を記載してお
ります。
なお、当社の連結損益計算書における生命保険料は、保険料収入から解約等による返戻金（以下、「解約返
戻金等」という。）及び支払再保険料を控除して表示しております。三井住友海上プライマリー生命の生命保
険料△610,677百万円は、解約返戻金等及び支払再保険料が保険料収入を上回ったものであります。
２ 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメント及びその他の収益を稼得する事業活動で
あり、報告セグメント以外の国内保険会社が営む国内損害保険事業、国内保険会社以外のグループ会社が営む
金融サービス事業及びリスク関連サービス事業並びに当社によるグループ会社以外の会社への事業投資であり
ます。
３ 外部顧客への売上高の調整額は、その他の事業に係る経常収益のうち正味収入保険料及び生命保険料以外の
金額であります。
４ セグメント利益又は損失の調整額には、セグメント間取引消去△15,016百万円、各報告セグメントに配分し
ていない全社費用△13,907百万円、関係会社株式売却損失引当金戻入額8,113百万円、翌連結会計年度から連
結納税制度を適用することに伴う税金費用20,282百万円、海外保険子会社の事業年度の末日と連結会計年度の
末日との差異期間に生じた自然災害（2021年2月北米寒波）に係る損益の調整額△10,300百万円のほか、国内
保険子会社に対するパーチェス法適用に係る損益の調整額やのれんの償却額等△16,756百万円を含んでおりま
す。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない当社の管理部門に係る費用であります。
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MS＆ADインシュアランスグループホールディングス株式会社（8725） 2021年3月期 決算短信
５ セグメント資産の調整額には、セグメント間取引消去△1,574,494百万円、海外保険子会社の資産に含まれ
る保険契約準備金を負債のうちの保険契約準備金と相殺して表示したことによる振替額△525,279百万円及び
各報告セグメントに配分していない全社資産77,803百万円のほか、国内保険子会社に対するパーチェス法適用
に係る資産の調整額や各報告セグメントに配分していないのれんの未償却残高の調整額等120,462百万円を含
んでおります。全社資産は、報告セグメントに帰属しない当社に係る資産であります。
６ セグメント利益又は損失は、連結財務諸表の親会社株主に帰属する当期純利益と調整を行っております。
（１株当たり情報）
前連結会計年度 当連結会計年度
（自 2019年４月１日 （自 2020年４月１日
至 2020年３月31日） 至 2021年３月31日）
１株当たり純資産額 4,308円37銭 5,525円42銭
１株当たり当期純利益 248円36銭 255円79銭
潜在株式調整後１株当たり当期純利益 248円22銭 255円65銭
（注）１ １株当たり当期純利益及び潜在株式調整後１株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりでありま
す。
前連結会計年度 当連結会計年度
（自 2019年４月１日 （自 2020年４月１日
至 2020年３月31日） 至 2021年３月31日）
１株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益
143,030 144,398
（百万円）
普通株主に帰属しない金額（百万円） － －
普通株式に係る親会社株主に帰属する
143,030 144,398
当期純利益（百万円）
普通株式の期中平均株式数（千株） 575,887 564,504
潜在株式調整後１株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益調整額
－ －
（百万円）
普通株式増加数（千株） 313 313
（うち新株予約権（千株）） (313) (313)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後１
株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在 － －
株式の概要
２ １株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
（2020年３月31日） （2021年３月31日）
純資産の部の合計額（百万円） 2,494,038 3,126,657
純資産の部の合計額から控除する金額
42,368 42,307
（百万円）
（うち新株予約権（百万円）） (1,206) (1,019)
（うち非支配株主持分（百万円）） (41,161) (41,288)
普通株式に係る期末の純資産額（百万円） 2,451,670 3,084,349
１株当たり純資産額の算定に用いられた期末の
569,047 558,210
普通株式の数（千株）
（重要な後発事象）
該当事項はありません。
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