8708 アイザワ証G 2019-10-29 14:30:00
2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年10月29日
上 場 会 社 名 藍澤證券株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 8708 URL https://www.aizawa.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長CEO兼CHO (氏名) 藍澤 卓弥
問合せ先責任者 (役職名) 取締役CFO (氏名) 真柴 一裕 (TEL) 03(3272)3421
四半期報告書提出予定日 2019年11月7日 配当支払開始予定日 2019年12月2日
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第2四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
営業収益 純営業収益 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第2四半期 6,909 0.1 6,849 0.3 36 ― 754 ― 626 ―
2019年3月期第2四半期 6,900 △19.6 6,831 △19.6 △693 ― △182 ― △0 ―
(注) 包括利益 2020年3月期第2四半期 △100百万円( ―%) 2019年3月期第2四半期 △314百万円( ―%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第2四半期 14.67 ―
2019年3月期第2四半期 △0.02 ―
(注)当社は当第2四半期連結累計期間より「従業員向けインセンティブ・プラン」を導入しており、株主資本におい
て自己株式として計上されている「従業員向けインセンティブ・プラン」のために設定された信託に残存する自
社の株式は、1株当たり四半期純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めており
ます。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期第2四半期 85,425 52,712 61.7 1,234.96
2019年3月期 85,913 53,626 62.4 1,249.31
(参考) 自己資本 2020年3月期第2四半期 52,712百万円 2019年3月期 53,626百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 ― 7.00 ― 15.00 22.00
2020年3月期 ― 11.00
2020年3月期(予想) ― ― ―
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
金融商品取引業の業績は、経済情勢及び市場環境の変動による影響を大きく受ける状況にあり、通常の業績を適正に
予想し、開示することは極めて困難であります。このような状況において業績予想を開示することは投資家等に誤認
を与える恐れがあるため、当社グループでは通常の業績予想を開示しておりません。それに代えて、四半期及び通期
の業績速報値を、決算数値が確定したと考えられる時点で速やかに開示いたします。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 (社名) ― 、 除外 ―社 (社名) ―
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期2Q 47,525,649株 2019年3月期 47,525,649株
② 期末自己株式数 2020年3月期2Q 4,841,800株 2019年3月期 4,600,871株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期2Q 42,726,545株 2019年3月期2Q 43,224,830株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
当社グループの主たる事業は金融商品取引業であり、市場環境の変化により大きく変動する可能性があるため、当
社グループは業績予想の開示を行っておりません。このため、配当予想額についても開示を行わず、期末において
開示が可能になった時点で速やかに開示いたします。
藍澤證券株式会社(8708) 2020年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………9
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………9
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………9
3.補足情報 …………………………………………………………………………………………………11
2020年3月期 第2四半期連結業績報告
(1)手数料収入 ……………………………………………………………………………………………11
(2)トレーディング損益 …………………………………………………………………………………11
(3)連結損益計算書四半期推移 …………………………………………………………………………12
2020年3月期 第2四半期個別業績報告
(1)株式売買高(先物取引等は除く) …………………………………………………………………13
(2)引受・募集・売出しの取扱高 ………………………………………………………………………13
(3)自己資本規制比率 ……………………………………………………………………………………13
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藍澤證券株式会社(8708) 2020年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(2019年4月1日から9月30日まで)における世界経済は、米国では堅調な個人消費に
支えられた成長が持続しましたが、中国では米中貿易摩擦による米国の関税引き上げの影響で経済の減速が続きまし
た。また中国経済の減速の影響などから、欧州でも夏頃より景況感が悪化しました。国内経済は、個人消費は比較的
堅調さを保ちましたが、世界的な貿易の伸び鈍化の影響を受けて緩やかな減速傾向となりました。
国内株式市場は、4月1日の日経平均株価終値21,509円03銭から4月25日に22,307円58銭まで上昇しましたが、5
月には米中協議が不調に終わったことから下落しました。その後、米国の利下げなどで持ち直しましたが、8月に入
ると米中摩擦が激化したことから再度下落し、8月26日には20,261円04銭をつけました。9月に入ると世界的な金利
低下を背景に米国株が上昇したことなどから、9月24日に22,098円84銭まで回復しました。
米国株式市場は、企業業績は伸び悩みましたが、世界経済の減速懸念を背景にFRB(連邦準備制度理事会)による利
下げ(7月31日実施)の期待が高まり、7月に史上最高値を更新しました。米中摩擦の激化を背景に8月にはいった
ん下落しましたが、FRBによる二度目の利下げ(9月18日実施)を前に再び期待が高まり、堅調な動きとなりました。
アジア各国の株式市場は、中国では経済減速や米中摩擦を背景に4月から5月にかけて下落しましたが、その後は
経済対策や金融緩和によりボックス圏で推移しました。香港やASEAN諸国の株式市場は、米中摩擦や世界貿易の伸び鈍
化による下押し圧力が高まり、香港の混乱もあって軟調または横ばいで推移しました。
このような状況のもと、当社グループは、「より多くの人に証券投資を通じ、より豊かな生活を提供する」という
経営理念の下、「Hope Courier(希望の宅配人)」「超リテール証券」を我々の目指すビジョンとして掲げ、「ソリ
ューションスタイル」等の独自サービスを提供し、他社との差別化を図りお客様の満足度向上に努めております。
当連結会計年度におきましては、当社が推進する地域活性化のための地域金融機関連携として、新たに三島信用金
庫、株式会社福邦銀行とそれぞれ包括的業務提携契約を締結しました。
アジア株式関連としては、ベトナムの現地子会社JAPAN SECURITIES INCORPORATEDを通じて、同国の各証券取引所と
直結した取引システムを構築いたしました。これにより、リアルタイムでの注文発注や約定結果の反映が可能となり
ました。
また、当社の連結子会社であるアイザワ・インベストメンツ株式会社は、AIやフィンテックといったテクノロジ
ー分野や更なる成長を目指すベンチャー企業の資金需要に応え、当社グループの更なる成長領域の拡大を目指すこと
を目的としアイザワ4号投資事業有限責任組合を設立しました。
当社従業員の当社業績や当社株式価値への意識を高め、中長期的な企業価値向上を図ることを目的として、従業員
向けインセンティブ・プランを導入しました。
当第2四半期連結累計期間における業績の内訳は次のとおりです。
(受入手数料)
国内株式売買代金の減少等により、受入手数料は32億92百万円(前年同期比16.6%減)となりました。
(トレーディング損益)
外国債券の取扱いの増加等により、トレーディング損益は33億49百万円(同28.6%増)となりました。
(金融収支)
金融収益は2億54百万円(同25.2%減)、金融費用は60百万円(同12.9%減)となり差引金融収支は194百万円(同
28.4%減)となりました。
(販売費・一般管理費)
取引関係費及び人件費の減少等により、販売費・一般管理費は68億12百万円(同9.5%減)となりました。
(営業外損益)
営業外収益は受取配当金3億35百万円、投資事業組合運用益2億61百万円等により7億19百万円、営業外費用は解
約違約金1百万円等により2百万円となりました。これにより営業外損益は7億17百万円(同40.3%増)の利益となり
ました。
(特別損益)
特別利益は投資有価証券売却益21百万円等により22百万円、特別損失は投資有価証券売却損により6百万円となり
ました。これにより特別損益は15百万円の利益となりました。
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藍澤證券株式会社(8708) 2020年3月期 第2四半期決算短信
以上により、当第2四半期連結累計期間の営業収益は69億9百万円(同0.1%増)、営業利益は36百万円、経常利益は
7億54百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は6億26百万円となりました。
(2)財政状態に関する説明
① 資産の状況
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は854億25百万円と、前連結会計年度末に比べ4億87百万円の減少となり
ました。主な要因は、現金・預金60億70百万円の増加、預託金21億60百万円の減少、信用取引資産47億23百万円の
減少によるものです。
② 負債の状況
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は327億12百万円と、前連結会計年度末に比べ4億25百万円の増加となり
ました。主な要因は、預り金18億30百万円の増加、受入保証金9億86百万円の減少、繰延税金負債2億60百万円の
減少によるものです。
③ 純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は527億12百万円と前連結会計年度末に比べ9億13百万円の減少となり
ました。主な要因は、資本剰余金2億34百万円の増加、自己株式4億3百万円の増加、その他有価証券評価差額金
7億6百万円の減少によるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社グループは、金融商品取引業を中核とする「投資・金融サービス業」を主な事業内容としていることから、そ
の業績は、国内外の株価、売買高(売買代金)、金利、為替等の経済環境の変動による影響を大きく受ける状況にあり
ます。また、自己勘定(トレーディング)取引においては、当該市場リスクに関し厳正なモニタリングを行っておりま
すが、これによるリスクの排除には限界があり、損益が大きく変動する可能性があります。
このような状況の中、あらかじめ将来の不確定要因を的確に把握し、将来の市場動向を予想することは非常に困難
な状況にあります。このため、当社グループは業績予想を開示しておりません。それに代えて四半期及び年間の業績
速報値を決算数値が確定したと考えられる時点で速やかに開示してまいります。
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藍澤證券株式会社(8708) 2020年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
現金・預金 11,942 18,013
預託金 20,568 18,408
顧客分別金信託 20,568 18,408
その他の預託金 0 0
営業投資有価証券 167 342
トレーディング商品 399 1,007
商品有価証券等 399 1,007
約定見返勘定 708 37
信用取引資産 19,753 15,029
信用取引貸付金 19,290 14,166
信用取引借証券担保金 462 863
立替金 785 207
顧客への立替金 265 195
その他の立替金 519 12
その他の流動資産 1,129 788
貸倒引当金 △0 △0
流動資産合計 55,454 53,836
固定資産
有形固定資産 3,756 3,664
無形固定資産 66 62
投資その他の資産 26,637 27,862
投資有価証券 25,156 26,283
退職給付に係る資産 771 823
その他 794 839
貸倒引当金 △85 △85
固定資産合計 30,459 31,589
資産合計 85,913 85,425
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
負債の部
流動負債
トレーディング商品 185 93
商品有価証券等 185 89
デリバティブ取引 ― 4
信用取引負債 1,625 1,850
信用取引借入金 367 322
信用取引貸証券受入金 1,258 1,528
有価証券担保借入金 1,104 1,129
有価証券貸借取引受入金 1,104 1,129
預り金 14,670 16,500
顧客からの預り金 13,157 12,741
その他の預り金 1,513 3,759
受入保証金 5,769 4,782
短期借入金 3,795 3,795
未払法人税等 96 148
賞与引当金 315 341
役員賞与引当金 ― 9
その他の流動負債 856 643
流動負債合計 28,420 29,295
固定負債
繰延税金負債 3,075 2,814
株式給付引当金 ― 23
その他の固定負債 609 397
固定負債合計 3,685 3,236
特別法上の準備金
金融商品取引責任準備金 181 181
特別法上の準備金合計 181 181
負債合計 32,287 32,712
純資産の部
株主資本
資本金 8,000 8,000
資本剰余金 7,863 8,097
利益剰余金 31,952 31,935
自己株式 △988 △1,392
株主資本合計 46,827 46,641
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 6,737 6,031
退職給付に係る調整累計額 61 40
その他の包括利益累計額合計 6,798 6,071
純資産合計 53,626 52,712
負債・純資産合計 85,913 85,425
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業収益
受入手数料 3,949 3,292
トレーディング損益 2,603 3,349
金融収益 340 254
その他の営業収益 7 12
営業収益計 6,900 6,909
金融費用 68 60
純営業収益 6,831 6,849
販売費・一般管理費
取引関係費 1,403 1,095
人件費 3,915 3,769
不動産関係費 685 595
事務費 1,029 910
減価償却費 188 156
租税公課 122 123
貸倒引当金繰入れ △0 △0
その他 180 161
販売費・一般管理費計 7,524 6,812
営業利益又は営業損失(△) △693 36
営業外収益
受取配当金 375 335
収益分配金 89 105
投資事業組合運用益 27 261
貸倒引当金戻入額 2 0
その他 17 16
営業外収益合計 512 719
営業外費用
解約違約金 0 1
和解金 0 ―
自己株式取得費用 ― 0
その他 0 0
営業外費用合計 0 2
経常利益又は経常損失(△) △182 754
6
藍澤證券株式会社(8708) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
特別利益
固定資産売却益 0 1
投資有価証券売却益 993 21
投資有価証券償還益 5 ―
金融商品取引責任準備金戻入 7 0
特別利益合計 1,006 22
特別損失
投資有価証券売却損 ― 6
投資有価証券評価損 4 ―
合併関連費用 544 ―
特別損失合計 548 6
税金等調整前四半期純利益 275 769
法人税、住民税及び事業税 46 116
法人税等調整額 230 25
法人税等合計 276 142
四半期純利益又は四半期純損失(△) △0 626
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△0 626
に帰属する四半期純損失(△)
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藍澤證券株式会社(8708) 2020年3月期 第2四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △0 626
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △294 △706
退職給付に係る調整額 △19 △20
その他の包括利益合計 △313 △727
四半期包括利益 △314 △100
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △314 △100
非支配株主に係る四半期包括利益 ― ―
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藍澤證券株式会社(8708) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
1.譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分
当社は2019年7月22日開催の取締役会において、取締役(社外取締役を除く)及び取締役を兼務しない執行役
員に対する譲渡制限付株式報酬として、自己株式の処分を行うことを決議し、以下のとおり自己株式の処分を実
施いたしました。
(1)処分の概要
処分期日 2019年8月7日
処分する株式の種類及び数 当社普通株式59,000株
処分価額 1株につき664円
処分総額 39,176,000円
処分先及びその人数 取締役(社外取締役を除く) 5名 35,000株
ならびに処分株式数の数 取締役を兼務しない執行役員 11名 24,000株
(2)処分の目的及び理由
当社は、2019年5月21日開催の取締役会において、当社の社外取締役を除く取締役(以下、「対象取締役」とい
います。)に対して、当社の企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを与えるとともに、株主の皆様との一
層の価値共有を進めることを目的として、対象取締役に対して、新たに譲渡制限付株式を割り当てる報酬制度(以
下、「本制度」といいます。)の導入を決議しました。また、2019年6月25日開催の第99期定時株主総会におい
て、本制度に基づき、譲渡制限付株式取得の出資財産とするための金銭報酬として、対象取締役に対して、年額
50百万円以内の金銭報酬債権を支給すること及び譲渡制限付株式の譲渡制限期間として5年間から30年間までの
間で当社の取締役会が定める期間とすることにつき、ご承認をいただいております。
さらに、当社の取締役を兼務しない執行役員に対しても同様の譲渡制限付株式報酬制度を導入いたしました。
2.従業員向け株式報酬としての自己株式の処分
当社は2019年7月22日開催の取締役会において、当社の従業員向けインセンティブ・プラン(以下、「本制
度」といい、本制度導入のために設定される信託を「本信託」といいます。)の導入を決議し、以下のとおり自
己株式の処分を実施いたしました。
(1)処分の概要
処分期日 2019年8月7日
処分する株式の種類及び数 当社普通株式500,000株
処分価額 1株につき664円
処分総額 332,000,000円
三井住友信託銀行株式会社(信託口)
処分先
(再信託受託者:日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口))
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(2)処分の目的及び理由
当社は、2019年7月22日開催の取締役会において、当社従業員の福利厚生制度を拡充させるとともに、従業員
の帰属意識を醸成し経営参画意識を持たせ、中長期的な業績向上や株価上昇に対する意識を高めることにより、
中長期的な企業価値向上を図ることを目的として、本信託を用いた本制度を導入することといたしました。
本自己株式処分は、本信託の受託者である三井住友信託銀行株式会社(信託口)(再信託受託者:日本トラステ
ィ・サービス信託銀行株式会社(信託口))に対して行ったものであります。
3.信託を用いた従業員向けインセンティブ・プランの導入
当社は、2019年7月22日より、当社の中長期的な企業価値を高めることを目的として、従業員向けインセンテ
ィブ・プラン(以下、「本制度」といいます。)を導入しております。
(1)本制度の目的および概要
当社従業員(以下、「従業員」といいます。)の当社業績や当社株式価値への意識を高めることにより、業績
向上を目指した業務遂行を一層促進するとともに、中長期的な企業価値向上を図ることを目的としたインセンテ
ィブ・プランとして、本制度を導入いたします。
本制度は、当社が拠出する金銭を原資として本信託を設定し、本信託を通じて当社の普通株式(以下、「当社
株式」といいます。)の取得を行い、従業員のうち一定の要件を充足する者に対して、当社取締役会が定める従
業員株式交付規程に従い、従業員の役職や勤続年数に応じて、本信託を通じて当社株式を交付するインセンティ
ブ・プランであります。本信託により取得する取得資金は、全額当社が拠出するため、従業員の負担はありませ
ん。本制度の導入により、従業員は当社株式の株価上昇による経済的な利益を享受することができるため、株価
を意識した従業員の業務遂行を促すとともに、従業員の勤労意欲を高める効果が期待できます。
(2)信託に残存する自社の株式
信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により、純資産の部に自己株
式として計上しております。当第2四半期連結会計期間末における当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、331百
万円及び499千株であります。
(3)総額法の適用により計上された借入金の帳簿価額
該当事項はありません。
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3.補足情報
2020年3月期 第2四半期連結業績報告
(1)手数料収入
①科目別内訳
(単位:百万円)
前第2四半期 当第2四半期
区分 前年同四半期比 前連結会計年度
連結累計期間 連結累計期間
委託手数料 2,668 2,317 86.8% 5,188
株券 2,614 2,260 86.5% 5,059
債券 ― ― ― ―
受益証券 53 56 105.4% 128
引受け・売出し・特定投資家
12 12 104.0% 24
向け売付け勧誘等の手数料
株券 12 10 84.4% 22
債券 0 2 ― 1
募集・売出し・特定投資家向
611 321 52.6% 1,016
け売付け勧誘等の取扱手数料
その他の受入手数料 656 640 97.5% 1,294
合計 3,949 3,292 83.4% 7,523
※ 当第2四半期連結累計期間の引受け・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の手数料のうち、債券の前年同期
比は1,000%を超えるため「―」と記載しております。
②商品別内訳
(単位:百万円)
前第2四半期 当第2四半期
区分 前年同四半期比 前連結会計年度
連結累計期間 連結累計期間
株券 2,688 2,308 85.9% 5,174
債券 0 2 ― 2
受益証券 1,020 726 71.1% 1,872
その他 240 254 106.2% 474
合計 3,949 3,292 83.4% 7,523
※ 当第2四半期連結累計期間の債券の前年同期比は1,000%を超えるため「―」と記載しております。
(2)トレーディング損益
(単位:百万円)
前第2四半期 当第2四半期
区分 前年同四半期比 前連結会計年度
連結累計期間 連結累計期間
株券等 2,082 2,058 98.8% 3,442
債券・為替等 521 1,291 247.7% 1,086
債券等 331 1,018 306.8% 638
為替等 189 272 144.1% 447
合計 2,603 3,349 128.6% 4,529
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藍澤證券株式会社(8708) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(3)連結損益計算書四半期推移
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
区分 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期
2018.7.1 2018.10.1 2019.1.1 2019.4.1 2019.7.1
2018.9.30 2018.12.31 2019.3.31 2019.6.30 2019.9.30
営業収益
受入手数料 1,929 1,895 1,678 1,783 1,508
委託手数料 1,297 1,392 1,127 1,230 1,086
引受け・売出し・特定投資家向
3 9 2 11 1
け売付け勧誘等の手数料
募集・売出し・特定投資家向け
297 169 234 196 125
売付け勧誘等の取扱手数料
その他の受入手数料 332 324 314 344 295
トレーディング損益 1,369 831 1,094 1,611 1,738
金融収益 161 152 131 114 140
その他の営業収益 6 6 10 6 6
営業収益計 3,466 2,885 2,915 3,514 3,394
金融費用 33 27 25 25 34
純営業収益 3,433 2,858 2,890 3,489 3,360
販売費・一般管理費
取引関係費 798 600 581 594 501
人件費 1,978 1,917 1,872 1,898 1,871
不動産関係費 330 315 310 296 299
事務費 479 469 473 472 437
減価償却費 98 94 97 78 78
租税公課 60 56 60 57 65
貸倒引当金繰入れ △0 △0 △0 △0 △0
その他 87 108 83 83 78
販売費・一般管理費計 3,833 3,562 3,479 3,480 3,331
営業利益又は営業損失(△) △399 △704 △589 8 28
営業外収益 139 249 167 328 390
営業外費用 △2 0 0 4 △2
経常利益又は経常損失(△) △258 △454 △422 332 421
特別利益 582 717 751 1 21
特別損失 364 50 15 5 0
税金等調整前四半期純利益又は税金
△40 212 313 327 441
等調整前四半期純損失(△)
税金費用 9 102 174 34 108
親会社株主に帰属する四半期純利益
又は親会社株主に帰属する四半期純 △50 109 138 293 333
損失(△)
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藍澤證券株式会社(8708) 2020年3月期 第2四半期決算短信
2020年3月期 第2四半期個別業績報告
(1)株式売買高(先物取引等は除く)
(単位:百万株・百万円)
前第2四半期 当第2四半期
前年同四半期比 前期
区分 累計期間 累計期間
株数 金額 株数 金額 株数 金額 株数 金額
合計 643 731,001 591 615,169 91.9% 84.2% 1,475 1,435,981
自己 11 121,994 20 141,054 183.4% 115.6% 49 245,789
委託 632 609,006 570 474,115 90.3% 77.9% 1,425 1,190,191
委託比率 98.2% 83.3% 96.5% 77.1% 96.6% 82.9%
東証シェア 0.11% 0.08% 0.11% 0.07% 0.12% 0.08%
1株 当 たり の
3円55銭 3円93銭 3円27銭
委託手数料
(2)引受・募集・売出しの取扱高
(単位:百万株・百万円)
前第2四半期 当第2四半期
区分 前年同四半期比 前期
累計期間 累計期間
株券 (株数) 0 0 127.8% 0
引 株券 (金額) 291 130 44.9% 434
受
高 債券 (額面金額) 29 664 ― 441
コマーシャル・ペー
(額面金額) ― ― ― ―
パー及び外国証券
株券 (株数) 0 0 93.7% 0
の募 株券 (金額) 853 895 104.9% 997
取集
扱売 債券 (額面金額) 3,285 9,070 276.0% 8,616
高出
し 受益証券 (額面金額) 213,239 177,455 83.2% 418,154
コマーシャル・ペー
(額面金額) ― ― ― ―
パー及び外国証券
※ 募集売出しの取扱高は、売出高及び私募の取扱高を含んでおります。
※ 当第2四半期累計期間の引受高のうち、債券の前年同期比は1,000%を超えるため「―」と記載しております。
(3)自己資本規制比率
(単位:百万円)
区分 前第2四半期末 当第2四半期末 前期末
基本的項目 (A) 46,550 45,850 45,919
その他有価証券評価差額金(評価益)等 8,741 5,779 6,483
金融商品取引責任準備金等 188 181 181
補完的項目
一般貸倒引当金 0 0 0
計 (B) 8,930 5,960 6,665
控除資産 (C) 9,856 11,432 10,017
固定化されていない自己資本 (A)+(B)-(C) (D) 45,624 40,379 42,568
市場リスク相当額 4,309 4,072 3,971
取引先リスク相当額 888 645 831
リスク相当額
基礎的リスク相当額 3,890 3,448 3,641
計 (E) 9,087 8,165 8,445
自己資本規制比率 (D)/(E)×100 502.0% 494.5% 504.0%
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