8704 Ｊ－トレイダーズＨＤ 2020-05-25 15:10:00
株主提案に関する書面の受領及び当該株主提案に対する当社取締役会の取扱いに関するお知らせ [pdf]
2020年５月25日
各 位
会 社 名 トレイダーズホールディングス株式会社
代表者名 代表取締役社長 金丸 勲
（JASDAQ・コード 8704 ）
問合せ先 取締役 加藤 潤
（TEL 03-4330-4700（代表））
株主提案に関する書面の受領及び
当該株主提案に対する当社取締役会の取扱いに関するお知らせ
当社は、当社の株主である金丸 多賀氏（以下「提案株主」といいます。）より、2020年６月24日開催予定
の当社第21期定時株主総会（以下「本総会」といいます。）における議題について株主提案（以下「本株主
提案」といいます。）を行う旨の2020年４月20日付の書面（以下「本株主提案書面」といいます。）を受領
しておりましたが、本日の当社取締役会において、審議をおこなった結果、本株主提案である取締役選任議
案及び監査役選任議案を、会社提案として本総会に上程することを決議いたしましたので、下記のとおりお
知らせいたします。
本総会における当社提案（会社提案）の取締役選任議案及び監査役選任議案については、別紙に記載する
とおりですので、併せてご参照ください。なお、監査役選任議案については、監査役会の同意を得ておりま
す。
記
１．提案株主
株主名 金丸 多賀
２．提案された内容の概要
(１) 議題 取締役６名選任の件
監査役２名選任の件
(２) 議案の内容
本株主提案の議案の要領及び提案理由等は、別紙「会社提案となる株主提案の内容」に記載のとお
りです。
３．株主提案に対する当社取締役会の取扱いについての経緯及び内容
当社は、提案株主である創業家の金丸多賀氏から、本株主提案書面を受領後、当社代表取締役である金
丸勲と創業家との間で協議・交渉を行ってまいりました。
当社グループは、創業家からの当社経営に対する深いご理解と度重なる資金的な支援をいただきながら、
主軸事業の赤字経営からの脱却を成し遂げることにつなげ、過去の業績低迷期における事業構造の改革と
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各施策によって、安定的な黒字体質を確保しうる経営体質へと変革を行ってまいりました。今後も継続的・
安定的な黒字体質の事業構造を維持し、さらなるグループ収益の拡大と利益率を高めた経営を推し進めて
いくために、経営体制をどうすべきかについて、当社はこれまで創業家と協議を継続してまいりました。
提案株主としては、これからの当社グループの成長をより一層最大化させていくためには、当社の歴史
を最も深く理解しているものとして、当社の経営の根幹に長年にわたり努めてきた者としての候補者や、
当社のビジネス構造を深く理解している候補者（いずれも別紙参照）等を新たに選任する役員体制とする
ことが、混迷の時代における当社の持続的な企業価値向上のための発展を期すことができると考えている
との意見がありました。
当社としても、創業家には、過去の当社経営上の苦難に際して、度重なる資金的な協力（ご支援）をは
じめ、過去においては経営上の様々なご助言をいただく等、当社グループの創業・黎明期から中興を図る
各段階において多大な貢献をいただいておりました。昨今の経済的・社会的な不確実性が高まりを見せる
社会情勢下においては、当社経営環境の安定維持のため、当社株式の保有割合が全体で約40％近くに達す
る創業家との間の、将来にわたる協力的・協調的な関係を良好に継続させることが依然として必要不可欠
であると考えております。
提案株主の取締役及び監査役の各候補者は、これまで会社経営、法律、会計、税務などの分野において、
それぞれ専門的かつ高度な知見と経験を兼ね備えている人材であり、それぞれの知見と経験を用いて当社
経営に参画する意向と聞き及んでおり、当社の企業価値の継続的向上とコーポレートガバナンスのより一
層の強化に向けた取組みや改善提案をなされると判断しております。
以上の経緯を踏まえ、創業家との協調・協力関係を円滑に維持・継続させていくことが当社においても
重要であると考えております。そのことが、今後のグループ事業の一体性と連続性を維持・確保すること
に結び付き、各事業子会社が従前同様の成長戦略をとり続けていくことによる中長期的な企業の発展に資
するものであり、すべての当社ステークホルダーの皆様にとってもご賛同をいただけるものと判断いたし
ました。そのため、当社は、本株主提案を会社提案として、本株主総会に上程することとし、総会におい
てすべての株主様へ本議案をお諮りすることで、最終的なご審議をお願いすることといたしました。
以上
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【別紙】会社提案となる株主提案の内容
（１）
【取締役６名選任の件】
取締役候補者1 金丸貴行(昭和3年10月28日生)
所有する当社の株式数 475 万 7000 株
略 歴
昭和42年10月 大和商品株式会社代表取締役社長
平成3年4月 ダイワフューチャーズ株式会社(現:ひまわり証券株式会社)取締役
平成14年4月 当社取締役
平成21年1月 当社代表取締役
平成24年7月 当社顧問(平成30年9月まで)
取締役候補者2 古橋弘光(昭和42年8月24日生)
所有する当社の株式数 0株
略 歴
平成3年4月 ダイワフューチャーズ株式会社(現ひまわり証券株式会社)入社
平成11年11月 トレイダーズ証券株式会社入社
平成23年6月 株式会社インベスト代表取締役
令和元年6月 トレイダーズインベストメント株式会社代表取締役
取締役候補者3 山本高太郎(昭和50年5月19日生)
所有する当社の株式数 3,000株
略 歴
平成11年4月 株式会社光通信入社
平成22年6月 当社入社
平成24年6月 株式会社ベクトル入社
令和元年10月 当社入社
取締役候補者4 北 義昭(昭和37年8月19日生)
所有する当社の株式数 0株
略 歴
昭和61年4月 株式会社三和銀行入社
平成13年4月 株式会社 UFJ ホールディングス 経営企画部 調査役
平成15年7月 UBS 証券株式会社 投資銀行本部 マネージングディレクター
平成19年6月 株式会社社楽パートナーズ 代表取締役
取締役候補者5 市川正史(昭和43年8月22日生)
所有する当社の株式数 0株
略 歴
平成6年10月 太田昭和監査法人 入所
平成10年4月 公認会計士登録
平成12年1月 市川公認会計士事務所
平成22年4月 ピープル株式会社取締役
平成28年5月 アークシステムソークス株式会社監査役
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取締役候補者6 川畑大輔(昭和47年12月26日生)
所有する当社の株式数 0株
略 歴
平成12年4月 弁護士登録
平成16年4月 日比谷見附法律事務所パートナー
平成29年6月 司法試験考査委員
令和2年4月 最高裁判所司法研修所教官
（２）
【監査役2名選任の件】
監査役候補者 福嶋健一郎 (昭和41年4月22日生)
所有する当社の株式数 0株
略 歴
平成3年4月 株式会社富士銀行入行
平成19年10月 同行業務監査部参事役
平成21年8月 衆議院議員(平成24年11月まで)
平成27年2月 株式会社クロスランゲージ取締役営業本部長
平成31年6月 日本DID 株式会社 代表取締役
監査役候補者 菅川洋(昭和43年10月19日生)
所有する当社の株式数 0株
略 歴
平成10年4月 山口庸税理士事務所
平成13年6月 菅川税務会計事務所 所長
平成17年9月 税理士法人TGN 東京代表社員
平成21年9月 衆議院議員(平成24年11月まで)
以上
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