8704 J-トレイダーズHD 2019-02-08 15:10:00
営業外費用の発生、連結決算及び個別決算における特別損失の計上並びに業績予想の上方修正に関するお知らせ [pdf]

                                                             2019年2月8日
各   位
                               会 社 名   トレイダーズホールディングス株式会社
                               代表者名    代表取締役社長        金丸 勲
                                       (JASDAQ・コード 8704 )
                               問合せ先    執行役員     CFO   朝倉   基治
                                       (TEL   03-4330-4700(代表)
                                                             )



          営業外費用の発生、連結決算及び個別決算における特別損失の計上
               並びに業績予想の上方修正に関するお知らせ



 当社は、2019 年3月期第3四半期連結会計期間(2018 年 10 月1日~2018 年 12 月 31 日)の連結決算
において営業外費用の発生、連結決算及び個別決算において特別損失を計上するとともに、2018 年 11 月
13 日に公表いたしました 2019 年3月期の通期連結業績予想(2018 年4月1日~2019 年3月 31 日)につ
いて上方修正することとしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
    なお、個別決算における当該特別損失は、連結決算において全額消去されることから、連結業績への
影響はございません。


1.営業外費用の発生について
    ・為替差損(連結)
         第3四半期連結会計期間において、当社及び当社子会社が有する外貨建て債権及び外貨建て債
        務に係る為替差損8百万円を営業外費用に計上いたしました。それにより、第3四半期連結累計
        期間の為替差損は32百万円となりました。


2.特別損失の計上について
    ・たな卸資産評価損(連結)
        2017年7月に当社子会社である株式会社ZEエナジー(以下、
                                     「ZEエナジー」といいます。
                                                  )が『安
     曇野バイオマスエネルギーセンター』の木質バイオマスガス化発電装置の売買契約を発注元より
     解除されたことに伴い撤去した、同発電装置の再利用可能な部品・装置を材料貯蔵品として資産
     計上しておりましたが、同部品・装置を利用して製造する発電装置の案件が当面は見込めないこ
     とから、2019年3月期第3四半期連結会計期間末において当該たな卸資産の評価を行い、たな卸
     資産評価損479百万円を特別損失として計上することといたしました。


3.個別決算における特別損失の計上について
    ・貸倒引当金繰入額(個別)
         当社子会社であるZEエナジーに対する貸付金等の債権に関しては、個別決算において第2四半
        期連結会計期間末までに2,294百万円の貸倒引当金を計上しておりますが、当第3四半期連結会計
        期間において、同社の債務超過額が増加したことに伴い、貸倒引当金繰入額591百万円を特別損失
        として計上いたしました。
         なお、上記のとおり連結業績への影響はございません。
4.連結業績予想値の修正
 2019年3月期の通期連結業績予想修正(2018年4月1日~2019年3月31日)
                                                               (単位:百万円)
                 営業収益      営業利益      経常利益      親会社株主に
                                               帰属する当期       1株当たり当期純利益
                                               純利益
 前回発表予想(A)         2,820     △410      △510          △680       △6 円 56 銭
 今回修正予想(B)           420
                   4,080       640       440         △380       △3 円 64 銭
 増減額(B-A)            420
                   1,260     1,050       950          300
 増減率(%)             44.7        -         -            -
 (ご参考)前期実績            %
                   1,728    △1,454    △1,693     △4,047         △46 円 44 銭
 (2018 年 3 月期)


<修正の理由>
   当第3四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018年12月31日)の業績動向を踏まえるとともに、
 2019年1月に当社子会社であるトレイダーズ証券株式会社(以下、
                                「トレイダーズ証券」といいます。
                                               )
 においてFXトレーディング収益が大きく増加し業績が好調であったことから、2019年3月期通期連結
 業績予想を検証した結果、2018年11月13日に公表した2019年3月期の通期連結業績予想(以下、
                                                 「従来
 予想」といいます。
         )と乖離が生じましたので、通期連結業績予想値を上方修正することといたしまし
 た。
   営業収益は、従来予想2,820百万円から1,260百万円上方修正し、4,080百万円となる見込みです。
 これは主に、当第3四半期連結累計期間におけるFXトレーディング収益の実績値が従来予想を512百
 万円上回り2,536百万円となったこと及び第4四半期連結会計期間(2019年1月1日~2019年3月31
 日)のFXトレーディング収益見込みが従来予想を709百万円上回り1,282百万円になると見込んだこと
 によるものです。FXトレーディング収益が大きく増加した理由は、当第3四半期連結累計期間におい
 て、トレイダーズ証券のFXトレーディング収益が新興国通貨等の取引量増加等により好調に推移した
 こと及び2019年の年初にFX相場が大きく動きトレイダーズ証券のFXトレーディング収益が増加した
 こと等によるものです。
   営業損益は、従来予想410百万円の営業損失から1,050百万円利益が増加し、640百万円の営業利益
 となる見込みです。これは上記のとおり、FXトレーディング収益が増加したことが最大の要因ですが、
 2017年11月に実施したFXシステムの内製化により、それまで外部ベンダーへ支払っていた収益に連動
 する多額のシステム利用料がなくなり、大きな費用削減を果たしたことが営業損益の改善に大きく寄
 与しました。販売費及び一般管理費は、従来予想に比べ広告宣伝費、研究開発費、事業税等が210百
 万円程度増加しております。
   経常損益は、従来予想510百万円の計上損失から950百万円利益が増加し、440百万円の経常利益と
 なる見込みです。これは主に、営業損益1,050百万円の利益増加があったものの、従来予想の支払利
 息の見込み額が通期で105百万円少なかったことから、今回の業績予想修正で修正したこと等により
 ます。
   親会社株主に帰属する当期純損失は、従来予想680百万円の損失から300百万円赤字幅が縮小し、380
 百万円の損失となる見込みです。これは主に、経常損益において950百万円の利益改善があったものの、
 当第3四半期連結累計期間の実績において、課徴金131百万円及びたな卸資産評価損479百万円を特別
 損失として計上したこと及び法人税等の計上を従来予想から81百万円増額したこと等によるものです。
                                                                       以上


 ご注意:本資料に記載しております業績に関する予想値は、いずれも本資料の発表日現在において入
       手可能な情報による判断及び仮定に基づくものであり、実際の業績は当該予想と異なる場合
       がありますので、予めご了解ください。