8591 オリックス 2019-07-29 15:30:00
2020年3月期 第1四半期決算短信〔米国基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔米国基準〕(連結)
2019年7月29日
上場会社名 オリックス株式会社 上場取引所 東
コード番号 8591 URL https://www.orix.co.jp/grp/company/ir/
代表者 (役職名) 代表執行役社長 (氏名)井上 亮
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名)五唐 裕也 TEL 03-3435-3000(代表)
四半期報告書提出予定日 2019年8月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有
(百万円未満四捨五入)
1.2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
当社株主に帰属する
営業収益 営業利益 税引前四半期純利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 536,980 △11.1 75,651 △17.8 98,860 △10.9 69,210 △13.4
2019年3月期第1四半期 603,917 △23.8 91,995 0.0 110,954 △18.2 79,947 △10.9
(注) 当社株主に帰属する四半期
2020年3月期第1四半期 48,672百万円 (△35.2%) 2019年3月期第1四半期 75,118百万円 (△20.3%)
包括利益
1株当たり当社株主に帰属する 潜在株式調整後1株当たり当社株主
四半期純利益 に帰属する四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第1四半期 54.07 54.02
2019年3月期第1四半期 62.46 62.41
(2)連結財政状態
総資産 資本合計(純資産) 株主資本 株主資本比率
百万円 百万円 百万円 %
2020年3月期第1四半期 12,404,945 2,945,963 2,887,070 23.3
2019年3月期 12,174,917 2,953,201 2,897,074 23.8
(注)1.株主資本は米国会計基準に基づき、当社株主資本合計を記載しています。
2.株主資本比率および1株当たり株主資本は、当社株主資本合計を用いて算出しています。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 30.00 - 46.00 76.00
2020年3月期 -
2020年3月期 (予想) 35.00 - - -
(注)1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
2.2020年3月期の期末配当予想額は未定です。
3.2020年3月期の連結業績目標(2019年4月1日~2020年3月31日)
当社では、株主・投資家の皆さまと当社の中長期的な成長に向けた相互理解を深めるため、中期的な方向性を開示して
います。詳細は【添付資料】6ページ「1.当四半期決算の概況(3)中期的な方向性」をご覧ください。
※注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)、除外 -社 (社名)
(2)簡便な会計処理及び特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:有
② ①以外の会計方針の変更 :無
(注)詳細は、【添付資料】10ページ「2.四半期連結財務諸表等(6)会計方針の変更(新たに適用された会計基
準)」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 1,324,629,128株 2019年3月期 1,324,629,128株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 42,843,904株 2019年3月期 42,843,783株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 1,279,961,304株 2019年3月期1Q 1,280,053,507株
(注)2020年3月期第1四半期連結会計期間末および2019年3月期連結会計年度末において、役員報酬BIP信託
(役員報酬のうち、将来支給する株式報酬に充当するもの)として保有する当社株式、それぞれ1,823,993株および
1,823,993株は、期末自己株式数に含めていませんが、1株当たり情報の算出において控除する自己株式として含
めています。
※四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に
基づいていますが、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。将来に関する記述の前提となる仮
定および将来に関する記述のご利用にあたっての注意事項等については、【添付資料】6ページ「1.当四半期決算の概
況(3)中期的な方向性」をご覧ください。
オリックス株式会社(8591)2020年3月期 第1四半期決算短信
【添付資料の目次】
1.当四半期決算の概況 …………………………………………………………………………………………………… 2
(1)連結経営成績 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(2)連結財政状態 ……………………………………………………………………………………………………… 6
(3)中期的な方向性 …………………………………………………………………………………………………… 6
2.四半期連結財務諸表等 ………………………………………………………………………………………………… 7
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 7
(2)四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………… 8
(3)四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………… 9
(4)継続企業の前提に関する注記 …………………………………………………………………………………… 9
(5)株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記 …………………………………………………………… 9
(6)会計方針の変更 …………………………………………………………………………………………………… 10
(7)セグメント情報 …………………………………………………………………………………………………… 11
(8)重要な後発事象 …………………………………………………………………………………………………… 11
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オリックス株式会社(8591)2020年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算の概況
(1)連結経営成績
第1四半期連結累計期間の経営成績
前第1四半期 当第1四半期
増減 増減率
連結累計期間 連結累計期間
営業収益 (百万円) 603,917 536,980 △66,937 △11%
営業費用 (百万円) 511,922 461,329 △50,593 △10%
税引前四半期純利益 (百万円) 110,954 98,860 △12,094 △11%
当社株主に帰属する四半期純利益 (百万円) 79,947 69,210 △10,737 △13%
1株当たり当社株主に帰属する
(円) 62.46 54.07 △8.39 △13%
四半期純利益(基本的)
(希薄化後) (円) 62.41 54.02 △8.39 △13%
ROE
(当社株主資本・当社株主に帰属する (%) 11.9 9.6 △2.3 -
四半期純利益率、年換算)
ROA
(総資本・当社株主に帰属する (%) 2.81 2.25 △0.56 -
四半期純利益率、年換算)
(注)ROEは、米国会計基準に基づき、当社株主資本合計を用いて算出しています。
業績総括(2019年4月1日から2019年6月30日まで)
当第1四半期連結累計期間の営業収益は、金融収益が増加したものの、商品および不動産売上高が減少したため、前年同
期の603,917百万円に比べて11%減の536,980百万円になりました。
営業費用は、販売費および一般管理費が増加した一方で、商品および不動産売上原価が減少したため、前年同期の
511,922百万円に比べて10%減の461,329百万円になりました。
上記に加え、持分法投資損益が増加したものの、税引前四半期純利益は、前年同期の110,954百万円に比べて11%減の
98,860百万円、当社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期の79,947百万円に比べて13%減の69,210百万円になりまし
た。
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オリックス株式会社(8591)2020年3月期 第1四半期決算短信
セグメント別動向
当第1四半期連結累計期間のセグメント利益は、前年同期に比べて12%減の100,341百万円となりました。
2019年1月、オリックスは、不動産事業の相互補完を行い、総合不動産グループとして一体での中長期的な成長を目指す
ことを目的として、株式会社大京(以下、「大京」)を完全子会社化しました。その結果、前連結会計年度より、大京の
セグメント区分を事業投資事業部門から不動産事業部門へ変更しました。なお、この変更により、前第1四半期連結累計
期間のセグメント数値を組替再表示しています。
2019年4月1日より、会計基準書アップデート第2016-02号(会計基準編纂書842(リース))(以下、「新リース基準」)を
適用しました。これに伴い、リテール事業部門以外の事業部門において、借手としての主に土地、オフィスや設備のオペ
レーティング・リースにおける、オペレーティング・リース投資および事業用資産の使用権資産が増加しました。変更内
容の詳細については、「(6)会計方針の変更(新たに適用された会計基準)」をご参照ください。
各セグメントの当第1四半期連結累計期間の動向は以下のとおりです。
法人金融サービス事業部門:金融、各種手数料ビジネス
前第1四半期 当第1四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 25,004 21,715 △3,289 △13
セグメント利益 7,820 4,066 △3,754 △48
前連結会計 当第1四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 959,725 1,000,150 40,425 4
セグメント収益は、金融収益およびサービス収入が減少したことにより、前年同期に比べて13%減の21,715百万円になり
ました。
上記に加え、販売費および一般管理費が増加したことにより、セグメント利益は、前年同期に比べて48%減の4,066百万
円になりました。
セグメント資産は、新リース基準の適用に伴いオペレーティング・リース投資が増加したことにより、前連結会計年度末
に比べて4%増の1,000,150百万円になりました。
メンテナンスリース事業部門:自動車リース・レンタカー・カーシェアリング、電子計測器・IT関連機器などのレン
タルおよびリース
前第1四半期 当第1四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 69,858 72,581 2,723 4
セグメント利益 9,696 7,919 △1,777 △18
前連結会計 当第1四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 873,775 880,680 6,905 1
セグメント収益は、オペレーティング・リース収益が増加したことにより、前年同期に比べて4%増の72,581百万円とな
りました。
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オリックス株式会社(8591)2020年3月期 第1四半期決算短信
セグメント利益は、販売費および一般管理費が増加したため、前年同期に比べて18%減の7,919百万円となりました。
セグメント資産は、新リース基準の適用に伴いオペレーティング・リース投資が増加したことにより、前連結会計年度末
に比べて1%増の880,680百万円になりました。
不動産事業部門:不動産開発・賃貸・管理、施設運営、不動産の資産運用
前第1四半期 当第1四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 113,377 93,257 △20,120 △18
セグメント利益 20,494 4,468 △16,026 △78
前連結会計 当第1四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 720,221 813,695 93,474 13
セグメント収益は、前年同期の施設運営事業における大口の売却益計上に伴うサービス収入の減少により、前年同期に比
べて18%減の93,257百万円になりました。
セグメント利益は、前年同期に比べて78%減の4,468百万円になりました。
セグメント資産は、新リース基準の適用に伴いオペレーティング・リース投資および事業用資産が増加したことにより、
前連結会計年度末に比べて13%増の813,695百万円になりました。
事業投資事業部門:環境エネルギー、企業投資、コンセッション
前第1四半期 当第1四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 175,269 116,665 △58,604 △33
セグメント利益 13,630 14,231 601 4
前連結会計 当第1四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 733,612 750,321 16,709 2
セグメント収益は、商品売上高が減少したため、前年同期に比べて33%減の116,665百万円になりました。
セグメント利益は、子会社株式の売却益を計上したことから、前年同期に比べて4%増の14,231百万円になりました。
セグメント資産は、新リース基準の適用に伴い事業用資産が増加したことにより、前連結会計年度末に比べて2%増の
750,321百万円になりました。
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リテール事業部門:生命保険、銀行、カードローン
前第1四半期 当第1四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 102,815 108,679 5,864 6
セグメント利益 21,785 21,589 △196 △1
前連結会計 当第1四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 3,571,437 3,735,056 163,619 5
セグメント収益は、生命保険料収入が増加したことにより、前年同期に比べて6%増の108,679百万円になりました。
セグメント利益は、販売費および一般管理費が増加したため、前年同期に比べて1%減の21,589百万円になりました。
セグメント資産は、投資有価証券や営業貸付金の増加により、前連結会計年度末に比べて5%増の3,735,056百万円にな
りました。
海外事業部門:アセットマネジメント、航空機・船舶関連、企業投資、金融
前第1四半期 当第1四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 118,479 126,500 8,021 7
セグメント利益 40,006 48,068 8,062 20
前連結会計 当第1四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 3,138,928 3,094,468 △44,460 △1
セグメント収益は、金融収益および有価証券売却益が増加したことにより、前年同期に比べて7%増の126,500百万円に
なりました。
上記に加え、持分法投資損益が増加したため、セグメント利益は、前年同期に比べて20%増の48,068百万円になりまし
た。
セグメント資産は、投資有価証券および関連会社投資が減少したため、前連結会計年度末に比べて1%減の3,094,468百
万円になりました。
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オリックス株式会社(8591)2020年3月期 第1四半期決算短信
(2)連結財政状態
資産、負債、株主資本の状況
前連結会計 当第1四半期
増減 増減率
年度末 連結会計期間末
総資産 (百万円) 12,174,917 12,404,945 230,028 2%
(うち、セグメント資産) 9,997,698 10,274,370 276,672 3%
負債合計 (百万円) 9,211,936 9,449,469 237,533 3%
(うち、長短借入債務) 4,495,771 4,448,993 △46,778 △1%
(うち、預金) 1,927,741 1,987,341 59,600 3%
当社株主資本 (百万円) 2,897,074 2,887,070 △10,004 △0%
1株当たり当社株主資本 (円) 2,263.41 2,255.59 △7.82 △0%
(注)1.株主資本は米国会計基準に基づき、当社株主資本合計を記載しています。
2.1株当たり株主資本は、当社株主資本合計を用いて算出しています。
総資産は、営業貸付金に加え、新リース基準の適用に伴い、オペレーティング・リース投資、事業用資産および社用資産
が増加したため、前連結会計年度末に比べて2%増の12,404,945百万円になりました。また、セグメント資産は、前連結
会計年度末に比べて3%増の10,274,370百万円になりました。
負債については、前連結会計年度末に比べて短期借入債務、預金が増加したことに加え、新リース基準の適用に伴い、そ
の他負債が増加しました。
当社株主資本は、前連結会計年度末から横ばいの2,887,070百万円になりました。
(3)中期的な方向性(2019年3月期~2021年3月期)
オリックスは、事業ポートフォリオを、法人金融サービス事業部門、メンテナンスリース事業部門、不動産事業部門、事
業投資事業部門、リテール事業部門、海外事業部門という6つのセグメントに分けて、マネジメントしています。さら
に、この6つのセグメントを、リスクおよび資本負荷の観点から、「ファイナンス」「事業」「投資」の3つに分類し、
オリックスの中期的な方向性を説明しています。
「ファイナンス」は、オリックスの顧客基盤であり情報の源泉ですが、現在の低金利環境下では、金融収益を大きく成長
させることは困難であると考えています。そのため、引き続き「事業」と「投資」に注力し、安定した収益を伸ばしてい
くとともに、積極的に新しい分野を開拓し、次の柱となるビジネスを育てていきます。
自らが運営リスクを取る「事業」は、今後の成長ドライバーであり、新しい安定収益分野という位置づけです。環境エネ
ルギー、アセットマネジメント、コンセッション、生命保険の各事業をはじめ、社会や市場の変化を捉えた新分野も含め
て、M&Aや新規投資により拡大を進めます。
「投資」は、新しい事業分野を開拓する役割と位置づけています。国内外のプライベートエクイティ投資、航空機・船舶
の各事業を中心に、事業を拡大してまいります。
目標とする経営指標としては、2019年3月期から2021年3月期までの3年間で、当社株主に帰属する当期純利益の年間成
長率4~8%、ROE11%以上の実現を目指します。
なお、本資料に記載されている将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の
前提に基づいていますが、実際の業績は様々な要因により大きく異なる可能性があります。これらの将来に関する記述に
依拠することはお控えくださるようお願いいたします。
将来に関する記述と異なる結果を生じさせる原因となる要素は、当社が関東財務局長に提出しています有価証券報告書の
「事業等のリスク」、アメリカ合衆国証券取引委員会(SEC)に提出していますForm 20-Fによる報告書の「リスク要
因(Risk Factors)」に記載されていますが、これらに限られるものではありません。
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オリックス株式会社(8591)2020年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表等
(1)四半期連結貸借対照表(米国会計基準)
(単位:百万円)
前連結会計年度 前連結会計年度
にかかる 当第1四半期 にかかる 当第1四半期
要約連結貸借対照表 連結会計期間末 要約連結貸借対照表 連結会計期間末
(2019年3月31日) (2019年6月30日) (2019年3月31日) (2019年6月30日)
現金および現金等価物 1,161,032 1,025,879 短期借入債務 309,549 336,716
使途制限付現金 122,548 116,951 預金 1,927,741 1,987,341
ファイナンス・リース投資 1,155,632 - 支払手形、買掛金および未払金 293,480 221,843
リース純投資 - 1,134,033 保険契約債務および保険契約者勘定 1,521,355 1,535,631
営業貸付金 3,277,670 3,371,984
(公正価値オプションを選択し、 (公正価値オプションを選択し、
公正価値評価した以下の金額を含む) 公正価値評価した以下の金額を含む)
2019年3月31日 38,671百万円 2019年3月31日 360,198百万円
2019年6月30日 33,720百万円 2019年6月30日 347,173百万円
貸倒引当金 △58,011 △54,808 未払法人税等 355,843 368,004
オペレーティング・リース投資 1,335,959 1,454,598 長期借入債務 4,186,222 4,112,277
投資有価証券 1,928,916 1,977,887 その他負債 617,746 887,657
(公正価値オプションを選択し、
(負債合計) 9,211,936 9,449,469
公正価値評価した以下の金額を含む)
2019年3月31日 27,367百万円 償還可能非支配持分 9,780 9,513
2019年6月30日 23,943百万円 契約債務および偶発債務
事業用資産 441,632 509,001
関連会社投資 842,760 820,455 資本金 221,111 221,111
受取手形、売掛金および未収入金 280,590 288,087 資本剰余金 257,625 257,911
棚卸資産 115,695 125,188 利益剰余金 2,555,585 2,565,833
社用資産 108,390 186,603 その他の包括利益累計額 △61,343 △81,881
その他資産 1,462,104 1,449,087 自己株式(取得価額) △75,904 △75,904
(公正価値オプションを選択し、 (当社株主資本合計) 2,897,074 2,887,070
公正価値評価した以下の金額を含む) 非支配持分 56,127 58,893
2019年3月31日 12,449百万円
(資本合計) 2,953,201 2,945,963
2019年6月30日 11,916百万円
資産合計 12,174,917 12,404,945 負債・資本合計 12,174,917 12,404,945
(注) 1.その他の包括利益累計額内訳
前連結会計年度にかかる 当第1四半期
要約連結貸借対照表
連結会計期間末
未実現有価証券評価損益 17,389 22,627
金融負債評価調整 582 714
確定給付年金制度 △27,902 △27,563
為替換算調整勘定 △43,558 △65,940
未実現デリバティブ評価損益 △7,854 △11,719
△61,343 △81,881
2.2019年4月1日より、新リース基準を適用しており、ファイナンス・リース投資をリース純投資に組み替えています。変更内容の詳細に
ついては、「(6)会計方針の変更(新たに適用された会計基準)」をご参照ください。
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オリックス株式会社(8591)2020年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書(米国会計基準)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
営業収益
金融収益 56,559 62,497
有価証券売却・評価損益および受取配当金 7,507 13,543
オペレーティング・リース収益 95,279 95,591
生命保険料収入および運用益 82,859 87,690
商品および不動産売上高 154,455 87,152
サービス収入 207,258 190,507
営 業 収 益 計 603,917 536,980
営業費用
支払利息 20,149 26,166
オペレーティング・リース原価 62,737 65,096
生命保険費用 57,013 61,761
商品および不動産売上原価 142,721 75,432
サービス費用 118,111 117,326
その他の損益(純額) 1,063 △596
販売費および一般管理費 105,156 111,408
貸倒引当金繰入額 4,946 4,716
長期性資産評価損 26 20
有価証券評価損 0 0
営 業 費 用 計 511,922 461,329
営 業 利 益 91,995 75,651
持分法投資損益 5,173 12,983
子会社・関連会社株式売却損益および清算損 13,786 9,204
バーゲン・パーチェス益 - 1,022
税 引 前 四 半 期 純 利 益 110,954 98,860
法 人 税 等 30,922 28,956
四 半 期 純 利 益 80,032 69,904
非 支 配 持 分 に 帰 属 す る 四 半 期 純 利 益 34 385
償還可能非支配持分に帰属する四半期純利益 51 309
当 社 株 主 に 帰 属 す る 四 半 期 純 利 益 79,947 69,210
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オリックス株式会社(8591)2020年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結包括利益計算書(米国会計基準)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期純利益 80,032 69,904
その他の包括利益(△損失)
未実現有価証券評価損益 238 5,235
金融負債評価調整 △3 132
確定給付年金制度 △13 339
為替換算調整勘定 △4,736 △23,940
未実現デリバティブ評価損益 △30 △3,879
その他の包括利益(△損失) 計 △4,544 △22,113
四半期包括利益 75,488 47,791
非支配持分に帰属する四半期包括利益(△損失) 23 △903
償還可能非支配持分に帰属する四半期包括利益 347 22
当社株主に帰属する四半期包括利益 75,118 48,672
(4)継続企業の前提に関する注記
該当事項はありません。
(5)株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記
該当事項はありません。
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オリックス株式会社(8591)2020年3月期 第1四半期決算短信
(6)会計方針の変更
(新たに適用された会計基準)
2016年2月、新リース基準が公表され、その後、それを修正するアップデートが公表されました。これらのアップデ
ートは、借手に対してほとんどすべてのリース資産をオンバランスすることを要求しています。貸手における会計処理
は現在のものと類似しますが、いくつかの変更点があります。また、これらのアップデートは、従来の開示要件よりも
リース取引に関してより多くの情報を開示することを要求しています。当社および子会社は、会計基準書アップデート
第2019-01号を含むこれらのアップデートを適用年度の期首を適用開始日として2019年4月1日から適用しています。そ
の結果、比較期間の財務情報は更新されず、新リース基準のもとで要求される開示は2019年4月1日より前の期間につ
いては提供されません。
新リース基準は、移行措置としていくつかの実務上の簡便法を提供しています。当社および子会社は、リースの識
別、リースの分類及び初期直接費用に関する以前の結論を新リース基準の下で再評価しないことを許容する「実務上の
簡便法のパッケージ」を選択しています。当社および子会社は、その他にも新リース基準の利用可能な移行時の実務上
の簡便法を選択しています。また、新リース基準は企業の継続的な会計処理のための実務上の簡便法を提供していま
す。当社および子会社は、主に車両およびオフィス機器のリースについて、短期リースの認識免除規定を選択していま
す。これにより、適用要件を満たす短期リースについては、移行時に存在するものも含め使用権資産およびリース負債
が認識されていません。また、当社および子会社は、一部の貸手のリースについてリース要素と非リース要素を分離し
ない実務上の簡便法を選択しています。
これらのアップデートの適用により、借手としての主に土地、オフィスや設備のオペレーティング・リースにおい
て、使用権資産および関連するリース負債が両建で計上されました。これらのアップデートの適用による、当社および
子会社の適用日における財政状態への影響は、連結貸借対照表上、使用権資産がオペレーティング・リース投資におい
て134,345百万円、事業用資産において77,989百万円、社用資産において75,805百万円の増加、リース負債がその他負債
において284,867百万円の増加でした。当第1四半期連結会計期間末現在において、使用権資産をオペレーティング・リ
ース投資に130,670百万円、事業用資産に76,454百万円、社用資産に74,574百万円、リース負債をその他負債に277,935
百万円計上しています。
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オリックス株式会社(8591)2020年3月期 第1四半期決算短信
(7)セグメント情報(米国会計基準)
事業の種類別セグメント情報 (単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間 前連結会計年度末 当第1四半期
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日 連結会計期間末
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日) (2019年3月31日) (2019年6月30日)
セグメント収益 セグメント利益 セグメント収益 セグメント利益 セグメント資産 セグメント資産
法人金融サービス事業 25,004 7,820 21,715 4,066 959,725 1,000,150
メンテナンスリース事業 69,858 9,696 72,581 7,919 873,775 880,680
不動産事業 113,377 20,494 93,257 4,468 720,221 813,695
事業投資事業 175,269 13,630 116,665 14,231 733,612 750,321
リテール事業 102,815 21,785 108,679 21,589 3,571,437 3,735,056
海外事業 118,479 40,006 126,500 48,068 3,138,928 3,094,468
セグメント計 604,802 113,431 539,397 100,341 9,997,698 10,274,370
四半期連結財務諸表(連
△885 △2,477 △2,417 △1,481 2,177,219 2,130,575
結財務諸表)との調整
連結合計 603,917 110,954 536,980 98,860 12,174,917 12,404,945
(注) 1. 当社の業績評価は、税引前四半期純利益に税効果控除前の非支配持分に帰属する四半期純利益および償還可能非
支配持分に帰属する四半期純利益を加減しています。なお、セグメント利益には税金費用は含まれていません。
2. 2019年1月、オリックスは、不動産事業の相互補完を行い、総合不動産グループとして一体での中長期的な成長
を目指すことを目的として、大京を完全子会社化しました。その結果、前連結会計年度より、大京のセグメント
区分を事業投資事業部門から不動産事業部門へ変更しました。なお、この変更により、前第1四半期連結累計期
間のセグメント数値を組替再表示しています。
3. 2019年4月1日より、新リース基準を適用しました。これに伴い、リテール事業部門以外の事業部門において、
借手としての主に土地、オフィスや設備のオペレーティング・リースにおける、オペレーティング・リース投資
および事業用資産の使用権資産が増加しました。変更内容の詳細については、「(6)会計方針の変更(新たに
適用された会計基準)」をご参照ください。
4. セグメント間の取引を各セグメント収益に含めて計上し、その消去を四半期連結財務諸表との調整に含めて計上
しています。
(8)重要な後発事象
該当事項はありません。
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