8715 アニコム HD 2019-08-07 15:30:00
2020年3月期 第1四半期決算短信 [日本基準](連結) [pdf]
2020 年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕
(連結)
2019 年8月7日
上 場 会 社 名 アニコム ホールディングス株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 8715 URL https://www.anicom.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役 (氏名) 小森 伸昭
問合せ先責任者 (役職名) 常務執行役員 (氏名) 亀井 達彦 (TEL)(03)5348-3911
四半期報告書提出予定日 2019 年8月 14 日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020 年3月期第1四半期の連結業績(2019 年4月1日~2019 年6月 30 日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
経常収益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020 年3月期第1四半期 9,989 14.7 175 △70.3 104 △75.7
2019 年3月期第1四半期 8,711 12.4 589 112.4 428 122.0
(注) 包括利益 2020 年3月期第1四半期 77 百万円(△83.0%) 2019 年3月期第1四半期 457 百万円(213.7%)
1株当たり 潜在株式調整後
四半期純利益 1株当たり四半期純利益
円 銭 円 銭
2020 年3月期第1四半期 5.15 5.15
2019 年3月期第1四半期 23.77 23.62
(2)連結財政状態
総 資 産 純 資 産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020 年3月期第1四半期 43,394 22,206 50.8
2019 年3月期 42,390 22,234 52.1
(参考)自己資本 2020 年3月期第1四半期 22,059 百万円 2019 年3月期 22,082 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第 1 四 半 期 末 第 2 四 半 期 末 第 3 四 半 期 末 期 末 合 計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019 年3月期 - 0.00 - 5.00 5.00
2020 年3月期 -
2020 年3月期(予想) - - - -
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 :無
3.2020 年3月期の連結業績予想(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり
経常収益 経常利益
当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 20,600 19.2 150 △88.2 90 △90.6 4.45
通 期 42,400 18.3 2,300 1.0 1,620 0.6 80.16
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 :無
業
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動
:無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020 年3月期1Q 20,211,480 株 2019 年3月期 20,211,480 株
② 期末自己株式数 2020 年3月期1Q 3,895 株 2019 年3月期 1,895 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020 年3月期1Q 20,209,563 株 2019 年3月期1Q 18,049,832 株
※四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的で
あると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。ま
た実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予
想のご利用にあたっての注意事項等については、[添付資料]P.3「連結業績予想などの将来予測情報に関
する説明」をご参照ください。
アニコム ホールディングス(株) (8715) 2020年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 7
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 8
3.補足情報
(1)2020年3月期 第1四半期損益状況 …………………………………………………………………………… 9
(2)経常収益の状況 …………………………………………………………………………………………………… 10
(3)種目別保険料・保険金 …………………………………………………………………………………………… 11
(4)有価証券関係 ……………………………………………………………………………………………………… 12
(5)ソルベンシー・マージン比率 …………………………………………………………………………………… 13
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アニコム ホールディングス(株) (8715) 2020年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、設備投資や個人消費の緩やかな増加などの影響を受け、緩
やかに回復しています。今後も総じて緩やかな成長が期待されますが、米中貿易摩擦に起因する景気後退懸念の
高まりや米国をはじめとする各国の経済政策などによる企業業績の悪化、為替相場の動向などに対しては注視が
必要な状況です。
このようななか、当社グループの中核子会社であるアニコム損害保険株式会社では、重点施策と位置付けてい
る「ペット保険のさらなる収益力拡大と独自性の追求」に向け、商品開発の強化や販売チャネルの営業強化など
に注力しており、保有契約数は766,774件(前連結会計年度末から13,442件の増加・同1.8%増)と、順調に増加
しております。また、E/I損害率 注1)は新規契約増による商品ポートフォリオの改善や商品改定による料率改
定の効果により58.8%と前年同期比で0.3pt改善いたしました。既経過保険料ベース事業費率 注2)は、引き続
き規模拡大に向けた積極投資により37.0%と前年同期比で2.9pt上昇いたしました。この結果、両者を合算した
コンバインド・レシオ(既経過保険料ベース)は前年同期比で2.6pt上昇し95.8%となりました。
また、当社グループは今年度を基礎固めから第二期創業期としてのフェーズへ移行する期と位置付け、あらゆ
るデータから、病気・ケガを分析し、「健康度」を見る予防型保険会社グループへ成長するため、新規事業の重
点施策に対する取組みを加速させております。遺伝子検査事業については、避けられる遺伝病を繁殖前後の遺伝
子検査によって回避し、その後は遺伝子解析といった科学・技術・データに医療のサポートを加えたブリーディ
ング支援に繋げていきます。加えて、腸内フローラ測定によるどうぶつの健康チェックの普及、共生細菌をキー
にしたフード開発、生活習慣コンサル等の事業化を進めております。さらに、どうぶつ医療における高度先進医
療(細胞治療、再生医療)を実用化し、拡大を図るとともに、カルテ管理システム事業の拡大(予約システム等
の機能の充実)等とあわせ、データのさらなる活用による予防法の開発、ペット関連事業の海外展開を目指して
おります。
以上の結果、当社グループにおける当第1四半期連結累計期間の業績は次のとおりとなりました。
保険引受収益9,511百万円(前年同四半期比13.6%増)、資産運用収益80百万円(同1.8%減)、新規事業等を
含むその他経常収益397百万円(同56.3%増)を合計した経常収益は9,989百万円(同14.7%増)となりました。
一方、保険引受費用7,005百万円(同18.5%増)、営業費及び一般管理費2,647百万円(同22.9%増)などを合計
した経常費用は9,814百万円(同20.8%増)となりました。この結果、経常利益は175百万円(同70.3%減)、親
会社株主に帰属する四半期純利益は104百万円(75.7%減)となりました。
注1)E/I損害率:発生ベースでの損害率。
(正味支払保険金+支払備金増減額+損害調査費)÷既経過保険料 にて算出。
注2)既経過保険料ベース事業費率:発生ベースの保険料(既経過保険料)に対する発生ベースの事業費率。
損保事業費÷既経過保険料 にて算出。
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産の状況
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ1,004百万円増加して43,394百万円となり
ました。その主な要因は、有価証券の増加3,859百万円であります。
負債の部は、前連結会計年度末に比べ1,032百万円増加して21,188百万円となりました。その主な要因は、保
有契約の増加に伴う保険契約準備金の増加1,136百万円であります。なお、金融機関等からの借入金はありませ
ん。
純資産の部は、前連結会計年度末に比べ28百万円減少して22,206百万円となりました。その主な要因は、その
他有価証券評価差額金177百万円を計上したためであります。
②キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、保有契約の順調な増加により、責任準備金が876百万円増加したこと
等により630万円の収入となりましたが、前第1四半期連結累計期間に比べると347百万円の減少となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、3,667百万円の支出となりました。主に有価証券の取得による支出で
あり、前第1四半期連結累計期間に比べると3,231百万円の支出の増加となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、103百万円の支出となり、前第1四半期連結累計期間に比べると45百
万円の支出の増加となりました。
これらの結果、当第1四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末より3,140百
万円減少し、24,552百万円となりました。
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アニコム ホールディングス(株) (8715) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期の業績予想のうち、連結業績予想につきましては、2019年5月9日に公表致しました決算短信中
の「2020年3月期の連結業績予想」をご参照ください。なお、今後の業績推移により修正の必要が生じた場合に
は速やかに公表致します。
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アニコム ホールディングス(株) (8715) 2020年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
現金及び預貯金 29,643 26,502
有価証券 4,660 8,520
貸付金 225 198
有形固定資産 1,367 1,491
無形固定資産 1,506 1,618
その他資産 4,344 4,388
未収金 1,895 1,907
未収保険料 445 491
仮払金 1,396 1,273
その他の資産 606 715
繰延税金資産 718 752
貸倒引当金 △76 △77
資産の部合計 42,390 43,394
負債の部
保険契約準備金 16,041 17,177
支払備金 2,148 2,407
責任準備金 13,893 14,769
その他負債 3,867 3,845
賞与引当金 191 107
特別法上の準備金 54 57
価格変動準備金 54 57
負債の部合計 20,156 21,188
純資産の部
株主資本
資本金 7,950 7,950
資本剰余金 7,840 7,840
利益剰余金 6,443 6,446
自己株式 △0 △0
株主資本合計 22,233 22,236
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △150 △177
その他の包括利益累計額合計 △150 △177
新株予約権 151 146
純資産の部合計 22,234 22,206
負債及び純資産の部合計 42,390 43,394
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アニコム ホールディングス(株) (8715) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
経常収益 8,711 9,989
保険引受収益 8,375 9,511
(うち正味収入保険料) 8,375 9,511
資産運用収益 82 80
(うち利息及び配当金収入) 35 42
(うち有価証券売却益) 46 38
その他経常収益 254 397
経常費用 8,122 9,814
保険引受費用 5,913 7,005
(うち正味支払保険金) 4,397 4,736
(うち損害調査費) 258 263
(うち諸手数料及び集金費) 741 869
(うち支払備金繰入額) 96 259
(うち責任準備金繰入額) 420 876
資産運用費用 - 1
営業費及び一般管理費 2,153 2,647
その他経常費用 55 160
(うち支払利息) 0 0
経常利益 589 175
特別利益 4 4
新株予約権戻入益 4 4
特別損失 1 8
固定資産処分損 0 0
特別法上の準備金繰入額 1 3
価格変動準備金繰入額 1 3
その他 - 5
税金等調整前四半期純利益 592 171
法人税及び住民税等 138 90
法人税等調整額 25 △23
法人税等合計 163 67
四半期純利益 428 104
親会社株主に帰属する四半期純利益 428 104
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アニコム ホールディングス(株) (8715) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期純利益 428 104
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 29 △26
その他の包括利益合計 29 △26
四半期包括利益 457 77
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 457 77
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 592 171
減価償却費 128 149
支払備金の増減額(△は減少) 96 259
責任準備金の増減額(△は減少) 420 876
貸倒引当金の増減額(△は減少) 0 0
賞与引当金の増減額(△は減少) △75 △83
価格変動準備金の増減額(△は減少) 1 3
利息及び配当金収入 △35 △42
有価証券関係損益(△は益) △59 △22
株式報酬費用 - 26
新株予約権戻入益 △4 △4
支払利息 0 0
有形固定資産関係損益(△は益) 0 0
その他資産(除く投資活動関連、財務活動関連)
117 △106
の増減額(△は増加)
その他負債(除く投資活動関連、財務活動関連)
54 △146
の増減額(△は減少)
小計 1,236 1,079
利息及び配当金の受取額 69 57
利息の支払額 △0 △0
法人税等の支払額 △327 △505
営業活動によるキャッシュ・フロー 978 630
投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の取得による支出 △1,301 △4,923
有価証券の売却・償還による収入 994 1,642
資産運用活動計 △307 △3,280
営業活動及び資産運用活動計 671 △2,650
有形固定資産の取得による支出 △11 △134
無形固定資産の取得による支出 △110 △218
その他 △7 △34
投資活動によるキャッシュ・フロー △436 △3,667
財務活動によるキャッシュ・フロー
株式の発行による収入 34 -
リース債務の返済による支出 △1 △1
配当金の支払額 △90 △101
その他 △0 -
財務活動によるキャッシュ・フロー △57 △103
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 484 △3,140
現金及び現金同等物の期首残高 17,128 27,693
現金及び現金同等物の四半期末残高 17,613 24,552
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アニコム ホールディングス(株) (8715) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有な会計処理の適用)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)
1.報告セグメントごとの経常収益及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメン 四半
その他 期連結財務諸
ト
(注)1 表計上額
損害保険事業 (注)2
外部顧客への経常収益 8,463 248 8,711
セグメント間の内部経常収益又は振替高 - - -
計 8,463 248 8,711
セグメント利益又は損失(△) 654 △64 589
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、保険代理店事
業、動物病院支援事業、動物医療分野における臨床・研究事業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の合計額は、四半期連結損益計算書の経常利益と一致しており
ます。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの経常収益及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメン 四半
ト その他 期連結財務諸
合計 調整額
(注)1 表計上額
損害保険事業 (注)2
外部顧客への経常収益 9,595 394 9,990 - 9,989
セグメント間の内部経常収
- 82 82 △82 -
益又は振替高
計 9,595 477 10,072 △82 9,989
セグメント利益又は損失
224 △49 175 - 175
(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、保険代理店事
業、動物病院支援事業、動物医療分野における臨床・研究事業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の合計額は、四半期連結損益計算書の経常利益と一致しており
ます。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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アニコム ホールディングス(株) (8715) 2020年3月期 第1四半期決算短信
3.補足情報
(1)2020年3月期 第1四半期損益状況
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
増減率
区 分 (自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日 比較増減
(%)
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
保 険 引 受 収 益 8,375
9,511 1,136 13.6
( う ち 正 味 収 入 保 険 料 ) ( 8,375 ) ( 9,511 ) ( 1,136 ) ( 13.6 )
経 保 険 引 受 費 用 5,913 7,005 1,092 18.5
( う ち 正 味 支 払 保 険 金 ) ( 4,397 ) ( 4,736 ) ( 339 ) ( 7.7 )
( う ち 損 害 調 査 費 ) ( 258 ) ( 263 ) ( 5) ( 2.2 )
( う ち 諸 手 数 料 及 び 集 金 費 ) ( 741 ) ( 869 ) ( 127 ) ( 17.2 )
常
( う ち 支 払 備 金 繰 入 額 ) ( 96 ) ( 259 ) ( 162 ) ( 168.5 )
( う ち 責 任 準 備 金 繰 入 額 ) ( 420 ) ( 876 ) ( 456 ) ( 108.7 )
資 産 運 用 収 益 82 80 △1 △1.8
損
( う ち 利 息 及 び 配 当 金 収 入 ) ( 35 ) ( 42 ) ( 7) ( 19.7 )
( う ち 有 価 証 券 売 却 益 ) ( 46 ) ( 38 ) ( △8 ) ( △18.3 )
資 産 運 用 費 用 -
1 1 -
益
営 業 費 及 び 一 般 管 理 費 2,153
2,647 494 22.9
そ の 他 経 常 損 益 199
237 37 19.0
経 常 利 益 589
175 △414 △70.3
特 別 利 益 4
4 - -
特
別
特 別 損 失 1
8 6 379.0
損
益
特 別 損 益 3
△3 △6 △218.7
税 金 等 調 整 前 四 半 期 純 利 益 592
171 △421 △71.1
法 人 税 及 び 住 民 税 等 138
90 △47 △34.5
法 人 税 等 調 整 額 25
△23 △48 △191.4
法 人 税 等 合 計 163
67 △96 △58.8
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る 四 半 期 純 利 益 428
104 △324 △75.7
- 9 -
アニコム ホールディングス(株) (8715) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(2)経常収益の状況
経常収益をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
対前年
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
同四半期比
セグメントの名称 至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
金額(百万円) 金額(百万円) (%)
損害保険事業(ペット保険) 8,463 9,595 13.4
損害保険(アニコム損害保険㈱) 8,463 9,595 13.4
(うち正味収入保険料) 8,375 9,511 13.6
その他の事業 248 394 58.7
動物病院支援 49 53 8.3
保険代理店 4 4 △4.7
動物医療分野における臨床・研究 148 180 21.4
その他 45 156 240.7
合計 8,711 9,989 14.7
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
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(3) 種目別保険料・保険金
アニコム損害保険株式会社における保険引受の実績は以下のとおりであります。
① 元受正味保険料(含む収入積立保険料)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
区分
対前年同四半 対前年同四半
金額 構成比 金額 構成比
期増減(△) 期増減(△)
(百万円) (%) (百万円) (%)
率(%) 率(%)
ペット保険 8,375 100.0 11.1 9,511 100.0 13.6
合計 8,375 100.0 11.1 9,511 100.0 13.6
(うち収入積立保険料) (-) (-) (-) (-) (-) (-)
(注) 元受正味保険料(含む収入積立保険料)とは、元受保険料から元受解約返戻金及び元受その他返戻金を
控除したものであります。(積立型保険の積立保険料を含む)
② 正味収入保険料
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
区分
対前年同四半 対前年同四半
金額 構成比 金額 構成比
期増減(△) 期増減(△)
(百万円) (%) (百万円) (%)
率(%) 率(%)
ペット保険 8,375 100.0 11.1 9,511 100.0 13.6
合計 8,375 100.0 11.1 9,511 100.0 13.6
③ 正味支払保険金
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
区分
対前年同四半 対前年同四半
金額 構成比 金額 構成比
期増減(△) 期増減(△)
(百万円) (%) (百万円) (%)
率(%) 率(%)
ペット保険 4,397 100.0 10.7 4,736 100.0 7.7
合計 4,397 100.0 10.7 4,736 100.0 7.7
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(4) 有価証券関係
企業集団の事業の運営において重要なものであり、かつ、前連結会計年度の末日に比べて著しい変動が認められる
ものは、次のとおりであります。
1.満期保有目的の債券
該当事項はありません。
2.その他有価証券
前連結会計年度(2019年3月31日)
取得原価 連結貸借対照表 差額
(百万円) 計上額(百万円) (百万円)
株式 263 246 △17
その他 3,692 3,499 △192
計 3,955 3,745 △209
(注)時価を把握することが極めて困難と認められるその他有価証券は、上表に含めておりません。
当第1四半期連結会計期間(2019年6月30日)
取得原価 四半期連結貸借対照表 差額
(百万円) 計上額(百万円) (百万円)
株式 455 418 △36
その他 7,385 7,176 △209
計 7,841 7,594 △246
(注)時価を把握することが極めて困難と認められるその他有価証券は、上表に含めておりません。
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(5) ソルベンシー・マージン比率
アニコム損害保険株式会社の「ソルベンシー・マージン比率」については、以下のとおりであります。
前事業年度末 当第1四半期会計期間末
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
(百万円) (百万円)
(A)ソルベンシー・マージン総額 17,566 17,921
資本金又は基金等 16,321 16,376
価格変動準備金 54 57
危険準備金 - -
異常危険準備金 1,106 1,413
一般貸倒引当金 266 292
その他有価証券の評価差額(税効果控除前) △209 △246
土地の含み損益 26 26
払戻積立金超過額 - -
負債性資本調達手段等 - -
払戻積立金超過額及び負債性資本調達手段等のう
- -
ち、マージンに算入されない額
控除項目 - -
その他 - -
(B)リスクの合計額
9,248 9,540
√{(R1+R2)²+(R3+R4)²}+R5+R6
一般保険リスク(R1) 8,991 9,235
第三分野保険の保険リスク(R2) - -
予定利率リスク(R3) - -
資産運用リスク(R4) 1,009 1,321
経営管理リスク(R5) 200 211
巨大災害リスク(R6) - -
(C)単体ソルベンシー・マージン比率(%)
379.8% 375.6%
[(A)/{(B)×1/2}]×100
(注) 上記の金額及び数値は、保険業法施行規則第86条及び第87条並びに平成8年大蔵省告示第50号の規定に基づい
て算出しております。
<ソルベンシー・マージン比率>
・損害保険会社は、保険事故発生の際の保険金支払や積立型保険の満期返戻金支払等に備えて準備金を積み立てておりますが、巨大災
害の発生や、損害保険会社が保有する資産の大幅な価格下落等、通常の予測を超える危険が発生した場合でも、十分な支払能力を
保持しておく必要があります。
・この「通常の予測を超える危険」を示す「リスクの合計額」(上表の(B))に対する「損害保険会社が保有している資本金・準備金等
の支払余力」(すなわちソルベンシー・マージン総額:上表の(A))の割合を示す指標として、保険業法等に基づき計算されたのが、
「単体ソルベンシー・マージン比率」(上表の(C))であります。
・「通常の予測を超える危険」とは、次に示す各種の危険の総額をいいます。
① 保険引受上の危険 :保険事故の発生率等が通常の予測を超えることにより発生し得る危険
(一般保険リスク) (巨大災害に係る危険を除く)
(第三分野保険の保険リスク)
② 予定利率上の危険 :積立型保険について、実際の運用利回りが保険料算出時に予定した利回りを下回ることにより発生
(予定利率リスク) し得る危険
③ 資産運用上の危険
:保有する有価証券等の資産の価格が通常の予測を超えて変動することにより発生し得る危険等
(資産運用リスク)
④ 経営管理上の危険
:業務の運営上通常の予測を超えて発生し得る危険で上記①~③及び⑤以外のもの
(経営管理リスク)
⑤ 巨大災害に係る危険
:通常の予測を超える巨大災害(関東大震災や伊勢湾台風相当)により発生し得る危険
(巨大災害リスク)
・「損害保険会社が保有している資本金・準備金等の支払余力」(ソルベンシー・マージン総額)とは、損害保険会社の純資産(社外流
出予定額等を除く)、諸準備金(価格変動準備金・異常危険準備金等)、土地の含み益の一部等の総額であります。
・ソルベンシー・マージン比率は、行政当局が保険会社を監督する際に、経営の健全性を判断するために活用する客観的な指標のひとつ
でありますが、その数値が200%以上であれば「保険金等の支払能力の充実の状況が適当である」とされております。
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