8715 アニコム HD 2021-02-05 15:30:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月5日
上 場 会 社 名 アニコム ホールディングス株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 8715 URL https://www.anicom.co.jp/
代 表 者 (役職名)代表取締役 (氏名)小森 伸昭
問合せ先責任者 (役職名)経営企画部 部長 (氏名)佐藤 裕史 (TEL)03(3548)3911
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有(アナリスト・機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
経常収益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 35,689 16.7 2,169 58.0 1,300 33.1
2020年3月期第3四半期 30,585 16.5 1,372 △25.1 976 △24.4
(注) 包括利益 2021年3月期第3四半期 1,812 百万円 (64.3%) 2020年3月期第3四半期 1,103 百万円 ( 0.0%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 16.04 16.02
2020年3月期第3四半期 12.08 12.07
(注)当社は、2020年10月1日を効力発生日として、普通株式1株につき4株の割合をもって株式分割を行っておりま
す。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、「1株当たり四半期純利益」及び「潜在株式調
整後1株当たり四半期純利益」を算定しております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 54,265 25,287 46.6
2020年3月期 45,598 23,325 50.9
(参考) 自己資本 2021年3月期第3四半期 25,287 百万円 2020年3月期 23,189 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 0.00 - 5.00 5.00
2021年3月期 - 0.00 -
2021年3月期(予想) - -
(注)1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
2.当社は、2020年10月1日を効力発生日として、普通株式1株につき4株の割合をもって株式分割を行っており
ます。2020年3月期については、当該株式分割前の実際の配当金の額を記載しております。
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
経常収益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 45,600 10.0 2,900 32.4 2,060 35.0 25.47
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
2.当社は、2020年10月1日を効力発生日として、普通株式1株につき4株の割合をもって株式分割を行っており
ます。2021年3月期の連結業績予想における1株当たり当期純利益は、当該株式分割を考慮して算定しており
ます。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 81,256,800株 2020年3月期 80,903,600
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 43,076株 2020年3月期 31,444
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 81,078,167株 2020年3月期3Q 80,846,484
(注)当社は、2020年10月1日を効力発生日として、普通株式1株につき4株の割合をもって株式分割を実施しており
ます。上記の発行済株式数(普通株式)につきましては、当該分割が前連結会計年度の期首に行われたと仮定し
て、それぞれ算出しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また実際の業績等は様々
な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項
等については、[添付資料]P.3「1.(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご参照ください。
アニコム ホールディングス (株) (8715) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………6
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………7
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………8
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………8
3.補足情報
(1)2021年3月期 第3四半期損益状況 ………………………………………………………………10
(2)経常収益の状況 ………………………………………………………………………………………11
(3)種目別保険料・保険金 ………………………………………………………………………………12
(4)有価証券関係 …………………………………………………………………………………………13
(5)ソルベンシー・マージン比率 ………………………………………………………………………14
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アニコム ホールディングス (株) (8715) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策を講じつつ、段階的
に経済活動が再開されてきておりますが、経済の回復速度は業種・業態によって濃淡が出ているほか、依然として
新規感染者の増加懸念などから、先行きが不透明な状況が続いています。
このようななか、当社グループの中核子会社であるアニコム損害保険株式会社の重点施策と位置付けている「ペ
ット保険の更なる収益力向上」に向け、商品開発の強化や販売チャネルの営業活動強化などに注力したことに加え、
堅調なペット飼育需要により、保有契約数は896,247件(前連結会計年度末から79,993件の増加・同9.8%増)と、
順調に増加しております。また、E/I損害率 注1)については、新型コロナウイルスの影響による在宅時間の増加等
を要因として通院数が増加したことなどから59.3%と前年同期比で0.8pt上昇いたしました。既経過保険料ベース事
業費率 注2)は、規模拡大に向けた積極投資や「どうぶつ健活」(腸内フローラ測定+健康診断)の申込数の増加
などにより、37.5%と前年同期比で0.2pt上昇いたしました。この結果、両者を合算したコンバインド・レシオ(既
経過保険料ベース)は前年同期比で1.0pt上昇し96.8%となりました。
また、アニコムグループは前連結会計年度より基礎固めから第二期創業期としてのフェーズへ移行する期がスタ
ートしており、あらゆるデータから、病気・ケガを分析し、「健康度」を見る予防型保険会社グループへ成長する
ため、新規事業の重点施策に対する取組みを加速させております。遺伝子検査事業については、避けられる遺伝病
を繁殖前後の遺伝子検査によって回避し、その後は遺伝子解析といった科学・技術・データに医療のサポートを加
えたブリーディング支援に繋げていきます。加えて、「どうぶつ健活」によるどうぶつの健康チェックの普及、共
生細菌をキーにしたフード開発、生活習慣コンサル等の事業化を進めております。更に、どうぶつ医療における高
度先進医療(細胞治療、再生医療)を実用化し、拡大を図るとともに、カルテ管理システム事業の拡大(予約シス
テム等の機能の充実)等とあわせ、データのさらなる活用による予防法の開発、ペット関連事業の海外展開を目指
しております。
以上の結果、当社グループにおける当第3四半期連結累計期間の業績は次のとおりとなりました。
保険引受収益32,058百万円(前年同四半期比11.0%増)、資産運用収益365百万円(同2.6%減)、新規事業等を含む
その他経常収益3,265百万円(同145.3%増)を合計した経常収益は35,689百万円(同16.7%増)となりました。一方、
保険引受費用22,670百万円(同11.9%増)、営業費及び一般管理費9,787百万円(同16.6%増)などを合計した経常費用
は33,519百万円(同14.7%増)となりました。この結果、経常利益は2,169百万円(同58.0%増)となりました。また親
会社株主に帰属する四半期純利益は、第2四半期に特別損失に計上したソフトウェアの減損損失278百万円などの影
響により、1,300百万円(同33.1%増)となりました。
注1)E/I損害率:発生ベースでの損害率。
(正味支払保険金+支払備金増減額+損害調査費)÷既経過保険料にて算出。
注2)既経過保険料ベース事業費率:発生ベースの保険料(既経過保険料)に対する発生ベースの事業費率。
損保事業費÷既経過保険料にて算出。
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(2)財政状態に関する説明
① 資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ8,666百万円増加して54,265百万円となりま
した。その主な要因は、現金及び預貯金の増加5,463百万円であります。
負債の部は、前連結会計年度末に比べ6,704百万円増加して28,977百万円となりました。その主な要因は、社債
発行による増加5,000百万円であります。なお、金融機関等からの借入金はありません。
純資産の部は、前連結会計年度末に比べ1,961百万円増加して25,287百万円となりました。その主な要因は、親
会社株主に帰属する四半期純利益1,300百万円の計上によるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、保有契約の順調な増加により、責任準備金が924百万円増加したこと等
により2,544百万円の収入となり、前第3四半期連結累計期間に比べると171百万円の減少となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、2,238百万円の支出となりました。主に有価証券の取得による支出であ
り、前第3四半期連結累計期間に比べると3,817百万円の支出の減少となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前第3四半期連結累計期間では97百万円の支出、当第3四半期連結累
計期間では5,000百万円の社債発行により5,157百万円の収入となりました。
これらの結果、当第3四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末より5,463百万
円増加し、27,040百万円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の業績予想のうち、連結業績予想につきましては、2020年5月12日に公表致しました決算短信中の
「2021年3月期の連結業績予想」をご参照ください。なお、今後の業績推移により修正の必要が生じた場合には速
やかに公表致します。
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アニコム ホールディングス (株) (8715) 2021年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
現金及び預貯金 24,427 29,890
有価証券 9,999 12,562
貸付金 127 115
有形固定資産 1,858 2,281
無形固定資産 3,956 3,523
その他資産 4,263 5,116
未収金 1,923 2,022
未収保険料 508 527
仮払金 906 1,589
その他の資産 926 976
繰延税金資産 1,041 853
貸倒引当金 △75 △77
資産の部合計 45,598 54,265
負債の部
保険契約準備金 17,977 19,162
支払備金 2,328 2,588
責任準備金 15,649 16,574
社債 - 5,000
その他負債 4,018 4,607
賞与引当金 209 129
特別法上の準備金 68 78
価格変動準備金 68 78
負債の部合計 22,273 28,977
純資産の部
株主資本
資本金 7,981 8,174
資本剰余金 7,871 8,064
利益剰余金 7,868 9,067
自己株式 △0 △1
株主資本合計 23,719 25,305
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △530 △18
その他の包括利益累計額合計 △530 △18
新株予約権 135 -
純資産の部合計 23,325 25,287
負債及び純資産の部合計 45,598 54,265
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
経常収益 30,585 35,689
保険引受収益 28,879 32,058
(うち正味収入保険料) 28,879 32,058
資産運用収益 374 365
(うち利息及び配当金収入) 155 190
(うち有価証券売却益) 219 174
その他経常収益 1,331 3,265
経常費用 29,212 33,519
保険引受費用 20,251 22,670
(うち正味支払保険金) 15,160 17,344
(うち損害調査費) 813 832
(うち諸手数料及び集金費) 2,672 3,308
(うち支払備金繰入額) 328 260
(うち責任準備金繰入額) 1,276 924
資産運用費用 6 41
(うち有価証券売却損) 6 3
(うち有価証券評価損) - 37
(うち為替差損) - 0
営業費及び一般管理費 8,392 9,787
その他経常費用 561 1,019
(うち支払利息) 0 4
経常利益 1,372 2,169
特別利益 11 49
固定資産処分益 2 0
新株予約権戻入益 8 48
特別損失 30 298
固定資産処分損 13 4
特別法上の準備金繰入額 8 10
価格変動準備金繰入額 8 10
減損損失 - 278
その他特別損失 9 5
税金等調整前四半期純利益 1,353 1,920
法人税及び住民税等 477 631
法人税等調整額 △100 △10
法人税等合計 377 620
四半期純利益 976 1,300
親会社株主に帰属する四半期純利益 976 1,300
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益 976 1,300
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 126 512
その他の包括利益合計 126 512
四半期包括利益 1,103 1,812
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,103 1,812
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 1,353 1,920
減価償却費 498 525
のれん償却額 48 166
支払備金の増減額(△は減少) 328 260
責任準備金の増減額(△は減少) 1,276 924
貸倒引当金の増減額(△は減少) △1 2
賞与引当金の増減額(△は減少) △82 △80
価格変動準備金の増減額(△は減少) 8 10
利息及び配当金収入 △155 △190
有価証券関係損益(△は益) △212 △132
持分法による投資損益(△は益) △7 △122
株式報酬費用 74 74
新株予約権戻入益 △8 △48
支払利息 0 4
社債発行費 - 32
減損損失 - 278
有形固定資産関係損益(△は益) 10 3
そ の 他 資 産 ( 除 く 投 資 活 動 関 連、 財 務 活 動 関
149 △944
連)の増減額(△は増加)
そ の 他 負 債 ( 除 く 投 資 活 動 関 連、 財 務 活 動 関
136 529
連)の増減額(△は減少)
小計 3,415 3,214
利息及び配当金の受取額 176 204
利息の支払額 △0 △0
法人税等の支払額 △875 △874
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,716 2,544
投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の取得による支出 △10,244 △7,555
有価証券の売却・償還による収入 5,453 6,131
貸付けによる支出 - △71
資産運用活動計 △4,791 △1,494
営業活動及び資産運用活動計 △2,074 1,050
有形固定資産の取得による支出 △314 △380
有形固定資産の売却による収入 8 3
無形固定資産の取得による支出 △431 △223
事業譲受による支出 △519 △104
その他 △7 △39
投資活動によるキャッシュ・フロー △6,056 △2,238
財務活動によるキャッシュ・フロー
社債の発行による収入 - 4,967
株式の発行による収入 10 299
リース債務の返済による支出 △7 △8
配当金の支払額 △101 △101
自己株式の取得による支出 - △0
財務活動によるキャッシュ・フロー △97 5,157
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △3,436 5,463
現金及び現金同等物の期首残高 27,693 21,577
現金及び現金同等物の四半期末残高 24,256 27,040
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(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有な会計処理の適用)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの経常収益及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告 四半期連結
セグメント その他
合計 調整額 財務諸表
(注)1
損害保険事業 計上額(注)2
外部顧客への経常収益 29,269 1,315 30,585 - 30,585
セグメント間の内部
- 337 337 △337 -
経常収益又は振替高
計 29,269 1,653 30,922 △337 30,585
セグメント利益又は
1,610 △237 1,372 - 1,372
損失(△)
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、保険代理店事業、動物病院支援
事業、動物医療分野における臨床・研究事業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の合計額は、四半期連結損益計算書の経常利益と一致しております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(のれんの償却額及び未償却残高)
(単位:百万円)
損害保険事業 その他 全社・消去 合計
当四半期償却額 - 48 - 48
当四半期末残高 - 535 - 535
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Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1.報告セグメントごとの経常収益及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告
セグメント
四半期連結
その他 財務諸表
ペット向け 合計 調整額
損害保険事 (注)1 計上額(注)
インターネ 計 2
業
ットサービ
ス事業
外部顧客への経常収益 32,430 1,177 33,608 2,080 35,689 - 35,689
セグメント間の内部
134 113 247 384 631 △631 -
経常収益又は振替高
計 32,565 1,290 33,855 2,465 36,321 △631 35,689
セグメント利益又は
1,960 294 2,255 △85 2,169 - 2,169
損失(△)
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、保険代理店事業、動物病院支援
事業、動物医療分野における臨床・研究事業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の合計額は、四半期連結損益計算書の経常利益と一致しております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
前連結会計年度末より、株式会社シムネットの株式を取得し連結子会社としたことに伴い、従来の報告セグメント
に「ペット向けインターネットサービス事業」を追加しております。なお、報告セグメントの変更が、前第3四半期
連結累計期間のセグメント情報に与える影響はありません。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産の減損損失)
「損害保険事業」セグメントの当第3四半期連結累計期間における減損損失計上額は、278百万円であります。
(のれんの償却額及び未償却残高)
(単位:百万円)
ペット向けインタ
損害保険事業 ーネットサービス その他 全社・消去 合計
事業
当四半期償却額 - 100 65 - 166
当四半期末残高 - 1,905 529 - 2,435
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3.補足情報
(1)2021年3月期 第3四半期損益状況
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期
連結累計期間 連結累計期間 増減率
区分 比較増減
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日 (%)
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
保険引受収益 28,879 32,058 3,178 11.0
(うち正味収入保険料) (28,879) (32,058) (3,178) (11.0)
保険引受費用 20,251 22,670 2,419 11.9
(うち正味支払保険金) (15,160) (17,344) (2,184) (14.4)
(うち損害調査費) (813) (832) (19) (2.4)
(うち諸手数料及び集金費) (2,672) (3,308) (635) (23.8)
(うち支払備金繰入額) (328) (260) (△68) (△20.8)
経 (うち責任準備金繰入額) (1,276) (924) (△351) (△27.5)
常
資産運用収益 374 365 △9 △2.6
損
益 (うち利息及び配当金収入) (155) (190) (34) (22.3)
(うち有価証券売却益) (219) (174) (△44) (△20.3)
資産運用費用 6 41 35 523.4
(うち有価証券売却損) 6 3 △3 △48.0
(うち有価証券評価損) - 37 37 -
営業費及び一般管理費 8,392 9,787 1,394 16.6
その他経常損益 769 2,246 1,476 191.9
経常利益 1,372 2,169 796 58.0
特 特別利益 11 49 37 321.3
別
特別損失 30 298 267 866.2
損
益 特別損益 △19 △249 △229 1,197.6
税金等調整前四半期純利益 1,353 1,920 566 41.9
法人税及び住民税等 477 631 153 32.3
法人税等調整額 △100 △10 89 △89.5
法人税等合計 377 620 243 64.6
親会社株主に帰属する
976 1,300 323 33.1
四半期純利益
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(2)経常収益の状況
経常収益をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
対前年
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
セグメントの名称 同四半期比
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
金額(百万円) 金額(百万円) (%)
損害保険事業(ペット保険) 29,269 32,430 10.8
損害保険(アニコム損害保険㈱) 29,269 32,430 10.8
(うち正味収入保険料) 28,879 32,058 11.0
ペット向けインターネットサービス事業 - 1,177 -
その他の事業 1,315 2,080 58.1
動物病院支援 165 183 11.3
保険代理店 11 11 △4.3
動物医療分野における臨床・研究 617 1,081 75.3
その他 521 803 54.1
合計 30,585 35,689 16.7
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
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(3)種目別保険料・保険金
アニコム損害保険株式会社における保険引受の実績は以下のとおりであります。
① 元受正味保険料(含む収入積立保険料)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
区分
対前年同四半 対前年同四半
金額 構成比 金額 構成比
期増減(△) 期増減(△)
(百万円) (%) (百万円) (%)
率(%) 率(%)
ペット保険 28,879 100.0 14.1 32,058 100.0 11.0
合計 28,879 100.0 14.1 32,058 100.0 11.0
(うち収入積立保険料) (―) (―) (―) (―) (―) (―)
(注) 元受正味保険料(含む収入積立保険料)とは、元受保険料から元受解約返戻金及び元受その他返戻金を控
除したものであります。(積立型保険の積立保険料を含む)
② 正味収入保険料
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
区分
対前年同四半 対前年同四半
金額 構成比 金額 構成比
期増減(△) 期増減(△)
(百万円) (%) (百万円) (%)
率(%) 率(%)
ペット保険 28,879 100.0 14.1 32,058 100.0 11.0
合計 28,879 100.0 14.1 32,058 100.0 11.0
③ 正味支払保険金
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
区分
対前年同四半 対前年同四半
金額 構成比 金額 構成比
期増減(△) 期増減(△)
(百万円) (%) (百万円) (%)
率(%) 率(%)
ペット保険 15,160 100.0 9.9 17,344 100.0 14.4
合計 15,160 100.0 9.9 17,344 100.0 14.4
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(4)有価証券関係
企業集団の事業の運営において重要なものであり、かつ、前連結会計年度の末日に比べて著しい変動が認められ
るものは、次のとおりであります。
1.満期保有目的の債券
該当事項はありません。
2.その他有価証券
前連結会計年度(2020年3月31日)
取得原価 連結貸借対照表計上額 差額
種類
(百万円) (百万円) (百万円)
株式 224 169 △55
その他 9,347 8,666 △680
合計 9,571 8,835 △736
(注) 時価を把握することが極めて困難と認められるその他有価証券は、上表に含めておりません。
当第3四半期連結会計期間(2020年12月31日)
取得原価 四半期連結貸借対照表 差額
種類
(百万円) 計上額(百万円) (百万円)
株式 120 94 △25
その他 11,138 11,139 0
合計 11,258 11,233 △25
(注) 時価を把握することが極めて困難と認められるその他有価証券は、上表に含めておりません。
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(5)ソルベンシー・マージン比率
アニコム損害保険株式会社の「ソルベンシー・マージン比率」については、以下のとおりであります。
前事業年度末 当第3四半期会計期間末
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
(百万円) (百万円)
(A) ソルベンシー・マージン総額 18,747 20,138
資本金又は基金等 17,572 18,329
価格変動準備金 68 78
危険準備金 - -
異常危険準備金 1,458 1,280
一般貸倒引当金 364 446
その他有価証券の評価差額(税効果控除前) △736 △25
土地の含み損益 19 29
払戻積立金超過額 - -
負債性資本調達手段等 - -
払戻積立金超過額及び負債性資本調達手段等のう
- -
ち、マージンに算入されない額
控除項目 - -
その他 - -
(B) リスクの合計額
10,502 11,380
√{(R1+R2)²+(R3+R4)²}+R5+R6
一般保険リスク(R1) 10,179 11,055
第三分野保険の保険リスク(R2) - -
予定利率リスク(R3) - -
資産運用リスク(R4) 1,373 1,315
経営管理リスク(R5) 231 247
巨大災害リスク(R6) - -
(C) 単体ソルベンシー・マージン比率(%)
357.0% 353.9%
[(A)/{(B)×1/2}]×100
(注) 上記の金額及び数値は、保険業法施行規則第86条及び第87条並びに平成8年大蔵省告示第50号の規定に基
づいて算出しております。
<ソルベンシー・マージン比率>
・損害保険会社は、保険事故発生の際の保険金支払や積立型保険の満期返戻金支払等に備えて準備金を積み立て
ておりますが、巨大災害の発生や、損害保険会社が保有する資産の大幅な価格下落等、通常の予測を超える危
険が発生した場合でも、十分な支払能力を保持しておく必要があります。
・この「通常の予測を超える危険」を示す「リスクの合計額」(上表の(B))に対する「損害保険会社が保有してい
る資本金・準備金等の支払余力」(すなわちソルベンシー・マージン総額:上表の(A))の割合を示す指標とし
て、保険業法等に基づき計算されたのが、「単体ソルベンシー・マージン比率」(上表の(C))であります。
・「通常の予測を超える危険」とは、次に示す各種の危険の総額をいいます。
① 保険引受上の危険 :保険事故の発生率等が通常の予測を超えることにより発生し得る危険
(一般保険リスク) (巨大災害に係る危険を除く)
(第三分野保険の保険リスク)
② 予定利率上の危険 :積立型保険について、実際の運用利回りが保険料算出時に予定した利回りを下回
(予定利率リスク) ることにより発生し得る危険
③ 資産運用上の危険 :保有する有価証券等の資産の価格が通常の予測を超えて変動することにより発生
(資産運用リスク) し得る危険等
④ 経営管理上の危険
:業務の運営上通常の予測を超えて発生し得る危険で上記①~③及び⑤以外のもの
(経営管理リスク)
⑤ 巨大災害に係る危険 :通常の予測を超える巨大災害(関東大震災や伊勢湾台風相当)により発生し得る危
(巨大災害リスク) 険
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・「損害保険会社が保有している資本金・準備金等の支払余力」(ソルベンシー・マージン総額)とは、損害保険
会社の純資産(社外流出予定額等を除く)、諸準備金(価格変動準備金・異常危険準備金等)、土地の含み益の一
部等の総額であります。
・ソルベンシー・マージン比率は、行政当局が保険会社を監督する際に、経営の健全性を判断するために活用す
る客観的な指標のひとつでありますが、その数値が200%以上であれば「保険金等の支払能力の充実の状況が適
当である」とされております。
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