全体目次
1 第１四半期決算概要
2 重点施策の進捗状況
3 APPENDIX
2
第1四半期決算概要
１．全体サマリー（経常収益・経常利益）
２．損益計算書 サマリー
３．経常利益の増減要因（対前年同期比分析）
４．貸借対照表 サマリー
５．経常費用・利益のパラメータ
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１. 全体サマリー（経常収益・経常利益） 決算概要 重点施策
APPEN
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DIX
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経常収益
13,259 百万円
前年同期は11,689 百万円 13.4％増 計画は13,000百万円 2.0％増
うち、保険引受収益：11,620百万円 前年は10,560百万円 10.0％増
経常利益 698 百万円
前年同期は550 百万円 26.7％増 計画は660百万円 5.8％増
堅調なペット飼育需要を背景に収益の伸びは継続している一方で、
発生保険金は高止まりしている状況
経常収益（対前年同期比）
4-6月の新規契約件数は6万件超（13.6％増）で過去最高を達成、同保有契約件数は95.2万件（13.0％増）
動物病院・遺伝子検査・ブリーダーマッチングサイト等も堅調に推移し、その他経常収益も1,375百万円（35.5％増）と順調に拡大
保険引受収益、その他経常収益、資産運用収益の全てにおいて計画達成
経常利益（対前年同期比）
保険引受収益や資産運用収益の増加等により、698百万円（26.7％増）、計画比では5.8％増
コロナ禍での在宅時間の増加や診療費のインフレ等の影響もあり、通院頻度及び保険金単価が増加→発生保険金が増加
保険金の支払いが進んだことにより、異常危険準備金の戻入額も増加→利益にはプラスの影響
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２．損益計算書 サマリー 決算概要 重点施策
APPEN
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（百万円）
21年３月期 22年３月期 対前年同期比
1Q 1Q 増減率
経常収益 11,689 13,259 13.4 ％
保険引受収益 10,560 11,620 10.0 ％
資産運用収益 113 263 132.5 ％
その他経常収益 1,015 1,375 35.5 ％
経常費用 11,138 12,561 12.8 ％
保険引受費用 7,688 8,502 10.6 ％
・正味支払保険金 (5,495) (6,168) 12.2 ％
・損害調査費 (289) (275) △ 4.8 ％
・諸手数料及び集金費 (1,059) (1,299) 22.7 ％
・支払備金繰入額 (122) (126) 3.0 ％
・責任準備金繰入額 (721) (631) △ 12.4 ％
（うち未経過保険料）
（うち未経過保険料） (539) (564) 4.6 ％
（うち異常危険準備金）
（うち異常危険準備金） (181) (67) △ 63.1 ％
資産運用費用 0 33 5,899.1 ％
営業費及び一般管理費 3,114 3,608 15.8 ％
その他経常費用 334 417 25.0 ％
経常利益 550 698 26.7 ％
純利益 350 486 38.9 ％
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２．損益計算書 サマリー 決算概要 重点施策
APPEN
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■主な勘定科目の増減理由
① 保険引受収益
対前年同期比で、保有契約件数が109,324件増加（13.0％増）、新規契約件数が7,274件増加（13.6%増）
② 資産運用収益
株式投信・REITに加えて債券等の運用を拡大し堅調な資産運用収益を確保
③ その他経常収益
ブリーダーマッチングサイト・動物病院・遺伝子検査等のその他経常収益が拡大
④ 正味支払保険金
保有契約の増加及び通院頻度/保険金単価の増加により、支払保険金が増加
⑤ 諸手数料及び集金費
新規契約件数の増加及び競争激化により増加
⑥ 責任準備金繰入額
異常危険準備金戻入額の増加により減少
（参考）アニコム損保 保険重要指標 （百万円）
21年３月期 22年３月期 対前年同期比
1Q 1Q 増減率
既経過保険料
10,067 11,097 10.2%
発生保険金（損害調査費含む） 5,907 6,570 11.2%
E/I損害率① 58.7% 59.2% 0.5%
既経過保険料ベース事業費率② 36.7% 38.6% 1.9%
コンバインド・レシオ(既経過保険料ベース)①+② 95.4% 97.8% 2.4%
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３．経常利益の増減要因（対前年同期比分析） 決算概要 重点施策
APPEN
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保険引受収益の増加に加え、その他経常収益の増加も寄与し増益
※1 既経過保険料＝保険引受収益－普通責任準備金繰入額（未経過保険料）
※2 発生保険金＝正味支払保険金＋支払備金繰入額
既経過 発生 ※3 異常危険準備金＝異常危険準備金繰入額＋異常危険準備金戻入額
保険料 保険金
その他 その他
経常収益 経常費用
△662
△83 販管費
代理店 資産運用 資産運用
+1,035 手数料 収益 費用 +360
異常危険
準備金 △33
+150
△493
△240
+114
698
550
2020年度１Q実績 2021年度１Q実績
連結経常利益 連結経常利益
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４．貸借対照表 サマリー 決算概要 重点施策
APPEN
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（百万円）
22年３月期 対前期末比
21年３月期末
1Q 増減率
資産合計 55,459 57,404 3.5 ％
現金及び預貯金 31,683 30,416 △ 4.0 ％
有価証券 11,667 14,705 26.0 ％
固定資産 5,987 5,902 △ 1.4 ％
その他資産 6,121 6,379 4.2 ％
負債合計 29,741 31,191 4.9 ％
保険契約準備金 19,626 20,384 3.9 ％
うち支払備金 2,539 (△178) 2,665 5.0 ％
うち責任準備金 17,087 17,718 3.7 ％
社債 5,000 5,000 － ％
その他負債 5,115 5,806 13.5 ％
純資産合計 25,717 26,212 1.9 ％
株主資本 25,648 26,033 1.5 ％
評価・換算差額等 69 179 158.7 ％
負債・純資産合計 55,459 57,404 3.5 ％
■主な勘定科目の増減理由
① 有価証券
株式投信やREIT等に加えて債券等の運用を拡大
② 社債
2020年9月の第1回無担保社債の発行により調達
③ 評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金の増加
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５．経常費用・利益のパラメーター※販管費率、経常利益率（連結） 決算概要 重点施策
APPEN
APPEN
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※ アニコム損保単体の経営パラメータ（損害率・事業費率・契約件数）はAPPENDIX参照
（％）
40 商品改定
連結販管費率
・新付帯サービス「どうぶつ健活」の導入
・保険料改定 連結経常利益率
30 28.9 27.9 27.7 28.3
26.6 27.0 26.3 25.7 25.6 25.7 26.5 26.9 26.6 27.2
25.1 25.4
24.7
20
10
8.8
6.9 6.8 8.3 7.5 6.5 6.9
6.7 5.3
5.6 5.5 4.7 4.8
3.6 4.7 3.2
0 1.8
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
18年3月期 19年3月期 20年3月期 21年3月期 22年３月期
22年
3月期
販管費率・経常利益率（連結）について
コロナ禍での通院頻度や保険金単価の増加による発生保険金の増加や競争激化による代理店手数料等の増加があった
ものの、これらのコスト増を保険の新規契約の獲得や、その他経常収益の増加により吸収
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重点施策の進捗状況
１．重点施策の進捗状況（保険事業・資産運用）
２．重点施策の進捗状況（その他事業）
３．トピックス
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１. 重点施策の進捗状況（保険事業・資産運用） 決算概要 重点施策 APPEN
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保険事業
新規・保有契約の状況 商品・サービスの拡大
新規契約件数は4-6月で6万件超で 「どうぶつ健活」の申込数の堅調な増加も寄与し、
過去最高、保有契約件数は95.2万件に 4-6月も安定した継続率を維持（87.6％）
販売チャネルの拡大・強化 診療フローチャートの導入
シムネット社との連携により、ブリーダーチャネル 診療フローチャートをWeb媒体で公開
における新規契約も順調に拡大中 動物病院検索サイトを改修し、症状別検索及び
明治安田生命との取組みによる成果が、4-6月の フローチャート閲覧を誘導
新規契約獲得件数の過去最高達成に寄与
資産運用
その他
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１. 重点施策の進捗状況（保険事業・資産運用） 決算概要 重点施策 APPEN
DIX
資産運用
柔軟かつ機動的な資産運用により、対計画で順調に推移
「飼い主もペットも安心できる住まい」をテーマとした
ペット共生住宅（アニコフローラ東中野）の稼働により、
賃貸収入が増加
その他
ペットの写真から病気を予測するシステム他、6月末までに16件の特許を出願
中国平安財産保険との業務提携に関する基本合意書締結後、両社でその可能性を検討中
資産運用
株式会社日本格付研究所（JCR)の信用格付A（安定的）を継続
その他
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２. 重点施策の進捗状況（その他事業） 決算概要 重点施策 APPEN
DIX
産まれる前から
川上
遺伝子検査事業の拡充 ブリーディングサポートの事業化
4-6月の遺伝子検査検体数2.8万件超 動物愛護管理法の改正対応の各種サポート（医療、販
売、引退動物等）を推進中
ロボットを導入し遺伝子検査体制を強化
交配や出産に係る研究を継続（交配適期診断、冷凍精
性格（行動）、品種、毛色、体質、親子判定などを一度に 子保存技術の向上に向けた研究等）
測定可能に。実装準備が進行中
ブリーディングサポートメニュー進捗状況
シムネットのグループインによるシナジー効果創出
遺伝子検査 ⇒ カスタムアレイの開発
【シムネット社2021年度1Q業績】 繁殖・交配サポート
⇒ 冷結精液・簡易交配適期診断キット技術開発
■売上高 ： 481百万円 医療サポート ⇒ 往診トライアル開始
■経常利益 ： 66百万円 システム・事業支援 ⇒ システム開発及びトライアル
引退/保護犬猫の引取・譲渡
■経常利益率： 13.7％
⇒ VISON内「ani terrace（アニテラス）」運営開始準備
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２. 重点施策の進捗状況（その他事業） 決算概要 重点施策 APPEN
DIX
日々の暮らし ～ 治らないを治す
川中 川下
健康診断+フード・商材等の事業化 動物医療関連(予防～一般・再生医療) 社会課題の解決（CSR活動)
4-6月の「どうぶつ健活」申込数 4.5万件 アニコム先進医療研究所の直営動物 犬・猫が生涯幸せに暮らせる社会を目
指して「ani terrace（アニテラス）」
病院は54病院（手術対応可能12病院） を運営開始へ（22年1月予定）
「きみのごはん」（DNAフード）を9月1日 となり、順調に拡大
から販売開始予定、腸内フローラフード
再生医療を普及させるための動物再生
の販売も準備中
医療技術研究組合は、6月末時点で加
入動物病院が266病院に（4-6月で76
病院増加） 三重県多気町に誕生した日本最大級の商業
普及促進に向け、技術研究組合で再生 リゾート「VISON（ヴィソン）」内にて運営
医療を受けた方への協力金制度を開始 取組み
■殺処分ゼロに向けた犬猫の譲渡
（7月15日開始） ■老犬ホーム
■その他飼い主向けサービス
ペットをお預かりするホテル、ドッグラン等
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３. トピックス（診療フローチャートと主要経営パラメータの関係） 決算概要 重点施策 APPEN
DIX
診療フローチャート 自由診療の適正化 適切な診療の啓発と
導入の目的 （標準化） 適切な治療の実施 保険金削減
症状別フローチャート
（平均治療日数・金額なども記載）
標準診療フローチャート
飼い主への浸透 動物病院への配布・浸透
飼い主
再生医療
適切な病院 フロー
への送客 チャート
動物病院 再生医療
自宅ケア
・症状別に自宅ケアの内容や通院判断材料を提供 ・標準診療情報を提供し全科診療を支援
飼い主へ ・通院の際は知識を持って治療を受けられるよう情報提供 動物病院へ ・過剰診療、間違い診療等の是正を支援
・疾病別に推奨病院への送客と予約を支援 ・治らない病気を治す再生医療の普及
診療フローチャートの浸透を主要経営パラメータで確認
①みんなのどうぶつ病気大百科PV数 ②動物病院検索サイトPV数 ③動物再生医療技術研究組合加入病院数
（浸透度合い） （送客） （再生医療の普及）
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３. トピックス（診療フローチャートと動物病院検索サイトの関係） 決算概要 重点施策 APPEN
DIX
診療フローチャートから動物病院検索への流れ
診療フローチャート 自宅ケア ベター診療 最適動物病院マッチングへ
診療フローチャートを活用し、「症状」からわが子に最適な病院を探せるサイトへリニューアル
動物病院の魅力アピールや、ペット飼育者の利便性を高める検索時のUI改善を実施
目的・効果
（リターン）
動物病院にとっても、
より魅力をアピールしやすいサイトに
TOPページ 症状一覧の中から 当該症状についての
「症状から探す」 該当のものを選択 おすすめ病院一覧が表示
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APPENDIX
1. 主要経営パラメータ
2. アニコム損保単体：経常収益のパラメータ
（ペット保険新規契約獲得件数／保有契約件数の推移）
3. アニコム損保単体：経常費用のパラメータ
（損害率（E/I）、既経過保険料ベース事業費率）
4. 保険事業以外の事業の収益機会と
ペット保険のシナジー相関
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１. 主要経営パラメータ 決算概要 重点施策
APPEN
DIX
21年3月期 22年3月期 対前年同期比 対前期末比 22年３月期末
21年3月期末
1Q 1Q 件数 増減率 件数 増減率 （５月12日予想）
① 保有契約数 842,754 件１ 921,873 件１ 952,078 件１ 109,324 件１ 13.0 ％ 30,205 件１ 3.3 ％ 1,010,000 件１１１
② 新規契約数 53,456 件１ 213,368 件１ 60,730 件１ 7,274 件１ 13.6 ％ - - 223,000 件１１１
③ 継続率 87.3 %１ 87.7 %１ 87.6 %１ - - - - 87.1 %１１１
④ 保険金支払件数 889 千件 3,752 千件 972 千件 83 千件 9.4 ％ - - 4,000 千件１１
⑤ 対応動物病院数 6,477 病院 6,541 病院 6,587 病院 110 病院 1.7 ％ 46 病院 0.7 ％ 6,650 病院１１
21年3月期 22年3月期 対前年同期比 22年３月期末
1Q 1Q 増減率 （５月12日予想）
⑥E/I損害率 58.7 % 59.2 % 0.5 ％ 58.0 %
⑦既経過保険料ベース事業費率 36.7 % 38.6 % 1.9 ％ 38.0 %
⑧コンバインド・レシオ(既経過保険料ベース) 95.4 % 97.8 % 2.4 % 96.0 %
22年3月期 対前期末比 22年３月期末
21年3月期末
1Q 増減率 （５月12日予想）
⑨単体ソルベンシー・マージン比率 355.5 % 354.2 % △1.3 % 350 ％ 前後
21年3月期 22年3月期 対前年同期比
1Q 1Q 増減率
⑩どうぶつ健活(腸内フローラ測定)申込数 32,671 件 45,947 件 40.6 ％
⑪遺伝子検査検体数 24,893 件 28,256 件 13.5 ％
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２. アニコム損保単体:経常収益のパラメータ 決算概要 重点施策
APPEN
DIX
新規契約獲得件数の四半期推移 保有契約件数の四半期推移
（千件） （千件）
60.0
60 1050
952
53.4 53.8 52.0 54.0 896 921
870
950 842
50 816
46.1 796
781
766
753
40.2 40.3 40.6 850 741
729
40 36.5 36.4 37.7 38.1 36.9 37.8
35.7 698 713
34.6
750 666 682
650
30
650
20
550
10
450
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 350
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
22年 22年
18年３月期 19年３月期 20年３月期 21年３月期 18年3月期 19年3月期 20年3月期 21年3月期
３月期 3月期
系列2 系列1 650 666 682 698 713 729 741 753 766 781 796 816 842 870 896 921 952
系列1 34.6 35.7 36.5 36.4 37.7 38.1 36.9 37.8 40.2 40.3 40.6 46.1 53.4 53.8 52 54 60
系列3
新規契約獲得は堅調 保有契約件数
NB・一般チャネル合わせて６万件を超え、年間計画22.3万件 95.2万件となり、順調に増加
に対して27％の進捗率で推移 今年度中に100万件突破を狙う
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３. アニコム損保単体:経常費用のパラメータ 決算概要 重点施策
APPEN
DIX
【参考情報】
15年３月期 １Q 15年３月期 ３Q
注1） 下表は、四半期毎の平均値を記載しておりますので、当期累計平均とは異なります。
■ 保険料改定 ■限度日数付き新商品
注2） 事業費率は「既経過保険料ベース事業費率」（損保事業費÷既経過保険料）を表しております。
（％） ・平均12％の改定 ■健康割増引制度導入
E/I損害率
70 既経過事業費率
60.3 61.2 60.9
59.1 59.8 59.4
59.1 59.7 58.8 58.7
60 56.3 56.5 59.3 57.6 59.2
55.6 55.9
商品改定
50
8歳以上の保険料改定
・新付帯サービス「どうぶつ健活」の導入
・保険料改定
40
38.5 37.7 38.0 38.4 38.6
36.1 37.0 36.5 36.3 36.7
35.4 35.5 35.3
34.5 34.1 33.7 34.2
30
20
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
18年3月期 19年3月期 20年3月期 21年3月期 22年3月期
E/I損害率について 事業費率について
当期は新規契約件数の増加により商品ポートフォリオ 事業拡大に向けた積極投資の継続、独自サービスである
の改善が進む一方、コロナ禍の巣ごもりによりペット 「どうぶつ健活」のコスト増、新規契約件数の増加及び
の異変に気付く等で通院頻度及び保険金単価が増加し NBチャネルの競争激化に伴う代理店手数料の増加等の影
た結果、発生保険金が増加し、高止まり傾向 響で上昇傾向
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４. 保険事業以外の事業の収益機会とペット保険のシナジー相関 決算概要 重点施策
APPEN
DIX
川上 川中 川下
ラど
イう
フぶ
スつ
テの
ー
ジ
遺伝子 日々の暮らし 二次診療（先進医療）
保 ・遺伝子検査事業 ・フード開発と販売 ・再生医療提供
険 ・他企業との連携 ・二次動物病院運営
事
業 交配・出産
以 健康診断 お別れ
外 ・マッチングサイト
の ・ブリーディング支援 ・腸内フローラ測定事業 ・ペット霊園紹介
事
業 ・精子バンク ・保険新サービス付帯 ・終生飼育施設
の
収 ペットショップ 一次診療(一般診療)
益
機
会 ・しつけサービス提供 ・電子カルテ拡販
・遺伝子検査証明書の発行 ・一次動物病院運営(海外含)
・予約送客事業
へ保
の険
寄事 ・遺伝子ベースの保険料設計や引受診断 ・保険の付加価値を向上 ・重症化予防による損害率低下
与業 ・新生児チャネルを拡大 ・生活習慣病予防による損害率低下 ・難病治療の確立に伴う損害率低下
・遺伝病減少にともなう損害率低下 ・企業集団の獲得 ・高齢者等の飼育に対して裾野を拡大
資
産
運 資産運用(不動産運用)による下支え
用
展
開 ビッグデータの構築と活用
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(参考) 保険会計が経常損益に与える影響 決算概要 決算概要
１．保険料の増加が経常損益に与える影響(日本の損保会計ベース)
一般的に、保険料の増加は経常収益の増加に寄与しますが、事業年度における保険料の未経過期間部分については、普通責任準備金（未経過保険料）
として次年度に繰り越すことが法令により定められています。一方で、発生保険金、代理店手数料、社費等の費用については、保険料の増加に対応す
る費用を含め、これらの費用が発生する年度において計上することとされています。したがって、保険料の増加に伴い増収となる場合であっても、当
該費用が既経過保険料を超過する場合は、当該年度の経常損益にマイナスの影響を与えることとなります。
当年度(※既経過保険料) 翌年度(未経過保険料)
4月契約
5月契約
6月契約 発生
保険金
７月契約
８月契約
代理店
９月契約 既経過 手数料
保険料
10月契約
社費
3月契約
２．異常危険準備金が経常損益に与える影響（日本の損保会計ベース）
・異常危険準備金は、巨大災害等が生じた場合の保険金の支払いに備えるために法令により積み立てておくこととされているものであり、
各保険会社が毎期積み立てを行っているものです。
・異常危険準備金は、正味損害率（※）が50％を超えると取崩し（費用のマイナス）が行われます。(※)正味支払保険金を正味収入保険料で除した割合です。
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