8591 オリックス 2020-08-04 15:30:00
2021年3月期 第1四半期決算短信〔米国基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔米国基準〕(連結)
2020年8月4日
上場会社名 オリックス株式会社 上場取引所 東
コード番号 8591 URL https://www.orix.co.jp/grp/company/ir/
代表者 (役職名) 代表執行役社長 (氏名)井上 亮
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名)五唐 裕也 TEL 03-3435-3000(代表)
四半期報告書提出予定日 2020年8月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有
(百万円未満四捨五入)
1.2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
当社株主に帰属する
営業収益 営業利益 税引前四半期純利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 537,641 △2.0 45,516 △39.8 67,631 △31.6 50,048 △27.7
2020年3月期第1四半期 548,449 △9.2 75,651 △17.8 98,860 △10.9 69,210 △13.4
(注) 1.当社株主に帰属する四半
2021年3月期第1四半期 45,876百万円 (△5.7%) 2020年3月期第1四半期 48,672百万円 (△35.2%)
期包括利益
1株当たり当社株主に帰属する 潜在株式調整後1株当たり当社株主
四半期純利益 に帰属する四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第1四半期 40.08 40.05
2020年3月期第1四半期 54.07 54.02
(2)連結財政状態
総資産 資本合計(純資産) 株主資本 株主資本比率
百万円 百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 13,092,507 3,005,552 2,935,174 22.4
2020年3月期 13,067,528 3,065,835 2,993,608 22.9
(注) 1.株主資本は米国会計基準に基づき、当社株主資本合計を記載しています。
2.株主資本比率は、当社株主資本合計を用いて算出しています。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 35.00 - 41.00 76.00
2021年3月期 -
2021年3月期 (予想) 35.00 - - -
(注) 1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
2.2021年3月期の期末配当予想額は未定です。
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大に伴う世界的な経済減速に伴い、業績の見通しが困難な状況が
続いています。このような状況を踏まえ、現時点では業績に与える影響に未確定要因が多いことから、2021年3月期
の連結業績予想につきましては、合理的に算定することが困難と判断し、未定としております。
※注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)、除外 -社 (社名)
(2)簡便な会計処理及び特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:有
② ①以外の会計方針の変更 :無
(注)詳細は、【添付資料】13ページ「2.四半期連結財務諸表等(6)会計方針の変更(新たに適用された会計基
準)」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 1,313,954,980株 2020年3月期 1,324,629,128株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 66,231,336株 2020年3月期 68,680,644株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 1,248,752,101株 2020年3月期1Q 1,279,961,304株
(注)2021年3月期第1四半期連結会計期間末および2020年3月期連結会計年度末において、役員報酬BIP信託
(役員報酬のうち、将来支給する株式報酬に充当するもの)として保有する当社株式、それぞれ1,476,828株および
1,476,828株は、期末自己株式数に含めていませんが、1株当たり情報の算出において控除する自己株式として含
めています。
※四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に
基づいていますが、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。これらの将来に関する記述に依拠
することはお控えくださるようお願いいたします。
将来に関する記述と異なる結果を生じさせる原因となる要素は、当社が関東財務局長に提出しています有価証券報告書の
「事業等のリスク」、アメリカ合衆国証券取引委員会(SEC)に提出していますForm 20-Fによる報告書の「リスク要
因(Risk Factors)」に記載されていますが、これらに限られるものではありません。
オリックス株式会社(8591)2021年3月期 第1四半期決算短信
【添付資料の目次】
1.当四半期決算の概況 …………………………………………………………………………………………………… 2
(1)連結経営成績 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(2)連結財政状態 ……………………………………………………………………………………………………… 9
2.四半期連結財務諸表等 ………………………………………………………………………………………………… 10
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 10
(2)四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………… 11
(3)四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………… 12
(4)継続企業の前提に関する注記 …………………………………………………………………………………… 12
(5)株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記 …………………………………………………………… 12
(6)会計方針の変更 …………………………………………………………………………………………………… 13
(7)セグメント情報 …………………………………………………………………………………………………… 14
(8)重要な後発事象 …………………………………………………………………………………………………… 14
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オリックス株式会社(8591)2021年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算の概況
(1)連結経営成績
第1四半期連結累計期間の経営成績
前第1四半期 当第1四半期
増減 増減率
連結累計期間 連結累計期間
営業収益 (百万円) 548,449 537,641 △10,808 △2%
営業費用 (百万円) 472,798 492,125 19,327 4%
税引前四半期純利益 (百万円) 98,860 67,631 △31,229 △32%
当社株主に帰属する四半期純利益 (百万円) 69,210 50,048 △19,162 △28%
1株当たり当社株主に帰属する
(円) 54.07 40.08 △13.99 △26%
四半期純利益(基本的)
(希薄化後) (円) 54.02 40.05 △13.97 △26%
ROE
(当社株主資本・当社株主に帰属する (%) 9.6 6.8 △2.8 -
四半期純利益率、年換算)
ROA
(総資本・当社株主に帰属する (%) 2.25 1.53 △0.72 -
四半期純利益率、年換算)
(注)ROEは、米国会計基準に基づき、当社株主資本合計を用いて算出しています。
業績総括(2020年4月1日から2020年6月30日まで)
当第1四半期連結累計期間の営業収益は、生命保険料収入および運用益や商品および不動産売上高が増加したものの、サ
ービス収入や有価証券売却・評価損益および受取配当金、オペレーティング・リース収益が減少したため、前年同期の
548,449百万円に比べて2%減の537,641百万円になりました。
営業費用は、上述の収益と同様に、サービス費用が減少したものの、生命保険費用や商品および不動産売上原価が増加し
たため、前年同期の472,798百万円に比べて4%増の492,125百万円になりました。
上記に加え、子会社・関連会社株式売却損益および清算損が減少しました。
以上により、当第1四半期連結累計期間の税引前四半期純利益は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、前年同期の
98,860百万円に比べて32%減の67,631百万円、当社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期の69,210百万円に比べて
28%減の50,048百万円になりました。
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オリックス株式会社(8591)2021年3月期 第1四半期決算短信
セグメント別動向
当第1四半期連結累計期間のセグメント利益は、前年同期に比べて29%減の75,396百万円となりました。
2020年4月1日より、経営上の最高意思決定者による業績の評価および経営資源の配分におけるセグメント区分を変更し
たため、報告セグメントの区分を変更しました。なお、前第1四半期連結累計期間および前連結会計年度末のセグメント
数値は、変更後のセグメント区分に基づいて組替再表示しています。
2020年4月1日より、これまで各セグメントに配賦してきた販売費および一般管理費のうち、オリックスグループ全体で
負担すべき費用については、各セグメントへ配賦する方法から、セグメント利益と四半期連結財務諸表との調整額に含め
て表示する方法に変更しています。なお、この変更により、前第1四半期連結会計期間のセグメント数値を組替再表示し
ています。
2020年4月1日より、会計基準書アップデート第2016-13号(金融商品の信用損失の測定―会計基準編纂書326(信用損失))
(以下、「信用損失基準」)を適用しています。詳細については、「(6)会計方針の変更(新たに適用された会計基
準)」をご参照ください。
各セグメントの当第1四半期連結累計期間の動向は以下のとおりです。
法人営業・メンテナンスリース:金融・各種手数料ビジネス、自動車および電子計測器・IT関連機器などのリースお
よびレンタル、弥生
前第1四半期 当第1四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 103,749 101,802 △1,947 △2
セグメント利益 15,457 10,207 △5,250 △34
前連結会計 当第1四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 1,789,693 1,743,872 △45,821 △3
セグメント収益は、オペレーティング・リース収益および金融収益が減少したことにより、前年同期に比べて2%減の
101,802百万円になりました。
セグメント利益は、サービス費用およびオペレーティング・リース原価が増加したこと、および買収した企業のバーゲ
ン・パーチェス益を前第1四半期連結累計期間に計上したことの反動により、前年同期に比べて34%減の10,207百万円に
なりました。
セグメント資産は、リース純投資、営業貸付金およびオペレーティング・リース投資が減少したことにより、前連結会計
年度末に比べて3%減の1,743,872百万円になりました。
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オリックス株式会社(8591)2021年3月期 第1四半期決算短信
不動産:不動産開発・賃貸・管理、施設運営、不動産のアセットマネジメント
前第1四半期 当第1四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 93,828 78,649 △15,179 △16
セグメント利益 5,533 1,515 △4,018 △73
前連結会計 当第1四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 821,194 816,468 △4,726 △1
セグメント収益は、不動産売上高が増加したものの、新型コロナウイルス感染症の影響により当四半期において運営施設
が一時全館休館となり、運営事業のサービス収入が減少したため、前年同期に比べて16%減の78,649百万円になりまし
た。
セグメント利益は、サービス費用および販売費および一般管理費が減少したものの、上記理由により、前年同期に比べて
73%減の1,515百万円になりました。
セグメント資産は、賃貸資産前渡金や棚卸資産が増加したものの、オペレーティング・リース投資が減少したことによ
り、前連結会計年度末に比べて1%減の816,468百万円になりました。
事業投資・コンセッション:企業投資、コンセッション
前第1四半期 当第1四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 77,476 89,773 12,297 16
セグメント利益 10,255 4,492 △5,763 △56
前連結会計 当第1四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 322,522 332,390 9,868 3
セグメント収益は、サービス収入が減少したものの、投資先連結子会社の商品売上高が増加したことにより、前年同期に
比べて16%増の89,773百万円になりました。
セグメント利益は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、関西3空港における旅客数や発着回数が著しく減少したこ
とによりコンセッションにおいて持分法利益が減少したこと、および企業投資において子会社の売却益を前第1四半期連
結累計期間に計上したことの反動により、前年同期に比べて56%減の4,492百万円になりました。
セグメント資産は、主として前第4四半期連結累計期間に取得した子会社の取得原価の配分により無形資産が増加したた
め、前連結会計年度末に比べて3%増の332,390百万円になりました。
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オリックス株式会社(8591)2021年3月期 第1四半期決算短信
環境エネルギー:国内外再生可能エネルギー、電力小売、省エネルギーサービス、ソーラーパネル・蓄電池販売、廃棄
物処理
前第1四半期 当第1四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 37,659 34,226 △3,433 △9
セグメント利益 3,717 8,103 4,386 118
前連結会計 当第1四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 478,796 482,835 4,039 1
セグメント収益は、サービス収入が減少したため、前年同期に比べて9%減の34,226百万円になりました。
セグメント利益は、インドで風力発電事業を行う投資先を完全子会社化したことによるバーゲン・パーチェス益を計上し
たことにより、前年同期に比べて118%増の8,103百万円になりました。
セグメント資産は、太陽光発電所の竣工による事業用資産の増加により、前連結会計年度末に比べて1%増の482,835百
万円になりました。
保険:生命保険
前第1四半期 当第1四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 88,534 117,072 28,538 32
セグメント利益 13,168 17,962 4,794 36
前連結会計 当第1四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 1,580,158 1,663,980 83,822 5
セグメント収益は、生命保険料収入および運用益が増加したことにより、前年同期に比べて32%増の117,072百万円にな
りました。
セグメント利益は、生命保険費用が増加したものの、上記理由により、前年同期に比べて36%増の17,962百万円になりま
した。
セグメント資産は、投資有価証券の増加により、前連結会計年度末に比べて5%増の1,663,980百万円になりました。
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オリックス株式会社(8591)2021年3月期 第1四半期決算短信
銀行・クレジット:銀行、カードローン
前第1四半期 当第1四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 20,307 20,664 357 2
セグメント利益 9,150 11,452 2,302 25
前連結会計 当第1四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 2,603,736 2,629,450 25,714 1
セグメント収益は、銀行事業において投資用不動産ローンからの金融収益が増加したことにより、前年同期に比べて2%
増の20,664百万円になりました。
上記に加え、クレジットにおいて前第1四半期連結累計期間に計上した貸倒引当金繰入額に比べて当第1四半期連結累計
期間の信用損失費用が減少したことにより、セグメント利益は、前年同期に比べて25%増の11,452百万円になりました。
セグメント資産は、銀行事業における営業貸付金の増加により、前連結会計年度末に比べて1%増の2,629,450百万円に
なりました。
輸送機器:航空機のリース・管理、船舶関連投融資
前第1四半期 当第1四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 14,439 7,547 △6,892 △48
セグメント利益 10,550 7,288 △3,262 △31
前連結会計 当第1四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 585,304 586,132 828 0
セグメント収益は、航空機事業においてオペレーティング・リース収益およびサービス収入が減少したことにより、前年
同期に比べて48%減の7,547百万円になりました。
セグメント利益は、持分法投資損益が増加したものの、上記理由により、前年同期に比べて31%減の7,288百万円になり
ました。
セグメント資産は、前連結会計年度末に比べて横ばいの586,132百万円になりました。
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オリックス株式会社(8591)2021年3月期 第1四半期決算短信
ORIX USA:米州における金融、投資、アセットマネジメント
前第1四半期 当第1四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 31,863 24,769 △7,094 △22
セグメント利益 15,798 249 △15,549 △98
前連結会計 当第1四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 1,374,027 1,316,795 △57,232 △4
セグメント収益は、有価証券売却・評価損益および受取配当金、およびサービス収入が減少したことにより、前年同期に
比べて22%減の24,769百万円になりました。
セグメント利益は、前第1四半期連結累計期間に計上した関連会社の売却益の反動や、信用損失費用および有価証券評価
損が増加したため、98%減の249百万円になりました。
セグメント資産は、営業貸付金および投資有価証券の減少により、前連結会計年度末に比べて4%減の1,316,795百万円
になりました。
ORIX Europe:株式・債券のアセットマネジメント
前第1四半期 当第1四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 39,557 36,165 △3,392 △9
セグメント利益 8,563 6,738 △1,825 △21
前連結会計 当第1四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 317,847 326,740 8,893 3
セグメント収益は、有価証券売却・評価損益および受取配当金が増加したものの、株式相場の下落に伴い受託資産の平均
残高が前年同期比で減少したことによりサービス収入が減少したため、前年同期に比べて9%減の36,165百万円になりま
した。
セグメント利益は、販売費および一般管理費が減少したものの、上記理由により、前年同期に比べて21%減の6,738百万
円になりました。
セグメント資産は、投資有価証券の増加により、前連結会計年度末に比べて3%増の326,740百万円になりました。
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オリックス株式会社(8591)2021年3月期 第1四半期決算短信
アジア・豪州:アジア・豪州における金融、投資
前第1四半期 当第1四半期 増減
連結累計期間 連結累計期間 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント収益 41,203 28,327 △12,876 △31
セグメント利益 14,034 7,390 △6,644 △47
前連結会計 当第1四半期 増減
年度末 連結会計期間末 金額 率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
セグメント資産 1,010,268 1,007,993 △2,275 △0
セグメント収益は、前第1四半期連結累計期間にアジアにおける既存投資先の有価証券売却益を計上したことの反動、お
よびサービス収入やオペレーティング・リース収益が減少したことにより、前年同期に比べて31%減の28,327百万円にな
りました。
セグメント利益は、子会社・関連会社株式売却益を計上したものの、上記理由により、前年同期に比べて47%減の7,390
百万円になりました。
セグメント資産は、オペレーティング・リース投資および営業貸付金が増加したものの、関連会社投資が減少したことに
より、前連結会計年度末に比べて横ばいの1,007,993百万円になりました。
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オリックス株式会社(8591)2021年3月期 第1四半期決算短信
(2)連結財政状態
資産、負債、株主資本の状況
前連結会計 当第1四半期
増減 増減率
年度末 連結会計期間末
総資産 (百万円) 13,067,528 13,092,507 24,979 0%
(うち、セグメント資産) 10,883,545 10,906,655 23,110 0%
負債合計 (百万円) 9,991,362 10,076,751 85,389 1%
(うち、長短借入債務) 4,616,186 4,715,312 99,126 2%
(うち、預金) 2,231,703 2,285,896 54,193 2%
当社株主資本 (百万円) 2,993,608 2,935,174 △58,434 △2%
1株当たり当社株主資本 (円) 2,386.35 2,355.21 △31.14 △1%
(注)1.株主資本は米国会計基準に基づき、当社株主資本合計を記載しています。
2.1株当たり株主資本は、当社株主資本合計を用いて算出しています。
総資産は、リース純投資および営業貸付金が減少し、さらに信用損失基準適用に伴い前連結会計年度末の貸倒引当金に比
べ信用損失引当金が増加したものの、投資有価証券が増加したことで、前連結会計年度末に比べて横ばいの13,092,507百
万円になりました。また、セグメント資産は、前連結会計年度末に比べて横ばいの10,906,655百万円になりました。
負債については、長短借入債務や預金、保険契約債務および保険契約者勘定が増加した一方で、支払手形、買掛金および
未払金が減少したことで、前連結会計年度末に比べてほぼ横ばいの10,076,751百万円になりました。
当社株主資本は、前連結会計年度末から2%減の2,935,174百万円になりました。
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オリックス株式会社(8591)2021年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表等
(1)四半期連結貸借対照表(米国会計基準)
(単位:百万円)
前連結会計年度末 当第1四半期 前連結会計年度末 当第1四半期
連結会計期間末
連結会計期間末
(2020年3月31日) (2020年3月31日)
(2020年6月30日) (2020年6月30日)
現金および現金等価物 982,666 1,055,194 短期借入債務 336,832 377,150
使途制限付現金 152,618 125,049 預金 2,231,703 2,285,896
リース純投資 1,080,964 1,059,563 支払手形、買掛金および未払金 282,727 190,781
営業貸付金 3,740,486 3,711,042 保険契約債務および保険契約者勘定 1,591,475 1,632,439
(公正価値オプションを選択し、 (公正価値オプションを選択し、
公正価値評価した以下の金額を含む) 公正価値評価した以下の金額を含む)
2020年3月31日 90,893百万円 2020年3月31日 300,739百万円
2020年6月30日 54,647百万円 2020年6月30日 302,201百万円
貸倒引当金 △56,836 - 未払法人税等 356,350 350,828
信用損失引当金 - △91,860 長期借入債務 4,279,354 4,338,162
オペレーティング・リース投資 1,400,001 1,385,904 その他負債 912,921 901,495
投資有価証券 2,245,323 2,326,405
(公正価値オプションを選択し、
(負債合計) 9,991,362 10,076,751
公正価値評価した以下の金額を含む)
2020年3月31日 25,295百万円 償還可能非支配持分 10,331 10,204
2020年6月30日 25,926百万円 契約債務および偶発債務
(以下の売却可能負債証券の償却原価と
信用損失引当金を含む)
2020年6月30日
償却原価 1,710,759百万円
信用損失引当金 -百万円
事業用資産 562,485 568,891
関連会社投資 821,662 807,350 資本金 221,111 221,111
受取手形、売掛金および未収入金 312,744 291,689 資本剰余金 257,638 239,888
棚卸資産 126,013 129,539 利益剰余金 2,754,461 2,710,160
社用資産 203,930 201,770 その他の包括利益累計額 △118,532 △122,704
その他資産 1,495,472 1,521,971 自己株式(取得価額) △121,070 △113,281
(公正価値オプションを選択し、 (当社株主資本合計) 2,993,608 2,935,174
公正価値評価した以下の金額を含む) 非支配持分 72,227 70,378
2020年3月31日 18,206百万円
(資本合計) 3,065,835 3,005,552
2020年6月30日 10,854百万円
資産合計 13,067,528 13,092,507 負債・資本合計 13,067,528 13,092,507
(注) 1.その他の包括利益累計額内訳
当第1四半期
前連結会計年度末 連結会計期間末
未実現有価証券評価損益 △5,001 △6,412
金融負債評価調整 1,457 1,025
確定給付年金制度 △26,375 △26,277
為替換算調整勘定 △72,471 △73,524
未実現デリバティブ評価損益 △16,142 △17,516
△118,532 △122,704
2.2020年4月1日より、信用損失基準を適用しており、貸倒引当金を信用損失引当金に組み替えています。詳細については、「(6)会計
方針の変更(新たに適用された会計基準)」をご参照ください。
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オリックス株式会社(8591)2021年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書(米国会計基準)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
営業収益
金融収益 67,788 65,431
有価証券売却・評価損益および受取配当金 13,543 2,369
オペレーティング・リース収益 101,769 94,946
生命保険料収入および運用益 87,690 116,123
商品および不動産売上高 87,152 108,365
サービス収入 190,507 150,407
営 業 収 益 計 548,449 537,641
営業費用
支払利息 26,166 22,681
オペレーティング・リース原価 71,274 71,592
生命保険費用 61,761 85,645
商品および不動産売上原価 75,432 92,869
サービス費用 117,326 97,599
その他の損益 4,695 5,105
販売費および一般管理費 111,408 108,367
貸倒引当金繰入額 4,716 -
信用損失費用 - 6,405
長期性資産評価損 20 257
有価証券評価損 0 1,605
営 業 費 用 計 472,798 492,125
営 業 利 益 75,651 45,516
持分法投資損益 12,983 12,430
子会社・関連会社株式売却損益および清算損 9,204 5,320
バーゲン・パーチェス益 1,022 4,365
税 引 前 四 半 期 純 利 益 98,860 67,631
法 人 税 等 28,956 17,176
四 半 期 純 利 益 69,904 50,455
非 支 配 持 分 に 帰 属 す る 四 半 期 純 利 益 385 430
償還可能 非支配持分に帰属する四半期純利益( △損 失) 309 △23
当 社 株 主 に 帰 属 す る 四 半 期 純 利 益 69,210 50,048
(注)2020年4月1日より、信用損失基準を適用しており、貸倒引当金繰入額を信用損失費用に組み替えています。詳細
については、「(6)会計方針の変更(新たに適用された会計基準)」をご参照ください。
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(3)四半期連結包括利益計算書(米国会計基準)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純利益 69,904 50,455
その他の包括利益(△損失)
未実現有価証券評価損益 5,235 △1,406
金融負債評価調整 132 △432
確定給付年金制度 339 97
為替換算調整勘定 △23,940 △1,273
未実現デリバティブ評価損益 △3,879 △1,385
その他の包括利益(△損失) 計 △22,113 △4,399
四半期包括利益 47,791 46,056
非支配持分に帰属する四半期包括利益(△損失) △903 307
償還可能非支配持分に帰属する四半期包括利益(△損失) 22 △127
当社株主に帰属する四半期包括利益 48,672 45,876
(4)継続企業の前提に関する注記
該当事項はありません。
(5)株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記
該当事項はありません。
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オリックス株式会社(8591)2021年3月期 第1四半期決算短信
(6)会計方針の変更
(新たに適用された会計基準)
2016年6月、信用損失基準が公表され、その後、それを修正するアップデートが公表されました。これらのアップデー
トは、多くの金融資産の信用損失の測定方法および認識方法の重要な変更をしています。新たな予想損失モデルは、これ
らのアップデートの適用対象となる金融資産の残存期間に発生することが見込まれる予想信用損失の見積もりをただちに
認識することを要求しています。また、これらのアップデートは、売却可能負債証券の減損モデルに限定的な複数の修正
を行っています。当社および子会社は、これらのアップデートを2020年4月1日に適用期の期首の利益剰余金額を累積的
に調整する方法により適用しています。信用損失引当金の見積方法の変更により、営業貸付金、リース純投資等の金融資
産および金融保証契約やローンコミットメント契約のオフバランスシート信用エクスポージャーに対する信用損失引当金
が増加しました。当社および子会社の適用日における財政状態への主な影響は、連結貸借対照表上、信用損失引当金が
31,745百万円の増加、オフバランスシート信用エクスポージャーに関連するその他負債が28,294百万円の増加、利益剰余
金が42,855百万円の減少でした。
2017年1月、会計基準書アップデート第2017-04号(営業権の減損テストの簡素化―会計基準編纂書350(無形資産―営業
権とその他))が公表されました。このアップデートは、従来の2つのステップによる営業権の減損テストのうち、第2ス
テップを削除しています。第2ステップの代わりに、営業権の減損は、報告単位の帳簿価額が公正価値を超過する金額に
より測定されることになります。また、ゼロ以下の帳簿価額をもつ報告単位について定性的評価を実施し、定性的テスト
の結果、減損している可能性が50%超であると判断された場合に、営業権の減損テストの第2ステップの実施を要求する
規定を削除しました。当社および子会社は、このアップデートを2020年4月1日に適用しています。このアップデートの
適用による当社および子会社の経営成績および財政状態への影響については、今後の営業権の減損テストの結果によりま
す。
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オリックス株式会社(8591)2021年3月期 第1四半期決算短信
(7)セグメント情報(米国会計基準)
事業の種類別セグメント情報 (単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間 前連結会計年度末 当第1四半期
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日 連結会計期間末
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日) (2020年3月31日) (2020年6月30日)
セグメント収益 セグメント利益 セグメント収益 セグメント利益 セグメント資産 セグメント資産
法人営業・
103,749 15,457 101,802 10,207 1,789,693 1,743,872
メンテナンスリース
不動産 93,828 5,533 78,649 1,515 821,194 816,468
事業投資・
77,476 10,255 89,773 4,492 322,522 332,390
コンセッション
環境エネルギー 37,659 3,717 34,226 8,103 478,796 482,835
保険 88,534 13,168 117,072 17,962 1,580,158 1,663,980
銀行・クレジット 20,307 9,150 20,664 11,452 2,603,736 2,629,450
輸送機器 14,439 10,550 7,547 7,288 585,304 586,132
ORIX USA 31,863 15,798 24,769 249 1,374,027 1,316,795
ORIX Europe 39,557 8,563 36,165 6,738 317,847 326,740
アジア・豪州 41,203 14,034 28,327 7,390 1,010,268 1,007,993
セグメント計 548,615 106,225 538,994 75,396 10,883,545 10,906,655
四半期連結財務諸表(連
△166 △7,365 △1,353 △7,765 2,183,983 2,185,852
結財務諸表)との調整
連結合計 548,449 98,860 537,641 67,631 13,067,528 13,092,507
(注) 1. 当社の業績評価は、税引前四半期純利益に税効果控除前の非支配持分に帰属する四半期純利益および償還可能非
支配持分に帰属する四半期純利益を加減しています。なお、セグメント利益には税金費用は含まれていません。
2. 2020年4月1日より、経営上の最高意思決定者による業績の評価および経営資源の配分におけるセグメント区分
を変更したため、報告セグメントの区分を変更しました。なお、前第1四半期連結累計期間および前連結会計年
度末のセグメント数値は、変更後のセグメント区分に基づいて組替再表示しています。
3. 2020年4月1日より、これまで各セグメントに配賦してきた販売費および一般管理費のうち、オリックスグルー
プ全体で負担すべき費用については、各セグメントへ配賦する方法から、セグメント利益と四半期連結財務諸表
との調整額に含めて表示する方法に変更しています。なお、この変更により、前第1四半期連結会計期間のセグ
メント数値を組替再表示しています。
4. 2020年4月1日より、信用損失基準を適用しています。詳細については、「(6)会計方針の変更(新たに適用
された会計基準)」をご参照ください。
5. セグメント間の取引を各セグメント収益に含めて計上し、その消去を四半期連結財務諸表との調整に含めて計上
しています。
(8)重要な後発事象
該当事項はありません。
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