8713 フィデアHD 2020-04-10 15:00:00
有価証券のリスク性資産残高圧縮及び売却損計上に伴う業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年 4 月 10 日
各 位
会 社 名 フィデアホールディングス株式会社
代 表 者 名 代表執行役社長CEO 田尾 祐一
コード番号 8713 東証第一部
問 合 せ 先 執行役副社長 CFO 宮下 典夫
(TEL.022-290-8800)
有価証券のリスク性資産残高圧縮及び売却損計上に伴う
業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、2020 年2月以降の新型コロナウイルス感染症拡大の影響による金融市場の動揺に対応し、
リスク性資産の残高圧縮を進めた結果、市場部門において損失が増加したことなどから 2019 年 11
月 11 日に公表した業績予想を下記のとおり修正いたしましたのでお知らせいたします。
なお、2020 年3月期通期の配当予想につきましては、変更ございません。
記
1. 2020 年3月期通期(累計)連結業績予想数値の修正(2019 年 4 月 1 日~2020 年 3 月 31 日)
親会社株主に帰属 1株当たり
経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 5,300 3,300 17.56
今回修正予想(B) 2,500 1,200 6.30
増減額(B-A) △ 2,800 △ 2,100
増減率(%) △ 52.8 △ 63.6
(ご参考)前期実績
5,081 3,785 20.23
(2019年3月期通期)
2. 業績予想の修正の理由
当社グループでは、取り組み中の中期経営計画を踏まえ、市場部門における安定的な収益確
保と総合損益向上に向けて、有価証券ポートフォリオの運営強化及びリスク管理の高度化に取り
組んでおります。このような中で、新型コロナウイルス感染症の拡がりを背景として金融市場の
不安定な状況が続いたことを受けて、健全性維持を目的としたリスク性資産(株式、REIT など)
の大幅なポジション圧縮(荘内銀行、北都銀行の合算で約 400 億円、簿価ベース)を積極的に進
めました。この結果、市場部門において売却損(国債等債券売却損、株式等売却損、金銭の信託
運用損などの合計)約 38 億円を計上する見込みとなったことを主な要因として、2020 年3月期
通期業績予想を修正いたします。
なお、2020 年3月期の普通株式の配当金につきましては、1 株当たり年間配当金6円(期末
配当金3円を予定、中間配当金3円実施済み)として変更ございません。
(ご参考)
(1) リスク性資産のポジション推移(株式+REIT)
(注)ベア型投信等を勘案したネット運用額(簿価ベース)。
①株式=純投資株式+政策投資株式+ETF(株式型)-ベア型ETF+国内株式型投信-国内株式ベア型
投信+デリバティブ(株式関連:想定元本)-ヘッジ対象株式簿価相当額
②REIT=REIT合計-私募REIT+ETF(東証REIT指数)+REIT型投信-REITベア
型投信+デリバティブ(REIT関連:想定元本)
(2) その他有価証券の評価損益の推移・見込み
現在、決算確定作業中であり、本資料に記載されている業績予想は、本資料の発表日現在において
入手可能な情報に基づき作成しております。実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる
可能性があります。
以 上
【本件に関するお問い合わせ先】 フィデアホールディングス㈱ IRグループ
大石:TEL 022-290-8800(仙台) 難波:TEL 023-626-9006(山形) 古木:TEL 018-837-1726(秋田)