8570 イオンFS 2021-07-07 15:00:00
2022年2月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]

               2022年2月期  第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                            2021年7月7日
上場会社名      イオンフィナンシャルサービス株式会社                                               上場取引所  東
コード番号      8570  URL  https://www.aeonfinancial.co.jp/
代表者        (役職名) 代表取締役社長                 (氏名)藤田 健二
問合せ先責任者 (役職名) 取締役兼常務執行役員                          (氏名)木坂 有朗                 TEL  03-5281-2027
四半期報告書提出予定日   2021年7月14日                          配当支払開始予定日            -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有  
四半期決算説明会開催の有無   :有 (機関投資家・アナリスト向け)

                                                                                         (百万円未満切捨て)
1.2022年2月期第1四半期の連結業績(2021年3月1日~2021年5月31日)
 (1)連結経営成績(累計)                                                         (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                                   親会社株主に帰属する
                       営業収益                      営業利益                 経常利益
                                                                                      四半期純利益
                    百万円            %         百万円            %      百万円           %   百万円     %
2022年2月期第1四半期      122,205       11.1        20,710         -      21,603        -   11,667  -
2021年2月期第1四半期      109,959         -          △863          -       △722         -  △1,080   -
(注)包括利益   2022年2月期第1四半期         20,872百万円 (-%)              2021年2月期第1四半期          △11,700百万円 (-%)

                                                        潜在株式調整後
                   1株当たり四半期純利益
                                                      1株当たり四半期純利益
                                         円 銭                    円 銭
2022年2月期第1四半期                            54.06                  54.05
2021年2月期第1四半期                            △5.01                     -

 (2)連結財政状態
                        総資産                      純資産                自己資本比率              1株当たり純資産
                                百万円                     百万円                       %             円 銭
2022年2月期第1四半期                6,171,375                 490,642                   6.7         1,910.34
2021年2月期                     6,123,721                 474,667                   6.6         1,860.08
(参考)自己資本       2022年2月期第1四半期             412,308百万円        2021年2月期         401,462百万円

2.配当の状況
                                                  年間配当金
                第1四半期末         第2四半期末            第3四半期末             期末             合計
                    円 銭            円 銭                円 銭                円 銭            円 銭
2021年2月期              -            11.00                -                23.00          34.00
2022年2月期              -
2022年2月期(予想)                             14.00             -             26.00          40.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
   2022年2月期 第2四半期期末配当金(予想)の内訳                         普通配当 12円 設立40周年記念配当                 2円
   2022年2月期 期末配当金(予想)の内訳 普通配当                         24円 設立40周年記念配当 2円

3.2022年2月期の連結業績予想(2021年3月1日~2022年2月28日)
                                                                                 (%表示は、対前期増減率)
                                                                        親会社株主に帰属                1株当たり
               営業収益              営業利益                   経常利益
                                                                        する当期純利益                 当期純利益
          百万円      %   百万円       %   百万円                            %   百万円       %                円 銭
         490,000  0.6  41,000   0.9  41,000                        1.9  19,000   7.4               88.04
   通期
        ~520,000 ~6.7 ~46,000 ~13.2 ~46,000                      ~14.3 ~21,000 ~18.7              ~97.31
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
   第2四半期連結累計期間については業績予想の開示を行っておりません。
※  注記事項
  (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
      新規  -社  (社名)、除外  -社  (社名)
 
  (2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
 
  (3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
     ①  会計基準等の改正に伴う会計方針の変更        :無
     ②  ①以外の会計方針の変更                      :無
     ③  会計上の見積りの変更                        :無
     ④  修正再表示                                  :無
 
  (4)発行済株式数(普通株式)
     ①  期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年2月期1Q               216,010,128株 2021年2月期   216,010,128株
     ②  期末自己株式数                         2022年2月期1Q     179,658株 2021年2月期       179,553株
     ③  期中平均株式数(四半期累計)                  2022年2月期1Q 215,830,489株 2021年2月期1Q 215,801,661株
 
 
※  四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
 
※  業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
   (将来に関する記述等についてのご注意)
   業績及び配当予想は本資料の発表日現在における将来の見通し、計画の基となる前提、予測を含んで記載しており、
   その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は今後様々な要因によって上記予想
   と異なる結果になる可能性があります。なお、業績及び配当予想に関する事項は、5ページ「1.当四半期決算に関
   する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
    
   (四半期決算補足説明資料の入手方法について)
   当社では、ウェブサイトにて、事業・業績に関する補足説明資料を提供しております。
 
              イオンフィナンシャルサービス㈱(8570)2022年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

○添付資料の目次
 
    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………     2
     (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………     2
     (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………     5
     (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………     5
    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………     6
     (1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………     6
     (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………     8
        四半期連結損益計算書                                          
         第1四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………     8
        四半期連結包括利益計算書                                        
         第1四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………     9
     (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………    10
       (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………    10
       (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………    10
       (当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) ………………………………………………………    10
       (追加情報) …………………………………………………………………………………………………………    10
       (セグメント情報) …………………………………………………………………………………………………    11
       (重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………    12
 




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                  イオンフィナンシャルサービス㈱(8570)2022年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
  当第1四半期連結累計期間における連結業績は、引き続き新型コロナウイルス感染症の
影響を受けたものの、迅速なデジタル化対応により、お客さまとの非対面による営業活動
や、審査・回収の強化を図り、増収増益となりました。連結営業収益は、ショッピング収
益がコロナ禍以前の水準に回復したほか、2020年3月31日に子会社化したイオン・アリア
ンツ生命保険株式会社の損益計算書を前年度第2四半期連結累計期間より取り込んだ影響
もあり、1,222億5百万円(前年同期比11.1%増)となりました。連結営業利益は、前年度
から、継続して審査の精緻化や債権回収体制の構築により貸倒関連費用が大幅に改善し、
207億10百万円(前年同期は営業損失8億63百万円)、連結経常利益は216億3百万円(前
年同期は経常損失7億22百万円)となりました。これらの結果、親会社株主に帰属する四
半期純利益は、116億67百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失10億80百万
円)と大きく改善しました。
  当第1四半期連結累計期間における経営成績は次の通りです。
                                     (百万円)
                               前第1四半期         当第1四半期                  増減額         増減率
  営業収益                           109,959            122,205           12,246      11.1%
  営業利益または損失(△)                     △863              20,710           21,574       ―
  親会社株主に帰属する
                                 △1,080              11,667           12,747       ―
  四半期純利益または損失(△)
 
    当第1四半期連結累計期間におけるセグメント業績は次の通りです。
                                                                                  (百万円)
                               営業収益                            営業利益または損失(△)
                  前第1四半期 当第1四半期              増減率        前第1四半期 当第1四半期              増減率

           リテール     44,356      58,286       31.4%              130       4,134     ―
    国内     ソリュー
                    46,700      43,648       △6.5%            5,386       4,639   △13.9%
           ション
           中華圏       4,302       3,755      △12.7%            1,218       1,619    32.9%
    国際     メコン圏     19,196      18,198       △5.2%       △4,142           4,830     ―
           マレー圏     11,789      13,265       12.5%       △3,681           5,507     ―
         計          126,345     137,153       8.6%       △1,088          20,731     ―
     調整額           △16,386     △14,948        ―                 224        △20      ―
         連結         109,959     122,205      11.1%            △863       20,710     ―
 
[セグメントの状況]
<国内・リテール>
  国内・リテール事業では、株式会社イオン銀行が、住宅ローンにおいて、対面でのご相
談受付に加えて、Webからのお申込みや電話、郵送を活用し、お客さまがご自宅で契約を完
結できる取り組みを推進しました。また、土日祝日を含む年中無休の受付・審査対応等、
営業体制の強みを活かした提携事業者への営業の強化に加え、競争力のある金利プランや
ご契約者限定のイオングループでのお買い物特典の継続的な訴求により、コロナ禍におい
ても申込み件数及び貸出金残高の増加に繋げました。これにより、同行の住宅ローン貸出
金残高は2兆3,793億86百万円(期首差1,019億39百万円増)と伸長しました。
  カードキャッシングについては、コロナ禍における活動自粛の影響により、お客さまの
ご利用ニーズが抑えられたこと等に伴い、当第1四半期末の営業債権残高は4,259億41百万
円(期首差28億62百万円減)となりました。
                                            - 2 -
            イオンフィナンシャルサービス㈱(8570)2022年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

 資産形成サービスでは、2020年10月より個人のお客さま向けに販売を開始した合同運用
指定金銭信託について、第2回目の募集を本年3月から開始し、200億円の募集枠を予定よ
り早期に完売するなど、引き続き好調に推移しました。
 当第1四半期末における同行の預金口座数は、760万口座(期首差10万口座増)、預金口
座残高は4兆316億91百万円(同109億2百万円増)と堅調に伸長しました。
 イオン・アリアンツ生命保険株式会社は、団体信用生命保険において、3月1日よりイ
オンプロダクトファイナンス株式会社、並びに5月17日より株式会社イオン銀行の住宅ロ
ーン向けに提供を開始し、グループ各社との協業を推進しました。同社は、お客さまの未
病、予防、健康増進のニーズに対応した健康増進型保険の下期提供開始に向け、準備を進
めました。イオングループが有する販売チャネルや商品、データ等の強みを発揮し、グル
ープ一体となってお客さまに新たな価値を提供するクロスセルの実現を目指しています。
 国内・リテール事業の営業収益は、カードショッピング収益が回復したことや、前年度
第2四半期連結累計期間よりイオン・アリアンツ生命保険株式会社の損益計算書を取り込
み、保険収益を計上した影響、さらに市場運用や債権流動化売却益を計上したこと等によ
り、582億86百万円(前年同期比31.4%増)となりました。営業利益は、イオン・アリアン
ツ生命保険株式会社の保険費用を計上したものの、貸倒引当金繰入額が大幅に減少したこ
とから41億34百万円(前年同期差40億3百万円増)となりました。
 
<国内・ソリューション>
  国内・ソリューション事業では、Web限定のカード新規入会・ご利用キャンペーンや、イ
オンモールとの新規入会キャンペーン等を行った結果、当第1四半期の新規会員登録数は
41万人(前年同期比24.0%増)と順調に回復しています。この結果、国内カード有効会員
数は、2,965万名(期首差20万名増)となりました。また、コンタクトレス決済機能を搭載
したクレジットカードの発行枚数が累計1,000万枚を超えるなど、イオングループの全体戦
略であるキャッシュレス化を一層推進しました。
  カードショッピングについては、イオングループをはじめとする食品スーパーやドラッ
グストア等において、売上高が引き続き好調に推移したことや、ポイント10倍キャンペー
ン等の販促施策の実施により、取扱高拡大に注力しました。また、オンラインショッピン
グや家電量販店での利用が引き続き好調となったことに加え、コロナ禍において影響を受
けたガソリンやETC等の自動車関連及び公共交通機関等での利用が徐々に回復しました。こ
れらの結果、第1四半期連結累計期間におけるカードショッピング取扱高は、1兆4,663億
円(前年同期比9.7%増)となりました。
  個品割賦事業においては、イオンプロダクトファイナンス株式会社が、新規加盟店向け
キャンペーンの実施による稼働店数の向上に加え、オートローンの自由返済型商品を推進
するなど、加盟店当たりの単価向上に努めました。しかしながら、コロナ禍における半導
体不足に起因する自動車の減産により、納車遅れが発生し、新車販売に制限を受けたこと
から、個品割賦取扱高は506億99百万円(前年同期比10.4%減)となりました。また、出勤
人数制限下においてもロボティックコール等のデジタル対応により回収業務を強化し、貸
倒関連費用の削減に努めたことで収益改善を図りました。
  これらの結果、国内・ソリューション事業の営業収益は、ショッピング収益が前期並と
なった一方、キャッシング収益等の融資収益が減少し、436億48百万円(前年同期比6.5%
減)、営業利益は46億39百万円(前年同期比13.9%減)となりました。
 
<国際・中華圏>
  国際・中華圏では、香港における現地法人AEON CREDIT SERVICE(ASIA)CO.,LTD.が、カー
ドショッピングにおいて、イオングループの小売事業AEON STORES(HONG KONG)CO.,LTD.で
の週末のカードのご利用金額に応じたキャッシュバックや毎月10・30日にポイントプラス
10倍キャンペーンを実施したこと等により、食品や日用品等生活必需品の売上が堅調に推
移しました。また、新型コロナウイルス感染症に対する政府の規制が4月以降段階的に緩
和される中、オンラインショッピングや飲食、アパレル等におけるカード利用を喚起する
べく、キャッシュバックキャンペーン等を実施した結果、カードショッピング取扱高は、
229億46百万円(前年同期比12.8%増)となりました。カードキャッシングやローンについ
ても、引き続きお客さまの利用喚起に努め、営業債権残高は171億64百万円(期首差1億29
百万円増)となりました。
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             イオンフィナンシャルサービス㈱(8570)2022年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

 これらの結果、国際・中華圏の営業収益は、カードショッピングやキャッシングの営業
債権残高が回復するまでには至らず、手数料や金利収益が減少し、37億55百万円(前年同
期比12.7%減)となりました。営業利益は、市場環境の回復及び与信管理強化等により延
滞債権が抑制され、貸倒引当金繰入額が減少し、16億19百万円(前年同期比32.9%増)と
なりました。
 
<国際・メコン圏>
  国際・メコン圏では、カードショッピング取扱高は、コロナ禍による外出自粛の影響等
により、245億25百万円(前年同期比10.7%減)、個人ローンの取扱高は164億7百万円
(前年同期比5.9%減)となりました。
  タイ現地法人AEON THANA SINSAP(THAILAND)PCL.(以下、ATS)は、3月29日、タイにおい
て都市交通運営等を手掛けるBTSグループの金融事業統括会社であるBSS Holdings Company
Limited及びタイにおいて人事業務のアウトソーシングを受託するHumanica Public
Company Limitedと新会社(Rabbit Cash Company Limited)を設立しました。同社は、3
社が有するノウハウ、並びにデジタル技術の活用により顧客の購買履歴や職歴等のデータ
から信用リスクを判断し、適切な貸付枠並びに金利を設定することで、お客さまが安心し
てご利用いただけるローンを提供します。特に、オンライン事業者や小規模事業者等給与
明細を持たないお客さまへの貸付事業を展開し、本年下期からは「Rabbit Cash」のブラン
ド名で、デジタルプラットフォームを通じたローンを提供してまいります。
  さらに、ATSでは、3月より同じくタイで保険事業を展開する現地法人AEON Insurance
Service(Thailand)Co.,Ltd.から保険事業を移管し、保険販売支店が36から98支店に増加し
ました。顧客基盤の共通化により、お客さまの情報を活用した保険案内が可能となり、よ
り多くのお客さまへ健康志向やリスクへのニーズに対応した保険を販売してまいります。
  これらの結果、国際・メコン圏の営業収益は、タイ政府による上限金利引下げや、カー
ドキャッシングと個人ローンの営業債権残高の減少に伴い金利収益が減少し、181億98百万
円(前年同期比5.2%減)となりました。営業利益は、貸倒引当金繰入額の減少等により、
48億30百万円(前年同期は営業損失41億42百万円)となりました。
 
<国際・マレー圏>
 国際・マレー圏では、マレーシアにおいて、4月下旬から新型コロナウイルス感染者数
の再増加を受け、5月12日から7月中旬までマレーシア全土で活動制限令が発出されまし
た。マレーシアの現地法人AEON CREDIT SERVICE(M)BERHAD(以下、ACSM)は、加盟店が店舗
閉鎖となる中、家電や一部バイク加盟店のオンラインサイトを通じ、割賦払いの審査継続
に注力したほか、ローン契約書類のオンライン化を図るなど、非対面での対応を強化しま
した。
 ACSMが同国におけるバイクの割賦販売登録台数約3割のシェアを有するバイクローンに
ついては、一部で5月からの活動制限の影響を受けたものの、メーカーの新モデル発売に
伴う金利優遇キャンペーンや加盟店に向けたインセンティブキャンペーンを実施したこと
等により、マレー圏の個品割賦の取扱高は198億32百万円(前年同期比74.0%増)となりま
した。また、個人ローンは、厳格な審査基準を継続する一方で返済余力のあるお客さまへ
の案内を強化し、取扱高は80億30百万円(前年同期比212.0%増)となりました。
 審査においては、2020年9月に導入したバイクローンやオートローン、家電のハイヤー
パーチェス加盟店におけるeKYC(オンラインで本人確認)の活用により自動化を継続して
推進しました。
 加えて、イオングループの小売事業AEON CO (M)BHD.(以下、イオンマレーシア)と顧客
基盤を統一するべく、イオンマレーシアが発行するポイントカードからACSMが発行するク
レジットカードや電子マネーへの利用切り替えを促進し、当第1四半期末における会員数
は210万枚となりました。今後もイオングループ小売各社と顧客基盤の拡大を進めてまいり
ます。
 国際・マレー圏の営業収益は、カードショッピング収益やハイヤーパーチェス収益の回
復により、132億65百万円(前年同期比12.5%増)となりました。AIを活用した顧客属性別

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審査基準の精緻化や回収人員の出社体制整備等が奏功し、貸倒引当金繰入額が減少したこ
とにより、営業利益は55億7百万円(前年同期は営業損失36億81百万円)となりました。
 
(2)財政状態に関する説明
(資産の部)
 当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末より476億53百万円増加し、
6兆1,713億75百万円となりました。これは住宅ローンの取扱高が伸びたことにより銀行業
における貸出金が829億20百万円増加したこと、及びカードショッピング取扱高が好調に推
移したことにより割賦売掛金が636億20百万円増加した一方、現金預け金が930億39百万円
減少したこと等によるものです。
 
(負債の部)
 負債合計額は、前連結会計年度末より316億79百万円増加し、5兆6,807億32百万円とな
りました。これは営業債権拡大による資金需要に伴い有利子負債が803億21百万円増加した
一方、買掛金が230億46百万円減少したこと等によるものです。
 
(純資産の部)
 純資産合計額は、前連結会計年度末より159億74百万円増加し、4,906億42百万円となり
ました。これは親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により116億67百万円、その他有
価証券評価差額金が20億53百万円、及び為替換算調整勘定が19億91百万円増加した一方、
利益剰余金が期末配当金の支払いにより49億64百万円減少したこと等によるものです。
 
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
 現時点において、2021年4月9日に発表いたしました業績予想に変更はございません。
 




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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
    (1)四半期連結貸借対照表
                                                          (単位:百万円)
                                 前連結会計年度             当第1四半期連結会計期間
                                (2021年2月28日)           (2021年5月31日)
    資産の部                                                               
     流動資産                                                              
       現金及び預金                              705,739              612,700
       コールローン                               30,841               10,914
       割賦売掛金                             1,521,149            1,584,770
       リース債権及びリース投資資産                       12,284               12,224
       営業貸付金                               782,916              801,493
       銀行業における貸出金                        1,998,379            2,081,300
       銀行業における有価証券                         519,023              528,574
       保険業における有価証券                          70,261               59,614
       買入金銭債権                               30,800               30,629
       金銭の信託                                92,567               99,883
       その他                                 184,176              167,265
       貸倒引当金                             △133,331             △124,649
       流動資産合計                            5,814,809            5,864,722
     固定資産                                                              
       有形固定資産                               39,152               38,475
       無形固定資産                                                          
         のれん                                16,784               16,319
         ソフトウエア                            100,249              100,690
         その他                                 4,738                4,638
         無形固定資産合計                          121,773              121,648
       投資その他の資産                            147,205              145,818
       固定資産合計                              308,130              305,942
     繰延資産                                      780                  710
     資産合計                                6,123,721            6,171,375
    負債の部                                                               
     流動負債                                                              
       買掛金                                 270,015              246,969
       銀行業における預金                         4,018,666            4,029,584
       短期借入金                               216,468              291,941
       1年内返済予定の長期借入金                        62,159               68,391
       1年内償還予定の社債                           23,012               53,320
       コマーシャル・ペーパー                          85,000               82,000
       賞与引当金                                 3,511                5,077
       ポイント引当金                              20,685               21,226
       その他の引当金                                 197                  132
       その他                                 189,143              163,820
       流動負債合計                            4,888,859            4,962,464
     固定負債                                                              
       保険契約準備金                              86,639               77,538
       社債                                  282,721              242,927
       長期借入金                               337,026              351,433
       退職給付に係る負債                             4,707                2,621
       利息返還損失引当金                             5,706                4,663
       その他の引当金                                 530                  531
       繰延税金負債                                1,518                1,713
       その他                                  41,344               36,838
       固定負債合計                              760,194              718,267
     負債合計                                5,649,053            5,680,732
 




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                                                          (単位:百万円)
                                 前連結会計年度             当第1四半期連結会計期間
                                (2021年2月28日)           (2021年5月31日)
    純資産の部                                                              
     株主資本                                                              
       資本金                                  45,698               45,698
       資本剰余金                               120,145              120,145
       利益剰余金                               237,385              244,088
       自己株式                                  △460                 △460
       株主資本合計                              402,768              409,471
     その他の包括利益累計額                                                       
       その他有価証券評価差額金                          3,283                5,337
       繰延ヘッジ損益                             △3,902               △3,902
       為替換算調整勘定                              △334                 1,656
       退職給付に係る調整累計額                          △352                 △254
       その他の包括利益累計額合計                       △1,306                 2,836
     新株予約権                                      43                   43
     非支配株主持分                                73,162               78,290
     純資産合計                                 474,667              490,642
    負債純資産合計                              6,123,721            6,171,375
 




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              イオンフィナンシャルサービス㈱(8570)2022年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
     (四半期連結損益計算書)
      (第1四半期連結累計期間)
                                                          (単位:百万円)
                              前第1四半期連結累計期間          当第1四半期連結累計期間
                               (自 2020年3月1日          (自 2021年3月1日
                                至 2020年5月31日)         至 2021年5月31日)
    営業収益                                                              
     包括信用購入あっせん収益                         31,173                32,783
     個別信用購入あっせん収益                         10,852                11,128
     融資収益                                 37,214                32,938
     償却債権取立益                               1,719                 2,666
     金融収益                                  8,316                 9,298
     保険収益                                     -                 11,531
     役務取引等収益                              15,587                16,473
     その他                                   5,093                 5,386
     営業収益合計                              109,959               122,205
    営業費用                                                              
     金融費用                                  5,991                 5,286
     保険費用                                     -                 11,158
     役務取引等費用                               2,466                 2,650
     販売費及び一般管理費                          101,366                81,671
     その他                                     998                   728
     営業費用合計                              110,823               101,495
    営業利益又は営業損失(△)                          △863                 20,710
    営業外収益                                                             
     受取配当金                                    22                   129
     投資事業組合運用益                                21                   294
     為替差益                                     48                    -
     補助金収入                                    -                    493
     その他                                      50                    31
     営業外収益合計                                 142                   949
    営業外費用                                                             
     為替差損                                     -                     46
     雑損失                                       1                     9
     営業外費用合計                                   1                    56
    経常利益又は経常損失(△)                          △722                 21,603
    特別利益                                                              
     固定資産売却益                                   2                     6
     投資有価証券売却益                                -                    436
     退職給付制度終了益                                -                    239
     特別利益合計                                    2                   682
    特別損失                                                              
     固定資産処分損                                 145                   173
     減損損失                                     89                    93
     新型感染症対応による損失                            161                    12
     その他                                      -                     10
     特別損失合計                                  396                   290
    税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
                                         △1,117                 21,995
    純損失(△)
    法人税、住民税及び事業税                          4,562                  5,732
    法人税等調整額                              △3,357                    554
    法人税等合計                                1,204                  6,287
    四半期純利益又は四半期純損失(△)                    △2,321                 15,708
    非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
                                         △1,241                 4,041
    に帰属する四半期純損失(△)
    親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
                                         △1,080                 11,667
    に帰属する四半期純損失(△)
 


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              イオンフィナンシャルサービス㈱(8570)2022年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

     (四半期連結包括利益計算書)
      (第1四半期連結累計期間)
                                                         (単位:百万円)
                             前第1四半期連結累計期間          当第1四半期連結累計期間
                              (自 2020年3月1日          (自 2021年3月1日
                               至 2020年5月31日)         至 2021年5月31日)
    四半期純利益又は四半期純損失(△)                   △2,321                 15,708
    その他の包括利益                                                         
     その他有価証券評価差額金                       △3,309                  2,080
     繰延ヘッジ損益                            △1,395                   △41
     為替換算調整勘定                           △4,714                  3,026
     退職給付に係る調整額                             40                     98
    その他の包括利益合計                          △9,378                  5,163
    四半期包括利益                            △11,700                 20,872
    (内訳)                                                             
     親会社株主に係る四半期包括利益                    △8,096                 15,810
     非支配株主に係る四半期包括利益                    △3,603                  5,061
 




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              イオンフィナンシャルサービス㈱(8570)2022年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

    (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
    (継続企業の前提に関する注記)
     該当事項はありません。
 
    (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
     該当事項はありません。
 
    (当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
     該当事項はありません。
     
    (追加情報)
    (新型コロナウイルス感染症の影響に関する会計上の見積り)
     当社グループにおいては、新型コロナウイルスの感染拡大の影響について、一部の国における返済猶予債権等に係
    る回収状況から、依然として影響の収束に時間を要するものと仮定しています。当該仮定に基づき、返済猶予債権等
    に対して将来の信用リスクの増加を見込み、貸倒引当金の見積りに含めています。
     なお、当該金額は現時点の最善の見積りであるものの、見積りに用いた仮定の不確実性は高く、新型コロナウイル
    スの感染状況やその経済環境への影響が変化した場合には、翌四半期以降の四半期連結財務諸表及び連結財務諸表に
    おいて当該貸倒引当金は増減する可能性があります。
 




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     (セグメント情報)
     前第1四半期連結累計期間(自 2020年3月1日 至 2020年5月31日)
      1.報告セグメントごとの営業収益及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                                        (単位:百万円)
                                            報告セグメント                                                            四半期連結
                              国内                             国際                                       調整額      損益計算書
                                                                                        合計
                                  ソリュー                                                               (注)2      計上額
                     リテール                       中華圏          メコン圏         マレー圏
                                   ション                                                                         (注)3

    営業収益                                                                                                              
     外部顧客への          43,440        31,310       4,301        19,177       11,789       110,019          △60    109,959
     営業収益
     セグメント間の内部          916        15,389            1          18            -        16,325        △16,325       -
     営業収益又は振替高
           計         44,356        46,700       4,302        19,196       11,789       126,345       △16,386   109,959
    セグメント利益又は損    130  5,386 1,218 △4,142 △3,681                                       △1,088            224     △863
    失(△)
         (注)1.一般企業の売上高に代えて、営業収益を記載しております。
            2.調整額は次のとおりであります。
                外部顧客への営業収益の調整額△60百万円は、事業セグメントに帰属しない持株会社等の営業収
                益であります。
                セグメント利益又は損失(△)の調整額224百万円の主な内訳は、事業セグメントに帰属しない持
                株会社等の営業利益及びセグメント間取引消去であります。
               3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
 
      2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
         該当事項はありません。
 
     当第1四半期連結累計期間(自           2021年3月1日          至       2021年5月31日)
      1.報告セグメントごとの営業収益及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                                        (単位:百万円)
                                            報告セグメント                                                            四半期連結
                              国内                             国際                                       調整額      損益計算書
                                                                                        合計
                                  ソリュー                                                               (注)2      計上額
                     リテール                       中華圏          メコン圏         マレー圏
                                   ション                                                                         (注)3

    営業収益                                                                                                              
     外部顧客への
     営業収益            57,473        29,719       3,755        18,197       13,265       122,411         △206    122,205
     セグメント間の内部          812        13,928            0            1           -        14,742        △14,742       -
     営業収益又は振替高
           計         58,286        43,648       3,755        18,198       13,265       137,153       △14,948   122,205

    セグメント利益           4,134        4,639        1,619         4,830        5,507       20,731           △20     20,710
           (注)1.一般企業の売上高に代えて、営業収益を記載しております。
              2.調整額は次のとおりであります。
                外部顧客への営業収益の調整額△206百万円は、事業セグメントに帰属しない持株会社等の営業収
                益であります。
                セグメント利益の調整額△20百万円の主な内訳は、事業セグメントに帰属しない持株会社等の営
                業利益及びセグメント間取引消去であります。
               3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
 
      2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
         該当事項はありません。
 




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                イオンフィナンシャルサービス㈱(8570)2022年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
 
     3.報告セグメントの変更等に関する事項
      (報告セグメントの区分方法の変更)
        前第2四半期連結会計期間より、イオン・アリアンツ生命保険株式会社の損益計算書を連結損益計算書に取
       り込んでおり、報告セグメントは「リテール」に含めております。それに伴い、経営管理を充実させる観点か
       ら当社グループの経営管理手法を見直しております。この結果、従来「ソリューション」に含めていた一部の
       連結子会社を「リテール」へ変更しております。
        なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の区分方法に基づき作成したものを記載して
       おります。
 
    (重要な後発事象)
     (無担保社債の発行)
      2021年3月26日開催の当社取締役会決議に基づき、2021年6月24日に無担保普通社債を発行いたしました。その
     概要は次のとおりであります。
 
      (1)社債の名称:第16回無担保社債(社債間限定同順位特約付)
      (2)発行総額   :300億円
      (3)利率     :0.27%
      (4)発行価格   :額面100円につき100円
      (5)発行時期   :2021年6月24日
      (6)償還期限   :2025年6月24日
      (7)償還方法   :満期一括償還
                 買入消却は、払込期日の翌日以降いつでもこれを行うことができる。
      (8)払込期日   :2021年6月24日
      (9)資金の使途:借入金返済資金の一部に充当する予定であります。
 




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