8591 オリックス 2020-11-02 15:00:00
2021年3月期 第2四半期決算短信〔米国基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔米国基準〕(連結)
2020年11月2日
上場会社名 オリックス株式会社 上場取引所 東
コード番号 8591 URL https://www.orix.co.jp/grp/company/ir/
代表者 (役職名) 代表執行役社長 (氏名)井上 亮
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名)五唐 裕也 TEL 03-3435-3000(代表)
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日 配当支払開始予定日 2020年12月9日
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有
(百万円未満四捨五入)
1.2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
当社株主に帰属する
営業収益 営業利益 税引前四半期純利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 1,084,738 △4.5 119,839 △25.9 134,174 △41.3 93,842 △41.0
2020年3月期第2四半期 1,135,445 △10.0 161,702 △17.1 228,629 3.5 159,150 2.6
(注) 当社株主に帰属する四半期
2021年3月期第2四半期 88,110百万円 (△28.6%) 2020年3月期第2四半期 123,365百万円 (△26.5%)
包括利益
1株当たり当社株主に帰属する 潜在株式調整後1株当たり当社株主
四半期純利益 に帰属する四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第2四半期 75.22 75.16
2020年3月期第2四半期 124.34 124.24
(2)連結財政状態
総資産 資本合計(純資産) 株主資本 株主資本比率
百万円 百万円 百万円 %
2021年3月期第2四半期 13,168,070 3,040,685 2,979,684 22.6
2020年3月期 13,067,528 3,065,835 2,993,608 22.9
(注) 1.株主資本は米国会計基準に基づき、当社株主資本合計を記載しています。
2.株主資本比率は、当社株主資本合計を用いて算出しています。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 35.00 - 41.00 76.00
2021年3月期 - 35.00
2021年3月期 (予想) - 41.00 76.00
(注) 1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無:有
2.2021年3月期の配当の予定については、本日(2020年11月2日)公表いたしました「剰余金配当(中間配当)および期末配当予想に関す
るお知らせ」をご覧ください。
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
当社株主に帰属する
当期純利益
百万円 %
通期 190,000 △37.2
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)、除外 -社 (社名)
(2)簡便な会計処理及び特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:有
② ①以外の会計方針の変更 :無
(注)詳細は【添付資料】13ページ「2.四半期連結財務諸表等(6)会計方針の変更(新たに適用された会計基
準)」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 1,313,954,980株 2020年3月期 1,324,629,128株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 66,231,586株 2020年3月期 68,680,644株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 1,247,495,423株 2020年3月期2Q 1,279,965,110株
(注)2021年3月期第2四半期連結会計期間末および2020年3月期連結会計年度末において、役員報酬BIP信託
(役員報酬のうち、将来支給する株式報酬に充当するもの)として保有する当社株式、それぞれ2,197,628株お
よび1,476,828株は、期末自己株式数に含めていませんが、1株当たり情報の算出において控除する自己株式
として含めています。
※四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提
に基づいていますが、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。これらの将来に関する記述に
依拠することはお控えくださるようお願いいたします。
将来に関する記述と異なる結果を生じさせる原因となる要素は、当社が関東財務局長に提出しています有価証券報告書
の「事業等のリスク」、アメリカ合衆国証券取引委員会(SEC)に提出していますForm 20-Fによる報告書の「リス
ク要因(Risk Factors)」に記載されていますが、これらに限られるものではありません。
オリックス株式会社(8591)2021年3月期 第2四半期決算短信
【添付資料の目次】
1.当四半期決算の概況 …………………………………………………………………………………………………… 2
(1)連結経営成績 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(2)連結財政状態 ……………………………………………………………………………………………………… 9
2.四半期連結財務諸表等 ………………………………………………………………………………………………… 10
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 10
(2)四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………… 11
(3)四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………… 12
(4)継続企業の前提に関する注記 …………………………………………………………………………………… 12
(5)株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記 …………………………………………………………… 12
(6)会計方針の変更 …………………………………………………………………………………………………… 13
(7)セグメント情報 …………………………………………………………………………………………………… 14
(8)重要な後発事象 …………………………………………………………………………………………………… 14
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オリックス株式会社(8591)2021年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算の概況
(1)連結経営成績
第2四半期連結累計期間の経営成績
前第2四半期 当第2四半期
増減 増減率
連結累計期間 連結累計期間
営業収益 (百万円) 1,135,445 1,084,738 △50,707 △4%
営業費用 (百万円) 973,743 964,899 △8,844 △1%
税引前四半期純利益 (百万円) 228,629 134,174 △94,455 △41%
当社株主に帰属する四半期純利益 (百万円) 159,150 93,842 △65,308 △41%
1株当たり当社株主に帰属する
(円) 124.34 75.22 △49.12 △40%
四半期純利益(基本的)
(希薄化後) (円) 124.24 75.16 △49.08 △40%
ROE
(当社株主資本・当社株主に帰属する (%) 10.9 6.3 △4.6 -
四半期純利益率、年換算)
ROA
(総資本・当社株主に帰属する (%) 2.58 1.43 △1.15 -
四半期純利益率、年換算)
(注)ROEは、米国会計基準に基づき、当社株主資本合計を用いて算出しています。
業績総括(2020年4月1日から2020年9月30日まで)
当第2四半期連結累計期間の営業収益は、生命保険料収入および運用益や商品および不動産売上高が増加したものの、サ
ービス収入や有価証券売却・評価損益および受取配当金、オペレーティング・リース収益が減少したため、前年同期の
1,135,445百万円に比べて4%減の1,084,738百万円になりました。
営業費用は、上述の収益と同様に、生命保険費用や商品および不動産売上原価が増加したものの、サービス費用が減少し
たため、前年同期の973,743百万円に比べて1%減の964,899百万円になりました。
上記に加え、持分法投資損益が前年同期の32,617百万円に比べて93%減の2,289百万円、子会社・関連会社株式売却損益
および清算損が前年同期の33,288百万円に比べて77%減の7,681百万円になりました。
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、当第2四半期連結累計期間の税引前四半期純利益は、前年同期の228,629百万
円に比べて41%減の134,174百万円、当社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期の159,150百万円に比べて41%減の
93,842百万円になりました。
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オリックス株式会社(8591)2021年3月期 第2四半期決算短信
セグメント別動向
当第2四半期連結累計期間のセグメント利益は、前年同期に比べて38%減の149,520百万円となりました。
2020年4月1日より、経営上の最高意思決定者による業績の評価および経営資源の配分におけるセグメント区分を変更し
たため、報告セグメントの区分を変更しました。なお、前第2四半期連結累計期間および前連結会計年度末のセグメント
数値は、変更後のセグメント区分に基づいて組替再表示しています。
2020年4月1日より、これまで各セグメントに配賦してきた販売費および一般管理費のうち、オリックスグループ全体で
負担すべき費用については、各セグメントへ配賦する方法から、セグメント利益と四半期連結財務諸表との調整額に含め
て表示する方法に変更しています。なお、この変更により、前第2四半期連結累計期間のセグメント数値を組替再表示し
ています。
2020年4月1日より、会計基準書アップデート第2016-13号(金融商品の信用損失の測定―会計基準編纂書326(信用損失))
(以下、「信用損失基準」)を適用しています。詳細については、「(6)会計方針の変更(新たに適用された会計基
準)」をご参照ください。
各セグメントの当第2四半期連結累計期間の動向は以下のとおりです。
法人営業・メンテナンスリース:金融・各種手数料ビジネス、自動車および電子計測器・IT関連機器などのリースお
よびレンタル、弥生
前第2四半期 当第2四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 211,546 208,591 △2,955 △1
セグメント利益 32,581 24,948 △7,633 △23
前連結会計 当第2四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 1,789,693 1,709,878 △79,815 △4
セグメント収益は、法人営業において投資先のサービス収入が増加したものの、金融資産の減少に伴う金融収益の減少や
レンタカーの売上の減少によるオペレーティング・リース収益の減少により、前年同期に比べて1%減の208,591百万円
になりました。
上記に加え、オペレーティング・リース原価およびサービス費用が増加したこと、および法人営業において買収した企業
のバーゲン・パーチェス益を前第2四半期連結累計期間に計上したことの反動により、セグメント利益は、前年同期に比
べて23%減の24,948百万円になりました。
セグメント資産は、リース純投資、営業貸付金およびオペレーティング・リース投資が減少したことにより、前連結会計
年度末に比べて4%減の1,709,878百万円になりました。
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オリックス株式会社(8591)2021年3月期 第2四半期決算短信
不動産:不動産開発・賃貸・管理、施設運営、不動産のアセットマネジメント
前第2四半期 当第2四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 229,428 167,276 △62,152 △27
セグメント利益 47,444 10,355 △37,089 △78
前連結会計 当第2四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 821,194 827,330 6,136 1
セグメント収益は、新型コロナウイルス感染症の影響により当第2四半期連結累計期間において運営施設の休館や稼働率
低下のため運営事業のサービス収入が減少したこと、賃貸不動産の売却益が減少したこと、および前年同期消費税増税の
駆け込み需要の反動により株式会社大京の不動産請負工事収入が減少したことにより、前年同期に比べて27%減の
167,276百万円になりました。
上記に加え、セグメント利益は、運営事業のサービス費用が減少したものの、高齢者向け住宅の運営事業を行う子会社の
売却益を前年同期に計上したことの反動により、前年同期に比べて78%減の10,355百万円になりました。
セグメント資産は、賃貸不動産の売却によりオペレーティング・リース投資が減少したものの、関連会社投資や賃貸資産
前渡金が増加したことにより、前連結会計年度末に比べて1%増の827,330百万円になりました。
事業投資・コンセッション:企業投資、コンセッション
前第2四半期 当第2四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 143,844 157,826 13,982 10
セグメント利益 19,649 4,077 △15,572 △79
前連結会計 当第2四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 322,522 322,588 66 0
セグメント収益は、前第3四半期連結累計期間に子会社を売却したことによりサービス収入が減少したものの、投資先の
商品売上高が増加したことにより、前年同期に比べて10%増の157,826百万円になりました。
セグメント利益は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、関西3空港における旅客数や発着回数が著しく減少したこ
とによりコンセッションにおいて持分法投資損益が減少したこと、および企業投資において子会社の売却益を前第2四半
期連結累計期間に計上したことの反動により、前年同期に比べて79%減の4,077百万円になりました。
セグメント資産は、関連会社投資が減少したものの、事業用資産前渡金が増加したこと、および前第4四半期連結会計期
間に取得した子会社の取得原価の配分により無形資産が増加したことにより、前連結会計年度末に比べて横ばいの
322,588百万円になりました。
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オリックス株式会社(8591)2021年3月期 第2四半期決算短信
環境エネルギー:国内外再生可能エネルギー、電力小売、省エネルギーサービス、ソーラーパネル・蓄電池販売、廃棄
物処理
前第2四半期 当第2四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 78,327 71,418 △6,909 △9
セグメント利益 8,527 14,132 5,605 66
前連結会計 当第2四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 478,796 478,167 △629 △0
セグメント収益は、電力販売の減少によりサービス収入が減少したため、前年同期に比べて9%減の71,418百万円になり
ました。
セグメント利益は、インドで風力発電事業を行う投資先を完全子会社化したことによるバーゲン・パーチェス益を計上し
たことにより、前年同期に比べて66%増の14,132百万円になりました。
セグメント資産は、前連結会計年度末に比べて横ばいの478,167百万円になりました。
保険:生命保険
前第2四半期 当第2四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 184,200 235,754 51,554 28
セグメント利益 25,926 34,716 8,790 34
前連結会計 当第2四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 1,580,158 1,710,425 130,267 8
セグメント収益は、保有契約の増加に伴う生命保険料収入の増加および変額保険にかかる資産運用益が増加したため、前
年同期に比べて28%増の235,754百万円になりました。
セグメント利益は、変額保険および定額年金保険にかかる責任準備金の戻入を計上したことにより、前年同期に比べて
34%増の34,716百万円になりました。
セグメント資産は、投資有価証券の増加により、前連結会計年度末に比べて8%増の1,710,425百万円になりました。
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オリックス株式会社(8591)2021年3月期 第2四半期決算短信
銀行・クレジット:銀行、カードローン
前第2四半期 当第2四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 41,788 41,661 △127 △0
セグメント利益 18,769 24,239 5,470 29
前連結会計 当第2四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 2,603,736 2,676,617 72,881 3
セグメント収益は、クレジットにおけるモーゲージバンク事業からのサービス収入および銀行事業における投資用不動産
ローンからの金融収益が増加したものの、クレジットにおいて金融収益が減少したことにより、前年同期に比べて横ばい
の41,661百万円になりました。
セグメント利益は、クレジットにおいて前第2四半期連結累計期間に計上した貸倒引当金繰入額に比べて当第2四半期連
結累計期間の信用損失費用が減少したことにより、前年同期に比べて29%増の24,239百万円になりました。
セグメント資産は、銀行事業において投資用不動産ローンの残高が増加したことにより、前連結会計年度末に比べて3%
増の2,676,617百万円になりました。
輸送機器:航空機のリース・管理、船舶関連投融資
前第2四半期 当第2四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 29,434 14,876 △14,558 △49
セグメント利益 16,842 4,713 △12,129 △72
前連結会計 当第2四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 585,304 568,866 △16,438 △3
セグメント収益は、航空機リース事業において自社保有機数および売却機数の減少に伴いオペレーティング・リース収益
が減少したことや投資家への売却機数の減少に伴う手数料収入が減少したこと、および前第2四半期連結累計期間に計上
した船舶の売上高の反動により、前年同期に比べて49%減の14,876百万円になりました。
上記に加え、セグメント利益は、Avolon Holdings Limitedの持分法投資損益が減少したことにより、前年同期に比べて
72%減の4,713百万円になりました。
セグメント資産は、船舶関連の営業貸付金が減少したこと、および航空機リース事業において関連会社投資が減少したこ
とにより、前連結会計年度末に比べて3%減の568,866百万円になりました。
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オリックス株式会社(8591)2021年3月期 第2四半期決算短信
ORIX USA:米州における金融、投資、アセットマネジメント
前第2四半期 当第2四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 65,922 57,859 △8,063 △12
セグメント利益 35,894 11,414 △24,480 △68
前連結会計 当第2四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 1,374,027 1,294,184 △79,843 △6
セグメント収益は、サービス収入が減少したこと、および有価証券売却・評価損益および受取配当金が減少したことによ
り、前年同期に比べて12%減の57,859百万円になりました。
上記に加え、セグメント利益は、前第2四半期連結累計期間に計上したHoulihan Lokey, Inc.の売却益の反動や有価証券
評価損の計上のほか、販売費および一般管理費や信用損失費用の増加により、前年同期に比べて68%減の11,414百万円に
なりました。
セグメント資産は、営業貸付金や投資有価証券の減少により、前連結会計年度末に比べて6%減の1,294,184百万円にな
りました。
ORIX Europe:株式・債券のアセットマネジメント
前第2四半期 当第2四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 77,202 73,046 △4,156 △5
セグメント利益 16,688 16,291 △397 △2
前連結会計 当第2四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 317,847 318,682 835 0
セグメント収益は、有価証券売却・評価損益および受取配当金が増加したものの、前第4四半期連結会計期間の株式相場
の下落に伴い当第2四半期連結累計期間における受託資産の平均残高が前年同期比で減少したことによりサービス収入が
減少したため、前年同期に比べて5%減の73,046百万円になりました。
セグメント利益は、販売費および一般管理費が減少したものの、上記理由により、前年同期に比べて2%減の16,291百万
円になりました。
セグメント資産は、投資有価証券が減少したものの、為替の影響により営業権、企業結合で取得した無形資産が増加した
ため、前連結会計年度末に比べて横ばいの318,682百万円になりました。
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オリックス株式会社(8591)2021年3月期 第2四半期決算短信
アジア・豪州:アジア・豪州における金融、投資
前第2四半期 当第2四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 72,752 58,962 △13,790 △19
セグメント利益 19,187 4,635 △14,552 △76
前連結会計 当第2四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 1,010,268 992,937 △17,331 △2
セグメント収益は、前第2四半期連結累計期間にアジアにおける既存投資先の有価証券売却益を計上したことの反動、お
よびサービス収入や金融収益が減少したことにより、前年同期に比べて19%減の58,962百万円になりました。
上記に加え、セグメント利益は、アジアにおいて子会社・関連会社株式売却益を計上したものの、関連会社投資の減損を
計上したことにより持分法投資損益が減少したため、前年同期に比べて76%減の4,635百万円になりました。
セグメント資産は、関連会社投資やリース純投資が減少したことにより、前連結会計年度末に比べて2%減の992,937百
万円になりました。
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オリックス株式会社(8591)2021年3月期 第2四半期決算短信
(2)連結財政状態
資産、負債、株主資本の状況
前連結会計 当第2四半期
増減 増減率
年度末 連結会計期間末
総資産 (百万円) 13,067,528 13,168,070 100,542 1%
(うち、セグメント資産) 10,883,545 10,899,674 16,129 0%
負債合計 (百万円) 9,991,362 10,127,385 136,023 1%
(うち、長短借入債務) 4,616,186 4,624,986 8,800 0%
(うち、預金) 2,231,703 2,321,840 90,137 4%
当社株主資本 (百万円) 2,993,608 2,979,684 △13,924 △0%
1株当たり当社株主資本 (円) 2,386.35 2,392.31 5.96 0%
(注)1.株主資本は米国会計基準に基づき、当社株主資本合計を記載しています。
2.1株当たり株主資本は、当社株主資本合計を用いて算出しています。
総資産は、リース純投資およびオペレーティング・リース投資が減少し、さらに信用損失基準適用に伴い前連結会計年度
末の貸倒引当金に比べ信用損失引当金が増加したものの、投資有価証券が増加したため、前連結会計年度末の13,067,528
百万円に比べて1%増の13,168,070百万円になりました。また、セグメント資産は、前連結会計年度末に比べて横ばいの
10,899,674百万円になりました。
負債については、支払手形、買掛金および未払金が減少した一方で、預金、保険契約債務および保険契約者勘定が増加し
たことで、前連結会計年度末の9,991,362百万円に比べて1%増の10,127,385百万円になりました。
当社株主資本は、前連結会計年度末に比べて横ばいの2,979,684百万円になりました。
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2.四半期連結財務諸表等
(1)四半期連結貸借対照表(米国会計基準)
(単位:百万円)
前連結会計年度末 当第2四半期 前連結会計年度末 当第2四半期
連結会計期間末 連結会計期間末
(2020年3月31日) (2020年9月30日) (2020年3月31日) (2020年9月30日)
現金および現金等価物 982,666 1,182,557 短期借入債務 336,832 361,525
使途制限付現金 152,618 124,749 預金 2,231,703 2,321,840
リース純投資 1,080,964 1,033,980 支払手形、買掛金および未払金 282,727 197,062
営業貸付金 3,740,486 3,732,261 保険契約債務および保険契約者勘定 1,591,475 1,727,963
(公正価値オプションを選択し、 (公正価値オプションを選択し、
公正価値評価した以下の金額を含む) 公正価値評価した以下の金額を含む)
2020年3月31日 90,893百万円 2020年3月31日 300,739百万円
2020年9月30日 94,885百万円 2020年9月30日 296,810百万円
貸倒引当金 △56,836 - 未払法人税等 356,350 354,184
信用損失引当金 - △85,761 長期借入債務 4,279,354 4,263,461
オペレーティング・リース投資 1,400,001 1,375,958 その他負債 912,921 901,350
投資有価証券 2,245,323 2,347,344
(公正価値オプションを選択し、
(負債合計) 9,991,362 10,127,385
公正価値評価した以下の金額を含む)
2020年3月31日 25,295百万円 償還可能非支配持分 10,331 -
2020年9月30日 7,263百万円 契約債務および偶発債務
(以下の売却可能負債証券の償却原価と
信用損失引当金を含む)
2020年9月30日
償却原価 1,724,180百万円
信用損失引当金 -百万円
事業用資産 562,485 562,612
関連会社投資 821,662 793,506 資本金 221,111 221,111
受取手形、売掛金および未収入金 312,744 254,220 資本剰余金 257,638 243,061
棚卸資産 126,013 135,234 利益剰余金 2,754,461 2,753,954
社用資産 203,930 195,577 その他の包括利益累計額 △118,532 △124,264
その他資産 1,495,472 1,515,833 自己株式(取得価額) △121,070 △114,178
(公正価値オプションを選択し、 (当社株主資本合計) 2,993,608 2,979,684
公正価値評価した以下の金額を含む) 非支配持分 72,227 61,001
2020年3月31日 18,206百万円
(資本合計) 3,065,835 3,040,685
2020年9月30日 9,062百万円
資産合計 13,067,528 13,168,070 負債・資本合計 13,067,528 13,168,070
(注) 1.その他の包括利益累計額内訳
当第2四半期
前連結会計年度末 連結会計期間末
未実現有価証券評価損益 △5,001 △3,130
金融負債評価調整 1,457 923
確定給付年金制度 △26,375 △26,248
為替換算調整勘定 △72,471 △79,142
未実現デリバティブ評価損益 △16,142 △16,667
△118,532 △124,264
2.2020年4月1日より、信用損失基準を適用しており、貸倒引当金を信用損失引当金に組み替えています。詳細については、「(6)会計
方針の変更(新たに適用された会計基準)」をご参照ください。
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(2)四半期連結損益計算書(米国会計基準)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業収益
金融収益 136,372 131,904
有価証券売却・評価損益および受取配当金 20,381 12,832
オペレーティング・リース収益 214,925 197,961
生命保険料収入および運用益 182,468 233,751
商品および不動産売上高 184,494 192,653
サービス収入 396,805 315,637
営 業 収 益 計 1,135,445 1,084,738
営業費用
支払利息 50,243 42,161
オペレーティング・リース原価 143,440 145,810
生命保険費用 130,960 173,025
商品および不動産売上原価 160,042 163,538
サービス費用 247,749 202,118
その他の損益 9,473 7,833
販売費および一般管理費 221,191 218,619
貸倒引当金繰入額 10,573 -
信用損失費用 - 7,336
長期性資産評価損 36 583
有価証券評価損 36 3,876
営 業 費 用 計 973,743 964,899
営 業 利 益 161,702 119,839
持分法投資損益 32,617 2,289
子会社・関連会社株式売却損益および清算損 33,288 7,681
バーゲン・パーチェス益 1,022 4,365
税 引 前 四 半 期 純 利 益 228,629 134,174
法 人 税 等 66,965 38,682
四 半 期 純 利 益 161,664 95,492
非 支 配 持 分 に 帰 属 す る 四 半 期 純 利 益 2,192 1,673
償還可能非支配持分に帰属する四半期純利益(△損失) 322 △23
当 社 株 主 に 帰 属 す る 四 半 期 純 利 益 159,150 93,842
(注)2020年4月1日より、信用損失基準を適用しており、貸倒引当金繰入額を信用損失費用に組み替えています。詳細
については、「(6)会計方針の変更(新たに適用された会計基準)」をご参照ください。
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(3)四半期連結包括利益計算書(米国会計基準)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益 161,664 95,492
その他の包括利益(△損失)
未実現有価証券評価損益 4,904 1,879
金融負債評価調整 204 △534
確定給付年金制度 786 125
為替換算調整勘定 △38,045 △8,749
未実現デリバティブ評価損益 △5,728 △520
その他の包括利益(△損失) 計 △37,879 △7,799
四半期包括利益 123,785 87,693
非支配持分に帰属する四半期包括利益(△損失) 373 △114
償還可能非支配持分に帰属する四半期包括利益(△損失) 47 △303
当社株主に帰属する四半期包括利益 123,365 88,110
(4)継続企業の前提に関する注記
該当事項はありません。
(5)株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記
該当事項はありません。
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(6)会計方針の変更
(新たに適用された会計基準)
2016年6月、信用損失基準が公表され、その後、それを修正するアップデートが公表されました。これらのアップデ
ートは、多くの金融資産の信用損失の測定方法および認識方法の重要な変更をしています。新たな予想損失モデルは、
これらのアップデートの適用対象となる金融資産の残存期間に発生することが見込まれる予想信用損失の見積もりをた
だちに認識することを要求しています。また、これらのアップデートは、売却可能負債証券の減損モデルに限定的な複
数の修正を行っています。当社および子会社は、これらのアップデートを2020年4月1日に適用期の期首の利益剰余金
額を累積的に調整する方法により適用しています。信用損失引当金の見積方法の変更により、営業貸付金、リース純投
資等の金融資産および金融保証契約やローンコミットメント契約のオフバランスシート信用エクスポージャーに対する
信用損失引当金が増加しました。当社および子会社の適用日における財政状態への主な影響は、連結貸借対照表上、信
用損失引当金が31,745百万円の増加、オフバランスシート信用エクスポージャーに関連するその他負債が28,294百万円
の増加、利益剰余金が42,855百万円の減少でした。
2017年1月、会計基準書アップデート第2017-04号(営業権の減損テストの簡素化―会計基準編纂書350(無形資産―営
業権とその他))が公表されました。このアップデートは、従来の2つのステップによる営業権の減損テストのうち、第
2ステップを削除しています。第2ステップの代わりに、営業権の減損は、報告単位の帳簿価額が公正価値を超過する
金額により測定されることになります。また、ゼロ以下の帳簿価額をもつ報告単位について定性的評価を実施し、定性
的テストの結果、減損している可能性が50%超であると判断された場合に、営業権の減損テストの第2ステップの実施
を要求する規定を削除しました。当社および子会社は、このアップデートを2020年4月1日に適用しています。このア
ップデートの適用による当社および子会社の経営成績および財政状態への影響については、今後の営業権の減損テスト
の結果によります。
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(7)セグメント情報(米国会計基準)
事業の種類別セグメント情報 (単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間 前連結会計年度末 当第2四半期
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日 連結会計期間末
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日) (2020年3月31日) (2020年9月30日)
セグメント収益 セグメント利益 セグメント収益 セグメント利益 セグメント資産 セグメント資産
法人営業・
211,546 32,581 208,591 24,948 1,789,693 1,709,878
メンテナンスリース
不動産 229,428 47,444 167,276 10,355 821,194 827,330
事業投資・
143,844 19,649 157,826 4,077 322,522 322,588
コンセッション
環境エネルギー 78,327 8,527 71,418 14,132 478,796 478,167
保険 184,200 25,926 235,754 34,716 1,580,158 1,710,425
銀行・クレジット 41,788 18,769 41,661 24,239 2,603,736 2,676,617
輸送機器 29,434 16,842 14,876 4,713 585,304 568,866
ORIX USA 65,922 35,894 57,859 11,414 1,374,027 1,294,184
ORIX Europe 77,202 16,688 73,046 16,291 317,847 318,682
アジア・豪州 72,752 19,187 58,962 4,635 1,010,268 992,937
セグメント計 1,134,443 241,507 1,087,269 149,520 10,883,545 10,899,674
四半期連結財務諸表(連
1,002 △12,878 △2,531 △15,346 2,183,983 2,268,396
結財務諸表)との調整
連結合計 1,135,445 228,629 1,084,738 134,174 13,067,528 13,168,070
(注) 1. 当社の業績評価は、税引前四半期純利益に税効果控除前の非支配持分に帰属する四半期純利益および償還可能非
支配持分に帰属する四半期純利益を加減しています。なお、セグメント利益には税金費用は含まれていません。
2. 2020年4月1日より、経営上の最高意思決定者による業績の評価および経営資源の配分におけるセグメント区分
を変更したため、報告セグメントの区分を変更しました。なお、前第2四半期連結累計期間および前連結会計年
度末のセグメント数値は、変更後のセグメント区分に基づいて組替再表示しています。
3. 2020年4月1日より、これまで各セグメントに配賦してきた販売費および一般管理費のうち、オリックスグルー
プ全体で負担すべき費用については、各セグメントへ配賦する方法から、セグメント利益と四半期連結財務諸表
との調整額に含めて表示する方法に変更しています。なお、この変更により、前第2四半期連結累計期間のセグ
メント数値を組替再表示しています。
4. 2020年4月1日より、信用損失基準を適用しています。詳細については、「(6)会計方針の変更(新たに適用
された会計基準)」をご参照ください。
5. セグメント間の取引を各セグメント収益に含めて計上し、その消去を四半期連結財務諸表との調整に含めて計上
しています。
(8)重要な後発事象
該当事項はありません。
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