8704 J-トレイダーズHD 2019-02-08 15:10:00
2019年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年2月8日
上場会社名 トレイダーズホールディングス株式会社 上場取引所 東
コード番号 8704 URL http://www.tradershd.com/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 金丸 勲
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 CFO (氏名) 朝倉 基治 TEL 03-4330-4700
四半期報告書提出予定日 2019年2月8日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2019年3月期第3四半期の連結業績(2018年4月1日∼2018年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属す
営業収益 純営業収益 営業利益 経常利益
る四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期第3四半期 2,670 96.5 2,489 116.3 48 ― △92 ― △911 ―
2018年3月期第3四半期 1,359 △44.5 1,151 △32.8 △1,118 ― △1,282 ― △3,591 ―
(注)包括利益 2019年3月期第3四半期 △914百万円 (―%) 2018年3月期第3四半期 △3,591百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2019年3月期第3四半期 △8.80 ―
2018年3月期第3四半期 △42.01 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期第3四半期 31,046 166 0.5 1.57
2018年3月期 14,949 465 3.0 4.54
(参考)自己資本 2019年3月期第3四半期 163百万円 2018年3月期 443百万円
(注)第1四半期連結会計期間より「資金決済法における仮想通貨の会計処理等に関する当面の取扱い」(実務対応報告第38号2018年3月14日)を適用しており、
2018年3月期の連結財務諸表につきましても遡及処理をしております。詳細は、添付資料11ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸
表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧下さい。
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2018年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2019年3月期 ― 0.00 ―
2019年3月期(予想) ― ―
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2019年 3月期の連結業績予想(2018年 4月 1日∼2019年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
営業収益 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 4,080 136.1 640 ― 440 ― △380 ― △3.64
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期3Q 104,108,736 株 2018年3月期 97,598,736 株
② 期末自己株式数 2019年3月期3Q 14,585 株 2018年3月期 14,486 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年3月期3Q 103,612,530 株 2018年3月期3Q 85,484,674 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の
業績等は様々な要因により予想数値と大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、
添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
トレイダーズホールディングス㈱(8704) 2019年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 9
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トレイダーズホールディングス㈱(8704) 2019年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に緩やかな回復基調が続いた
ものの、米中通商問題に起因する海外経済の不確実性もあり、依然として先行き不透明な状況で推移しました。一
方、海外景気は先進国を中心に緩やかな回復傾向が続きました。
外国為替市場におきましては、2018年10月に1米ドル=113円台半ばで始まった米ドル/円相場は、良好な米景気
指標を好感し、114円台後半までドルが上昇しましたが、米中の貿易摩擦や原油価格の下落などを背景に米国株式市
場が軟調な展開となるなか、リスク選好の動きは続かず、11月半ばには112円台までドルが反落しました。12月後半
は、低調な中国指標をきっかけとする世界景気の減速懸念などを背景に株価が急落するなか、リスク回避の動きが強
まり、円高ドル安が加速し、当第3四半期連結会計期間末は1米ドル=109円56銭で取引を終了しました。当第3四
半期連結累計期間は1米ドル=109円台後半から114円台の比較的狭いレンジで方向感のない相場が続きました。
このような市場環境のもと、当社グループの主力事業の1つである外国為替取引事業は、子会社トレイダーズ証券
株式会社(以下、「トレイダーズ証券」といいます。)において、『みんなのFX』(外国為替証拠金取引)、『みん
なのシストレ』(自動売買ツールを利用した外国為替証拠金取引)、『みんなのオプション』(外国為替オプション
取引)及び『TRADERS LIQUIDITY』(リクイディティ(流動性)供給サービス)のサービスをお客様に提供し収益確
保を図ってまいりましたが、お客様に、より「気軽(LIGHT)に」FXを取引いただけるようFX取引に特化した新ブラ
ンド『LIGHT FX』を2018年10月末にリリースいたしました。当第3四半期連結累計期間のトレーディング損益は、ト
ルコリラ/円をはじめとする新興国通貨の取引量が大きく伸びたことで、2,536,963千円(前年同期比1,329,983千円
増、110.2%増)となりました。
一方、子会社株式会社ZEエナジー(以下、「ZEエナジー」といいます。)が営む再生可能エネルギー関連事業は、
『もがみまち里山発電所』における木質バイオマスガス化発電装置の本格稼働に向けて、継続して運転調整及び改良
作業に注力してまいりました。『もがみまち里山発電所』については、2017年7月に電力会社に対する売電を開始し
ましたが、採算ベースで連続稼働できるまでには至っておらず、連続稼働のために解決しなければならない課題をひ
とつひとつ解決している状況です。重要な課題であった売電に必要な含水率の低い乾燥木質チップを確保することに
関しては、乾燥能力が高い新たな木質チップ乾燥機の設置を行っております。現在の発電状況に関しては、含水率の
低い乾燥木質チップが準備できた時点で、断続的に売電を行っていますが、わずかな売電量にとどまっております。
なお、当第3四半期連結累計期間においては、『もがみまち里山発電所』の本格稼働に注力したため新規案件の受注
はなく、完成工事高は、7,245千円(前年同期比44,754千円減、86.1%減)にとどまりました。
また、子会社株式会社Nextop.Asia(以下、「Nextop.Asia」といいます。)が営むシステム開発・システムコンサ
ルティング事業は、外国為替取引システムの内製化を2017年11月に完了したことで、当第3四半期連結累計期間にお
いては、仮想通貨取引に関連したシステムの開発を行うとともに、販売活動を行い、当社グループ外部に対する収益
確保を図ってまいりました。当第3四半期連結累計期間のシステム開発・システムコンサルティング事業におけるそ
の他の売上高は、前年同期を上回り93,942千円(前年同期比26,618千円増、39.5%増)となりました。
以上の結果、受入手数料・その他の売上高等を含む営業収益合計は、2,670,633千円(前年同期比1,311,193千円
増、96.5%増)となり、金融費用、完成工事原価等を差し引いた純営業収益合計は、2,489,841千円(前年同期比
1,338,677千円増、116.3%増)と前年同期を上回りました。
一方、販売費及び一般管理費は、外国為替取引システムの内製化により外部ベンダーへ支払っていた外国為替取引
事業の収益に連動するシステム利用料が減少したため、不動産関係費が300,027千円(前年同期比238,638千円減、
44.3%減)に減少した一方、当社の過去の財務諸表又は連結財務諸表における会計上の誤謬等の有無に関する調査を
外部調査委員会へ委託した費用等の増加により事務費が264,584千円(前年同期比228,096千円増、625.1%増)に増
加したこと等により2,440,978千円(前年同期比171,413千円増、7.6%増)と前年並みの水準となりました。
その結果、営業損益は、48,862千円の営業利益(前年同期は、1,118,401千円の営業損失)と黒字回復いたしまし
た。
営業外収益は、受取保険金13,643千円(前年同期は計上なし)等により、24,313千円(前年同期比10,077千円増、
70.8%増)となりました。
営業外費用は、借入金の増加により支払利息が123,628千円(前年同期比20,719千円増、20.1%増)に増加したも
のの、前期に計上していた持分法による投資損失(前年同期は44,775千円)の計上がなくなり、資金調達費用が
6,535千円(前年同期比12,926千円減、66.4%減)に減少したこと等により、165,554千円(前年同期比13,163千円
減、7.4%減)となりました。
その結果、経常損益は前年同期より1,190,505千円損失が縮小し、92,378千円の経常損失(前年同期は、1,282,883
千円の経常損失)となりました。
特別利益は、みんなのビットコイン株式会社(以下、「みんなのビットコイン」といいます。)の全株式譲渡によ
る関係会社株式売却益44,373千円を計上したこと等により、48,818千円(前年同期は計上なし)となりました。
特別損失は、Nextop.Asiaがみんなのビットコイン向けに開発していた仮想通貨取引関連システム等の減損処理に
より減損損失115,605千円を計上したこと、ZEエナジーが材料貯蔵品についてたな卸資産評価損479,974千円を計上し
たこと、有価証券報告書等の虚偽記載に係る課徴金納付命令勧告により課徴金131,700千円を計上したこと等によ
り、728,804千円(前年同期比1,572,516千円減、68.3%減)となりました。
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トレイダーズホールディングス㈱(8704) 2019年3月期 第3四半期決算短信
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純損益は前年同期より2,679,671千円損失
が減少し、911,634千円の損失(前年同期は、3,591,306千円の損失)となりました。
セグメントごとの経営成績は、以下のとおりです。なお、第1四半期連結会計期間より「仮想通貨交換事業」につ
いて量的な重要性が増したため報告セグメントとして記載しておりましたが、2018年10月1日付で「仮想通貨交換事
業」を営むみんなのビットコインの全株式を譲渡したことにより、「仮想通貨交換事業」を構成していたすべての事
業を譲渡したため、当第3四半期連結会計期間より「その他」に含めて表示する方法に変更しております。
(金融商品取引事業)
トレイダーズ証券が営む当セグメントの営業収益は前年同期比110.5%増の2,551,928千円、セグメント損益は
860,212千円の利益(前年同期は457,325千円の営業損失)となりました。
なお、外国為替取引事業の当第3四半期連結会計期間末における顧客口座数、預り資産は以下のとおりとなりま
した。
顧客口座数 331,991口座(前連結会計年度末比 26,634口座増)
預り資産 28,042,231千円(前連結会計年度末比 15,319,005千円増)
(再生可能エネルギー関連事業)
ZEエナジーが営む当セグメントの営業収益は前年同期比81.6%減の9,985千円、セグメント損益は306,191千円の
損失(前年同期は367,879千円の営業損失)となりました。
(システム開発・システムコンサルティング事業)
Nextop.Asiaが営む当セグメントの営業収益は、前年同期比41.0%増の578,187千円となったものの、2015年12月
の株式交換でNextop.Asiaを子会社化した際に発生したのれん償却額を当セグメントの費用として164,138千円計上
しているため、セグメント損益は140,056千円の損失(前年同期は211,592千円の営業損失)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末と比較して16,097,208千円増加し31,046,431千円
となりました。これは主に、外国為替取引にかかる顧客分別金信託が16,126,000千円増加したこと等によるもので
す。
負債合計は、前連結会計年度末と比較して16,396,579千円増加し30,880,064千円となりました。これは主に、外
国為替受入証拠金が15,141,092千円増加したこと等によります。
純資産は、前連結会計年度末と比較して299,371千円減少し166,366千円となりました。これは主に、資本金及び
資本剰余金が新株予約権の行使によりそれぞれ317,239千円増加した一方、当第3四半期連結累計期間の親会社株
主に帰属する四半期純損失が911,634千円となったこと等によるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の連結業績予想につきましては、2018年11月13日公表の2019年3月期通期連結業績予想を修正いたしまし
た。詳細は、本日発表の「営業外費用の発生、連結決算及び個別決算における特別損失の計上並びに業績予想の上
方修正に関するお知らせ」をご参照ください。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,680,179 676,242
たな卸資産 489,113 14,537
材料貯蔵品 488,469 0
商品 610 610
仕掛品 34 6,903
未成工事支出金 - 7,023
預託金 10,558,113 26,684,111
顧客分別金信託 10,553,000 26,679,000
その他の預託金 5,113 5,111
トレーディング商品 5,845 9,792
短期差入保証金 827,566 2,594,274
外国為替差入証拠金 690,549 2,437,403
その他の差入保証金 137,016 156,871
その他 505,886 357,357
貸倒引当金 △6,869 △6,882
流動資産計 14,059,835 30,329,432
固定資産
有形固定資産 33,347 33,457
建物 46,778 48,200
減価償却累計額 △31,863 △34,000
建物(純額) 14,914 14,200
機械装置及び運搬具 21,458 21,812
減価償却累計額 △17,330 △18,135
機械装置及び運搬具(純額) 4,128 3,676
工具、器具及び備品 58,818 62,037
減価償却累計額 △47,177 △48,415
工具、器具及び備品(純額) 11,640 13,622
土地 0 0
リース資産 184,515 184,515
減価償却累計額 △181,851 △182,556
リース資産(純額) 2,663 1,958
無形固定資産 743,446 483,587
ソフトウエア 552,139 481,123
のれん 164,138 -
その他 27,168 2,463
投資その他の資産 105,014 195,882
投資有価証券 48,877 133,425
長期立替金 228,213 225,320
その他 55,648 62,509
貸倒引当金 △227,725 △225,372
固定資産計 881,807 712,927
繰延資産
開業費 7,567 4,071
その他 12 -
繰延資産計 7,579 4,071
資産合計 14,949,223 31,046,431
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
負債の部
流動負債
トレーディング商品 149,945 1,409,178
預り金 359,199 38,570
顧客からの預り金 301,491 180
その他の預り金 57,708 38,390
受入保証金 10,645,238 25,824,312
外国為替受入証拠金 10,598,074 25,739,166
その他の受入保証金 47,164 85,146
短期借入金 2,770,800 2,549,800
1年内返済予定の長期借入金 16,130 114,158
リース債務 946 999
未払法人税等 25,211 164,916
契約解除損失引当金 26,700 5,162
その他 201,307 359,509
流動負債計 14,195,479 30,466,608
固定負債
社債 - 250,000
長期借入金 190,864 80,241
リース債務 1,922 1,166
退職給付に係る負債 28,884 22,971
その他 66,334 59,076
固定負債計 288,005 413,456
負債合計 14,483,484 30,880,064
純資産の部
株主資本
資本金 4,969,948 5,287,187
資本剰余金 6,234,718 6,551,957
利益剰余金 △10,754,107 △11,665,742
自己株式 △3,167 △3,178
株主資本合計 447,390 170,223
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 59 32
為替換算調整勘定 △3,936 △6,383
その他の包括利益累計額合計 △3,876 △6,351
新株予約権 22,224 -
非支配株主持分 - 2,494
純資産合計 465,738 166,366
負債・純資産合計 14,949,223 31,046,431
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
営業収益
受入手数料 17,834 12,966
トレーディング損益 1,206,980 2,536,963
金融収益 815 1,577
完成工事高 51,999 7,245
その他の売上高 77,691 99,916
その他 4,118 11,963
営業収益計 1,359,439 2,670,633
金融費用 4,520 6,198
完成工事原価 124,916 87,792
その他の原価 78,837 86,800
純営業収益 1,151,163 2,489,841
販売費及び一般管理費
取引関係費 572,469 637,165
人件費 729,458 782,102
不動産関係費 538,665 300,027
事務費 36,488 264,584
減価償却費 111,241 135,999
のれん償却額 206,397 164,138
租税公課 24,766 59,407
その他 50,078 97,552
販売費及び一般管理費合計 2,269,565 2,440,978
営業利益又は営業損失(△) △1,118,401 48,862
営業外収益
受取利息及び配当金 4,191 4,952
投資事業組合運用益 2,590 -
償却債権取立益 373 -
受取保険金 - 13,643
その他 7,079 5,717
営業外収益合計 14,236 24,313
営業外費用
支払利息 102,908 123,628
為替差損 5,170 32,034
資金調達費用 19,462 6,535
持分法による投資損失 44,775 -
開業費償却 3,405 3,123
その他 2,995 231
営業外費用合計 178,718 165,554
経常損失(△) △1,282,883 △92,378
特別利益
関係会社株式売却益 - 44,373
新株予約権戻入益 - 4,445
特別利益計 - 48,818
特別損失
減損損失 1,647,721 115,605
契約解除損失 641,356 -
契約解除損失引当金繰入額 7,269 -
課徴金 - 131,700
たな卸資産評価損 - 479,974
投資有価証券評価損 4,974 1,524
特別損失計 2,301,321 728,804
税金等調整前四半期純損失(△) △3,584,204 △772,364
法人税、住民税及び事業税 7,940 139,841
法人税等合計 7,940 139,841
四半期純損失(△) △3,592,145 △912,205
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △839 △571
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △3,591,306 △911,634
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トレイダーズホールディングス㈱(8704) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
四半期純損失(△) △3,592,145 △912,205
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 4 △27
為替換算調整勘定 999 △2,474
その他の包括利益合計 1,003 △2,501
四半期包括利益 △3,591,141 △914,707
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △3,590,292 △914,109
非支配株主に係る四半期包括利益 △849 △598
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トレイダーズホールディングス㈱(8704) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
株主資本の金額の著しい変動
前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
当第3四半期連結累計期間において新株予約権及び転換社債型新株予約権付社債の新株予約権の行使により、
資本金が193,166千円、資本準備金が193,166千円増加いたしました。
この結果、当第3四半期連結会計期間末において資本金が4,242,113千円、資本準備金が5,492,283千円となっ
ております。
当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
当第3四半期連結累計期間において新株予約権及び転換社債型新株予約権付社債の新株予約権の行使により、
資本金及び資本準備金がそれぞれ317,239千円増加いたしました。
この結果、当第3四半期連結会計期間末において資本金が5,287,187千円、資本準備金が6,537,358千円となっ
ております。
(会計方針の変更)
「資金決済法における仮想通貨の会計処理等に関する当面の取扱い」(実務対応報告第38号 2018年3月14日)
を、第1四半期連結会計期間から適用し、当社連結子会社が保有する仮想通貨については、活発な市場が存在する
ことから、市場価格に基づく価額をもって連結貸借対照表に計上するとともに、帳簿価額との差額は、営業収益と
して計上しております。また、預託者から預った仮想通貨においては、預り仮想通貨として資産及び負債に計上
し、当社連結子会社が保有する仮想通貨と同様の方法により評価を行っており、評価損益は計上しておりません。
また、当該会計方針の変更は、前連結会計年度についても遡及適用しており、前年四半期及び前連結会計年度に
ついては、遡及適用後の四半期連結財務諸表及び連結財務諸表となっております。
この結果、前連結会計年度の流動資産及び流動負債に、「その他の流動資産」及び「その他の流動負債」としてそ
れぞれ40,967千円を計上したことにより、流動資産、資産合計、流動負債及び負債合計が、それぞれ40,967千円増
加しております。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会計
期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分
に表示しております。
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トレイダーズホールディングス㈱(8704) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの売上高、利益又は損失の金額に関する情報
前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結
システム開
その他 調整額 損益計算書
再生可能 発・システ 合計
金融商品 (注)1 (注)2 計上額
取引事業
エネルギー ムコンサル 計
(注)3
関連事業 ティング
事業
営業収益
外部顧客に対す
1,212,225 54,036 67,323 1,333,585 25,853 1,359,439 - 1,359,439
る営業収益
セグメント間の
内部営業収益 - 270 342,774 343,044 35,514 378,559 △378,559 -
又は振替高
計 1,212,225 54,306 410,098 1,676,630 61,368 1,737,998 △378,559 1,359,439
セグメント損失
△457,325 △367,879 △211,592 △1,036,797 △45,126 △1,081,924 △36,477 △1,118,401
(△)
(注)1.「その他」区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、海外金融商品取引事業、電子機器レ
ンタル事業、管理事務受託事業、投資事業、仮想通貨取引事業等を含んでおります。
2.セグメント損失(△)の調整額△36,477千円にはセグメント間取引消去各セグメントに配分していない全社費
用等が含まれております。全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失(△)と調整を行っております。
当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結
システム開
その他 調整額 損益計算書
再生可能 発・システ 合計
金融商品 (注)1 (注)2 計上額
取引事業
エネルギー ムコンサル 計
(注)3
関連事業 ティング
事業
営業収益
外部顧客に対す
2,551,928 9,715 93,942 2,655,586 13,846 2,669,433 1,200 2,670,633
る営業収益
セグメント間の
内部営業収益 - 270 484,244 484,514 20,578 505,093 △505,093 -
又は振替高
計 2,551,928 9,985 578,187 3,140,101 34,425 3,174,526 △503,893 2,670,633
セグメント利益又
860,212 △306,191 △140,056 413,964 △102,230 311,734 △262,871 48,862
は損失(△)
(注)1.「その他」区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、海外金融商品取引事業、電子機器レ
ンタル事業、管理事務受託事業、投資事業、仮想通貨取引事業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△262,871千円にはセグメント間取引消去各セグメントに配分していな
い全社費用等が含まれております。全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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トレイダーズホールディングス㈱(8704) 2019年3月期 第3四半期決算短信
2.報告セグメントごとの資産に関する情報
当第3四半期連結累計期間において、トレイダーズ証券において外国為替差入証拠金が増加したこと等
により、前連結会計年度の末日に比べ、当第3四半期連結会計期間の報告セグメントの資産の金額は、
「金融品取引事業」において17,570,663千円増加しております。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
第2四半期連結累計期間まで報告セグメントとしていた「仮想通貨交換事業」は、当セグメントを構成
していた、みんなのビットコインの全株式を譲渡したことにより、当第3四半期連結会計期間より「その
他」に含めて表示する方法に変更しております。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、当第3四半期連結累計期間の報告セグメントの
区分に基づき作成したものを開示しております。
4.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「システム開発・システムコンサルティング事業」セグメントにおきまして、みんなのビットコインの
全株式を譲渡したことにより、Nextop.Asiaがみんなのビットコイン向けに開発していた仮想通貨取引関
連システム等の減損処理を行いました。なお、当該減損損失の計上額は、当第3四半期連結累計期間にお
いて115,605千円であります。
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