8591 オリックス 2019-05-07 15:30:00
2019年3月期連結決算(2018年4月1日~2019年3月31日) [pdf]
2019 年 5 月 7 日
各 位
オリックス株式会社
(コード番号:8591)
2019年3月期 当期純利益は前期比3.4%増の3,237億円
10期連続で増益、5期連続で過去最高益を更新
2019年3月期(2018年4月1日~2019年3月31日)の米国会計基準連結決算において、営業収益
は前期比14.9%減の2兆4,349億円、税引前当期純利益は同9.1%減の3,957億円、当期純利益は
同3.4%増の3,237億円、ROEは中期経営目標の11%を上回る11.6%となりました。当期純利益
は10期連続で増益となり、5期連続で過去最高益を更新しました。
また、1株当たり年間配当金は、前期の66.00円から76.00円へと10.00円(前期比15%増)増
配します。
■主な経営指標の推移
2018 年 3 月期 2019 年 3 月期 増減率
営業収益 28,628 億円 24,349 億円 ▲14.9%
税引前当期純利益 4,355 億円 3,957 億円 ▲9.1%
当期純利益 ※ 3,131 億円 3,237 億円 3.4%
株主資本当期純利益率(ROE)※ 12.1% 11.6% -
2018 年 3 月期 2019 年 3 月期 増減率
総資産 114,260 億円 121,749 億円 6.6%
セグメント資産 90,989 億円 99,977 億円 9.9%
株主資本 ※ 26,824 億円 28,971 億円 8.0%
株主資本比率 ※ 23.5% 23.8% -
※「当期純利益」「株主資本」は、決算短信などの財務諸表で記載している「当社株主に帰属する当期純利益」
「当社株主資本合計」を記載しています。「株主資本当期純利益率(ROE)」「株主資本比率」は、当該株主資
本合計を用いて算出しています。
『当期純利益の推移』 『19/3期のセグメント利益内訳』
(単位:億円)
■各セグメントの業績概要(2018年4月1日~2019年3月31日)
2019年1月、不動産事業の相互補完を行い、総合不動産グループとして一体での中長期的
な成長を目指すことを目的として、大京を完全子会社化しました。その結果、当期より、大
京のセグメント区分を「事業投資事業部門」から「不動産事業部門」へ変更しました。この
変更により、過年度のセグメント数値を組み替えて表示しています。
【法人金融サービス事業部門】
金融、各種手数料ビジネス
<セグメント利益> (単位:億円)
・ 前期は、関連会社株式および有価証券の売却益
を計上。
・ リース資産の減少に伴い金融収益が低下したも
のの、各種手数料収入を安定的に計上。
・ セグメント利益は、前期比 48%減の 255 億円を
計上。
【メンテナンスリース事業部門】
自動車リース・レンタカー・カーシェアリング、電子計測器・IT関連機器などのレンタルおよびリース
<セグメント利益> (単位:億円)
・ 自動車事業のリース資産が順調に拡大。
・ 前期に買収した淀川変圧器の収益に加え、IT
機器、測定器などのレンタル事業の収益が増
加。
・ セグメント利益は、前期比 3%減の 388 億円を
計上。
【不動産事業部門】
不動産開発・賃貸・管理、施設運営、不動産の資産運用
<セグメント利益> (単位:億円)
・ 引き続き活況な不動産市況を捉え、 不動産売却
益が増加。
・ 完全子会社化した大京の利益が貢献。
・ セグメント利益は、前期比 20%増の 892 億円
を計上。
【事業投資事業部門】
環境エネルギー、企業投資、コンセッション
<セグメント利益> (単位:億円)
・ 前期に比べて、子会社等の株式売却益や投資
先から取込む利益が減少。
・ 太陽光発電事業や、空港運営などのコンセッ
ション事業の利益が増加。
・ セグメント利益は、前期比 55%減の 382 億
円を計上。
【リテール事業部門】
生命保険、銀行、カードローン
<セグメント利益> (単位:億円)
・ 生命保険事業において、保有契約の増加に
伴い生命保険料収入が伸長。
・ 銀行事業は、住宅ローンなど営業貸付金の
増加に伴い金融収益が増加。
・ セグメント利益は、前期比 13%増の 842 億
円を計上。
【海外事業部門】
アセットマネジメント、航空機・船舶関連、企業投資、金融
<セグメント利益> (単位:億円)
・ インドの関連会社で損失を計上するも、米国
のローン・アセットマネジメント会社 NXT
Capital を買収した米州事業が堅調に推移。
・ 大手航空機リース会社 Avolon への出資もあ
り、航空機事業の利益が伸長。
・ セグメント利益は、前期比 18%増の 1,254 億
円を計上。
■当期の配当金および次期の配当予想について
利益成長を踏まえて、当期の配当性向を27%から30%に引き上げ、1株当たり配当金(年間)
は、前期の66.00円から10.00円増配し、前期比15%増の76.00円とします。
なお、次期(2020年3月期)の通期の配当性向は30%を目安としています。中間配当金について
は、1株当たり35.00円の予想とします。
(単位:円)
※
(予)
※ 2019年3月期の配当金額は、計算書類の法定監査を経て、2019年5月22日に開催される取締役会において正式に
決定される予定です。
詳細は、当社ウェブサイトにて掲載の決算短信および決算補足資料をご覧ください。
URL : https://www.orix.co.jp/grp/company/ir/settlement/
以 上
<本件に関するお問い合わせ先>
グループ広報部 長谷川・前田・角谷 TEL:03-3435-3167